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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
41:
ティオ [×]
2023-10-22 11:35:36
>>40 レアリゼ様
「音…? 匂い…?」
回転鋸の動きが止まって語り始めた少女から一切目を逸らすことなくティオは呟く。こいつは一体何を言ってるんだ、と彼の表情が物語っている。訳の分からない話をするのであればティオのもうひとつの魔法、いや、厳密には魔法ではないのだが、風の刃であれば弾速が速いため不意をついて損傷を負わせることができるかもしれない。それでもティオは、少女が襲ってくる気配が無いためとりあえず話を聞く事にしようと判断する。
そして話が進むうちにだんだんと彼女の正体が分かってきた。と同時に言いようのない悪寒が背筋を這い上がるような感覚に囚われる。
「要は戦えればなんでもいいって訳か…。騙そうとも殺そうとも!」
ティオは自らを鼓舞するためにあえて大声を上げる。
得体の知れない恐怖の正体もはっきりしてきた。本来傷なんて負いたくないものだ。だからこそ戦闘時の駆け引きが成立する。だが傷口が塞がり、痛みを喜ぶ彼女にはそれが通用しないのだ。それを確かめるために、ティオは一度剣を下ろして鞘に納め、先程同様手のひらを少女に向け、魔法名を叫ぶ。
「ふざけやがって…、その考えもろとも引き裂いてやる。…ガストッ!」
刹那、ティオの手のひらから風の刃が撃ち出される。大雑把な狙いは少女の下半身。威力が低いとはいえ、鎧などを装着していなければ深い切り傷がついてしまうだろう。
42:
レアリゼ [×]
2023-10-22 13:08:18
>>41様
「いいえ、正確には“痛め付け合えれば”良いのです。私とあなた、どちらかが血を流し、悲鳴を上げられるなら、私はそれで満たされますから」
もう一度回転鋸を起動しようとしたが、青年が剣を仕舞う代わりに手のひらをこちらへ向けた姿を見て、先程と同じように鋸を引っ込めて構えた。炎を警戒して、いつでも飛んで避けられるように少し脚を広げた。しかし実際に飛んできたのは鋭い風の刃であり、炎よりも速い速度で、かつ先程とは違い下を狙った攻撃であるため、反応できずに右足を切り裂かれる。思わずよろめくが、回転鋸を杖にする事で転倒を避けた。流血が脚を伝い、真下に流れるのを肌で感じた。
「ぁぐっ……ぅ……いい、すごい、素晴らしいですっ!てっきり炎使いかと思っていましたが、まさか風まで使えるなんて!もっとです、もっと、私を切り裂いてっ!!!」
43:
ティオ [×]
2023-10-22 13:50:00
>>42 レアリゼ様
「だったら…!」
お前ひとりで勝手にやってろ、と返そうとしたティオは彼女の言葉の本質を完全に理解しきっていない様子だ。しかしそれを言い切る前に少女がよろめくのを見てティオは即座に剣を抜いて駆け出した。
風の刃を受けて喜んでいる少女に対してもはや言葉をかける余裕もなく、ティオの中で出せるだけの速度を出し切り、少女の目の前にたどり着くと同時に再び剣を振り上げる。
凍りついた少女の血がこびりついてもなお青く光る刃は斬れ味と凍気を失うことなく、振り下ろされる速度はティオの心の中から一切の躊躇が消え去っていることを何よりも表している。
ティオの決して長くはない経験ですら心の中で警鐘を鳴らしているのだ。こいつは危険だ。ここでやらなければ自分だけでなく多くのグリフォンがやられる、と。
44:
ニーナ・グラス [×]
2023-10-22 16:37:13
>>主様
>>レアリゼ様
(/参加許可ありがとうございます。主様の2人目にも惹かれましたし絡んでみたい部分もあったのですが、レアリゼ背後様も歓迎して下さったので乱入を試みます。よろしくお願いいたします)
ロイヤル・クローバー南エリア。新作の商品を手に入れるべく商業施設を訪れて店にたどり着いたのは良かったが、すでに完売していたことを知るとガクンと肩を落として施設を後にした。大人しく家に戻ろうと立ち並ぶビル群の中を、風を上手くコントロールさせて歩いていると、ふいに鼻に独特な臭いがしてピタリと足を止めた。この鉄のような臭いの原因は安易に想像出来る。近くでまた3派閥の誰かが戦闘しているのだろう。彼らの闘いに血が流れないことはこうして動くことの無い足が風に煽られて押されるように動くように奇跡にも近いこと。普段ならば関わろうとは思わないが、今こうしている間にも誰かが怪我をしているのだと思えば、助けなくてはという衝動に突き動かされる。臭いを頼りに向かった先に男女の戦闘場面が視界いっぱいに映し出された。ヒュッと喉に空気が入り込む。
止めなければ。
そう思うのに声は出ない。
必死に手を伸ばす。目の前で人が傷つくのは嫌だ。咄嗟だったかもしれない。伸ばした手から放たれたのは、人を傷つけることは無いがやや強めの突風だ。当たれば体のバランスが少し崩れるぐらいの。
45:
レアリゼ [×]
2023-10-22 17:14:17
>>43様 >>44様
隙を突いて迫る刃に、反射的に左手を伸ばす事で答えた。そのまま盾になった左手を、刃が切り裂こうとしたその時だった。
「っこれは……」
突如吹いた風に押され、支えにしていた鋸を取り落としてしまい、それが原因となって右側に崩れるようにして座り込んでしまった。しかしそれが結果的に剣を避けることに繋がった。グリフォンの増援かと風の吹いた方向に視線を向けると、そこには柔らかな密色の髪を持つ少女が手を伸ばしていた。
「……?」
風を放った少女から見れば、肩から脇腹にかけて大きく切り裂かれたような痕と、その周囲に飛び散った血が染み込む黒いワンピースを着た、黒髪の少女が首を傾げながら見つめている姿が見えるだろう。
(/こちらこそよろしくお願いします!)
46:
ティオ [×]
2023-10-22 20:28:52
>>44 ニーナ様
>>45 レアリゼ様
捉えた。そう確信したティオだったが、突風により手元が狂い、狙った位置とは少しズレたポイントに剣を振り下ろす結果となってしまった。突然の出来事に一瞬棒立ちとなって状況を飲み込めないティオだが、すぐに我に返ってみると少女は地べたに座り込んでおり、それは手元が狂ってようが狂って居なくとも結局渾身の一撃はから貼る結果に終わっていたことを示している。
「なんだ!?」
先程の突風が自然なものとは考えられないため風が吹いてきた方向を向くと、年下と思われる蜜色の髪の少女の姿が目に入った。腕を伸ばしているのを見るに、彼女の仕業である事は間違いない。
「くそっ、仲間か!?」
慌ててティオは座り込んでいる彼女に向き直り、青く光る剣先をその首元へと近付ける。乱入者がこいつの仲間だった場合は人数差をなくすために行動不能にしておくべきだし、乱入者がグリフォンだったとしても、結局はキメラを仕留めれて万々歳。そう判断し、剣先をゆっくりと首元へとさらに近づけていく。
(/乱入承知しました。よろしくお願いいたします!)
47:
ニーナ・グラス [×]
2023-10-22 21:42:19
>>45お姉さん
>>46お兄さん
自分が起こした突風によって一触即発だった場面が少しだけ逸れたことに安堵の息を吐く。ただこれで戦闘が終わるとも思えなかった。突如として現れて戦闘を中断させたことに対し、女性はこっちを見ているし、男性は明らかに誤解をしていそうで慌てて両手を伸ばして左右に大きく振ってそれを否定しようとした。
「ち、違うの!ニナが勝手に割り込んだの!お姉さん悪くないの!」
怒られるかな?そんな気持ちも頭の片隅に浮かびはするが、どうしても怪我をしている人たちを助けたい一心だった。冷静に考えれば戦闘の邪魔をしたのだから攻撃されても仕方がない。でもやっぱり見ていられなかったから。
「ごめんなさい」
とりあえず謝ってみた。
48:
レアリゼ [×]
2023-10-22 22:28:14
>>46様 >>47様
(仲間が救援、あるいは妨害しに来たのかと思いましたが……どうやら違うご様子。彼もその存在を知らず、私の仲間かと勘違いしてしまっているようですから、きっと本当に通りかかっただけか、あるいはユニコーンの演技か……。ともかく、このまま傷付け合うには少々興が削がれましたね。不十分とはいえ、それなりに匂いと音は聞こえなくなりましたし、グリフォンの襲撃という依頼は達成していますから……引き上げ時ですね)
少し思案した後、ほっと一息つく。そして青年の方へ向き直ると、左手を剣の切っ先の前に壁にするように広げ、いざとなれば拳銃を抜けるように右手はスカートの内側に触れる位置に置いた。そして、青年だけに聞こえる声量で話し始めた。
「あちらのお嬢さんは私の仲間ではありませんよ。……今回は、ここまでにしましょう?あなたも、たまたま通りかかっただけの小さな子を巻き込みたくはないはずでしょうから……」
ね?と目を細めて微笑んだ。先程までの狂気的な笑顔はどこへやら、初めて会った時と同じような、柔らかな雰囲気を纏っていた。
49:
ティオ [×]
2023-10-22 22:49:00
>>47 ニーナ様
>>48 レアリゼ様
「…な、なんだそれ、なんだよ、悪く無いって」
今にも-180°の凍気が切先の前に出された少女の手を蝕もうとしているが、ティオは少女らの顔を交互に見比べる。
気付けば目の前の少女の表情は出会った時に見せた柔らかい表情に戻っており、まるで自分だけが戦場に取り残されたかのような錯覚を覚えた。
「っ…!」
目の前の少女の言葉に、声にならない短い呻き声と共に剣と盾の機構を停止させ、光を失った剣をゆっくりと下げ、鞘に収める。ここまでの危険人物をわざわざ逃すのはまずい事だが、と乱入者の方に目をやる。本当に通りかかっただけなのであれば、巻き込めるはずがない。
「…分かったよ。好きにしろよ」
そしてティオは少女に背を向け、乱入者の元へとゆっくりと歩み寄る。もちろん両方に対して警戒は怠らないが、左手で腹の傷口を押さえ、右手は剣の柄からは完全に手を離している。
50:
ニーナ・グラス [×]
2023-10-22 23:48:07
>>48お姉さん
>>49お兄さん
「あ、あれ?」
怒られると思っていたところ、二人が戦闘を止めたのを見て目をぱちくりとしばたかせてキョトンとした後、すぐに状況を把握すると嬉しそうに手を合わせて笑顔を浮かべる。
「止めてくれて良かった!ニナ嬉しい!……あ!怪我してるんだよね!?ニナが治すよ」
喜びを口にしてから自分がなぜこの場に来たのかを思い出したのと、視界に傷口を抑える男性の姿が映ったのが同時だった。明らかに怪我をしている男性だけでなく、女性の方にも視線を向けてニッコリと笑いながら「任せて!」と自信満々に告げるのだった。
51:
匿名さん [×]
2023-10-23 00:07:04
〇名前 アザレア・プランセッス
〇年齢 10歳
〇性別 女性
〇見た目 紫色の瞳に長いストレートな黒い髪、地味なタートルネックの黒いワンピースの上にブカブカの白いカーディガンを羽織っている、足には黒い踵の低いパンプス、顔の右側に大きな火傷の痕がある。能力を使うと、まっすぐな髪が縦ロールに巻かれ、金色の赤い宝石付きのティアラが着く、服装も豪奢な黒と赤のドレスに変わり、靴もフリルとリボンの着いた踵が高いものになる。顔の火傷痕も綺麗さっぱり消える。
〇性格 夢見がちな少女、メルヘンなものが好みでコレクションしている。子供らしい傲慢さがあり、大人しくしつつもどこかで「自分が一番だ」と思っている節がある。
〇夢 お姫様になること
〇能力 自分の自宅の中でのみ、仮想空間を出現させる、一度仮想空間に取り込まれれば、アザレアを倒すか、アザレアが自ら能力を解除するか以外では脱出は出来ない。仮想空間はまるでお姫様の住む黒と赤を基調とした城のような内装で、アザレアはたくさんの「召使い」を操り敵にけしかけることが出来、個々の強さも十分、しかし本人には全く戦闘能力は付与されない(仮想空間の中ではアザレアは武器を使えない)ことと、家に招かないと能力は発動出来ないことがデメリット。
〇派閥 キメラ
〇武器 裏商人から護身用に拳銃を一丁、能力を発動していない際にしか使えず、しかも全然上手くない。いつもはワンピースの裏側に隠している。
〇背景 大富豪が娼婦と浮気をして生まれた子供、母親は自分を産んだ際に死に、父からは邪魔者扱いされ顔に熱湯をかけられた後北エリアの古びた館に追いやられた。いつも広い家で孤独に過ごしており、幼い頃から人と関わることが少なく、顔の傷のこともあり学校でも浮いてしまっている、おとぎ話に出てくる皆から望まれ、輝いている、美しい姫に憧れを抱いており、「お姫様になりたい」と常々思っていた。そんな孤独と願いの末に彼女が創り出した仮想空間は、彼女の望み通りの、理想の世界、そこでは多くの人々が彼女を讃え、敬い、護る、例えその為に、他の誰かを殺めることになったとしても、彼女は一向に構わない。今では館は誰にも手が付けられない要塞と化しており多くのユニコーンやグリフォンが行方不明となっている。一方で、仮想空間に籠ることの虚しさを心の底では実感しており、自分を救い出してくれる「王子様」を待っている。
〇その他 初めまして、素敵な世界観のトピックだと感じましたので参加させていただきます。どこまでも子供っぽい女の子です。物量戦が得意です。設定に問題がございましたらご指摘いただけると幸いです。
52:
レアリゼ [×]
2023-10-23 04:00:59
>>49様 >>50様
「懸命な判断、感謝します」
青年が剣を仕舞ったのを見て、伸ばした手を下ろした。容赦しなくなったとはいえ、それは自分に対してのもの。優しい性格ならきっと乱入者を慮って戦いを止めてくれるだろうと考えていたが、その通りだったようだ。
気付けば先程の少女が自分にも視線を向けて笑いかけており、こちらも笑顔で小さく手を振って答えた。
「そちらのお兄さんをお願いしますね。脇腹の辺りに切り傷を負っています。手当てができるのなら、ぜひしてあげて下さいな」
言い終えてから立ち上がり、道中回転鋸を拾い、最初に投げ捨てたトランクへと向かって歩き始めた。あれには着替えやウエットタオルが入っている。破れた今の服と、血の付いた肌をそのままにするのは目立ちすぎるし、武器も仕舞わなければならない。
53:
ティオ [×]
2023-10-23 18:17:03
>>50 ニーナ様
>>52 レアリゼ様
背後で少女が歩く音が耳に入り、ティオは本格的に警戒を解く事にした。これで終わりじゃ無いからな、と意味を込めて後ろ手を振ってから、乱入者の目の前に立って目線を合わせるようにしゃがみ込んで少女の顔を覗き込む。先程「懸命な判断」とかなんとか聞こえた気がしたが、嬉しそうな笑顔を見ていると彼女を巻き込みながら戦う選択肢を取らなくて良かった、と苦渋の判断を振り返ってホッとする。
「手当は大丈夫だから、近くに包帯とか薬とか売ってるところを知らないか?」
後ろの少女はこの蜜色の子にティオの治療をしてあげるように話しているし、この子もやる気満々だが、目の前の少女の能力を大雑把にすらわかっていないティオにとって、流石に回転鋸に傷つけられたものとなるとちゃんとした医者による治療を受けておきたいところだ。かと言って善意を真っ向から断るのも悪い気がしたティオは、治療の代わりに道を尋ねてみる事にした。
54:
ティオ [×]
2023-10-23 18:25:59
>>50
(/参加、そしてメルヘンダークな住人の提供ありがとうございます!
幼い子特有の夢から生まれた強烈な能力の活躍の場が楽しみです!
不備等は無さそうですので参加して頂いても大丈夫です!
絡みたい方等のリクエストございましたらお願いいたします)
55:
ニーナ・グラス [×]
2023-10-23 20:11:41
>>52お姉さん
>>53お兄さん
「あれれ?」
フンス、と自慢げに振舞っても2人は治療を拒んだ。おかしいな、と頭を捻ってみるものの明確な回答が浮かぶ訳もなく不思議そうな顔をした。今まで治療を断られたことがなかったこともあり、想定外な反応に混乱をする。普通に考えれば素性のしれない人物から治療をうけたいとはおもわないだろう。それでもなんとかして治したい一心で、薬屋の場所を聞いてきた男性に拳を握って自分をアピールしてみることにした。
「薬とか包帯だと数日かかっちゃうでしょ?ニナなら傷跡残さずに治せるよ!たとえばね……」
と信用してもらうために、いつも持ち歩いているハサミを取り出すと躊躇いなく刃を自分の腕にあてがい力強く引いた。皮膚が切り裂かれそこから赤い液体が溢れ出し、地面にいくつかの雫を落とすのだった。
56:
アザレア・プランセッス [×]
2023-10-23 20:20:06
>>54 主様
(/ありがとうございます。それでは、ティオさんと絡ませていただいてもよろしいでしょうか?)
57:
レアリゼ [×]
2023-10-23 21:56:24
>>53様 >>55様
ひとまず青年と乱入者の少女の意識がお互いに自分から外れた事で、手早くトランクを回収し、中の着替え類を取り出す。今のような事態に即座に対応する為に、出来るだけ早着替えができるように日頃から練習している。その努力の甲斐あって、あっという間に白のブラウス、ベージュのロングスカート、灰色のカーディガンの普段着へと姿を変えた。できるだけ露出を押さえた普段着は、こういった事態のために傷や血の痕を隠す意図がある。そのために、ウエットタオルで拭う箇所は手や顔などの最低限で済ました。
体や足の血は家に帰ってから洗えばいいし、髪に付着した血はインナーカラーが見えているだけとして誤魔化せる。そう考えながら武器類を仕舞っていると、会話はよく聞こえなかったが、向こうの方で少女が自らの腕を切り裂く姿が見えた。自分の同類かと一瞬歓喜しかけたが、まさかそんなことはあるまいと思い直して、真意を確かめるためにも心配するような表情を浮かべて駆け寄った。
「だ、大丈夫ですか!?」
58:
ティオ [×]
2023-10-24 12:56:34
>>55 ニーナ様
>>57 レアリゼ様
「なっ…、何やってるんだ!」
やんわりと治療を断った直後、なんの前触れもなく自然な動作でハサミで腕を切り裂いた蜜色の髪の少女に驚きを隠せないティオ。そして直後、脳裏に浮かぶのはトランクを拾いに向かった彼女。同じく自傷行為を行なっていた共通点から、ティオは思わず剣の柄に手をかける。が、心配そうに駆け寄ってくる少女の姿を確認して、なんだ、と不思議そうな表情を浮かべる。
「やっぱり仲間…、とかじゃ無いのか?」
(/>>56 アザレア様 レアリゼ様、ニーナ様がよろしければ私は乱入問題ございません!)
59:
ニーナ・グラス [×]
2023-10-24 17:37:42
>>57お姉さん
>>58お兄さん
ボタボタと滴り落ちる赤い液体。それを見た去り際の女性は駆け寄って心配げに声をかけ、そばにいた驚きを隠せぬ様子の男性の反応に、ニッコリと笑うと空いていている手を深く傷ついた腕にあてる。
「見ててね。……《癒しの風》」
2人に見えるように傷を負っている腕を伸ばして単語を紡ぐ。するとふわりとどこからとも無く温かな風が吹き、その風は腕にある傷を包んだ。数秒ほどして傷にあてていた手を離し、ポケットからウェットティッシュを取り出すと赤い液体がついている部分を拭う。拭い取れた赤い液体の下からは、さっきまであったはずの裂傷は跡も残さず消え去っていた。
「ほら、綺麗に治せたでしょ?」
とドヤ顔を二人に見せた。
(/私は乱入大丈夫です)
60:
レアリゼ [×]
2023-10-24 19:40:19
>>58様 >>59様
風を起こす能力かと予測していたが、本質は傷を治すものであったようだ。それならば先程の自傷行為にも納得がいく。おそらく自分の能力の実演と実力を示す為のいわばパフォーマンスであり、それが真実であると彼女の自慢げな顔が雄弁に物語っている。ひとまずこの少女の人となりが上辺だけとはいえなんとなく把握でき、自分のような「傷を付ける事」自体を目的としていない事にほんの少しだけ落胆しながらも、目の前の少女の腕をそっと手に取った。
「たしかに、痕も無く治っていますが……ダメですよ、あまり自分を傷付けるような真似をしては。もっと体を大切にしてくださいな」
(/私の方も乱入歓迎です!)
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