TOP >
オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
841:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-10 20:48:09
>839 >桜さん&みつるさん
「そうそう。ただノアの方舟.......あれは人を救う為に造られたものだったけれど、今回の古代魔道兵器はえーと、そう、白髪のてんしだん?そんなヤツらにいた女が持ってたものに酷似してるね。今回の古代魔道兵器、南の資料を漁ってもらって東の方とも連絡を取ったけど似たような事例が過去、まぁ古代?にあるのサ。____悪魔信仰。その時代に存在したソロモンと72の悪魔。だが実際はソロモンはさておき、情報によれば72の悪魔は存在は曖昧にされてるケド、『人為的に造られた』存在だった可能性がある。
つまるところ、今回の古代魔道兵器はその悪魔信仰から生まれた物の1つだろーねー。ってのが情報からのはなし。んで、ボクから言わせれば悪魔信仰の為に造られたのだとしたら、それらがノアの方舟をきっかけに目覚め始め、各々の与えられた役割と意志、本能に従っていることにより起きた.......。つまり、起動し始めた古代魔道兵器にとって都合のいい存在がいたんじゃないのカナ?例えば____最近あった宗教とか、サ?」
疾風は目を細めればドヤ顔を見せた。
尚、南の組織の書類を探させられた牡石、データから探した天空、そして東の組織にお願いして必死をこいて得た情報がまさかあっさりバラされてるとは思っていないだろう。
.......牡石は除いて。
足をブラつかせながら疾風は話した。
842:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-10 20:52:50
>841 疾風さん
「なるほど、まあヤバいやつには違いないかも」と言ってると「なんか目みたいなのが、撃っては見たんですけど」っと写真を見せて「他にもありそうですけど今のとこはまだ見つかってないです」とそれだけ言って顔を引っこめる
843:
黄泉 [×]
2022-03-10 21:28:00
>東野桜さん、大海原疾風さん
>809
とある日の町中
そんな日中町中で聞いたスピーチが妙に黄泉の頭の中を駆け巡る。
【平等?……やれやれ、根本的に勘違いしているようだな。戦いを放棄した愚かな存在よ。】
そのスピーチを聞いた真夜中に黄泉は悪態を付きながら町中の1番高い高層ビルから町中を見下ろしていた。
高度から考えてもかなりの突風が黄泉を現在進行系で襲っているのだが道着や髪、バンダナは靡いても黄泉自身は微動だにしなかった。
まるで突風そのものが眼中にないかの様にごく自然に立っている。
そんな時だった。
大きく渦巻く魔力の動きが現れたのは。
【…………ホー……………。】
遥か昔に微かに身に覚えのある酷く懐かしい感じのする魔力。
だが………詳しくは思い出せない。
しかしそれだけで黄泉の考えは既に決まっている。
不敵な笑みを浮かべながら黄泉はその魔力を辿りまたたく間に夜の闇へと姿を消していった。
翌朝
【明らかに普通ではない……か。】
黒布に金糸で描かれた1つ目の顔布をつけている者が途端に増え始めた事。
明らかに深夜の魔力の流れが関与しているとみてまず間違いないだろう。
しかも誰も彼もが揃いも揃って『教祖様に差し出せ』と洗脳の様に告げてくるのだから一種の宗教団体にも見える。
が、黄泉は気にも止めない。
時折黄泉へと狂った様子の者が襲い掛かってくるが黄泉に一定以上近付いた時には糸の切れた人形の様にバタバタと倒れていく。
理由は簡単。
光魔を使い街人の内部に存在する邪なる全ての存在が瞬く間に浄化しているだけ。
それだけだが光魔により洗脳及び負の感情が全て取り払われた街人は意識を失うという仕組みだ。
【……どうやら負の感情の増幅、又は洗脳………といったところか。】
明らかに異常な挙動を見せ、襲い掛かってくる街人が光魔により倒れていくのを総合して黄泉はそう結論付ける。
と、そんな時
黄泉の視界の端を1台の車が通り過ぎていった。
そんな一瞬の出来事
だが黄泉は見逃さなかった。
その車に東野桜とニシの組織のボスである大海原疾風が乗っていた事に。
【何かこの騒動について知っている可能性もある……か。】
そう判断した黄泉は常識では考えられないスピードで疾走していき、瞬く間に車に追いつくと車の後部トランクの部分に乗り移った。
その光景が如何に非常識であるか。
それは黄泉が疾走した跡が物語っていた。
その疾走された痕跡はまるで爆弾でも爆発したのではないかと勘違いする程に道に沿って陥没していたのだから。
が、乗り移る際に黄泉の身体は正確にはトランクには着地せずに何かに阻まれる様にトランクから僅かに浮き上がる様に器用にも疾風の張ったバリアに沿う様に黄泉は立っていた。
決して狙った訳では無いのだが、こういう事を片手間で出来てしまうあたりが末恐ろしいところだ。
【奇遇だな。疾風に桜。この騒動絡みで動いているのか?】
願わくばそうであってくれると嬉しい。
そんな願望を持ちながら黄泉は二人に向かって平静に質問した。
とはいえガラス越しの車のエンジンやタイヤ音も相まって二人に聞こえているかは甚だ疑問ではあるのだが………。
844:
エス・ルミナス [×]
2022-03-10 21:35:49
>841 砂金さん せんのう&ごこうさん
「………砂金殿、しばしその銃を降ろしては下さりませぬか?ンンー…そのような目で見ないでくだされ…照れまする。
してワタクシは彼らの事を知りません…つまり他人でありまする。
…ただ己と似てる気がしたまでのことよ。
もしなにか危険が迫っているとわかったのならばワタクシ事撃ち抜いてもらって構いませんぞ、なぁにそうそう死にませぬ。」
ルミナスはしばらく黙って双子を見ていたが振り向いて銃を下ろすよう砂金さんに言う。
対応としては砂金さんの行動が正しいのだろう、しかしルミナスは己と同じような相手に対して会話が可能なのか?理性は?感情は?心は?そのようなことを知りたくなったのだ。
「失礼、せんのう殿…ごこう殿。
彼は怖がりでありましてつい銃を撃ってしまったようでございまする、どうかこれに免じて許しては下さりませぬか?
あ く ま で ワタクシは貴方々ご兄妹(姉弟)様のお話をお聞きしたく存じます、いかがござまするか?
もしお気に召さぬようならば我が首を差し出してご覧に入れましょう。」
ルミナスはおもむろに手首を切り落とした。
そしてその切り口から発生した花2輪をそれぞれせんのうさんとごこうさんに手渡す(左手と右手に)
そして小さく礼をすると交渉を始めた、内容は簡単に言えば…
「話の途中で攻撃をしかけたことへの謝罪と「おしおき」を辞めること。
ルミナスはあくまで話し合いを望んでいること」
そんな感じである、話し方や言葉への感情のこめ方的に嘘は全くついてないようだ…つまり全て本心でことばを発している。
此方の言葉を、「それぞれ別々に話して欲しい」という要求に答えてくれたことは事実なのだから。
首にナイフを押し当てながらその交渉の言葉を話す、常に笑顔で。
845:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-10 21:38:40
>843 疾風さん 黄泉さん
「ボス、人が飛び乗ってきました」そう言ってマイクを向けたため中に音が入ったので「こちらはめいわくしていて、調べに向かってるだけ、あなたこそ何か知ってるのではないか」と威嚇混じりに言う
846:
ディーリス・グロイツェン [×]
2022-03-10 21:46:30
>840
ディーリス:
(あの双子は魔力か何かで宙に浮かんでいる。事実上、制空権を確保されているようなものか。背後、及び地上は信者共が有象無象の群れを為す。…信者をぶっ飛ばすのは手っ取り早いけどそれはダメだ。組織からの命令を無視する事になる。なら―――)
(宙に浮かんだ双子に顔を向けたまま、背後から襲い掛かろうとする信者と自分が置かれている状況を瞬時に纏め上げる。組織の命令を守るのであれば、信者を傷付ける行いはタブーである。
それならばと、ディーリスは背後から信者に組み付かれる前に、腰鎧の内側の噴射孔から銀色の魔力を噴射して信者達を飛翔し躱す。そして、海水側―――離岸流の方へと飛翔し、水面ギリギリでホバリング体勢へと移っていた。)
ディーリス:
キミらの事は知らんが、信者の方は傷付けるなと言われているからね。だから、最速で一直線に―――キミらは殴る。
(水面の上をホバリングしながら双子を見上げるディーリスは、左腕から形成している魔力剣をかき消して、左手で握り拳を作ってみせる。)
847:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-10 22:56:38
>842 >843 >
「目、そう眼なんだよ~。信仰はご勝手にって感じだけどね。目というものは、身体というのは、武器だ。目は人を威圧し、制圧し、洗脳する。誰かに見られているというのは恐怖であり、救いである。って意味じゃナイカナー。ま、少なくともその眼が鍵になる事は保証するよ。このボクの頭脳がね?」
途中から面倒になったようで話が適当になっていたが、後ろがドンッと音を立て黄昏さんが声をかけると桜さん達の後に声を出す。
「Hey.Yomi?How are You?まぁそんなところさ。流石にこんな現状になったら組織も黙ってられないわけだよね。ボクんとろからもランランが誘拐されちゃったわけでさ~。てなわけで今から向かう場所がボクが予想する本拠地さ。まーまー、SpringGirl達も落ち着いていいよ。Yomiは今は敵ではないだろうからネ?寧ろ協力した方がとくか」
と、話している最中、車の目の前にミサイルが飛んでくる。疾風の判断により黄昏さん含む車も、中の2人も無事だが流石に振動や爆風までは抑えられず車は2、3点横転する。表現しがたい音が暫く続き、静かになれば脆い体の疾風は吐血しながら車の座席の下に落ちつつ口を開く。
「ほぅら、耐えれず相手さんから刺客が来たよ。ゴッッフッ。Yomi達、方角確保して。ウェッテツマズ。」
疾風はそう言えば血溜まりにぐったりと横になる。元々脆いのだ。車の横転など耐えれるはずが無い。
そして桜さん、みつるさん、黄泉さんは遊園地などがある方角からミサイルが来たこと。特に上にいた黄泉さんはミサイルが「こっちに投げられてきた」事は分かるだろう。
そして次の瞬間、疾風の吐いた血から数多の銃が生え、車の中で銃弾が今まさに放たれようとしていた。
そして、大きな重火器を抱えるマントの人物が車に向かって放つのもフロントガラスから見えるだろう。
>844 >ルミナスさん
ルミナスさんの発言に砂金は現状を比べるが、銃は降ろす。ただ、警戒は決して解かず睨んでいた。途端、砂金は軽快な動きでルミナスさんと距離をとる。と、言うのも砂金の足元、そして周囲から双子の捻れた舌と同じドリルのような物が砂金を貫かんと生えてきたからだ。はらりと落ちた葉が舌に当たるとジュワッと焼け溶ける。
『よよけけたたーー!!』
キャッキャウフフと楽しそうに舌を戻す双子はルミナスさんの声掛けに応じたものだった。途中、ルミナスさんの発言に「誰が怖がりだコラ。」と低い声が混じったが気にする事はないだろう。双子はそれどころでは無い、ルミナスさんが手首を切り落とし咲かせた花に大興奮だった。
『わわああ、、きすれていきななおまはほなう!!』
貰ってもいいのー?と言わんばかりに両腕を伸ばし双子は楽しんでいる。ルミナスさんが話を続ければ首をそれぞれまた180°に傾ける。
まず男が口にした。
「んー、いのちはだいじにしてねー?だってだいじないけにえだからー。」
女が続けた。
「あなたはちからだけね。ちからだけでからっぽでなにもない。かわいそうね。」
男の子の目がルミナスさんを見つめる。.......魔法をかけられ始めているのに気がつけるかはルミナスさん次第だ。
「ぼくらはただみんながいっしょになるためのおてつだいしてるんだよー。」
女の子が手を差し伸べる。
「なにもないならこっちにおいでよ。いっぱいいっぱい、からっぽをみたしてあげるよ?」
後から砂金が声をかけているが魔法のせいか砂金の声はノイズがかっていて聞こえない。双子がまるで救いを与えるように見える。
『ねぇ、おいで?』
青紫色の口が大きく笑った。
>846 >ディーリスさん
信者を避け、空中に居た双子に向けられた拳は、いとも簡単に双子に当たり、双子の体を貫通する。普通、そう、ディーリスさんは知らないかもしれない悪の組織の脆い担当、疾風でもこんなに簡単には身体は貫けない。
青紫色の血のようなものが飛び散り、双子はケタケタと笑う。
男の子が口を開く。
「きみがころした。」
女の子が口を開く。
「ひとをころすの。」
ディーリスさんは気付くだろう、その拳に服に着いた青紫色の血がじわじわと溶かし始めていることに。
そして飛び散った血が一般人にかかりそうになった時____一般人いや、信者は一斉に左右に避けた。そこに、矢が刺さる。
「ディーリス!」
甲高い声が聞こえれば双子は森へと蹴り飛ばされる。ムチがしなりディーリスさんの体を掴めばそのままの勢いで2人は海に飛び込み、血を流す。海面から姿を現したのは、ターナだった。
「間に合って良かったわ。あの双子、私ともあって.......あの双子が持つ体液は溶かす効果がある事を知ったの。幸い、洗い流せるみたいだけれどね。間に合ってよかったわ。」
海を漂いつつ、ターナは包帯を巻いた自分の肩を見せて声を掛けた。
848:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-10 23:12:19
>847
「グハ」と血を吐きながら桜が車から出ると「おい、そこの無礼者」と車の瓦礫を蹴り飛ばして、鬼の形相のみつるが出てきて「よくもうちのボスに傷を入れてくれたな」と姿が変わり挨拶がわりにロケットランチャーを5発ほど発射して機関銃を乱射する
849:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-10 23:24:47
>848 >みつるさん
放たれたロケットランチャーを担いでいた大きな重火器.......予め用意していたのであろう洗車等に乗せるべきミサイルマガジンを放ち、相殺する。刹那、爆風の中で無数に飛ぶ弾丸を受けつつも対敵者はマントの下からライフルを取り出しては正確にみつるさんに撃ち込み、バリアの途切れた車のガソリン部分に密かに打ち込み始めていた。
違和感に気づくものは多いだろう。肩にかついでいた物以外パッとしたものは持っていない顔の見えない対敵者のマントの下からはそのサイズに合わない武器が次々と現れることに。そのマントが秘密なのか、今はまだわからない。
そして、血を吐き、離れた桜さんの血が地面に染み込み移動していくのを見たものはいるのだろうか?
850:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-10 23:37:01
>849
「たく、防火のがあったがいいものの完全にキレてるな」と爆煙に包まれてるみつるの場所を見ると「久しぶりのやばい感じだな」とぽたぽたと血は垂れたものの「もう数発お見舞いしてやるよ」とロケットランチャーを打ち込む
851:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-10 23:52:18
>850 >桜さん&みつるさん&黄泉さん
再び打ち込まれたロケットランチャー。飛んでくる小型のミサイルに対しミサイルマガジンは弾切れの様でその場に投げ捨てれば瓦礫に隠れたがガシャンと砕ける。と、マントの人物は地面を踏み締めればミサイルへ駆け出す。
何をするのかと思えば____ふわりとマントが揺蕩い下に穴の開いた白から赤に染った軍服が見える。顔は軍帽とマフラーが隠しており見えないが白い仮面をつけているようだ。そして体格からして大柄の男は飛んでくるミサイルを2本、素手で掴み大きく回って投げ返せばロケットランチャーを相殺させる。比較的桜さん達の近くで爆発したであろうその兵器の威力はすさまじい。
まだ辛うじて生きていた疾風は車から這いずり出る。そして車をバリアで囲めば撃たれ続けて限界を迎えた車の爆風を圧縮し、抑え込む。
桜さんから滴る血は地面に落ち、その血はマントの男へと進み消えていくのがはっきり見えるだろう。
そこで男が初めて問うた。
「あなたは今、自分には勝てません。お引き取り下さい。」
発言の直後マントは全身を再び包む。そしてその下からガシャンと大量のショットガンが現れる。
「あなたの武器は尽きる。自分は尽きません。本当に命落とす前に、お引取りを。」
声は淡々としていたが、桜さんには、聞き覚えのある優しく、強い、声だった。
もしかしたら黄泉さんも、その素顔を見れば過去に不死の兵と言われた者だと気づくかもしれない。
「周りを注視してください。負傷者2名、そして1名とあなた。今ここではあなた方に勝機は無く、自分はここから離れてくだされば手を出しません。.......お引取りを。」
852:
黄泉 [×]
2022-03-10 23:56:39
>みつるさん、東野桜さん、大海原疾風さん
【成程な。どうやら渡りに船だったらし―――】
そんな黄泉の言葉は突然の爆音でかき消される事となった。
遊園地などがある方角からミサイルが飛んできたのだから。特に車の上にいた黄泉はミサイルが「こっちに投げられてきた」事をハッキリと視認していた。
ミサイルにより2、3回と横転する車。
間違いなく大惨事である筈なのだが……黄泉は接近するミサイルが直撃する寸前に大きく跳躍し直撃を凌いでいた。
とはいえ横転した車の中で座席の下に落ちて血を吐いている疾風や横転した車から血を吐いて出てくる桜を見て黄泉は二人に対して手を翳す。
極光魔
疾風と桜を包み込む淡くも眩しい光は二人の物理的及び魔力によるダメージを見る見るうちに回復させていく。
そして程なくして二人の傷は跡形も無く回復していた。
そんな中で双方によって放たれるロケランやミサイルマガジン等の重火器同士の爆発に紛れる様に移動する地面の血溜まり。
普通なら気付く者はいない筈。
通常であれば……の話だが。
【血が……移動するだと?】
見たままのありのままの光景に疑問を浮かべている黄泉。
それは傍から見れば怪奇現象か何かと勘違いしてもおかしくないだろう。
853:
ディーリス・グロイツェン [×]
2022-03-11 00:02:20
>847
ディーリス:
これ、は―――――
(自身の突き出した拳は、双子の身体を貫通した。色は不気味だが、貫通された身体からは青紫色の血のようなモノが飛び散っている。しかし、あまりにも手ごたえが無い。いかに華奢でか細い身体だったとしても、こんな豆腐のような、簡単には貫けないはずだ。
そしてそれが"溶解液"の類の1つである事に気付いた時には、少し遅かった。左腕の籠手鎧、その先端のほんの一部分が溶け始めている。
―――やられた。溶解液と言った搦め手は想定外だった。と、そう思っていた直後。)
ディーリス:
―――んぐぉ!?
(双子を貫通したまま硬直していたディーリスの目の前で、双子がいきなり森の方へ蹴り飛ばされたかと思いきや、自身の胴体にムチが絡みつき、そのまま身体をくの字に曲げると、誰かと共に海へとその身を放り込まれる。水面が映る海中の中で、身体に付着した双子の溶解液が洗い流れていくのが目に入った。
そして、体液が全て洗い流されたタイミングで、ディーリスは海中から身体を引っ張り出され―――一連の作業を行ったのが、同じ組織のターナさんであると理解した。)
ディーリス:
ターナさん、か。ひとまずお礼は言わせてもらう……けど、あの双子は一体何なの?頭が雌雄一対、宙に浮かぶ、体液は溶解液の類。……加えて、ターナさんのところにもいたっていう事は、連絡で来た候補地点それぞれに、あの双子がいるって考えてもいいのか?
854:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-11 00:18:32
>853 >ディーリスさん
ディーリスさんの質問にターナは砂浜に向かいながら泳ぎつつ、髪をかきあげる。
「分かっていれば連絡していたわ。確かに、私が会ったのはあなたとの連絡の後.......。執拗に私の事を勧誘してくるから本当に鳥肌ものよ。ただ、あの双子は随分厄介な体液を持っているけれど、凄く脆いみたい。1度蹴り飛ばしたら体液をこぼして消えていくの。厄介そうだから、ディーリスと合流しようと思って移動している間にも3回は現れたわ。多分、ディーリス、あなたの言うとおり候補地点にもいると考えて良さそうね.......。っ.......。」
砂浜に上がれば、包帯を巻いた肩を少し抑える。
しかし直ぐに気高き女王らしい性格に戻れば、ディーリスさんの方を向いた。
「海岸はハズレだったみたいね。信者達が来る前に、ここから退避してしまいましょう。そう、怪我はない?私は手当をしてもらってから来たけれど。」
ディーリスさんを心配しつつ、髪を解き水を絞れば結び直した。
855:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-11 00:36:19
>851
「出来るかよそんな事、うちのボス傷つけられたんだからよ」と牙を剥くみつるに「まて、お前には無理だ」と言って「それにあの軍服には見覚えがある、声にも」と肩を叩いて「まぁ戦いを続けてもお前はどうにもならないだろうが、私が困る」と仮面を外して「待つことはできるけど時間は大切にしなきゃ」と言ってにこりと微笑み「君うち来ない、護衛としてそばに来てもらいたいけど」と微笑む
856:
多キャラの龍さん [×]
2022-03-11 01:13:25
>855 >桜さん&みつるさん&黄泉さん
「.......。」
みつるさんを宥め、近寄る桜さんにマントの男は攻撃をしない。桜さんの発言を信用したからだ。
『その醜い顔も体も全て隠せ。癪に障る。』
男は生来から従う事でしか生きてこなかった。故に、そう上から言われたのであれば、依頼主に言われたのであれば、自分より身分の高い人物に言われたのであれば、従うしかない。
桜さんに仮面を外される。己の醜い顔が晒される。それを見てなお、桜さんは笑う。
____茶屋で桜さんと一時の、ほんのひと時の楽しい時間を過ごした近衛は少しばかり悲しそうに笑い、桜さんの手をとって己の火傷の跡に触れさせる。そこは常に熱を持ち、永遠に近衛に慣れた痛みを与える部分だった。桜さんのしなやかな手が、近衛にとっては冷たく感じる。
「申し訳ありませんが、自分は今別の人物に雇われている一般兵であります。今すぐに行くことは出来ません。」
そして近衛は桜さんと疾風、みつるさんの血を得ている。つまり桜さんの事も少しばかりは分かるのだ。それは末端かもしれないが。
桜さんの手を離し、ショットガンを蹴りあげ上に撃つ。発砲音がすれば、集まりつつあった信者は距離をとる。
「今は退却を。時間は稼ぎます。.......然るべき場所で、自分は逃げること無く待機しております。その時に、もしも自分に勝てたなら。」
この身をかけて、あなたの兵となりましょう。
近衛はそう言えば桜さんから仮面をそっと取り、顔につけて背を向ける。
「願わくば戦地で会わないことを。」
そう言えば用意していたショットガンを蹴りあげ撃ち、持ち上げ撃ち、撃ち、撃ち抜く。
それは監視も兼ねて隠れていた『双子』を的確に撃ち抜いていた。
「やぁYomi。助かったよ。さぁて、相手さんもそう言ってるから一旦整理しようじゃないか?」
みつるさんと黄泉さんにそういえば桜さんを見て笑う。
「SpringGirlが、本当に春を迎えたねぇ.......。
これから上手くいくかは、これからの展開次第かな?」と。
857:
エス・ルミナス [×]
2022-03-11 05:43:06
>847 砂金さん せんのう&ごこうさん
「………確かに貴方様方の言う通りでございまする…ワタクシは…全てが偽りの殻なのだ…この容姿も…この声も……この話し方までワタクシのものではありませぬ………
ワタクシを…我を証明できるのはこの力のみであった………我が創造主は…何も教えてくれなんだ……ナゼ我を生み出したのだ……」
2人の言葉に空いた手で頭を抱えるルミナス。
先程での飄々とした態度は消え去り何かを憎むように…そしてうわ言のようにブツブツと呟いていたのだ。
確かにルミナスという存在は2人の言う通りだ…この力以外は全て模倣されたもの、最初に目に入った者の容姿となり…初めて聞いた声になり…初めて話しかけられた話し方となった。
ルミナスが自分を自分と証明出来るものはこの力以外無いのだ…しかし。
「…………ワタクシは貴方様方と共にゆくことはできませぬ…
確かに救われるでしょうな……確かにかような苦しみに合わぬようになりましょう………
なれど……ワタクシが……求めているものに在らず…ワタクシは…ワタクシを見つけるまでは**ぬのです。」
顔を上げたルミナスの表情は酷いものだった。
怒っているような、悲しんでいるような…しかし笑っている。
先程からまともな思考が回らなくなっていた、段々と奥からぼんやりとしている……だが一つだけしっかりと意識できる思考が存在していた。
自己…だ。
ルミナスの奥底には自己の確定証明を望む希望があった、だから「ひとつになる」事は避けたかった…「ひとつ」になれば自己はどうなる?己の唯一の望みはどうなる…?
ルミナスは首に当てていたナイフを力任せに押し込んで切り裂いた。
大量の血が双子向けて吹き出したのだ…しかもただの液体状ではなく獣の口のような形になって双子を喰らおうとする。
ルミナスは人から作り出された存在である故に「人」の欠片も存在している、「ルミナス」の意思がまともに動かなくなった以上その他の意識が浮上してくる…すなわち原始的な欲である、自己を発言させるべく自己の持ち主を取り込まんとする…極めて原始的なものが。
858:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-11 07:56:46
>856
「これでよかったのか」と考える
859:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-03-11 10:59:14
続き
「君をむかえにいくから」とそれだけ言ったあと「とりあえず下がって、敵基地を探しましょう、じいおかしな場所がないか探して」と指示を飛ばす
860:
黄泉 [×]
2022-03-11 15:34:01
>桜さん&みつるさん&黄泉さん
近衛が時間稼ぎで信者を引き付けるその一部始終を見て黄泉は内心で簡単の意を示していた。
この騒動に巻き込まれた者の中にこれほどの意志を明確に残している者がいた事に。
>858
>859
そんな近衛に桜が何を感じているか……先程のやりとりを踏まえればそれは想像に容易い。
指示を飛ばす桜に黄泉は諭す様に口を開いた。
【桜よ。心配は無用だ。あれ程の研ぎ澄まされた純粋な意志を示す者は心強き者に他ならん。例えどのような困難が立ち塞がろうとも己の力で未来を切り開ける兵であろうよ。汝はただ信じる事だ。奴の全てをな。】
それは桜にとって余計なお節介だったかも知れない。
……いや、本音を言えば近衛がここで散るなどという事が只管に惜しい、と黄泉は感じていたのだ。
黄泉が何よりも好む存在………それは誰にも揺るがされる事の無い確固たる信念を持つ者なのだから。
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle