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【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】/1838


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自分のトピックを作る
1725: マレウス・ドラコニア [×]
2025-05-13 08:29:07


>1664 ノア

何だその顔は。お前とて、魔法は仕事中に触れているだろうに。
(新たな一面を見たと思えども、それ以外の他意は無くただ一言「 馬鹿になどしていない。 」と添えておく。顔を上げたと思ったら翠緑の粒子を映しとる瞳は、こぼれ落ちんばかりに見開かれたまま凝然として手元から動かず。魔法の恩寵が遍く行き渡るこの箱庭において、図書館もまた、その例外にあらず。そこに施された結界は本に絶対の拘束を与え、如何なる魔法の干渉をもってしても無断の持ちだしを許さない。館外への搬出を可能とする唯一の手立ては、司書がカウンターにて正式な手続きを執り行う事のみ。この一連の行為こそ、司書の権能に基づくれっきとした魔法であり、さればこそ。その驚きようは些か過度に思え、ハイライトを宿さぬ瞳でじっと見つめ。少々魔力を込めすぎたか。一丁前に居場所の選り好みをし、巣を主張する様に羽を小刻みに震わせているそれから自我を摘みとるべく、蝋の様な手を伸ばした。爪先が、その狭い眉間に触れんとする寸前─ 鈴の音を思わせるきゃらきゃらとした声が響き、人差し指の動きがピタッと止まる。明日には消える命には無意味で余計な機能だと思ったがそこにあるのは満更でも無さそうな微笑みだった。)
もとは紙だろう。……それにもって明日までの命だぞ。

>1690 アジーム

招待を受けていないのに、人の家をたずねるわけがないだろう。
(自分より繊弱な存在よりかけられし憂慮の言葉に、当初はただ不可解の念を抱くに留まったが続け様の一言に微かに眉根を寄せては腕をくむ。礼法の中でも、とりわけ招待のマナーに厳格な祖母により諭された教えは今や、己の在り方に深く刻まれた絶対にして不変の規律。ゆえに、それを逸脱するなどありえない、と毅然たる声で言いきってみせる。
然し、いつか。密やかに芽吹いた望みと、それを成就せしめるに足る大義名分とが合致してしまったとき。頑なに守ってきた教えはその重みを失う事になる。その予兆すら知らぬ今、瞳と同じ色を宿した宝石は濁りひとつなく、高尚な輝きを左胸に添えている。やがて人間の生態本にも記されていなかった情報を耳にすると半眼をおさめて。百を超える生の中で、味わった事のない肉体の疲労。その感覚が眠気と結びつくとは想像だにせず。独自に解釈した結果かねてより、体育後の授業中に目にする光景の謎が氷解し。妖精には備わらぬ特性を聞いたその面持ちには、淡くも確かな興味と納得の色が滲んでいた。)
人間は体温が上昇すると眠くなるのか。言われてみれば……体力育成後の授業は眠っているヒトの子をよく目にする。



1726: ノア [×]
2025-05-13 15:53:19



>>1723 カリム

( しっかりと繋がれた手に一瞬目を向けて、気遣うような言葉に少しだけ目を丸くして生徒を見上げて──それから柔らかく口元に笑みを浮かべる。鏡へと足を進める生徒に倣って己も足を踏み出した・・・気になどしなくていいというのに、困ったことにこの生徒は優しいらしい。鏡を抜け、変わらず異国の匂いのする寮にスンッと鼻を鳴らして )

──放っておけば治るから気にしないで・・・お気遣い、ありがとうございます



>>1724 レオナ

──無駄に大きくて、固い抱き枕め。可愛い耳と尻尾が無かったらお断りするところだった

( 突然視界が暗くなって、咄嗟に身構えた身体ごと想像より強い力に引かれた──強く何かに体を打ちつけるかと身構えていたが、床ではなく顔にぶつかったのは生徒の身体で、ぐえっと潰れた生き物のような声が喉から漏れる。全く、司書の扱いが雑だろうと抗議すべく顔を持ち上げれば心底意地の悪い表情を浮かべた生徒がいた。近い!と腕を伸ばしたいところだが上から回った腕が重い、ソファーから降りようにも脚に絡んだ脚も重い、ついでに毛布が体を縛るようで動きにくい・・・が、あたたかい。少しでも気を許せばもうダメで、欠伸がうつったのか、くあ、と小さくあくびが漏れ出たのを誤魔化すように目の前の身体に額を擦り付け )

・・・少し寝ます。起こしたらソファーから蹴り落としますからね


>>1725 マレウス

──図書館の魔法は“本と司書”のためのものじゃあないもの。こんな素敵なものじゃない、感動だってします

( 馬鹿にしていないのなら、まあいいか・・・いや良くないか。色々と考えてはいるものの、それらの言葉は生徒の不意の一言で喉の奥にしまわれてこちらを見下ろす瞳を仄暗い目で見上げた。図書館の本は、司書があそこに住み着く前からあの場に縛られていたものも多い。そして魔力を持たず魔法も使えない司書は与えられた道具を手順通りに使って管理をする──本がどこにも行かないように、司書が図書館から逃げないように。とはいえ、普段の仕事を魔法だと言われるのは少々嬉しく、頭の上で寛ぐことにしたらしい小さく尊大な生き物を指先で撫でながら僅かに目を細めていたというのに・・・伸ばされた手と、告げられた言葉にぎょっと目を丸くして咄嗟に頭の上の小さな命に手を伸ばす。両手で庇うようにしつつ、少しだけ困ったような表情で )

──それじゃあ、それまでは可愛がります




1727: カリム [×]
2025-05-13 18:24:51


≫レオナ

 楯つくとは違うけど、 ジャミルと喧嘩したときなんかぜってー 許さねえ! って思うしいうぜ … !
(ほかの友達とはあんま喧嘩になったことないが、ジャミルと言い争いになったときはどちらも言いたいことを言ってる、そのことをニコゞしながらレオナに話した、
背が高くてスラッとしてる相手がいうと、 説得力があると思いつつ少し考えて)
 身長か ー、 でも俺いまの高さでもそんなに困ってね ー しなぁ

≫マレウス

 そッ そ ー じゃなくて… !まえに監督生がツノ太郎っていう友達が遊びにくるって言ってたから … お前のことじゃないのか??
(相手を礼儀しらずと思ったことはないため、マレウスからじと目でみられ言いきられると、慌ててしまう、焦った顔しつつ監督生からきいた話を話した、
あったかくなると眠くなるのは合ってるため、うなずきつつ、眠ってるヒトの子が多いときくと笑って)
 あははッ そうだな … ! あとお昼ご飯のあとの授業も眠くなるぜ

≫ノア

 ノア大丈夫だったか … ??
(相手に気にしなくていい、 と言われたが性格上やっぱりどうしても心配になり、
闇の鏡を通りスカラビア寮にもどってくるとバッと相手をみて、酔ってしまったか心配そうにきいて)


1728: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-13 22:26:04

>>1728 ノア

そんなに褒めてもらえるなんて光栄だな。

(カエルが潰れたような声と、皮肉のようで結局はこちらを許容する言葉──自分の腹の震えが、密着した彼女には伝わったことだろう。そりゃどうも。と、可愛いとお褒めいただいたシッポをソファの外でゆるりとしならせる。固いとかデカいとかの前半のクレームについてはどスルーをかまし、モゾモゾと抵抗を試みる彼女のつむじをしたり顔で見つめながら、彼女の上半身に腕をドンと乗せ、脚もあえて絡めたような配置のまま……彼女がやがて力尽きる様は狩りに成功した構図とよく似ている。捕まえた可愛らしい子猫は尚もこちらに従順になってやるものかと頑張ってはいるものの、薄く開いた口元をエメラルドグリーンの双眼がちゃっかり見つめていた。柔らかくこすりつけられた額と共に艶を取り戻した彼女の髪が開いた胸元に触れて少しくすぐったい。動かなくなった毛布の上から彼女の背を、一定のリズムでポンポンと優しく叩く。書庫の静けさの中、魔法で淡く灯された光が窓辺から差し込んでいて温かいような気さえする。頁の音も、時計の針もない空間。聞こえるのは、すぐそばの柔らかな呼吸音だけ。先程まで息を潜めていた眠気が再び忍び寄ってくる。あやす手も徐々にペースダウンしてゆき、次第に瞼が落ちていった)

はいはい、分かったから寝ろ。

1729: ノア [×]
2025-05-14 00:27:41




>>1727 カリム

・・・大丈夫。あ、でも水をいただいても?

( こちらを勢いよく向いた生徒に目を少しだけ丸くしてから、大丈夫だと安心させるようにゆるく首を振る。ただ、これから空の旅だと言うし・・・念の為、冷たい水でも飲んでおきたい。少しばかり申し訳なさげに眉尻を下げて )


>>1728 レオナ

( 褒めてないが!と言ったところで、この生徒は鼻で笑うだけだ。重たさを伴ってこちらの身体は拘束したまま、背中を叩かれる振動に徐々に意識が混濁してそのまますとんと眠りに落ちた。腹立たしいことだ、長いこと誰かの傍で眠ることなんてなかったというのに、無防備になってもこの生徒が守ってくれるだろうという傲慢さがこうさせる。そうして何分か、何十分か、あるいは何時間かを偽物の陽の下で眠って・・・ほんの一瞬、眠りと眠りの間で意識が浮上する。僅かに瞼を持ち上げて、生徒の姿をぼんやりと視認すると、ほっとしたように再びうとうととまばたきをする。起きたらクッションになっていた、なんて、己が思っていたより置いていかれたようなあの感覚が苦手だったらしい。念の為、存在を確認するように指先で生徒の服を軽く握って、確かにそこに在ることを証明してから眠気と葛藤するように小さく呻き )




1730: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-14 03:01:52

>>1727 カリム

ああ、アイツか。お前ら主従らしい付き合い方じゃないからだろうな。

(言い争いになれるというのは、それだけ互いを認めてる証でもある。ジャミルがカリムに物を言うとき、主従でありながら遠慮は少ない。というかむしろズバズバ歯に衣着せぬ物言い。その理由も、今こうして目の前で笑っている太陽みたいな男を見れば納得だった。自分の立場が立派であればあるほど、物申せる人間は貴重になる。自分が王になった世界でもガミガミ言ってきたキファジの姿を思い浮かべて、口調はぞんざいだが、どこか微笑ましささえ滲む。そして、カリムが身長についての言葉を放つと、鼻で笑った。身長をでかくしようと日々涙ぐましい努力をする生徒からすれば羨ましいことこの上ない発言だろう。だが、恵まれた出自の彼がアレが欲しいといえば他の人間が持ってくるであろうし、カリムの家柄を知った者が喧嘩を売ることも少ないだろう。あまり苦労する場面は少ないのかもしれない。だが商売は取引先に舐められないことも大切。体格に恵まれているというだけで、様々な特典がつくのだから……と、まさに弱肉強食のサバナクロー寮長らしいことを告げ)

“威圧感”ってのは、身長があるだけで違ってくる。……ま、今は必要ねぇかもしれねぇけどな。




>>1729 ノア

(うとうとと微睡みの中、心地よく惰眠を貪っていれば、ツンと服が引っ張られる感覚──その些細な動きすら、密着したこの状態ではしっかりと伝わってくる。それだけであるならば気にも留めないが、小さな呻き声に耳がピクリと動く。夢の底から浮かび上がるように瞼を持ち上げると、毛布の隙間から覗いた違和感の正体──少しシワになったシャツに引っかかった細い指先を目で追えば、口元が僅かに緩む。アレだけ文句タラタラだった割に、自分を離すまいとするその態度は健気で悪い気はしない。呻き声の正体は自分を呼ぶ声なのか、それとも、今にも引っ付きそうなその眠気によるものなのか……。自身の眠気も全く衰えることを知らず、眉間にシワを寄せながら、彼女の方へと自分の顔を寄せ低く声を掛け)

──……何だ。

1731: カリム [×]
2025-05-14 08:22:09


≫ノア

 いいぜ、 キッチン行ってもいいか??
(大丈夫 、と聞けばホッと安心したような顔を浮かべた、
水がほしいと言われるとこれから砂漠にいくことを考えて、水筒を用意しようかな、と思い相手にキッチンにいっていいか聞いて)

≫レオナ

 そ、 それは友達っぽくみえるってことか … ?!
(主従らしい付き合い方じゃない、 ときけばおもわずキラッと目を輝かせて勘違いした発言をする、
威圧感ときけばすぐ近くでご飯を、食べてるサバナクロー生をチラッ、とみた、たしかに彼らは立ってるだけでも迫力があると納得しつつすこし考えるように)
 たしかに。見た目はだいじかぁ … でもいまから努力して伸びるかな?レオナみたいにスラッと背の高い俺ぜんぜん想像できね ー や
.

1732: ノア [×]
2025-05-14 09:51:46



>>1730 レオナ

──んん

( 細くなった視界の中で僅かに生徒の身体が揺れる・・・起こしてしまっただろうか、己は起こすなと言っておきながら。蹴り落とされても文句は言えないな、などと思っていたのに近くで響く声は想像よりよっぽど優しくて「何でもない」を伝えるために「ううん」と返そうとした言葉は中途半端になった。意思表示のためにゆるく首を振っておく。別に不意に目が覚めてもキミが居た事実は変わらない、過去を塗り替えるようなくだらなくて小さな結果に満足したので良し。とはいえ、ここまで大人しくこちらに尽くしてくれた獅子の子もまだまだ眠気が抜けないらしい、邪魔をこれ以上する気もなく、そっと指先を離してゆっくりと身体を捻るようにして隣から抜けようと・・・寝直すのなら、窮屈なソファとはいえ多少は広々としたかろう )


>>1731 カリム

もちろん、助かります

( 水については問題ないらしい、どこか安心したような表情を浮かべている生徒にこちらも何となくやんわりと笑みを返して、キッチン・・・は場所が分かる、のでそちらへと足先を向ける。飲み物くらい持って来ればよかったのだけど、そこまで頭が回らなかった。軽く肩を竦めて )

・・・手間をかけさせるね




1733: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-14 11:32:49

>>1731 カリム

……トレイとリドルみてぇな、ケツ拭きとその対象くらいには見えるかもな。

(“友達”、なぁ……。言葉の意味を咀嚼するような呟きは、皮肉のような、どこか呆れのような響きを帯びていた。カリムの瞳が無邪気に輝いているのを見て、そういやこいつはそういう風にジャミルを扱っていたんだっけかと思い返す。彼らの主従関係は自分にとっては有り得ないほど距離の近いものではある。だが、自身にも世話を焼こうとあれこれと口出ししてきたジャミルの様子も鑑みて──嫌味な言い回しではあるが、この獅子なりの評価を下した。 それをカリムがどう捉えるかは自由だ。彼の視線がふと、サバナクロー生へと向かう。体を鍛えている生徒達が多いこともあり、草食動物たちからはやはりある程度距離を置かれている。──いや、まぁ気性の荒さだとか素行の悪さに所以するものかもしれないが……。かと言ってカリムが言うように、彼自身が誰かに威圧的に接している姿は確かに想像がつかない。さて、自分がカリムくらいの年齢の時はどうだったか……多少は身長も伸びていたような。とあやふやな記憶を引っ張り出しながら、わざわざ焚きつけるように彼の従者の名前を出す。表情はニヤニヤと楽しげに意地の悪さが見え隠れし)

まだ成長期だろ。ジャミル的にも、目線が同じくらいの方が話しやすいだろうな。いっつも見下ろしてばっかりじゃ、アイツも首が疲れんだろ。



>>1732 ノア


(短くくぐもった声が返ってきて、細い首がゆるく左右に揺れるのを薄く開けた目で見やりながら、気怠げに息を吐いた。自分に用か、それとも眠いだけか不明だったが、後者だったようだ。拍子抜けだが不測の事態が起きるなど面倒事がないなら良い。唸り声のような返事に相当眠そうだと悟り、自分も寝直すかと目を閉じれば、モゾモゾと自らの睡眠を邪魔をするように動く気配に、うんざりしたように「おい」と不機嫌な声を洩らす。肩のあたりに腕を回し、脚は彼女の利き足を真っ直ぐに引き伸ばすと、少し出来た隙間をすぐさま埋めにかかる。獅子の両の眼は既に閉じているというのに手に取るように獲物の自由を取り上げる……全くもって傲慢この上ないが、己は眠いのだ。誰も寝てはならぬ、ではなく、誰も起こしてはならぬ──お姫様への熱烈な愛情というよりは強烈な眠気の方が意味合いに近いが、彼女を抱え込むような姿勢はそう見えなくもない。低く、掠れたままの声で就寝時と同様寝ろと告げて)

……おい、大人しく寝てろ。

1734: ノア [×]
2025-05-14 12:26:27



>>1733 レオナ


( 足先が床の絨毯に触れるよりも先、さらに言えば身体を起こすよりも先に上半身に重みが加わってそのまま元いた場所に戻る。咄嗟にソファを軽く蹴った足すら曲げられないように固定されれば不満げに顔を顰めるほかできることはない。寝起きにこの瞬発力はいかがなものか・・・いや、寝起きだからかもしれない。しっかりと目が覚めていたなら面白いものでも見るように余裕綽々に振る舞いそうな御仁だ。そもそも眠気に負けかけていた身体はそのまま抵抗する意欲をなくして、代わりに何とも言えない不満感だけが胸中に残るがいたしかたない。目の前で呼吸に合わせて僅かに動く身体に小さく鼻から息を抜いて、生徒よりは短い腕を生徒の背中に回しておくこととする。心臓の位置に手を伸ばした時の、一瞬の強ばりを知っている分、ここまで傍に寄っても構わないとされたのなら今さら逃げるのもおかしな話か、と、ゆっくり目を閉じて )




1735: カリム [×]
2025-05-14 15:26:16


≫ノア

 気にすんな … !なんか食い物も持ってくか!
(歩きながら申し訳なさそうにいわれるとゆるゞと首をふって気にしてないと、言った。キッチンにはお菓子がたくさんある、あまりたくさんは持ってけないが、持っていったらピクニックが出来ると思い楽しそうな顔をノアにむけつつ)

≫レオナ

 リドルとトレイ …… 仲いいだろアイツら。それに2人とも俺よりしっかりしてるぜ … !
(リドルとトレイの名前をきくと少し考え。レオナはケツふきと言うが、2人ともしっかり者で自分たちより仲がいいような気がする、
にやにやしながら身長をからかわれるとすこしキョトンとするもいつものポジティブな考えになり。ジャミルより背の高い相手に)
 なら俺ともふつ ー に話してくれるレオナは、 優しいな … !


1736: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-14 19:39:05

>>1734 ノア

(ピタッと固まった小柄な身体が、しばらくしてからゆっくりと力を抜く──どうやら脱走を諦めたのだと察する。細腕が背に回されて背中に手が掛かる姿は、先程自分のシャツを握り締めていたことといい、自分をここに留めようとしているようで……眠りに落ちかけていた意識は少しだけ浮上し、可愛らしい子猫の引き留めに眉間のシワが薄くなる。片目だけ開けば、睫毛が柳のように下がっている様子を確認して、彼女を拘束していた脚を広げて彼女の体を跨ぐように膝を曲げて肘掛けに踵を引っ掛けてから、再び目を閉じた。──穏やかな時間は流れ、ゆっくり部屋の色を変えてゆく。白昼の光は徐々に夕方のそれへと変わり、陽の光に染められた本の背表紙が、淡く茜色を帯びる頃……薄く開いた緑の目が、長い睫毛の隙間から覗く。ぼんやりと毛布越しに感じる温もりを確かめながら、声も出さずに欠伸をひとつ。顔だけ上げれば、毛布に包んだ彼女の方が抱き枕のように見える。いや、ミノムシのようにしたのは自分なのだが。背中には相変わらず腕が回っており、動くのは叶わなさそうだ。背中には人工的な西日が当たり、まだまだ寝られそうな温さではある。そのままぐるりと視線だけを動かして、さてどうするかと考えを巡らせる。折角の蔵本があるが、寝起きの頭ではまともに読む気も起きない。とりあえず眼下にあるロイヤルミルクティー色の髪を一束掬いとる。彼女の項のあたりで指を傾けると、川の流れのように光が上から下へと落ちてゆく。それを見て──丁度良い。健やかに眠りに落ちている司書でも眺めているか。と、睫毛が時折ピクリと動く微動さえボーッと見つめていて)



>>1735 カリム

仲の良さについては知らねぇが、ブチギレて顔真っ赤にしてるリドルのフォローにトレイが青い顔して回ってんだろ。

(椅子の背もたれに体を預けながら、目を伏せて思い出すように鼻で笑う。特にリドルが寮長に就任したての頃は統制を取るために圧政という最短ルートを爆走していたおかげで副寮長のトレイがどれだけ神経すり減らしていたか──荒れに荒れていたあの頃はサバナクロー寮にも話が流れてきたほど。そして今でも寮長会議やら、不測の事態が起こる度にンギーッと瞬間湯沸かし器のリドルにまぁまぁとトレイが仲裁に入っている姿を毎度目撃している。それがカリムの奔放さに振り回されているジャミルと見事に一致しており、やや呆れた様子で手をヒラヒラとさせながら。煽ったはずが、帰ってきたのはまさかの自身への賞賛で調子が狂う。どうしてそうなった、と奇天烈な思考回路に、一拍分遅れて口を開いた。今は食事中、座っている。だからたまたま目線が合ってる、それだけの話だ。短く、つまらなさそうに言い放つ。全くからかい甲斐のない奴め。逆に面倒だとでも言いたげに、額を指で押さえた)

……座ってるからな。


1737: カリム [×]
2025-05-14 21:01:55


≫レオナ

 リドルもすげ ー 真面目だよな、 ハートの女王の法律ぜんぶ暗記してて、破ったことないらしいぜ … !
(顔をあかくして怒ってるリドルと、自分におこるジャミルを浮かべるとたしかに真面目なとこが似ててもう少し気楽に生きればいいのに、 と思う。まえに勉強をおしえてもらったときに聞いた話を話して、
ポカ ー ンとしたあと額を指で押さえるレオナにニコゞしたまま)
 立ってるときもお前なんも言わないだろ


1738: ノア [×]
2025-05-14 22:16:28



>>1735 カリム


思っていたよりも豪華なお出かけじゃありませんか

( キッチンに向かう生徒の足取りはしっかりしていて、こういう所で魔法を使える者とそうでない者と、この世界に居るべきでは無い者の違いを痛感する。一度まばたきをして、いつも通りの表情に戻りながら楽しそうな様子を見遣り──まあ、本人が楽しいのが一番なので。目を緩く弓なりに歪ませて笑いながら、生徒の寮内へとお邪魔する )

──まあ、怒られない程度にね



>>1736 レオナ


( あたたかくて、穏やかで、本当に・・・本当にどうしてかこんなにもゆっくりと眠ることができる。長い間こんなにも気を許して無防備に眠ったことがかったか──いや、少なくともこの数年は記憶が無い、今朝起きてから、そう振り返れるくらいには己の眠りは浅かったはずなのに。どれくらい経ったのか、僅かに睫毛を震わせてからゆっくりと瞼を持ち上げて、目に入ってきたのは変わらず生徒の服だった。皺になると言えばよかった。生徒の起床を確認する前に、くぁと小さく欠伸をして、それから伸びをするように生徒の背中側に回したままの腕とソファに収まっていた脚をぐっとそのまま前に伸ばすようにして猫じみた伸びをする──すとん、と体の力を抜いて、ようやく瞳をゆるゆると巡らせて・・・起きていたらしい生徒を視界に捉えると、そのまま居心地悪そうに再び視線を逸らして目の前の丁度いい固い生きた抱き枕に額を当てて顔を隠した。どうかと思う、寝起きのレディの姿を眺める悪趣味さは )




1739: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-15 01:24:19

>>1737 カリム

へぇ……あの意味不明な法律を、ねぇ。好きな時に好きなことができないなんざ、ご苦労なこった。

(ブドウをもう一粒口元に運びながら、心底呆れたようにぼやいた。脳裏には、ハートの女王の法律が書かれた辞典のような異常な代物が浮かぶ。どんな物かと昔覗いた時があったが、理解し難い条例の数々に頭痛を覚えたものだ。自分には到底耐えられない生き方であり、リドルがその方が楽に生きやすく、それを誇りにしているのも、理解はできても共感は出来ない。それ故にご苦労さんとしか言うこともなく、同情的でも、凄いと持て囃す気にもなれなかった。ただ気だるそうに足を組んで、ウゲ、と辟易とした顔を見せるのみで。カリムはまだまだ己を褒めるターンを継続中らしい。「はぁ?」と短く吐いた声は呆れと鋭さが半々だった。額を押さえた手をおろし、テーブル越しにカリムをジト目を向ける。そもそも自分は彼と仲良く話している認定な事に驚いてさえいるので、どうこう言われてもピンと来ない。まぁ実際この獅子は友達と呼べるような間柄の人間は少ないので……カリム以外とも話す機会など少ないのだが)

そもそも、日頃お前とそんなに話してねぇだろ。



>>1738 ノア

おはよう。

(目の前でふわりと揺れる睫毛。ゆっくりと開いたノアの瞳が、自分のシャツを映して瞬くのを、何も言わずに見下ろしていた。続けざまに身体をぐっと伸ばすその様は、まるで日向ぼっこ明けの猫だ。そしてやはりそのまま自分の脇腹に置かれる腕。相当この位置がお気に召したらしい。──彼女の瞳には黄昏の中の自分の顔がハッキリと映っていた。そして瞬時に再び胸元に額を押しつけるようにされる。寝る前の甘えたような仕草ではなく、赤く染まった耳がちらりと見えて、口元がほんの少しだけ緩んだ。「お早う」は、もう夕暮れなので正しいかは些か不明ではあるが、他に良い言葉を思いつかないのでそう軽く挨拶を済まして。無料の司書の寝姿展覧会は終了のようなので、ソファの縁にかけていた足を絨毯へと下ろす。ついでに、抱き締めていた腕からも彼女を解放して、お互いの熱が伝わらなくなる。それにしても、2日連続出ずっぱりは、日頃図書館から出ない彼女にとっては相当負担だったのだろう。無防備にも全身の力を抜き、自分の視線にも気付くことなくグースカ寝ていたのだから。ゴロリと頬に手を当て横向きに寝っ転がりながら、からかい口調で不満気な彼女の顔を見やり)

よく寝てたな。引きこもりにはハードスケジュールだったか。

1740: ノア [×]
2025-05-15 02:50:33




>>1739 レオナ

──おはようございます・・・キミが寝ろと言ったのでしょう、言うことを聞いた司書は褒められて然るべきだとも

( 納得がいかないままに降ってきた言葉は今朝と変わらない挨拶で、今度こそ自由になった体は重さに慣れたせいかやけに軽く思えすらする・・・微妙に身体が寝ているらしく、じんわりと熱を持って身体が痺れているが寝過ぎたゆえの弊害だ。変わらず怠惰な態度のまま、生意気な言葉を吐く生徒を横目にソファから降りるとソファを背もたれにするように絨毯に腰を下ろし。座面に頭を預けながら、渋々と言った具合に返事をする。もちろん育ちのいい生徒に合わせて挨拶も忘れずに・・・その引きこもりを連れ出したのはキミだろうと思えども、好き勝手に遊び回ったのは己なので何も言うまい。キミこそ寝ていただろうと思えども、この生徒の場合は体力面の問題ではなく、そういう生き方なのだし。傾いた偽物の光に照らされた高い天井を見上げながら──半ば諦めてはいるが、一応大人として言っておこうと薄い唇を開き )

・・・キミ、次に司書をからかったら、マジカルペンを取り上げて、首から「司書に生意気を言いました」って書いた看板をかけさせて、図書館前に正座させますからね



1741: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-15 04:19:29

>>1740 ノア

俺は優しいから、倒れそうなくらい眠たそうだった姫様を寝かせただけなんだがな。優しさが伝わってなくて悲しいぜ。

(文句を言いつつも挨拶を返してくるような律儀すぎる反応が、やはり何度突っついても飽きない。自分の体を避けるようにソファから降り、絨毯に腰を下ろしたノアの頭が視界の端に入る。毎度よく床に座り込むが、冷たく硬い地べたが好きなのだろうかと理解に苦しむ。自分の足元に放置された抜け殻の毛布を彼女の膝の方へ放り投げながら悲しいなんて心にもない事を吐いて悲しげにゆるゆると首を振って。──寝起きからしっかりと毒気のある言葉を吐くあたりが彼女らしい。それをハッと笑いながら、ポケットから自分のマジカルペンを取り出す。学園で支給されるこれは、魔法を上手く扱うための媒介でもあるし、魔力を使う際に排出される不純物を自分の体の代わりに溜めてくれるものでもある。……が、王宮で偉大な教師までつけられ修行させられた身としては凶悪な魔法をバンバカ使うならまだしも、ペンひとつ奪われる程度では勿論どうにかなるようなヤワな作りをしていない。というか腕1本でも恐らく彼女の動きを止められるであろう。彼女も無論それを承知の上で教師陣のひとりとして釘をさしているのだとは分かってはいるが……嫌味と皮肉、からかいの応酬の我々にそれこそ今更な話ではないか。そのままマジカルペンをクルリと指で回せば、サバナクロー寮の黄金色が嵌った石に西日が反射し煌めく。見せびらかすように指先で弄べば、まるで花1輪でも渡すかのように彼女の肩口に差し出して)

ペン1本で俺をどうこう出来るなら、やってみろよ。

1742: カリム [×]
2025-05-15 06:46:00


≫ノア

 え ~ 。お前、そらの上でお菓子とか食ったことあるか?? せっかくだしさ 楽しいことしたいじゃん … !
(はしゃぐ自分とちがって冷静に怒られない程度に、 といわれてしまうと相手は楽しみじゃないのかと思いすこし頬をぷくっとふくらませて、
歩いてるうちにキッチンについて、棚から水筒とろうとつま先だちになりつつ)
 そこの棚にお菓子あるから好きにみてくれ … !

≫レオナ

 サバナクローにはそ ー いうルール? みたいのないのか??
(たしかにハーツラビュルの法律には細かくて変わった法律が多くうげ、 と顔を歪めるレオナ の気持ちもわかると思いつつ。ハーツラビュルには法律、 スカラビアにはオアシスの行進があるが相手の寮には特別な掟やイベントはないのか気になりきく、
そんなに話さない、 ときくとそうかな? と不思議そうな顔になりつつ)
 でもレオナは 思ったことは結果ハッキリ言うだろ??

1743: ノア [×]
2025-05-15 10:00:56



>>1741 レオナ

優しい王子様の底意地と足癖の悪さを知っている身なのでね──では、一瞬お借りしてみましょうか

( 多分きっとこの生徒は考えたこともないのだろうな、と思う・・・例えば、椅子から突き落とされる怖さとか。床に足が着いていれば逃げられるし、とか。まあ、それはそれとして単純に最も簡単に生徒たちとの距離を自然に開ける方法が床に座ることなのだけど。優しいのは多少なり事実として、それで意地悪な言葉も散々こちらを捕縛よろしく閉じ込めた腕も脚もチャラにできると思うな・・・と、嘘発見器にかけたなら爆速で赤表示を出しそうな言葉と共に降ってきた布を、肩から羽織ると半分に分けるようにして片側を生徒の身体にも少しだけ掛けて。さて、売り言葉に買い言葉なのだろう、こんなにも敵意なく差し出されたマジカルペンは初めてで少し逡巡したあと、そっと手に取る。己が持ったところで何にもならないが、ゆっくりと立ち上がり毛布から抜けると、部屋の中でも少し影になっている隅の本棚へと向かい・・・本と一緒に並べられていたガラスケースの中へ、ペンをそっと置いて蓋を閉じた )

──大昔の魔道具です。魔力が少しでもある者は蓋も開けられず、傷も付けられないそうで・・・まあ、司書には関係ないわけですが。キミはどうせ優秀だから違うかもしれないけれどね、これ、ペンを使い慣れてる悪餓鬼には結構怖い罰だったのですよ?


>>1742 カリム

そりゃあ無いですけれどね、絨毯さんだって気が気じゃないでしょう?上でお菓子パーティーされるなんて

( 拗ねたような様子に軽く笑ってから、踏み込んだキッチンで言われた通りに棚の方へと向かった。サムの店で見たことがあるやつもあれば、郷土のお菓子なのだろうというものもある。へえ・・・と頭の中の本と名前を見比べながらいくつかに目星をつけ )




1744: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-15 11:39:29

>>1742 カリム

強い奴に従う。それだけだ。

(サバナクロー寮におけるルール……というより在り方は弱肉強食。強い者に弱い者が従うまさに強固なヒエラルキーが築かれている場所。だからこそ自分はこの寮が気に入って王に君臨しているのだ。驕りでも誇りでもない“当然の掟”とでも言うように淡白な響きで告げると次の問いに、眉間に皺を寄せた。ゆるく椅子に背を預けながら、はぁ……と息を吐く。そこに怒気も苛立ちもない。ただ、何度も同じやりとりを経てきた者の“慣れ”と“達観”があるだけ。相変わらず言い方は皮肉っぽく口が悪いが、諭すでもなく、叱るでもなく、ただ他人に期待しないことだけだと告げて)

俺が文句言ったら、テメェは180cmになれんのか?──さっき言ったろ。余計なエネルギーは使わねぇ。



>>1743 ノア

その割にしがみついて甘えてたけどな。

(嫌味ったらしく得意げにニタニタとした笑みを貼り付けながら、彼女の肩から滑り落ちた毛布を片手で拾い上げる。彼女がマジカルペンを手に取った瞬間から、視線はジッと彼女を追っていた。自分にも毛布を分けようとしたらすぐに立ち上がって本棚の犇めく角でなにやらして……ちょこまかと動き回る姿はまさに小動物を彷彿とさせた。そして影の差したガラスケースから発せられる魔力の澱む気配に眉を寄せる。毛布をソファの背もたれに預け立ち上がると、ガラスケースの方へとのっそりと近付き。ガラスケースの中にはこれみよがしに重要そうな本と共に自分のマジカルペンが入っている。懐から手袋を取り出し手早く装着すればガラスの蓋部分に触れた。どこかで読んだ古めかしい呪文を低く呟くと共に、手袋越しにじわりと魔力を伝わせる。瞬間、触れた箇所を中心に古代文字が浮かび上がる。右から左へと素早く眼球を動かすものの読み切る前に、ジュッと音と共に焦げ臭い臭いが鼻をついた。簡単には解明させないということか……上等だと、ガラスケースと手のひらを眺めてから小さく笑って、司書のどうせ開けられちゃうんでしょう?という予想をハッキリと否定する。接地していた部分の革が見事に焼かれて露出した指の腹が僅かに赤くなっていた。年代物の魔道具が今世紀にまで残っているとくれば、それはそれは強烈な魔法が掛けられているのだろう。恐らくトカゲ野郎あたりでも手こずるような。より興味が湧いたものの、皮膚を焼き切られては困る。穴の空いた手袋を再び懐にしまいながら感心した様子でガラスケースを見つめ)

……いや、俺でも開けられない。なるほど、こんな時代まで残ってるわけだ。


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