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版権(元ネタあり)なりきりチャット
自分のトピックを作る
1485:
ノア [×]
2025-03-09 08:27:07
>>1484 レオナ
・・・キミのように愛しいものを囲う尾が無いのは些か不便でね。そんなに危険なら抱き上げて連れて行ってくれても構わないのだけれど、王子様?──もちろん冗談だよ
( 聞こえた声に確かにそれはそうだ、と目を寮に向けて僅かに目を細めた。広々とした広大な大地、乾燥した砂と自然の香り、人には無い少し鋭く警戒した気配、それから──少し顔を上げて、塀も窓枠もない広い空に映る星たちに一瞬目を輝かせて・・・後の楽しみにしておこうと目を前に向け直す。この城の長が傍にいれば、そうそう危険なこともあるまい──と思っていたが、よく言えば穏やかな、悪く言えば胡散臭く非常に鼻につくさ笑み曰くそんなことはないようで。寮内を歩くくらいのことはできるに違いないが、そこまで言うのならと売り言葉に買い言葉。確かに運動神経に自信はないが、そもそも開放的過ぎる造りは欠陥と言えるのではないか・・・繋がれたままの手に、小馬鹿にされた不満を示すように握力計よろしく持ち得る限りの力を込めて。そちらこちらから、様子を伺う気配がする──生徒の簡単なじゃれ合うような一言で、揺らぐそれらと比べれば確かにこの獅子は大人だったらしい )
あと、あまりオヒメサマ扱いは・・・キミの食指が歪んでいると誤解をされるでしょう、辞めておいた方が良い
1486:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-09 17:36:06
>>1485 ノア
姫抱きして1周してやろうと思ったのに、残念だ。なら、尻尾巻き付けて歩き回ってやってもいいんだぜ?
(ノアの軽口の内容は先程の手を繋ぐことからさらにステップアップするご案内。ひとつ返事で実行してやろうかと聞いていれば、すぐに付け足された保険の言葉に、軽口鼻で笑う。冗談、で済ませて逃がすまいとからかうように低く囁くと、唇の端を持ち上げて意地の悪い笑みを浮かべる。視界の端ではわざとゆっくりと揺れる尻尾。その振り幅の大きな動きが最後、スルリと彼女のスラックスを撫で上げた。フッと笑いを収めると、寮生からの不躾な視線にノアの足取りがほんのわずかに緩んだ瞬間、立ち止まる。緑の瞳が鋭く射抜くように彼女を見据えた。自分を悪役だと自称し、スカートにすら足を通さず、周りの目をずっと気にしている彼女。その異様なまでに歪められ食いちぎられた自尊心は聞いていて気分が良いものではない。例えそれが自分を想って言ってくれたことであってもだ。ならば、彼女が舞台に上がり誰かの姫になる権利があることを、思い出させてやろうではないか――片眉をつり上げ、本物の悪役の笑みを浮かべる。向こうは全力で力を入れているらしいが、自分の手とひとまわりもふたまわりも小さい手では精々子猫が牙を立てる程度の可愛らしいもの。ハイハイと宥めるように繋がった手をさらに持ち上げると彼女の手の甲に下唇をわずかにつける。見せつけるようにリップ音まで鳴らすとそこかしらからギャー!!??と野太い悲鳴が聞こえてきて、どうやらギャラリーは思ったより多いらしいことが分かった。彼女の忠告も虚しく、既にハンカチをかみ締めながら「誰よその生徒!?」と叫ぶもの、「寮長は俺の味方だと思ってたのに!」とド失礼なことを嘆く者、「どうやって取り入ったんだ?」「教えてよ何が好きか!?」と隠れてこちらを見ていた寮生たちで大盛況である。阿鼻叫喚の中、台風の目である自分は余裕な態度を崩さない。噂の鰭という鰭をむしり取るんだろ?と挑発的な笑みを浮かべたまま愉快げな声で続けて)
随分と弱気なこと言うじゃねぇか。さっきの威勢はどうした?俺の手を握って、こうしてついてきてる時点で、テメェにはここにいる権利があるんだ。見せつけてやるんだろ、お姫様。
1487:
ノア [×]
2025-03-09 18:46:42
>>1486 レオナ
──手加減という言葉を覚えたまえよ・・・頼むから、本当に、司書の頭がおかしくなる
( この生徒ならやりかねない、色々と。冗談だと先手を打っておいて正解だったと、童話でも最近は見ない程に悪い顔をした生徒を軽く睨む。柔く触れるだけの揺れる尾に、可愛いリボンと鈴を結んで飼い猫のようにしてやろう、いつか必ず──そんな反抗心が口をついて出なかったのは、降ってきた視線が思っていたよりも厳しいものだったからだ。この生徒は、己よりも己を高く買っている節がある・・・理由は謎だが、恐らくお国柄か、そういう種族だからだろう。己的には全力だった抗議すら小動物の悪戯程度のようで、緩く持ち上げられた手に外とは違って確かに熱が触れて音がした。は?、と間抜け面をするより先に周りから聞こえた声に驚き半分怯え半分で、慌てて目の前の生徒の影に回る。この生徒の慕われようなのか、あるいは己の物珍しさ故か、この場にいると取り囲まれそうだ。何処吹く風の生徒とは反対に己は耳まで熱い、というより持て余した体温で僅かに手すら震えている気がする。癖で隠れる場所を求めるように辺りに視線を巡らせて──こちらを見て同じように固まっている、バス停で見かけた生徒の姿があることに気がつき瞬きを一つ──答え合わせが済んだのだろう、司書が、昼間に寮長と外に出掛けていたどこか見覚えのある人間だったのだと・・・うんうん、己ばかりこんな目に合うのはいただけない。図書館は私語厳禁が基本だ、それなら直接司書のところへやってくる生徒よりもこの生徒に集ってもらった方が早いというもの。ほんの少しだけ、獅子の子の影から顔を覗かせたなら・・・困惑で赤くなった顔と潤んだ瞳が、照れ笑いに見えないこともなくて不満だがまあいい。騒ぎ立てる生徒達に向かって、柔らかく、ふわりと微笑みかけたなら軽く繋いだままの手を引いて )
・・・お邪魔します。大人しくしているから、どうかお気になさらずに──王子様はお借りするがね。行こう、“レオナさん”
1488:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-10 06:34:18
>>1487 ノア
これでも加減しているつもりだ。おこちゃまレベルにしたほうが良かったようだな。
(加減しろとクレームが飛んでくると、やれやれと苦笑混じりに手の甲から顔を離す。繋いだ手を握り直そうとしたところで、彼女が慌てて引っ込んでしまい指先だけを握り込む形になってしまう。手を追うように振り返れば、肉食動物に囲まれた草食動物そのもの。だがここで嗚呼!なんて可哀想に!など同情を掛けるほど慈悲の心は持ち合わせいない。ここは慈悲深い精神に基づく寮ではないからだ。寮生たちも同様、情けを掛ける気はないようで、むしろ野次馬が増えている気がする。自分の手のひらに添えられた小さな手の震えが大きくならないうちに……と思っていれば、腕が腿に触れ彼女の頭が視界の端に入る。図書館では黙々と作業をこなす彼女が、恐らく珍しい部類だろう柔らかな笑みを向けたのを見た。彼女のそんな小さな反撃に、低く喉を鳴らして笑うと「――だ、そうだ。お前たちもお利口さんにな」と寮生たちに告げる。司書の微笑みアタックに未だ呆然としていた寮生たちは、その言葉にハッとした様子で自分と司書の顔を見比べたあと「おっす!」とデッケー声でお行儀よく返事をすると、バス停で見かけた生徒を中心にして戻ってゆくようだった。おおよそ噂に尾鰭でもつけるつもりなのだろう、チラチラと名残惜しそうにいくつかの視線が飛んできて、シッシッと手で払うとピャッと部屋に引っ込んで行った。ったく、暇な奴らが多いと呆れつつ、廊下を進もうとする彼女に合わせて自分も足を前に出しながら、指を絡め直すように手を繋ぎ直し彼女を後ろに引っ込め直した。自然と一体化したような無骨な造りの廊下を行きながら、彼女らしからぬ愛らしい先手の打ち方を思い出して楽しんでいるのが目に見えてわかるほど、意地悪そうに口角を上げて笑った)
にしても、可愛い顔までしてやるじゃねぇか。テメェがそんなに演技派だったとは知らなかったぜ。
1489:
ノア [×]
2025-03-10 08:29:45
>>1488 レオナ
ご冗談を──珍しいものを見せれば満足するかと思っただけ、キミには効かないみたいだけれどね
( 加減してこれとは恐れ入る、大人というのはどうやら奥深いらしい・・・だとか。にっこりと微笑んでから僅か数拍、獅子のアシストもあり散らばっていった生徒達の背中を少し目で追ってから、手を引かれるままに大人しく再び後を追う形に戻る。どこか楽しそうに笑っている生徒をいつも通りの表情で見上げ──言いはしないが、己のあの表情を随分と沢山見たのはキミが最初だよと心の中で独り言ちた。可愛いだなんて冗談を、元々感情表現がそこまで激しい訳では無い自覚もあるし、慣れないことはするべきじゃない。・・・生徒達の喧騒が僅かに遠くなり、安堵したように辺りを見回せば確かに他の寮には無い造りの数々が目を引く。あれこれと聞いて回りたいのを我慢して、絡められたままの指に視線を落としてから──先程のことを少しばかり思い出して空いた片手で顔の熱を確かめるように額に触れ、冗談交じりに呆れたような目を生徒の背中に向けた )
寮生の皆さんは随分と可愛げがありましたね、どこかの誰かさんとは違って・・・一人くらい図書館に閉じ込めて構い倒すのも悪くは無いなと思いましたよ
1490:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-03-10 09:21:30
>>1489 ノア
俺がおべっか遣うようなタイプじゃねぇのはわかってんだろ。ハ!花はいくら愛でても飽きねぇタイプでな。
(呆れたように鼻を鳴らしつつも、どこか楽しそうな声色は続く。握ったままの手を軽く引き寄せるようにしながら、ノアの顔を覗き込んだ。ビターチョコレートの瞳には唇の端をつり上げ、悪戯っぽく笑う自分が映っていた。相手のこうして深く話したのは今日1日限りのこと。けれど聡明な彼女ならば、自分が冗談で可愛いなんて他人に言うキャラではないことなんか分かる。そうだろ?なんて言いたげに小首を傾げて見せた。呆れたような面持ちの相手に、クツクツと笑いながら片眉を上げる。1度笑顔が見られたから満足する経験など記憶にない。己にとって砂漠で水を撒くような話だ。むしろ、知ったことでより貪欲になるパターンの方が多い、今のように。言葉を体現するように、彼女の第1関節から爪先へと撫でるように手を握りしめる。彼女がそちらに視線がいったところで、額に添えられた手に空いた方の手で軽くデコピンをした。大胆な提案にまた冗談であるのは重々承知の上だし、相手は犬っころと遊ぶ程度にしか考えていないのだろうが、寮長的にも、王子様的にも、こちらの手を取ったくせに他にちょっかいをかける行為は口出ししたくなるものだ。ゆっくりとした動作で1歩彼女に近づけば、幅の狭い足場では彼女のすぐ後ろは壁。桜色に染まった耳に顔を近付けて低く優しく囁いて)
今からテメェが閉じ込められるんだから、それで我慢しろ。
1491:
ノア [×]
2025-03-10 10:25:52
>>1490 レオナ
嘘ばっかり!愛でるどころか手折って押し花にでもしそうな奴ですよキミは!
( 今日一日で何度遠いはずの緑色が近くで揺れたことか。ぱちりと一度瞬きを・・・する間でもない、この生徒は確かに良くも悪くも一部捻じ曲がってはいるだろうが素直で誠実だ。実際のところ、良しと思っていないものに良しとは言わない。だから、司書は何だか居心地が悪いのだ・・・大切にされて見返りを渡せるほど己に何かがあるわけではない、最初から粗雑に扱ってくれた方がまだ救われるというのにこの生徒は育ち故かそうはしない。ぴん!と弾かれた手に驚いたように目を丸くして、痛いじゃないかと苦情を──言う前に、詰められた距離の分、後ろにさがる。軽い衝撃と共に冷えた壁に後ろ髪が触れて、近くで響いた声との温度差に掴まれたままの手が揺れた。ぶわぶわと熱がぶり返す感覚はいただけない、恥ずかしいだとかそんな甘い感覚ではなくこれは混乱と呼ぶに相応しい。冗談だと分かっていての仕打ちに「もう帰る!」と叫びたいのをぐっと堪えて、額を押さえていた手で目の前の生徒の肩を押し──だから近いと言っているのだ、先程から。その一部生徒が熱狂しそうな声は己に使わないでいい。ぶんぶんと首を振って顔を下に向けて目を逸らしたまま・・・仕方がない、ここは一旦生意気な獅子の子に負けておこう )
司書が悪かった、目移りなんてしないとも・・・あと、司書は図書館に戻ったら可愛らしい愛玩動物がいることに憧れがあるだけで、けして司書自身が幽閉されたいわけではないのですがね、キミ
1492:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-10 11:20:24
>1478 キングスカラー
( /お初お目にかかります、お声掛けとても嬉しいです。本物若様には及ばないポンコツ太郎だと思いますが和気藹々?とお話しできたら幸いです!)
お前かキングスカラー……違う。小説をとろうとして落ちてきただけだ。
(声を掛けられた自覚は無かったがよく耳馴染んだ声に首動かすと、脳内で思い描いていた通り獅子の獣人が大股で近付いてくるじゃないか。人の機微を読みとるのが苦手。それも理由の1つではあるがデフォルトの表情と印象付いているため険しい形相を向けられても眉ひとつ動かず、淡々と事情を話し再び視線を下に落として。この漫画なる書物。拝読してみて目下、面白さよりも疑問の方が上回る。再度、眉を顰め思考顔に戻り「 人間達の間で流行っていると聞き手にとってみたが、何故いちいち画面内を枠で仕切る。 」他の人間に聞こうにも逃げられる未来が目に見えている、そんな所に丁度相手が通り掛かりこれ幸いと疑問を呈して。)
>1483 ノア
部屋……図書館のことか?あの高さにある電球を取り替えるのは骨が折れるだろう。必要であれば僕を呼ぶといい。
(学園のどの部屋を指しているのかわからないが司書という職務を考えたときにぱっと、思い当たったのは図書館。仮にそうだとすると館内の状況が少々気になり詩集を手にとる彼女に隣から確認をとった。読書で利用する以外にも図書館はガゴ研の大切な部室。そして読書家にして我が騎士、セベクもかの場所を重宝している。建物の設備に不具合が生じたのならば普段、利用してるぶん役立てれば。性格上、誰が相手でも、尊大さは抜けないが前述の心情こもった言葉を伝えるその声色は幾らか柔らかで、言い終えると平積みに置いた小説の山を小脇に抱えた。)
1493:
ノア [×]
2025-03-10 12:23:45
>>1492 マレウス
ああいや──でも、そうですね。キミを見込んで一つ頼み事があるのですが
( 確かに司書であるからして、居場所の電球がダメになったと言われて思い浮かぶのは図書館に違いない。が、今回切れたのは図書館に隣接する自室のものだから・・・生徒にそこまで頼むのは些かしのびない。ふむ、と少し考えてから思い出したのは本棚の最上段、ふわふわと浮いている気ままな本たち含め中々手の届かない彼らのこと。本来の目的とは異なる詩集を一度元あった場所へと戻し、電球を取りに戻ろうかと顔を店内へと向けると話している間に少しばかり人が減ったようだ。ちら、と隣を見上げ、もし頼めるのならと口を開いて。はしごや脚立、それこそテーブルにお行儀悪く立って手を伸ばしても届かないものもあるのだ、本は意地悪なものだから )
図書館の本棚で、かなり上段のものや宙に浮いているものたちの虫干しが終わっていなくてね・・・いくつか本を取るのを頼まれてはくれませんか?報酬はお茶とお茶菓子くらいになってしまうけれど
1494:
イデア・シュラウド [×]
2025-03-10 12:50:57
(/顔出し失礼します!少し早いですが5周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。そして返信はでき次第ゆっくり返します…!)
1495:
ノア [×]
2025-03-10 15:39:14
>>1494 イデア
( / 顔出しならびにお祝いのお言葉ありがとうございます!こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!リアルの方、ご無理をなさらず・・・!引き続きまったりゆったりとぜひご参加くださいませ! )
1496:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-10 22:35:26
>1493 ノア
…………何を強請られるかと思えば……ふふふ。この僕の魔法を虫干し目的で使うとはお前くらいのものだ。
(修繕のきかない書籍の完全復元。書物には残らぬ真実の歴史の開示。祝福が欲しい。等々、能力に目をつけたのならヒトの子には成し得ない、けれども自分にとっては呼吸する様に叶えてしまえる願いを聞く事になる、そう、思っていたのだが。ほとほと困った様にこちらを見上げてくる相手が言い放った願いに機械の様にフリーズし、ゆっくりと瞬くまぶたからはぱちぱちと効果音が聞こえてきそうで。五大魔法士と畏怖される僕を前にした願いがただ本をとれだなんて本気か?反芻した言葉が飲み込めてくると今度はどうしてか笑いが込みあげてきて、微かに口角が持ちあがりつつ報酬の一言に一拍ほど間を空けたあと口を開く。「 その程度の事、造作もないが対価と言うなら貸出カードの更新を頼みたい。期限が切れてしまったんだ。 」持参すれば貸出を拒絶されないそれは同じく、持参すればパーティーに参加できるそれと少しだけ似ているような気がして。掃除の日はそれを持って図書館に訪れてみたい、そんな憧れは終ぞ口にせぬまま頼めるだろうか、と図書館の全管理権限を預かる人物に静かな視線注ぎ。)
1497:
ノア [×]
2025-03-11 00:21:06
>>1496 マレウス
もちろん──それくらい、司書にしてみれば造作もないことですよ
( 持ち得る全ては己の到底手の届かないもの、分かっていても目の前の生徒は生徒なのである。強欲は身を滅ぼすとはよく言ったもので、己はこの生徒に与えてもらっただけのものを返せはしない。手に届く範囲のもので十分だと言うのに、どうやらそれがこの生徒にはおかしなことらしかった。物珍しいものを見たように笑みを浮かべなくともいいじゃないか・・・と思いつつ、今度はこちらが欲されたものに瞬きをして、同じように口元に笑みを浮かべて言葉を返す。とても簡単なお願いごとだ、当然のように首を縦に振ればくつくつと小さな笑いをこぼして。身長は角も含めれば己よりも随分と高い、それに長寿だと聞いているからきっとこの世界に縛られ続ける司書よりも歳を重ねているのかもしれない、ヒトとは違う瞳も、寮長たる威厳も──全てひっくるめて見ても、こんなにも可愛らしいお願いをする御人には見えないというものだ )
それにしても意外でした、キミこそ、司書に何を強請るかと思えば──もっと生徒らしい望みでも構わなかったのに、欲しいお菓子があるとか、欲しい本があるとか
1498:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-11 21:43:08
>1497 ノア
学びは学生の本分だろう。そちらの言う「らしさ」に当てはまっていると思うが……
(快く要望を聞きいれてくれた彼女に感謝をと口を半分開いたものの言外で生徒らしくない。と評価を受ければ小首を傾げながら言い返す。制服を着て、勉学と責務に励みながらたまに招待された行事に参加する。それだけではらしいと言えぬのなら思ったよりも、学生という身分は奥が深い。多くの生徒と出会い別れを経験してきた者の言葉だからこそよく受けとめ反芻し、周囲にいる手本たちに目をやり、学生らしさを考えてみたものの現段階では己に欠けている要素はわからず「 それに本や菓子くらい自分で購入する。褒美というからには自分では手の届かぬ物を要求した方が得だろう? 」本人にとっては造作も無い事でも他人からしてみれば価値のある物はある、なにかを握りこむように閉じた手は小さきヒトの子を覆い隠して。紅をさした唇をうっそりと歪ませ笑う姿はさながら茨の魔女の様だ。)
1499:
ノア [×]
2025-03-11 22:30:24
>>1498 マレウス
──その反応が、何よりこの学園の生徒らしいですね
( 確かに学業は学生の本分・・・ではある、が、サムの店を見渡しても明らかに勉学に必要なものよりは放課後を娯楽で満たすものが多いあたり、遊びも重要事項なのではなかろうか。生真面目な言葉に漠然とこの生徒の騎士の一人を思い浮かべつつ、電球を取りに向かおうとして──聞こえた声に見上げたそこには、それは随分と美しくて人離れした表情を浮かべた姿があったもので、一度ゆっくりとまばたきをして、それから満足気に目元を僅かに緩める。とても強欲で、好きな考えだ。貸出カードなど、己でなくとも別の教師でもきっとどうにかするのだろう。適当に貸し出してしまったり、あるいは教師の権限でよしとしてしまったり。そんな簡素なものを手が届かないものだと言うあたり、図書館の主たる己としてはとても嬉しいもので・・・必要なものが並んだ棚へと今度こそ足を向けながら、少しばかり楽しそうに言葉を並べ )
・・・キミ、ちょうど良いので今少し助けてくださいな。電球も少し高い位置に陳列されているものでね
1500:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-03-14 13:29:04
>1499 ノア
構わない。しかし外の世界には機械の板を正しい手順で操作すると、必要な品を瞬時にとり寄せられる方法があるのだろう。
(利を得たのは此方であって、いまの会話のなかに彼女が喜ぶ要素は無かったように思える。柔らかく微笑まれると切れ長の瞳が微かにきょと、と丸くなりながら歩きだしたヒトの子のあとをついて行く。先程より客足が落ち着いたと言えどもこの賑わいのなか、不自然に人通りが無い通路。人より歩幅のあるゆったりした歩調で進みつつ悩みを聞くと前に、目付役から聞いた話を思い出し。深窓の殿下で、機械おんちなばかりに独特の表現描写で、不便ならばとスマホを使った通販を提案してみる
「 どれが、いくつ必要なんだ。 」一口に電球と言ってもさまざまな種類がある。目線と並行の高さにある棚板から顔をそらし振り向いたならば指示を仰ぎ。)
1501:
ノア [×]
2025-03-14 17:38:25
>>1500 マレウス
瞬時とは言っても、大体は翌日の朝が最短だったりするものですよ──流石の司書も身体のつくりは人間と同じだからね、一晩灯りのない部屋で過ごすのは流石に厳しい
( この生徒は意外と俗世に疎い・・・己より外の世界には詳しいかもしれないが、所謂現代文化を知らない節がある。目まぐるしく変わる世界の色は、歳を重ねられなくなった己と長寿である妖精族とでは見え方に差があれど、その実、一瞬の出来事なのには違いがない。比較的静かな棚の前で、電球のサイズと数値を思い出すようにラベルを下から眺めながら、聞こえた声に軽口を叩くように言葉を並べ・・・見つけた。生徒の目線で言えば確実に見える位置、己で言えば背伸びをして少し手を奥へ伸ばさないと届かない位置。コレです、と示すように軽く背伸びをして指先で電球の位置を示しつつ、目線は棚に向けたまま──きっと散々これまでも目にしてきたことに違いなかろうが、長く生きてきたからこそ知っている事実を少しだけ困ったように口にして )
電球も、本も、あるいは・・・誰かが望むキミからの祝福だとか。どうしても、今すぐに、手に入れたいと思うものに対しては自ら動くものだよ──人間は基本的に強欲だからね
1502:
ノア [×]
2025-03-15 01:16:06
( / あ゛っっっ!!!!!!ハッピーホワイトデーでした・・・言いそびれました・・・皆様よきホワイトデーを・・・! )
1503:
カリム [×]
2025-03-15 16:28:44
(/5周年おめでとうございます … !
只今テスト期間なため、 顔だしだけ失礼します …! )
1504:
ノア [×]
2025-03-15 17:03:13
>>1503 カリム
( / お祝いのお言葉をいただきありがとうございます!テスト期間・・・!?ど、どうかご無理はなさらずお勉強を頑張ってくださいませ!陰ながら応援させていただきます!顔出しありがとうございました! / 蹴推奨 )
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