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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1577


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自分のトピックを作る
543: レオ [×]
2020-09-18 00:01:55



【 イベント:置きレス 】

>ラザロ(ギレルモ)(>541

……何、だ…?
(祭囃子に混じって、しかしそれとは不和を起こす音色を耳が捉える。明らかに周りの音とは違うその旋律に不審げに眉を寄せながらも、己から離れた彼の手掛かりを探してそちらへと歩む。だが其処には何の姿も無く、只鼻唄と思わしきものだけが鼓膜を不気味に揺らす。首を傾げ、再度の呼び掛けに息を吸い込んだ瞬間、何か別の物音を聞き取った気がして、視線を回すべく顔を上げる。──が、それは、直ぐ傍で問い掛ける知らぬ声に阻まれる。「っ…!」僅かに遅れて肩に感じた重み、それと笑い声。びり、と電撃の如く一気に走った警戒に、鼓動が一つ大きな音を鳴らし、表情は弛みが無くなり強張って、肺に溜めた空気が喉に詰まる。「……今、探している、者が居てな。」薄く開いたままだった唇を鈍くも動かし、背後にぴたりと付いた彼の疑問に答える。…飢えた獣と相対した時のような緊張と切迫感。首元の肌がざわざわと粟立ち、発する声は僅かに嗄れ、顔は正面を見詰めたまま下手な身動ぎ一つ出来ない。それでも、「君は、ラザロというドラゴンを知っているか?」この状況を打破する切っ掛けになれば、あのドラゴンを探す端緒になればと、はっきりと芯を通した声で此方からも問いを返した。)




544: ギレルモ [×]
2020-09-18 13:02:26


【 イベント:置きレス 】

>レオ(>543)

家畜って呼ばれて怒んないんだア、賢いネエ。
( ネジをいくつか失くした脳でも、貴方の立ち居振る舞いから相当成熟した獲物なのだろうと容易に察しがついて、賛辞よりもどこか小馬鹿にするようなニュアンスに聞こえてしまう口調で含み笑いを続け「 どォでもいーなァ、そんなの。今キミはオレと一緒に居るんだもン 」毅然と受け答えをしながらも身体は硬直している、そんな様子が堪らなく可愛らしくそして生殺与奪を握るこの状況は背筋が震えるほど愉しい。のらりくらりとはぐらかす、というよりか貴方に自分だけを見ろとでも言いたげな幼稚な独占欲を隠す事無く吸血鬼の牙を首筋に立て出血しない程度に甘噛みを繰り返し「 オレがキミを食べたらさァ、アイツどんなカオすんのかなァ。 」首へ触れる唇はぞっとするほど冷たいのに、かかる吐息は攻撃的な熱を帯び絡みつく。いつの間にかするりと手首へ這わせた手で貴方の腕を後ろ手に拘束しながら「 キミも見てみたいでしょ、ネェ? 」暴れれば暴れるほど獲物を絡め取る蜘蛛の巣のように、乱暴ではないのに逃がす気は毛頭ない拘束。夏祭りの夜とはいえここは人を喰らう怪物のうろつく世界、エスコートの怪物の指示を守らねば命など風前の灯火。ドラゴンが貴方へ与えたお守りは何故か反応しないまま冷たい舌を滑らかな首筋へ味見宜しく這わせてみせて )




545: レオ [×]
2020-09-22 00:55:18



【 イベント:置きレス 】

>ギレルモ(544)

う、っ…
(知っていたとて、答える気は無い。そう暗に告げる彼の言葉に眉が寄り、再び口を開くが、首筋に走った感覚に声が止まる。鋭敏な其処に補食の一歩手前のような刺激を受け、堪らず洩れかけた息を閉口して飲み込む。冷たい温度と、それに反した熱が掛かる度、ぞくぞくと身体が微かに震えて、喉が懸命に音を押さえんと動く。腕は彼の手に拘束され、一際冷たく濡れた感触が首筋を抜ける。──命の危機だ。逃げようもない、絶体絶命。そう頭で理解して、しかし、再度開いた口は問いに答える事も、命乞いなどもしない。ただ、「──君は、只の興味で、遊びで、私を喰らうつもりか。」彼の、聞き捨てならないその言葉について問い質す。未だ固まる身体の緊張を、自らの唇を噛んで皮膚を破る痛みで強引に解き、正面を見詰めていた顔を彼の方へ動かす。「…それは駄目だ。己を生かすものに行って良い振る舞いではない。」間近にある彼の姿を鋭い視線で射抜き、怒りの色を籠めて告げるそれは、自身なりの倫理。街を厭い、街の人間と必要以上の関係を持たなかった理由の一つ。背後の怪物にそんな道理が通じるか否かと考えるより先に、それが口を衝いた。「だから、その考えを少しでも持つ君に、喰われたくはないな。」補食を拒んだとて、己の命は彼に握られている。このまま摘み取られるが自然の流れだろう。だが、「──ラザロッ!!」そうされる事を撥ね付ける。自身の身が酷く傷付くかも、今直ぐにでも首を手折られるかもしれない危険性を抱え、それでも肺にたっぷりと空気を吸い込み、彼のドラゴンの姿を思い浮かべながら、その名を真向かいの宙へと目一杯に叫んだ。)




546: ラザロ(ギレルモ) [×]
2020-09-22 21:38:21


【 イベント:置きレス 】

ギレルモ:
ヘぇ…キミは崇高だねェ。
( 理解は出来ないが、言わんとする事の意図は解る。命のやり取りに愉悦を挟む事を嫌悪する貴方、だからこそ興味を抱いたのは君"に"食われたくないという言葉で。耳朶を唇で柔く食みながら「 じゃあ、ラザロには食べられちゃってもイイんだ? 」揶揄するような茶化すような声色なのに落とした言葉はひどく淡々と。貴方がその名を叫んだ瞬間、到来する気配と羽音にクツクツ笑いながらするりと貴方を解放し、その背を翼を持った人影の方にトンと押して )

ラザロ:
( 貴方に渡したお守りが発動するトリガーは"怪物に害意を向けられる"事。万が一の事があってもあの鱗があれば大丈夫だと高を括り、個室でもないこんな屋外で少しでも獲物を独りにするなんて本当に馬鹿な事をしたものだ。――ラムネ二本を手にベンチへ戻ればそこに貴方の姿は無かった。本当に心臓が止まる思いで匂いを辿っている最中、叫んだ声に翼を最大限に広げ天へ飛び立ち、上空から貴方と怪物の姿を見つけて垂直降下し二人の前に降り立つ。貴方にちょっかいをかけた不届き者の姿を見て、しまったと瞳孔が開いた。普段幽閉されている彼までもが祭の参加者だとは想定外で、しかも倫理観とは無縁な男ゆえに貴方に手を出し遊ぶことはあれど、殺害する気はなかったのだろう。それがお守りが反応しなかった理由であり最大の過失、あっさりと彼の手から解き放たれた貴方に駆け寄り庇うように抱き込め「 ったく手前は…ッ。 」心配をかけるなと叱ろうとして、事の発端は自分が貴方を独りにしたことが原因だと思い至りガチンと歯噛みして。怪物を威嚇してやろうと鬼の形相で前方を向けば、そこには人影はおろか誰かが居た形跡すらなく。自分の獲物に粉を掛けられた怒りを向ける矛先を失い、盛大な舌打ちの後深呼吸をして。貴方の両肩を掴んで視線を合わせ「 怖かった、よな。……ごめんな 」いつも強気で粗暴なドラゴンにしては珍しく、しゅんと眉尻を落として素直に謝意を口にして。そのまま抱き締める、のではなく重心を前に傾けるようにして額と額を合わせぎゅっと目を瞑り「 無事で良かった……。 」心の底からの安堵を震える吐息に乗せて吐き出して )



547: 執事長 [×]
2020-09-23 18:50:12


>まだ夏は終わらない。期間限定イベント― Until Fireworks Bloom... ― 開催中!

 →詳細情報【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/fireworks


>募集開始[ どなた様でも大歓迎! / 置きレス・ゆっくりレス対応 ]

 ※9/2~10/2は夏祭りイベント期間です、滑り込みセーフ・飛び入り参加大歓迎です!

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◆ルシアン(>>19
◆ザカリー・アーバーン(>>93
◆レオ(>>147
◆ニール・グレイ(>>244
◆シャラメ(>>395
◇ミネルヴァ(>>489


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548: レオ [×]
2020-09-23 22:01:53



【 イベント:置きレス 】

>ラザロ(ギレルモ)(>546

──…っ!
(“ラザロには”。怪物の落とした最後の言葉が妙に突き刺さって、どくりと心臓が大きく脈を打つ。彼になら、私は…?巡った疑問に答えが出るよりも先に、押された身体が手前にふらつく。転ぶ、と身構えた直後、他でもない己が名を叫んだ彼が己の身を受け止める。耳に馴染んだ声、歯の強く噛み合う音。緊張から解放された身体の力が抜け、息が洩れる。「……ラザロ。」警戒の名残に逸る心臓が、徐々に鎮まっていくのを耳の内で何処か他人事に聞きながら、今度は静かに、迷いの入り雑じる声で彼の名を紡ぐ。ふと、肩に緩やかな重みが乗って、彼の月のような目と視線が絡み、それは間近に迫る。いつも豪快な彼の、萎れた言葉。安堵の吐息。──とてつもない心配を掛けたのだと、理解した。「…いいや、私の方こそ。動くなと言われていたのに…つい、君を追ってしまった。」目線を足元に伏せ、此方からも言い付けを破って単独行動を取った自身への叱責を口にする。「…すまなかった。」ぐり、と合わせられた冷たい温度に自ら額を擦り、同じく謝意を示す。「…祭り、まだ共に出来るだろうか?」続けて視線は下げたまま、滲む不安に何処か怖々と、しかし仄かな期待の色を籠めて、彼にこの貴重な時の再開を願って問うた。)




549: ラザロ [×]
2020-09-26 13:04:59



>レオ(>548)

――雛鳥かよ手前は。
( 衝動的に追い掛けて来てくれた、そんなニュアンスの言葉が擽ったくも愛おしく、憎まれ口を叩きながらも口角は上がり瞳も穏やかな心情をありありと呈して。獅子を冠する雄大な名前、貴方はその名に恥じぬ勇気と聡明さを兼ね備えていると今まで接してきた怪物は皆感じ取っているだろう。ドラゴンもその内の一人で、だからこそ親の姿を懸命に追う雛鳥とシルエットが重なった事にくつくつと喉奥で笑いながら「 当たり前だろ。レオが望む限り、今夜はとことん付き合ってやるよ 」浴衣の懐から取り出したのは先ほど受け取りに行った2本のラムネ瓶。密着していた身体を放し、貴方の喉を潤す為に見よう見真似で栓を抜いた瞬間「 うぉッ、なんだこれ?! 」疾走に飛行に急降下にと散々シェイクされた炭酸はそのエネルギーを発散すべくしゅわわ!と凄まじい勢いで噴出、その飛沫をもろに顔面で受け止めながらも気にするのは貴方の事で「 悪り、かかっちまったか?! 」ポタリとラムネの滴る髪と顎先、それをズイと寄せて折角のヘアセットや浴衣が汚れていないかと問い掛け )




550: 執事長 [×]
2020-09-26 13:05:33



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551: 執事長 [×]
2020-09-29 19:30:18




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552: レオ [×]
2020-09-29 20:05:16



こんばんは、執事長。扉が開いたのが見えたのでな、折角なら祭りの続きを、と思い覗きに来た。
もし良ければ、検討頼む。


***

>ラザロ(>549

(悪意の無い、柔らかな憎まれ口。他者からの評価に揺さぶられる事など無かった筈なのに、彼の一言にどうにもむず痒い感覚が走って、何も言い返せずに眉を下げて唸る。しかし、その顔も願いが叶う事を知った喜びに直ぐ様染まり、彼の取り出した涼しげな瓶に視線が向かう。その栓が開く所を興味深くじっと見詰め──瞬間、その瓶から上がった噴水に此方も大きく目を見開く。何が起きたのか、何故起きたのか解らぬ出来事に、ぽかんとした表情でその瓶と噴き出た液体に目線を注いでいたが、彼からの問い掛けに意識がそちらへ戻る。「い、いや…私は平気だ。が…少々驚いたな。」呆気に取られた後の名残に些かもごつきつつも、自身の状況について言葉を返す。それから、彼の髪先から落ちてきた雫が二つ、己の頬に当たり、そのまま口元に滑っていく。「…ああ、これも甘いな。」口腔に入り込んだそれが舌先に当たり、ほんの少しの刺激と共に訪れたその味。それは飴を纏う果実達とはまた違って、しかしやはり好ましくて、思わず頬が弛んでいく。「君の方こそ、これを思い切り浴びていただろう。…大事は無いか?」つい先程までの緊張も警戒も消え去った顔で彼を見上げ、すっかりと甘く濡れてしまったその髪に指先を伸ばしながら、此方からも問いを返した。)




553: ラザロ [×]
2020-09-29 21:33:17


ようレオ、こうやって顔合わすのは久々だな。最近の空気はヒトの肌にゃ寒ぃだろ、元気にしてたか?
折角の機会に口惜しいけどよ、次の返事書けるとしたら日付周っちまいそうだし、その頃には睡魔で脳味噌ペラペラんなっちまってるだろうから今夜は置きレスにしとくな。
けど久し振りに手前に会えて嬉しかったぜ、またタイミングが合えばいっぱい喋ろうな!

***

【 イベント:置きレス 】

>レオ(>552)

何ッだよ、人間も結構物騒なモン飲むんだな
( 指先まで滴る甘い水滴をぴっぴと払いながら粗野な口調で悪態を吐く、けれど声色には不平不満よりもどこか未知に燥ぐような軽快さが含まれており。涼しげな夏の夜風に晒されてなまじ乾いた砂糖水は鬱陶しくベタつき、鬱陶しそうに舌打ちをしつつもこれを貴方が被らなくて良かったと内心安堵して。「 ――…、 」言葉を失ったのは整った唇へ吸い込まれてゆく雫と、それを味わって破顔する表情に一瞬見惚れたからからか。その表情が見られたのならばもう何も言うまいと、それきりぶつくさ文句を吐く口はぴたりと閉じ「 ちょっとベタベタするだけだ、俺の事は気にすんな。 」確かに不快だが我慢できる程度の軽症で済んだのが幸い。未開封のラムネは慎重にゆっくりと栓を抜き、無事中身を零す事無く開栓に成功すれば得意げに「 強ぇ男ってのはな、同じ手を二度は食わねぇんだぜ 」ひけらかすように顎を反らしながら満タンに満たされた瓶を差し出して。自分のはと言えばすっかり半分ほど吹き零れており、瓶の縁を口に付けることなく高い位置から喉の奥へ直接送り込むようにして飲み干し、空っぽになった瓶をそのままバリバリと噛み砕いて嚥下。何食わぬ顔で「 今は休憩タイムだからよ、手前はゆっくり飲めよ。その間に次どこ行きてえか考えとけ 」兄が弟を見るような暖かい視線を向け、骨張った武骨な手のひらを大きく開いて頭をわしゃりと撫でて )




554: レオ [×]
2020-10-04 19:59:10



返事、遅れてすまない。ああ、勿論元気にしていたとも。
…ふむ、そうか。残念だが、楽しみはまた次に取っておくとしよう。
それでは、此方もレスを置いておく。今度の機会まで、息災を願っているぞ。


***


【 イベント:置きレス 】

>ラザロ(>553

…そうか、何よりだ。
(無事である、という本人からの報告を受け、ほんの僅かの強張りも解けて無くなり、伸ばした指先を下ろす。次いで、もう一つの瓶が開くその瞬間を、先の出来事から、また些かの緊張を滲ませる顔で見つめる。「…おお。」今度は何事も無く、瓶に満ちたままの液体と、如何にも得意そうな彼を順に見ては、輝きの宿る目と感心の滲む声を返して笑う。それから差し出された瓶を受け取り、口を付ける直前に再度彼を見遣れば、硬質な入れ物までもその胃に放る姿の豪快さと、己との根本的な構造の違いを目の当たりにして、驚きに視界を何度も瞬かせる。しかし、自身に向けられる表情と頭に乗る大きな手に受ける促しに一つ頷いて、改めて手にある瓶の中身を口腔に少し流し入れる。と、その途端、舌の上でぱちぱちと弾ける初めての感覚に目を見開く。「ん…っ!?」予想外でこそないが、想像以上の刺激に思わず瓶の中身を注視し、けれども遅れて追い付いた甘さにそれも次第に綻んで、二口三口とゆっくり飲み進めていく。「ふむ…」順調にラムネを己の中に収めながら、彼の言葉に思考を巡らせ、遠くの屋台達の方へと視線を送り──ふと目を引かれたものに首を傾ぐ。「…ラザロ。あの屋台はどういうものだ?」あの、と指差した先は丸く小さな物が多く水に浮かべられた、所謂水風船すくいの屋台。それは、遊びの殆どを知らぬ己にとっては未知のもので、だからこそ湧き上がる興味と好奇心に色付かせた顔をそちらに上げては、彼に問い掛けた。)




555: 執事長 [×]
2020-10-13 18:38:09



>レオ

ようレオ、随分待たせてて悪ィな。
短い置手紙で申し訳ねえが、暫く屋敷を空けさせてもらう事になっちまった。もしまた会えたら、イベントの続きでも新しい物語でも、手前が望んでくれる限り縁を繋げさせてくれな。
寒くなってきたが、再会の時まで変わらず息災で居てくれよ!



>お知らせ

背後事情により一時的に黒薔薇の屋敷を閉館いたします!
状況が落ち着きましたら必ず稼働再開させて頂きますので、取り急ぎご連絡まで。





556: 匿名さん [×]
2021-04-20 19:22:31

支援

557: 執事長 [×]
2021-04-28 21:45:23




>お知らせ

大変ご無沙汰しております。本日より、黒薔薇の屋敷を再稼働いたします。
最近になって比較的まとまった時間が作れるようになって参りましたが、暫し不安定な状況も続くかと予測されますので、今回より新ルールとして【置きレス交流】を導入する運びとなりました。詳細は下記リンクをご参照ください。
レス頻度にはムラが出るかと存じますがきちんとお返事させて頂きますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます!


>募集開始[ 常連様・ご新規様・ご相談のみ等々、大歓迎でございます! ]

 ※半年ほどなりきりから離れておりましたのでリハビリしながらとなりますが、それでもよろしければお相手頂けますと幸いです。なおトピック冒頭に記載がある通り、以降は伽羅口調でお返事をさせていただきますので、ご承知おきの程 宜しくお願い致します。

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558: 執事長 [×]
2021-04-29 16:25:15



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559: プリケル [×]
2021-04-29 19:05:55




指名:ギンハ
希望ルート:捕食、若しくは恋愛ルート
名前:プリケル
性別:女性
年齢:16歳
職業:高校生
性格:年齢の割にどこか達観したような振る舞いを見せる少女。しかしそれはあくまで"フリ"であり、大人に見せかけたい、背伸びしたいだけのただの子ども。そうやって己を装うことによって自分の心を守ろうとしているだけ。他人に深入りすることで傷付くことが怖い臆病者。出来るだけ隠そうとはするが、元来感情表現が豊かなので表情や声、仕草に出やすく解りやすい。思春期らしく精神が脆い一面があり、一度他人に心を許してしまうと、親しい人間が少ないことも相俟って無意識に依存してしまう傾向がある。
容姿:烏の濡れ羽を思わせる漆黒の頭髪は癖の無いストレート。前髪は眉を隠す程度の長さで真っ直ぐに切り揃えており、他は腰ほどまで伸ばしたロングヘア。肌は透き通るように白く、血色が良いのか頬はほんのり赤味を帯びている。身長は166cmと同年代の女の子と比べると高めであり、凹凸の少ない細身で華奢な体躯。細い眉、長い睫毛は緩やかに上を向き、二重瞼で切れ長の紺色の瞳はぱっちりとしたアーモンド型。鼻梁はすっと高く、ぽってりと厚みのある唇が十代特有のあどけなさを残している。服装にこれといった拘りはないため、着脱が楽なワンピースを好んで良く着る。色は黒や白など、派手さとは無縁なシンプルで装飾の少ない質素なものが多い。
備考:画家の父親の元に生まれた一人娘。母親は不安定な職業の夫を支えるため介護職のパートとして働いている。実は父とは血が繋がっておらず、一人の芸術家として"究極の美"を追い求めていた彼は自らが理想とする容姿の妻を見繕った後、あろうことか同じく理想的な容姿の男と妻に関係を持たせて子どもを産ませた。それがプリケルという少女である。そのような経緯もあって父親にはただの絵画のモデルとして扱われ、母親には腫れ物のように扱われる日々に嫌気が差していた。両親から家族としての愛情を注がれなかった結果、深層心理として常に人間らしい愛に飢えている。

ロルテスト:
(それはいつものように退屈で味気ない学校での授業を終えた日の夕方の出来事だった。変わり者で有名な父親は校内でもある程度その評判が知れ渡っていて、その上己の出生の事情に関して一切隠し立てをしないという人間性の欠けた立ち居振る舞いの所為で画家である彼が実父でないことは触れ回さずともとうに広まっており、そのために表立って虐められることこそないものの自ら進んで関わろうとする同級生や教師は一人として居らず、家族どころか友人にすら恵まれない環境に最早感覚が麻痺して悲観的な意識を抱くことすらなく淡々と日常を終えて帰宅し、自室に入ったその瞬間。机の上に置かれていた見慣れぬ封筒が目に入り、首を傾げつつ美しい黒薔薇の封蝋のされたそれを手に取り上げては四方八方から丹念に観察していくも正体は分からず、ならば中身を見てみるのが早かろうと判断すると取り出したペーパーナイフで封を解き、何事かが綴られた手紙を開き──其処でぷつりと記憶が途絶えた。いつの間にか手放していた意識を取り戻し、瞼を震わせて目を開くと眼前に広がるのは見知らぬ調度品の揃えられた見知らぬ部屋。その只中に、事態が飲み込めずただ呆然と立ち尽くしていた。果たして此処は何処だろう。白昼夢でも見ているのだろうか──。そう混乱する頭で思考を巡らせていた矢先、不意に鼓膜を震わせるノックの音色に驚いて肩を跳ねさせては反射的に声を上げ、恐る恐る扉の方へ近付いていけば勇気を振り絞り薄く開いて来客の姿を捉えんと)
えっと……だ、誰?


(/こんばんは、初めまして。伽羅口調で失礼するね。作り込まれた神秘的な世界観と個性豊かで魅力的な怪物さん達に心を惹かれたからこうして参加を希望させてもらったんだけど、何分初めてだから参加方法がこれで合っているのか自信がなくて……何か不足があったらごめん。あと、私の設定が少し特殊というか、場合によってはネガティヴに受け取られてしまうような背景と性格だから、もし冷遇に当て嵌まるようであれば他のPCを新たに作成することも考えるから遠慮なく言って欲しい。勿論、ずっと大人しい性格って訳じゃなくて、年齢相応の好奇心もあるし、怪物さんと接していくうちに明るくなれていけたらいいなと考えてるから、そこも考慮して貰えるとありがたいかも。どうか、時間のある時に検討してくれると嬉しい。)




560: ギンハ [×]
2021-04-29 21:34:58



>プリケル

良い夜だのう、人の子よ。数ある世界線の中でこの扉を選び開いてくれた事、先ずは礼を言わせておくれ。
屋敷での交流に消極的にならぬように留意をしてもらえておる、それを踏まえればそちを此処へ招かぬ理由など無い。元よりどこか脆さや危うさを含んだそちの内面には吾等一同魅力を感じておる。ひとつ先んじて伝えておくと、提供一覧の下部に記載があるように吾は中々箸を持たぬ捕食から遠い部類の怪物ゆえ、捕食エンドまでの道は長いやもしれぬ。そなたの選ぶ道が捕食へふれるか恋愛へふれるか、それは屋敷での暮らしの中でゆっくりと見定めてもらえればよい。
それから、吾等は長らくこの屋敷を空けておってな。私事で相済まぬが、まだまだ文章の勘所が戻ってきておらぬ。至らぬ拙文を披露することになるやもしれぬが、分かりづらい・返しにくい等あれば伝えてもらえぬか。
それでは最後にひとつ。――黒薔薇の屋敷へよくぞ参った。歓迎しよう。


***


(満月の夜は明るい。怪物という種族柄、夜闇でも灯りを必要としない己にとっては、夜に書をしたためるには障子の隙間から差し込む月光があれば充分で。洋風造りである黒薔薇屋敷の中で唯一和のテイストを持つ部屋に、わびさびとは無縁の賑やかな獣の足音が響き渡り「 これ、静かにせぬか。吾(あ)が字を書いておるのだぞ 」何やら騒がしくしている子狐の姿をした使い魔には目もくれず、不機嫌そうな声と共に豊かな尻尾をゆらりと動かして。使い魔は素直にもシュンとした様子でトコトコと主人の膝に乗り、幼さゆえの丸みを残した獣の鼻先で天を仰ぎながら” 御主人様が好まれる幼い新入りが来た ”とご報告を。途端、筆を持つ白い手がぴくりと揺れ「 ――美しい獲物なのだろうな? 」膝の使い魔を見下ろしながら放った脅しに似た確認への返事は待たず、優雅な所作で立ち上がる。ピョンと膝から飛び降りた使い魔の方へは振り返らないまま、向かったのは貴女の部屋。ノックの後、袂から取り出した扇子で口許を隠しながら扉が開くのを待ち、やがて控えめな隙間から新しい獲物の姿をしかと捉え「 ……成程。 」と呟いた後にパチリと扇子を閉じ「 吾が名はギンハ。そちの名は? 」シャンと伸ばされた背筋の後ろでは一本一本が意思を持つように自由自在に九つの尾が揺れており。礼を尽くされることを望む威丈高な怪物はだからこそ先んじて名乗りを上げ、しかし気位の高さからか「 今宵より此処がそちの住み処となるのだ。呼び名が無ければ不便であろう 」と眉間にわずかにしわを寄せながら、貴女にとっては初耳かつ信じ難いであろう手前勝手な事実を隠すでもなく潔く告げて)




561: プリケル [×]
2021-04-29 23:13:58




>ギンハ(>560

色好いお返事をありがとう。まさか受け入れて貰えるとは思っていなかったから本当に嬉しい、感謝してる。
エンディングについてだけど、強いて言うなら捕食か恋愛かというだけで、正直に言うとエンド内容に強い拘りはないから流れに身を任せるのでも良いかなと思ってる。どう転んだとしても、それはきっと素敵なものだと思うから。
文章のことも配慮をありがとう。特に問題は感じてないし、寧ろ私の方が拙くて申し訳なくなるくらい。もし返し難いとかあったら、貴方からも遠慮なく伝えて欲しい。
それじゃあ、これから宜しく。願わくば末長くこの縁が続きますように。(/蹴り推奨)


────


……綺麗。
(その姿を目にした瞬間、脳髄を介することなく唇からぽつりとそんな言葉が零れた。明らかにヒトのものではない白金色の柔らかそうな美しい獣の耳が頭部に二つ、豊かな頭髪を彩るようにして生えており、此方を値踏みするかのような山吹色の瞳と端麗な顔立ちに暫し目を奪われて。しかしふと、耳朶を打つ名を尋ねるどこか威厳を感じさせる声音にはっと我に返っては自身とは住む世界が明確に違う彼に向かって先ずは一言、「私はプリケル。貴方は……狐、なの?」扉を更に大きく開いてみるとギンハと名乗った彼の背後には髪と同じ色の艶やかな尻尾が数本揺蕩っており、其方にも気を取られてしまうと名を告げた後にそんな不躾な問いが口を衝く。これが仮装の類いであればこれほど完成度の高いものはなし、もし仮に本物であるならば──。と、其処まで思い至ったところで思わぬ宣言が彼の唇から紡ぎ出されれば驚きから数度双眸を瞬かせ、「住むって……此処に?というか、此処は一体何処なの?」出来るだけ落ち着いた口調でそう問い掛ける。素直にはいと首を縦に振るには、まだ事態への理解が追い付いていない。何より情報が足りないのだ。目の前の狐らしき男性の正体も、この屋敷についても、己が如何にして此処に連れて来られたのかも。けれど、そのような疑問の数々とは裏腹に不思議とこの空間に居心地の悪さは感じられないのだった。)





562: ギンハ [×]
2021-04-30 00:16:17



>プリケル(>561)


(世辞や媚びの類ではない、純度の高い誉め言葉を耳にした途端、柔らかそうな毛並みに覆われた狐の耳の先端が片方だけ震えるとの同時に、気難しさをまざまざと表現している眉間の溝がふわりと和らいで。それと同時に九尾のまとう雰囲気すら幾分か柔らかくなったことは、波打つ尾の動きが穏やかな其れに変移したことにも表れており「 この九尾を一山いくらの獣と同等に扱っては天誅が下ろう。吾は聖なる神獣であるのだ、敬虔の念を以って〝ギンハ様〟と呼ぶがよい 」ただの狐と認識されることは自身にとってこの上ない侮辱に等しく、きっと『綺麗』の一言が無ければこのお小言に一つも二つも要らぬ棘が加わっていたに違いない。あたかもそれが当然と言わんばかりにいつも通りの敬称を勝手に義務づけた後、瞬きを繰り返す夜の海に似た色の双眸を見下ろし「 それを詳らかに説くには些か長くなる。立って話すような事ではあるまい 」バサリと音を立てて閉じていた扇子を再度開いて口許を隠し、『部屋に入れろ』と暗に告げた要求を認識されなかった場合の保険として「 今宵はこの吾がそちの世話を焼いてやると言っておるのだ。 」フン、と恩着せがましく息を吐きながら返答を待つ。見たところ彼女は未成年の子どもであるのに、異常事態にもかかわらず落ち着き払っている。幼い獲物は好きだが、むやみやたらに泣き喚く手合いは不得手であり、そういった点でも貴女に抱いた興味は尽きる事は無く)




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