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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
64:
来栖カカオ [×]
ID:f23dc50ef 2025-05-27 21:35:17
>56 常盤刹那
(ほんの一瞬、息を飲んだ。心のどこかがざわめく。けれど、それでもカカオは目を逸らさない。頬は確かに熱い。でも、今の彼女にはそれを隠す余裕すらない。)
……バカ。
そんなこと、簡単に言わないでよ。
(そう言いつつも、声は怒っていない。むしろ呆れたような、けれどどこかくすぐったい響きを含んでいる。指先が、刹那の胸元の服をそっと掴む。しっかり、でも優しく。)
“壊していい”って言葉は、“信じてる”って言葉よりも、ずっと危ないんだから。
(瞳を細める。けれどそこには怒りも拒絶もない。ただ、静かに、真っ直ぐに見つめ返す。カカオの目は、夕日に照らされて赤く、透けるように揺れる。)
……でも。
あたしも、“壊されるなら”……って、今ちょっとだけ、思っちゃった。
(声が震える。でも、それは恐怖じゃない。刹那の言葉に、カカオの中の“何か”が確かに反応した証。静かに目を伏せたかと思うと、すぐにまた見上げる。今度は、ほんのり意地悪な笑みを浮かべて。)
……あたしが“壊れてく”とこ、ちゃんと最後まで見ててね。
中途半端に壊したら、許さないから。
(それは、挑発であり、約束であり、恋の続きだった。少女が放ったのは、覚悟と願いの入り混じった、“とても甘くて危険な肯定”だった。)
……ずるい。ほんと、ずるいよ、先輩は。
(頬に触れた手が、あたたかくて。握られた指が、安心で。「おいで」なんて、そんな簡単に言わないでよ──と、心の中でぶつぶつ言いながら)
……逃げ道、なくなっちゃったじゃん。
(それでも、ほんの一歩だけ踏み出して。手を引かれるより先に、自分の意思で、寄っていく。ぴたりと身を寄せ、そっと肩を預けるようにして。抱きしめられる前に、彼女自身が“抱きしめに来た”みたいに)
……じゃあ、ちょっとだけ。
今日だけ、あたしのこと、大事にして。
(その声は、甘えでもワガママでもなく、“お願い”。
ただ少しだけ、自分を預ける選択をした、彼女なりの誠実な一歩)
>57 伊多狩 秀
あーあ、それもうフラグ立っちゃったじゃん。
『紅茶ぶちまけた会長(三年)』って伝説、来週には校内放送で特集されてるかもね?
ま、安心して? あたしはやさしいから。
“おっとっと、ぶちまけちゃった!”って即座に顔芸までしてくれたら、逆に好感度上がるって。
(言葉のひとつひとつに悪意はない。けれど、その声色には確かな棘と、くすぐるような皮肉が込められていた。ペットボトルの底をくいと指先で突き上げながら、彼女は飽きることなく会長の表情を見つめている。茶化しているのか、試しているのか──あるいはその両方。笑顔の奥で、何かを崩してみたいという好奇心が静かに光っていた。)
そっちがその気なら、あたしも本腰入れてキャッチコピー量産しとくか。
(カカオは口元だけで笑いながら、ポケットからスマホを取り出して、ふと画面をスリープ解除する。だが写真を撮る素振りは見せない。ただの仕草。それも“からかい”の延長戦。)
……ふぅん、じゃあ聞くけど、
“問題児じゃない”って、誰基準? あんたの中で決めたカテゴリで、あたしを無罪放免にしてくれるの?
(皮肉を滲ませた声色で返しつつも、その瞳はわずかに揺れている。否定してほしいわけでも、肯定されたいわけでもない。ただ、“枠”に収まることを拒みたくて、会長の言葉の裏を試すように噛みつく。突っぱねながらも、その答えに一抹の期待を滲ませて)
>58 黒城 漆
(換気の悪い、少し湿った空気が部室の隅々にこもっている。窓の外から差し込む午後の薄曇りの光が、埃混じりの空気にぼんやりと影を落としていた。そんな重苦しい空気を背に、カカオはゆったりと椅子に腰掛けたまま、眉一つ動かさず淡々とした声音を響かせる。)
……購買部の番人に媚びてメロンパンを独占とか、まさに悪のカリスマの発想だね。だがな、部長、甘味の覇権とか言う前にまずは『懐柔の具体策』を考えてからにしろよ。思いつきで征服計画語るのは、ただの食い逃げ予告みたいなもんだ。
(声は冷静で滑らかだったが、その裏にほんの僅かな苛立ちが潜んでいるのを、部長は感じ取れたかもしれない。)
あと、そのメロンパン、あたしは譲らない。勝手に震撼してくれ。こっちは味の評価をするっていう使命感で買ってるんだ。甘さ、食感、クリームの濃度…それを楽しむのに、部長の無鉄砲な作戦は邪魔でしかない。
(声のトーンがわずかに低くなり、言葉は鋭く突き放す刃のように響く。まるでその無計画さを厳しく断罪するかのように。)
……まあ、そんなバカ騒ぎが少しはこの部の“ほろ苦さ”を作ってるっていうなら、あたしはそれも悪くないと思ってるけどね。
(カカオは視線を部長の動きから離し、手元のメロンパン包みを軽く指先で弾いた。)
>57 伊多狩 秀
あーあ、それもうフラグ立っちゃったじゃん。
『紅茶ぶちまけた会長(三年)』って伝説、来週には校内放送で特集されてるかもね?
ま、安心して? あたしはやさしいから。
“おっとっと、ぶちまけちゃった!”って即座に顔芸までしてくれたら、逆に好感度上がるって。
(言葉のひとつひとつに悪意はない。けれど、その声色には確かな棘と、くすぐるような皮肉が込められていた。ペットボトルの底をくいと指先で突き上げながら、彼女は飽きることなく会長の表情を見つめている。茶化しているのか、試しているのか──あるいはその両方。笑顔の奥で、何かを崩してみたいという好奇心が静かに光っていた。)
そっちがその気なら、あたしも本腰入れてキャッチコピー量産しとくか。
(カカオは口元だけで笑いながら、ポケットからスマホを取り出して、ふと画面をスリープ解除する。だが写真を撮る素振りは見せない。ただの仕草。それも“からかい”の延長戦。)
……ふぅん、じゃあ聞くけど、
“問題児じゃない”って、誰基準? あんたの中で決めたカテゴリで、あたしを無罪放免にしてくれるの?
(皮肉を滲ませた声色で返しつつも、その瞳はわずかに揺れている。否定してほしいわけでも、肯定されたいわけでもない。ただ、“枠”に収まることを拒みたくて、会長の言葉の裏を試すように噛みつく。突っぱねながらも、その答えに一抹の期待を滲ませて)
>58 黒城 漆
(換気の悪い、少し湿った空気が部室の隅々にこもっている。窓の外から差し込む午後の薄曇りの光が、埃混じりの空気にぼんやりと影を落としていた。そんな重苦しい空気を背に、カカオはゆったりと椅子に腰掛けたまま、眉一つ動かさず淡々とした声音を響かせる。)
……購買部の番人に媚びてメロンパンを独占とか、まさに悪のカリスマの発想だね。だがな、部長、甘味の覇権とか言う前にまずは『懐柔の具体策』を考えてからにしろよ。思いつきで征服計画語るのは、ただの食い逃げ予告みたいなもんだ。
(声は冷静で滑らかだったが、その裏にほんの僅かな苛立ちが潜んでいるのを、部長は感じ取れたかもしれない。)
あと、そのメロンパン、あたしは譲らない。勝手に震撼してくれ。こっちは味の評価をするっていう使命感で買ってるんだ。甘さ、食感、クリームの濃度…それを楽しむのに、部長の無鉄砲な作戦は邪魔でしかない。
(声のトーンがわずかに低くなり、言葉は鋭く突き放す刃のように響く。まるでその無計画さを厳しく断罪するかのように。)
……まあ、そんなバカ騒ぎが少しはこの部の“ほろ苦さ”を作ってるっていうなら、あたしはそれも悪くないと思ってるけどね。
(カカオは視線を部長の動きから離し、手元のメロンパン包みを軽く指先で弾いた。)
>62 一宮 和久
(向き直った和久の視線を、カカオは真正面から受け止める。だがその銀の瞳には探るような色も、責めるような色もない。──むしろ、弄ぶ準備をする手のひらのような余裕。彼の問いかけに、わざと大仰に肩をすくめてみせると、目線だけでそらりと芝の方を向いた)
あー……どうだろ。あたしがやったら、途中で飽きて追いかけるのやめちゃうかも。
でも──あんたみたいに嬉しそうな顔は、たぶんしないな。
(悪戯をしかける猫のような笑み。軽やかに一歩詰めると、和久のペットボトルにちらりと視線を落とす。手にしたお茶を挟むように両手で覆うと、まるで心音でも確かめるかのように少し傾げる)
ふぅん……ちょっとは動揺してると思ったのに、冷たいね。
……じゃあさ。
逃げたのが猫じゃなくて、あたしだったら──どうする?
(わざとらしく口元を歪めて問いかける。声のトーンは変わらず、どこまでも楽しげ。だがその中に、ごく僅かに熱を孕んだ気配。試すように、揺さぶるように。彼の「崩れ」を探して、仕掛けた指先はまだ止まらない)
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