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108:
朽葉 [×]
2022-11-05 23:59:48
>99 瑠璃
それは……当然の疑問、だから。終わりを司る神様はわたしだけなんだもの。必然的に問われる側になるのは、なにも不思議なことではないわ。
(伸ばされた手を拒むことはなく、大人しく彼女の腕の中へと収まれば、かけられた言葉にきょとんとした表情で瞬く。確かに彼女の言う通りに、今の問答は幾度となく繰り返して来たもの。しかし終わりの神様が自分だけなのに対し、問いかけて来る人々はたくさんいるのだから、ある意味では当然の帰結とも言えよう。そんな風に考えれば、慰めにもならないような言葉を、それでも気にしないで欲しいと伝えたくて口にして。それから白うさぎのぬいぐるみを抱えていない方の手を彼女の背へと回せば、軽い力でそっと抱き締め返しつつ)
――でも、ありがとう。大丈夫。瑠璃がわたしを思ってくれているのは、ちゃんと伝わっているわ。
>100 千草
(駆け寄った勢いのままに突撃した先。体格差ゆえか二人して吹っ飛ぶと言うこともなく、気安い冗談の応酬に口元を緩める。もふり、と柔らかな感覚と共に相棒が戻って来たのなら、背中へと回していた腕を離していつものように抱き締め、ふわふわの耳へと頬を寄せて。濡れないようにと言うお願いをきっちり叶えてくれたことへの感謝を、そっと心の内だけで呟きつつ「それは光栄だわ。でも――ふふ、これじゃあどっちが捕まっているのか分からないわね」白いうさぎごとその腕の中へ閉じ込められれば、彼の羽織に顔を埋めるような形でくぐもった笑みを零す。少なくとも認識している範囲では、何の許しでも祈りでもない抱擁。随分と久しぶりのように思える感覚と、ただその身を包む温もりに眦を下げ、ぬいぐるみのように行儀よく抱かれること暫し。落ちてきた吐息を合図に夜の気配が戻って来れば、顔を上げて彼を見つめてから、その手が示す場所へと視線を移して。うさぎを傍らに携えたまま木の幹へとよじ登り、彼の隣へと腰を落ち着ければ、樹皮をそっと撫でつつ同じように空を見上げて。戯れのような一言にぼんやりとしたまま言葉を返せば、途中でまるで見聞きしたかのような自身の台詞回しに気付いて、繕うように言葉を重ね)
最初は興味深くても、次第に退屈に……なる、のでしょうね。きっと。
(/ご反応いただきありがとうございます!
実は図書館の説明にある最後の一文がとても気になっておりまして、ぜひ千草様とご一緒出来たらと思っておりました。ハロウィンの栞についても取り入れていただけて、大変嬉しく思います…!場面の転換についても異論ありませんので、ぜひその方向で進めさせてくださいませ!)
>106 梔子
そうね。鈍るどころか、失くしてしまったものも多いのかもしれないわ。……わたしがもう、覚えていないだけで。
(彼女の表情が綻んだのも束の間で、どこか悲しげにも思えるその独白へと耳を傾ければ、感覚が鈍ると言う言葉に静かに頷く。今はこれが幻影だと分かっているからこそ躊躇なく口に運べるが、崩壊する世界における食料は人間にとっての生命線に他ならない。食事を必要としない自身が消費するのは気が引けて、思えば神となってから本物の食料を口にしたことはほとんど無いような気がする。道理で食に紐づく感覚を失う訳だと一人納得していれば、続く彼女の問いに考えるような間を置いて視線を伏せて「みんながわたしを”希望”だって言ってた。”神様”はみんなを救ってくれるものだって聞いた。だからわたしが神様になれば、大好きな人たちが喜んでくれるだろうって――まぁ、所詮は子供の考えることよ」そこには思慮なんて欠片もなく、あるのはかつての少女のちっぽけな願いだけ。一瞬だけ見た目相応となった声音はいつしか普段の調子へと戻り、視線を上げれば淡く微笑んで)
良いか悪いかは分からないけれど……楽しいことも悲しいこともあったわ。その中にはきっと、神様にならなければ経験し得なかったこともあると思うの。――そう言う梔子は? どうして神様になろうって思ったの?
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