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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
41:
鴉 [×]
2022-02-01 22:23:14
>40 ヴァローナ
確かに、なんとなく似ているかもな……綺麗だ。
( 己も漆黒そのものであるが、彼女も似たような色を持っている。二人でいたら黒のペンキを溢したかのように闇夜に溶け込んでしまいそうなほどだが、そこに色彩が加わると一気に映えた。鮮やかな光彩が映えるのは、元々の色が殆ど黒というひとつのみで構成されているからであろう。無意識下にて溢した呟きは、彼女とアメジストの輝きと蝶々との親和性に目を奪われたから。数秒して、自身が何を口にしたのかと自覚した。わざわざ否定するのも墓穴を掘るかのように思って気が引け、あえてそのままに。辿り着いた家には蔦が絡みついてお世辞にも綺麗とは言えない有り様で。それを指差すとどこからともかく取り出した鍵を手渡し )
……ここがアリスの家だ。これで開く。
42:
来客 [×]
2022-02-03 18:54:37
>41 鴉さん
き、綺麗…………あ、ありがとうございます。鴉さんも、綺麗ですよ。
(突然言われた褒め言葉に目を見開き、ぱくぱくと口を数回動かした後絞り出すようにお礼を言う。手で顔を覆っているが、耳や首元まで赤く染まっている様子を完全に隠すことは出来ず。謙遜やはぐらかしの言葉を述べようにも思考が回らず、己の素直な本心をポロリと零した。その後じわじわと自分の口にした言葉を自覚し、受け取った鍵で扉を開けるのもかなり時間が掛かり。冷静さを取り戻し扉を開けたときには、その内装に言葉を失っていた。部屋の中にある家具は細かな装飾が施され、飾りつけとしてタペストリーや絵画が飾られている。木目調の床板やトランプの模様を模した壁紙は、さながら御伽の国のヒロインの部屋と呼ぶにふさわしいだろう。しかし部屋の荒れ果て具合は、そのメルヘンさをぶち壊すのに十分だった。白を基調とした家具には蜘蛛の糸が張り、床や壁は色褪せヒビが入り、部屋の至る所に埃が積もっている。想像以上の惨状に思わず苦笑しながら、彼の方に振り向いて)
この家、まずは掃除が必要ですね。綺麗になれば、もっと居心地も良くなりそうですから。
43:
鴉 [×]
2022-02-04 22:48:44
>42 ヴァローナ
馬鹿じゃねーの、ほんと……
( 返ってきたのは同じ言葉であったが、彼女の言葉はなんだか暖かい気がした。照れを隠すように一瞬鴉の姿に戻って、ばたばたと空を飛んだ後人間へと変身してその場へ戻った。冷静になるために飛ぶだなんて変だが、不思議の国だからこそできる方法だろう。扉の奥、部屋の中は散々。アリスに相応しいきらびやかな内装であったのは昔のこと。蜘蛛の巣や埃にまみれ、お世辞にも綺麗とは言えない。放置されたまま何年経ったのかは定かではないが、足を踏み入れた形跡がないのは確か。どこからともなく取り出したのはモップやはたきを含む掃除用具諸々。その場においたそれらだけが新品で、辺りの廃れ具合とのちぐはぐさがやけに変な風に見えた )
そうだな。箒と塵取りは用意してある。あとは何だ、必要そうなものを適当に。
44:
来客 [×]
2022-02-04 23:21:54
>43 鴉さん
ありがとうございます。これがあれば何とかなりそうです。
(妙に新しい清掃道具は珍妙だったが、人が鳥に変化するような御伽の国に対して感覚が麻痺して来たのだろうか。取り出された掃除用具に対しては、あってくれて助かったという気持ちしか湧き上がらなかった。はたきを持つと部屋の奥に進み、家具に積もった埃や張り巡らされた蜘蛛の巣を床へとはたき落としていった。はたくたびに部屋中に埃が舞い、灰色がかった部屋を白く曇らせる。その度にくしゅん、こほんと咳やくしゃみをしつつ、地道に掃除を進めていき。しばらく時間が経つ頃には、少なくとも家具の上に埃が目立つことはなくなっていた。しかし箒を取りに行ったとき彼女は何かを持っており、それは「愛しき―――へ」という書き出しで始まる恋文だった)
机の上に、ちょっと面白そうなものを見つけたんです。掃除が終わったら読んでみませんか?
45:
鴉 [×]
2022-02-05 13:47:10
>44 ヴァローナ
オレも手伝う。一人じゃ時間掛かるだろ。
( 外に出て、絡みついた蔦を取り外しにかかり。軍手をしたまま一気に引っこ抜き、覆っていた緑は嵩を減らした。飛べるというのも大きな利点だろう。脚立などを必要とせず上の辺りのそれを引っこ抜くことができるのだから。外装をなんとか家だとわかるほどに戻した後、埃っぽい室内へと足を踏み入れ。取り出した新聞と洗剤で窓を磨く。雑巾を使わないのは働き者の兎がこうするといいんですよ!と教えてくれたからこその知識であり。ふと顔を上げると、何やら彼女が見覚えのない封筒を持っていた。渡しそびれたのか、断られたのか定かではない。しかし、前の主のものであれば何年も前で消息もわからない。ただ首を捻るのみで、開けるのを止めることはせず )
なんだそれ。前のアリスの忘れ物か?
46:
門番 [×]
2022-02-05 13:54:59
>1 rule
>2 character
>10 about Alice
>18 template
お茶会へと誘われた不憫なアリス。この国から逃げようものなら、門番に処刑されてしまうことでしょう。スマートフォンなどの外界と通じる機械は使うことができず、テレビやラジオもない。そんな世界で、アリスは過ごすことになるのです。
この世界へと繋がる招待状は、きっとまだ見ぬアリスの元へ。
──随時募集中
47:
迷い子 [×]
2022-02-05 17:57:36
【 名前 】Isaac Moore / アイザック ムーア
【 性別 】男
【 性格 】楽観的で自己中心的な考え方のイカレ。悪戯や揶揄うのが趣味と言っていいほど楽しくだいすき。好奇心の塊で何にでも興味を持てるが、飽きやすく一瞬で興味を失ったりする為何事も続かない。精神年齢が低い為、短気だが単純で怒っていたことすら数十分もすれば忘れている。扱いやすいのか扱いにくいのかは分からない。気分が高まるとすぐ悪ノリし、その度に周囲の人間から冷ややかな視線を浴びていた。その事に本人も気がついているにも関わらずその曲がった性格を直そうとはしない。
【 容姿 】様々な紫が重なった髪はボサボサに爆発していて、その隙間から2つの瞳が見え隠れしている。瞳は猫目のパッチリとした黄金色。肌は黒く瞳の色がよく映える。比較的低い身長と愛らしい鼻目立ちは年齢相応。小ぶりな口は常に口角が限界まで上がっていて、口から除く歯はサメのように尖っている。服装は日によって違うものの派手な色やたくさんの装飾のついたものが多い。身長は158cm程だが、大抵踵の高いブーツを履いている為5cm程盛っている。
【 備考 】 8歳にして周りからの疎外感に耐え切れず引きこもりデビューを果たした。それから6年間をほとんど家で過ごしており、自身の着の身着のままで生きている。実家はそれなりに裕福である為生活に支障はなかったし、一人息子なのもあって甘やかされて育ってきた。髪は自分で染めたもので、割と気に入っている。
【 指名 】お任せでお願いします 。
【 ロルテスト 】____?
( ネオンの照明に照らされるエナジードリンクの缶。三面モニターはそれぞれの色で光っていて、長時間それと相対していれば目の痛みが頭の奥まで鈍く響く。FPS自体は好きなのにチームゲームとなると途端にやる気を失ってしまう。それにしてもソロでの勝率は悪く、画面に悪態をつく毎日だ。今日は早めに切り上げて眠ってしまおうとパソコンの電源を落とす。流石につけたままにすれば電気代が馬鹿にならない事くらい理解している。機械音が少しして止まると一気に脱力感と虚無感に襲われ、そのままチェアに体を預けた。上がっていた口角をきゅっと結んで瞳も同じように閉じる。なにも感じられないこの時間が1番恐ろしく、なにより寂しく感じてしまう。暫くそうしていれば、聞こえる筈のない通知オンに飛び起きる。確かに電源は落としたのに…。目を丸くしながら、黒い液晶を見つめていれば一通のメールが不自然にも画面の中央に表示された。導かれるようにそのメールを開く。ウイルスの心配なんてしていられない、目の前にある興味を満たす為なら命だって賭けられると、本気でそう思えるのだ。「お茶会へようこそ」 その瞬間、世界は色を変えて新しいアリスを歓迎した。暗い空と大きな植物ともいえぬなにか。黄金の瞳は好奇心と恐怖に爛々と輝いた。)
ははっ ... なにこれちょーたのしそう!!
(/ 参加希望なのですがロルテストが想像以上に捗ってしまって...毎回この量ではありませんが、御検討宜しくお願い致します。 / )
48:
兎 [×]
2022-02-05 19:24:40
>47 アイザック
( バタバタと走り回り、お皿を割ったり薔薇を違う色に塗ってしまったりと失敗を繰り返す。そんな失態も何度もやらかしてしまえば慣れたもので、いつしか注意されても大して凹まないメンタルが備わった。厳しい女王ですら、「しっかりしないと首をはねるわよ」から「まったく仕方ない子ね」へと変化するほどに色々な問題を起こした自覚はある。それでも完璧に仕事をこなせないのは、ドジという厄介な特性のせいだろう。ついつい焦って、結果としてダメなことをしてしまう。紅茶の茶葉をうっかりティーカップに入れてしまって、お茶会好きの帽子屋にキレられたのは記憶に新しい。いつものように走り回っていたところに、音もなく現れたアリス。しかしそれもすぐに彼の歓喜の声によって色を主張する。思わず驚いてびくりとしてしまうものの、勿論危害を加える存在でないことは承知の上。どうやら今回は楽しげなアリスらしい。ぴょこぴょこと跳ねるようにそちらへと向かい、怪我ひとつない様子の彼の前までぴょんと飛び出て )
アリスさん、アリスさん。お茶会へようこそ!
( / 興味を持ってくださり、有り難うございます。不備など御座いませんでしたので、返答の文章を綴らせて頂きました。お任せとのことでしたので、兎にてお迎えに上がりましたが大丈夫でしょうか?変更の場合、また何か疑問点がある場合はその都度遠慮なくお知らせください。特に問題ない場合、背後会話への返信は不要です。)
49:
来客 [×]
2022-02-05 20:02:08
>45 鴉さん
はい。昔ここにいたアリスについて、何か分かるかなって。
(開けるのを止められなかったことをいいことに、薔薇の形をした封蝋をはがし便箋を取り出す。何年前に書かれたかもわからないそれは所々黄ばみが見られたが、紫色のインクで書かれた文面はさほど苦労しなくても読み取れるものだった。好奇心に導かれるまま読み始めていくが、徐々に体の温度が消えていくのを確かに感じ。アリスへの恋文と称されたその内容は懺悔だった。アリスと恋に落ち、彼女が国から出る計画に手伝ったこと。しかし成功するはずもなく、国から出たところでアリスは捕まり無残に処刑されたこと。そしてアリスの逃亡を手伝ったとして、自らも処刑される運命にあること。自分が出国の話をしなければ、自分がもっとうまく手伝えていたら。死を目前とした手紙の主は、ひたすらに懺悔とアリスへの愛を綴っていた。一通り読み終えた後、便箋を手に持ちながら体をぶるぶると震えさせ、自らを支えるようにモップを手に取って)
ちょっと時間が掛かりすぎてしまいましたね。掃除、再開しましょう。
50:
アイザック [×]
2022-02-05 21:34:23
ん~?俺アリスじゃないけど?もしかして招待客間違えた?
( 突然現れる存在には興味を示さず、自身に向けられた "アリス" という名前について問いただす。顔の顎に指を置き、俺違うよ?と首を傾けるが、内心ではまだこの場所に留まりたいと言う気持ちは大きい。どうすれば1秒でも長くここに居られるのかを頭を捻りながら考える。6年前からロクに勉強なんかしていない。いやだいやだと駄々をこねるのも楽しそうではある。目の前の少女がどんな反応をみせ、俺の事をどう判断するだろう?いつの間にか口角が上がっていたらしく、ハッとして犬のように頭を振り誤魔化してみせる。そう言えばお茶会がなんたらとか言っていたか、自分をそこで働かせて欲しいと乞食のように訴えればまだここに居ることができるかも。いつかのニッポンアニメを彷彿とさせるそのセリフをこの不可思議でファンタジーチックな場所で言うのは完全に浮いている。それはそれで俺らしくていいか、なんて思い、座り込む状態を利用して可愛らしく上目遣いなんかして。 )
俺もうちょっとここに居たいんだけどさ~ ... なんでもいいからさ、働かせてくれない?後生だ旦那ぁ!
51:
迷子 [×]
2022-02-05 22:18:31
>34 帽子屋さん
ふぅん…毎日誰かの誕生日とか、そう言うことですか?これが毎日かあ、それって凄く素敵かも…!
(いつもお祝いしている。その一言に僅かながら引っ掛かるも、考え込む事もそこそこにして相槌の言葉を投げ打った。念の為に脳内で弾き出された質問を一つだけ投げ掛けるも、その答え自体は然程求めて居ないかの様に、次いで彼の言葉を反芻して。ティーカップの中で揺れる透き通った紅茶を覗き込みながら、理想的な生活を脳内に思い描く。此処を理想とするには少しばかり、おどろおどろしい何かを感じずには居られないけれど。携帯端末を探す為に後ろへ向けて居た視線は、彼のどこか無機質にも似た声色に呼び戻される。楽観的な考えも此処に来て漸く一抹の不安を抱え出したか、ゆくりなく眉尻を落とすと頭に浮かんだ疑問を矢継ぎ早に投げ掛けて。)
…ここじゃ情報は集められないってこと?どうして?元の世界って__どうやったら戻れるの?
52:
鴉 [×]
2022-02-06 14:09:34
>49 ヴァローナ
……なあ、大丈夫か?
( 読み進めていくのを見守り、しかしあえてそれを覗き込むような真似はしなかった。何を書いているかどうかを知っていたわけではなかったが、彼女の様子からなんとなく察することはできた。きっと良からぬことが綴られていたに違いない。恋文の内容がいいものであったとしたら、ここに置いたまま古びて主を待つようなことにはならなかっただろうから。震える彼女に触れてもいいのか、どうなのか。迷った末、軽く肩に手を置いて声を掛け。踏み込む気にはなれないものの、放っておけるほど薄情でもなく。結果としてそれ以上掛けるべき言葉は見つからなくて、不器用な一言だけで終わってしまった。気にしないように窓拭きを再開するも、びゅうと吹く風に舞う木の葉の音がやけに悲しく聞こえたような気がした )
53:
兎 [×]
2022-02-06 14:21:33
>50 アイザック
ううん、間違えてるわけない!招待状、出したはずなの!目の前に招待状が現れるのも、その文字を読めるのも、アリスとここの住人だけってボク聞いたよ!
( ぶんぶんと勢いよく首を振って否定する。いくらその主がアリスであるとの自覚を持たないにしても、実際目の前の彼がアリスであることは不変の事実。何度もドジを踏んできたが、招待し間違えたことはない。そもそも招待状を間違えて拾ったり開封したりすること自体できないのだ。つまりは彼がアリスである、と焦ってたまに甘噛みしてしまいながら力説し。続いた言葉にはきょとんとはてなマークを浮かべる。日本では通じるフレーズであろうと、ここで育った己には理解不能だった。聞いたこともない単語に考えるのを止め、事実のみを伝える。自力でこの国を出ることはできない。そのことはさすがに伝えてはいけないような気がして、取り敢えずは自己紹介をすることに。ぺこりと頭を下げては、そのまま兎の姿へと変化して彼の回りをぴょんぴょんと跳ね回り。彼を歓迎するように動いたつもりだが、聞こえた悲鳴がそれを無意味にしたかもしれなかった )
だ、旦那……?よくわからないけど、アリスさんはここで過ごして貰うことになってるから!あ、ボクは兎、よろしくね。
54:
帽子屋 [×]
2022-02-06 14:35:17
>51 アリスタ
逆ね。特別じゃないからお祝いするの。誕生日は誕生日で、また豪華になるわね。
( 毎日のように行われるお茶会は、しかし特別なものではない。例えるなら人々が1日3食摂るのと同じようなもの。だからこそ不変的で、途切れない。しいてお祝いする理由をつけるとするならば、健康で過ごせることに対する感謝を込めて、などになるだろうか。ここでは何もかもが止まってしまっている。蔦の絡んだ家々、ずっと曇っている空。希望など見出せないようなところに慣れた住人が明るく生活するための術、との見方もできるかもしれない。冷たく突き放すように淡々と事実を述べる。絶えず聞こえる悲鳴がより恐怖を助長する。唯一の希望は、絶対にバレてはいけないもの。彼女にしか聞こえないように耳元で呟き )
インターネットは発展していないのよ。パソコンやスマートフォンはあったとしても使えないし、テレビやラジオもない。元の世界へは戻れないわ。戻したらアタシの首が飛ぶ──だけどね、アリスちゃん。本気で嫌なら教えてあげる。アタシしか知らない、帰る方法。
55:
来客 [×]
2022-02-06 16:30:20
>52 鴉さん
大丈夫、です。薄々、勘づいてはいましたから。
(手に取ったモップをぎこちなく動かし、埃の積もった床を磨いていく。モップと床板が擦れるきゅっきゅっという音と共に聞こえてきた木の葉の音は、あまりにも寂しく感じられ。薄々感づきながらも目をそらしていた、「もう帰ることは出来ない」という現実を突きつけられた自分の心情を如実に表しているように思えた。手先から温度が消え、代わりに頬を熱いものが伝う。行き場のない感情をぶつけるようにモップを動かすと、徐々に部屋に清潔さが見えていった。しかし己の単純さゆえか、埃のない部屋を見ていると荒れた心が静まっていくように思えた。悲しみや怒りが、徐々に覚悟へと変わっていく。目はまだ赤いものの、声や様子は落ち着きを取り戻していて。モップを固く握りしめたまま、すっと彼を見上げて口を開き)
帰ることが出来ないなら、せめてこの国のことを知りたいです。何でこんなに荒れ果ててしまったのか、元々はどんな国だったのか。
(/少々質問なのですが、主様に展開の萌え萎え要素はございますか?それらによって、こちらのロルも適宜調節したく思います……!背後質問が多くすみません!)
56:
鴉 [×]
2022-02-06 17:06:11
>54 ヴァローナ
荒れたのは、だいぶ前からだな。昔は青空も見えてて、明るくて希望に満ち溢れてた。国については、城で王か女王に聞く方が手っ取り早いな。
( 掃除をしながら、淡々と答える。己もここの住人ではあるが、ただ毎日を過ごすのみであり、詳しい情勢などについてはよく知らない。お茶会のためにアリスを迎え入れるのは昔から。荒れた上にアリスを元の世界に帰らせることができなくなったのは、いつからだっただろうか。それすらも思い出せないほどに無力で、時間が経過しすぎていることを自覚した。ぴかぴかになった窓から外を覗くと、楽しげな声が聞こえてくるような幻覚に陥る気さえした。人の多く明るかった時代を懐かしく思うのは仕方ないのかもしれない。彼女の涙には気付かぬふり、あえて突き放すようにその場を去ろうと )
どうする?このままここにいるなら、オレは帰る。
( / テーマとして絶望の中の小さな希望といいますか、そのようなものを考えておりますので、悲観的になって塞ぎ込んでしまうよりは、前向きに進んでいってくれると有り難いかな、と思います。余談ですが、現状恋愛要素を入れることは考えておりませんので、鴉が彼女を好きになるかはわからないこと、惹かれあったとて悲しい運命が待ち受けている可能性が高いことをお伝えしておきます。また、国について知る方法として、一旦鴉と別れて城で王か女王に話を聞くか、鴉と共に図書館へ行くかの二択を考えておりますがいかがでしょうか?)
57:
アイザック [×]
2022-02-06 18:45:29
>53 兎
お!そうなの?じゃあ邪魔って言われてもここからでないから。
( 首を振る少女の姿に安堵し満面の笑みを浮かべる。この世界の通行証を受け取ったと捉え、何処から見ていこうかと辺りを見渡す。どうやらここは広場のような場所らしく、水の枯れた噴水は赤色のペンキに汚れ、瓦礫がそこかしこに散らばっているのに植物は歌うように色とりどりの花を咲かせ濁った空に顔を伸ばしている。建物らしきものを探してみても生い茂る草木や自分の身長よりも高いキノコで視界が埋まり、近付いてその奇妙な植物たちに触れてみれば、質感はリアルで仮想現実のような場所では無いのだと肌で実感する。目を輝かせ、本来あるべき少年の笑みで辺りを物色していれば近くにいた少女が見当たらない。もしかして置いていかれたのだろうか?散策をするには好都合であるが、案内くらいはしてくれても良くないかと頬を膨らませ、いじけるように下を向くと1羽の兎と目が合った。驚きに声が漏れ、しかもその兎が飛び回り、そして喋り出すものだから、高揚に体が小刻みに振るえてしまうのも無理はない。自己紹介といえぬような紹介に自身も声を震わせながら答えその兎に近付く。もちろん、目の前にあることにしか関心の向かない彼に遠くの悲鳴が聞こえている筈も無く。)
は...?兎?しかも喋れんのかお前?やば、手ぇ震えるんだけど。俺アイザック、よろしく。な、触ってもいい?
58:
来客 [×]
2022-02-06 19:05:39
>56 鴉さん
いえ、王様か女王様の所に向かいます。あちらのお城に行けばいいんですね?
(彼の問いにきっぱりと答えると、小綺麗になった家の扉を開けて外に向かう。相変わらず空は灰色だったが、部屋自体が清潔感を取り戻したせいか吸い込む空気も先ほどより心地よいものに思えた。元の世界に戻ることが出来ないのならば、この世界について知りつくしてしまおう。そうすれば、己の居場所が見つかるかもしれない。そう決意して道を歩いていくと、黒く変色した血痕や砂と化した白い土に混じり一輪の花を見つけ。明るい山吹色をした可憐なそれは、見間違いだったとしても心を癒してくれるもので。思わず視線がそちらに向くのを避けられず)
(/ロルについてや恋愛要素の件、かしこまりました。今の時点では絶望に凹んだり落ち込んだりする自キャラですが、この世界に揉まれて逞しく強かに成長し、希望を見出していくようなロルが出来たらなと思います。国についての方法は、城に行って王様か女王様にお話を聞く方を選ばせてもらいました。)
59:
招待客 [×]
2022-02-07 09:20:06
【 名前 】Ray Puppet/レイ パペット
【 性別 】女
【 性格 】
本来の彼女は気弱な優しさに溢れるただの少女。だが、常に男女関わらず別人を演じている。特に人前で本来の性格に戻ることは非常に稀。自分を美しく見せることに余念がなく、こと演技に関してはたゆまぬ努力をし、通っている学校の演劇部のエースである。幼少期より人と話すことが苦手で、童話に出てくる王子様やお姫様を真似して喋っていた結果今の性格になった。しかしころころ別人のようになるため友達や両親に気味悪がられ、ひどいいじめを受けていた。今もいじめられてはいないが、友達は居ない。なにか嫌なことや理解ができないことがあるとすぐそれに対応できる人格を演じる。「こんな醜く弱い自分でいたくない」「別の誰かになりたい」という欲求が強い。
【 容姿 】
黙っていると怒っているように見える、大きくて眼力が強い二重の目とシャープな顔だち。丁寧にケアされている白い肌に、翡翠のような色の瞳をもつ。栗色で少しウェーブがかかった髪を高い位置でポニーテールにし、意志の強い印象を受ける。制服である白いえりがついた紺色の長いワンピースに、紅色のネクタイを結んでいる。こちらも学校指定である白いソックスに茶色いローファーをはいている。もっているカバンには過去にやったり今練習中だったりする舞台の台本やら発声練習の用紙やらがギッシリと詰まっている。
【 備考 】
ここに居ると舞台が出来ないのでとりあえず帰りたいが、空想がそのまま現実になったようなこの世界はまあまあ好き。舞台が出来るならここに残ってもかまわない。
【指名】
おまかせします。
【 ロルテスト 】
(一人で居残り練習をしてすっかり辺りが暗くなった学校帰り、人気のない道を歩いていた。すると、空中からひらひらとちょうちょのようになにかが落ちてくる。気になって手を伸ばしてみるとそれはあっさりと自身の手の中に収まった。「開けて!楽しいところに行けるよ!」と幼子の遊ぶような声で誰かに言われた気がした。まるで、この手紙そのものに呼ばれているような。しかし、当然誰も居ない。綺麗な装飾がついたその手紙をみると、舞台の小道具のようにも思えた。誰かの持ち物かもしれないのに勝手に開けるのはいけないかもしれないが、やけに惹かれてしまうような魅力がその手紙にはあった。その魅力の虜になった心はどうしても抑えきれず、バラの模様が彫られた赤い封蝋を割り、手紙を取り出して中の文章を読む。最後の「おいでよ」まで呼んだ途端体が浮いた。違う、突然地面に穴が開いたのだ。急な事態に対応できなかった自分は声もあげられずそのまま真っ逆さまに落ちていった。そして地面に叩きつけられる。体を動かそうとするが下半身に痛みが走る。どうやら足首を痛めたらしい。仕方なく目だけを開くと、そこには物語の中に入ったような光景が広がっていた。)
私、舞台にのめりこみ過ぎてついに幻覚まで見えるようになったの...?
(あまりにも唐突であり、思わず演技が外れた。それほどまでに混乱している。しかし人が来たらまたすぐに演技を始めるのだろう。)
(参加させていただいてよろしいでしょうか?死ぬほど長くなってしまってすみません...毎回ではありません。特に不備がなければご検討よろしくお願いいたします。)
60:
兎 [×]
2022-02-07 12:01:49
>57 アイザック
まさか、邪魔だなんて。ずーっといてくれるの、ボクは大歓迎!
( 楽しげな笑みにこくこくと頷いて答える。随分幼くて愛らしいアリスが迷い込んだものだ。己はドジしてばかりで見習うような存在ではないが、なんとなくお姉さんのような気持ちになって胸を張ってみせる。辺りを見て回る彼を見守るものの、兎に変身していては視界に入ることはできないのだと気付いたのは、彼と目が合ってから。気付いてくれて良かったと胸を撫で下ろし。しかしながら、そもそも人間の姿の己と今の姿の己が同一であると通じているのだろうか。ここが不思議の国であって、元いたはずの世界ではないと示すための演出。間の悪いせいで上手くいかなかった気もするが、そんなことには慣れっこ。非常事態が日常である己には大したことがなく。すぐに切り替えてぴょこぴょこと飛び跳ねながら正体を示すように言葉を紡ぐ。耳をぴこぴこと動かしながら前足をそちらへと伸ばして。お茶が冷めてしまわないうちに会場へと連れていくこと。使命を果たすことで頭は一杯だった )
うん、兎!ボク、さっきも声掛けたんだよ!アイザックさん、触ってもいいよ。お茶会に案内したいから、抱き上げてくれる?
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