TOP >
オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
114:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-06 15:31:42
>アイザック
今度の金曜日、僕もご一緒させて頂こうかと思って。
(平民の少女が痛ましい最期を迎え、それでもその場で行われるパーティーは幕を引くことがない。僕は…それを間違っているとは思わない、対岸の火事に過ぎないのだから。それでも、僕は、あの少女の死が病でもアンダークラスのせいでもないことを知っている。兄はきっとまだ知らない、アンダークラスの中にも階級があることを、少女など最下層に過ぎず…憲兵からしてみれば、鼠一匹の死に過ぎないことを。ジャケットの内ポケットから取り出したのは、僕宛ての招待状。兄の手元にも同じものが届いているに違いない…長兄だ、対外的にも行かないという選択肢はないだろう。そして僕も、行かないと行けない理由があるのだから。不機嫌そうな兄を困ったように見据え、)
残念なことに…どんなに着飾ったところで、僕は生物学上女性です。齢もその少女と大差ない、僕が単独で動いて狙われればお兄様にも迷惑がかかる…馬車で現地に共に向かうだけです、いいでしょう?
115:
アイザック・ド・モントリギュー [×]
2021-11-07 01:59:52
>クリス
──今年の貴族名鑑には 勿論目を通してあるんだろうな?
( ゆっくりと足を組みかえてからクリスに視線を向けた。それまでの冷たくはあれど、クリスに対してどこか諦めたような穏やかさは なりを潜め、見定めるような視線がピリピリと部屋の空気を揺らす。目の前の妹にとっては呑気なお遊びか、精々貴族たちの見栄の張り合いにでも見えているだろう社交界は、その全てが政治である。和やかに笑いあうその下で利権が絡み合う、国の未来を左右する場はアイザックの主戦場でもあって。当然、複雑に絡み合う勢力図を理解していない者など論外だが、賢い妹に対してアイザックが問うたのはそちらではなく、名鑑のモントリギュー家の項目に、クリスは"長女"として記載されているということで。言外にアイザックの"妹"としてであれば連れて行ってやっても良いと答える表情には、普段に馬鹿げた格好は辞めろと諭す兄ではなく、領主としての揺るがない責任感が滲んでおり。 )
116:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-07 06:48:24
>アイザック
____私を誰だとお思いですの、お兄様?
(体感的には折檻部屋に入れられた時、あるいは僕の仲間の命が目の前で脅かされた時に近い恐怖とも怒りともつかない感情が湧く。肌が痛いほどの、兄ではなく僕の大嫌いな貴族としての圧力に僕はいつも通り柔らかく微笑んで返す言葉はYesだ。表面を撫でるだけの薄っぺらい貴族のための政治、嫌われたら負けの交友ゲーム、兄の盤の上で手駒になるだけの対価は目的から支払ってもらえばいい。動きにくく、弱さを象徴するような淑女然としたドレスは好まないが武器を隠すには悪くない。僕だって不本意なんだ、女性であるが故に男性の下にされるこの国の制度を正し終えたなら、僕がどう名乗ろうと構いやしないのに。性別、身分、強要、容姿…あらゆるもので評価される貴族社会には吐き気がする。屈辱とも、兄への純粋な恐怖ともつかない感情で声が震えそうになるのを抑えながら脚を組み替え)
ふふ、何色が素敵でしょう…お兄様の瞳のような菫青なんて似合うでしょうか、それとも私には分不相応かしら
117:
リリー・ヴィルデローゼ [×]
2021-11-07 12:57:59
>クリス
私と…?
(話をしたかったという旨を聞けば、またもやそれを不思議にに思い、相手の歩幅に合わせながら呟くような口ぶりで応答して。流れで目前の少年に同行しているが、裏をかけるような要素も彼にはない。それほど関わりのない人物とも言えるのである。彼の表情を見るかぎり、付いて行っても大丈夫だろう、と判断して、特に意味もなく自分に言い聞かせ)
そうですね、お屋敷の方では…あまり。
ところで、あなたはここで何をされていたのですか?
>アイザック
(振り返った彼の眉間に刻まれている深い皺を目にし、私と同様やはり疲れているのだと思っていれば、手を差し出され。
おそらく自分よりも疲弊しているであろう相手に気を遣わせてしまったと自分を情けなく思い。いえ、お気遣いなくと言いたいところだったが、断るのも失礼だろうと考え、手をそっと重ねて。相手の謝罪にはかぶりを振り)
いえ、とんでもございません。お気遣いに感謝いたします。
118:
アイザック・ド・モントリギュー [×]
2021-11-07 13:38:00
>クリス
菫青か、悪くないが少し時代遅れだな。青が好きならもっと鮮やかな蒼が今年は……とにかく、デザイナーと商会主を呼んでおく。相応しい物を用意しておきなさい。
( クリスの素直さに、隠した目的の重要さを窺い知るも、その上で了承した理由に、モントリギュー領の特産品の絹織物がある。上質なシルクのシャツやドレスの主な購買層は貴族達であり、毎年安定した注文を得るために、モントリギューの人間は自らその織物製品を身につけて、社交界での広告塔を担っている。アイザックのタイもその1つで、それは両親たちも同様だが、やはり1番の商材は若い女性のドレスに違いなく。話題に登った商会主も、もし首都で貴族相手の売上が伸びなければ事業を畳まざるを得ない。彼はそれでも蓄えがあるだろうが、お針子たちや労働者達の生活は一気に破綻するだろう。毎年1番上等な品を祈るような顔でモントリギューに納めに来る商会主や、靴を買えた、子供を学校に通わせられると喜ぶ領民達を思えば、たとえ何かを企んでいたとしても、ドレスを着たクリスを連れていくことには十分な価値があると判断して。パーティに連れていく条件をクリスに了承させれば、威圧的な表情は消え失せて、元の穏やかで妹に甘い兄の表情に逆戻りし、口調を変えたクリスを居心地悪そうに視線だけでチラと窺い、メイドの用意したお茶に口をつけてから顔をあげ。 )
……まあ、金曜の夜にヘマをしなければ今まで通りに過ごせばいい。他に話がないのならば失礼させていただこう。
>ヴィルデローゼ
さて、どこか足を休められるところがあれば良いんだが、貴女は知っているかな。
( こうして押し売りに捕らわれている時点で決して間違っている訳では無いのだが、どうにも相手からは世間知らずのお坊ちゃん扱いをされている様な気がする時がある。剣術を嗜んでいる大男と彼女であれば、どちらに体力があるかは歴然だと思うのだが、申し訳なさそうに手を取る相手に頼りない主人である自分を反省して。元々ヴィルデローゼを慮って向かっているカフェーのため、そこの向かうこと自体が彼女の負担になるのであれば本末転倒だろう。普段道を歩かない自分より、彼女の方が街に詳しいに違いないと思えば、申し訳ないが素直に訪ねてみて。 )
119:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-07 14:47:52
>リリー
僕の行きつけのチョコレート店がこの近くなんだよ。古書店もよく足を運ぶし、ステッキもこの近くの店のもので…お兄様達_第一後継者の貴族はあまり街を歩くことは出来ないから、僕がこうして街に来ればそれだけでモントリギューの価値は高まる。
(そう、あなたと。兄の傍で多くの貴族たちや商売人の情報を得ているある種の特務員であるあなたと、話がしたかった。カフェの扉を開け、中に促すように手を向けてはにこりと微笑んで。残念ながら、この街のこの通りに淑女をお連れできるような店は少ない。限られてはしまうけれど、それでも裏路地のパブになんて彼女を連れ込んだ日には兄が黙ってはいないだろうし)
ここの紅茶は絶品なんです。気に入って頂けたら嬉しいのですが
>アイザック
青に限らず、私に似合うドレスならお兄様がよくご存知でしょう?折角ならお兄様とお揃いの生地でも、モントリギュー家としては良い影響があるかと思ったのですけれど
(この歳になって思うのは、幼い頃に着せ替え人形のようになっていたのは大人の思惑があってこそのことだったということ。モントリギュー家の長女として、兄と共に会場へ赴けばそれだけで僕を“疑う”理由もなくなる上に、僕はこの権力を最大限に生かせるというもの…この家の道具になることは些か不満があるとはいえ、何もこの家の地位を下げる真似はするつもりはない。いずれは、僕のものになるのだから。僕が次男として振る舞うと不満に顔を陰らせて、長女として振る舞うと気まずそうな兄は、僕なんかよりよっぽど人間らしくて同情してしまう。こんな世界でもなければ、さぞ生きやすかっただろうに。そっとカップに注がれた紅茶を飲み干して、スコーンは夕食後のおやつにしてもらおう。本当はゲームでもして要求を重ねようかと思っていたのだけれど…それは次回でも良さそうだ。行くことが決まってしまえばここから先は僕の仕事、自室に戻るために立ち上がり)
ああ…でも髪を纏めるには少し短くしてしまったから、ヘッドドレスもいただけると嬉しいわ。私の方は、新しい化粧品でも用意させるようにします。楽しみね、お兄様
120:
エース [×]
2021-11-07 17:37:05
>104 アイザック
お役に立てたようで光栄です。この辺もう少しでタイムセールが始まるから、また捕まらないように気をつけて。
( 身形からしてお偉いさんである事は明白であったが、横顔を見て人々がざわめいているのも納得。この街で生きている者なら1度は、姓を聞いた事があろうモントリギュー家の次期当主だったのだから。店にも情報が舞い込んでくるが思ったより温厚そう…というより危なっかしい御仁というのが現時点での印象。そんな彼からお礼を言われると作り慣れた愛想笑いを違和感なく貼り付け。「それでは僕はこの辺で、失礼します」と丁寧に会釈し。 )
>105 レイラ
こんにちは。君、モントリギュー家の使用人さんだろ?こんな所で何して…ああ。
( 必要な物を纏め買いしようと市場までやって来て。両腕いっぱいに紙袋を抱え歩いていると、視界の隅にて座り込む見覚えのあるブロンド髪を捉え。彼女は直接の顧客ではないが取引相手の従者、ということで顔は確り記憶している。フランクに声を掛け…と、彼女が手に持っているソレを見て彼女が座り込んでいる理由に合点がいき。「こりゃあまた派手に折れたね。怪我はしてない?」と優しく声掛けする一方で己の手助けは必要か見定めており。 )
>106 クリス
嫌だよ。第一僕にそっちの扉から入る資格は無いだろう?
( ここは僕の帰るべきホームではないし、いつ切った張ったの関係性に転じるやも分からない相手にただいまは言わない。そのまま彼の横を通り過ぎて部屋の中央に設置されたソファに、慣れたように勝手に腰掛け。「…?ああ、それとも君の復讐とやらに加担しているから一応資格はあるのかな」淡白に述べては鞄から鍵付きの小箱を。施錠を解き中から小瓶を取り出すと隣に伝票を添え。 )
ほら、ご注文の品だ。右からテトロドトキシンに、タリウム、ラブドラッグ。内容に間違いがなければ、支払いよろしく頼むよ。
( / お返事ありがとうございます。承知いたしました、それではそのように対応させて頂きますね。 )
>108 リリー背後様
( / 初めまして、エース背後です。お話しさせて頂きたい気持ちはあるのですが、一介の商人でしかない息子が社交界に潜入出来る理由がどうしても浮かばず…。恐れ入りますが別の絡み文をご用意して頂くことは可能でしょうか?難しいようでしたら今回はご縁が無かったという事で、また機会がありましたらお話しさせて下さい。)
121:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-07 19:18:28
>エース
__僕のテリトリーに脚を踏み入れた時点で、僕は君を裏切らないし、君の裏切りはイコール君の死なのだから。黒い方からでもいいんだよ?
(先程まで僕が座っていた場所に平然と座る少年を咎めるでもなく、僕は小瓶に手を伸ばす。簡単に人を死に至らしめる毒と、中毒症状を引き起こす毒と…人が人らしい判断を欠如する毒と。彼のことだ、ルートは正しく間違った場所からで所謂正規品で間違いない。伝票に目を通してから、テーブルの板の上に行儀悪くも腰掛けて脚を組み…足先でソファーの下をさして、)
うん、確かに。ありがとう、エース。代金はその下だよ
122:
エース [×]
2021-11-08 22:20:50
>121 クリス
裏切るも何も僕は誰の味方でもないし敵でもないよ、ただ客の求める物を提供するだけ。不良品とかのクレームは受け付けるけどね、僕の手から離れた時点で商品で誰がどうなろうが知ったことじゃないさ
( その下、と言って指し示された場所はまさかのソファの隙間。掩蔽の他にも意味が込められていそうだが、掃除のされた床に這い蹲ることに嫌悪感は無いに等しい。相手に見下ろされながら平然とそこに手を入れ。それらしい感触を探す片手間に視線をそちらに流し。仮にも客の前で、礼儀作法など犬にでも食わせたかのような立ち居振る舞いを取る相手に半目を細め。 )
…ていうか凄いね。君の他の客相手でもそんな感じなの?
123:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-08 23:06:26
>エース
君のその割り切った考え方は嫌いでは無いのだけれどね。ああ、今度ヒ素を頼みたいのだけれど____僕は何かおかしい?
(ソファーの下にはしっかりと対価として請求された額と同じだけの金貨がしまわれている。当然だ、だってこれは僕と彼の取引だもの。小さな小瓶にはそれだけの価値がある。まだこの国では司法解剖をしても毒殺まで辿り着けない可能性が高いテトロドトキシン、アヘン漬けから抜けられずに苦しむこの付近の女性たちの最期を少しでも軽くしてあげる為のラブドラッグ、少しずつ邪魔な人間を消すために混ぜ続けているタリウム…どれも今の僕に必要な世界を正しく壊すもの。こちらを見上げた彼に首を傾けて、だって君が僕のソファーを使うなら僕の座るところはここしかないだろうし。それに、僕は今“僕”であって、“私”でないのだから礼儀作法などあってないようなもの…と、目の前の少年を見ていて思い出した)
…そうだエース、この辺りで少女が行方不明になっていると聞いたのだけれど何か知っているかい?
124:
エース [×]
2021-11-09 12:41:06
>123 クリス
いやスラムの酒場でももう少しマシな対応をしてくれる。ヒ素?いいけど…ああ、これかな。
( これじゃあ商談中というより秘密基地で悪巧みする悪ガキ共だ。もっともお互い行っていることは悪戯なんかでは済まされない、正義感の強い大人達に見つかりでもしたら確実に法の下で裁かれるだろう。触覚だけを頼りに闇雲に手を振りたくって不意に、指先に何かが触れる。そのまま引っ張りだすと握っていた物の正体は封筒だったようで表面に、宛名の代わりに代金と同じ数字が記載されており。他にソファーの下にそれらしき物は無く、恐らくこれが取引の対価と見ていいだろう。不足が無いか指と目できっちり確認しながら彼の話にも耳を傾けて。)
この辺りで少女の誘拐事件っていったらモーガン家の話のことかな。今のところは貧しい家庭で、両親は娘が誘拐されたってのに届出を出してない、って事くらいしか知らないよ…フフ。─ああ、因みに僕の店にもまだ女の子は、持ち込まれていないよ
125:
エース [×]
2021-11-09 12:55:54
( / ああっ誘拐ではなく行方不明ですね!間違えてしまい申し訳御座いません。 )
126:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-09 18:47:09
>エース
僕のソファーに君が座ったんだ、仕方がないだろう____そう、なるほどね。
(大人のような取引はしないのが子供のセオリーだ。子供らしい遊びに見えていた方がイイこともあるわけだからね、この世の中には。封筒の中身を確認する少年を見下ろしながら、僕はいつも通り煙草を取り出して火をつけた。そして再び思考の渦の中へ…。まだ彼の元へは来ていない、彼というルートを知らないのかもしくは別の方法を取らざるを得なかったのか。両親が僕の元に来ない理由はなんだ?もちろん僕のことを誰もが知っている訳では無いが、娘がいなくなったことに対して警察を頼る訳でもないのなら縋る藁はそう多くは無いはずだ。それなら…煙を吐きながらテーブルから降り、)
君はこの辺りに明るいよね。案内してくれないかモーガン家まで…彼等が僕のところに来ないなら、僕から行こう。小さなレディからの依頼を断るワケにいかなくてね
(/背後様わざわざありがとうございます!全く問題ございませんので、お気にならさないでくださいませ!ありがとうございます!!/蹴)
127:
リリー・ヴィルデローゼ [×]
2021-11-09 19:56:52
>all
私としたことが…。
(薄暗い路地裏で足が止まっていた。辺りには見たことのない店や建物。
意識が朦朧としていたからであろうか、どうやら裏路地に足を踏み入れ、道に迷ってしまったらしい。というのも、昨日は商談の準備や書類の片付けに追われ、睡眠時間を確保することができなかったのだ。
これから屋敷に戻らないといけなかったのだが、それどころでは無くなってしまった。この辺りは買い物に利用したり、情報屋として足を運ぶことも多く、正直のところ道は知り尽くしているつもりだったのだが、裏路地で棒立ちになる始末。途方に暮れそのまま立ち尽くしていて)
(/>エース背後様 私の配慮が足りておらず、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。改めてよろしくお願いします。)
>クリス
そうでしたか。奇遇なことにこの辺りの古書店は私も幾度か訪れたことがあるんです。
(行きつけのチョコレート店、と耳にすれば、もしかしてと自分が手にしている袋をちらりと見やる。おそらく相手が示唆している店だろう。
古書店にも足を運ぶと言う相手には共感の意を込めて頷く。アイザックからクリスの話をされることもあったが、それでも屋敷内でクリスとの関わりはほとんどなく。不思議なことにそんな相手と気が合う面があったのか。カフェの扉を開け、先に入るようにと紳士的な態度には紅茶が格別であるという彼の発言を耳にしながら素直に応じて)
えぇ、どうも。
>アイザック
右手の方に細い路地が見えますか?カフェならそこを通れば近道です。お酒を扱わない場所が良いのであれば、少し離れたところに喫茶店があったかと。
(足を休められるところを訊ねられ、少し考え込むと手を取りながら提案を述べて。
その傍ら、ひっきりなしに押し売りをする商人やアイザックを目で追う通行人を改めて横目で見れば、人通りの多い場所へ外出する際は彼にハットでも用意した方が良いのだろうかと ふと考える。彼自身がこの街に好奇心を持っているのなら、その必要はないのかもしれないが)
128:
アイザック・ド・モントリギュー [×]
2021-11-10 02:04:36
>クリス
お前ももういい歳だ、好みもあるだろう。
生地を揃えたいのならそれもいい、私の物も彼に注文してあるから。
( 表面的にはドレスを受け入れ、口調も変えて見せたにも関わらず、ドレスへの興味のなさを露呈させたクリスの年相応さに内心居心地の悪さが消え失せて。どこに自分のドレスを兄に選ばせる年頃の娘がいるのだろうか。将来自分を排斥し得たとしても、領地の特産品、つまり民の生活にも儲けにも興味がないという疑念を商会に残しかねない行動は悪手と言わざるを得ない。政治家としても、年頃の少女の真似事にしても詰めの甘いそれに、一種の微笑ましさすら感じなくもないが、態度には出さずに引き続き気まずそうな様子でカップに目を落として。興味のない妹に代わって申し訳なさそうにドレスを選び、15にもなって領地の経営に興味のない妹を商会に刷り込んだ方が、将来領主の座を賭けることとなった際に有利ではあるのだが、そうせずに自らドレスを選ぶように促すのは、クリスが貴族の令嬢として活躍する未来を少しでも良いものにしたいがため、つまりクリスの信念をいつか目の覚めるティーンらしい義憤だと、子供扱い抜けていないためで。これから仕事に出ようとしていたことは勿論知っているが、わざとそれを聞いたのは牽制でもあって。 )
仕立てに時間がかかるから早い方がいいだろうな。今日、この後予定は?
>エース
タイムセール、それは……私には難易度が高そうだ。
その時間はカフェーにでも避難することにするよ、ご親切にありがとう。
( 人の詳細な肖像がそこまで出回っていないこの時代に、自分をモントリギューの次期当主だと見分けられる街の人物は、それなりの地位や金のある人間であるから、領主を面と向かって襲うような暴挙にはあまりでない。人の目のある大通りかつ、この程度のざわつきであれば、過剰に反応することも無いというのは経験則で。助けてくれた相手から"タイムセール"の単語を聞けば、市場の元気さに嬉しさを感じると共に、今度こそ逃げられなくなった自分を想像して複雑な表情を浮かべ。それから意識して親しみを感じさせるよう悪戯っぽく微笑めば、ハットを小さく持ち上げ会釈をかえして。 )
>ヴィルデローゼ
ああ、そうか、貴女が言うなら確かだな。近い方、カフェで構わないか?
( リリーの提案に疑う素振りもなく頷く様子は、彼女への信頼を感じさせ。相手を一刻も早く休ませてやりたい気持ちはあるものの、その提案を受けて酒のある店を選択する男に同行することを彼女が不安を感じる可能性も考えれば、極めて事務的に質問を。人の目を気にして周囲とアイザックを見る相手に、自分は人の視線には慣れているが彼女はそうでは無いのだろうと、とりあえず人の邪魔にならない方にエスコートする動作は、先程まで押し売りに捕まっていたとは思えないほどスムーズな堂に入ったもので。 )
歩けそうか?
129:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-10 18:46:39
>リリー
裏通りのイーストンの店かな。だとしたら、僕達は意外と気が合うのかもしれませんね
(彼女の抱えた袋には僕の行きつけのお店の名前、この辺りの古書店といえば数店が思いつくところではあるが、彼女や兄が好んで足を運びそうな場所といえば1箇所くらいなものだった。扉をそっと閉めれば、店主に片手を挙げて軽く挨拶をしつつ彼女を奥のテーブル席へ案内するように掌を向けて)
いつものチョコレートと、あと___茶葉はお任せするよ、いつもあなたの選んだものは美味しいから。さあ、こちらにどうぞ、ヴィルデローゼさん
>アイザック
ご存知の通り、僕は絹織物には興味が無いですよ兄様。もちろん善し悪しは分かりますが、服の善し悪しを決めるのはテーラーの仕事だ。…僕は、彼らがこの場に来る時の足元にしか興味が無い
(その通り。言葉にはしないものの、兄の顔に一瞬浮かんだ思案顔に嫌になるほど僕らは思考回路が似ているらしいと思い知る。僕はテーラーの技術に興味はあるが、服そのもののデザインには興味が無い。僕らに生地を納めに来る彼らの、その生地には興味が無いが…土のついた靴、泥跳ねのあるズボン、どれほどの距離をどのようにして僕らの元に来てくれたのか…それには興味がある。商品の価値はお父様や兄様が決めるのだろう。ならば僕は____立ち上がった僕に兄様が掛けた言葉は、少なからず予想の範囲とはいえ邪険に拒否する権利は僕にはない。困ったように笑いながら、再び椅子に腰を下ろしてテーブルに頬杖をついては)
分かっていて聞きましたね?意地が悪いじゃありませんか___今日くらいは大人しくしておきましょう。兄様の顔を立てるのも、弟である僕の仕事です
130:
路地裏事務所 [×]
2021-11-13 17:18:21
現在の登場人物
■クリス・ド・モントリギュー
(プロフィール:>>2)
(初回絡み文:>>24)
□アイザック・ド・モントリギュー
(プロフィール:>>21)
(初回絡み文:>>34)
□モントリギュー家長男の家臣(男):募集中
□リリー・ヴィルデローゼ
(プロフィール:>>97)
(初回絡み文:>>108)
■リッパー
(プロフィール:>>10)
(初回絡み文:準備中)
■レイラ・ディルシア
(プロフィール:>>32)
(初回絡み文:>>105)
■エース
(プロフィール:>>30)
□モントリギュー家長男の取引(商売)相手:募集中
そのほか、裏で密造薬を流通させている、人身売買を行っている等の悪評のある貴族なども募集出来ればと考えております。
ご興味がおありの方はお声がけくださいませ。
また、「こんな役を動かしたい!」というご要望も受け付けております。
131:
エース [×]
2021-11-13 18:21:21
>126 クリス
え゛っ、えぇ…こう見えて荒事は苦手なんだけど
( 封筒の中の金額はピッタリ、報酬も受け取ったし帰ろうと思った矢先、件の家まで案内して欲しいという声にあからさまに面倒臭そうな態度を滲ませて。クリスの所に両親が来ないのは兎も角として、警察にも我が子の失踪を連絡していないのはどう考えたって可笑しい。憶測で犯人を決めつける程愚かなことはない、とはどこぞの小説の一文にあったが素人目から見て両親は“黒”としか思えず。煙草の先から細々と立ち昇る煙を目で追いかけながら「 娘の行方不明に気付いてないってことはないだろうし、カネ目当てで売っちゃったんじゃないのー?」と少年とは対照的に極めてどうでも良さそうな声で想察を述べるとソファーに体を沈ませ。 )
>127 リリー
……?
( 得意先との取引を終えた帰り。分不相応な大金を抱えた日は、人通りを避けて往くのが習慣となっており路地を歩いていると前方に女性の人影が。何をするでもなく茫然と立ち尽くしている女性に、先日この近辺で起きた事件を思い出し。曰く女性が暴行を受けた末に惨殺されたのだという。犯人は依然として見つかっていない。そんな凄惨な事件が起きた為住人は昼夜問わず人目の少ない所には寄り付かず、よって女性は悪い意味で己の目を惹き。怖い物、あるいは世間知らずか…人目を避けなければならない仄暗い事情があるのか。近くはない距離からその背に声を掛け。 )
…もしもしそこの人。何してんのか知らないけど、そんな所で突っ立ってたら危ないよ?
( / いえいえ、とんでも御座いません!わざわざ新しい絡み文を用意して下さりありがとうございます。絡ませて頂きましたので、よろしくお願い致します! /蹴り可)
>128 アイザック
( アイザックと別れると自宅兼店に戻り。開店の支度は買い物に出掛ける前に済ませてあり、買ってきた材料を冷蔵庫にしまい出入り口に掛けた札を表に返したらカフェのマスターとしての1日の始まりだ。とはいえこんな人目に付きにくい路地裏のカフェ、すぐに来客があることは稀なのだけど。「…あの人もカフェに行くって言ってたっけ。うーん、でもウチには来ないだろうなぁ。」と苦々しく独りごちて。扉についた鈴が鳴るか分からないが、誰か来るまでの暇潰しとしてコーヒーミルを回し始め。 )
132:
クリス・ド・モントリギュー [×]
2021-11-14 17:28:04
>エース
生憎と僕もそう思っているのだよ…僕は何も少女の両親を責めに行く訳では無い。彼らには彼らの理由があって選んだ道なのだろうからね。
(しっかりと金額を確認しつつも、より大きな対価が渡されるはずの依頼には両手をあげる。この少年の有能さはこういうところに表れるのだろうと思いながら、僕はまた煙草の煙を吐いて。ソファーにやる気なさげに座る商売相手に態度の悪さを咎めた先刻の事をからかいたいところだが、「彼女を買った奴がいるかもしれないんだろう。しかもそれは、彼女らと対等な身分の人間じゃない可能性が高い…警察にも言えない秘密事の首謀者、ならば僕が狩っても問題あるまい?」と。吸い終わった煙草はしっかりと火を消してから捨て、彼の隣に腰を下ろせば脚を組んでにこりと微笑み、)
133:
路地裏事務所 [×]
2021-11-14 23:24:53
キャスト募集中/詳細は>>130
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle