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【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】/1836


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自分のトピックを作る
1745: カリム [×]
2025-05-15 12:59:04


≫ノア

 ん、 じゃあ絨毯用のブラシも一緒にもってくか … !
(上でお菓子パーティーされるなんて気が気じゃないと言われればそうかも、 と納得して
もしお菓子をたべこぼした時と、自分たちを乗せてくれるお礼にと手入れ用のブラシをもってくことをノアにいってみる、)

≫レオナ

 それはしってる、 ほかにないのか?
(喧嘩で勝ったサバナクロー生がよく口にしてるため、相手の寮の在り方はしってる。相手のところには広い水浴び場やマジフト場もあると聞いたし、そ ー いうのを活用しないのかと思い
息をはいたあとに言われたことをじっと聞いたあとへらッ、と笑っておなじことを言った)
 身長のばす魔法薬があったらイケるかもな、 でもやっぱお前は優しいやつだと思うぜ … !


1746: ノア [×]
2025-05-15 13:21:46



>>1744 レオナ


──と、いうわけです。度を過ぎた時には、キミのペンはこちら行きだと分かった上で司書に発言するように!

( 断じて甘えてなどいない・・・いないのだが、ここで怒っては大人の威厳というものがなくなってしまう。さて、蓋の閉まったこのケース、己には何の感覚もまったくもってないわけだが、生徒にとっては違うらしい。近付いてきた生徒の影を見上げれば、しっかりと未知の魔道具に触れる時の対応をして──聞こえた言葉の羅列は、一言一句違わずに、刻みつけられた術式を確認するためのものだ。素晴らしい、と思う。現れた文字列を己も横目に眺めて、このケースを預けられた時から変わらないその文字列に目を伏せて・・・案の定、焦げた匂いに踵を返して別の本棚から軽い火傷なら丁度いいであろう冷却剤を持ってくる。どうやら無理矢理開けることはしないらしい生徒に、賢明だと目を細めて笑いつつ、己は簡単に片手でケースを開けた。冷却剤と合わせてペンを手に取り、持ち主へと差し出す──一瞬しか浮かび上がらない文字列も、己の特性を生かせば簡単なこと・・・だが、最後の方は製作者の想いが強いが故に、あまり読んでいて気持ちのいい呪ではないので公言はしないが。悪戯っぽく微笑んで、パンドラの匣を閉ざすようにそっとケースの蓋をしめた )

・・・だって図書館は、司書のテリトリーですからね。獅子の子に痛い目を見せるのだって、ちょちょいのちょいなのだよ





1747: ノア [×]
2025-05-15 13:24:20



>>1745 カリム

それがいい!そうしましょう、乗せていただくのにお礼の一つも出来ないのは些か申し訳なかったのでね・・・

( 聞こえた提案に、ぱっと目を向ければ名案だと言うように目を細めて笑う。それはいい、あとはあまり絨毯さんに迷惑をかけないように一口で食べ切れるようなお菓子にすればなおのこと。この辺りかな・・・と目星を付け、2袋ほど手に取ると生徒に向き直り )

ブラシはどこか別の場所に?




1748: カリム [×]
2025-05-15 17:11:55


≫ノア

 よしっ 決まりだな … !
(嬉しそうにOKをもらえると、自分もほめられたみたいでうれしくなって、 にぱっと笑う、
ブラシの場所をきかれるといったん水筒の準備をやめて、 自分の部屋の場所を指さしつつ行き方をおしえる)
 ブラシなら俺の部屋の、 クローゼットに入ってるぜ … !場所はキッチンでて右にまっすぐいけばつくぜ



1749: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-15 20:19:23

>>1745 カリム

他?マジフトも強制参加じゃねぇし、ポムフィオーレみてぇに素行や身なりにも言及しない。自由に過ごさせてる。その代わり、全部自己責任だがな。

(首を傾げながら相手の発言の意図を汲み取ろうと頭を回す。在り方はあるが、生徒たちで何かやることもない。自分が誕生日の時には勝手に部屋に飛び込んで来られるが、それは別に行事でもなんでもない生徒たちの独断で行われていることだし、何より年間行事のようなものが歴代にあったとしても自分がやるわけが無い。自由で気楽な反面、誰も尻拭いをしてくれない。まさにサバンナの掟。腕組みをして悪役さながらの笑みで。自分が本気で嫌がれば相手は本当に魔法薬を探して奔走しそうではある。苦笑のような呆れのような乾いた笑みを浮かべながら、彼の結論自体には異を唱えず寧ろそうだと肯定した。恐らく99%は首を傾げるか異議あり!と物申したくなるだろうが、本人は寧ろ当たり前だろとでも言いたげに自信満々で尊大な態度で)

毎度クルーウェルのとこに駆け込むのか……滑稽だな。今の流れで出てくる結論としてはゼロ点だが、俺が優しいってのは正解だ。



>>1746 ノア

──わかった。俺も、二度目はないだろうからな。

(マジカルペンだけを受け取り、保冷剤は魔法でやるからと彼女の手に握らせたまま。いつもの人を食ったような態度も、さっきまでの楽しげな笑みも消え、スンッ……と真顔で彼女の忠告を素直に受け止める素振りをとる。魔力保有量も高度な魔法も、そして負の感情も持っている自分はまさしくオーバーブロットしやすいタイプといえる。前回はなんとか叩きのめされて正気を取り戻したが、次どうなるか分からない。それに、まず目の前の司書を真っ先に八つ裂きにして亡きものにするかもしれない。マジカルペン無しで過ごすリスクには人一倍理解しているつもりだった。よって、司書の脅しの内容的にはかなり嫌な部類ではある。告げた言葉たちに皮肉も自虐もない。天才司令塔と謳われた獅子の恐ろしいまでの客観的な事実と可能性は、淡々としている口調もあって部屋の温度がちょっと下がったような気さえした。マジカルペンを手の中で転がしながら、顔を上げる。ちょちょいのちょい!と胸を張る相手にいつもならそりゃ怖いだの、仕置きするために奔走する姿が楽しみだのと、皮肉のひとつやふたつ頭から振りかけてやるのだが、ひとつも言い返さず納得したように彼女の方へと視線を向けるのみ。代わりに出てきたのは寝る前に楽しみにしていた彼女の姿への謝罪だった。抑揚のない声なので、申し訳なさそうな感じは全く感じ取れないが。叱られて拗ねた子どもの態度というよりは、日頃他の生徒たちから見た誰とも群れる気のない冷淡な獅子の姿そのもの。ソファに引っ掛けた毛布を2つ折りにしてテーブルへと放ると、またソファに寝転がった。──と、まぁ長々シリアスそうな事を述べたが、要は自分が大人しくなったら司書が本当に満足するのだろうか?という興味本位で殊勝な態度をとってやってるだけで、1ミリも反省してないどころかいつもの調子の獅子なのであった)

そういや、お茶するんだったか。……邪魔して悪かったな。

1750: カリム [×]
2025-05-15 21:57:28


≫レオナ

 寮長のレオナが練習でてんのに、 他のやつがこないことなんてあるのか … ?
(素行や服いがいにもマジフトも強制参加じゃないと聞けばすこし意外そうなかおを浮かべた、
相手が練習をやるといえばみんな喜んで参加しそうなイメージがあるため、ちかくにいる サバナクロー生にも聞くようにレオナに聞く
呆れたわらいを浮かべるレオナと、 反対に背がのびた自分を想像するとあははッ と笑いクルーウェル先生のとこに駆けこむと聞けば)
 それもいいかもな 、 今の寮長ってみんな背が高くてスラッとしたやつが多いだろ。ヴィルなんてとくに


1751: ノア [×]
2025-05-15 21:59:29



>>1748 カリム


──キミの従者殿はやはり気が気ではないかもしれない

( 選んだお菓子はテーブルに一旦置いた。と、こちらに向いた生徒の顔にきょとんとしてから、軽く額を押さえて小さく溜息をつく。軽々しく司書を部屋に入れるんじゃあない、もちろん何か盗むわけでも仕掛けるわけでもないけれど。とはいえ、何かを言っても納得はしないであろうことは明白・・・なので、大人しく廊下へと足を向けて )

クローゼットですね、少し待っていてください



>>1749 レオナ

( 手元には少し冷えた塊だけが残った。使わないのならそれはそれで構わない、と──ほんの一瞬だけ、二度目という単語に指先に力が入る。この生徒のことだ、どうせいつもの調子で接しなければ、それはそれで司書が不思議がるだろうとでも思っているはず・・・だけれど、この言葉だけは、多分きっと本当だ。脳裏を過ぎったのは、生徒が乾涸びていく事象と吐き気がするほどの魔力量が蔓延った過去の出来事。小馬鹿にする様子もない、少し平坦な、そんな声も相俟って反応が遅れた。何か言おうとして口を噤んで、曖昧に下手くそに笑う。キミは邪魔なんかしていないよ、と言いたかったのかもしれない。し、あるいは、キミは同じ轍を踏まないじゃないかとか、それか・・・いや多分、仮にキミがまた暴走しても、司書の持ち得る全部で今度は止めてあげるよ、と思ったのかもしれないけれど。ソファへと再び戻った生徒をぼんやりと眺めて、昨日の今日で、今の今で、よくもまあ定位置だと言わんばかりに司書の前で眠れるな・・・と軽い尊敬を覚えつつ、手にしたままの冷却剤を元あった場所へしまう。さて、生意気半分とはいえ気を回してくれたのなら、己はお茶でもしに行こうか──と、自室に繋がる扉に手をかけて、最後にちらりと生徒へ目を向けてから意地悪く微笑んだ )

ミントティー、キミの分も用意してきますね。生憎とマタタビは切らしているものだから!




1752: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-16 01:33:25

>>1759 カリム

ある。病欠だとか真っ当な理由以外のやつだろ。才能のねぇ奴が尻尾巻いて逃げてくれるなら、選別の手間が省けて寧ろ助かる。

(カリムの問いにごく当然のことのように答えた。その言葉に一切の慈悲はなく、オクタヴィネルならなんて非情なんでしょうとさめざめと泣き真似をするだろう。合理主義は向こうも負けてと思うが。マジフト以外でもサバナクロー寮からの転寮だとか、特に新入りが入ったときはよくあることだ。誰もいちいち追いかけたりしない。態度が気に食わないとボコボコにされるかもしれないが。すぐ近くに座っていたサバナクローの上級生も、カリムの視線と獅子の発言に反応し「根性無しはどこ行ってもいる」と小馬鹿にすると他の生徒もそれに頷いた。「という訳だ」と寮生達からカリムへと視線を戻す。まぁこれはこれでカリムの想定していた寮生たちの連帯感と、脱落すれば劣等生とレッテルをバチバチに貼られるという逆らう気を起こさせない絶対的な王政制度ではあるかもしれない……たぶん。そして、カリムが魔法薬で背を伸ばす案にまで乗り気になったのを見て、やっぱコイツって思考回路が違いすぎて読めねーわと興味無さげに聞いていたものの、彼の口からウマの合わない生徒の名前が飛び出してきて一転、声がわずかに低くなる。眉間にはほんの僅かな皺。別にどこを目指していようが自分は関係ないが、心底理解できない、というド失礼な顔で)

ヴィルだァ?……おいおい、まさかお前“ああいう”タイプになりてぇのか?


>>1751 ノア

俺に構うな。

(ソファの肘掛けに頭を預けながらゆっくりと背を沈める。長い脚はソファから放り出し、鳩尾辺りで腕組みをして寝る最適なポジションを陣取ると、彼女の弾んだ声とは対照的に温度を落としながらハッキリと即答する。ミントティーも飲む気がないし、彼女が一瞬見せた下手くそな笑顔の下で何を考えているか全てを読み取った訳ではないが、言えることはただひとつ。自分が次オーバーブロットした時はシッポ巻いてとっとと逃げろということだ。どうせこの野蛮で恐ろしいユニーク魔法で全部砂にするのだから。それは彼の優しさなどではなく、生物としての生存率を考えたどこまでも超合理主義な答え。残念ながらこの獅子は愛されることがド下手くそなので、端からどうにかしてもらえるなど計算に入れてないのだ。自分の手で司書を八つ裂きにしたくないという心情もあるが。扉が閉まる音が聞こえる前に早々目を閉じ、吐息を小さく漏らして)


1753: ノア [×]
2025-05-16 02:20:33



>>1752 レオナ

( つれないなぁ、と思うだけに留めて再度眠るらしい生徒を横目に扉を閉ざす。しっかりと扉を閉め切って──最初から生徒の睡眠は邪魔をしない約束だものと、己の分の紅茶をいれるべくキッチンへと向かった。戸棚から適当な茶葉を出して、適当にポットに放り込み、お湯を沸かして注いで・・・そうして、その途中で手が僅かに震えていることに気がついて困惑した。生徒が怖いわけでも、寒いわけでもない、ただ・・・この目で生徒の寮を見て、どれだけこの生徒が慕われているかも、国を愛しているかも見て、その上で──先程の言葉に、どうしてこの生徒に与えられた魔法がコレだったのかと勝手に全部を恨んだ。ぼたた、とどうしてか涙が出てきて驚く。まったくもって同情でもなんでもないのだけど、己も全く理解出来ていない状態なのだけど。大人失格、なんて独り言を言う頃には紅茶は随分と苦く煮出されていた。ので、嫌がらせということでこの苦い液体と、甘いクッキーを小さな盆に載せて持っていくこととする。冷めたらもっとお茶は不味くなるだろうがミントティーでは無いからいいとして欲しいし、クッキーは変わらずどうせなら生徒と共有したい。足音を消そうがどうせ気付かれるだろうと分かっているからこそ、正々堂々扉を開けて、ソファの近くのサイドテーブルに盆ごと置いて──それから、何も言わずに扉に足を向ける。起きて気が向いたら食べてくれたらいいし、要らないなら残しておいてくれたらいいし・・・とにかく上手く言えないが、この生徒が望むように今日くらいはしてやってもいい。ほら、昨日のお礼もあることだし! )



1754: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-16 03:11:22

>>1753 ノア

(──夢も見なかった。ただ、夢と現実の境界線のところで意識は漂いながら、重く沈む身体をソファへ預けていた。微かな扉の軋み音と、隠す気もない堂々たる足取りとその度胸は司書のものだろうとすぐに察知し、耳がピクリとそちらを向いた。何か忘れ物かと思っていれば、ズンズンと近付いてくる確かな気配と、紅茶の香りと甘い焼き菓子の匂い。まさかここで茶会するつもりじゃないだろうなと、意志よりも先に瞼が緩く持ち上がった。眼球だけ動かして見れば、テーブルにトレーを置いて去ろうとする細い背中に自分用の茶菓子セットだと気付く。不要だと呼び止めようと口を開いたが、その言葉は途中で止まった。下から覗き見えた彼女の横顔──赤く充血した目と濡れた睫毛。それが喋るというコマンドを上書きして喉が詰まるような感覚に襲われた。口を開きかけたまま上体を起こして、苦言の言葉よりも先に引き止める言葉が勝手に口から飛び出す。脚を彼女の方へと向けて近付けば、彼女からは他者の臭いも魔力なんかも感じ取れない。いくら賢いとはいえ、何もない状況から推理というのは、この獅子をもってしても無理な話で。続いた自分の声は思いの外、柔らかかった)

──おい。何があった。

1755: マレウス・ドラコニア [×]
2025-05-16 07:51:27


>1691 キングスカラー

……必要ない。いま早急に欲しい物は、僕にも簡単に作れるものだ。
(親切心の仮面を纏いながらも、その内側に潜む揶揄の色を隠しきれぬ提案を、言葉で一閃。容赦なく斬り捨てつつふむ、と静かに顔を寄せ対象を観察する。切れ長の蛇眼が鋭く捉えるは、揶揄の色を滲ませたまま、半弧を描き続ける唇の曲線に他ならない。魔法の源泉はイマジネーション力。精密機器においては知識の乏しさが露呈し残念ながら機能が伴わない張りぼてしか再現出来ない。けれども、言葉を発するたびにちらつく鋭い牙覗くその口に、しかるべき枷を誂える程度の芸当ならば容易く。脳内で白紙のスケッチブックを広げつつ、じっと据わった目は揺るがず。吐きだされた言葉は行間にすべてを預けるかの様に簡潔で。そういった思考の深度も意図の方向性もつかめぬ言動は、獅子の感性に照らして言えば「 スカしたトカゲ野郎 」の一言に尽きるだろう。体躯を顧みずひょいと顔を覗かせた先で、返ってきたのは眉間に皺を寄せた煩わし気な一瞥と唸り声じみた音がひとつ。それでも意識は揺らがず、頁を見ているうちにふと思い出した。その本は、先日出された課題のテーマに触れていた事を。そちらの抱える事情をうっすらと感じとり「 ほう? 」と小さくこぼれた一言。その声の調子から口角がわずかにつり上がった気配が伝わるだろう。古の幻獣が浮世を楽しむ姿は、そんなに面白いのか。細められた瞳の前に、購入の意思を示す様にコミックを軽くヒラつかせてみせれば一言余計だ、と顰蹙を買ったこの口で。)
サバナクローの寮長ともあろう者が狩りで遅れを取るとは、百獣の王の名が泣こう。……それで。自業自得とはいえその様に、読み応えのない物に時間を費やすのは癪とは思わぬのか。

>1726 ノア

お前にかけられた祝福はすでに、意味を成してないように思えるが……ふむ、ひとりで外出するのは心許ないか。ならば平野の獣かアジームの跡取りにでも手をひいてもらえ。
(別離は瞬きの間に。その儚さを承知のうえでの判断であるならば、その意思を尊重し腕をおろすのみ。授けられた力に対する賛美の声には魔法士の卵の様に喜ぶでもなく、熟練者の様に誇るでもない。仏頂面がこびりついたままではあったが扉が開いたカゴの前でどこにも行けぬと怖気づく小鳥を見たとき、内心「 なるほど。 」と多数の寮長が彼女を、気にかける訳を少し知るのであった。この混雑の中でも迸る雷鳴の様に、よく通る大声に名を呼ばれ反射的に顔を動かす。そこにいたのは今にも泣きそうな顔で己を探す混血児だった。その迷子の子犬を彷彿とさせる姿にこのあとの予定を思い出しつつ、自然と顎に手が伸びる。やや伏し目がちに、欣然たる面持ちで思索を巡らすその容貌は、かつて己の臣下を無茶振りとワガママで振り回しては愉しんでいた母の姿とまるで鏡面に映したかのごとく、瓜二つであった。)
……思うに前者は建前をこねつつ結局、首をたてに振る。後者は、二つ返事でお前を外に連れだす。に氷菓を賭けるとしよう。ふふ。



1756: ノア [×]
2025-05-16 10:19:23




>>1754 レオナ

──何もないとも。強いていえば紅茶がすこぶる不味かった

( 気付いた瞬間に飛んでくるのは不要だという言葉だろうから、無視して置き去れる速度で動いていたつもりだった・・・のだが。視界の端で確かにこの行動をしようとしていると捉えていたはずなのに、何があってこの生徒はこんなにもこちらを気にかけているのか。理解が追いつかないのは己も同じだったのだが、聞こえた言葉の柔らかさに納得がいけば、空いた手で己の頬に指先を当てる・・・まだ少し濡れているが、別に大泣きした訳でもないのに。とはいえ、どう説明をしたものか──勝手にやるせなくなって泣かれるのは、誰だって好きではないだろう。ここは一つ、大人の権限の黙秘を使うこととして、飲んではいないが間違ってはいないこと、と、冗談でお茶を濁すこととした。胡散臭い泣き真似は得意である、嫌という程鴉に見せられてきたので )

あー、あとは、キミが気まぐれで司書に冷たい態度を取ったからかも。やっぱり司書のような不気味な人間はお嫌いなんですねぇ、しくしく


>>1755 マレウス

・・・そこにキミがいないあたり、物事をよく見ていらっしゃる。が、そうですね──司書は負け戦はしたくない主義ですが、キミにその可愛らしい賞品を渡すために乗るのもやぶさかでは無いね

( どうやら頭の上の命とはまだしばらく一緒にいられるらしい。ビバ、可愛い生き物・・・よろしくね、と再度指先で羽を撫でてやれば満足気にしていたので流石は元紙、相性がいいのだ。その柔らかい感触を楽しむ合間で、肖像画の如く口元に僅かな弧を描く生徒をじっと見上げ──きっと、この生徒自身は・・・いや、大抵の生徒や大人が気にしたことは無いのだと言葉を飲み込んだままニコリと笑った。一度居場所を檻だと認識すると腰が重くなる。外へ出て、戻る先が檻だと分かっていて希望を得ようと思わない・・・そういうものだと思う。とはいえ、その檻がなくては己は路頭に困るわけで、難儀なものなのだ・・・もちろん、図書館は大好きなのだけど、その点は疑いようのない事実だし、天職ではある。さて、そろそろ生徒を解放してやらねばならない。落雷のような声がこちらの耳にも入ってきているし、実際のところその声の圧とは裏腹にあの生徒は子犬のような顔をするもので。くっくっと喉で小さく笑いながら、早く行っておいでと幼子が遊びに誘われた時を見守るような目で生徒を見上げたあと、あとは明日またゆっくり話せば良いだろうと──残りのもう一つの飴も生徒に差し出して )

これ、彼にも渡してやって。キミを長く借りてしまったからね、それに明日も借りることになるわけだから




1757: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-16 11:03:03

>>1755 マレウス

お前……それはオクタヴィネルのヤツらにマジフトで優勝しろっつってるようなもんだろ。

(作るという単語に一瞬は?と怪訝な顔をしたが、どれだけ相手と犬猿の仲でいようが灰色の脳細胞がすぐさま彼の話の真意を理解して。皮肉やからかいという感情より先に呆れたようにジト目でマレウスを見やる。彼が構造を理解できない馬鹿だと言っている訳ではない。聞き及ぶ範囲でこちらが下したのは才能無し。という結果だけだ。そして、その欠点は致命傷である。共にディスられたオクタヴィネルもとんだとばっちりである。「まぁ、何百年後にはひとつくらいはできるんじゃねぇか」と、全く期待していない無責任な言葉をひとつ、懸命な竜に手向けて。まさに売り言葉に買い言葉……日頃口数が多い方ではないくせによく口が回ることだと、更に眉間に皺を寄せる。コミックを片手に意気揚々と煽り返してくる相手に、ハンと鼻で笑いながら声を荒らげる事もなく返すと、読み応えがないと気の毒な言われようの本を一瞥してまぁ、確かにそうではあるがと英才教育を受けた者同士その辺りの価値観は同意をして。だからといえ、復習というミリは役に立つ本と、一銭の得にもならないような説教ならば前者の方がまだ価値はある。と、前半の耳障りな言葉は流しながらかったるそうに告げて)

知らねぇようだから教えてやるが、ライオンのオスは狩りには参加しねぇ。それに、教師の長ったらしい説教聞くよりマシだ。


>>1756 ノア

……そうか。

(嘘だとすぐに分かった。皿に乗せられたクッキーよりよっぽど甘ったるい嘘。言い訳も、泣き真似も、何もかもが下手くそ過ぎてクスリとも笑えない。さっきの笑みもそうだった。言いかけてやめた中途半端な無理やり曲げた唇と、揺れたブラウンの瞳。聞こえないフリでもすればいいのに、まともに対応しようとして見ていられないくらい不器用な彼女。彼女の泣き真似の返事のようにポツリとそうかと呟いたものの、その声に色も温度もなかったせいで彼女の意図とは違う汲み取り方をしたのはすぐに分かってしまうだろう。「俺のせいか 」という言葉が、次に自然と口から零れ落ちる。悲しみでも、困惑でも、驚きでもない。むしろもう無意識のうちにどこかでそう思っていたんだろう。言葉が空気に溶けると同時に、ストンと腑に落ちる感覚さえあった。ゆっくりと腰を上げ、彼女の気遣いと優しさをソファに置き去りにして彼女の前に立った。偽物の夕陽が彼女が涙を零した証拠をくっきりと浮かび上がらせていて、そっと手を伸ばす。涙の跡を辿るように、指の背で彼女の頬を撫であげ、涙袋の下で止めた。今日は休日で、一昨日とは違ってハンカチを持っていない)

……そういや、一昨日も泣いてたな。

1758: ノア [×]
2025-05-16 11:57:24



>>1757 レオナ

( 賢くて優しくて器用なのに不器用なこの生徒、てっきりいつもの様に呆れた顔をするのだと思っていたら零れ落ちた音は思ったよりも弱々しいものだった。ぱち、と目を丸くして瞬きを一つ。それからやっぱり上手く言語化できないままに苦しくなってしまって、頬に伸ばされた指先を受け入れておく。今ここで、違うよと言ったところで、この生徒は受け入れないだろう。こんなにも尊大で、偉そうで、いや実際のところ偉いというか、身分相応なのだろうけれど、持っている能力も一流で、自他共にその点は認めておきながら、どうしたっていつもこの生徒は生徒自身の価値を低く置くのか・・・なるほど、このもどかしさがあって、寮生たちは全力でぶつかっていくのか。ソファに並んでいないと、やはり随分高い位置に顔があるものだ──と、生徒の頬をぺちんと両側から押さえようと両手を伸ばす。よし、わかった。キミの寮生たちに倣って、司書もちゃんと一旦は素直に全部考えていたことを言ってやろうではないか。別に何かが変わる訳じゃないが、この生徒が自分のせいだと言うくらいなら、安いものである──何てったって、司書は大人のレディなので。少し背伸びをして、この生徒が煩いと音を上げるまで言っておこう。キミに非はないが、それでもキミのせいだと思うのなら、それは司書がキミという生徒を大切に思った証拠として受け止めておいてくれないか )

小馬鹿にされるのは癪に障るが、生意気なのはキミの可愛らしいところなのだから度を越さない限りは怒らない。あと、キミがいつかまた暴走しても、司書が止める。嫌なら真っ先に司書を消しに来ればいい。それから──それから、勝手に、キミが抱えていたものを想像してやるせなくなって泣いた。それは申し訳ないと思ってる、二度と、もうしない。紅茶はいれるの失敗したから多分すごく不味い。クッキーはキミと共有したかった、食べてもらえたら凄く嬉しい。それから・・・




1759: カリム [×]
2025-05-16 12:35:04


≫ノア

 おう、 もしわからなかったらジャミルに聞いて … あいつの部屋となりだからさ 、
(軽く額を押さえて小さくため息をつく相手をみてもけろっとした顔をしつつ、ノアが部屋をでるまえにジャミルの部屋の場所も教えとく
ひとりになると水筒に氷と水をいれてフタする、相手が選んだお菓子はもっていきやすいように布につつんだ)

≫レオナ

 うぅ … なんか聞いてるだけで、横っ腹いたくなってくる話だな 。
(バッサリと選別の手間が省けると言う相手のことだから練習もめちゃくちゃ厳しそうだと思い、軽音部でゆるゞ活動してる自分がもし一緒に練習したらついてけないだろうなと思いつつ苦しそうな顔をする
低い声でタイプといわれキョトン、 とわからなそうな顔をしつつ思ったことを素直にはなした)
 タイプ? っていうのはわかんね ー けどヴィルって背たかいし姿勢もいいからピシッとしててカッコいいだろ … !

1760: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-16 12:58:14

>>1758 ノア

(頬に伸ばされた手はどこかくすぐったくもあるものの、大人しく両手の間に収まっていた。自分より少し低い体温が頬に伝わってくる。夏場にはちょうどいい温度で。ただ彼女の顔を見下げ、ハイライトのない目に光が射し込んでいるのを眺めていた。彼女が危惧しているようなことは何もない。悲しかった訳でも、自分を責めていた訳でもない。理由が自分だったという事実をいつもの様に受け取って奥底に投げ入れようとしていただけだ。それでも、彼女はこちらに手を伸ばしてきて、優しさという光を掲げて見せてくる。その姿はやはり健気だ。そして、呆れるほどお人好しだ。彼女の紡ぐ言葉はどれもどうしようもなく真っ直ぐで、そのひとつずつに「ああ」と短く返事をした。流石にオーバーブロットした自分を止めてやると言い出した時は少し笑ってしまったが。──言葉の区切りを感じて、そっと、彼女の手を頬から外し、掴むように握って目尻を少し和らげる。傲慢な物言いではあるが、声色は酷く穏やかなまま)

お前が俺をどう思おうが思想は自由だし、泣こうが許してやる。ただ、紅茶を飲んでほしいなら淹れ直せ。

1761: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-05-16 14:41:35

>>1759 カリム

お前も砂漠の中歩くなら、そこそこの体力はあんだろ。運動神経も悪くねぇし、案外マジフトに向いてるかもしれねぇぞ。

(脅し文句とも取れる発言を獅子がしたせいで、どうやらカリムは自分が同じ土俵に立たせれた時のことを想像してしまったのかもしれない。弱った顔の相手と反面、楽しげにからかい半分、本音半分でマジフトを勧めてみる。一方、カリムの口から披露された彼の価値観には首をひねらざるを得ない。肩を竦め、後ろで寮生たちが筋肉アピールを始めているのを視界に入れながらあくまで「俺の基準ではな」だがと返す。価値観の押しつけをするつもりはないが……フェアリーガラの地獄の指導が頭をよぎる。アレはもう、“拷問”に近かった。思い出すだけでゲンナリする。そんな訓練をヴィルは延々とやっているのだ。やはり、自分が憧れることはないだろうと怠惰な獅子は欠伸をひとつして)

カッコイイってのは、実用的な筋肉がついてて、腕っ節が強いことだろ。フェアリーガラの時を思い出せよ、大変だったろ。

1762: ノア [×]
2025-05-16 15:01:26



>>1759 カリム

──分かりました

( それでいいのか寮長殿・・・ともはや突っ込みを入れるのも諦めて、流石に副寮長の手助けを借りるのは忍びないので大人しく言われた通りの部屋へと向かう。一際分かりやすい・・・というか、こう、学園内で言うのであれば学園長室のような立ち位置なので、見ただけで何となくの察しはついた。一応・・・念の為、ノックをして、扉を開ける──うん、まあ予想はしていたが豪奢な部屋だこと。部屋の中をぐるりと見渡して、クローゼットを見つけると中からブラシを・・・多分これだろうと目星を付けて手に取った。絨毯用のブラシなんて、そうそう見る機会がないものだから )


>>1760 レオナ

・・・仕方のない子獅子ですね!この司書が、美味しい紅茶を今度こそいれてみせましょう

( その日の出来事を一息に喋る子供に、優しく頷く親のようなやり取りだ。それでもちゃんとこの生徒は受け取ってくれるという確信があった、何故って・・・どうやら、寮生含め素直で実直な存在には弱いらしいので。そっと離れた己よりも少し温かい肉体が、今度はしっかりと存在を確かめる間でもなく手を握る。司書がそうであるように、言葉も態度も信用出来ないまま生きてきた瞬間が一時でもあればこそ、必死に伝えようとする相手は分かるものだから。少しだけやわらかく揺れた緑色を見上げて、満足気に──一周まわってそれはもう偉そうにそのオーダーを受け入れる。偽物の太陽の光がぼんやりと生徒の背中側を照らしていて、ふわふわと流れる髪も、周りをちらちらと揺れる図書館特有の空気も、本当に絵画みたいだ。そう、黙っていれば。あとついでに、ちゃんとしていれば。ふん、と鼻から息を抜いて目を逸らす──仕方がない、先日入ったばかりのちょっと良い茶葉を使ってあげよう・・・と、己の握られた手を離しておくれと言うように軽く揺らして )





1763: カリム [×]
2025-05-16 15:36:42


≫レオナ

 走るとすぐつかれちまうから俺、 体力ないんだと思う。それにスカラビアはマジフトの順位そんなによくないし …
(みんなで走ってるとき体力がつきて置いてかれることが多くそこそこの体力はありそう、 と言われると否定する、マジフトの話がでれは毎年練習してるものの微妙な順位で終わるためすこし残念そうに言う
自分とジャミルはそこまで厳しく指導されなかったため、大変だったと言われてもあまりわからず。筋肉アピールするサバナクロー生をみて笑いつつ)
 おれらはそこまで大変じゃなかったけど、 ランウェイ歩くレオナ はすげ ー 綺麗だったぜ …!

≫ノア

 ノアと散歩にいきたいんだ、 力かしてくれないか??
(お菓子と飲み物は準備し、出かける用意はおわったためつぎは魔法の絨毯をよびにいこうと宝物庫にいく、
話しかけるとすぐに絨毯は宝の山から出てきて、ノアと散歩に行きたいと話すと嬉しそうに絨毯はぴょんゞ跳ねた)

1764: ノア [×]
2025-05-16 19:53:32



>>1763 カリム

──よし

( 一先ず見つけたそれを持ち、部屋を出る。一応クローゼットは来た時のまま、特に他のものにも触れていないから問題は無いだろう・・・と元いた場所に戻ってきたものの、生徒の姿は無い。待っていてくださいと、言ったのに。むっと膨れたところで生徒が戻ってくる訳でもない、仕方なしに近くの壁に背中を預けて待機することにした )





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