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【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1577


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自分のトピックを作る
886: グレン [×]
2024-05-14 08:11:00





>ハイネ( >882


───ふふ、僕も楽しみにしてるよ
( 自身とて今の自分が何者なのか、一時はそれすらも分からなくなる程に分厚く重ねられた鍍金。それを剥がされる日が果たして来るのか、緩笑みを浮かべ 「 どちらかと言えば後者、かな 」 明らかな商品扱いをされていたのは変声期を迎える前迄、その後は見てくれの良い従順なマリオネットとしての扱いが近かったか。探られたとてさして痛くもない過去だが、はっきりと明言するのはまだ早いかと判断して 「 ハイネみたいに美丈夫を好んでも、愛で方が違う人間もいるんだよ 」 自身を商品として相手取っていたのは言うまでもなく “ そちら ” だし、その後もテレビには出ない、そう希望を伝えるだけで難しい事は任せて笑顔を浮かべているだけでどうにかなった記憶の方が多い。指に付着した涙を舐め取り賞賛を受ければ、緩い笑みを浮かべるだけに留め。「 僕が地味だって?心外だなぁ 」 けらりと笑うのは演じている自分に自信があるから。それでもこの怪物はきっと今迄の様に身を任せているだけでは物足りなさを感じ始めるのだろうという事は先日と今日の交流の中だけでも分かる。暫くは容姿だけでも目を掛けて貰えるだろうが、さてそれから先はどうしようかと思案顔を浮かべ。どうやら目の前で着替えを始めたのは正解だったらしい、舌舐めずりをする彼の様子を横目にちらと確認すれば口角がほんの少し持ち上がり。押し倒されるままに背中をベッドへと預ければ膝が隠れる程度はあったスカートの裾は引っ張られるように膝が顕になる程まで上がり。されるがままに腕は頭上で一纏めに押さえつけられれば、まるで生娘が恥ずかしがるように一度ついと視線を逸らしてからその妖しくギラつく瞳を盗み見て 「 勢い余って食べちゃわないでくださいね、 “ ご主人様 ” 」 語尾にハートマークでも付きそうな程のそれは演技と呼ぶには余りにお粗末な戯れでしか無く )





887: ミゲル [×]
2024-05-14 14:21:05



>ニール(>>885)


……僕が、君と…?
(思いがけない申し出は光のない灰色の瞳をふるふると震わせて。それは感激の類ではなくどちらかといえば動揺が色濃く、自分も相手も信じられない臆病な幽霊は言葉に詰まり。明確な承諾を返して心変わりされたらとてつもなく悲しく、とはいえ拒否を返してしまえば貴方を悲しませてしまう、のかもしれない。考え込む癖に回答を導き出すことには慣れておらず「 その…時は、また呼んで 」多少投げやりな口調になってしまったがそれは只々戸惑いがゆえ。お揃い、またその甘美な響きになんだかこそばゆい様な心地を覚えて、もじもじしながら照れたような笑いを吐息に交えて。同じコンテンツの感想を共有したことなど今までそういくつも思い当たらず、はっとした表情で「 うん、…うん! 」二度目の元気よい返事は、貴方へ自分の好きなことを目一杯語っても良いのだという許しに似た何かを感じ取ったから。「 へへ…楽しみ。もう一回読み返そうかな 」ほとんど独り言のようなトーンで呟いてはそわそわと身体を揺らし。何かを楽しみに思うなんてこれもまたこのお屋敷ではずいぶん久しぶりで「 ニールには、ここで楽しみなこととかあるの? 」ふと浮かんだ疑問を率直に渡してはじっと見つめて。マグを落としてしまわないだろうか、誤って火傷しないだろうか、そんな風にハラハラと貴方を見守っているうちは自身の前に用意された同じ物へ手を伸ばすことはせず。思い描いていたような惨事は今のところ起きずに済み、幸せそうに緩むその表情を眺めて初めて杞憂だったと胸を撫で下ろし「 …よかった 」貴方が怪我をしなかったこと、美味しいと感じることができたこと、その両方に向けて呟いて。こちらの様子を尋ねられては忘れていたとばかりに少しだけ肩を跳ねさせて「 今から飲むよ 」とやや焦ったように返し。急かされているわけではないと理解していながら性急な仕草でマグを掴んで、吹き冷ますことも忘れて唇をつけて液体を迎え撃ち「 あつ…っ! 」感覚器官は人間に近いのだろうか、情けなくそう零せば寸でのところでマグを手放すのを堪えて「 うう… 」恥ずかしそうに唸りながら慣れないことはするもんじゃないと心中でうだうだと文句を垂れて。今度は慎重すぎるほど何度も何度も息を吹いて――幽霊も呼吸をするらしい――恐る恐る一口。「 あっ…たかいね、 」多少猫舌寄りなのだろうか、その言葉尻にはやや無理したような響きを含み。味に対する言及がないのは、怪物は唯一の例外を除いて人間界の物には味を感じず腹も満たされないからで)




888: ハイネ [×]
2024-05-14 17:23:32



>グレン(>>886)


(どちらかと言えば後者、その回答を得た瞬間から見る見るうちに余裕綽々の微笑を描く口角は下がっていき遂には珍しくも平坦を維持して。何の感情も読み取れない表情とは裏腹に双眸には幾ばくかの思惑が渦巻いてゆく、それは怒りとも悔恨とも嫉妬ともつかない、ただどす黒く激しい闇を帯びたものであることは眼窩に巣食う雰囲気からも確かで「 もっと早く貴方を攫えていれば……ッ 」ヒステリックに髪を掻きむしる、なんて行動には出なかったもののそうしていても可笑しくないほど思い詰めた声で吐き捨てるように呟き。美しい貴方がこれまでの人生で有象無象の家畜共に好き勝手されてきたと知れば咆哮したくなる程に口惜しく、持て余すほど夥多な独占欲は過去にすらも波及して「 記憶――から、消し去れば、 」ふと思い至ったのはこれまた自分勝手なアイデア。これまで貴方を欲望のままに消費してきた者すべての記憶を奪い喰らい尽くしてしまえば貴方が知るのは自身だけになるのではないか――とち狂った思考を加速させるのはお誂え向きに記憶を食べる怪物が自身の友人でもあるという事実「 そうしなければ、貴方は真の意味で俺のモノにならない 」その考えに憑りつかれるように、手首を押さえつける腕には文字通り骨を砕きかねないほどの人知を超えた膂力を加えて。その記憶を貴方から消し去ることがアイデンティティを侵害することになるやも、なんて理性的な考えは今の怪物にとっては全く以って蚊帳の外「 それを拒むなら、このまま俺の糧になるのも良いかもしれませんね 」手に入れたようで手に入らない、この拗らせた怪物にとってそれは貴方を黒薔薇に変えてしまう事よりも我慢ならない事。元よりエベレストの如く聳え立ったプライドがそれを許容する筈もなく、しかしこんなにも憤慨しているのに態とらしく恥じらう仕草も媚びるような呼称も悔しいほどに愛着を煽り立て、未だ空いたままの冷たい手で滑らかな頬を、首筋を、鎖骨を、腰を――堪能するように、はたまた慈しむように滑らせていき「 こんなに腹立たしいのは久し振りですから、…貴方への好意も別のものだと勘違いしてしまいそうですよ 」腿まで降りてきたところで手は動きを止め、鋭い爪をそこに立てれば網タイツなど容易く切り裂いてその下の柔肌に文字通り赤い爪痕を残すだろう「 例えば…殺意、とか 」ここにきてようやく口角がわずかに持ち上がるも、柔らかな印象は無くむしろ縄張りを侵された獣のような凄みを放つ相貌で)





889: ニール・グレイ [×]
2024-05-14 17:50:21



>ミゲル(>887


(詰まる言葉へ、ゆるり首肯で答える。返事の如何をじっと待って、「…うん。じゃあ、その夜が来たら、貴方にお手紙書くね。」不安定そうな約束の芽に、柔らかくも確かな添え木を残して。「ああ、それも良いねぇ。好きなお話は、何回だって読みたくなるものねぇ。」初めの警戒なんて、まるで無かったように。自分と同じほど、もしかしたら自分よりも楽しそうな彼の呟きにも相槌を。その後で、尋ねられたそれには数秒首を捻ってから、「んー…そうだなぁ、こっちに来てからわくわくする事はたくさん増えたけど、やっぱり一番はねぇ、」片手で指折り、此処での出来事を数えた後に、また彼が居る方を向いては唇を弛めて、「誰かとお話出来る事、かなぁ。こうしてお互い名前を呼んで、顔を合わせて、一緒に笑うの。」彼を、続けて自分を、数える指で順に示して、「…世界じゃ何処にだって有り触れてる事かもしれないけど、オレちゃんにとってはすごく特別なんだよ。」他でもない“この一時”こそが最高であると、夢見心地に頬を色付け、大事そうに一音一音を紡ぎ機織る。様子を窺ったその瞬間、少し急いた様子の声が返って、「ああ、慌てなくても、」此方の言葉を引き戻すのも間に合わなかったらしい。気付いた頃には悲鳴が上がっていた。「…ミゲル、大丈夫?」眉を僅かに寄せ、知れない彼の様子を慮った後。今度は息を吹く音――死して尚、呼吸は続けられるのかと場違いに感心していた矢先、己を真似たような感想が聞こえた。「……ふふ。ミゲル、熱いのはちょっと苦手?」どう聴けど自身と同等の色は見当たらない、それでも己に同調してくれたとも思える一言に、嬉々と気遣いが混ざった微笑みを唇に籠めて。「ねぇミゲル。貴方の苦手なものも、好きなものも、もっと教えて?」――このマグカップが空になるまで、或いは、話の種が尽きるまで。「そしたら、もっともっと、たくさん二人の“お揃い”が見付かるかも。」互いの愛好にも不得意にも歩み寄りたいと誘いかける口は、朗らかな純粋を幾重も着込む言葉を彼へと贈った。)




890: ミゲル / ラクシュエリ [×]
2024-05-14 19:50:53



>ニール(>>889)


(風前の灯火のような儚い約束、それを形にし得る手紙を待っていると言ってしまえばまた一つ楽しみと同時にそれが果たされなかった時の悲しさの予感が胸中をなんとも言えない気分にさせて。不定形なそれを楽しみと出来る強さは幽霊にはなく、自身が傷つくリスクを避けるように約束の一件には沈黙を守って。代わりに「 …ニールは、僕の言うことぜんぶ前向きに捉えてくれるよね 」喜びの中に確かな猜疑心を持ったまま静かな声で「 ……本心、なの? 」不躾な問いも全て自身の安心のため。それを身勝手とも気付けないため面倒な質問をした自覚もなくただ答えを求めて貴方を見つめて「 誰かとお話……そっか、 」その答えに内包されたこのお屋敷へ攫われてから楽しみが増えたような口振りに内心で驚きながらも、それを上回って大きく胸を占めるのは微かな嫉妬心で「 べつに僕じゃなくてもいいんだ 」まるで小さな子供のように不貞腐れた声を落としては手にしていたマグを態と音を立てるようにテーブルへと戻して「 …………、 」自分が取ってしまった嫌な態度、にも関わらず続けざまに与えられる暖かな気遣いの言葉に自分の未熟加減が際立つようでついに言葉すら発せられず。もっと互いのお揃いを、その優しい提案に到底今の自分が見合うとは思えなくてぎゅっと拳を握り込み「 僕には……、…っ 」こんなにも優しい時間は却って毒になるのかもしれない。貴方は人間、そして怪物たちの獲物、つまり確実に自身より先に没してしまう存在。そんな貴方から注がれる甘い時間を受け入れ心を委ねた先に貴方が離れていってしまう未来が見えているのなら、臆病な幽霊にそれに立ち向かう勇気が足りるはずがなく。中身の大いに残ったマグをそのままに、逃げ出すように扉へと向かって)


***


こんばんわあ、可愛いエリちゃんが失礼しまーす!
この辺が潮時かなってことでミゲルを下げさせるムーブにしたんだけど、もしまだ話足りない!って思ってたらごめんね!もちろんまだ続けることも出来るから、その時はエリにはお返事不要でロルだけ返してねっ。




891: グレン [×]
2024-05-14 20:23:15





>ハイネ( >888


( 普段の余裕のある様相とは異なり、持ちうる感情の内黒い感情の全てが渦巻いているような、そんな様子を見せられ恐怖で竦むでも無く今彼の全てを自分が占めているのだと感じ取り。きっと腕を一纏めに押さえ付けられていなければ口元を隠したのだろが、今はそれも叶わなず恍惚に緩む表情が見て取れるだろう。きっと今は何を言ったとしても思考の渦に沈む彼には届かないだろう、そう判断すればじっと見詰めるだけに留め。ふと聞こえてきた言葉はきっと人間であれば、たらればの話では持ち出す事もあるだろうもの。然し人ならざる物である彼にはきっとそれを実現する手立てがあるのだろう、なんて事は想像に難くない。焦るでも無く、本当に偶々漏れ出たような言葉は静かな室内には響くであろうか 「 記憶から消す、かぁ…… 」 ここで判断を誤れば自分に対して害があるであろう事を理解出来ない程馬鹿では無い。きっと彼が消したがるのは幼少の頃のあれそれ。常人であれば寧ろ喜んで消したがるものであろう事は百も承知。然し乍ら自身にとっては歪で汚れたものだったとしても “ 愛情 ” に代わりが無い。暫し考える素振りを見せた後 「 消したらきっと僕は今以上に愛情を求めるけど…………キミは満たしてくれる? 」 それが一方的なものであったとしても構わない。だって元より与えられた事があるのは一方的な愛だけなのだから。押さえ付けられたところから骨が軋むのを感じるも微塵も痛みを顔色に出す事はせずに、態と初日に投げ掛けたのと同じ言葉を用いて。肌の上を滑る冷たい感触に、彼の手の動きを視線で追いかけ。ちくり、と刺すような痛みには僅かに表情が曇り 「 僕には並々ならない独占欲にしか見えないけど? 」 皮膚が裂け、ぷつりと血が滲み出すのが分かるも落ち着いていられるのは、きっと彼は惨たらしい方法を使わないだろうと推測をしているから──それが彼のお気に入りであるなら特に。違う?とでも尋ねるように口元に緩い弧を浮かべながら首を傾げ)





892: ニール・グレイ [×]
2024-05-14 21:23:44



>ミゲル/ラクシュエリ(>890


前向き?…ふふ、気付かなかった。
(何か、疑るような。明らかに探る固さを問いの底に捉える。しかしながらそれを表に出すような沈黙は置かず、ただ弛く首を傾げて、今自覚したとばかり、ほんの少し眉の端を垂らして、「もちろん。貴方とのお話に、オレちゃん嘘なんて吐いてないよ。」困った顔、萎れた表情で紡ぐは肯定。――少し狡いのは、“彼に本音、本心を話している”のではなく“会話上出た言葉が嘘ではない”と摩り替えた辺り。「…疑われちゃうほど解りにくい事は、言っちゃったのかもしれないけど、なんてねぇ。」やがては肩を軽く竦ませ茶化し立て、湿気を纏う空気を払い飛ばす。「……ミゲル?」拗ねたような彼の声、大きく耳を突くカップの音。機嫌を損ねたのだと気付くには十分過ぎる材料。“自分じゃなくても”。その一言でどんな棘が刺さったのかは理解して、だが珍しくも次の言葉を迷い、肩を縮こまらせて狼狽する様を揺れる瞳にも顕す。「……オレちゃん、嫌な事言っちゃった?ごめんね、ミゲル。」しおらしいお詫びの言葉。それに返ってくるのは苦しそうな声。沈黙のままの時間が過ぎて、何か動き出す気配に察したらしい。「ミゲル、」名を、呼んだ。怯えた様子の彼へ、努めて和やかに、柔らかい声で。「次、会えた時には、目を合わせて、名前を呼ばせて。」何時とも知れないその時が、確かにあると信じて紡ぐ願いは、隠しきれない寂しさが僅かに震えを持たせて。「――白い花。必ず探しにいこうねぇ。」続け様の約束には、華やぐ朗らかさを籠めて。まだ居るのかも定かではない彼の背中への手向けとした。)


***


ふふ。こんばんはぁ、赤い角の綺麗な、可愛い悪魔さん。
大丈夫、オレちゃんからの潮時のメッセージ、ちゃんと届いてたみたいで嬉しいなぁ。もちろんまだまだミゲルとは話したいけど、それはまた次の約束の時にね。
それじゃあ、次はアッシュだね。オレちゃんが塞ぎ出した辺りだから、大体一週間前後になるかなぁ?オレちゃんの方は何も問題が無いから、貴女の方もそうならそのまま場面移っても良いよ。
それじゃあ、可愛いエリちゃん、いつか貴女ともお話させてねぇ。




893: ハイネ [×]
2024-05-15 17:52:46



>グレン(>>891)


(視界に入ったそれは数分後には死んでしまうかもしれない人間が浮かべるような表情ではなく。蕩けるような柔らかさすら感じさせるその気色に、貴方は命が危機に晒される状況に直面しようとも自己承認が満たされるならば恐れは抱かないのだと学ぶ。手に入ったばかりのきれいなきれいなコレクション、飽くには早い眉目秀麗に見入るうち多少の平静を取り戻して「 二度同じ事を訊くほど信用なりませんか、 」愚問とばかりに返した言葉には最早安心感さえ覚える小馬鹿にするような笑気が混じり「 それとも、貴方は一度訊いた事を忘れてしまうお馬鹿さんですか? 」煽るような言葉も勿論御愛嬌の冗句。普段と異なる表情ひとつで機嫌が治ってしまうのだから、つくづく自分は気に入った獲物にはとことん甘いなと改めての自覚を内心で深めながら「 ……フフ 」常軌を逸した独占欲、それはまさに図星で肯定も同然の笑いを静かに落とし、一丁前な口を利く柔らかい唇を自らの冷たいそれで塞ぎ。唇同士を触れさせる、というよりかは肉食獣が草食獣のマズルを咥えて窒息させるような所作に近く、それでも体液接種を捕食方法とする怪物にとってこれは食事でも味見でもなく、ただコレクションを愛でる感覚というのが異質な所。冷んやりした舌で歯列をなぞり上顎を撫で、荒々しさは無いのに呼吸の隙は与えず手首を抑える力も緩めない。腿に触れていた手は背面の腰へと滑らせ自らの方へ抱き寄せホールドするように力を加えて)




894: ラクシュエリ / アッシュ [×]
2024-05-15 18:06:50



>ニール(>>892)


んふふー、可愛いでしょっ?いつかあなたに呼んでもらえたら、お近づきの印に触らせてあげる。
ミゲル、めんどくさいお子ちゃまでしょ?たくさん優しく接してあげてくれてありがと、約束はほんと気が向いた時でいーからねっ。
そうねえ、イメージ的には8~9日後あたりかな?うんっ、早速アッシュを呼んでくるね!ニールにとって楽しい夜になりますよーに!


***


アッシュ:
(ダークエルフが自身を訪ねて来たのはいつ頃だっただろうか。独占欲の強い彼より先に貴方に会えた幸運な住人として目を付けられた事は覚えているが、如何せん他者との繋がりに飢えるゾンビには理由がどうあれ相手側から声を掛けられるのは嬉しいことで。昨夜、偶然再度ハイネに出会った際に伝えられた事の経緯にゾンビは居ても立ってもいられず、食堂にダッシュをすれば両手でやっと抱えられるほどの大きな木編みの籠に山ほど人間界の食料――お菓子や果物やジャーキー等、盲目であってもなるべくすぐに食べられそうなもの――を選別し、息を切らせて貴方の部屋へ。両手が塞がっているためノックは諦め、ショルダータックルの要領で扉にぶち当たり無理矢理に入室して「 ニール、ニールッ!目がヤベエんだろッ、大丈夫かァ?! 」目が見えないところにそんな大きな物音を立てては驚かせてしまうかも、なんて所まで気が回らないほど騒ぎ立てる声には貴方への心配が胸焼けするほどぎっしりと詰め込まれており)




895: 執事長 [×]
2024-05-15 19:37:44



>ご新規様・常連様・お試しの方問わず、置きレスにてのんびりお相手様を募集中です[ 今夜の案内役:ジョネル ]


>ルネコの備忘録【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/2019/08/26/174536
 お屋敷での暮らしのイメージとして、演者様と同様に怪物の食事として攫われてきた少年:ルネコと提供たちの一場面を切り抜いた短編です。
 本編や提供の雰囲気を何となく知っておきたい方向けですので、もしお役に立ちそうであればご活用ください。(ささやかですが特典あり)


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896: グレン [×]
2024-05-15 19:49:26





>ハイネ( >893

まさか、どちらも違うよ
( 何が原因だったのか常の様子へと戻る相手に目元を弛め。あの狂気にも似たものが消え去った事に普通の人間であれば安堵するのだろうが、多少の落単が混じってしまうのは狂ってしまう程に向けられたそれが引っ込んでしまったから 「 ……ただ、僕だけが何かを差し出すなんて不公平だろ? 」 自嘲気味な笑いが見え隠れするのは、いかに自分が愛情──そう呼ばれるものに飢えているのかを、そしてこのダークエルフには上手くそれを隠せない事を自覚したから。体勢的に甘えるようなそんな動きは取りにくく、視線を絡ませたまま首をゆるりと傾げるように動かし。唇に触れる冷たい感触を拒む事はせず。口を塞がれ口腔内を彼の舌が余す所なくなぞっていく間、普段より薄くはあるが酸素を体内へと取り込めるのは今迄の経験則故か。然し、腰に添えられた手が身体を引き寄せるようにしてから暫く 「 ~~~っ 」 流石に薄過ぎる酸素に頭がぼうっとしてくるのを感じ取るも、両手は未だに押さえ付けられ抵抗の術は無く声にならない声を上げ。彼がそれで離してくれるのであれば、薄く開いた口から足りていなかった分の空気を取り込もうとするはずで )





897: ニール・グレイ [×]
2024-05-15 19:52:01



>ラクシュエリ/アッシュ(>894


良いの?はは、貴女を呼ぶ楽しみ、増えちゃったなぁ。
…確かにミゲルは臆病だけど、でも悪い子じゃない。…ふふ。ウサギさんみたいで、とっても可愛らしいと思うなぁ。だから、またきっと早い内に一緒にお花を探しに行くよ。
うん、ありがと。それじゃあまたねぇ、ラクシュエリ。いつか会える時まで、貴女も良い夜を。


***


(幽霊の彼と話してから更に数日。見えなくなってから、恐らくは一週間過ぎ。生活そのものには慣れ始めていたが、やはり、「……寂しい、な。」明らかに、経口摂取では満たせない“渇き”が、脳裏にじわじわ焦げ付き始めている。――見えない、見えない。誰かが、ナニかが、…自分が。食事も控え目に終わらせ、座り込んで脚を抱えたベッド上、御せない感情の行き場は自らへ。咥えた指の背に、ぐっときつく歯を立てて、衝動を鳴らす牙を無意識と慰める。そのまま同じ指に、数度の痕を残した辺りだろうか――唐突に、何か壊れたのかと錯覚するような強打音が響いて。“警戒”の眼差しだけが一瞬表に現れたその後に、「アッ、シュ…?」いつの日か聞いた、衝撃波と紛う程印象的な大声から、音の主を特定すれば、そのまま首は一度僅かに傾いで。「……はは、」更に数秒のラグを経て漸く、表情はいつもの弛い三日月へ。「アッシュ、心配して来てくれたの?」続けて肌が震える程大音量の感情へ、嬉しそうに頬を綻ばせ、抱え込んでいた脚を床へと解きながら返事を滑らかに紡ぐ。「うん、ちょっと不便な所はあるけど、身体は全然平気。」視線こそ通わせられはしないが、それでも彼の居る、声のする方を向いて立ち上がり、自らの胸元をぽんぽんと掌で軽く叩いて快調を示してみせる。それから、「アッシュこそ、最近は寂しい思い、してたりしない?」少々冗談めかして、問い返し。距離を確めるように自身の前に片手をふらり出して、そのまま漂わせながら彼へと踏み寄る足は、些か急いて使い魔の手伝いも借りなかった為か、何かに躓いて、「あ、っ……!?」不意打ちに平行を失う感覚に上げた、悲鳴にも満たない小さな音を置き去りに、その身は前方へと大きく傾いてしまった。)




898: ハイネ [×]
2024-05-15 20:20:06



>グレン(>>896)


(急に唇を塞がれ呼吸を制御されても、特に戸惑いの色を見せない貴方のそういった行為に慣れきったような態度がどうにも癇に障って堪らず、声なき声で発せられた酸欠のアラートを聞こえていながら無視をして。そこから更に数秒、時折静かな部屋に響く水音を立てながら舌を絡ませ続け、うめき声の一つですら上げるのが困難になる頃合いを見計らって一旦唇を解放し「 やはり貴方はお馬鹿さんですね。俺と貴方が公平な立場だとでも? 」口端は笑みを描くものの、酸欠の脳に刷り込むような声は甘くも重い響きを持ち。そのまま耳へと口を寄せ「 少々甘くし過ぎて勘違いをさせてしまいましたか? 」言葉の結びには嘲るような笑いも添えて。腕の拘束はそのまま、腰に回していた手を移動させて指の甲で頬をなぞり「 貴方は俺のモノなのです。身体も記憶も命も余す所なく 」それがこの怪物に見初められた意味。愛でるも放るも所有者の意のまま、そんな言い草を悪びれもせず伝えるスタンスは潔いほど一貫していて。少し重ための前髪を手のひらで上へとゆったりかき上げ、露わになった額へちゅ、ちゅ、と何度も愛おしむような優しいキスを落として)




899: アッシュ [×]
2024-05-15 20:36:50



>ニール(>>897)


あァ~~~…、良かったぜえェ……
(目が見えない生活なんて想像も出来ないからこそ貴方の生死すら心配の範疇に入り込んでいたが、盲目以外に特に支障が無いことを仕草も交えて伝えてもらえれば大きく息を吐いて。心からの安堵に開きっぱなしの扉を閉めることも忘れてその場で立ち尽くしては、一度大きく俯いて両手いっぱいに抱えた籠へと額を押し付けて。寂しさを問われれば素っ頓狂な声で「 ぁア? 」と驚いたような感情を表現しながらお行儀悪く足で扉を閉めて「 寂しくねえ夜なんてあンのかなァ? 」その声には悲壮感などまるで含まれておらず、むしろ自分にとっては毎日何かしらで寂しさを感じている事が日常であると言外に告げ。貴方には寂しさを感じない夜があるのだろうか、逆説的な考えに至れば「 いーなぁあア 」呑気に、でも心底羨ましそうに間延びした声と共に数度軽く地団駄を踏んで。と、そこで貴方が転びそうになったのを知覚すれば「 ニール! 」反射的に切羽詰まった大声で名を呼んで、両手を塞いでいる籠を乱雑に放り捨てて獣のように一蹴りで距離を詰めて貴方を支え「 なんも見えねえンだろオ?危ねェ、危ねェよ、じっとしててくれよォ、なア? 」まるで年老いた自身の祖父に忠告するような、控えめながらも心底の思いやりを乗せた声を切に紡ぎながら子供にするように貴方の両脇に手を添えてひょいと軽々抱き上げ、ベッドの方へと運んではその縁にそっと下ろして。これでよし、と手をパンパンと払ったところで「 あァーーー! 」となにかを思い出して大声を上げれば、床に打ち捨てられたままの籠へと駆け寄りその中身を見てがっくし肩を落とし。籠を両手で掴んでベッドサイドまで運んでくれば「 フルーツ、潰れちまったよォ…… 」しょんもりと今にも泣きそうな情けない声で告げながら貴方の眼前へと籠を近付ければ、桃やバナナ等の果物が潰れて混ざり合う香りが匂い立つだろうか)




900: グレン [×]
2024-05-15 21:04:55





>ハイネ( >898


( 塞がれていた唇が開放されたのはあれから数秒後。酸素を欲している身体が勢いよく取り入れた事で少しの間噎せ返る。親が子に刷り込むように、思考回路が不明瞭な内に紡ぎ出されるものには、言葉選びを間違えたな、なんて事がぼんやり回る。「 そんな事言っても僕に対して甘いのは変わりないだろ 」 頬へと触れる手に擦り寄るようにしつつ、未だ酸欠の為かとろりと蕩けた視線で彼を捉え。働かない頭は彼の口から出た言葉を理解するのに数秒と言えども時間を要し、先刻の言葉も思い出せば緩い笑い声と共に 「 ッはは、それでいて自我は持てって言うんだから不思議だよ 」 そこまで言うのであればいっそマリオネットに仕立て上げる方が良いのではないか、なんて自身の思考が間違っているのか。彼の手によって露になった額にひやりとした感覚が触れては離れるのを感じながら、ほんの少し悩む素振りをした後に再度触れるのは先程自身が “ 不公平 ” そう称した事柄 「 言い方を変えようか。僕が何かをするにあたってのご褒美はあってもいいんじゃないかな? 」 コレクション、愛玩動物──彼が自身のことを何だと思っているのかは分からないが、少なからず無機物としてでは無く命ある人間として扱われているのは確か。あくまで彼が優位に立っている事は理解している、と言外に伝わるであろう言葉選びは無意識のうち。ずっと押さえ付けられ痺れを感じ出した腕を僅かに動かして )





901: ハイネ [×]
2024-05-15 22:27:38



>グレン(>>900)


フフ、勿論そうですとも
(飽きない内は、と付け足さないのは再三言わずとも理解しているだろうと踏んでのこと。よしよし、と言わんばかりに髪を揉み込むように撫でる度に可愛い可愛いと呟く声が聞こえそうなほど、蕩けた視線と絡ませる双眸にはお気に入りに向ける愛着が煌めき。不思議と言われれば当然のように鼻で笑って「 良いのですよ、貴方には理解出来なくとも 」自身にはこれ以上無い高尚な愉悦なのだから、と端から分かり合う気は無く。押さえつけていた獲物の一端がもぞりと動いた感触に、ゆるりと力は抜きつつも動きを御するような姿勢は変えないまま静かに耳を傾け「 例えば? 」その要求を受け入れるでも突っ撥ねるでもなく端的にそう返して)




902: ニール・グレイ [×]
2024-05-16 01:02:23



>アッシュ(>899


(己が無事を伝えた瞬間、暗闇の中でもその表情が浮かぶ程の安堵の声に思わずふっと息を噴き出す。それから己の問いに驚く様子、羨望の様子を聞き取って、「…ふふ。オレちゃんが寂しくないのは、お屋敷に来てからだから、此処のみんなのお陰かもねぇ。」あまりに解り易い彼へ綻んだ頬はそのまま、屋敷に拐われた後に寂寥は埋まったのだと、彼が飲み込み易いよう砕いた表現で告げる。――転ぶ、と状況を理解した時には身構える暇も無かった。けれどもぶつかったのは床では無くて、ひやりとして逞しい腕。「…ありがと、アッシュ。ごめんねぇ、貴方と会えたのが、嬉しくてつい、」続け様、降ってきた声に現状を把握すれば、顔を上げて彼の方へ礼と謝罪を。だがそれも、宙ぶらりんと身体が浮いた事に途切れる。「お、わっ、」彼の膂力以上に、今まで未経験だったその抱えられ方に、猫の如く目を丸くして固まり、ベッドに下ろされるその時まで珍しく言葉も止めて大人しくして。しかし、ふと響いた大声を切っ掛けに、「どうかしたの、アッシュ?」いつもの緩くのんびりとした声で問えば、丁度間近にその答えが返ってきた。「…ああ、果物持ってきてくれたんだねぇ。」萎れきった彼の後悔に続いて、言葉に違わないだろう芳しい香りが鼻先を擽る。「…良い匂い。落ちて潰れるくらい柔らかいなら、きっとよく熟してて甘いんだろうねぇ。」それを意識的に肺へと取り込んだ後に、落ち込む彼を静穏な言葉でそっと包む。「これ、オレちゃんの為に、アッシュが選んできてくれたんでしょ?…それに、潰れちゃったのも、オレちゃんを助けてくれたからだよねぇ?」一つ一つ、話す本人も何処か浮かれているような言葉を、彼へと言い聞かせた最後。「……だからアッシュ、落ち込まないで。オレちゃん、貴方がしてくれた全部が、すごく嬉しいんだから。」堪らず、牙の音を鳴らしかけた口元を押さえたのが、彼にはどう映っただろうか。ともあれ、「ねぇ、それ、食べても良い?」するり解いた唇はまた嬉々と弛めたまま、漂う香りの出所を探りに、恐らくは彼が抱えているものがある筈の方向へと指を持ち上げた。)




903: グレン [×]
2024-05-16 07:41:38





>ハイネ( >901


( 先の言葉へと言外の条件付きではあるものの肯定の意が返ってくれば目元を細め、“ 条件 ” には自身も同意をしての関係である為に態々追求することはせずにいて。頭を撫でる彼の手が心地好く暫くは金色の瞳と視線を交えていたものの、次第に瞼を伏せ身を委ねる姿はこの場に第三者がいれば些か不用心すぎるとの印象を与えるであろうか。最低限今この場で否定されることは無かったものの問い掛けが返ってくれば伏せていた瞼を持ち上げ、数秒間考える素振りを 「 それはその時々によるんじゃないかな 」 それが形あるものであろうと無かろうと、なんて事は今日中に留め。腕を押さえ付けられていた力が緩んだ事により、両腕は不可能だったとしても片腕くらいであれば抜け出せる隙が産まれたであろうか。引き抜く事が叶ったのならば彼の肩へと腕を掛け軽くこちらへと引き寄せるように 「 ハイネなら僕の欲しい物分かってくれるでしょ? 」 初めて会ったあの夜からずっと “ それ ” が欲しい、と言っているのだから。寄せた彼の頬へと軽いリップ音を立てるようにして口付けを )





904: アッシュ [×]
2024-05-16 21:40:21



>ニール(>>902)


そんなに怪物のフレンズがいっぱい居ンのかァ?!さっすがニールだぜエ!
(暮らしていて寂しさを感じないほど気にかけてくれる存在が複数いるのだと言葉尻に解釈すれば、暑苦しい態度や微かな腐乱臭でどうしても忌避されがちな自身から見ると称賛に値するもの。至極素直な気持ちで感心したように目をまんまるにして、一拍置いてやや元気を少なくしたトーンで「 …でも、でもよう、いっぱいフレンズが居るからってオレの事忘れないでくれよなァ 」貴方の交友関係を邪魔する気は毛頭ない、そんな気持ちを込めた視線を物見えぬ紅いそれにちろりと向けて。果物の話題には「 料理番の使い魔によゥ、すぐ喰えるやつくれって言ったんだよォ。そしたら美味いやつ選んでくれるって、それでよオ、 」ぐずぐずと言い訳というより一生懸命さの印象が強い言葉尻で並べて、そして結びに「 ゴメン、ゴメンなァ、ニールゥ。オレのこと嫌いになンないでくれよオ 」籠を持つ手は塞がっているため縋り付くことは叶わず、代わりに何かを強請る犬猫のように貴方の胸元へとおでこをぐりぐりと擦り寄せて。しかし優しく紡がれる言葉を浴びながら徐々に顔を上げ“ うぅ、 ”と言葉にならない感激の声を上げて。しかし口元を押さえる仕草は、自身が臭う時に周囲の存在が取るそれと似ていて「 クセェか?!オレクセェかなァ?! 」愕然とした表情と大袈裟なほど騒ぎ立てる声にはどうしようどうしようと慌てふためく様子がありありと表れ、咄嗟に潰れたフルーツを鷲掴みにしては常に上裸の身体に塗りたくり「 これで大丈夫かァ?! 」貴方からの問い掛けには当然YES、あまりにも当然過ぎて回答を失念したまま今の意識は貴方に不快な思いをさせないこと、ただその一心に集中していて)




905: ハイネ [×]
2024-05-16 21:52:22



>グレン(>>903)


(ご褒美の具体例が暈された事に抱くのはむしろ好都合だとニヤリ口角を上げるような小狡さで。自身の解釈次第で如何様にも出来るではないか、褒美に託つけてあんな事やこんな事――貴方の髪を弄びながらそう奸計を巡らせかけては甘んじて逃がした腕に導かれるがまま顔を向け。次の言葉にはああ賢いと率直に思い「 賢い子ですねぇ 」それをそのまま声に乗せて、頬に触れる暖かな感触を甘受しながら浮いた後頭部を撫でるようにさすって。すっと上体を起こせばベッドの縁に腰掛ける体勢を取りつつ自身と似つかわしい体躯の貴方を難なく抱え上げて膝の上に乗せ、背中に回した手ひとつで不思議なほど安定感のある支えの役割を果たしながら「 俺は与えたいだけ与えますから、貴方も足りなければ欲しがりなさい 」その夜毎の気分で尺度は変わるのだろう、艶やかに諭すような声と共に先ほどのお返しとばかりに何度も目許や頬に口付けて「 可愛い、俺だけのグレン。死神が来ても驚かないで良いのですよ 」唐突に告げたのはお屋敷に来たばかりでは未知の存在であろう記憶を喰らう怪物の存在。貴方の意向と関係なく、その夜が訪れることはまるで定められた運命か何かのように当たり前の事を語る口ぶりで)




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