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異能世界で送る学園生活/31


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自分のトピックを作る
12: 学園管理事務局職員 [×]
2025-10-02 12:29:09

打ち合わせや設定投下用のトピを作成致しましたので、以降の設定はこちらに投稿をお願いします!
https://m.saychat.jp/bbs/thread/709667/

13: 雪弦 静 [×]
2025-10-02 17:21:47

>all

…実際に応用するには無駄が多いか。

( 昼下がりの校庭。木陰に設置されたベンチに腰掛け、静は膝の上に分厚い異能関係の専門書を広げていた。風に揺れる枝葉のざわめきとグラウンドから響く掛け声や笑い声が絶え間なく耳に届く中、一人黙々と白い指先でページを捲る。淡々と文字を追って内容に目を通していくも、最終的には仮説に過ぎないものだと結論を下しては小さく息をついて、そっと本を閉じた。何の気なしに顔を上げ周囲を一瞥すれば、派閥ごとに固まって昼食を取る役員達、力を笠に着て生徒を脅す不良、慌ただしく走る学生─そんな光景が視界に映り、僅かながら眉を下げつつ溜息を吐き出して。)

…相も変わらず、雑音ばかりですね。

(/絡み文投下失礼します!)



14: 黒宮 京香 [×]
2025-10-02 18:14:25

>13

あら、こんな時間に一人でお勉強だなんて随分と真面目なのねぇ。そんなに暇を持て余しているなら派閥に入ったらどうなの?それこそ私の下で働けば有意義に過ごせるわよ。

(派閥の会議を終えて廊下を歩いていると、校庭のベンチで一人佇む役員が目に付く。日頃接点がない為に名前までは思い出せないが、その顔を見て、たった五人しかいない無派閥の生徒会役員の一人であることは容易に判別ができた。仕事も終えたことだ。暇潰しに勧誘でもしようと思い立つと、進路を変えて護衛を引き連れたまま校庭に踏み入る。その瞬間から校庭は雑音から一点して重苦しい沈黙に支配された。誰もが目を付けられまいと口を閉ざし、彼女から視線を逸らす。そんな状況を気にも留めず淡々と足を進めて、目当ての役員、雪弦 静の前で立ち止まっては、イタズラな笑みを浮かべて話し掛けた。先程まで読んでいたであろう膝の上に乗った分厚い専門書、彼女にとっては心底どうでもいいその行為を皮肉交じりに称えると、傲慢にもそんなものよりも価値のある時間を提供できると言って自派閥への勧誘を始めた。彼女の背後では明らかに不良といった見てくれの役員二人が睨みを効かせており、返答を誤れば脅しではなく実力行使が成されるであろう。それらも含めて、「女帝」そう形容するに相応しい不遜な振る舞いであった。)

15: 雪弦 静 [×]
2025-10-02 19:43:08


>14

……こんにちは、副会長。

( 見上げた視線の先、陽を遮るように立つのは校内でその名を知らぬ者はいない副会長。傲然と微笑み、背後には睨みを利かせる取り巻き二人。校庭に漂う重苦しい沈黙も含め、状況が一変したのを確かに感じ取りながら軽く頭を下げて礼節を欠かすことなく応じる。だがその姿勢に服従の色はなく、あくまで形式的な礼にすぎない。畏怖の色も無く何一つ変わらない表情からもそれは明確に現れていることだろう。)

ご勧告どうもありがとうございます。しかし僕が必要としているものは既に手の内にありますので、女帝様の御旗のもとに並ぶ理由はございませんよ。…それに、僕のような協調性に欠ける者を配下に加えれば貴女の美しい統率にひびを入れかねませんから。

( 相手の皮肉をそのまま受け止めつつ、こちらからも返すように淡々とした声色で続ける。言葉遣いこそ丁寧であれど、どこか慇懃無礼な響きを帯びているのは明白だ。自身にとって生徒会役員である意味は、役員として与えられる最低限の特権を享受するため。そして相応の成績を収めて卒業し、祖父の顔を立てるため。派閥抗争に首を突っ込むのは何の利益もない無駄な事だ。軽く目を伏せると閉じた本の表紙を指先で軽く叩く。彼女達の行っている派閥抗争そのものが、この本の一節に記されていた現実的では無い仮説の理論と同様の「意味の無いもの」だと言わんばかりに。そして一度ベンチから立ち上がると、深々と一礼し上っ面の言葉を並べ立てた。その姿は一見すれば礼儀正しく従順にすら見えるが、言葉の端々には皮肉めいた拒絶が滲んでいて。 )



16: 黒宮 京香 [×]
2025-10-03 10:28:43

>15

つれないわねぇ…なんて無欲で愚かなのかしら。この私の有難いお誘いを断ったのだから相応の報いを…と言いたいところだけど。今日は気分が良いの、許してあげるわ。

(皮肉交じりの拒絶を聞いて、京香は一層口角を吊り上げた。決して慈悲でも面白がりでもなく、静かな怒りとでも言うべきだろう。それを察した護衛が動こうとしたところ、京香は視線で制して口を開いた。許すなんて言ってはいるがこれは嘘である。単に生意気な後輩を分からせる楽しみを然るべき機会に取っておきたいだけだ。その行動原理はデザートを最後に食べるのと全く同一である。役員である静であればその真意を察していることを前提にさらに言葉を続けた。)

その代わりに名前を教えなさい。特別に覚えておいてあげる。

(後で役員の名簿を見れば良いだけのことだが、京香は相手の口から直接言わせることに拘った。来るべき報復の為に自ら名前を言わせられる、その葛藤を見たいが為の嫌がらせである。言い終えて静の言葉を待つ京香の顔は心底愉悦に浸っている表情であった。)

17: 雪弦 静 [×]
2025-10-03 14:04:41


>16

勧誘を行うのであれば相手の名前位は覚えていた方が円滑に進む可能性が高いと思いますが……自らの存在感の薄さを責めるべきか、たった八十人の役員の名すら記憶出来ていない副会長のご多忙をお察しすべきか……。

( 彼女の言葉の真意が許しという慈悲ではなく先送りに過ぎないことは火を見るよりも明らかだ。だが、思惑を読み取ったところで態度を変えるつもりもなく。護衛達の威圧を一顧だにせず、眉尻を僅かに下げて小さく息を吐いた。その吐息には恐怖ではなく”厄介なものに絡まれた”という倦怠が滲んでおり。もう少し穏当にやり過ごす方法はあったのだろうが、素直に受け入れたとてどうせ面倒な事になるのは変わりない。こういった横暴な人間には辟易する、そんな感情を丁寧な口調とは裏腹に隠そうともせず、声音には冷ややかな棘を忍ばせて。)

雪弦、静と申します。どうぞお好きに覚えるなり、忘れるなり。……では、僕はこれで。返却に行かないといけませんから。

( 特に葛藤した様子もなく、ただ簡潔に求められた事を口にする。学園に在籍している以上調べれば簡単に分かる名前を言うか言わないかで悩んだところで結果は同じだろう、と。過程に意味は無い。諦観したような態度のまま態とらしく穏やかに薄い笑みを浮かべては、本を腕に抱え足早に立ち去ろうと。 )



18: 黒宮 京香 [×]
2025-10-03 19:25:50

>17

へぇ、あの雪弦家の…随分と可愛い名前なのねぇ。貴方とまたお喋り出来る機会を楽しみにしているわ。

(雪弦の名を聞いて、生徒会の役員に選ばれただけありそれなりの血筋であることに納得すると、ささやかな仕返しに「しずか」という女性的にも思える名前を揶揄して。彼の生意気な薄ら笑いを恐怖に染め上げたいという歪んだ欲求、そしてゾクゾクと興奮に震える自らの身体抑えながら、軽く手を振って静の後ろ姿を見送った。)

(/差し支えなければ、図書室に移動しましたら今度は京香の妹で絡ませて頂きたく思います!)

19: 雪弦 静 [×]
2025-10-03 21:15:11


>18

( 女生徒に対してであれば褒め言葉にもなるのかもしれないが、この場合は小馬鹿にした意図に違いないだろう。激昂する程でもない稚拙な揶揄だが、胸の奥に微かな不快感が沈殿しているのも否めなかった。思わず一瞬だけぴくりと眉間に皺を寄せるも、反論はせず黙ってその場から立ち去り。)

……失礼。返却の手続きをお願いしたいのですが、

( やがて図書室に辿り着き、扉を開いて室内へと足を踏み入れる。落ち着いた紙の匂いとページを繰る微かな音に満ちているその場所は、人の声が溢れていた校庭とは対照的な空間で。幾分か安らぎを感じながら、返却処理を済ませてしまおうとカウンターに歩み寄り抱えていた分厚い本を丁寧に置いて。 )

(/了解です、ぜひお願いします!それとうちの雪弦が大変態度が悪くてすみません…!)



20: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-03 22:07:59

>19

はいは~い!わぁ…雪弦くん、また難しそうな本読んでたんだね。凄いなぁ、こんなの私には読めそうにないよ。

(静の声に反応して顔を上げると、燈香はそれまで行っていた事務作業を中断して元気一杯な返事をして対応に当たった。カウンターに置かれた本を見るなりその分厚さに感嘆を漏らすと、忌憚のない笑みを浮かべて、相変わらず難解な本ばかり手を付ける静を称えた。彼女、黒宮 燈香はその名の通り副会長の妹なのだが、大まかな顔のパーツ以外はまるで似ていない。きっと姉妹の性格を足して二で割れば丁度良いことであろう。)

(/こちらの京香は悪役ポジなので、むしろこのくらいバチバチの方が有難いです!)

21: 雪弦 静 [×]
2025-10-03 23:59:30


>20

……黒宮、さん。いえ、大したことでは……その気さえあれば貴方にも読めるかと。まあ、この本はお薦めしませんが。

( 視線を受付に立つ図書委員へと定め、一拍置いてから名前を呼ぶ。今日の担当は彼女だったか、とつい先程言葉を交わしたばかりの副会長の姿が脳裏を過ぎった。同じ蒼い瞳を持ちながらも、校庭で向けられた嘲弄の色とは程遠い人懐っこい光を宿していて─その落差に無意識か双眸を細め苦々しさが滲みかけるも、表情を大きく崩すことはなく淡々と、しかし棘はなく応じて。最も、一見正反対に見える姉妹だが本質がどうなのかは自分には分からない。同学年で彼女が図書委員という関係上勿論面識こそあれど、人間性に触れるほど深い関わりはないのだから。そんな疑り深い思考を胸に抱きつつ返却処理の終わりを待ち。)



22: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 07:08:55

>21

う~ん…読めるかなぁ…あ、そうそう。今日は利用者が少なくて暇なんだよねぇ。雪弦くんが良ければお喋りに付き合ってもらいたいな~…なんて。ダメ…かな?

(その気があれば読めると言われるも、燈香は自信なさげに首を傾げた。おすすめしてないみたいだしまあいっか、と早々に自分の中で折り合いを付け、手早く返却処理を済ませて本を預かると、興味津々な様子でカウンターから身を乗り出してそのまま話を続けた。普段ならそれなりの利用者がいることもあり返却処理後に雑談にふける時間もないのだが、今日の図書室は見ての通り閑散としている。同級生で、尚且つ図書室によく出入りしている静と交友を深められるチャンスではないかと思い至り、こうして呼び止めているようだ。身長差もあり、上目遣いで静の返答を待つ姿はまるで小動物のよう。暇を持て余したら目に付いた誰かに絡むという行動原理は姉と同様だが、その目的な全くの別物であった。)

23: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 12:04:17


>22

お喋り、ですか。……構いませんよ。副会長の妹さんからのお誘いを断る理由はありませんし、お付き合いしましょう。

( 思いがけない誘いに一瞬の間を生むもふっと口元に薄い笑みを浮かべる。それは愛想ではなく思案の影を帯びたもので。本来であれば無駄話に興じる必要も無く適当に断る所だが、今は彼女が黒宮の名を持つ以上無碍に扱うべきではないと判断した。つい先程、姉である副会長から目をつけられたばかりなのだ。副会長の内側、また妹である彼女がどのような人物か。言葉を交わせば何かしら糸口を掴めるかもしれない。彼女に罪は無くとも、その血縁関係は紛れもない事実なのだから。当然自らの性格がよろしくない自覚はある。小動物のような愛らしささえ感じる眼差しを受け止めながらも、胸中に打算を潜ませたまま表面上は穏やかに応じ、「副会長の妹」という呼称を敢えて差し込み彼女の反応を窺って。 )



24: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 13:00:29

>23

やったぁ!でもでも~…副会長の妹って言い方はなんか引っかかるなぁ…私は私として見てほしいの。だから燈香って呼んでほしいな。私も静くんって呼ぶから!

(了承を得ると嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねて、身体で喜びを表した。オーバーリアクションにも見えるがこれが彼女の素である。しかし、副会長の妹として見られることは気に入らないようで、頬を膨らませて分かりやすく不機嫌な様を示した後に、一転してキラキラした瞳を向けて、自分自身を見てもらう手段として互いに名前で呼ぶことを提案した。手法は違えど距離の詰め方が強引なのは姉譲りなのだろう。)

25: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 14:09:36


>24

は、はあ……では、燈香さん、ですね。……全く仲良くもないのに、名前で呼ぶのはなんだか違和感が……。

( 無邪気に跳ねて喜ぶ姿に意表を突かれ軽く眉根を寄せる。副会長と同じく強引さを感じさせはするが、そこに横暴な圧迫感はない。むしろ悪意の欠片も感じさせず距離を詰めてくる様子は、此方の探りを容易くすり抜けられてしまいそうで厄介だとさえ思った。生憎と純粋な交友を望んでいない上、元々人付き合いとは縁遠い性質である自身にとって、こうした無垢な押しの強さは居心地の悪さを覚えるもので。自然と声色には淡い困惑が滲み、思わず「仲良くもないのに」と彼女の強引さを刺すような本音を零してしまい。)



26: 流 ことは [×]
2025-10-04 14:55:14

>all

__ 小生の器に音を注ぎ、試してみませんか? 安全で、そしてきっと少し愉快な結果になりますゆえ。

(秋の気配を孕む風が頬を撫ぜ髪を攫う正午。中庭にて奏でられた小さな音は誰に応えられることもなく、静かに空へ溶けていった。怪訝そうに向けられた瞳をものともせず、両の掌に淡く光を宿す水晶…発明品を彼女は抱えている。慈しみと微かな誇らしさをその瞳に宿し、発明品へ視線を落としながらひとつの木陰に腰を下ろした。そっと手を翳す、それだけでも良いのに……なかなか難しいものですな。唇に穏やかな笑みを浮かべ乍も眉尻は僅かに下がり、吐息ともつかぬ息が零れた瞬間__きゅるると腹の虫が盛大に鳴く。余程恥ずかしかったのだろう。片手を腹部に添えては、逃げるように言葉を並べ。)

ふむ、実に正直な音……やはり甘味は常備せねば。これでは研究も小生も進めませんからね

27: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 17:09:48

>25

えっ……あ~…ごめんね。嫌だった…?最近、皆に避けられてる気がしてて。マイペースな…あっ、悪い意味じゃなくてねっ…!静くんだったらお友達になれるかもしれないって…そう思ったんだけど。押し付けがましかったよね…?ほんとに嫌なら…呼び方も直すから…

(悪名高い黒宮派の存在のせいで周囲の人間から距離を置かれていることに燈香は耐え難い孤独を感じていた。そんな中で、同級生で本が好き、そして派閥争いなんてものに興味がなさそうな静とならもしかしたら友人になれるかもしれない…そんな淡い希望を抱いていたが、彼がふと零した本音に、それは単なる独りよがりなんだと思い知らされる。あまりのショックにしばらく固まったかと思えば、瞳に涙を溜めて謝罪した。思えば自分の主張を通すのみで、碌に彼の意思を確認していなかったことを反省すると、震える声で、嫌なら呼び方を戻すと付け加えて。)

28: 桃園 ひまり [×]
2025-10-04 18:40:41

>all

……チョココロネ、売り切れだった……お、怒られる……よね……

(ひまりは小さく身を縮め、購買袋を胸に抱えたまま校舎の廊下を歩いていた。袋の口からはほんのりと甘い香りと焼きたての温もりが漂っている。けれど、それはひまり自身のものではない。上級生の女子たちに頼まれたパンだ。突然頼みがあると声をかけられ、反射のように「分かりました」と答えてしまった…もう、何度目だろう。何か言おうとするたびに、喉の奥が詰まってしまう。買ってくるパンの種類を間違えたり、売り切れていたり。それだけで役立たずと笑われるのも、もう慣れたはずなのに。今日もまたきっと、そうなる…そう思えばどんよりと暗い表情を浮かべ、涙を滲ませながら。まるで処刑台へと歩かされる罪人のようにひまりは静かに足を進めた)

29: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 21:37:03


>27

な……何故、泣くんですか。

( 目の前で瞳を潤ませる彼女の姿があまりにも予想外で、一層困惑の色を深めると言葉を詰まらせた。まるで些細な言葉に過敏な反応を返されたようで、内心ではこんなことで泣くのか、と呆気に取られており。他者との関わりが気薄であるが故に、誰かが泣く理由が自分にあるというのが不思議でどうにも落ち着かず。ほんの一言でそこまで傷つけてしまったという事実に、面倒だと思う以上の罪悪感が胸の奥に芽生えた。どう宥めればいいのかよく分からないが、嫌悪から出た言葉ではないとだけは伝えておくべきだろうと考え。)

その……別に嫌だとは思っていません。距離感に少し戸惑ってしまっただけで。……確かに言えることは、貴方が嫌いというわけでも、避けたいと思っているというわけでも決して無いということです。僕は平等に、誰に対しても距離を取っていますから。

( 微かな気遣いも混ざった真摯な声音で淡々と口にした言葉は、慰めのつもりでありながら彼女も含めて誰に対しても無関心だという宣言だった。心の内では相応に戸惑いを抱いているからこそ、それがどう受け止められるか慮る余裕もなく。ただ真実を捧げることで不器用にも弁解を示したつもりで。)



30: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-05 15:21:25

>29

そっか…それじゃあ…まだお友達になれるチャンスがあるってことだよね…?すぐには無理でも、私…静くんにお友達って認めてもらえるよう頑張るから…!

(嫌ではなかったと、それだけ聞いて心の中で安堵する。嫌われていないのならまだ友達に至るチャンスがあるかもしれない。姉を理由に距離を置いている訳ではないのなら尚のことである。その希望を胸に立ち直ると、涙を拭い、真っ直ぐな瞳で自分の意気込みを語って。初めてまともに言葉を交わした程度の相手に見せるここまでの執着、方向性が違うだけでやはり本質は姉と同様なのだろう。加虐心と友愛心、同日に姉妹からそれぞれ異なる感情を向けられる静はもはやそういう運命にあるのかもしれない。)

31: 雪弦 静 [×]
2025-10-06 20:24:51


>30

……随分と前向きなんですね。僕には到底真似できません。しかし……どうしてそこまで人と関わりたがるんですか?

( 自らの淡白な言葉さえも希望に変える前向きな返答に、苦笑ともため息ともつかぬ息を零す。こちらを見つめる瞳には先程の涙の名残が残っていて、必死さを隠そうともせず頑張るとまで言い切ったその姿に理解が追いつかない。何故、ここまで真っ直ぐに人を求められるのか。姉の影に縛られた孤独がそうさせているのか、それとも彼女自身の持つ天性の光なのか。人と交わることは煩わしく、時に傷を負う行為だというのに。答えを探すようにほんの僅かに瞳を細めると、嘲る意図も無い純粋な疑問を投げかけて。 )



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