TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

アリスは憂鬱な夢をみる / 半無登録、指名制 / 再建/354


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
61: ヴァイオレット [×]
2025-10-15 20:48:15


>60 フラミンゴ

(こちらの言葉に満更でもない様子をみせる相手の姿は、これまでどこか一歩引くような立ち居振る舞いとは違う素直な仕草でとても愛らしく。忙しく動く視線や指先を追いかけてはクスリと楽しげに笑みを浮かべたが、話題を逸らす相手にアラ、と眉尻を下げ。「なあによ、照れちゃって。自分だって言うくせに」相手の真似をするように唇を尖らせて見せてから、続いた質問に答えようとすぐに視線を宙へやり。「得意……得意、はわかんないけど。好きなことはあるわ。お化粧とか、ネイルとか」胸を張って自慢できるようなものはひとつもない。それでも、自分を繕うためにいつもしているそれは、暮らしの楽しみでもあった。繕わなければいけないということが心を悩ませる日もあるけれど、それ以上に自分の納得のいく自分を作れることが何より好きだと思える。言ってから、今は鮮やかなラピスラズリの青をベースに、先端だけ縁取るようにシルバーのラメをのせている爪を相手の顔の前に上げて見せ)かわいいでしょ?



62: 天女目 有咲 [×]
2025-10-15 20:56:54

   
   
>ダリア

(何気なく告げられた城内のお料理事情でさえ、真剣に受け取って小さく へぇ と相槌を打つ。同時にきゅるる、と腹の虫が鳴いてしまうと反射的に んん と小さな咳払いをひとつ。恥ずかしさを誤魔化すように胸の前で腕も組んで。思えば此処へ来る前は仕事終わりの時間帯で、夕食を取り損ねている。生理現象とはいえ非常に恥ずかしい。聞こえていないことを祈りながらも、感情が顔に出てしまう性分故に視線はわかりやすいほどに横へ泳いだ。その先で忙しなく動くメイドやトランプ兵を一瞥。職業柄、所持品や身のこなしを見てしまいつつ、彼の一言で視線は其方へ。「あら、他の人はもっと優しいってこと?それは大変ね……甘やかされてダメにならないように、ダリアに守ってもらわないと」 ふふ と楽しげに瞳を細めては、また彼を頼りにしているような発言を残し。他の役持ち、その単語が頭の中でふわふわと浮かぶと、聞きたいことがまたひとつ増えていく。全て聞いていたら日が暮れてしまいそうだと思う間に、掻き上げられた赤交じりの髪が視界を掠めて。見下ろされるがままにその青を見上げると、発せられた一言に双眸瞬き。どこか揶揄うような愉しげな彼の軽さに乗じ、此方も軽く流そうと笑いかけたが…真っ直ぐな眼差しに言葉は出ず。続く言葉で更に音が喉に詰まった。軽口のはずなのに瞳は酷く真っ直ぐで、彼の「 寂しい 」という言葉が幼い日の自分と重なったからだろう。…けれど、直ぐに唇も瞳も柔らかく弧を描いていく。一歩、歩み寄っては彼の頭部へゆるやかに手を伸ばした。拒まれなければ、その指先は彼の髪をやさしく梳き、ダリアに触れぬよう留意しながら撫ぜることだろう。)

大事な友人を放っておくわけないでしょう?ダリアに寂しい思いはさせないわ。なんなら、時間をみて毎日だって逢いに行っちゃうわよ

(”私に捕まっちゃうなんて、ダリアも大変ね”そう楽しげに笑みを零し、言葉を終えると同時に手を下ろす。一歩下がり距離感を戻せば、ゆったりと周囲に視線を投げながら問い掛けをひとつ。挨拶をする前に、大まかなことは頭に入れておくべきと判断して。)

赤のお城には赤の女王様がいらっしゃる…のよね?他にはどんな方がいらっしゃるの?ダリアの家主さんのことも知りたいわ


   


63: オルカード・エリス [×]
2025-10-16 01:43:02



>三月兎



(彼の瞳に宿った光を見逃しはしなかった。今追うべき白兎ではなく、しかし恐らくはただ聞き流していい事でもないと直感出来るその言葉に、笑む視線が細く研がれて弛さを掻き消す。「――そりゃもちろん。オレ、自分の名前だーい好きだかんね。」返事は当然に是、自己肯定に溢れるジョークも混ぜて軽やかに、貰ったものを確かに飲み込んだ。――威嚇の冗談に彼が怯まないのは、短い対話でも解る態度から想定内。だから続いた褒め言葉にも滑らかに、満面に喜びを咲かせて会話を繋ぐ。「でしょ?キレイで、可愛くて、カッコいいの。これ付けっとめっちゃテンション上がんだよね。」もう一度、態々と人差し指で唇を押し上げ牙を純粋な青に晒す様は、玩具を見せびらかして自慢する子供か、舞い上がった純真な青年を彷彿とさせる。その後に此方の行先選択は受け入れてもらえたらしい、三月兎の鳴らした合図を切っ掛けに道が現れていくその光景は中々の壮観で、「可憐なだけじゃなくイカしてんじゃん、此処のロージーちゃん達。」ひゅう、と思わず吹いた口笛を讃美の前奏として、意思を持って動いたように見えた薔薇達へ、親しみを籠めた愛称を添えて一人褒め称す。それから此方に向いた視線に口の端をにやり吊り上げて、「ははっ、まっさかあ、」“置いていかれるなんて有り得ない”。笑い声混じりに挑発に乗った足で放られた最後の台詞を一蹴し、彼の隣まで難無く並んで歩を刻む。――さて、お喋りな己にとっては道中にも沈黙の暇は無い。「なあ、三月兎さん――あー……長いからやっぱヘアさんって呼んでいい?」不思議の国、他の兎、銀色の彼。幾らだって湧く話題の中、まず選んだのは傍の彼自身の事。畏まった呼称を早々に口に馴染む形へと変え、その許しを得るように見せかけて決定事項のペースにて更に言葉を継いで、「ヘアさんさっき帰るとこって言ってたけどさ、どこで何してきたの?お仕事?それか、どっかで遊んできたとか?」出会って直ぐに聞いた情報から立てられる予測も織り込みつつ、彼の方へと興味津々色めく眼差しを注いで初めの問いを投げて。)




64: リオ [×]
2025-10-16 02:48:33




>60 グリフォン


へえ。私も今度話してみたいな。( 咲き誇る赤い花びらを見る彼の顔を横から盗み見ながらもその視線を追うように自分も花びらを一瞥する。薔薇と話をしている彼の意外な一面でも聞ければ楽しいだろうな、なんて想像すれば呟くように一言。彼との落ち着いた会話に心が絆されていくのを感じる。先ほどの自分の問いに笑いながら答える彼に自分も頬を緩める。蜥蜴のビル、について話す彼はどこか楽しそうで。思い出して笑みを浮かべる様子を見ては邪魔をしないよう暫く口を挟むことなく何度か頷いて聞いている様子を伝える。その後もたくさんの名前が出てくればだんだん訳がわからなくなり自分も彼の真似をして指折りしながら「 白兎、黒兎…赤の、騎士…えっと、 」紹介された人たちの名前を覚えようと小声で復唱する。途中諦め、指折りしていた手は目尻へと移動し、人差し指で何度かこめかみあたりを掻く。会えばわかる、と告げる彼に「 そうだね、今覚えるのは諦めた 」と恥ずかしげな笑顔で返す。それに、他の人たちを覚えずとも彼がいるから大丈夫だろうと信頼に似た感情が芽生えていた。今も自分の速度に合わせてくれようとゆっくりになった彼の優しさに嬉しくなる。質問されればうーん、と目を左右に動かしながらどんな菓子や紅茶が好きだったか思い出して。工場なんかで働いていたものだからあまりそういった上品なものは思い浮かばずだんだんと眉間に皺が寄っていく。やっとの思いで振り絞った回答は「 …クッキー。 」と一言。それは幼い日母が作ってくれたもので、思い出しては顔が曇る。でもそれが彼にバレてしまえばせっかく聞いてくれたのに気を遣わせてしまうだろうと思えばすぐに笑顔に戻り、肩をすくめながら誤魔化すように答えを続け )甘いものは何でもすき!紅茶もすきだよ、美味しいものは何でも好きだな。





65: フラミンゴ、ダリア [×]
2025-10-17 00:49:43



>ヴァイオレット

ネイル?………お、ホントだ。それ自分でやったの?スゲーじゃん。キラキラしてて宝石乗っかてるみてぇ(化粧とネイルと2つの返事が戻ってきた。まず一つ、化粧については善し悪しがわからないから今は触れることが出来ずに二つのめのネイルについて耳を向けて。差し出された手を覗けば小さな爪の上に綺麗に乗った色に少しだけ目を丸くして、それから自らの痩せぎすのせいで骨ばった手が彼女の手に触れて遠慮なく自らの顔元まで伸ばして興味深そうにマジマジと見て「こんなちっちぇ爪によく出来るなァ。たしかに、コレは得意なことだ。胸張っとけョ」触れていた手を離せば素直な感想として照れることなく頷いて、それからこの国での入手先を教えて)可愛い。──爪のやつ、帽子屋かメイドか公園にあるマーケットで手に入ると思う。マーケットなら金がかかるから働かなきゃだケド


>有咲

あははっ、お腹が減ってるなら教えてよ。道草なんか食わないで真っ直ぐ連れてってあげたのに(耳に届いたのは控えめだけれどきゅるりと鳴った空腹の音。揶揄う意図も含めながら楽しそうに笑い声をあげると通りすがるメイドの一人を呼び止めて新しいアリスを部屋に案内する旨と食事の用意も共に伝えて。アリスの為に用意されるアリスの部屋へ再度歩みを進ませようとした時に彼女の手が髪に触れると確かに驚きを抱いてピタと身を固める事となり。こんな風に撫でられることなんて今となってはそう多くないから、余計に優しい手の動きが心地よくてついこのままずっと受けてしまいたいとなってしまう。その手が離れたことを確かに残念だと感じながら、先ずは伝えられる質問に対して緩く微笑みを見せて。間を持たせるように独特な空気感で視線を泳がせたかと思えばそれから間もなく到着したのは一つの部屋の前で。金色のドアノブをピンと爪で弾けば彼女を誘うように声を添えて)それは部屋について落ち着いたら教えてあげる。だってほら、もうここだから。……アリス、この扉はアリスにしか開けられない。他のアリスもこの部屋の扉は開けない。アリス、君だけの部屋だよ。開けてみて



66: 天女目 有咲 [×]
2025-10-17 18:15:34

   
   
>ダリア

(いっそこうやって楽しげに笑ってくれる方が心は軽くなる。それでも頬には再び、薔薇色の灯りが差した。「は、初めての場所ですっかり忘れてたのよ。…ダリアとのお話も楽しかったし」要は慣れて安心した結果、素直に身体が反応し始めたのだと。小さな恥ずかしさを尖った唇で誤魔化すように伝えて。メイドを呼び止める彼の声が微かに届くと、あまりの好待遇に胸の奥がむず痒くもなる。ぺこぺこと会釈してしまうのは日本人の性だろう。去っていくメイドを目で見送りつつ、先程の彼の言葉を信じる彼女は食事に対する期待も高まっており。さて、独特な間の取り方が絶妙で、此方の興味がそげないよう上手い具合に答えるその一面は…何となく教師に向いていそうな気がして。気付けば到着していた扉前、爪で弾かれた金色のドアノブは軽快な音を奏でた。蜂蜜色の瞳に金の輝きを映しながら、その声に誘われるがまま好奇心と共に手を伸ばす。指先がドアノブに触れた瞬間、不意に蘇るは__かつての自分の部屋で。ものが多いと火の手が回りやすい、そんな無意識の警戒心から必要最低限しかものがなく、焼け跡の黒を避けるように白に染まった空間。思えば、酷く寂しい部屋だったなと、胸の奥が冷えゆくのを感じる。その冷たさを抱きしめるように小さく息をついては「ん、…ふふ。ちょっと緊張しちゃった」独りごちるように呟き肩を竦めて。ガチャリ、ドアノブを回し扉を開けるその直前、彼を振り返ってはその唇に柔らかな笑みを乗せた。)

ダリアが最初のお客様ね。これからきっと、何度も呼ぶと思うわ。だから……私のお部屋は此処だって、ちゃんと覚えておいてね

(軽やかに告げ、そっと扉を押し開ける。_ 他のアリスの部屋にも、ダリアはこうして入ったのかしら _胸の奥で小さなざわつきの火が灯るのを、同時に自覚して。嫉妬と呼ぶには幼く、けれど確かに熱を持つ感情。それでも、表情も手つきも変えずに扉を開けていく。金の取っ手が陽の光を跳ね返し、ゆっくりと開いていくその向こう。果たしてどんな”アリス”の部屋が待っているのだろうか。)

   
   

67: 三月兎、グリフォン [×]
2025-10-18 01:19:22



>オルカード

はは、子供みたいに話すんだね。海賊船にいる”リトルオイスター”も君みたいにそれをつけてるよ。君と趣味が合うのかも(お気に入りの装飾品を教えてくれるように語る声を聞けばその声があまりにも楽しそうで、つい息を漏らすようなそんな笑い声を上げて。それから自らが知る知人にも似た装飾品を身に付ける男がいる事を思い出し、確か同じだったはずはずと記憶を辿らせてから世間話の一つとしてそれを伝えて。それから伝えられたのは新たに己のことを指し示すその呼び方、彼以外からは呼ばれていないその響きに垂れた片耳の先をぴくりとほんこ少しだけ震わせて。その呼び方に対して否定や拒否を見せないことが受け入れた証拠らしく、回答は並んだ彼からの問いかけについてで「僕が住むのは帽子屋邸、今日は仕事で赤の城に行ってたよ。僕は絵を描いたりものを作ったりするのが仕事で、今はアリスから頼まれていた作品を届けたところだから仕事の帰りになるのかな。でもここには僕の好きなやつもいるから、たまに遊びに来ることもあるよ」開いた道を真っ直ぐに歩きながら一つ一つと答えを送り、今度は自分の番だと言った様子でチラリと横目に視線を向けて彼自身に対する興味を自らも持っているのだと言うのを隠さずに送り)アリス、君はどんな仕事をしてたの?どんな事が好きで、苦手なものは?



>リオ

薔薇と話す時は時間を決めてからにしないと、いつまでもここから出して貰えなくなるから気をつけろよ。気に入られすぎるのも要注意、薔薇に攫われたなんて事になったら見つけるの面倒だからな(お喋りな薔薇に恐れを抱かない彼女の様子に気がつけばその度胸を買いながらも注意をするような口調で言葉を並べて。一度に伝えた人物の羅列を受けた彼女が知ったかぶりではなく素直に覚えることを諦めた事を教えてくれればそれが面白くて、むしろ好感だと言う様子でククッと肩を震わせて笑って見せて。それから彼女の気持ちが乗った好きな物を教えられればピタリと足を止め。考えるような、葛藤するような、そんな雰囲気のまま何かを誤魔化し隠すそんな笑顔と向き合って。歯を見せるように葛藤の表情でい゛ーと片目を細めれば心を決めた様子で畳んでいた背中の羽を広げるように大きくし「決めた。行先は変える、到着するまでピーピー泣くなよ」彼女からしてみれば突然で、何を言っているのかすらわかり得ないそんな勝手な発言の後にすうと短く息を吸い込んでから彼女からの許可を貰わずに遠慮なく横抱きで彼女の身体を所謂お姫様抱っこで抱え上げ、それに合わせて何度か大きく羽を振ればその体は簡単に地面から離れて空を飛ぶように高く浮かび上がり、抱えたことで密着する身体はそのままに無責任な言い方ながら落とすつもりは無いのが伝わるような安定感で彼女を支えて)アリス。落としても責任取れないから、落ちないように確り捕まってて。



68: リオ [×]
2025-10-18 19:00:46




>37 グリフォン


大丈夫、見つけやすいように大声で名前呼ぶから。それに、ここにはグリフォンと来るよ。特別な場所だから。( 面倒だと言う彼に軽い笑みで大丈夫だということとその旨を伝える。それに、彼と出会ったこの場所は自分にとって特別で、ここに来るならば彼と来たいと。しかし、注意として伝えてくれた彼にはなるべく迷惑はかけたくないし「 でも気をつけるね 」と一言付け加えて。自分が答えてから急に足を止めて葛藤の表情をする彼を見れば自分も足を止め首を傾げる。もしや微妙な反応をしてしまったことがバレたと思えばやや焦るように弁解しようと口を開くも、それを遮られるように彼の翼が広げられた。唐突なことに「 え?なに? 」と困惑の声を漏らしながらふわりと身体が浮く感覚に先程の困惑はより大きくそして驚きも交えながら「 ちょっ!!なに! 」と素直な反応を見せる。しっかり捕まるように言われる前に無意識に両手は相手の首へと回り。責任取れないなどと言っても安心するくらい彼に包まれればだんだんと落ち着き、驚きよりも空を飛んでいることへの感動が上回ってきては下をチラッと見ては彼へと視線を移し、何を言えばいいのかまとまらずとにかく伝えなければいけないと思った一言を大きな笑みと共に )ありがとう!




69: ダリア、グリフォン [×]
2025-10-18 22:25:12



>有咲

……呼ばれなくったって会いに来るよ。アリスのことを連れて行きたい場所なんて数え切れないくらい沢山あるんだから。覚悟しておいた方がいいかも、他の誰かと遊びにいく暇なんて俺が作らせないかも(何を思ってだろうか、彼女の動きが止まるのを急かす事なく静かに見つめ。そんな彼女から緊張しているという素直な気持ちが言葉として現れるとその気持ちを否定する事なく、しかし少しだけ揶揄うようにくすくすと悪戯めかした笑い声を上げつつ何も不安に思うことなんて無いのだと言葉ではなく雰囲気で伝えるように柔らかな声色で軽口を叩くように伝えて。そんな彼女が開いた扉の先、広がる部屋の中にはよく言えばシンプルで言い換えるなら少し物足りない、個性が足りないとも言える空間が広がっている。ベッドやドレッサーはあるけれど、そこに飾られる雑貨やドレスは見られない。何度か見かけたことはあったけれど、寂しすぎるくらい簡素に見えるこの部屋の中はなんだか少し、いやかなりもの寂しくて無意識に眉間にシワがより不服を表していて。片方の瞳をスウと細くして見せればこの部屋に何があれば一番自分らしさを出しつつ彩ることができるだろうかと考えて、そんな風に伝えて)んん、……次に遊びに来るときは綺麗な花も持ってこようかな。アリスは花を飾れるような花瓶を用意しておいてよ


>リオ

──感謝を言われるようなことは何もしてない。俺は俺がしたくて、アリスをこれから俺の好きな場所に連れてくことにしたんだ。(あ、と声を上げる間には薔薇はすっかりと小さな姿に変わってしまった。それくらい高く空を飛べば大きな羽は簡単に素早く目的地に向かってしまう。動揺を見せていたはずの彼女が驚きよりもキラキラと明るく輝くような笑顔で感謝を伝えてくれるとほんの少しだけ瞳の部分を丸くして、照れ隠しも交えなががらつっけんどんに答えて見せて。そう、彼女を連れて行くと決めたのはハンプティダンプティの営むお菓子屋さんだ。そこならばクッキーもあるし、自分も好きなマフィンだってある。だけど行き先はまだ彼女には内緒にするように伏せて。彼女のことを落とさないようにしっかり抱えながらふと視線の先には遠目にも伝わるほど賑やかな色彩と広い範囲で区切られた遊園地があり、そこを顎で示すようにクイと指せば大きく広がるその場所を彼女へ知らせて)下見てみろよ。玩具箱の遊園地、アリスに人気の場所だぜ。今から行く場所は違うけど、また次の機会に遊びに行ってみな




70: 赤の女王 [×]
2025-10-18 22:26:24



■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3

■ 優遇冷遇 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E5%84%AA%E9%81%87%E5%86%B7%E9%81%87

■ 提供① ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A0

■ 提供② ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A1

■ 倉庫HP ■
https://alice.mamagoto.com/


これから迷い込むことを検討してくださっているアリス様も、以前はご一緒できたけれど都合でキャラリセになってしまったアリス様も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ。

また、過去に別な場所で使っていたお子様、行き場を失ってしまったお子様も、ここで再び息を吹き返させていただければ幸いです。

皆さまとまたこの不思議な国で出会い、お話できる日を心より楽しみにしております。



>只今のお時間リアルタイム交流の募集受付開始



71: リオ [×]
2025-10-18 22:52:58



>69 グリフォン


そっか。__じゃあ私をここに迷い込ませてグリフォンに出会わせてくれた神様に感謝しなくちゃだね。( いつの間にか最初に出会った薔薇園は小さくなり空が近くなる。動揺こそないものの空を飛ぶ初めての感覚に恐怖心がないわけではないからか、意識せずとも彼の首に回る手に力が入る。でも安心する腕の中で彼のつっけんどんな回答に笑顔は緩く微笑みに変わる。それは、彼の優しさや照れに触れた気がして愛おしく思っているからだろう。彼の言葉に頷いて一言返しながらも、それならば感謝すべきはここにきて彼と巡り会ったことだと、この世界の仕組みを知らないからか「 神様 」と存在も知らぬ者へ感謝の意を示す。ふと彼が下を見ろというので首を動かし見てみればそこには見たこともない鮮やかな場所。ぽかーっと口が開いていけば夢中になるようにそれを見る。楽しげな雰囲気で興味が注がれる中次の機会にと言われれば勢い良く彼を見て「 うん!今度連れてってね! 」ワクワクと聞こえてくるようなキラキラした目と他人事のような言葉をわかってて遮るように歯を見せ笑いながら提案する。それで、自分はどこへ向かっているのだろうかと疑問に思い )もう着く?





72: ロメオ [×]
2025-10-18 23:01:40


【登録希望】

指名:チェシャ猫様、トゥイードルダム様、トゥイードルディー様、羊様、オウム様のどなたか

名前:ロメオ
年齢:27
性別:男性

性格:
情熱的でドライ、それでいて慈悲深い男。夜の街、富豪のマダムやミスターを相手に甘い夢を売るジゴロとして生計を立てる根無し草。炎に巻かれて孤児となった過去を武器として使い、男らしく包容力のある顔と哀しい過去を背負う影を帯びた顔を使い分けて客の母性や庇護欲を掻き立て懐に入り込む強かさと、然るべきタイミングで相手が望む物や言葉を与えてコントロールする観察眼を持つ。客をただの金蔓と見下しているわけではなく、孤独は寂しいと泣く彼女らを愛しいと思う。「La vita e bella」―人生は美しい、を座右の銘と掲げる泰然自若の楽天家と評されるが、その実では過去を乗り越えられていない。一人生き残った事を罪と感じ、その罪滅ぼしとして家族の分まで生を楽しまなければならない、つまり「楽しむこと、美しい人生を送る事は自身の義務」だと心に刻んで生きている。その固定観念にいつの間にか雁字搦めにされ、他者に温もりを与えることは出来ても自分をさらけ出すことは出来ない。

容姿:
10歳ほど上に見られる老け顔。肌艶は二十代のそれだが、ベース型に近い輪郭と彫りの深い彫刻的な顔立ち、整えられた控えめな顎髭が貫録を助長している。優しげな垂れ目とやや太めのつり眉、虹彩の色は琥珀。光の当たり具合や角度によって炎に近い色味を見せることもあり、全く気に入っていない。髪型はその日の客の好みによって変えており、トップはやや長めに無造作に撫でつけてサイドはタイト気味に耳周りをすっきりとさせ首筋を意識させるものや、やや崩し気味に後ろへ流したクラシックなスリックバック、はたまた濡れたように波打つ黒髪をそのままに少し前髪を垂らしたアンニュイなスタイル等、自身に似合うものならこだわりはない。身長は188cm、しっかりと筋肉の浮き出た逞しい体つき。肩幅も広く腕や手の甲には血管が浮き出ており、左手の甲に火傷の痕がある。厚手のドレープシャツは第一ボタンを外して首元に余裕を持たせ、広い背中を活かしスラックスとサスペンダーで舞台裏の男のような艶感を演出。

備考:
イタリアの港町、ごく普通の幸せな家庭に生まれ育つ。幼少期のある晩、弟と一緒に寝ていたところ突如火の手が迫り、弟の手を引いて逃げようとしたが煙で視界を失い手を離してしまう。その瞬間に床が崩れ、自身だけが外に投げ出された。最後まで伸ばし続けた左手の甲に未だ痕の消えない火傷を負い、スキンシップを好む一方でそこに触れられる事は嫌がる。あの夜と自らの義務を忘れないように、暗闇の中で一本の蝋燭に火を灯し燃え尽きるまでじっと見つめるのが毎日の就寝前の儀式であり、これ無しでは眠れない。
大食らいで酒好き。簡単な料理は出来るが整理整頓は不得手。見た目通り腕っ節が強く、特に腕相撲には自信あり。女子供にはわざと負ける。苦い煙草と甘い酒を通り過ぎた喉からは知性と哀愁の籠る低いバリトンが鳴る。好きなものは煙草と甘いもの、雨音や手触りのいいもの。苦手なものは辛いもの、赤色、鏡、朝焼けの光。毎夜うなされる夢の中では、いつも弟の手を掴もうとして届かない。

ロルテ:
(病院の屋上は午後の光に沈黙していた。処方薬を待つ長い時間、決まって訪れるこの場所は愛憎絡み合う夜の喧騒からは遠く、虚空と二人きりになれる寂莫とした心地よさに目を細めて。胸ポケットに突っ込んだ煙草に指を伸ばす事もなく、手すりに肘を預けて空を眺めながら雲の流れに弟の髪を重ね、風の音に母の声を探して瞼を閉じ――火花の弾ける音と轟々と唸る地響きに似た音、助けを求めて自身を呼ぶ声――次に目を開けるとそこに病院の屋上はなく、視界は赤い薔薇に埋め尽くされて。風に乗る香りはひどく甘く何処か懐かしげで、ここが言い表せられないほど遥か遠くの地であることを察知するには充分すぎて。全て受け入れるように、あるいは諦めるように腰に手を当て天を仰ぎ「ずいぶん派手な地獄だな」笑い混じりの乾いた声で誰に向けるでもなく呟き、大嫌いな赤色に包囲されるとはおあつらえ向きな罰もあったものだと感じながらすぐ傍に咲く薔薇の瑞々しさをまじまじと見下ろして「地獄の庭師がとびきりの腕利きとは、人生まだまだ驚きがあるもんだ」余裕を表すようにも虚勢を張るようにも取れる言葉が誰かに届いてくれることを無意識下で確かに望んでいた。赤薔薇の群れの彼方から、花束を抱えた弟の幻影が現れることを心のどこかで期待していたのかもしれない)


( / 誰かの指先に摘まれるのを待つグラスいっぱいのカラフルな琥珀糖のような、華やかで悲壮で美しい世界のささやかな一部になれたらと参加希望させていただきます。素敵な住人様の中から何とか指名候補様を絞りましたが、もし仲間入りを許していただけるようでしたら、相性的に問題なさそうな方を是非ご紹介いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。)



73: グリフォン、赤の女王 [×]
2025-10-18 23:57:23



>リオ

神様……。アリスは神様を信じているのか?信じてるなら否定はしない。でも、俺は自分の目で見たものと自分が触れたものしか信じないから、俺が今こうしてアリスと出会えたのは、アリスがこのタイミングでこの国に選ばれたことと、俺が仕事をサボらずにいたことだって思う。そんな偶然が重なって俺たちは出会えたんだって(ニコニコと柔らかく穏やかな微笑みを浮かべる彼女の顔を覗くとそんな小さな唇が紡ぐ神様という単語を己の声でもう一度繰り返し。無意識に少し苦々しい顔をすれば自分なりの考えを伝えて、信じるべきは自分だという強い意思が根底にあるからこその自信のある表情で堂々と言い切って。アリスと出かけたがる役持ちは沢山いるから、次のその役目を自分が得られるとは思っていなかった。だからこそ彼女から次を約束するような提案をされれば胸に浮かぶのは暖かい思いで。ムズムズとする口元を無理に押さえ込んでポーカーフェイスを気取りながら「気が向いたら」だなんて返して。そんな風に話していれば空の散歩もあっという間で、ゆっくりと地面に降り立ち到着したのは童話の中から出てきたかのような可愛らしい見た目のお菓子屋さんで。店内の賑わいからこの店の店主は席を外しているのが伺えてむしろ好都合だと怪我をさせないようにゆっくりとした動作で彼女のことを地面へとおろして)ついた。クッキー好きなんだろ?今日はアリスがここに来た歓迎だから、俺がご馳走してやるよ。


>ロメオ

(/初めまして。この度は癖が強いほど作り込んでしまったこの不思議の国に興味を持ってくださり、さらには参加を希望していただき本当にありがとうございます…!甘くキラキラとした琥珀糖を思わせると伝えていただけたこと、とても嬉しくて、光栄で、胸がいっぱいです。恐れ多いほどのお言葉も頂きましたので、少しでも釣り合えるようにこちらも精一杯努めさせていただきます…!

そしてこの度は素敵な息子さまのプロフィールをお届けくださり感謝申し上げます。拝読させていただきましたが、不備はございませんでしたのでこのまま登録とさせていただきます。
初回の交流ですがトゥイードルディー、もしくは羊を考えております。前者でしたら今後の交流に関しましても不思議の国を隅々と息子様を連れ回しながらの交流に繋がりやすく、後者でしたら逆に羊のテリトリーの中で囲うようにじっくりとこの国を楽しんでいただけるのでは…!と考えております。背後様の好みを伺ってから決めさせていただければと思いますので検討いただけると嬉しいです。)



74: 天女目 有咲 [×]
2025-10-19 00:08:00

   
   
>ダリア

(柔らかな声に紡がれる言葉のひとつひとつが胸の奥に染み渡っていく。蜂蜜色の瞳は見開かれ、城内の煌びやかな光を存分に受けたことで爛々と輝いた。その瞳の奥をゆらゆらと微かに揺らがせながら、すぅ と双眸を細めては「ふふ、覚悟するのは寧ろダリアの方じゃないかしら?私、その言葉絶対に忘れないわよ」と彼女らしくほんの少し強気に、そして愛おしげに笑みを浮かべた。今まで欲しかった言葉を、一番言って欲しかった人が言ってくれる。その幸福感とほんの少しの危機感を覚えながらも視線は再び扉へ。開いた先に広がっていたのは、記憶の中の自分の部屋よりも簡素な空間だった。あの部屋でさえ充分寂しかったのだと今になって自覚したばかりなのに、目の前の部屋はそれを凌ぐ静けさでその瞳に哀愁が漂う。お城に、住民に、世界に守られているのに…まるでひとりぼっちになったような錯覚が胸を掠めて。ほんの少し見るのが辛くて、隣の彼へ双眸を向けるとその眉間にはシワが寄っている。「どうしてダリアがそんな顔してるのよ」 苦笑混じり、冗談めかして肩を揺らしたその時…… 花を持ってくる という申し出にはたと瞼が震えて。無機質な部屋を彩る花々……たったそれだけで、空間は息を吹き返すように華やぐだろう。緩やかに目尻を下げ、柔らかく微笑む。言葉を紡ぐ声色にも、その喜びはしかと滲み。)

__…とっても嬉しい。リクエストが許されるなら、ダリアが一番好きなお花をお願いしたいところね。それと、お花ダリアも。

(さて、花瓶も用意すると頷きかけたところで はっ、と小さく息を呑み口元を両手で覆う。すっかり忘れていたが、自分は現在無一文である。スマホも財布も、車の中……ここではない場所に全てを置いてきてしまっていて。眉を八の字にし困り果てたように呟くと、パッと彼を見詰める。仕事、仕事をさせて欲しい……!と半ば社畜のような思考に陥りつつ、やや真剣な声色で、けれどどこか焦ったように口にした。)

花瓶も……ぁっ、そうよ、私ったら大事なことを忘れていたわ…! お財布もスマホもないから、花瓶ひとつすら買えない…ねぇ、ダリア。私、ここで働けるかしら。一応接客の経験はあるのだけれど

   


75: ロメオ [×]
2025-10-19 00:15:49


>赤の女王様

( / お返事ありがとうございます。また素敵な国への滞在を許可していただき、重ねて御礼申し上げます。どちらの御方も、またどちらのコンセプトも素敵でとっても迷ってしまいます…素敵な住人様方と交流の輪を繋いでいきたい欲も、魅力的な羊様に囲われたい欲も同等で…!息子は【楽しくて美しい人生を送らなきゃ】という強迫観念からフラフラと不思議の国に繰り出しそうですので、逆に明確なテリトリーのある羊様との化学反応が気になりまして…大変悩みましたが、初回のお迎えは羊様にお願い出来ますでしょうか。)



76: オルカード・エリス [×]
2025-10-19 00:59:09



>三月兎


(子供みたいと言う彼の笑みの軽やかさに此方も上機嫌のまま、何気無い形で受け取った“リトルオイスター”の名にぱっと期待を眼差しに乗せ、「ホント?その人にも会いに行けっといいなあ。アクセの話とかめっちゃしたいし。」それに繋げるのは夢を只待つよりも迎えに行く行動力を示す前のめりな台詞で。それから此方の問いへ返される答えを相槌も打ちつつ聞き入り、「へえ、良い仕事してんじゃん。オレは絵とか空っきしだったなあ。犬描いても鳥描いても、みーんな同じになっちまって。」目の前の彼は絵描きどころかジャンルを問わない芸術家。己には無い才を手放しに讃えて、純粋な尊敬のついでに所謂“画伯”と呼ばれる類いの自身の絵心もさっぱりと笑い飛ばす。続けて自分にも返ってきた興味の質問に一度ぱちりと瞬いたかと思えば、何とも嬉しそうに口元をにやつかせて、「オレ?オレは俳優さんやってんの。いわゆるお芝居の役者。“元が誰だか解んなかった”って言われるぐらい、完っ璧に別人になって人驚かすのが面白いんだよね。」よくぞ訊いてくれたと言わんばかり、片手を置いた自らの胸を張って語るのは仕事に対する熱量と個人的な醍醐味。「例えば麗しの王子様にお堅い兵隊さん、イカれたフリークに胡散臭い詐欺師――もう何だってお任せあれ。だから、この国でも何かお芝居とか、舞台に立てるお仕事あったら教えて。最高のショーにしてあげっから。」今まで熟してきた数々の役柄から直近の幾つかをもう一方の手で指折り数え、経験に裏打ちされた堂々たる自信に輝く声で確りちゃっかり、宣伝と売り込みも忘れずに。「で、好きなもんは本にスポーツに旅行にご飯にお洒落……いやもう楽しきゃ何でも好きだなあ。逆にじっとしてんのが退屈で苦手で……」仕事話で潤滑になった口は止まらず、より一層の滑らかさで次の返答を紡いでいく。表情さえもころころと、言葉と一緒に明るさを増したり苦々しく眉が下がったり豊かに移り変わる。「あと、こう……何か刺激ある方が色んなインスピレーション湧きそうじゃんよ。んでもって、そのインスピが理想通りのもん作んのに一役買ってくれりゃ最高じゃん。まあその辺はオマケってか、ついでなんだけどさ。」それと最後にもう一つ。己は役柄、彼は絵や品という差異はあれども“何かを作り上げる者”として共感出来そうな、そんな希望も籠めて漸く一旦話の区切りがついて。「ところで、ヘアさんの好きなやつってどんなの?」かと思いきや、また一呼吸も置けばあっという間に復活、先程の彼の答えから気になる箇所を抜き出して意気揚々と問い掛けを折り返して。)




77: ダリア、羊 [×]
2025-10-19 01:29:24



>有咲

いいよ。アリスってば俺のこと大好きなんだから、仕方ないなあ。アリスがびっくりするくらい綺麗なダリアを用意して会いに来るね(リクエスト、として伝えられたのはあまりにも控えめでささやかな内容だった。だからこそそれを無下にする事なんて出来なくて、どの花を用意してどの色の”ダリア”を連れてきたら彼女は喜ぶだろうと考えることさえ楽しくなった。だから片手でオッケーを示すハンドサインを作って頷きながら承諾をすればそれから部屋の中へ入り込み、後ろ手で扉を閉じて。まだ寂しい部屋は考え方によっては自分らしく作り替えることが出来るわけで、そう考えればそれも有りなのだろうと胸中に落とし。二つ置かれる椅子をどちらも引けばそのうちの一つに遠慮なく座り込んで、どこか焦ったように伝えられる仕事についてには驚いた様子でアハハと声を上げて笑ってしまって「アリスってば、変なの。もう働く気?少しはゆっくりしてからでいーんだよ。アリスが働きたいって思うなら止めないけど、先ずはこの国を楽しんでからでもいいと思うけどな」ぐぐ、と腕を伸ばしてリラックスするような体勢を取れば根が働き者とは言えないからか、だからこその意見を口にして。それからうーんと考えるような間延びする声を上げて「接客経験があるならどこでも喜ばれると思うよ。あ!でもアリス可愛いし帽子屋のモデルとか喜ばれそう。……接客じゃないけど、」とは言え自分の欲しいものを自分で買いたいと思う気持ちもまた理解ができるらしく、真っ直ぐに彼女の顔を見つめてから向いてそうな仕事を一つ挙げて。それからトンと自らの顔を指させばもうひとつの仕事を紹介して)うちは本の整理が仕事なんだけど、手伝ってくれる人をいつだって探してるよ。


>ロメオ

ギャッ───、驚かせないでちょうだい。何よアリスアンタってば一人ぃ?誰かと一緒じゃないの?(一つの汚れも無い真っ白な溺れそうな程のフリルを纏った日傘をさしながら庭園を歩く。片手に持つのは小さなバスケットで中にはお目当てのスイーツが入っているらしい。ケバケバしい化粧で大きく見える目を更に大きく開きながら鉢合わせた彼に驚きの声を上げて、よもや此処で誰かに会うとは思っていなかったようで怪訝そうに細めた目で彼のことを数秒見つめ。そうすれば今度は彼のその見た目が己にとって好感、言ってしまえば好みのひとつだったからこそ今度はご機嫌そうにふぅんと笑顔を見せて「アンタが誰の手にもついてないアリスなら、メリーが拾ってあげてもいいわよ」頭の先から足の先まで、遠慮のない視線は正に品定めでもするかのようで。彼からすれば何がなにやらと言ったところだろうか。適切な説明をする素振りは無く「メリー、人のものには興味無いの。アンタがどっかのアリスならこの話は無かったことにしてちょーだい。」最初からここまで彼の口が挟める隙を与えずに自己完結で進めてしまったけれど、漸くここでお喋りな口を閉じることとなり)

(/お選び頂き有難う御座います!羊は役持ちの中でも特に人の話を聞かない強引な節が有りますので話の流れで住む場所を羊邸にしようとしますが流れで断って頂いても何も問題有りませんので都度選んでいただければと思います思います…!それでは改めましてよろしくお願い致します。)




78: リオ [×]
2025-10-19 12:05:26



>73 グリフォン


うん。__グリフォンと話すとここがすっきりする。自分に自信を持っててかっこいいね。グリフォンと出会えて本当によかった。( 真っ直ぐ堂々と言い切る彼はとてもかっこよく、自分にないものを持っていて心が軽くなる。ゆっくり頷いて彼の言葉に納得し、胸のところに手を置けばふっと一息ついて彼の人柄を尊敬するように言葉を並べる。自分がここへ迷い込んだこと、彼が自分を見つけてくれたこと全てが必然なのかもしれない。そう思えば彼との縁は切りたくないし、これからも側で見守ってほしいと思う。自分の提案にポーカーフェイスに一言で返されればおかしげに笑みをこぼして「 もしかして照れてる? 」なんて彼の顔を覗き込みながらからかってみる。到着しゆっくりと下されれば目の前に広がるみたこともない色彩豊かな店に目は一層キラキラと輝きを持って。彼の首に回っていた手をゆっくり下ろしながら視線はその店に囚われたまま、彼の言葉に驚くように見上げて。「 クッキー、あるの? 」自分がつぶやいた言葉を拾い上げてくれたことに嬉しさと驚きが混じったような表情で。だんだんと状況を理解すれば年相応といった様子でニコニコ笑い始めれば彼の手を取り引っ張るように店へと向かって )早く行こ!ご馳走してくれるんだよね!私結構いっぱい食べるから覚悟してね!グリフォンは何食べるの?同じものも食べたいな。





79: ロメオ [×]
2025-10-19 16:12:31


>羊様

おっと失礼、マダム……?
(吐き気を催す程の赤色に辟易して逃げ道を求め彷徨い始めた矢先、視界を掻っ攫った純白に目がチカチカして思わず立ち止まり。彼、或いは彼女の装いは完全に女性のものなのに声や骨格から仕入れられる情報は真逆で、倒錯的な魅力に思わず目を奪われて。きっとマシンガントークを浴びせられていなくとも数秒続いたであろう沈黙には低く喉を震わす軽快で短い笑いで終止符を打ち「アリス、というのは俺の事かな?」数多の夜を誰かと過ごすうち、自ずと名前も増えていった。背景も理屈もさっぱり分からないが自分はアリスとしての何かを強いられる場に来てしまったらしいと思考回路は結論付けて。余裕たっぷりの微笑みの裏では焼き切れんばかりに脳はフル回転していて「人違いのまま話すのは、靴のサイズを見ずにプレゼントするようなもんだ。貴方はちゃんと足元を見れる人、俺の直感がそう告げてる」全身をくまなく観察する視線には慣れたもの、皮肉を一匙だけ垂らした軽口でそれを受け流し、実際に人違いではないのであろう事を自覚しているとも同時に匂わせて。「俺は誰のものでもない。貴方に拾われる事でそれを証明しよう」何も分からないが、ここで相手の足を止めさせ逐一説明を求めるのは愚策だと本能が告げる。随分カラッとした物言いをする彼女の事だから、ぴーちく騒いだり質問に端的に答えられない者は好まないだろう…すっかり染み付いてしまった〝少しでも相手の懐に入り込むための知恵〟はそう暫定的な結論を出し、相手の左側に並び立って左肘を曲げてその手を自分の胸辺りに添え「それで……メリー?、俺の腕に早速仕事をくれないかな」まだ呼び名も聞いていないが、そんな相手が自身の左手にエスコートとして腕を絡めるか、もしくはバスケットか日傘を預けてもらえたら上々だ)


(/細やかな配慮ありがとうございます。羊様のおうちにご案内頂けるなんてとても光栄です…!その時々で思うままに不思議の国を楽しませて頂ければと思います。こちらこそ、よろしくお願いいたします。)


80: 天女目 有咲 [×]
2025-10-19 20:43:49

   
   
>ダリア

ええ。そうよ、大好きなの。だから楽しみにしてるわね。

(彼はどんな花を選んでくれるのだろうか。期待に胸を弾ませながら、柔らかく目尻を下げその声には甘い音が滲む。さて、部屋の中央辺りまで歩を進めては、くるりと辺りを見渡して。改めて内装を眺める間に、彼が椅子に腰掛ける音を聞いては自分も遅れて椅子に腰を下ろす。見慣れない室内に視線はふわりと宙を向いたが、軽快な笑い声と猫のような伸びやかな仕草、甘~い言葉を見聞きすればゆるゆると気が抜けたようにふにゃりと笑ってしまって。今までの生活感が崩れれば、きっと途端に自堕落な生活を送る自信がある。だからこそ、笑みを浮かべつつも”でも…”と言いたげに瞳が揺れた…が、彼の言葉も確かに一理あり。寧ろ、女王候補ならば先ずこの国に触れ、よく知るべきではないだろうか。となると、仕事もいろんな人と関われるものの方が…と考えた矢先、仕事の候補を聞けば思わずきょとん。「帽子屋?は気になるけれど…モデルなんて私にできるかしら?そう言ってくれるのは本当に嬉しいけど」モデルなら目の前の彼の方が向いていそうな気がする。自信なさげに肩を竦めたが、とかく容姿を褒めてもらえたのだろうかと思うと純粋に嬉しく、頬もほんのり紅潮して。ただ、その後続いた言葉にまた目を丸くすることになり。「えっ、本の整理…? もしかしてダリア、あなた図書館でお仕事してるの?」目は口ほどに物を言う、まさにその通りで彼女の目の輝きは今迄とまた異なっていた。出会った時に図書館に行くつもりであることを聞いていたからこそ、ほんの少し身を乗り出して問いかけもしていて。ずっと本に触れられて、且つあの知識の宝庫にいられるならばこの国のことだって色々と調べられるだろう。そして何より彼がいる。本好きで図書館司書等といった仕事に憧れていたこともあり、業務や勤務に関する詳細が不明にも関わらずしたいと口が開きかけたところで……はっとする。)

……あら?でも待って。……そしたら私、お仕事に向かってるダリアを引き留めちゃったってことよね? 怒られてしまわないかしら…?

(”アリス”に対する多少の手助けは許されるかもしれないが、あまり長いこと拘束しては彼が怒られてしまうかもしれない。むゆんと眉を下げつつ、子犬のように申し訳なさそうな表情浮かべてはおずおずと問いかけ。)


     

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle