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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
60:
ダリア、フラミンゴ、三月兎、グリフォン [×]
2025-10-15 11:06:40
>有咲
(彼女の頬がばら色に染まっていくのを、盗むように横目で見て。その表情にはからかうような笑みを浮かべながら、彼女の声色が上ずるたび、心の奥ではむしろ親しみが増していくのを自覚して。靴音を響かせて城内に足を踏み入れながら、体から力を抜くように肩を少し竦め。「城のシェフは料理が上手いから、ご飯も美味しいよ」なんて軽口を叩きつつも、目線は彼女ではなく城内を歩くメイドやトランプ兵が忙しそうにしている姿を順々に舐めるように追っている。その姿は時間に追われるようで忙しそうで、少しだけ眉を上げて目元を細めて。大理石の床に反射する光を一瞥して、つま先でトンと小さく足を鳴らし。特別優しくしているつもりがないからか、彼女が“優しい”と言うたびその言葉の新鮮さに目を細めて。唇の端を片方だけ上げて、ふふと鼻で笑うような息を漏らし「優しい、ねぇ……それ、半分は役持ちの職業病みたいなもんだよ。でも俺でそんな風に思ってたら他の役持ちに会ったらどうなっちゃうんだろうね」淡々とした口調で言うのは他の国民についての匂わせで。歩きながら指先で金の手すりを軽く撫でればわずかに目線が動く。彼女が身の置き場所を考えた上で決めたのがわかったからだ。ふっと笑って視線を下げ、目元にかかる前髪をかきあげれば軽く首を傾げて、彼女を見下ろし「なーんだ、フラれちゃった」その瞳は淡く光を帯び、からかいと好奇心が混じっていた。戻ってきた返事が彼女という人柄を表しているようで、寧ろもっと彼女のことを知りたくなった。茶目っ気を含んだ笑みを見せ、フラれたと話す口調は相変わらず軽いが、視線だけは彼女の目を逃げずに掴み「いつでもいいよ。家主に伝えとく“面白い客が来るかも”って」冗談めかした言葉と共に、ふっと笑って足を止める。背を壁に預け、ポケットに両手を突っ込み、彼女を斜めに見下ろして。)でもさ、あんまりほっとかないでね。寂しくなるから
>ヴァイオレット
(褒め言葉がまっすぐ飛んできた瞬間、喉の奥で小さく「ぅえっ」と変な音が出た。ストレートな内容にどうしても顔がにやけてしまい、長い指で口元を隠すように髪を掻き上げて、気恥しそうに首を傾け、鼻先を爪でぽりぽりと掻きながら視線は足元の小石を追って泳ぎ「へ、へへっ……そ、そんなこと言われたらよォ、調子乗っちまう。……へへっ」喜びを隠せないくせに、ちょっと得意気な響きが声に混じる不器用な喜び方を見せて。けれど今しがた自分がしたのと同じ調子で“その顔をしてた方がいい”と返されると、眉がわずかに跳ね。途端に視線が逸れ、俯くと長い髪が頬を隠すように垂れ落ちて。下唇をムンと尖らせ、地面をじっと見つめたまま、低くつぶやいて「……おれのことは、べつにいいんだヨ。……そーゆーのはさァ、似合わねぇっていうか。なんつーか」照れくささが言葉をぎこちなくしてしまう。左手をぶらりと振って、話題を切り替えるように軽く笑ってみせるその笑い方は、どこか照れくささから拗ねるような色を帯びて。それから彼女の目を一瞬だけちらりと盗み見て、軽い調子で話し出して「……なァ、アリスは? 何か得意なこととかあんの?自分で“これだけは”って思うコト。」顔に垂れていた髪を少しかきあげながら、目線はあえて遠くに逸らして、口元だけに笑みを浮かべる。まるで“俺ばっか話してないで、今度はお前の番だ”と言わんばかりに、それだけではなく彼女への興味と期待が滲んでいて。)
>オルカード
(彼の口から洩れた“オルカード・エリス”という名を、三月兎は唇の裏でゆっくり転がした。口には出さない。だが確かに、音の余韻を心の内で何度も繰り返して刻む。誰かに忘れさせないようにするためではなく──自分が、うっかり忘れてしまわないようにだ。あの妙に澄んだ声音と共に、目の奥に浮かぶ笑みの形と重ねるように記憶に刻む。「……へぇ、立派な名前じゃん。忘れないようにするんだよ、自分でも」それからそんなふうに軽やかに言いながらも、瞳の奥には一瞬の光が宿る。どこか意味深な、けれどそれを深掘りさせないような軽さで。肩をすくめて。“こわーいシャチさん”そう言いながらぐっと距離を詰めてくる彼に、僅かな戸惑いも浮かべることなく微動だにせず。落ち着いた様子で真っ直ぐに見上げたまま、ほんのりと首を傾けて。怯む素振りは欠片もなく、薄く笑った唇の端だけがわずかに動き「……怖いねぇ。牙まで仕込んでるなんて、本気の冗談だ」ふふ、と息を吐きながらその銀の輝きに目を細める。照り返す光を捕まえるように一度だけ瞬きをして、軽く顎を上げた。「綺麗だね、それ。……よく似合ってるよ、アリス」口調は穏やかだが、褒め言葉を投げた直後の笑みはどこか楽しげだ。まるで“綺麗なものを欲しがる子供”にも似た純粋な気持ちが浮かんで。それから選ばれたのは帽子屋邸。己の家。出会ったばかりの人間が、そこを迷わず選んだことに少し驚きを抱いて。だが驚きよりも先に、呆れ混じりの感心が浮かんだ。度胸がある。いや、少し無鉄砲すぎるかもしれない。そんな思いは胸に閉じて何も言わず、踵を返す。足音を立てぬよう軽やかに歩き出し、一度だけコツンと靴を地面に打ち鳴らし。それが合図のように、薔薇が開いて道を刻んでいく。少しだけ振り返れば、意地悪げに口角を引き上げて。「……ほら。見失わないようについておいで、アリス」片目を細めてにやりと笑う。その声色は柔らかいのに、どこか挑発的で「遅かったら置いてくからね」そう言い捨てて、また前を向く。その背中には、彼が着いて来ないなんて少しも考えていない信頼があって)
>リオ
……よろしい(素直に頷いた彼女を見て、短くそう言い放った。彼女からすれば好意を裏切られたと感じても可笑しくないその行為だったはずだけれど、それを許して理解してくれた聡明さにどこか満足した様子で口の端がわずかに上がり。薔薇が開いていく道を先に歩きながら、後ろで小走りに追いつこうとする足音がして、思わず小さく笑う。「薔薇と話すって言っても、大したもんじゃない。薔薇はお喋りだから会話自体はいつだって喜んでしてくれるし、薔薇しか知らない噂話だって持ってる。」そう言ってポケットに手を突っ込み、視線を逸らすように前を見据えたまま、咲き誇る赤い花びらを一瞥。そんな風に話すだけでも心の奥がかすかに温かくなるのを感じて、短く息を吐き。彼女の口からでた人物の名前に浅く頷いて「ん、蜥蜴のビル。庭の整備係だ」この場には見えないその人物について短く答えつつポケットから片手を出して「でっかい尻尾が生えてて、門番の双子がサボるたびにいつもブチギレてる」その光景を思い出したのか、目元が緩み、くくっと喉の奥で小さく笑いが漏れ。続いた質問を受けては思い出すように視線を泳がせてからゆっくりと口を開き「今から行く赤の城には──」片手を持ち上げ、指を一本ずつ折っていき「白兎、黒兎、赤の騎士、ジョーカー……」ひとつひとつ数えながら最後に小指を軽く立てて、口元に微かな笑みを乗せて「メイドを束ねるジャック。……そんなもんだ」指を戻しながら肩を竦めると肩から力を抜いた様子でまるで自分はその変なやつに含まれていないとでも言いたげな声で続け「ま、会えばわかる。変な奴らばっかだし」そう呟いて彼女を横目に見やる。小さな足がこちらの歩幅に合わせて動いているのをひっそり確認して、何も言わずに歩く速度を落とし)アリスはなんのお菓子が好き?紅茶は?
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