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自分のトピックを作る
32:
黒城 漆 [×]
2025-05-25 22:12:05
>26 常盤刹那
……ッッ!
(その“提案”を聞いた瞬間、ピクリと肩が跳ねる。口元が引きつりそうになるのを必死で抑えながら、明らかな動揺を悟られぬよう姿勢を正す。が、目が泳いでいる。スケールは上がったが、“倫理のライン”をひょいと超えてくる彼女の危うさに対し、一歩後退る様子を見せて。…心の内で白状すると正直準備出来る気がしない。昆虫──特に羽のある奴はダメだ。叫び出すほどではないにしても、靴から飛び出てきたら三秒で外に逃げ出す自信がある。小学生の頃調子に乗って虫に刺されたトラウマが脳裏を掠めて小さく身震いした。)
い、意図は悪くない。靴の入れ替えに一味足すというその叡智、嫌いでは……ない、が……。今はまだ“影の時代”……布石を打つ段階ゆえ……。
(正直に“虫が怖いから出来ません”と言うのは悔しいし情けないので、“参考にはします”位のニュアンスで濁そうとした。いつも通りの自信満々なヴィラン然とした立ち振る舞いを繕おうとはしているが、僅かに声が裏返っていて。)
それに、この作戦の本質はささやかなる日常の崩壊にこそあり!そ、そう…つまり虫など使わずとも破滅へのカウントダウンは可能だ…!
>27 来栖カカオ
( 小さく笑った彼女の声、呟かれた言葉。それらにすぐには言葉を返せなかった。紅茶のカップをソーサーに置いたまま、珍しく口が引き結ばれ静かになる。意想外の言葉への動揺ゆえか、あるいは自身の中の語彙を捏ねくり回して表現を模索する時間だったのか。暫しの沈黙の後、ふっと口元に薄く笑みが浮かんだかと思えば、次の瞬間──)
……フッ、フーッハッハッハ!ヴィランたる者、気遣いや配慮などという人道的な概念とは無縁!我が領域に順応できぬ未熟な配下へと……そう、仮初の慈悲を与えてやろうとしただけだ!
( ガタッ、と勢いよく立ち上がったかと思えば大仰に笑い出す。そして背筋を伸ばし自らのマントをバサリと翻してはいつものように──いや、いつも以上の勢いと声量で、部員の事を配下だと表現しながら尊大に言い放ち、頭に手を添えて如何にもなポーズを決めた。ほんの照れ隠しと、何よりも彼なりの悪役としてのプライドがあるのだろう。)
>28 生徒会長
( ぽんぽんと肩を叩かれ、去っていった彼に言われた一言にぴたりと動きが止まる。静まり返る廊下の中で、彼の背に走るのは冷たい衝撃──“偉い”というその言葉が突き刺さる。罵倒でも嘲笑でもない褒め言葉が己には何よりも効いた。偉いなんて言葉を掛けられるのは、悪としてあってはならぬ屈辱だ!と、一人悔しげに奥歯を噛み締めながらも清掃に勤しんだ。)
──フッ……待たせたな、伊多狩!しかし本陣に巨悪を招き入れておきながら、貴様一人とは……舐められたものだな。
( 数分後、生徒会室の扉の前。先ずはコンコン、と律儀にノックしたかと思えば、次の瞬間にはバーンと勢いよく扉を開き中へと入室する。“ノックはするべき”というマナーと“派手な登場”、両方取った結果意味の分からない行動になってしまったが、本人は自分の世界観に浸りながら満足げに歩を進めた。そして用意された原稿用紙を睨むように一瞥してから椅子に座り。筆記具を手に取る。丁寧な字で黙々と書き始めた内容は、とても反省文には見えない日記のような、ポエムのような。そんな物で。)
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