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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
55:
草紙 [×]
2023-08-09 16:23:30
『 覚え書き 』
>>1 / はじめに・世界
>>2 / 九十九神一覧
>11 / 追加:九十九神
>>3 / 空間・部屋について
>>4 / 申告書(プロフィール)
>>5 / 注意事項
>16 / 追記
>18 / お試しについて
『 訪問者 』
一、楠木 倫太郎 様(>>9)(>>15)
∟初回:傷乃 黒幕:弟切草
一、一条 文子 様(>>19)(>>54)
∟初回:異割 黒幕:紫陽花
一、一色 棗 様(>>24)(>>48)
∟初回:折化 黒幕:彼岸花
(/一部情報を更新しました。質問等御座いましたら、お気軽にお声掛け頂けると嬉しいです!)
56:
一条文子/二夜 [×]
2023-08-09 21:46:33
>54 異割様
───勾玉…?
(勾玉、確かに謎の存在はそう口にした。最初に目覚めた部屋には割れた勾玉が散乱していたが、それの事を指しているのだろうか。考える暇も与えず突然迫られた二択は目の前に形となって顕れ、青と赤のそれらを交互に見遣る。数秒にも満たぬ逡巡を経て、するりと青に伸び掛けた指先はしかし触れることなくぴたりと静止し、小さく揺れ動いた後に徐ろに赤へと行先を変え。掌に小箱を乗せてやればもう片方で細い紐をするりと解き、躊躇いなく開けたその先にあったものは精巧な組紐のようなもの。赤と紫が綾なす色彩は綺麗ではあるものの、何を以てこれが「真相」足り得るのか分かる筈もない。首を捻った所で襖が勢いよく開くとびくりと肩を揺らし、手元にある組紐はそのままに顔だけ其方に向け。姿形が見慣れた人物であることが分かれば緊張状態にあった身体は弛緩し、僅かに安堵の色を滲ませつつ小さく言葉を返し。)
──!?…よかった。おかえりなさい。
57:
異割 [×]
2023-08-10 12:04:24
▼ 一条文子 様(>>56)
うん、ただいま。……?
(愁眉を開いた彼女の目線を受け止めるのは存外悪い気分ではなく、まるで長年の掛け合いを模すかのようにもう一度帰宅の言を告げて。訪れた時とは正反対に後ろ手で静かに襖を閉めると、彼女へと向き直りその背を目指して歩を進め。傍らに座り直そうとした最中、ふと目に止まるのは彼女の掌に掛かる見慣れた組紐。鮮やかな色彩に驚いたように目を瞬かせ、中腰でぐいと距離を詰めてはその贈り物を見遣る。己の装飾品ではない組緒は誰かの独占欲を示すもの。理解した途端に眉尻が釣り上がり、明らかな怒気を滲ませて。険しい顔で華奢な双肩に手を掛け、鬼気迫った様子を押し出しながら問いかける。その剣幕にはどこか焦燥が垣間見え、捲し立てる途中ではっと気が付いたように机上の赤箱へ視線を向けて。それを区切りに知らず強めていた力と言葉を窄ませながら)ねえ、それ、どうしたの。まさかオレと会う前に会っ、……いや、そうか。耄碌の仕業か……。
58:
一条文子/二夜 [×]
2023-08-10 16:26:44
>57 異割様
…あ、これ、さっき──、…?
(穏やかな青い双眸がある一点に釘付けになるのが分かれば、先刻の不思議な出来事を伝えようと口を開き掛けた所で彼の様子の変化に気付き。至近距離で手中の組紐を見据える面差しが、次第に憤怒を顕に柳眉が逆立ってゆく。その様相に戸惑いが生じ、言葉を紡ぐのを躊躇していると途端掴まれる肩と矢継ぎ早の尋問。常に眠たそうで時には不機嫌そうな彼の、初めて見る焦燥に滲む表情。驚愕からぱちぱちと幾度か目を瞬かせつつ、身動ぎ一つせずに彼が全て言い終わるまで遮ることなく耳を傾け。どうやら犯人の見当がついたであろう口振りに、補足は不要かもしれないが言いかけていた説明を再開し。一通り言い終えた後、彼の心情を知ってか知らずか摘んだ組紐をじい、と柔和に見詰め純粋な褒め言葉を付け足し。)
貴方が廊下に出た後、いきなり天上から声が聞こえて…突然これを。赤と青があったのだけれど、どっちかを選ぶよう言われて赤を開けて…姿形が全く見えなくて少し恐かったわ。…でもこれ、凄く綺麗な組紐ね。
59:
異割 [×]
2023-08-11 19:24:02
▼ 一条文子 様(>>58)
……ふぅん、オレはそうは思わないけど。ていうか、怪しいと思わないの、それ。
(純粋な賛美を添えて説明を終えた彼女の顔を面白くなさげに聞き終えると、率直に過ぎて礼を欠いた返答を。どうやら推測は間違っていなかったらしいが、この事態をどう収めるのが正解か怠惰な頭の中は何時になく回転していて。緩めた力とともにぱっと手を放し、考え込むように顎に手を当てる。暫くの沈黙を経た後でも妙案は思い浮かばず、額のシワを深くするだけの結果となり。視界の端に映る鮮やかな紐がちらつく度に鬱陶しい考えがこびりつき、どうにも逃せそうにない。ふたたび覗いた微かな苛立ちに任せるまま彼女の持つそれを目掛けて手を伸ばし、いっそ奪い取ってしまおうと目を細めて。彼女がこの手を避けないならば組紐は奪い取られ、避けるのならばそのまま手元に残ることとなるだろう。どちらにせよ機嫌は治ることもなく、淡々と疑問への答えを付け足して)多分お前が聞いたのは、彩葉の声だろうね。チッ、あの耄碌……。
60:
一条文子/二夜 [×]
2023-08-12 18:01:23
>59 異割様
怪しい…まあ、そうね。言われてみれば…
(捻くれているのか、本心からそう思っているのか。感想に共感は得られなかったものの、尤もな指摘には多少頷いてみせる。組紐を与えた人物がどういう存在なのか露も存ぜぬ自身にとっては、懊悩に耽る彼の悩みの度合いは測れない。其方を見向きもせず、茶色い眼差しは一向に赤と紫の組紐に注がれ続け。ふと迫り来る指に寸での距離で気付いてしまえば、反射的にするりとそれを躱す。漸く視界に映った彼の機嫌が、一層腹立たしげな雰囲気を纏っていることに気付いたものの時は既に遅く。別に組紐自体に執着心はなく、とは言えそう見える行動を取ってしまった。瞬時に取り繕った不自然な笑顔を口元に貼り付け、どうにかこれ以上機嫌を損ねないようにと画策する脳が捻り出した解決策は、話を拡げて組紐から意識を逸らすこと。)
アヤハ、さん?可愛らしい名前をしているのね。その方は貴方の友人か何か?一体どのような方なのかしら。
61:
異割 [×]
2023-08-13 01:28:47
▼ 一条文子 様(>>60)
アヤハじゃなくて、イロハ。友人でもなんでもない、ただの老人だよ。……余計なことばかりする。
(躱された指先を未練がましく追っては息を吐く。先程は低く睨め付けるあまりに不明瞭となってしまっていた名を正しく言い直すと、どこか仮面じみた笑顔を浮かべる彼女にようやく気がついたらしく、しまったとばかりに顔を歪めて。行き場を失った指先をぎゅっと握り締め、恐る恐るといった調子で畳の上に腰を下ろす。どこか顔色を伺う調子を滲ませては何事かを尋ねるように唇を開けるも、その先の言葉はなかなか出てきてはくれず。代わりに彼女との距離を詰め、片手で空を掴む仕草。再び指を開いた後は、握り込んでいたはずの掌に筆を現していて。ぱさりと風に靡く巻物は、いつの間にやらもう片手に。それらをぐいと彼女に押し付けたなら、やっと意味のある言葉を発して)……ねえ、書いて。『異なる、割れる』。それでイサキ。
62:
草紙 [×]
2023-08-13 01:29:25
(/所用により暫くの間更新が停止します、ご了承ください!)
63:
一条文子/二夜 [×]
2023-08-14 22:06:27
>61 異割様
(行き場を失くしたのは己の手も同様で、躱した体勢のまま留まっていた組紐を持った隻手は迷いの末にすとんと降ろされ。改めて告げられる名は如何にも先刻遭遇した人物像と合致せず、老人と呼ぶには声が余りに若々しいものだった。些細な疑問は塵の如く積もるものの、傲岸不遜がひっそりと息を潜めた様な彼の煮え切らない挙動にはより意識が行くというもの。傍らに座した彼が筆と巻物を出現させると、昨晩体験したとは言え現実的には見慣れない光景に双眸を瞬かせる。半ば強引に筆と巻物を受け取れば立て続けに意図の掴めぬ頼み。恐らく自身の頭上には数多の疑問符が可視化できるだろう、それ程までに理解が及ばず、怪訝な視線を一度寄越しながらも巻物を僅かに広げ反芻しながら筆を滑らせる。流麗な手付きで書かれる文字は手本の様な楷書であり、最後の跳ねを終えた所でふと一つの仮定が浮かび。この勘が当たっているのならば、この二文字が意味するものは。)
異なる、割れる…。──…イサキ、…もしかして、貴方の名?
( /本編の方も下げていらっしゃったので、此方もそうした方が良いかと迷い下げにてお返しさせて頂きました…!更新停止の旨、畏まりました。また彩葉様のお名前をイロハと認識していた筈なのですが、何故か読み方を間違えてしまいまして、お詫び申し上げます。大変申し訳御座いませんでした…! )
64:
異割 [×]
2023-08-20 14:35:00
▼ 一条文子 様(>>63)
……ん。これでオレはお前の物。
(何の欠点も見当たらない綺麗な字を目に止めては墨の上に指先を重ね。分かりにくい肯定と共に零されたのは自身らしからぬ淡い笑み。ぱっと巻物を掠め取り、まるで大切な宝物を眺めるような色をその瞳に滲ませて。何刻が過ぎただろうか、満足気な頷きを最後にようやく気が済んだと見えて、ふっと指先を向ける。向けられた途端に空気に溶ける巻物にその瞬間まで愛しげな眼差しを注ぎながら、表情は幾分か柔らかいままで。「……うん、オレの名前、異割。お前の名前は?」心做しか語調にも柔和な響きが混じり、どこか浮き立つ心を抑えたまま彼女への問を。もしもその答えが聞けたのならば、今度ははっきりとした笑顔を浮かべよう。答えが無いのならば淡い笑みはそのままに、どちらにせよ明確に雰囲気が和らぐのは確かで。口元に微笑を湛えたまま、彼女が座す傍ら頭を傾け、腕を組んでは華奢な肩に僅かに体重を掛けて。静かに目を閉じ身を寄せながら)──少し眠る。お前も、寝ていいよ。
(/大変お待たせいたしました!また下げでのご配慮ありがとうございます。名前変換についてはお気になさらず。むしろ展開の中に組み込むことが出来て面白いと思いますので、憂慮せずとも大丈夫です!同時にこちら区切りが良いかと思いましたので、二夜の〆を回させていただきました。三夜について廊下での【遭遇】の場面を考えておりますが、現時点で【遭遇】をご希望の九十九神はいらっしゃいますでしょうか?ご見解をお聞かせ願えれば幸いです!)
65:
草紙 [×]
2023-08-20 14:39:15
『 覚え書き 』
>>1 / はじめに・世界
>>2 / 九十九神一覧
>11 / 追加:九十九神
>>3 / 空間・部屋について
>>4 / 人間申告(プロフィール)
>>5 / 注意事項
>16 / 追記
>18 / お試しについて
『 訪問者 』
一、楠木 倫太郎 様(>>9)(>>15)
∟初回:傷乃 黒幕:弟切草
一、一条 文子 様(>>19)(>>48)
∟初回:異割 黒幕:紫陽花
一、一色 棗 様(>>24)(>>64)
∟初回:折化 黒幕:彼岸花
(/覚え書き情報を変更しました。ご不明点などあればお気軽にお申し付けください!)
66:
一条文子/二夜 [×]
2023-08-22 15:44:19
>64 異割様
……一条、文子よ。
(巻物、否そこに書かれた自身の筆跡をなぞる指先はまるで割れ物を扱っている様に繊細で、垣間見える温かさが如何にも面映ゆい。見慣れぬ相貌に動揺して脈打つ心臓に手を当てたのと、名を聞かれたのは同時だった。目線こそ直ぐに交わったものの、口元は開かれない。明らかな逡巡の裏では、名を開示することへの漠然とした不安が燻り。然し徐ろに発したそれは己の名前そのもので、恐る恐るといった色が見て取れる。その瞬間彼の表情が更に華やぐものだから、何故か堪え切れず目線をまた逸らし。やがて肩に負荷する確かな重みにぴくりと肩が動くものの、跳ね除ける事などせずにその行為を黙認する。昨晩と今の彼に対する印象が明確に変化し、その差異に戸惑いと一抹の淡い感情を抱きながら蓋をするように目を閉じる。「そうするわ。」短く肯定の意を示せば、彼の言う通り、少しばかり意識を手放し。)
( /お心遣いありがとうございます…!そして二夜の〆も同様にありがとうございました。二夜も素敵な夜を過ごさせて頂きました。三夜における遭遇につきましては、今回少しだけ登場した彩葉さんでも流れに沿って面白いと思いますし、別の九十九神の方でも良いなと思っております。別の九十九神様でしたら、錆波さんや暗間さんが気になっております。委ねてしまって申し訳ないのですが、主様に三人の内から選択して頂ければと…! )
67:
異割 [×]
2023-08-22 22:13:32
▼ 一条文子 様(>>65)
……、ねえ、そろそろ起きて、文子。
(物である身に就寝は不要とはいえ、人の真似事は随分と満たされるものであった。どこか懐かしい夢さえ見た気がする──とゆっくりと瞼を開けば傍らの温もりに委ねるように一度身を寄せ、それがバレないのであれば細腕を揺さぶって彼女の寝覚めを促そうか。無事にその双眸が現れたのを見届けた後一度頷き、頬に手を伸ばしペタペタと健康を確かめて。避けられないのならば柔い肌に触れる手は異常がないことを確信したが最後、それ以上の接触はないままに腕を下ろす。昨夜以降明確に態度が和らいだ自身の変化にも気が付くことはなく、先に呼んだ名が零れ出たことにも頓着することはなく。少し乱れた着物の帯をきちんと直しながら、廊下の方へと目を向ける。独り言のように呟かれるのは決まり悪げな言い訳の台詞。目線を合わせないのは自分でも悪かったと思っているからなのか、小声で落とされる説明は早口で要領を得ず)……今更だけど、色々説明を飛ばしたと思うんだよね。だからとりあえずここを案内しようと思って。
(/承知致しました!それでは三者の内の誰かを廊下に向かわせます。またご質問、ご相談などあればお申し付けください!)
68:
一条文子/三夜 [×]
2023-08-24 19:40:15
>67 異割様
───!?
(反響する声と微かな揺さぶりは浅い眠りを覚ますのに十分だったようで、緩慢な瞬きをぱちりと繰り返しやがて完全に双眸が開く。不意に頬を包む温もりに今度は意識も覚醒したのか、未だぼんやりとした色の残る茶色が驚きで鮮明さを取り戻し。とは言えその無遠慮な接触に嫌悪を示すことなく、されるがままに彼の挙動を受け入れ。次第に降ろされた腕、そして矢継ぎ早に真意の掴めない説明を受けるとどういう事だと言いたげに小首を傾げる。この異空間に来て決して少ないとは言えない時間は既に経過しているだろう。特に命を脅かされるような出来事や不便な面はなく、彼の言葉通りそれは今更なことである。それとも何か周知させておきたい理由でもあるのか、と帰結しない思考をそのまま素直に尋ね。)
説明?何か言っておかなければならないことでもあるの?
( /楽しみにしております…!畏まりました、宜しくお願い致します。 )
69:
異割 [×]
2023-08-24 22:11:50
▼ 一条文子 様(>>68)
……ほら、居る、から。お前も彩葉に会ったでしょ。あいつ以外にもオレを含めて六つ、ここには人外が居る。どこに誰がいるか、知っておいたほうが良い。
(彼女からの問に重ねた説明はますます子どもじみた響きを持ち、明後日の方向に逸らされた視線はそのままで。心做しかぎこちない喋り口調は言い切ってしまえばそれで肩の荷が降りたのか、伝える情報を終えた途端に影を潜めて。兎も角有言実行をしないことには始まらない──と寝起きの彼女に手を差し伸べ、無言のままじっと見つめて。この手の意図は先の説明で十分だろうと唇を開くことはせず、ただ彼女の行動を見守って。彼女が自身の腕に任されてくれるのならば、掌をやわらかく握り返して部屋の外へ。静まりかえった廊下は以前と同じく何の代わり映えもない殺風景、違うのは先導する九十九神の心持ちのみ。名前一つで態度に余裕が付け加えられたのは物としての性質であるのだろうか。音を立てず静かに足袋で床を擦りながら、襖のひとつで足を止め)とりあえずここがオレの部屋、お前が目覚めた場所。……一見他と同じに見えるけど、襖の右下が少し捲れてる。覚えといて。
70:
一条文子/三夜 [×]
2023-08-25 20:36:50
>69 異割様
(人外の二文字に改めてその存在が人間とは異なるものだと再認識させられ表情に怯えが滲む。比較的悠々自適に過ごしてきたとは言え、警戒心は未だ持っていた方が良いらしい。未だ見ぬ六つの存在に懸念を抱きながら、差し出された掌を少しばかり見詰め続け。意を決して重ねた己のそれは、一回りは大きい彼のものに優しく握られる。末端から伝わる温もりは強張った身体を幾分か弛緩させたものの、彼に倣い廊下に一歩足を踏み入れてしまえば再び自ずと全身に力が入る。部屋の中より随分と冷え冷えとしていると感じるのは、気の所為だろうか。不自然な蛍光灯のような色に照らされる道は、明るいというのに却って恐怖を煽る。眼前の相手の部屋であると示す小さな目印の説明に頻りに頷いては、穴が空くほど襖を目に焼き付け。同時に口元はその特徴を忘れまいと自然と同じ言の葉を紡ぎ、しかしそれきりでめっきり口数が減ったのは恐らく緊張か不安ゆえ。)
異割の部屋は、襖の右下が捲れている……。
71:
異割/??? [×]
2023-08-26 14:16:47
▼ 一条文子 様(>>70)
……怯えてるの?文子。
(現在まで気丈に振る舞っていた彼女の口数が少なくなっていることに気がつけば、繋いだ手にきゅっと力を込めて。慰める言葉を持たない己は不器用な行動で示すしかなく、彼女の反応を横目で伺い。少しでも彼女の強張りが解けたとするならば説明を続けようと、一つ一つ指さしながら「それで、オレのすぐ右がセツカ。そこからツキト、クラマ、サビナミ、ショウノ、って感じでぐるっと回って、部屋は六つ。部屋は二人までしか入れなくて……」説明の最中ぴたりと止められた人差し指は、ある物音を耳に入れたことが理由。起点とした己の部屋から三番目の襖が微かに動き、暗がりからとある彼が姿を表して。のそのそと足を運ぶ彼の真っ黒な目はやがて二人の方を向き、「えっ。あんた、異割と一緒なのか」?穏やかに波打つ瞳が大きく揺れ、彼にしては珍しい驚きを顕にする。歩み寄ってきた彼は心配げに片眉を下げると、彼女の手を両手で掬い上げ自身の胸の前で纏めようとして。それが成功に終わるとするならば、強引に解かれた指先にはお構いなしに、瞳を閉じて気配を探り)……でも、彩葉の気配も、突止の気配もする。あんた、どうしてそんなに目を付けられているんだ。
72:
一条文子/三夜 [×]
2023-08-28 19:57:54
>71 異割様
(弱々しい掌を再び握り返される感触は、それだけで鼓舞となり得たのか小さく深呼吸を一つ。「大丈夫。」そう端的に返し、弱々しく垂れる双眸に力を入れ、続く説明を真剣な眼差しで聞き入れる。しかしそれが不意に途切れると彼の顔を、次いで耳朶に触れた襖の開く音の発信源であろう方向を見遣り。今し方受けた説明通りに行けば、と心の中で順々に数え恐らくサビナミという名のものが部屋の主だろうと微かに身構える。暗がりから徐々に姿が輪郭を帯びると、余り恐ろしいとは思えない雰囲気の人物には見えるものの僅かに後退り。初めて出会った異割以外の存在のその風体に視線を奪われていると、するりと腕を絡め取られる。再び警戒を顕著にさせたものの、気丈な振る舞いを心掛けようと取り乱すことはせず。初対面の彼から紡がれる名前たちはいずれも姿の知らぬものたち、何故と疑問をぶつけられても理由を知る由もない。如何答えるべきか逡巡した様に目を彷徨せ、じきに彼へと焦点を合わせると要領を得ない曖昧な言葉を送り。)
えっと…、私はずっと異割の元にいたから、他の方達に目を付けられていると言われてもいまいち良く分からなくて…どうしてと言われても、それも私には分からないです。
73:
異割/暗間 [×]
2023-08-31 07:20:18
▼ 一条文子 様(>>72)
……!暗間、あまり文子に近付くな。というか、近い。
(解かれた掌に呆気に取られている内に、何やら勝手なことをつらつらと並べる彼の姿にむっと顔を顰める。嫉妬にも近しい感情から対面する彼の腕をパシ、と叩いて彼女の手を離すことを促し、困惑の様子を横目で見守りながら改めて「クラマ」と呼ばれた彼に見せ付けるよう、指先を絡め直そうとして。対面の黒は頬に微かな苦笑の色を浮かべてはいるものの、気にした風は無い様子。それよりも先に彼女にぶつけた疑問が未だに気に掛かっているのか、首は傾げたままで。「……居るのは分かってたけど、異割の元に居るのは意外だった。しかも今は三夜目だし、その中で一番気配の濃いのが異割……?」ぶつぶつと零しながら、目線は何処を向いているのか分からないまま瞳を揺らす。やがて結論が出ない、という結論に達したか短く首肯すると、彼女の耳に唇を寄せて)……まあ、異割なら安全圏かな。あんた、突止には気を付けろよ。
74:
終わりを告げる草紙 [×]
2023-08-31 20:10:48
※ お知らせ ※
大変勝手なお知らせではあるため本当の本当に申し訳ないのですが、このトピックについて閉幕、という措置を取らせていただこうかと思っております。理由として、自身が今現在提供キャラを扱い切れていないのではないかという不安が生まれたこと、それに伴い今後の展開に自信が無くなってしまったこと、という二点が挙がります。このような心境でお相手していただいても失礼である、ということは重々承知であり、また不毛であるとも判断しました為、こちらの下げ投稿にてお知らせいたしました。お相手していただいた皆様、ありがとうございました。こちらでご活躍されていた皆様には大変お世話になりました、お一人お一人とお話させていただく時間はとても楽しかったです!
尚、こちらにご参加頂いていた皆様は、提出していただいたプロフィールは回収していただいて構いません。また当トピック内での設定・提供九十九神も、参加者様に限り持ち出し可能と致します。(参加者様以外の持ち出しはおやめ下さい。)
最後になりますが、楽しい時間をありがとうございました。また何処かでお会いしましたら、その時はよろしくお願いします。
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(C) Mikle