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晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】/212


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201: 千草 [×]
2022-12-17 14:37:18



>>199 / 朽葉

っと、大丈夫?──あ
(重さで傾いだ彼女の姿に、慌てて絵本を置いては腕を伸ばす。伸ばされた手はそのまま、彼女の身形には些か余る大きさの本に添えようとして。身を屈めた姿勢が無事に重さを軽減させることができたとするならば、改めて写真に目を向けよう。──月の写真。一度も目にしたことのないそれに自然と口は閉じ、視線はそのページに釘付けとなり。静かに浮かぶ月に賑やかな兎が居るだなんて、到底信じられないけれど、遥か遠くの月には真っ白の兎が必要なのだろうか。取り留めもない思索はすぐに打ち止めとして、軽く頭を振っては浮かんだ疑問をそのまま口に。「何で兎が月にいるんだろう……?」純白の相棒を持つ彼女なら、この問いの答えを持っているに違いないとの考えで。期待を滲ませた瞳で彼女に視線を向け、絵本の謎の解答を待つ。視界の端に映る頁の際はぼんやりとした滲みが出来ていて、良い子の姿勢で待つ間にも若干の残念さを覚え。ばれないように片手の指先でその箇所を小さくなぞり、ざらついた感触に息を吐いた。いつかこの本も朽ちてゆく定めなのだろう。ようやく外した視線は図書館の四方に散らばり、所有者を探すように動く。意味のないその動きに自身で気がつくことはなく、やがて諦めたように笑みを浮かべ。零した言葉は独り言のような響きを持っていて)この本、借りていいかな。このページを覚えておきたいんだ。


>>200 / 蘇芳

……蘇芳。見られたか、恥ずかしい。
(段々と近付いてくる足音への対応は、その姿が見えてからにしてしまおうと考えてから少し。姿を表したのは同じ神という性質を持つ彼で、突かれた不意に僅かに表情を崩してしまう。羽織に感じる視線は気遣が感じられ、躊躇の負担をさせてしまう前に乾かしてしまえば良かった──と考えはするものの、後悔は先に立たないもので。とりあえずとばかりに向けた視線の裏側で、掛ける言葉を探す最中、不意に彼の口が開く。自身と同じように腰を下ろして掛けられた声は、平生と変わらない調子を保っていた。数秒迷った末の己の応答は図らずも冗句じみていて、軽い笑みを浮かべ手を振ることで誤魔化しを。彼の心配を一蹴してしまうような振る舞いに気が付くことはなく、ゆっくりと立ち上がっては伸びをして。そうして無言で瞼を閉じて五秒、ふわりと巻き上がった暖かな風がその姿を消した途端、羽織は元通りの色味を取り戻す。理由も何も言わないまま隠すことを選んでは、半ば陽を遮るように彼の眼前に立ちはだかって。目を細めて投げ掛けた感謝と質問は唐突なもの。自身を追求される前に話を逸らし、あわよくば彼の目的地に同行させて貰おうかとの魂胆で)
心配してくれてありがとう。蘇芳は誰かを助けに行く途中かな。

(/こちらこそご参加いただきありがとうございます!それではまた何かあれば遠慮なくお呼び出しください。/蹴り可)




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