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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
961:
多キャラの龍さん [×]
2022-04-25 19:38:32
>ホテル箱組
「!」
「あなた、話しをっ!?これは、暴走.......!?やっぱり大きすぎる力だったんだわっ!」
ターナがルミナスの話をターナなりに話そうとした時から異変が起きる。すぐさま駆け寄ろうとするが砂金が銃を向け、牽制する。
「こいつに下手に近寄るな。.......抑圧を連れてくるんだ。」
「やはり、お前は変わらない.......っ!何も分からない男ね。あなたが助けたのも、気持ちじゃなくて命令の中だからでしょう?.......私は、全てを、あの子の全てを壊したあなたを止めてみせる.......。公正な場所で、裁きを受ける時なのよ。」
「悪いがあんたらに捕まるつもりもない。なんとでも言え。あんたが言うことは、俺に勝てればの話だ。」
そう言いながら砂金はルミナスさんに近寄ると自分が傷つくことも何も恐れず、ルミナスさんをお姫様抱っこで抱える。.......頭部を安定させる為の形がそうなっただけなのだが。
じゃらっ、と鎖を垂れさせて棺を背負う【抑圧】が少し動き、ディーリスさんに声をかける。
「【天秤】、【大狹】と力がうまく噛み合わない。あのままだど、おでもみんなも、全部【大狹】に斬られる。【天秤】、強いけど、おでと【大狹】に勝てない。おで、行く。でも動き遅い。間に合わない。だから、おでをあそこまで運んで欲しい。棺(これ)、壊したらダメだぁ。おで、大狹も抑えてる。でもおで動けない。運んでほしい。」
そう言うと、【抑圧】は鎖を伸ばす。蔦にわざと巻き付くと、【大狹】を【抑圧】して、ルミナスさんの負担を減らし、体内に入れたルミナスさんにはわかるが、【天秤】の審判も糾弾してとめる、止めてくれている。しかし2つ分の、古代魔道兵器を止めてきた、壊してきた力に押されつつあり、【抑圧】1人だけは、徐々に壊れつつある。
元々ひとつだったものを3つに分けられたせいで、審判を辿る力も、不安定だったのだ。
962:
黄泉 [×]
2022-04-25 20:51:52
>近衛田さん、ホテル組の皆様
【見事な信念だ。………と、言いたいところだが。自分自身の致命的な間違いに気付いているか?近衛田よ。甘美な誘惑にて人々を狂わし混沌と絶望を齎そうとする存在の所業への肩入れ。これが人の為だと?フハハハハッ!随分と笑わせてくれるではないか。滑稽だとは思わんか?軍人として名を馳せた汝が守るべき民を脅かす事を人の為と吐き違え疑問も持たずに悪魔の所業に手を貸しているのだからな。あまつさえ『頼られるのであれば、私は守ります。』だと。何を勘違いしているのかは知らんが1つだけ言っておく。今の汝には何も守る事など出来はしない。願いを叶える等という悪魔の甘言に唆され言われるがままの悪魔の操り人形を演じている今の汝にはな。………問おう。汝の信念とは悪魔の所業に手を貸し人々を脅かす事に相違ないか?】
確固たる信念は確かに持ち合わせている。
……だが記憶を失っているのが原因か、はたまた悪魔との契約のリターンが余程甘美なものであったのか、その信念は間違った方向に軌道変更されようとしているのだ。
他ならない軍人である近衛田が最も忌み嫌うであろう人々を脅かす存在に自らがなるという最悪の未来に。
>956
>967
そんな時放送機器を通してこの場に居ない筈の東野桜の声が響き渡る。
提案された報酬内容には特に関心を示すことの無い黄泉だった。
だが自分のやろうとしている事を見透かされているかの様なタイミング
事情を知るが故にどこか発破を掛けられている様な信頼されている様な……そんなこそばゆい感覚にヤレヤレ、と内心呆れつつも苦笑する。
【近衛田よ。汝が国旗の日の丸に掲げた誓いと信念はそこまでに軽々しいものではなかろう?記憶を失っていてもその魂の在り方までは変わりはしない。必要とされるから守るのか?頼られるから動くのか?否。民を守りたいという確固たる信念から力を求めた。そうであろうが。ならば汝のすべき事は悪魔の操り人形になり果てる事では無いはずだ。………さて、お膳立てはこれぐらいで良かろう。近衛田よ。汝の信念、この闘神が見極めてやる。】
黄泉の全身から溢れ出る極黒魔。
ドス黒い筈なのにどこか神々しく光り輝くその黒は暗いはずなのにどこか美しい何かがあった。
【選ばれし宿命の落とし子――――今此処に力を示せっ!!】
計り知れない威圧感と共に台風の様に荒れ狂う極黒魔。
その中心にて構えたまま近衛田の動きを伺う黄泉。
その鋭い眼光と威圧感は異質極まりなく、戦場を掛けた兵であっても戦意喪失してもおかしくないほどだ。
963:
黄泉 [×]
2022-04-25 20:54:38
訂正します。
>近衛田さん、ホテル組の皆様
【見事な信念だ。………と、言いたいところだが。自分自身の致命的な間違いに気付いているか?近衛田よ。甘美な誘惑にて人々を狂わし混沌と絶望を齎そうとする存在の所業への肩入れ。これが人の為だと?フハハハハッ!随分と笑わせてくれるではないか。滑稽だとは思わんか?軍人として名を馳せた汝が守るべき民を脅かす事を人の為と吐き違え疑問も持たずに悪魔の所業に手を貸しているのだからな。あまつさえ『頼られるのであれば、私は守ります。』だと。何を勘違いしているのかは知らんが1つだけ言っておく。今の汝には何も守る事など出来はしない。願いを叶える等という悪魔の甘言に唆され言われるがままの悪魔の操り人形を演じている今の汝にはな。………問おう。汝の信念とは悪魔の所業に手を貸し人々を脅かす事に相違ないか?】
確固たる信念は確かに持ち合わせている。
……だが記憶を失っているのが原因か、はたまた悪魔との契約のリターンが余程甘美なものであったのか、その信念は間違った方向に軌道変更されようとしているのだ。
他ならない軍人である近衛田が最も忌み嫌うであろう人々を脅かす存在に自らがなるという最悪の未来に。
>ホテルにいる皆様
「元の目的を思い出したよ」とニコリとして「元は他の事興味なかったはずだった、近衛田って男を連れ帰る事だった」とホテル全体の館内放送盤を見て「我々では手が出せないってのが分かってる、だからこうする」と館内放送で「中央の東野だけど、近衛田って男を私のとこに連れてきてくれたら5億は出すは、もちろん必要経費全て出す、それ以上欲しければ彼を連れてきてくれるなら交渉に乗るは、彼は手強いはうちでは手が出なかったからね、どこかに雇われてるみたいだから戦うことになるだろうけど、連れてきて」と言う
No.956 東野 桜/西川 みつる [通報]
ID:0ee18fced 2022-04-18 13:47:07
>956
>957
そんな時放送機器を通してこの場に居ない筈の東野桜の声が響き渡る。
提案された報酬内容には特に関心を示すことの無い黄泉だった。
だが自分のやろうとしている事を見透かされているかの様なタイミング
事情を知るが故にどこか発破を掛けられている様な信頼されている様な……そんなこそばゆい感覚にヤレヤレ、と内心呆れつつも苦笑する。
【近衛田よ。汝が国旗の日の丸に掲げた誓いと信念はそこまでに軽々しいものではなかろう?記憶を失っていてもその魂の在り方までは変わりはしない。必要とされるから守るのか?頼られるから動くのか?否。民を守りたいという確固たる信念から力を求めた。そうであろうが。ならば汝のすべき事は悪魔の操り人形になり果てる事では無いはずだ。………さて、お膳立てはこれぐらいで良かろう。近衛田よ。汝の信念、この闘神が見極めてやる。】
黄泉の全身から溢れ出る極黒魔。
ドス黒い筈なのにどこか神々しく光り輝くその黒は暗いはずなのにどこか美しい何かがあった。
【選ばれし宿命の落とし子――――今此処に力を示せっ!!】
計り知れない威圧感と共に台風の様に荒れ狂う極黒魔。
その中心にて構えたまま近衛田の動きを伺う黄泉。
その鋭い眼光と威圧感は異質極まりなく、戦場を掛けた兵であっても戦意喪失してもおかしくないほどだ。
964:
黄泉 [×]
2022-04-25 20:55:59
再度訂正すみません。
近衛田さん、ホテル組の皆様
【見事な信念だ。………と、言いたいところだが。自分自身の致命的な間違いに気付いているか?近衛田よ。甘美な誘惑にて人々を狂わし混沌と絶望を齎そうとする存在の所業への肩入れ。これが人の為だと?フハハハハッ!随分と笑わせてくれるではないか。滑稽だとは思わんか?軍人として名を馳せた汝が守るべき民を脅かす事を人の為と吐き違え疑問も持たずに悪魔の所業に手を貸しているのだからな。あまつさえ『頼られるのであれば、私は守ります。』だと。何を勘違いしているのかは知らんが1つだけ言っておく。今の汝には何も守る事など出来はしない。願いを叶える等という悪魔の甘言に唆され言われるがままの悪魔の操り人形を演じている今の汝にはな。………問おう。汝の信念とは悪魔の所業に手を貸し人々を脅かす事に相違ないか?】
確固たる信念は確かに持ち合わせている。
……だが記憶を失っているのが原因か、はたまた悪魔との契約のリターンが余程甘美なものであったのか、その信念は間違った方向に軌道変更されようとしているのだ。
他ならない軍人である近衛田が最も忌み嫌うであろう人々を脅かす存在に自らがなるという最悪の未来に。
>956
>957
そんな時放送機器を通してこの場に居ない筈の東野桜の声が響き渡る。
提案された報酬内容には特に関心を示すことの無い黄泉だった。
だが自分のやろうとしている事を見透かされているかの様なタイミング
事情を知るが故にどこか発破を掛けられている様な信頼されている様な……そんなこそばゆい感覚にヤレヤレ、と内心呆れつつも苦笑する。
【近衛田よ。汝が国旗の日の丸に掲げた誓いと信念はそこまでに軽々しいものではなかろう?記憶を失っていてもその魂の在り方までは変わりはしない。必要とされるから守るのか?頼られるから動くのか?否。民を守りたいという確固たる信念から力を求めた。そうであろうが。ならば汝のすべき事は悪魔の操り人形になり果てる事では無いはずだ。………さて、お膳立てはこれぐらいで良かろう。近衛田よ。汝の信念、この闘神が見極めてやる。】
黄泉の全身から溢れ出る極黒魔。
ドス黒い筈なのにどこか神々しく光り輝くその黒は暗いはずなのにどこか美しい何かがあった。
【選ばれし宿命の落とし子――――今此処に力を示せっ!!】
計り知れない威圧感と共に台風の様に荒れ狂う極黒魔。
その中心にて構えたまま近衛田の動きを伺う黄泉。
その鋭い眼光と威圧感は異質極まりなく、戦場を掛けた兵であっても戦意喪失してもおかしくないほどだ。
965:
エス・ルミナス [×]
2022-04-25 21:30:44
>961 ホテルの皆様
「汝は何も分かってない!
我は……我は暴走なぞしていない!
我はただ願いを叶えていただけなのに…!
ワレは何も間違っテない…我は箱を揃える…何も間違ってナい…ないはずなノダ…」
まるで駄々をこねる子供のようにターナさんの言葉を否定する。
「自分は間違っていない」
そう言い続ける。
ルミナスから溢れ出た蔓に抑圧の鎖が巻き付くとそれに縋るようにしてルミナスの蔓も鎖に辿りながら巻き付き始めた。
魔力体の限界が近い…崩壊が始まる。
それでもルミナスは箱を留め続け抑圧へ向かって動き始める。
砂金さんに気遣うようにルミナスは滑るようにその腕から抜け出すと抑圧へ向けてゆっくりと浮遊する。
時折ガクンと地面に落ちかけるが身体は抑圧へ向けて進み続けた。
3つ揃えることが正しいことだと証明する為に。
966:
ディーリス・グロイツェン [×]
2022-04-25 21:51:23
>ホテルの皆さん
ディーリス:
つまり、あいつのところまで運べばいいんだな。了解した。
(言って、ディーリスは巨体である抑圧さんの背後に立ち、後ろからしがみつく。先ほど、廊下からフロントまで一気に運んだ方法は使えない。アレは背後へ回り込んだ際の余波を含めた出力で賄えた手段である。こちらへ気付いたのか、今にも膝から崩れ落ちそうなルミナスさんの姿が目に入る。それは駄々をこねる子供のようにも見え、明らかに正気ではない。
だが、それは何も問題にはならない。抑圧さんを運ぶにも、ディーリスにはそもそもとして無尽蔵の魔力がある。何が正しい、何が間違い、そんな事はディーリスに"関係ない"。)
ディーリス:
僕は騎士だ。救いを求めるモノには、誰であろうと手を差し伸べる。選り好みをする時もあるけれど、基本的に、それは"悪"であろうとも関係ない。……キミの言う"正しい事"と"間違っている事"に、ハッキリ言って興味がない。―――強いて言うなら、物事においてそもそも"正しい事"なんてありはしない。それを"正しい"と判断し、"間違っている"と断ずる事が出来るのは自分自身だけだ。なら僕は、自分が信じられる事を"正しい"事だと断じるだけだ。
(そこまで言い終えると、抑圧さんにしがみついたまま背部の鎧に備えられた2つの魔力噴射孔を4つに変形させる。変形した噴射孔のそれぞれから大出力の魔力を噴射させると、自身より何倍もの体躯を持つ抑圧さんの身体を浮かし、ルミナスさん目掛けて途轍もない速度で突撃するのだった。)
967:
多キャラの龍さん [×]
2022-04-26 08:17:18
>ホテル組
「俺はどう言われようがいい。だがこいつは違う。こいつはあんたらの言う悪とは当てはまらんだろうな。」
砂金はルミナスさんがふらつきながら向かうのを止めず、ターナの牽制に専念し、後ろを守る。
「.......そうね。貴方は残忍だけれど、彼は、いえ、あの魔力は無垢.......だからこそ、貴方達の所に行ったこと、貴方達の肩を持つことが私は悔しいわ。魔力の彼を、使いたいだけ使って、混乱させてしまうのだから。」
「あんたの正義も大概だな。」
「貴方みたいな外道にだけは言われなくないわね?」
ターナも、ルミナスさんのその行動と発言を取ればまずは箱を完成させること.......元に戻す事が必然だと考え先程のように行動はしてないが、同時に砂金が居ることで警戒とすぐさま動ける牽制を掛けていた。正義と悪。深い溝が大きく見える世界だ。
____その中で、ディーリスさんが【抑圧】を抱えて激突するその音はさぞ大混乱を招いただろう。
「って、何してるのあなた!?!?」
「そっちが攻撃してきたか。」
「だからと言って手出しはさせないわよっ。」
2人がやり取りをしつつ同時にルミナスさん達に向かう。
そして、ルミナスさんの頬を包帯に巻かれた大きな手が、撫でる。それは、慈しみと苦労を労う、感謝の冷たさを持っていた。
「おで達のために、いっぱい傷つついた。みんな、ありがとう。ありがとう.......。」
そして【抑圧】が背中の棺を片腕でルミナスさんの目の前に立て、扉を開ける。途端、ルミナスさんの中で争い、蠢いていた2つの魔力はルミナスさんの体をすり抜けるように飛び出していく。
大狹の何かと、天秤を首にぶら下げる何かが「ありがとう。」と口を開くと、棺の中へ、そしてディーリスさんから降りた抑圧が「ありがとう。」と言えば自ら中に入り、棺が閉まる。
____強い光の後、ホテル内全員の首に天秤が下げられる。ユラユラ揺れるその上には周りには見えない、自分達だけに見える概念的な、しかし自分にはわかる【自分】と【罪】が揺れている。
カチン、と天秤は【自分】に傾けば、何事もなく光が収まる。煌びやかかつおどろおどろしいホテルは普通の、小綺麗なホテルに変わり、全員と置かれたトランクがフロントととなる入口に立っている。減った魔力も傷も無くなっている。
そして、ルミナスさんには掌程の白い棺が、ディーリスさんには同じサイズの黒い棺が握らされていた。
それはまるで、色が違うだけの翼の様に、包み込むような、そして軽いものだ。
その最中迫る黒い影、羽音がある。
____多くの大きな黒い蜂が全員に向かって飛んできており、1部はトランクを運ぼうと固まって空を目掛けていた。
>遊園地 第2の部屋
「?甘美な誘惑とは?少々お待ちを。.......確か、自分は、あの時に死んだはずでした。目が覚めた時、何も分からなかった自分に話しかけてきた御仁が居て、その方はこの国を収めていると話していました。そして、命を狙われているから護って欲しい。という話しで自分は聞いておりますが、何やら事情が違う様です。ですが、____見極められると言われるのであれば結構であります。その上で自分と話すのであれば戦場を用て。」
黄泉さんの発言に、少し考えていたが、現れた威圧感とその気迫にマフラーはたなびき近衛も2歩、さがれはそのままどこからとも無く、現代で言うショットガンを背中から孔雀の羽のように広げ向ける。そしてふたつの腕、指で巧みにかつ正確に早く、引き金を引いて捨てていく。飛び出す弾丸が黄泉さんに向かうが、普通ならば、問題は無いだろう。
「Ms.Yomi!左に避けろ!」
.......あの疾風が咄嗟に叫んだ言葉。それを信じるか信じないかは強さのみ。
968:
エス・ルミナス [×]
2022-04-26 13:44:35
>ホテルの皆様
「………結局…何も分からぬ……
箱は揃った…彼らはひとつとなった……之は汝らが望んだものだったのか…?我は汝らの願いを叶えられたのか…?
棺よ……我はもはや戻れぬ…頭に響くこの声も信じていいのか分からぬのだ…我はどうすれば良いのだ…?
砂金…ターナ……我は…我はどうすれば良いのだ?何を成せば我の存在理由を知れるのだ?
箱は揃った…我はもう用済みなのか…?」
光が収まり天秤が事を成す。
全てが収束した後、ルミナスは白い棺桶を両手で大事そうに持ちながら立ち尽くしていた。
箱は集結し、1つになった。
結果として残ったのは疑問と棺のみだった。
己が悪なのか正義なのかも、結局分からない。
これが正しい事だったのかも分からない。
泣きそうな表情で砂金さんとターナさんに問いかけた。
これから何をすれば良いのか……と。
969:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-04-26 17:27:05
>エースさん ホテルにいる皆様
「もう終わったか」と退屈そうに上がっていき「ここは取り壊しのようだ」とふと立ちつくしている人を見つけ「何やって」と見ただけで察したがどうしようか迷い「みつる、こいつ渡してこい、使うかはあいつらに任せるが」と言ってはこをひとつ出してみつるが「これうちのボスから渡すようにと預かってきました、魔力があれば使える結晶です」と片腕を出し「片方を持ってる人の魔力が吸われそれをもう片方に送るって物で、この腕もボスの魔力で動かせてますが、埋め込めば生き返りますが、魔力がかなりの量必要になります」と床に置きその場を去って行き「ひとつ貸しですから」と言って階段をおりていく
970:
黄泉 [×]
2022-04-26 18:40:21
>近衛田さん、大海原疾風さん
【っ!?何を思いついたかは知らんが良かろうっ!】
背後から叫ばれた疾風の言葉に一瞬驚く黄泉。
だが無理もない。
本来疾風は飄々とした対応とその持ち前の叡智で他者を煙に巻く様な印象を持つ。
誰かの為に声を荒げる事など普段の疾風を知る者からすれば驚愕の一言に尽きる。
だが、黄泉は疾風の言葉を疑う事はしなかった。
その関係には得もしれない何かが確かに存在していたのだから。
疾風の方に振り返る事なく即座に左へ飛び退く黄泉。
(【さて、鬼が出るか蛇が出るか。】)
疾風の意図を知るべく跳躍した黄泉は疾風が何をするのか、と内心で期待しながら不敵な笑みを浮かべる。
尤もその不敵な笑みは疾風には見えていないだろうが……。
971:
ディーリス・グロイツェン [×]
2022-04-27 02:39:00
>ホテルの皆さん
ディーリス:
……?羽音……?
(フロント内での出来事が一段落し、いつの間にか握り締めていた黒い棺をしばらく見つめていたが、すぐにその関心はフロント内に響く異音へと変わる。蟲の群れが羽を羽ばたかせる音―――そちらの方へと振り向けば、黒い蜂の群れがこちらへとまっすぐ向かってくる。さらに、いつの間にかフロント内に置かれていたトランクを蜂は運び出そうとしている。棺を一旦鎧の内側に仕込むと、"ガチャリ"と両の腕鎧先端に備えられた砲口を蜂の群れに向けた。)
972:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-04-30 22:57:29
>ホテルにいる皆様
「このちっちゃいのは何なんだ」と次々とみつるの放つ銃弾に当たり落ちてくる蟲のようなものをつつく
973:
多キャラの龍さん [×]
2022-05-09 09:57:03
>968 >969 >ルミナスさん他ホテル組
ルミナスの発言にターナは素早く、そんなことは無いと叫んだ。
「用済みなんて、そんな事ないわ。.......いい事?あなたは今悪の組織にいる。けれど、あなたの献身のおかげで、無事に箱は完成した。だからこそ、その箱(力)は、あなた達2人に身を委ねたのだと思うわ。何故なら、それは審判と裁きを下す箱。古代魔道兵器と呼ばれる大きな力を唯一選択できる存在だから。
.......あなたの隣の男がいる限り、私は敵として見なければならないわ。けれど、あなたは間違っていない。」
カツカツとヒールを鳴らして、ほんの少しルミナスさんに近づけばターナは手を伸ばした。
「あなたの悩みを私が今解決させることは出来ないけれど、あなたが悩むなら此方へいらっしゃい。私達(正義の組織)は、迷う人を見捨てない。」
そうよね、ディーリス?と妖艶に微笑む。
砂金はルミナスの斜め後ろで、武器を構えつつもターナの言葉を、ルミナスの言葉を聞く。
少し乾いた唇から言葉が出たのは、ターナが手を伸ばした後だった。
「俺はあんたを操作する権利もなければ、あんたがどんな境遇の存在かもしらん。だが、あの女の言う通りあんたもいなければ俺達は全員迷惑してただろうな。
選ぶのはあんただ。あんたがどう在りたいか。目的がないなら作ればいい。
.......ただ、組織は裏切りを許さない。俺は、今のあんたがどんな選択をしようが裏切ったとは思わん。ただ、周りに思われることだけは気をつけろ。
それと、____曖昧な気持ちで決めるな。あんたをしっかり保て。そのままそのままで決めれば、あんたはいずれ自分の過去に食い殺されるぞ。」
「この子にそんな事させないわ。殺人鬼は黙ってなさい?それともそんな事すら躾られてないのかしら?」
「生憎、あんたらみたいにいい子ちゃんの皮かぶるように指示されてないんでな。」
「.......殺人鬼。」
「偽善者。」
視角と視角が火花散る程殺気立つ中2人は素早く銃と鞭を放つ。それは対面し、相対する相手にでは無く、横から迫る「蟲」に。
「ディーリス!あなたはその箱を持って強い魔力反応のある、隣の遊園地へ向かいなさい!私は後から向かうわ!」
ディーリスさんが砲口を迫り、集まる虫に向ける中、ターナは鞭をしならせて活路を開く為の場所を瞬時に探していた。
砂金は既に攻撃を始めつつルミナスさんの前に立つ。
「あんたの迷いは分からんが、礼は言う。まず、ここ迄感謝する。あんたは頼りになった。.......俺は強制は出来ん。ここから先をどう行くかは、好きに決めろ。だが、放任はしない。」
虫を撃ち落としていく中、砂金にしてはハッキリとルミナスさんに声かける。
「あんたが用済みだなんて思った事は無い。」
パァンと弾ける中、桜さんからだという怪しげな物を、みつるさんが渡す。恐らくルミナスさんなのだろうが、受け取る気持ちが今はつかないだろうと、砂金は「後で渡す。」
そう答えて預かっておいた。
そして、さくらさん達やホテル組が殺す虫は撃たれたり、つつかれたり。なにか強い衝撃を受けるとパシャっと黒い液体が飛び散る。そこからは、魔力と水墨の香りが漂っていた。
尚も虫は多く、基本的に攻撃よりは、さくらさん達が置いたアタッシュケースと、砂金が預かった魔力の腕を狙っているようだった。
>970 >黄泉さん
左に飛び退いた黄泉さんが居た場所に大量の銃弾が、黄泉さんの足の健等動きの急所を的確に狙っていた。めり込む弾丸からは僅かに「白衣観音」.......つまりは黄泉さんのような付喪神等に対して強い効果を見せる、「神殺し」と言われる力が込められている。
そしてそれは魔力や魔法といった力ではなく、近衛、この男の意思。宇宙さえも不確定な人の強い感情が生み出す物だと。
____神殺しも恐れない。化け物だ。
「流石のキミもDangerousってわけだね。あー、ボクあーゆー奴は嫌いだよ、やっぱり。キモチワルイッ。」
腕をさすって嫌悪感を丸出しにする中、近衛はすかさず次の銃を放ち、銃を捨てていく。捨てた銃は、地面に当たるなり溶けるように消えていた。
よく見れば液体が染み込み移動するのも見えるかもしれない。
974:
エス・ルミナス(マルム・バヌマ) [×]
2022-05-09 16:35:38
>ターナさん 砂金さん ホテルの方々
「………申し訳ございませぬ…………我は決める事が出来ない…
ターナさんが差し出してくれた手を払いたく無い…
砂金さんの優しさを払い捨てたく無い…
卑怯だと言ってくれても構わない……だけど我はこうする以外考えられないのだ…。
………「我/私」は貴殿らの考えを捨て去りたくない、「正義が差し伸べた手を/悪が拾ってくれて突き放さないでくれた事を」…どうしてそうしたのかを知りたい。
だから「我/私」は「ターナさん/砂金さん」について行きたい………初めての「我/私」という存在の願い…。」
ルミナスはしばらく固まっていた……
己の答えを出せず悩み続けていたのだ。
2人の提案が、対応がルミナスにとっては限りなく嬉しい事だった。
その為どちらかを裏切る選択をしたくなかったのだ…だからルミナスは3つ目の選択肢をとったのだ
──何方にもついて行く、何方の手も取る──
不安定な声とは違い、己の中で1つの答えを出したルミナスは震えながらもしっかりと言葉を発する。
不思議な事にルミナスの言葉は時折重なっていた、「我」と言っている青年の声、「私」と言っている少女の声…それぞれ高さの違う声が重なる度にルミナスの身体が紅い血に包まれる。
全身が液体に包まれると「どぷん」という音と共にその液体の塊が二つに分かれ、やがて人型となる。
そして液体が「ぱしゃり…」と地面に落ちるとそこに居たのは2人の若い容姿をした人物達だった。
片方はホテル内でルミナスの身体が不安定になった時に現れた中の一つ出会った少女の姿、そしてもうひとつは先程までのルミナスよりもかなり若くなったような容姿の少年だった。
【エス・マルム】
「我はマルムを名乗ろう…
我は砂金と共に往く、悪とは何かを知るために。」
【エス・バヌマ】
「私はバヌマを名乗りましょう…
私はターナさんについて行きます、正義とは何かを知り得る為に。」
【マルム・バヌマ】
「「何が正しいのかを知る為に、己の存在理由を証明する為に。
…こんな我々でも「貴殿は/貴方は」は受け入れて「くれるだろうか?/くれますか?」」」
それぞれ容姿も声も違う2人は同じようにそれぞれマルム(悪)とバヌマ(善)を名乗りターナさんと砂金さんに向き直ると口を開いた。
正直に言えばどちらかに着いて行くということは考えられなかった…と言うよりもしたくなかったのだ。
そのような思考があったルミナスは「大狭」によって何度も分裂しかけた思考を利用し「己」を2つに分けたのだ、これが最善の選択だと己で判断した結果であった…。
魔力体であるからこそ…善と悪を知り得ていないからこそふたつある道を何方も歩むことにしたのだ、例え2人から拒絶されようと反対されようと。
975:
黄泉 [×]
2022-05-09 23:56:28
>近衛田さん、大海原疾風さん
疾風の助言に従った事でなんとか弾丸の直撃を回避する黄泉。
そして地面に着弾した弾を見て黄泉は表情を僅かに強張らせていた。
そう、その弾に付与されていた力に心当たりがあったからだ。
魔力ではなく神という存在の黄泉にとって天敵といっても過言ではない、所謂『神殺し』の力。
それが近衛田から放たれた弾には確かに宿っている。
そしてそんな中こちらに向けて銃を放ち続ける近衛田を見た瞬間黄泉が見せたのは……………とても悲痛な顔。
それは例えるなら何かにショックを受けている様な……そんな珍しい表情を黄泉は晒していた。
【近衛田よ。】
黄泉に迫る無数の神殺しの弾丸。
それらを前に黄泉は心に溜めた苦しみを吐き出すかの如く絞り出す様にポツリと一言呟き。
その瞬間
黄泉の身体が僅かにブレた。
少なくとも数多くの戦の経験のある近衛田にはそう認識出来ただろう。
だが脳がそれを認識した時には既に
黄泉の身体は其処には跡形も無く
【汝には失望した。】
近衛田の背後から耳元で呟かれたその声と共に彼の首を背後から掴み絞め技の要領でまるでそのまま握り潰す様な勢いで頸動脈を絞めている。
そう、黄泉は正に神速の如き速度で近衛田の背後を捕っていた。
何が起こったのか、その原因は極黒魔である。
近衛田の名前を呟いたあの瞬間、黄泉の極黒魔が瞬間的に黄泉の身体能力に爆発的なブーストを行っただけ。
だが極黒魔によるその身体能力の底上げは凄まじく、腕に覚えのある兵でも対峙していれば瞬間移動をしたと錯覚する程だった。
そんな中、黄泉はどこか悲しげな………そんな儚い悲痛の表情を浮かべ近衛田の頸動脈を背後から締め上げながら呟いた。
【軍人にとって銃とは戦場での己の相棒とも呼べる存在。それは軍人がその銃を初めて授与される際に心に刻み付けるべき戒めに他ならん。………それを汝は自らの意思で当然の様に使い捨てた。………もし、汝と運命を共にした銃に心が存在するのなら、さぞ泣いているであろうな。】
声こそ荒立てていない。
だが、其処には明確な怒りと悲しみの感情が存在している。
そう、黄泉は静かに、だが確実に……怒りを見せていた。
976:
黄泉 [×]
2022-05-09 23:59:14
(訂正します)
>近衛田さん、大海原疾風さん
疾風の助言に従った事でなんとか弾丸の直撃を回避する黄泉。
そして地面に着弾した弾を見て黄泉は表情を僅かに強張らせていた。
そう、その弾に付与されていた力に心当たりがあったからだ。
魔力ではなく神という存在の黄泉にとって天敵といっても過言ではない、所謂『神殺し』の力。
それが近衛田から放たれた弾には確かに宿っている。
そしてそんな中こちらに向けて銃を放ち続ける近衛田を見た瞬間黄泉が見せたのは……………とても悲痛な顔。
それは例えるなら何かにショックを受けている様な……そんな珍しい表情を黄泉は晒していた。
【近衛田よ。】
黄泉に迫る無数の神殺しの弾丸。
それらを前に黄泉は心に溜めた苦しみを吐き出すかの如く絞り出す様にポツリと一言呟き。
その瞬間
黄泉の身体が僅かにブレた。
少なくとも数多くの戦の経験のある近衛田にはそう認識出来ただろう。
だが脳がそれを認識した時には既に
黄泉の身体は其処には跡形も無く
【汝には失望した。】
近衛田の背後から耳元で呟かれたその声と共に彼の首を片手で背後から掴み絞め技の要領でまるでそのまま握り潰す様な勢いで頸動脈を絞めている。
そう、黄泉は正に神速の如き速度で近衛田の背後を捕っていた。
何が起こったのか、その原因は極黒魔である。
近衛田の名前を呟いたあの瞬間、黄泉の極黒魔が瞬間的に黄泉の身体能力に爆発的なブーストを行っただけ。
だが極黒魔によるその身体能力の底上げは凄まじく、腕に覚えのある兵でも対峙していれば瞬間移動をしたと錯覚する程だった。
そんな中、黄泉はどこか悲しげな………そんな儚い悲痛の表情を浮かべ近衛田の頸動脈を背後から片手で締め上げながら呟いた。
【軍人にとって銃とは戦場での己の相棒とも呼べる存在。それは軍人がその銃を初めて授与される際に心に刻み付けるべき戒めに他ならん。………それを汝は自らの意思で当然の様に使い捨てた。………もし、汝と運命を共にした銃に心が存在するのなら、さぞ泣いているであろうな。】
声こそ荒立てていない。
だが、其処には明確な怒りと悲しみの感情が存在している。
そう、黄泉は静かに、だが確実に……怒りを見せていた。
977:
多キャラの龍さん [×]
2022-05-11 09:52:43
>975 >ホテル組(マルム/バヌマさん)
「いつか、この世界の平和に理解して貰えると嬉しいわ。ありがとう、耳を傾けてくれて……。この境が、無くなるように、一緒にがんばりましょう?」
ターナはルミナスさん、いや、バヌマさんの手を取れば微笑む。
砂金は手を取ることは無かったが、マルムさんの方を一瞥して、墨で出来た虫への攻撃を続けていた。それはマルムさんの時間を守っていたことと余り変わりないだろう。
バレッタにマガジンを差し込む。しかしまだ迫る虫に舌打ちをする。
「キリがない。話が終わったならここから移動するぞ。」
腕に取り付けたワイヤーリールを遊園地より少しズレた方向に向ける。ターナはそれを見て待ちなさい!と1つ、声を荒らげた。
「……この子(マルヌさん、バヌマさん)に変な事をしないで頂戴。いつか、必ず、貴方は裁かれる。」
「死ぬ時はそうだろな。」
過去の確執が、少し和らぎつつもまだ終わらない。砂金は「相手をしてられん。先に行くぞ。」と言えば、1人先にワイヤーを速射、リールが巻いてそのまま勢いよくその場を離れた。
「……私達もこのまま虫を相手し続けていたら魔力が先に切れてしまうわね……。でも何故かしら。私達に攻撃は殆どない。狙うのは……あの女性が置いたアタッシュケース……?」
鞭で虫を薙ぎ払いつつも、ターナはふたりがどうしたいかを、見てみることにした。
>976 >黄泉さん
「Oh。」
階段から覗き込む疾風は笑みを浮かべていた。
「めーずらしく怒ってるぅ。ま、そんな事は分かってたけど??問題は、まだってことかな……。」
目を細めて射止める視線の先には、黄泉さんに喉を抑えられた近衛の姿。
やや浮いた状態となるだろう近衛は、ほぼ本能だろう。頸動脈は掴まれているが、右腕を差込み辛うじて話せる程度の呼吸を得ていた。
少し頭を動かし、黄泉さんに話しかける。
「な"にを……げんめつ、されたかは、わたしにははかりかね"っ、ます……!ですが……!!」
パァンと黄泉さんの片腹が弾け飛ぶのは、黄泉さんが怒り、近衛に接敵した為。
近衛の左腕には、投げ捨てようとも消えていた銃とは違う、軍人の銃が脇に挟まれ、硝煙を登らせる。
「わたしは、あなたのきたいにこたえるっことでもなく!わたしの、わたしがあゆんだしんねんで、すすんでいます!わたしをきずいたかこ、ほうほう、そのすべてあなたに"かちをきめられ、ひていされるぎりはこちらにもありません"っ!!!」
相棒は決して離さず。そのまま首が軋むのも構わず、鼻から血を垂らして体を勢いよく1度揺らし黄泉さんの胴体を蹴りつければ、地面を走るように足は上へ、そして右腕を捻らせ黄泉さんの手の肉を皮が僅かに裂けるくらい掴んで背負い投げの一撃を見せた。
その間に、黄泉さんに一撃を撃ち込んだ銃は近衛の体に血を零しながらめり込んでいく。しかしその血は、地面に落ちれば魚の如く泳ぎ近衛の方へと向かっていた。
978:
エス・マルム/エス・バヌマ [×]
2022-05-11 16:42:33
>ターナさん ディーリスさん 砂金さん
【マルム】
「…では、我は彼と共に往く。棺はバヌマに持たせよう…汝はこれを求めていた、なれど彼はこれを求めなんだ。
ターナ殿、ディーリス殿…我らに選択の余地を与えてくれたこと、有難く思う……。
いつかこの恩は必ず返すと約束しよう、例え後々敵対するとしても……
─そして彼を裁くときには我も必ず共に願う─
……では。」
マルムはバヌマに純白の棺を手渡す。
この行動の意志をバヌマは理解しているためただそれを受け取り、握りしめて頷いただけであった。
しかしターナさんには説明がいるだろうと考えそちらへ向き直ると口を開く…
簡単に言えば砂金さんはルミナスから箱を取ろうとせず揃えることに協力していた、それに対してターナさんは如何なる理由があったとしても箱をルミナスらから受け取ろうとしていた事は事実である…
確かな理由がある訳でもなくただそれだけの理由だった。
バヌマに棺を渡したマルムは改めてターナさんとディーリスさんの2人に頭を下げると血の猛禽類のそれのような翼を背中から生やし(姿勢制御と速度を上げるため)、其れをはためかせながら高速で砂金さんの元へ飛翔していった。
速度的にさほど時間をかけずに追い付くであろう。
残ったマルムが今度は口を開く。
【マルム】
「………ターナさん、これからよろしくお願い致します…。
私は…人で言えばまだまだ幼子……至らぬ点がありますでしょうが私を見捨てなかった貴女のために頑張ろうと思います…。
……この話し方で大丈夫なのでしょうか…
「私」…「我」…「拙」…人には様々な一人称がある様です……ターナさんはどれが良いと思いますか?」
少し不安そうな顔になって入るものの真っ直ぐターナさんを見てから頭を下げて礼をする。
2人に分離したルミナスだがその知識量は公平ではない、砂金さんとの行動…そしてその人物を悪といったターナさんの言動で少しは悪に対しての理解を持っているバヌマに比べて「善」と呼ばれる行動の一切を知らないマルムはほぼ1からのスタートなのだ…
…知識も常識も志も……。
その為現状は自分の一人称にすら不安を覚えているようだ。
(因みに多キャラの龍さんが決めた一人称がマルムの一人称となります、お好きなものを言ってくださって大丈夫ですよ!)
それともう1つ現状黒い虫のようなものに対して警戒心が薄いのはその存在の優先度を少し理解したからであり、まだ話すだけならば問題ないだろうと判断した為である。
この会話が終了した後戦闘を始めるつもりでもある。
979:
東野 桜/西川 みつる [×]
ID:0ee18fced 2022-05-11 19:23:00
>ホテルにいる皆様
「戦いは終わったみたいだな」と壁際から出てきて「周りが元に戻ったみたいだけど、報道が集まり始めたな」と携帯を出して「どうにかしてこちら側から目を外せ」と指示を出したあと「中央としてはこの後面倒なことは任されるが、こちらとしては近衛田という者を貰いたい」と壁際から言う
980:
黄泉 [×]
2022-05-12 00:06:58
>近衛田さん、大海原疾風さん
【近衛田。もういい加減にその痛ましい夢から覚めても良い頃合いではないのか?今の汝が語る信念とやらを貫くというのであれば…………汝はいずれ軍人として最低限の誇りさえも見失うであろう。】
近衛田の銃により片腹が弾け飛び、盛大に血が流れ出す。
にも関わらず黄泉は顔色一つ変えることなく胴体を蹴りつけられ、背負い投投げを受け宙で弧を描く最中も淡々とした口調で近衛田に語り掛けていた。
そして黄泉の身体が背負投げにより地面に叩きつけられる。
誰もがそう思った筈だ。
しかし、黄泉の身体が地面に叩きつけられる事は無かった。
いや、正確に言えば黄泉は常人では考えられないほどの体幹のバランスを駆使して足から綺麗に着地していたのだ。
そして足が地についたその瞬間、黄泉は皮を掴んでいた彼の握られた手に人差し指の先端を滑り込ませる。
すると、背負投げを仕掛けていた近衛田の全身がフワリと注を舞い、次の瞬間には人差し指一本で空中に持ち上げられまま空中で静止していた。
黄泉はことも無げに人差し指一本だけの力で近衛田を空中へと持ち上げている。
【価値を決められ否定される義理は無い………か。最早悪魔に唆され冷静な思考もままならんと見える。言葉をすり替え現実を直視する事すら出来ぬとはな。近衛田よ。汝を否定しているのは他の誰でも無い…………汝自身である事に気づかんか?軍人とは民や国を他国の侵略から守る為に存在する兵士。民や国を愛し、何があっても守り抜かなければならないという使命感を常に持ち国旗に誓うと共に戦場で血を流す。………だが、今の汝はどうだ?悪魔の操り人形となり民を守るどころか民の命を脅かし、滅ぼさんとするその所業は軍人としての姿はまるで逆ではないか。愛国心、愛護心が全く感じられないソレは軍人への冒涜、即ち汝の祖国への国旗への誓いすら自分自身で侮辱し否定したという事だ。】
容赦ない言葉の刃を近衛田に振り翳す黄泉。
『全魔完全支配能力の発動』
と、同時に今の今まで出現しては血に変換される一部始終に魔法の気配を感じ取っていた黄泉は自らの能力を発動させる。
すると今の今まで近衛田に向かっていたその血は黄泉へと集まっていき、足元まで辿り着いたその血は弾き飛ばされた黄泉の片腹を治癒し始めたのだ。
近衛田の力である『輸送軍艦武装解除』を完全にコントロールし、まるで自分の手足の一部のように自由自在に操るその光景は全魔完全支配能力の恐ろしさを物語っていた。
【答えよ。汝の歩んだ信念とは悪魔の所業を肯定し、民の命を脅かし滅ぼす事に相違ないか?】
空中に持ち上げた近衛田を見上げながら問う黄泉。
その眼差しは一切の虚偽は認めない、と言わんばかりの無言の圧力が確かに存在していた。
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