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黄泉 [×]
2022-05-09 23:59:14
(訂正します)
>近衛田さん、大海原疾風さん
疾風の助言に従った事でなんとか弾丸の直撃を回避する黄泉。
そして地面に着弾した弾を見て黄泉は表情を僅かに強張らせていた。
そう、その弾に付与されていた力に心当たりがあったからだ。
魔力ではなく神という存在の黄泉にとって天敵といっても過言ではない、所謂『神殺し』の力。
それが近衛田から放たれた弾には確かに宿っている。
そしてそんな中こちらに向けて銃を放ち続ける近衛田を見た瞬間黄泉が見せたのは……………とても悲痛な顔。
それは例えるなら何かにショックを受けている様な……そんな珍しい表情を黄泉は晒していた。
【近衛田よ。】
黄泉に迫る無数の神殺しの弾丸。
それらを前に黄泉は心に溜めた苦しみを吐き出すかの如く絞り出す様にポツリと一言呟き。
その瞬間
黄泉の身体が僅かにブレた。
少なくとも数多くの戦の経験のある近衛田にはそう認識出来ただろう。
だが脳がそれを認識した時には既に
黄泉の身体は其処には跡形も無く
【汝には失望した。】
近衛田の背後から耳元で呟かれたその声と共に彼の首を片手で背後から掴み絞め技の要領でまるでそのまま握り潰す様な勢いで頸動脈を絞めている。
そう、黄泉は正に神速の如き速度で近衛田の背後を捕っていた。
何が起こったのか、その原因は極黒魔である。
近衛田の名前を呟いたあの瞬間、黄泉の極黒魔が瞬間的に黄泉の身体能力に爆発的なブーストを行っただけ。
だが極黒魔によるその身体能力の底上げは凄まじく、腕に覚えのある兵でも対峙していれば瞬間移動をしたと錯覚する程だった。
そんな中、黄泉はどこか悲しげな………そんな儚い悲痛の表情を浮かべ近衛田の頸動脈を背後から片手で締め上げながら呟いた。
【軍人にとって銃とは戦場での己の相棒とも呼べる存在。それは軍人がその銃を初めて授与される際に心に刻み付けるべき戒めに他ならん。………それを汝は自らの意思で当然の様に使い捨てた。………もし、汝と運命を共にした銃に心が存在するのなら、さぞ泣いているであろうな。】
声こそ荒立てていない。
だが、其処には明確な怒りと悲しみの感情が存在している。
そう、黄泉は静かに、だが確実に……怒りを見せていた。
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