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新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)/1148


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自分のトピックを作る
521: 三矢英司 [×]
2021-05-12 16:19:26

>メフィーさん

英司「……メフィーさんたち、上手く行ってるかな…?」

メフィーさんや他の人たちが各地で応戦している頃、英司はメフィーさんに言われた通り、大人しく静かに、身体を休めて森で隠れていた。もうまともに戦うだけの魔力はなく、抵抗ぐらいならできる程度。ある意味メフィーさんよりは、英司の方が心配だと言われても否定できないくらいだ。

英司「……一応、メフィーさんへの気持ちはわかった……自分が銀騎士でしか接したことがないにしても……自分自身が、メフィーさんを思いの外、気を許しているのは事実だから……これからかなぁ。」

と、英司は空を見上げながら、そう呟いた。それがどういう意味を示す言葉なのかは……彼のなかの思考で完結させているからか、大筋すら定かではない。

不思議と、メフィーさんがやられることはあまり考えてなかった…きっと、メフィーさんなら引き際もわかってるし、強いし……なにより、自分がそう信じきっていたから。英司の心は過度な心配に傾くことなく、確信めいたものを抱いているように、まっすぐな表情で静かに待っていた。

522: 未唯 [×]
2021-05-12 18:27:20

>天神団アジトの皆さん

自分の魔力だけではなく精神力や体力までも全てを使ったので戦闘不能になっていたがクインに回復してもらって立ち上がる。

「おお、ありがとな!いやー、ガチで全力しちゃったぜ。」

クインに感謝したあと天神団の残党たちの話に耳を傾ける。

「なるほど…なるほど…うーん…俺には難しい話だな。さっぱり理解できないぜ。こうなったらその分裂した奴等に全員ゲンコツ入れて帰るとするか。」

考えるのが段々と面倒臭くなってきて適当な考えを口にする。

523: 天神団アジト組/晶&クエ&エフィス/メフィー [×]
2021-05-12 20:39:27

>天神団アジトの皆様
代表者「いや、仲間割れした奴らはお嬢ちゃんたちの力によって倒されたよ。………だから天神団のことは気にせず、体を休めてくれ」

本当はまだ黒幕が残っているが、それは副団長である栄基が片をつけると言っていた。未唯さんたちの出るところではないと考え、穏やかな口調で話した。

>ビルの外
晶「…………お姉さん。私の能力なら、その枝を『見る』ことが出来る。貴女と協力すれば、知枝たちを元に戻せるわ。危険ぐらい覚悟しているわ。それよりも、知枝やヤタガラスを放っておくことは出来ない」

晶は目を閉じたまま、銀河さんに向けて口を開く。今目を開けば、自分はもう「戻ってこれない」だろうことはよく分かっている。それでも、知枝さんたちの危険に対して見て見ぬふりは出来ない。『明晰者』で知枝さんたちの魔力構造を『見る』ために、晶は閉じていた瞳を開けようとしていた。

>英司さん
森に隠れている英司さんの元に、バッサバッサという大型の鳥が羽ばたくような音が聞こえるだろう。みるみるうちにそれは黒い影を落としながら、大きな鳥のようなシルエットを形作る。その正体が翼を生やした少女………いや悪魔だとはっきりと分かるとき、彼女は口を開いた。

「いやー、やることなかったから来ちゃったよ。全くあの若造神父、『アンジュちゃんは僕が何とかするから、悪魔は去ってろ』とか言って聞かないんだから。他の所も、もう方が付き始めているし。…………………………っと、ただいま英司。無事に、帰ってきたよ」

自分の役目を栄基に奪われたことに不満げな声を漏らすが、英司さんの方に顔を向けてしゃがみこむ。その表情は、まさに屈託のない笑顔だった。

524: 光野 知枝(ベルゼブブ)/天乃川 銀河 [×]
2021-05-12 21:13:58

>ビルの外

銀河:
妙案だとは思うが丁重にお断りするよ。"ソレ"、キミの身体に対して何らかのデメリットを与えてるんだろ?ならここは1つ、"私達"を信じてみたまえ。

(銀河はそう言うと、晶さんにあくまでも開眼はさせず、ベルゼブブの胸部に突き刺したギャラクトロンの柄尻を押し込んで、その刀身を更に深々と突き刺した。ベルゼブブ―――知枝から痛みに悶える悲鳴が齎されるものの、虫の悪魔が最後に見たものは、銀河の背後に虚ろな影として表れた"この世ならざる邪神の面影"。
あるモノは貌が無く、あるモノは球体の塊で虹色の輝きを放ち、あるモノは巨木のような節くれだった巨体など……それら全てのおよそ"地球上にあってはならない神性"達がベルゼブブを見据えている。神性の狂気に呑まれた蟲の悪魔は錯乱し、動転した隙を突かれ、銀河のギャラクトロンによって知枝とヤタガラスを強制的に融合させていた星界魔力を引きずり出され、知枝とヤタガラスの融合を解除していた。
知枝は銀河がその小さな身体を抱き留め、ヤタガラスも強制的にスリープモードになっているのか、翼を広げて飛翔する事が出来ず、そのままマドナックに受け止められた。)

はぁ~…全く、大よその想像は付くけど、とんでもなくタチの悪いヤツだね、この子に星界魔力をぶち込んだヤツは。ま、元々人が扱うにはリスクの高い魔力だし、それをどんな形であれ自分の身体に取り込ませたこの子も悪いんだけどさ。

525: 三矢英司 [×]
2021-05-12 21:16:30

>メフィーさん

英司「…うん、お疲れさまです、メフィーさん。……そう、ですか…だったら、自分の出る幕もないかな?というより……流石に自分は、これ以上は無理そうだ。魔力の回復も遅いし…安静にします。」

メフィーさんの方を見て、疲れからか弱ったような笑みを向けて、(良く笑顔が似合う人だなぁ…)と英司なりにメフィーさんを見て思った。

英司「…メフィーさんと話せるなら、なにかはなそうと考えてたんですけど……どうにも、ぼーっとしてて…先にメフィーさんからの話を…去る前に言っていた、話したいことを聞いても、良いでしょうか?」

526: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-12 22:36:31

>ビルの外
晶「変な雷が知枝に落ちて、そこから始まったの。……………水銀と魔力が固まったものが敵となって………本体は多分、ビルの中にいたと思う。そんなことより、知枝は!?ヤタガラスは!?………ねえ、ねえ!」

全てが終わり目を開いた晶は、銀河さんに抱き留められた知枝さんとマドナックさんに受け止められたヤタガラスさんに対して叫ぶように声を掛ける。銀河さんの言う通り「明晰者」の過剰使用における副作用から体は少しふらついていたが、それもお構いなしの様子である。

527: メフィストフェレス [×]
2021-05-12 22:50:45

>三矢英司さん
「……………………っ!」

英司さんの問いに、途端に顔を紅くして口ごもるメフィストフェレス。ここを去る前に自分は何を言おうとしたか、途端に理解してしまったのだ。それを口にしたら最後、今までの関係でいられるとは限らない。しかし黙っていることも出来ないと悟り、いつもの彼女とは違う重い口調で語りだした。

「…………私は騎士ちゃん、いや英司のことが好きだったわ。貴方は私の理想通り、『絶望を与えられようが立ち向かってくれる』人間だったから。…………………………でも、そうなると今の私はおかしいのよ。いくら人間が好きでも、死ぬことは当然なのだから。いつかは必ず死ぬ人間に対して、その死にざまに拍手を贈るのが本来の私よ。……………………だから、他の人間に対しての『好き』と、英司に対する『好き』は違うんだって気づいた」

そこまで言うと、メフィストフェレスは英司さんと目を合わせる。その様子にいつもの余裕はなく、顔を真っ赤にしながら今にも泣きだしそうな表情を浮かべていた。

「私は英司が…………『かけがえのない存在』として好きなの。悪魔が持つべき感情じゃないのは分かってる。…………………………でも私は、英司を失いたくない。私の側で、英司には幸せになってほしい」

悪魔が人に恋するなど、禁忌にも等しい行為だろう。許されないのは分かっていても、それでも想いは止められない。縋るように英司さんの手を握りながら、震える声で言葉を紡いだ。

528: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-12 22:56:14

>ビルの外

『解:メインマスター・光野 知枝のバイタルの安定を確認……ヤタガラスの全機能確認…オールグリーン。ただし、両名ともに長期の安静を要する。』

銀河:
まあまあ落ち着きなさい。とりあえず順番に答えていこっか。この際"関係無い"で済む話じゃないからね。

(抱き留めていた知枝をマドナックに渡し、銀河はギャラクトロンとブラックホールを亜空間へとしまい、衣装は戦闘服のまま、晶さんの質問に順番に答えていく事にした。)

まず、キミ達が見たっていう"変な雷"…多分黒い雷の事だろ?アレと、妙な統率意思を持ってた水銀…アレ操ってるの、元々はキミ達と同じ人間"だった"男なんだ。
名前は"ゲルマン・マルティネス"。一昔前にその手の界隈では名の知れた"天文学者"でね。研究者として生きてる人間なら、名前くらいは聞いたことあるんじゃないかな。

529: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-12 23:27:38

>ビルの外
晶「ええ。元々は水銀や鋼を研究する傍ら、天文学にも手を出していたけれど………魔力、それこそ『星界』と呼べるものを結びつける実験をして事故を起こしたのよね。その事故によって研究所は壊滅、同席した研究者は全員死亡とあったけど…………正直、胸糞悪いものだった印象があるわ」

銀河さんから若干目を逸らし、吐き捨てるような口調で言葉を紡ぐ。文献でちらりと名を聞いたことがある程度だったが、「安易な人体実験を行った」という情報も噂で得て言いようのない嫌悪感に襲われたことを思い出していたのだ。今回の知枝さんや奧歌さんたちの一件も有り、ゲルマンさんへの晶の評価は地よりも下に落ちていたのだった。

530: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-13 00:01:41

>ビルの外

銀河:
そうそう。本当ならその時点でも"事故死"として世間では扱われて、ゲルマンはこの世にいないはずの人間になってるんだ。…けど実際は違った。アイツは星界魔力を手に入れただけじゃなく、星界と、全知に等しい量の知識を手に入れた。この子に打ち込んだ星界魔力も、その知識を利用して作りだした魔法の一種なんだろう。

(マドナックの上で眠っている知枝の頭を撫でながら、銀河はゲルマンの素性を明かす。本来、研究所で起こった事故の時点でその場にいた研究員は全員死亡とみなされ、その中にはゲルマンの名前も記載されていた。だが実際には、ゲルマンは星界魔力と星界に満ちていた"全知にも等しい知識"を手に入れ、第二の人生を歩んでいた。そしてそれは、最悪の形で知枝達と接敵したという事だった。)

531: 三矢英司 [×]
2021-05-13 03:02:22

>メフィーさん

英司「………。」

英司は、メフィーさんからの告白を聞いて、暫し静かに口を閉ざし……そんなことを、突拍子もなく呟いた。表情は…驚いているような、なにか考えているような。

心境を語れば、英司の思想的には、「予想はしていた」という感じだ。だが……驚いているのは、「告白されて心臓が高鳴った」からだ。異性からの告白にドキッとするのは、英司も自分がそうなるとは思っていなかったから。

英司「……えっと…「話しの目的」は、決めてたんですよ。」

唐突に出たのが、そんな言葉だった。なんの?と聞かれても仕方のないような、脈絡もない話出しだ。

英司「あっ、今の自分の発言は、さっき言ってた「メフィーさんとなにか話ができるなら~」のくだりのことです!えっと、最後になんて言おうかは決めていて……それ以外、決まってなかったんです。……主に、「どこの食事に誘おうか」とか、「どんな本の話をしようか」とか……人にそういう提案をしようとするのは、人生初めてなので。」

なんの話か、まだいまいち見えないような気がするが……英司が言おうとしている話だと、「メフィーさんをなにかに誘う」つもりだったらしい。

英司「……メフィーさんを守ろうとするまでは、そこの目的の部分は「仲良くなるため」だったんですよ?自分はメフィーさんの人柄が好きで…メフィーさんとなら、個人的に仲良くなりたい、とか思いまして……でも、守ろうと身体が動いて……意地になって守ろうとしてるなかで、自覚したんですよね。「仲良くなるため」だけでは……自分の気持ちは収まらない、と。」

なるほど、英司の話の目的は、「メフィーさんと仲良くなる!」というつもりで考えようとしてたらしい……メフィーさんを庇うまでは、の話だが。だとすると、自然と考えは「仲良くなるじゃ収まらないって?」という所に至るだろう。……収まらない。つまりは、「仲良くなるじゃ足りない」。望むのはそれ以上で……つまり英司が言わんとすることは?

英司「……三矢英司は、こんな風に…素直に気持ちを伝えることも恥ずかしかったり、人との接し方に不器用な、出来てない人間です。……それでも、理想とか我欲はあります。それはどれもが……メフィーさんのすぐ側でしか果たせない欲なんですよ。……全部挙げてもいいんですけど、自分はそれが恥ずかしい。だから……一番強い欲を、伝えます。

メフィーさん。自分は……メフィーさんと、愛しいという気持ちを分かち合う関係になりたい。側に、いてくれますか?」

そう告げながら、優しくメフィーさんの手を握り、片膝をついて目線を合わせる。視線は、まっすぐメフィーさんを見つめている。頼りなさそうな青年の目は……優しさと決意がにじみ出ていた。

532: 未唯 [×]
2021-05-13 12:59:34

>天神団アジトの皆さん

「なんだ、ならもうここに用は無いな。」

もう敵は居ない事を聞くと、軽く身体を伸ばした後辺りを見渡す。

「強い奴とも戦えたし俺は大満足だぜ!お前らも加勢してくれてありがとなー。じゃ、帰るぜ。」

その場にいた仁たちに感謝の言葉をかけ、そのまま歩いて帰り始める。まだ全快では無いので跳んで帰る事が出来ないからだ。


533: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-13 16:59:14

>ビルの外
晶「……………………最低ね」

銀河さんから事実を聞いた晶は、吐き捨てるように一言だけ呟く。しかしその口調の険しさから、並大抵の感情でそれを言ったわけではないことが分かるだろう。それを現わすかのように瞳は薄っすらと赤と緑の二色に変色し始め、あたかも「星界」の知識に手を伸ばさんとしている様子である。研一が自身に行ったこととも重なる、人権を無視した行為への尋常でないほどの怒り。それが半ば無意識的に、晶への変化を促していた。

534: メフィストフェレス [×]
2021-05-13 17:05:28

>三矢英司さん
「……………………はい!」

決意を固めて放たれた英司さんの言葉に、返したのは肯定のたった一言。震える声はそのままで、瞳からは涙がこぼれ始めた。握られた手を振りほどき、英司さんの背中に回して抱きしめる。英司さんからその言葉が聞きたかったのだと、ようやく自覚する。
「斑鳩ひさ」として生まれ、メフィストフェレスとして生まれ変わってようやく得ることの出来た感情。永い間感じてきた孤独を溶かす「愛おしい」という感情を失いたくなく、英司さんを抱きしめたまま子供のように泣きじゃくっていた。

535: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-13 17:52:07

>ビルの外

銀河:
おっと、それ以上はやめておいた方が良い。うかつに"あっち(星界)"に首を突っ込むもんじゃないよ。どんな理由であれ、それをやったらゲルマンと同じ道を行く事になる。……それは、この子がキミに望む事かい?

(晶さんの様子に勘付いた銀河は、それ以星界に踏み込ませるわけにはいかなかった。星界からの使者としてもそうだが、それをやっては"ゲルマンと同じ事になる"と警告する。…そしてそれは、知枝が晶さんに望む事なのかとも。
……晶さんと銀河がそう会話していると、マドナックの上で眠っていた知枝が目を覚まし、もぞもぞとその重い身体を起こした。)

知枝:
ぅ……あ……?

536: 三矢英司 [×]
2021-05-13 18:14:30

>メフィーさん

メフィーさんが告白を受けて、互いに結ばれた。人に抱きつかれるのは……いつぶりだろうか。明確に言えば、からかうような感じでメフィーさんに抱きつかれたことはあったが…今回のは、愛しさから来るものだとわかる。

英司(……あぁ、そうか…自分は、やっぱり心のどこかで……誰かとの関わりを……ふれ合えることを、望んでいたんだ。)

親から拒絶されて、一人で生きようとして…気がつけば、今に至っていた。抱きついているメフィーさんの背中に、英司の手を回して、離さないように抱き寄せる。この温もりを忘れないように……心が満たされるこの感情を、噛み締めるように。

英司「貴女と出会えて、よかったです。……自分のことは、これから知ってもらいたい。そして、自分もメフィーさんのことが知りたい。……一緒に、生きましょう。」

537: メフィストフェレス/晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-13 20:13:20

>三矢英司さん
「うん、ありがとう…………ありがとう!選んでくれて、嬉しい!……………………絶対に、英司のこと離さないから」

英司さんに抱き寄せられたメフィーは、泣きながら喜びを口に出す。さらに抱きしめる手を強くして口にした最後の一言は、ひどくきっぱりとしている。そこにはいつもの悪魔らしい余裕は全くなく、年相応の少女のような純粋さがあった。メフィー自身も無自覚だが、この時の彼女は生前になかった「少女としても思い出」を噛みしめていたのだ。

>ビルの外
晶「……………………勿論、分かっているわ。でももしあいつみたいな奴が私の大事な人を脅かすようなことがあれば、絶対に躊躇わない。例え、二度と会えなくなる結果になろうとも」

銀河さんの言葉に納得した晶は、ふっと目を閉じる。しかし自分の大事な人の幸せを守るために道を踏み外す必要があるのなら、それも躊躇わない。今の晶には、そのような危うさがあった。しかし知枝さんが目を覚ますと、晶は再び目を開け心配そうに声を掛ける。

晶「知枝!……………………知枝、大丈夫なの!?」


538: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-13 22:00:47

>ビルの外

知枝:
あき、ら、くん……?

(重たい身体を起こそうとして、知枝は両の前腕に違和感を覚えた瞬間、まともに身体を起こせず、マドナックの上で体勢を何度も崩す。…その動きは"腕に力を入れる方法が分からない"と言った様子だ。そうなっているのは…知枝の"触覚神経"が滅茶苦茶になっている。恐らく先ほど知枝の胸部から突き出てきた"鉤爪"の魔法が原因だろう。さらに、それは知枝の身体の根深い部分に刻まれており、如何なる手段を用いても解除する事が出来ない代物だった。)

―――――――――――……。

(自分の身体の異変に気付いた知枝は、自分の両手を見つめて絶句している。まともな感覚を失っている事へのショックか、未だ他所で戦っている祖母にどう顔向けしたらいいのか分からないと言ったような、それらの感情が複雑に入り交ざったような表情を浮かべていた。)

銀河:
あー……なるほどね。キミの腕、神経からして"グッチャグチャ"になってる。ゲルマンが打ち込んだ魔力のせいか。

(絶句している知枝の肩に、銀河が手を乗せ、その身体の状況を口にした。ゲルマンが打ち込んだ星界魔力は神経をもかき乱しているようで、変に再分解しようとすれば、知枝の神経にこれ以上の悪影響を及ぼしかねない事でもあった。)

539: 斎藤晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-13 22:45:26

>ビルの外
晶「知枝、知枝!……………………っ」

知枝さんの様子にただただ言葉を失い、半狂乱になって言葉すら失う。「明晰者」の能力を使えども、見えるのは「自分には治せない」という結果だった。憎い、憎い。科学を違う方向に使う奴が憎い。いや、何もできず科学を自分勝手に使う自分が憎い。心の底に膨れ上がる憎悪をひた隠しにしながら、クエとエフィスに声を掛ける。

晶「お姉さんたち(クエと銀河さん)、エフィス。知枝をお願い。………………私は、他の人の治療に行く」

誰も救えない自分が果てしなく憎い。ならば、全てを助ければいい。自分の穢れた科学の血を捨てるためにも、自分の科学で人を助けなければならない。持っていた杖を医療道具に変形させ、晶はその場を離れようと立ち上がった。

540: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-13 23:23:43

>ビルの外

銀河:
あっちもあっちで、心の傷は大きいみたいだねぇ……巫女さん(クエさん)、それにエフィス少年、ちょっとこっちの子のメンタルケアを頼むよ。私は私で、ちょっち彼女の方を看ておく。

(銀河はそう言うと、この場を離れようとする晶さんのメンタルケアを請け負うつもりのようで、知枝の方をクエさん達に任せる事にした。一方の知枝は、前腕から指先までの感覚が鈍っているにも関わらず、自分の状態だけは分かってしまうためか、両手を震えさせながらその掌を見つめていた。)

知枝:
ぼく、は……ぼくの、身体……どうなって、るんだ……。

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