TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)/1148


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
541: 斎藤晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-13 23:44:39

>ビルの外
エフィス「りょーかい。…………あと銀河、気を付けろよ。ああなった晶は、本当に面倒臭い」
クエ「…………知枝。あんたの腕は、今動いていない。ただ、『いつまでもそのまま』じゃあない。その腕は知らんが、少なくとも心は」

銀河さんに忠告したエフィスは、クエと共に知枝さんの元に近づく。何を話していいか分からず知枝さんの側にただ寄り添うエフィスとは正反対に、クエは嘆く響きも見せず口を開く。慰めることも希望を与えることもしないその言葉は、知枝さんのメンタルケアにはいささかキツイものがあった。

晶「…………何か用?私は治療に行かなきゃいけない。別の方に知り合いがいるし、そうでなくても色々な所で戦いが起きていたわ。どんな人であれ、怪我をしていたら助けないと『いけない』」

立ち去ろうとしていた晶は足を止め、淡々とした口調で銀河さんに伝える。その様子は毅然としたものがあったが、同時に何か脆さを感じるものもあった。




542: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-14 01:16:26

>ビルの外

銀河:
ふむ。それは少し"思い上がり"が過ぎると個人的には思うよ。人一人が抱えられるモノなんてたかが知れてる。その心にどれだけの傷を負ったかは知る由も無いけど、1人で何でも抱え込もうとするのは感心しないなぁ。

(足を止めた晶さんに対し、銀河は歩み寄りながら眉一つ動かさず、晶さんにそう告げる。晶さんを止める素振りを見せるわけでもないが、1人で抱え込もうとする姿勢は、幾人もの人間を見てきた銀河にとって、とてもよろしくはないという事だけは、ハッキリと理解している事だった。
一方知枝の方は、クエさんの言葉に耳を傾ける傍ら、納得しようにも出来ない、やり切れないと言った表情で、喉から声を絞り出した。)

知枝:
……ぼく自身の事、だから…何となく、分かってるんだよ……腕は…動くには動く…けど、"感覚が無いんだ"。手を握ってみても、"握った感触"が無い。"触る感触"が…一切感じないんだ……。
…こんなの……すぐになんて…受け入れられるワケが……無い……。

(傍から見れば、難なくと握りを繰り返しているようにも見えている知枝の両手だが、当の知枝は"触感が無い"事を明かす。動かす分には問題が無いにしても、腕の感覚が無いのは、魔具を造る開発者としては致命的な問題でもある。かける言葉が見つからないのか、言葉を発さずともマドナックも知枝の両腕を目線で追っている事から、それがどれだけ知枝にとって重い事態である事なのか察せられるだろう。)

543: 斎藤晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 01:55:19

>ビルの外
晶「……………………今、何て?ごめんなさい、もう少しゆっくり喋ってもらえないかしら」
エフィス「…………………………って言ってんだよ。晶、ついに狂ったのか?」

銀河さんの言葉を聞くと、訝し気に眉を顰める晶。エフィスはその様子を見て、晶に近づくとその手に字を書いていき、銀河さんの言葉を伝える。それでようやく内容を理解したのか、地面に字を彫って自分の意志を伝えた。

『知枝さんを助けることは、今の私には出来ない。ならば他の人を助けるまで』

銀河さんの言葉に対する態度は真剣で、喋る声もボリュームが調節できていない。技術と引き換えに聴力を失いつつある状態で、晶は再び歩き出そうとする。

クエ「そうか。…………………………なら、受け入れるまで待つしかねえな。どう足掻いても、今の状態じゃ手は治らねえ。それか治る手段を探すか?どっちにせよ、氷華には話さねえとな。解決法を知っていようがいまいが、保護者には話す義務があるだろ」

ふう、と息をついてクエは知枝さんに声を掛ける。手の感覚を諦めるか、治せる可能性を探すか。どちらにせよ、知枝さんには事実を受け入れてもらう必要がある。冷たく厳しい言葉を吐きながら、受け入れられるまで待つと言うように知枝さんの隣にずっといた。


544: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-14 02:36:55

>ビルの外

銀河:
ふぅん……?
『まぁ止めはしないケドね。1つ忠告がてら言っておくとすれば、自分の身体の管理が出来ない人間が、誰かを助ける事なんて出来ないってコト。キミはそんな事は無いと思うけど、肝には銘じておきたまえよ?』

(明らかに能力の代償を負っている晶さんを見て、銀河は声に魔力を乗せて喋り、晶さんに少しばかり皮肉を交えた忠告を言う。知枝の状態を治せないのは銀河も同様。晶さんを止める事はしなくなったが、晶さんの様子もとても危うい事は理解していたため、どうせ聞かないと分かった上で、無理はしないように伝えておく。)


知枝:
……わかってる。とりあえず…今はお婆ちゃんが戻ってくるのを待つよ……。

(この状態を受け入れるにはまだ時間がかかりそうだが、ひとまず氷華が戻ってくるのを待つ旨をクエさんに伝える知枝。だが、俯いたままクエさんに伝えるその頬には、改めて自身の無力さを思い知らされた悔しさからなのか、その頬筋には熱を帯びた透明の液体が流れていた。)

545: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 09:16:11

>ビルの外
晶「…………。」
エフィス「…………すまねえ銀河」

自分には縁のない存在だった「魔力」を手に入れることになった瞬間から、身体の調子など狂い始めている。とはいえ無茶に命を縮めることはしないという風に頷いた後、晶はビルから去っていった。その後エフィスは謝罪の言葉を述べるが、そこには銀河さんへの申し訳無さのみがあり晶を心配する様子は全くなかった。

クエ「ああ。…………良ければ氷華を迎えに行こうか?これでも、魔力探知はできる方だ。っていうか、あの状態なら公園から離れてなさそうだが」

とりあえずは氷華さんを呼ぶことが第一と考えたクエは、公園まで向かおうと立ち上がる。奇しくもその目線は、晶が歩いていった先を見ていた。

546: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-14 10:02:19

>ビルの外

銀河:
いやいや気にしないでくれたまえ。私もも少し器用な魔法でも使えりゃ、こんなギクシャクするこた無かったんだけどな~。

(詫びるエフィスさんに対し、謝罪することはないと言う一方、自身の使える魔法について不満を溢す銀河。この場で言う器用な魔法とは、回復魔法の類だろう……とはいえ、知枝の状態はそれで治せるようなものではないので、無い物ねだりに等しい発言だった。)

知枝:
……うん。

(目から零れる液体を拭い、その目を赤くさせながらも、知枝はクエさんの言葉に従い、マドナックの上に乗っかる。他の魔具とは出自から異なるマドナックにも思うところがあるらしく、言葉を発さないまま立ち上がり、クエさんの後を追従する様子を見せた。)

547: 斎藤晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 11:02:56

>ビルの外
エフィス「単純な回復魔法で何とかなるんなら俺たちだって対処してるよ。……………………それよりさあんた、やっぱり『人間』じゃあなかったのか」

去って行く晶を見ながら、ため息をつく。エフィスや晶が使えるのは正確には「回復魔法」ではないが、最低限の傷の修復ぐらいなら出来るはずだった。しかし晶が出した結論は、「出来ない」というもの。呆れたように一つ伸びをすると、話題を切り替えるように以前から思っていたことを口に出した。

クエ「よし、強い子だ。…………………………行くぞ」
晶「…………………………っ!」

マドナックさんの上に乗った知枝さんの頭をわしゃわしゃと撫でたクエは、氷華さんがいるであろう公園へと足を進める。しかし地面を蹴り、ガードレールを軽々と飛び越える………所謂「パルクール」をするように移動していく様は、通常の人間が思う「走る」とはかけ離れている。そして知枝さんたちより一足先に公園へと向かい始めていた晶は、その様子を半ば引いたような目で見ていた。

548: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-14 11:47:30

>ビルの外

銀河:
やっぱりとは心外だなぁ少年。"一から造った生身の肉体"にしちゃ割と自信作なんだゼ?

(エフィスさんの問いにおちゃらけた態度で答える銀河だが、その様子はあくまでも自身の正体についてははぐらかそうとするようにも見えるものだった。)

『------移動開始』
知枝:
……えっ、ちょ……マ、マドナック!?

(クエさんがパルクール式でガードレールを飛び越えるのに対し、知枝を乗せたマドナックは主を守れなかったことへの自身に対する苛立ちからか、ガードレールを飛び越えるでもなく、薙ぎ倒しながら移動したのだ。)

549: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 13:09:32

>ビルの外
エフィス「んー、俺『たち』は『作られた』存在だからな。そういう勘は、人間より働くんだよ。……………とはいっても、それ以上は知らねえけど。第一普通の人間が、あんな害のある魔力使うか?」

晶たちを追いかけることはせずに、べたんと地べたに座りこみ答える。そもそも人間に擬態するなら「星界魔力」を使っている時点でおかしいと、若干呆れたように答えた。

>公園移動中
クエ「おー………、随分と派手にやるな。まあ何か言われたら、亡者どものせいにしとけば何とかなるか」
晶『知枝、マドナック?』

ガードレールをなぎ倒すマドナックさんに対して倫理観皆無の発現をするクエが足場にしたガードレールもまた蹴った脚力により歪んでいたが、亡者たちの暴動の名残が残っている街ではそこまで目立つものではない。しかしその様子は耳の聞こえない晶にもはっきりと見えたようで、彼女は足を止めると近くの地面に文字を刻み言葉を紡いだ。

550: 天乃川 銀河/光野 知枝 [×]
2021-05-14 14:40:37

>ビルの外

銀河:
何気に酷い事言ってくれるじゃないの。ま、あながち間違いでもないけどさ。
人間というか、有機生命そのものに有害なんだよ。あの子達はどういうわけかそれを乗り越えたみたいだけども、基本的には"地球に存在するだけでアウト"。
……そうだなぁ。身近なもので言えば……エフィス少年。"クトゥルフ神話"って知ってるかい?ラヴクラフトって著者が書いた創作神話。

(星界魔力とそれに纏わるモノに対して率直な感想を受けた銀河は、しれっと聞き流す。ただし、いい加減隠し通すのもやめにするつもりなのか、銀河は星界魔力の正体に近しいものとして……創作神話の名前を出した。)

『石動 氷華の反応を確認。公園の敷地内からは移動していない模様。』

(バンバンとマドナックの頭を叩く知枝の反応は無視する一方で、マドナックは公園から氷華は移動していない事を調べ上げて報告する。……だがその様子は、氷華なら知枝の腕を何とか出来るのではないかと、魔具であるが故の淡い期待が込められているようだった。)

551: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 14:59:16

>ビルの外
エフィス「…………クトゥルフ神話?ニャルの気まぐれでどうこうとか、SAN値ピンチとか言うやつ?」

うーんと首を捻りながら、過去に晶が見ていたアニメの内容を思い出して答える。それは日本にサブカルとして入ってきたものであり、実際銀河さんがイメージしているものとどれほど近いかは不明だった。

クエ「ありがとよ、機械。ほら小娘、乗れ」
晶「…………っ!?」

マドナックさんにお礼を言ったクエは、もの言えぬ晶を背負うとさらに走る速度を上げていく。まともな人間の「移動」では考えられない軌跡で公園まで辿り着くと、いるであろう氷華さんに声を掛けた。

クエ「おーい氷華。いるか?」
晶「……………………。」

元気そうなクエとは反対に、晶は目を虚ろにして黙ったまま。暴走運転とも言えるクエの移動に、半ばグロッキー寸前だった。

552: 天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華 [×]
2021-05-14 15:59:05

>ビルの外

銀河:
ん~。間違いじゃないけど、それの原典かな。ニャル……まあ私の視点から言えば"無貌ちゃん"か。こっちだと空想の怪物的に語られてる邪神連中がいるでしょ?
"実際にいる"よ。ラヴクラフトが書いた怪物ども。

(その言葉を放った瞬間、銀河の背後に不気味な陽炎が現れる。それは、ベルゼブブを狂い葬った"邪神"達の影である。どれもシルエットが不定形を繰り返し、ノイズが入っているせいでまともに視認出来るものではないが……いずれも"認識してはいけない怪物"なのは確かである。)

知枝:
……何処もボロボロだ。
『痕跡からして、亡者の数が公園側に殺到していた模様。探知を継続---』

(荒れ果てた公園で、マドナックが探知範囲を広げて氷華を捜索しようとした、その時だった。
廃墟と化した大型遊具の奥から、壁をぶち壊しながら亡者が投げ捨てられたのだ。
投げ捨てられた亡者はまだ息があるようだが、廃墟の中にいると思われる存在に恐怖を怯えているようだった。やがて、壊された廃墟の壁からその人物---否、"悪鬼"が現れる。
長期戦を強いられていたのか、身体のあちこちには切り傷や亡者が使っていたと思われる武器が突き刺さっている。更には左目も切り傷を負っていて、瞼の筋が切られたのか、開かずにいた。
見るからにボロボロの容姿だが、それが逆に亡者すらも怯えさせる威圧感を放つその悪鬼は、まごうことなき"石動 氷華"だった。)

知枝:
お婆、ちゃん……?

553: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 17:08:59

>ビルの外
エフィス「嘘だろ!?って言いたいとこなんだけどさ、俺だって多かれ少なかれイレギュラーな存在だしな。そもそも死んだ奴が生き返ったり大鎌が喋ることがあり得るんだ、邪神がいるって言われても信じるよ。…………………だからさ、それしまってくんない?なんかうまく言えないけどよ、生理的に無理」

自身も「魔物の魂の集合体」という変わった存在のため、邪神がいることをあっさりと信じる。その後眉を顰めると、気持ち悪そうに邪神たちの陽炎から目を逸らした。ノイズが入っているため発狂はしていないが、その冒涜的とも呼べる気味悪さは容易に感じられる。サブカル風な言い方をすれば、エフィスの状態は「SAN値チェックが発生しかけている」といったものであった。

>公園
天神団の残党「おう、あんたらはさっきの……!戦いも終わったんだしあの人を治療してえんだが、近づいたら殺されそうな気配があって…………手術道具ならある、あの人を止めてくれ」
クエ「あー、分かった。……………………おーい、氷華。正気はあるか?ないならぶん殴って正気を戻す」

知枝さんが声を発した直後、天神団の残党の一人が声を掛ける。数メートル先にはテントが張られておりそこで怪我人の治療が始まっていたが、悪鬼と化した氷華さん相手には怯えから誰も近づけていないようである。天神団員の頼みを聞いたクエは、かなり物騒な言葉も織り交ぜながら氷華さんの元に近づいた。

晶「……………………『それ、貸して』」

一方の晶はテントの方に向かうと、天神団員に治療道具を借りようとメモを見せる。彼女の異様な雰囲気に気圧されたのか、天神団員はすぐに晶に治療道具を渡していた。



554: 天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華 [×]
2021-05-14 18:31:34

>ビルの外

銀河:
だと、サ。いやごめんね~わざわざ呼んだのに、まあ基本的にキミら見た目からして地球の生き物と相性最悪だしむしろ分かり切ってた事ジャン?……だったら身体の1つ寄こせって?さっすが"蕃神"。つか目玉一杯あんだからそれ使って出てくりゃいいじゃん。

(エフィスさんからしまって欲しいと言われ、銀河は陽炎に対して向き直り、それぞれのシルエットに対して引っ込むよう呼び掛ける。だがその中で、球体が幾つも重なったようなシルエットをした邪神―――銀河が言うところの"蕃神"は、どうも銀河に対して待遇の改善を要求しているようだった。ただ、それに対し銀河は肩を竦めて呆れ顔で受け流しているところから、旧知の腐れ縁だというのが窺える。)

>公園

氷華:
――――――――"怪、異"。

(クエさんの姿と言葉にようやく気付いたのか、氷華は片目しか開いていない瞳でそちらを見配るが、直後に氷華が出てきた壁から亡者とは別の"怪物"達が2匹ほど壁を突き破って現れる。
一匹は蜥蜴のような風貌をした怪物、片やもう一匹は、剣山のような身体を持つ"針鼠"を模した怪物だ。
だがそれら2匹の"怪異"が現れた瞬間、それまで足取りもおぼつかなかった氷華はスイッチが切り替わったように、目の前で怯えていた亡者の足を掴んで、2匹の怪異を巻き込むようにして真後ろへ投げつけた。投げつけられた亡者とそれに巻き込まれた怪異2匹は再び廃墟の中へとぶち込まれる結果となったが"怪異……!怪異…!怪異!怪異ィィィィイイ!!!"と半ば狂乱じみた状態になっていた氷華は、そのまま"悪魔"の姿へと変化し、再び廃墟の中へと突っ込んでいった。……その際、いつも氷華の左手に結び付けてあった刀は本来の場所には無く、何が起こっているのか分からない様子を浮かべている知枝の視線の先の地面に突き立ててあった。9

知枝:
…クエさん!お婆ちゃん、刀を置いてってる…!"コレ"が無いと、お婆ちゃん怪異を狩る事しか考えなくなるんだ!

555: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 19:29:59

>ビルの外
エフィス「……………………ばんしん?」

異形の生物に対して友人のように気軽に話す銀河さんに対して、首を傾げそれだけ呟く。「蕃神」――――外から来た神の意味も分かっていなければ、邪神がどんなものかもよく分かっていない。エフィスの目に映るものすべてが、彼自身の知識の範疇を越していた。

>公園
クエ「了解。……………………邪魔だっつってんだろ!」

知枝さんの言葉を聞いて刺してあった刀を地面から引き抜くと、しぶとく生き残っていた蛙のような風貌をした亡者を殴り飛ばし、感情のまま蹴りで追撃を掛ける。崩れたジャングルジムに亡者が叩きつけられ潰れた悲鳴を上げたのを見届けると、巫女服の袖を破り右手にぐるぐると巻きつける。その手で氷華さんの刀の刃の部分を持つと、刀の柄が氷華さんの方に向けて思い切り投げつけた。

クエ「緊急事態だ氷華!……………………受け取れっ!」

556: 真空仁 [×]
2021-05-14 19:33:54

>ビルの中

快飛「ほら、関都さんも笑っている。紹介としては成功のようだね。」

紅音「何が成功だ!奥歌ちゃんはいいとして俺の説明はまともじゃねぇだろ!」

快飛は関都さんが笑っているところを見て紹介としては成功と意地悪そうに喜ぶと、紅音が何が成功だと言って説目がまともじゃないと快飛にキレる。

>天神団アジトの皆様

仁「……人間か……なら次会ったら技の練習台にするまでだな。」

エリス「それで残党のお主はこれからどうするつもりなんじゃ?またこの天神団の再建でもするのか?」

霊能者もどきが人間だと知ると少し惜しそうな表情をするがすぐに次会ったら技の練習台にするまでと言う。
そしてエリスが興味があったのか好奇心が湧いたのか残党にこれからどうするのかについて聞く。

557: 天神団アジト組/関都 [×]
2021-05-14 20:49:11

>天神団アジトの皆様
残党「ああ、達者でな嬢ちゃん。いつか、この借りは返すよ」

去って行く未唯さんを見送ってから、エリスさんたちの方に向き直る。仁さんの残念そうな様子に苦笑いを漏らしながら、エリスさんの問いに対して口を開いた。

残党「そのことなんだがな。……………栄基様にまた着いて行こうと思う。さっきも言ったが、天神団は新しい正義組織として生まれ変わるんだ。名前は確か……『スピカ』と言ったかな。正義も悪も関係なく、困っている人を第一に助ける組織にしたい、そう仰っていたよ。
………………どうだろうか二人とも。俺たちと一緒に、スピカに入らないか?今の所属は関係ない。苦しんでいる人を真っ先に助けたいという意志のある奴なら、誰でも歓迎するとのことだ」

天神団の今後をざっくりと語った後、仁さんとエリスさんを新組織「スピカ」に勧誘する。立場がどうであれ自分の正義を全うするという二人の姿は、スピカに相応しいと考えてのことだった。

>ビルの中
関都「あはは、二人とも仲がいいんですね。………………それにしても、豊福さんの説明は的を射ていると思いますよー」

快飛さんと紅音さんのやりとりを笑いながら聞いていた関都は、紅音さんの反論に対して快飛さんの肩を持つように話す。そしてキレている紅音さんをまあまあというように軽く宥めようとするが、本気でないことは明らかだった。

558: 天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-14 21:59:52

>ビルの外

銀河:
ほら少年も困ってんだから早く帰れって。…挨拶だけでも?ノンノンノンノン絶対ダメ。いや、ダメだって言ってるでしょ。…いや来んなって!!帰れってば!!

(銀河と邪神達の会話が慌ただしいモノとなる。…達、というよりは、先ほど銀河が煽るように口にした"蕃神"と呼ばれている邪神がどうにも駄々をこねているようだが……どうやら、銀河の背後の陽炎は邪神達にとっても"ゲート"のような役割を得ていたらしい。他の邪神達のシルエットが"蕃神"を抑え込もうと躍起になり始めるが"蕃神"は無理矢理ゲートから出てこようと、陽炎から"虹色の目玉"が出て来始め、事態の悪化に気付いた銀河も目玉を陽炎の奥へと押し込もうとする。)

>公園

氷華:
――――!!―――――――ッ!!!

(廃墟の中では、既に戦闘……というよりは一方的とも言える"虐殺"が始まっていた。どうやら廃墟自体が怪異の巣窟となっていたようで、先ほどの2匹以外にも4匹ほど別の怪異達が巣食っていた。だが、その中に突撃した氷華によって半ば蹂躙状態にあっており、先ほど投げ込まれた蜥蜴と針鼠だが、蜥蜴は右腕を?がれてそのまま顎下から脳天にかけて突き刺されているのと、針鼠は頭を潰された上に背骨を引き抜かれるなど、別の意味で凄惨な光景が広がっている。その氷華も、残り4匹のうちの1匹の腕を捕まえ、顔面崩壊は当たり前のレベルで殴打を繰り返すなど、戦い方が武人のそれではなく"狂人"のそれだった。
クエさんが投げつけた刀も、怪異をぶん殴りながら受け取ったものの…氷華の狂気的な戦い方は変わらない。怪異達に執拗な追撃を繰り返し、残りの怪異達もやがて恐怖心に駆られたからか、廃墟から逃げ出そうとして足を氷漬けにされ、撫で斬りにされようとした瞬間だった。
廃墟の外…空から隕石が如く炎が降って来て、その炎は氷華に纏わりつき、それはやがて"炎の悪魔"として顕現し、魔人形態の炎邪が氷華を羽交い絞めして抑えていた。)

炎邪:
〈っそこまでだ先生!もうそいつらに敵意はねえ!第一そいつら、亡者共とも何の関係もねえだろうが!…ああクソ!姐さん!ちと先生抑え込むの手伝ってくれ!こうなると先生の方が静まるまでこうして抑え込むしかねえんだ!〉

559: 晶&クエ&エフィス [×]
2021-05-14 22:34:37

>ビルの外
エフィス「…………………………………………。」

他の邪神や銀河さん、蕃神の様子をエフィスはただただ黙って見ていた。いやその瞳に視力が失われていることから、「見ている」という表現は不適切か。直視したら永遠の発狂が訪れてもおかしくない光景を前に、エフィスの生存本能が彼のあらゆる感覚器官の活動を停止させていた。

>公園
クエ「よし来た!……………………氷華、炎邪。手荒になるが、覚悟しとけ!」

刀を手にしても変わらない氷華さんと、氷華さんを羽交い絞めにする炎邪さんの所に一気に距離を縮める。クエの髪色は通常の変身時とは違う銀色に変色しており、体に伝う魔力も通常のものとは違う、例えるなら「神力」を混ぜ込んだものに変わっており、その強さは平常とは比べ物にならないほどであった。炎邪さんの羽交い絞めがどれほど持つか保証できないと悟ったクエは、右手を振り抜くと氷華さんの首筋に手刀を繰り出す。その威力や速さは並みの人間なら首の骨が折れるほどだが、氷華さんなら当たっても気絶で済むぐらいのものだろう。

560: 天乃川 銀河/光野 知枝/石動 氷華/蒲生 炎邪 [×]
2021-05-14 23:51:35

>ビルの外

銀河:
も良いから帰れって!無貌ちゃん!この分からず屋、後で強く言っといて…ねっと!!

(駄々をこねる蕃神に苛立ったのか、銀河は蕃神をゲートの向こうから抑え込んでる"無貌"と呼ばれたシルエットに呼びかけると、ゲートから出てきかけていた虹色の目玉を蹴って押し返し、ゲートを無理矢理閉じた。流石に邪神を押し返すともなると、相当な力を要したらしく、"ぜぇ…ぜぇ…"と大きく肩で息をしていた。)

>公園

氷華:
――――――グッ――――!!!

(炎邪に羽交い絞めされ、クエさんの強烈な手刀が入るも、気絶に至るほどではなかったらしい。それでも、先ほどまで執拗に怪異達に追撃を加えようとした時と比べて、ようやく少しばかり冷静にはなっている。だが怪異の姿が目に入れば、また再び暴れ出そうとする辺り、愛刀である大嶽丸の加護がまだ完全に行き届いてはいないのだろう。炎邪が必死に羽交い絞めで抑える中、廃墟の中にマドナックに身体を支えてもらいながら、心配している形相を浮かべた知枝が入って来た。)

知枝:
お婆ちゃん…お婆ちゃん!

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle