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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
21:
狩人 [×]
2024-12-23 15:55:43
っ、どうした目眩か。──…白雪?聞こえるか、返事を…!( 積もり続けた感情に向き合う苦痛を恐れず気丈に向き合うと選択した彼女に頬緩め / 頃合いかと席を立とうとした瞬間、花が散るように倒れ込む彼女の身体を受け止め / 呼吸を確認し歪んで銀一色になった瞳で皿を見据える。この地方で取れる強力な毒物は特有の匂いを発するが医師程の知識は無い上に、まじないの類なら最早手に負えず / 養父達が帰宅する夕方まで待つ事は出来ない、然し昏睡した相手を抱えてあの山道を行くのは余りに無謀と唇を噛んで膨らむ不安を落ち着かせ / 彼女を抱え室内のソファに寝かせると、藁にも縋る想いで王家のブローチを彼女の手に握らせ〝許せよ。…すぐに戻る〟と瞳に大きな影を落とし / 同じくソファに移った小さな友人の頭を撫で、愛馬の元へ駆けると先程まで耳に入ってこなかった一定のリズムを刻む蹄の音をようやく認識すると息を呑んで顔を上げ / その正体がまさか隣国の王子が乗った馬車で、この状況に差し伸べられた光になるとは知らず狩人は音が響く方角へ愛馬と共に向かい )
(/白雪ちゃんの昏睡及びそろそろ③(王子または医師からの診察など内容問わず)に場面転換かと思い勝手ながら進めさせて頂きましたが、何か書き残しや白雪ちゃんの状況が背後様の想定と大きく異なる場合は再提出いたしますのでご連絡いただけますと幸いです…!)
22:
王 [×]
2024-12-24 21:22:32
( ──あの後。とある魔法使いの呪いにより麗しき姫君の意識は闇に呑まれるも、偶然馬車より駆け付けた王子の傍らに添う子リスの口が唐突に開き〝運命に結ばれし者の口づけにより、姫の身を蝕む邪なる呪いは解かれるだろう〟などと小さな体躯には不釣合いな口調で告げられた助言に従うと、姫君を縛る戒めの楔は絶たれ、無事にその愛らしい眼を開きましたとさ。めでたしめでたし──の、後の話。豪華絢爛にして荘厳な室内に、扉より長く伸びるのはまるで鮮血のように何処までも深く赤く、重厚な質感を纏う大きなカーペット。その上を今し方呼び寄せた相手が進み出でたなら、玉座へ腰を据えるままに一分の隙もない強固な防具が如き化粧の施された面をそちらへ向けて。既にお転婆娘の帰還自体は知らされているが、折り悪く急を要する政務が積み上がりまともな顔合わせは叶っておらず。次の任を相手へ告げるついでに、一先ずは今回の件の顛末を聴取しようという次第。とはいえ先の家出中も魔法の鏡により娘の現状は常に把握しており、小動物への干渉も自らの手に寄るものではあるものの、実際にその場にいた者としての実務的な報告や彼個人の所感も耳に入れて損は無いだろう。既に人払いを済ませた静謐な玉座の間にて豪奢な肘掛けに片肘を付くと、緩くウェーブを描く金色の髪が肩口を彩るように零れ落ち。特に意識をせずとも、自然に獲物を射るように鋭く吊り上がる双眸が今は確かな労いを宿し、眼前に佇む相手を静かに正中へ捉えて )
──さて。まずはご苦労だったわ、ラウール。貴方も思う所は多々あるでしょうけれど、差し当たり今回の一件についての仔細を聞かせて頂戴。
(/毎度の事ながら、話の流れを汲み取っていただいた完璧なご返信をありがとうございます…!ご配慮に甘え、このまま場面転換をさせていただきましたが、王のpfについては以下に記載させていただいておりますので、何かご要望や訂正事項があれば何なりと仰っていただけますと幸いです。王への報告に関しましてはかくかくしかじかで簡便に済ませていただいても結構ですし、ご随意に後の展開について脚色していただいても大丈夫です。また、ロルの文量についても此方ついつい冗長に綴りがちですので、随時お好きな長さでご返信をいただければと。それでは、特にご相談や問題等なければこちらはお蹴り下さい。以降もよろしくお願いいたします!)
◇王
グリムヒルド / 男性 / 年齢不詳 / 185cm
近寄り難い灰青色の鋭い吊り目 / ハッキリとした目鼻立ち / 手入れの行き届いた長いプラチナブロンドの髪 / 均整の取れたしなやかで引き締まった肢体 / 絶世の美貌と相まって如何にも悪役然とした容姿 / 黒のネイル / 身を飾る華美なアクセサリー類 / 金の王冠
容姿はもちろん、物腰から話し言葉に至るまで美を追求した結果のおネエ口調 / 高潔 / 自分に厳しく他人にも厳しい / 政務では日々容赦のない辣腕を振るう / 偽悪的な振る舞いをしがちだが身内や国民への情は深い / 完璧主義者 / 妙な所で抜けている節も / 狩人には全幅の信頼を置いており、密かに我が子のような親愛すら抱いているが、無論態度には出さない / ファザコンを拗らせている娘の将来は目下懸念事項 / 自らが魔法を嗜む事は極秘事項であり、腹心の部下である狩人や白雪姫などの近しい者にしか明かさない / 魔法の鏡は王家に伝わる家宝として幼少から身近にあったもの
23:
狩人 [×]
2024-12-27 00:07:06
( ──黒曜石色の扉が重厚な音を響かせて玉座への道を開いた。白百合にも似た荘厳な空気を歩くその背中には獣達のチャコールグレー──ではなく、表面は黒色に内側を灰青色に染め上げたマントをはためかせて眼前に跪く。生まれ持っての冷淡な表情のまま王が食器を割る頃に小人達に迎えられたことや瑣末事の一言に宿った寂しさ等々を細かに報告する。しかし姫から零れ出した〝あの〟言の葉達だけは隠し倒すと、余りに入り乱れた今回の家出騒動を前に覆っていた瞼を持ち上げ。雲間から顔を覗かせるように現れた琥珀色を見せる事で騎士ではなく拾われた青年としてニヒルだが愛嬌のある表情を浮かべ、決して逆らえない事を理解した上で不器用な王の本音を聞き出そうと試み )
……紆余曲折ありましたが、〇〇王子や宮廷魔法師の皆様から快く送り出して頂きました。私からの報告は以上です。──で・す・が、王よ。差し出がましい事とは百も承知でお尋ねします。最愛の姫君とはいつ顔を合わせるおつもりですか。このままでは食器もペンも再びダメにしますよ。
24:
狩人 [×]
2024-12-27 00:50:51
( ──黒曜石色の扉が重厚な音を響かせて玉座への道を開いた。白百合にも似た荘厳な空気を歩くその背中には獣達を連想させるチャコールグレー──ではなく、表面は黒色に内側を灰青色に染め上げたマントをはためかせて眼前に跪く。生まれ持った冷淡な表情のまま、命じられた通りに王が食器を割る頃に小人達に迎えられたことや瑣末事の一言に宿った寂しさ等々を細かに報告する。しかし姫から零れ出した〝あの〟言の葉達だけは隠し通すと、余りに入り乱れた今回の家出騒動を前に覆っていた瞼を持ち上げ。唯一の主君から注がれる労いに眦を緩めて答えると雲間から顔を覗かせる月のように琥珀色が顕になり騎士の仮面を外しただ拾われた青年としてのニヒルだが愛嬌のある笑みを口元に描くと、王には決して逆らえない事をよくよく理解した上で不器用な王の本音を聞き出そうと試み )
……紆余曲折ありましたが、〇〇王子や宮廷魔法師の皆様から快く送り出して頂きました。私からの報告は以上です。──で・す・が、王よ。差し出がましい事とは百も承知でお尋ねします。最愛の姫君とはいつ顔を合わせるおつもりですか。このままでは食器もペンも再びダメにしてしまうのでは。
(/一部修正させて頂きました。レス消費失礼いたしました…!(※蹴り推奨です))
25:
王 [×]
2024-12-28 23:12:34
──ふん。変わり映えのない減らず口だこと。お前の小憎らしいその面の方を先にダメにしてやろうか。
( 滔々と過不足なく語られる報告へ真摯に耳を傾け、事務的に情報の補完に努める中、予想の範疇である筈の家出娘の口振りにはピクリと整えられた眉を僅かに動かし。それ以外は淡々と聞き終えると、主従の関係性を少々跨ぐ相手の発言に対しても同様に、他の臣下であれば皆一様に震え上がるだろう冷え冷えとした零下の眼差しで貫いて。しかし、自らの不甲斐なさを承知しているが故に本気で気分を害した訳ではなく、あくまでもいつもの偽悪的なポージングに過ぎず。むしろ相手が騎士から青年の顔を覗かせたそれに応え、こちらも王の仮面に手を掛けた旨は〝貴方〟からより気安い〝お前〟へ変じた事から明らかだろうか。やがて溜め息を吐き思案するように一度目を伏せると、改めて顕になった双眸には理知的な色を湛える一方、整然とした筈の口調にはただの一人の父としての複雑さを僅かに滲ませ )
お前も知る所でしょうけれど、今そんな暇は無いの。政務よりも私事を優先するなんて、為政者失格以外の何者でもないわ。……それに、あの子ももう年頃よ。いつまでも父などに固執してどうすると? 丁度、折り良く〝運命の相手〟とも巡り会えたことだし、ね。
26:
狩人 [×]
2024-12-30 21:54:53
ご勘弁ください。自分で言っちゃあなんですがこんな顔でも獣達には人気ですから、残しておいた方が何かと都合が良いかと。
( 拾われた当初はいつ潰れた林檎にされるか肝を冷やした会話も、今では意に介さないで人差し指の腹をこめかみに当て、憎らしさを強調する仕草が出来るようにまでなった。獣が面の良し悪しを吟味するなどあり得ないが、非礼を詫び任務を拝命するセリフ代わりとしてアピールしたのも束の間、何とも八方塞がりな現実が溜め息と共に吐き出される。しれっと素知らぬ顔を浮かべつつ双方を案じる気持ちは引き結ばれた口元と僅かに寄った眉に表れ。その運命とやらが都合良く解決してくれれば良いのだがそう上手く行かないのが世の常。王子が心を埋めた所で、鏡に対する気持ちは──「……鏡?」絡まった糸の結び目が解けるように落とされた単語にふと我に返る。確かに不満は溜まっていたらしいが、聡明な彼女が姿を眩ます動悸が寂しいの一点だけでは少々弱い。加えて軽口とはいえ〝世界一〟と称えたあの瞬間、彼女はまるで──美しく生まれた事自体が罪であるかのような表情で影を落とした。彼女が何を憂いたかは分からない。美を探求する父と同じく、否それ以上に美しいことの何がいけないのだろうか。けれど、もしも美しいが故に父の存在を脅かすなどと捉えたのなら、このままで良いのだろうか。弁えろと叱責されても構わない。先ほど視線誘導に使った右手を胸元のブローチへと移動させて弱い力で握ると何処か苦しげな、責め立てるとも傲慢に教えを説くとも違う訴えかけるような眼差しで再度問い掛けて )
そういえば白雪の、……姫の家出はグリムヒルド様との時間が減ったからだと思っていましたが、本当にそれだけでしょうか?俺には、もっと別の理由があるように思います。
27:
王 [×]
2025-01-02 11:11:05
──…本当に、お前という小僧は。拾い甲斐があったと誇るべきか……それとも、なかったと謗るべきかしら。
( 鋭い舌鋒を飄々と躱し、返答にユニークな響きすらも含ませる小気味よいやり取りは、互いの間のみに通じる挨拶代わりのいつもの応酬。あくまでも此方は相手のような愛嬌とは無縁の風体を保ちながらも、ふ、と冷気を湛える赤い唇を弓なりに歪めたものでただ応えとし。その後の唐突な、しかしながら核心だけは的確に突いた単語にはその唇を平にするも、さした心内は漏らさず氷像さながらの揺るぎない双眸をひた、と目前の青年へ据え静観を。どうも直截的な情報は省かれていたような様子でありながら、忽ち正答へ辿り着いたらしい明晰な脳回路に賛辞を贈るべきか、それとも主にとって都合の悪いに違いない事実を内に留めず、表へ晒してしまう人情深さを疎むべきか、評は別れる所だろうと皮肉げにゆらりと頬杖を着いていた首を上げて。とはいえ当然ながら内心は前者でしかなく、淑やかに腕を組むとその首は躊躇いなく縦へと振られ。末に片方の口角を微かに持ち上げた悪辣めいた微笑は、文脈からして実娘のみを指したと見せかけ、その実主語を省いた自嘲混じりのもので )
ご明察ね、私も同じ推論よ。……少し前に、例の鏡が告げたの。〝この国でもっとも美しいのは白雪姫です〟とね。その直後にあの子は居なくなった…。全く、心底無用の気遣いだわ。──いいえ、臆病かしら?
28:
狩人 [×]
2025-01-03 13:06:28
( 一つの可能性に過ぎなかった推論は己の問い掛けによって限りなく事実に近い物へと姿を変え。決意しながらいざ目の当たりにした表情越しに、主君の顔に泥を塗った事実を自覚し「…出過ぎた、真似を」そっと息を呑み、瞳の奥を揺らすことしか出来ず。しかし自ら暴いた責任感か、それとも此処で逃げれば主君の信頼に背くという臆病故か決して瞳は逸らないまま一つ、また一つと雫を落とすように語られる経緯に耳を傾け。──姫が山奥に隠した真相は概ね明らかになり、常に正解を導く鏡ならばこれ以上の手出しは無用と判断するだろう。だが、己は狩人から成り上がった愚かな騎士。このまま鏡のように手を引けば父君を敬愛する姫に〝叩き割られて〟しまうと、真紅の絨毯に付けていた膝を離し立ち上がる。再び主君に対して、己が堪えられなかった痛みを投影する真似はしない。平素と変わらぬ琥珀と銀の眼差しは直に貴方を捉え、感情でぶれることなく淡々と言い切り己の臆病を晒すと、弱さを堪えるように口元を横に引き不出来な笑みを湛え。最後には拾われて人の温情を知った狼が生涯をかけて忠義を尽くすように、寄り添うように言葉を紡ぎ )
───グリムヒルド様。偽悪は、時にお体に障ります。今回の件は鏡を含め〝悪役〟などいない、そうでしょう。それに、臆病の何が悪いのですか。……俺だって、あなた方の関係の断絶を恐れ、こうして今も恐れを抱く臆病者です。
29:
王 [×]
2025-01-05 07:55:17
……お前にそうも不細工な笑みを向けられるだなんて、つくづく私も落ちぶれたものね。
( 拾った当初はまるで抜き身の刃のようだった男が、こうも自らの腹を晒し他者へ寄り添うなどとつくづく甘くなったものだ、と心に迫る眼差しと真っ直ぐに視線を絡め、くつりと喉の奥で低く笑い。娘とのコミュニケーション不足と親心故の呪いが運悪く掛け合わさり、昏倒事件などという事態を招いた自らの失策は十分悪役と評すべきものだろうに。亡き妻との約束でもあり、自らの信念でもある〝絶対的な美〟が揺らぐ事への恐れが家出の一件への対処を鈍らせただけでなく、今も娘との対話に些かの躊躇を生んでいる。自身の中での一等たる美が妻から揺るがぬように──美しさに他人の尺度を用いるものでは無いと、とうに承知している筈だったのに。腹心の部下であり実の息子のような相手にここまで言わせておいて、いつまでも不都合な事実に目を背け続けるなどとそれこそ内心の美まで危ぶまれるというもの。けれど身に染み付いた悪役仕草は中々抜けず、尊大な態度を崩さぬまま凍て付くような平素の声音で片手をすげ無く払い退室を命じ。最後の付言には紅を引いた口許へ何処か悪戯げな笑みを刷いて、以前〝自分も変わる必要がある〟と彼に漏らしたそれは虚言ではないと片目を瞑るだろうか )
ただでさえ忙しいって時に、これ以上お前の御託を聞く暇はないわ。次の任務の命令書と用意はどうせ外の侍従に渡してあるから、お前は疾く下がりなさい。何せ──…さっさと政務を片付けて、どこぞの不良娘に直接折檻をしてやらないといけないもの。
(/そろそろ場面転換の頃合かと思い、お声掛けを失礼いたします。マントの色へさり気なく王の瞳の色が取り入れられている事への感激から始まり、切々と胸に迫るような説得描写や巧みなロル、変わらないラウール様のお優しい人柄と愛情深さに改めて惚れ惚れいたしました……何て素敵なお兄ちゃん兼息子兼忠臣様…。この後は予定通り白雪姫と狩人様の軽い後日談的な対話を入れるか、あるいは白雪姫のお話はこれにて一旦〆とし、人魚姫の四角関係や千夜一夜物語などの他の物語に移るか、如何いたしましょうか?)
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