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+──名も無きサーカス団──+(再掲/日常/人数制限有/途中参加大歓迎)/70


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62: メレン [×]
2024-10-16 21:12:26



>主様

( / 参加許可いただきありがとうございます!常に水槽の中にいるため移動範囲が限られており、絡みにくいこともあるかと思いますがお手柔らかによろしくお願いいたします…!


>All


ハロー、坊や。私はメレン。人魚なんて珍しいだろう、気が済むまで御覧に入れよう


( どうやら今日はサーカスの開演日らしい。仲間達が準備に励む声を小耳に挟みつつ、水中でうつらうつら居眠りをしていると、不意に視線を感じて。徐に瞳を開くと、まん丸く幼い目玉がこちらを覗いていることに気が付き。大方、ショーを見に来た人間の子だろう。水槽に張り付き、寸分も目を逸らさない食い入るような視線。随分と好奇心旺盛な坊やだ。気に入ったと一笑すれば、ずいっと彼の前まで姿を現し、英国紳士よろしく、ボウ・アンド・スクレープを。すると、アクリルガラス越しの瞳は大きく見開かれ、次の瞬間にはその姿を消してしまった。水槽の上からざぶりと顔を出し、目を凝らして遠くへ走り去っていった背中を見つめると「あらら、行ってしまったか」と落胆したように眉を下げて )



63: レイラ・ガルシア [×]
2024-10-18 21:25:43



>メレン

今日も大人気ですね、メレン先生。

( まだ背の小さな幼い男の子が脇を横切り、母親と思しき女性の元へとその子供が駆けていく。その様子を視界の端で見送りながら、水槽の傍らに立つと水槽の主に声を掛けて。必ずと言っていい程人の目を引く存在である彼は、あの小さな男の子を含め、相変わらず場内の衆目を大きく集めていた。かくいう自分とて、彼と実際に出会う前までは所謂人魚とは伝承や物語上でしか存在を知り得なかったもので、自ずと人々の純粋な興味を引くのには頷ける。余談ではあるが、一般の人間の年齢を優に越えているらしい生き字引たる彼の事を、敬意を込めて先生と呼んでいるのは自分の性格柄当然の流れだった。時折、楽しげに跳ねるような子供の声が上がる場内を見渡すように視線を遠く巡らせながら、口を開き。 )

今日は可愛らしいお客様が多いですね、自然と仕事に身が入るというものです。






64: メレン [×]
2024-10-18 22:48:42



>レイラ


ああ、それは喜ばしい。しかし、困り事がある。私は幼子たちの笑顔が見たいのだが、この姿ではどうも怖がらせてしまうらしい。

( 水槽の中に戻ろうとしたところ、凛とした声に呼び止められて。己を「先生」と呼称する彼女は、サーカス団の経理担当。特に何かを教授した覚えはないが、そう呼びたいのならそれでよかろうと好きにさせている。仕事熱心な彼女は、観客の様子を見守りながら志気を上げているようで。一方、己の心には靄がかかっており、人目から逃げるように水中へ潜ると、尾鰭を揺蕩わせながらぐるりと一回転。こうして悠々と泳いでいるだけであれば、見物人は寄ってくる。しかし言葉を発した途端、先ほどの坊やのように怯えた視線を向けられる。観客を笑顔にすることを目的としたサーカス団であるはずが、己の存在が幼子の恐怖心を煽ってしまっては台無しだ。そこで、団員達の信頼も厚く、面倒見が良い彼女ならば何か解決策を提案してくれるかと、悩みを吐き出して。再び水中から顔を出すと、彼女に向けて首を傾げ )


はて、君ならどうする?レイラ。幼子をいかようにして安心させようか。



( / 絡んでいただきありがとうございます!ぜひよろしくお願いいたします。




66: レイラ・ガルシア [×]
2024-10-20 19:19:14



>メレン

安心させる方法、ですか。それでしたら……魔法をお見せするのは如何でしょうか。

( このように、と前置きすると目の前で無手の掌を翻し、上向けた掌を開いた。その途端、瞬く間に溢れんばかりの花がポンポンと咲き乱れるように掌上に出現し。実演して見せたこれは唯一会得しているマジックであり、そして過去にある人が披露してくれた思い出のマジックでもあった。当時は初めて見る魔法のような光景に、その時ばかりは幼心に魔法というものを少し信じてしまったもので。それから見様見真似で練習を重ねて習得し、今では見物客の中に泣き出してしまった子供がいれば、また笑顔を取り戻せるようにとこのマジックをこっそりと披露する事もあった。他の団員達と違って生憎と人を喜ばせるには不向きな性格だが、それでもサーカスでの思い出は笑顔であってもらいたい。その思いは目の前の彼とも共通しており。悩みの種を解消するまでには至らないかもしれないが、少しでも彼の憂いが晴れたらいいと内心思いながら言葉を重ねて。 )

花が現る魔法です、如何でしたか。小さなお子様にもきっと喜んでいただけるかと。


( / 此方こそありがとうございます! どうぞよろしくお願いいたします。 )






67: フォルク・マイヤー [×]
2024-10-20 19:42:26



>59 レイラ


ん?勿論いいぜ?
俺もちょうど見ていきたいと思ってたんだ。出店でいいもんあったら皆に土産でも買っていってやろうかな。
( 珍しく遠慮がちな相手の様子にすこしばかり笑うと、こんなときは素直に言えばいいのにな、と思いつつもそれは口に出さず。自分もこういう店を見るのは嫌いじゃないし、サーカス団のみんなにいい土産もあるかもしれないとすぐに頷き。店の売り物は様々、お菓子のような甘い匂い、反対側からは串焼きの酒が進みそうな香り、そしてアクセサリーが売っている店など。どこも人で賑わっている。ふと、通りかかったアクセサリーの露店が目に入ると彼女の目の色にぴったりの綺麗な碧の髪飾りが目に留まり、それを手に取って。露店の品なのでそんなに高価なものでもないが、なんとなくそれが気に入ったのか相手に見せて「どうだ?レイラに似合いそうだ。」とにかっと笑って。)


>62 メレン


ははっ、小さなお客さんは行ってしまったみたいだな。

( サーカスの準備中、水槽の近くに子どもがいるのを見つけ、メレンのことを物珍しそうに見る様子をみて小さく笑い、近づいて話しかけようとしたが、そのタイミングで向こうに走って行ってしまった子供におやおやと言った様子で目を丸くして。水槽から顔を出す相手を見て、苦笑を浮かべては「びっくりしたんだろうな、でもすげえ興味津々に見てたよな。」と声をかけて。アクリルガラスの水槽に体を軽く寄りかからせると、きっとまたあの子供なら彼に会いに来てくれるだろう。走り去りながらも恐怖している感じではなかったし、大方自分の知らない未知の生き物を目の当たりにして衝撃を受けた感じだった。かくいう自分たちも彼の姿を初めて見た時はそうだったなと思い。)


(/遅ればせながら絡ませていただきました!よろしくお願いします!よければ募集のメレンを助けた人物に立候補させていただきたいのですが!!)



68: メレン [×]
2024-10-20 22:17:23



>レイラ


……ほう、これはこれは。美しい魔法だ。
フフッ、まさかレイラが魔法使いだったとは、驚いた。

( 彼女の掌に咲いた花を覗き込み感嘆を零すと、それが手品だと理解しているのか否か、どっちつかずな調子で微笑み。これならば幼子の笑顔を引き出せそうだ。彼女の時間が許すならば、さっそく術を教えてほしいと考え、ふと、己も何か見せてやろうかという気分になると「魔法と呼べるかは知らぬが、実は私もちょいと特技を持っていてだな」得意げにひとつ咳払いを。両手を広げ、ラララ~と耳心地の良いテノールを響かせると、歌声に呼応するように水槽の中の水が黄金に光り輝いて。歌い終えると光の粒がきらりと瞬いては消えていく。夕陽に照らされたさざなみのような色は、元の透明へと戻っていった。人魚の中には、水を操る能力を持つ者も少なくない。自由自在に波を生み出せる者もいるが、己にそこまでの力はなく、この水を輝かせる能力も人魚の世界では普遍的なもの。はたして人間の興味を惹けるかと、期待しながら彼女を見つめて )

どうだろうか、この力も幼子を喜ばせる役に立つと思うか?



>フォルク


如何にも。私も人間を初めて見た時は、それは驚いたものだ。しかし好奇心が抑えられず、こうして人間達と共にいる。

( 幼子が去った後、入れ替わるようにやってきた団長の言葉に頷いて。未知の生物を前に、皆が皆そう簡単に受け入れられるわけではない。幼子なら尚更。それは理解していて、己も大差ないものだと口にして。あの少年も衝撃に臆すことなくまた顔を出してくれたら嬉しいと思い、その姿を想像していれば、己を追いかけ回す子供達の声と共に"あの日"の記憶が蘇り。あの時、己に手を差し伸べサーカス団という居場所を与えたのは何を隠そう団長の彼であったと思い出し。水槽から身を乗り出し、なんとか自力で外に出ると、一瞬で乾いた尾鰭を動かして積まれた板材の上に座って。彼の方を向くと、過去のことを思い出すように遠い目をしながら話題を出して )

フォルクは、私が人魚だろうが構わず助けただろう。ゆえに、何を見ても物怖じしなさそうだと思うのだが…恐ろしいと感じるものは何かないのか?


( / 絡んでいただきありがとうございます!こちらとしても困った人を放っておけない団長さんがピッタリだと思いますので、是非よろしくお願いいたします!




69: レイラ・ガルシア [×]
2024-10-21 19:25:53



>フォルク

ええ、そうしましょうか。しかし、戻る頃には手土産で荷物が大変な事になりそうですね。勿論分かっているかと思いますが、買い過ぎは禁物ですよ。

( 彼らしい気っ風の良い返事を聞き、すんなりと頷いてくれる相手に内心感謝を抱きつつ、相手の言葉に頷いて同調し。後半のお小言は、相手に釘を差しているようで、実のところ自分への戒めという意味合いが大半を占めていた。何しろ此処には、団員達の好みそうな物が幾つも取り揃っているので。自費に加えて帰りの手荷物が今から危ぶまれるが、一方で彼等彼女等の喜ぶ顔を見られるならば、そのくらい取るに足らない問題だろうと思考が流れてしまう辺り、つまるところ殆ど結果は目に見えているも同然だった。そうして二人で露店を巡っている折、雑多な商品の中から何かを見つける相手の素振りにつられて、自分の意識もまたそちらへ移り。相手の言葉に数度瞬きを繰り返すと、その手に収まる髪留めに視線を落として。綺麗な風合いをした髪留めは、確かに美しかった。が、それだけに自分が身に着ける物としては不相応感が拭えず、やや気後れしてしまう気持ちがひっそりと頭を擡げて、やんわりと小さくかぶりを振り。 )

確かに、綺麗な色ですね……素敵な品です。ですが、裏方の私には少々勿体ないかと。花形の子達の方が映えそうです。


メレン

…………これは、驚きました。海の世界がこうも美しいとは、先生には全く学ばせられる事ばかりですね。

( 耳朶を打つ歌声に意識が吸い寄せられ、微かに目を見開き。目の前に燦然と広がる深海に差し込む光のような光景は、まさに幻想的という他ない。光溢れる世界の中を揺蕩う鱗の煌めき一つにすら、現実から切り取られた場所に立っているような錯覚を思わせられる。しかし時間が過ぎ行くのは正に一瞬で、歌声が終わると同時に水槽の中の光が夢幻のように霧散すると、幻想の世界から現実へと瞬く間に立ち返り。しかし今でも尚、包むような歌声の余響がまだ耳の奥に残っていた。表情にこそその心境は上手く現れていないものの、この心の震撼を何と表現しようかと言葉に迷いながら漸く口を開き。事実は小説より奇なりとはよく言うが、本の中の知識だけでは知り得ない世界を度々与えてくれる彼に一層敬意の気持ちを深め。そして期待の眼差しに応えるように、微かに柔らかい色を湛えた瞳を交わらせ大きく首肯し。 )

ええ、きっと。その子にとって素敵な、それこそ一生の思い出になる事でしょう。






70: メレン [×]
2024-10-22 00:21:41



>レイラ


それならば良いのだが……おや。

( いつだって相手が欲しい言葉を適切なタイミングで投げかけてくれる彼女だが、今回のそれは普段とは違う。静穏な口調でも隠しきれない、心底から感銘を受け、どこか己の背中を押すような雰囲気が感じ取れる。そんな言葉を受け取り少しばかり照れながら笑うと、いつのまにか彼女の後ろに人影が現れていることに気がつき。その栗色頭は、先ほど母親の元に逃げ帰ったと思われた幼子で。隣で手を繋いでいるのは、少年の妹と思われる1人の女の子。歌声による光を遠くから見ていたのだろうか、己からの視線に気づくと緊張した面持ちをしながらもはっきりと『い、今の、もう一回見せて!』と伝えてくれた。光に誘われ、兄弟にも見せてやりたいと恐怖の対象であろう己に勇気を振り絞り声を掛けた、その心意気に感心して。テノールからバリトン、ソプラノに一気に音域を上げ、自由に舞い踊りながら、水の輝きを魅せていく。一通り歌い終えてもきらきらとした幼子達の視線は逸らされることはなく、これならば人間の言葉を喋ったとしても恐れられることはないだろう。せっかくならば思い出だけでなく、形に残るプレゼントを渡してやろうとレイラに目配せすると )


む、君たち、どこからか花の匂いがしないか?これは人魚の勘だが……そこのお嬢さんが、なにか素敵なものを持っているような気がするんだ。




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