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冒険者ギルドの日常/947


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942: フランツ/エリーゼ [×]
2025-09-13 17:48:27

>941

ほほう…随分とお詳しいようですね。しかし心配には及びません、それに関してはしっかりと根回しをしておきますので。

(僅かな期間でアリシアの後ろ盾を見抜いた洞察力に感嘆を漏らしながら、フランツは不敵に微笑むとレドの懸念に心配ないと言ってのける。当然ながら一冒険者に王族の弱みを晒すわけにもいかない為具体的な言及を避けているが、この手の「根回し」というのは真っ当な手段ではないことは確かであろう。)

ああ、もし貴方が彼女に特別な好意を抱いているならば相応の配慮は致しましょう。然るべき処分を下した後に身柄を貴方にお譲りしてもいい。それでもまだ懸念事項が?

(白々しく思い出したかのような口上でフランツは言葉を続ける。それはレドとアリシアが特別な関係を築いていることへの配慮であった。なぜその可能性に辿り着いたのか、答えはフランツの後ろに佇むエリーゼにある。今回襲撃のあった王都とデュランダルを繋ぐ交易路、当然その警備を担当しているのはデュランダルに拠点を置く第二騎士団である。王国騎士団副団長であるエリスの工作によって襲撃の時間のみ警備が手薄にされていたという背景があるのだが、巧妙な隠蔽によりその事実に辿り着くことはなく、第二騎士団が事件の究明と再発防止の為の調査に動くのは当然であった。その中で周辺の宿への聞き取りや宿泊記録の照合によってレドとアリシアの関係が露見してしまったのである。本来知られるべきでないプライベートの男女の関係を暴いてしまったことに負い目を感じてか、エリーゼは苦笑いを浮かべながら、フランツから見えないことをいいことに両手を合わせてレドに頭を下げていた。しかし、皮肉にもこの関係が暴かれたことによってフランツが掲示した条件は、魔を統べし者はともかくアリシア本来の人格にとって悪い話ではない。この話をレドが呑むならば、国家への反逆と取られても可笑しくない罪を問われて尚、騎士身分の剥奪と王都追放程度の処分で済むことであろう。その上で家柄の重圧や嫌々握っていた剣から解放され、アリシアは初めて自分の人生を歩めるのである。そこまで見通してか、フランツは得意気に更なる懸念事項などないだろうと言わんばかりの態度で質問で返した。)

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