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冒険者ギルドの日常/863


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824: クレア [×]
2025-06-03 09:09:36

>822

はい…!えへへ…あれ?そう言えば何かを忘れているような…

(ミミの言葉に元気一杯な返事で返したクレアであったが、ふと何かを忘れていたような感覚に襲われ首を傾げる。思いがけないアリシアの登場ですっかり頭から抜け落ちていたが、その話題も過ぎ去ったところで、今まさしく酒への欲求を思い出すかの瀬戸際にいた。必死に記憶を辿ろうと天を仰ぎ見て頭を捻る。)

825: アリシア [×]
2025-06-03 09:11:41

>823

ふふっ、レド殿は冗談がお上手ですね。女に飢えた男達の巣窟に無抵抗の私を放り込むと、本気でそうお考えですか?

(レドの最後の抵抗とも言える提案を聞いて、アリシアは圧を宿した笑みを浮かべて問いかける。近衛隊と騎士団の確執があるのは勿論のことだが、会食に招待された高位の騎士でさえあの体たらく。宿場の詰所勤務の騎士の品位などもはや見る影もないことであろう。その点、例え同じベッドで寝ようとも高い理性を持つレドが血迷って手を出してくるとは考えにくい。アリシアにとって、もはや前方の安宿に泊まることは確定事項であった。)

さあ、早く行きますよ。うかうかしていたら誰かに先を越されてしまいます。

(まるで手網の如くレドの肩を揺さぶり、宿へ向かうように急かす。淡々とした口調を取り繕ってはいるが、異性との同室で一夜を明かすことにアリシアも相当に緊張していた。心臓はおそらくレドにも分かるほどに鼓動が早まっていることであろう。急かしているのは、そんな自らの緊張を隠す為でもあった。)

826: ミミ [×]
2025-06-03 12:29:38

>824

え?…あ、あの~…ほら!あれだよ!

(いい感じにクレアが元気を取り戻したのだが、再び酒への欲求を思い出しそうになっており少々焦った様子で話し始めて。まずい、このままだと酒場に着くまでクレアが地獄の時間を過ごすことになってしまう、気の所為だと言って誤魔化しても思い出すのは時間の問題だろう…ならば、別の話で気を逸らすしかない。武器の話…は、酒の話に繋がってしまうからダメ。他に何か、クレアが食いつくような話は…)

…ほら、お互い妹分がいるみたいな話をし始めたところだったじゃん!クレアにも居るんでしょ?

(結局アリシアから連想してこの話に辿り着いたミミ…だが、よくよく思い返してみれば聖教国でレイラの像を見てクレアははしゃいでいた…恐らくは、クレアにとってレイラは妹同然の存在だと考えられる。咄嗟だったが、我ながらいい話題を出したと思うミミ…あとは、酒の話に繋がらないことを願うばかりだ…)

827: アヤト・カタギリ [×]
2025-06-03 22:34:06

>821

笑ってないよ…フフフ。でも冒険者は十分危ない仕事だから世話にならないと考えるのは命取りだと思うよ。

(爆笑しておきながら笑って無いと堂々と主張した…矢先、頬を膨らませた姿を見てまた笑う。人名救助の仕事には当然、実際に就いた事は無い。仔細を調べた事も無いので冒険者がどれくらい救助されるのかは知らないが、冒険者のような危険な職業で世話にならないと言い切るのは油断しているように感じる。暗殺者は相手の油断を突いたり誘ったりするのが常套手段の一つ、なので油断の恐ろしさは身に沁みている。故に表情こそ笑顔のままだが、今まで緩めの声色から少し真剣味を帯びた声色で警告を口にする。)

その人に合った生き方ね…まあ、確かに笑って死んだ悪人もいれば、悲惨な死に方した善人もいたけどね。それにしても達観した考えだね、実は僕より年上?

(人生の目的は幸福になること。そう認識しているアヤトは今まで見てきた人間の中から世間一般的な正しさから外れながらも幸せに死んだ悪人。外れなかったにも関わらず不幸に死んだ善人…色々な死に様を思い出して。一般論的な正しさより、自分に合ったら生き方の方をしていた人間の方が幸福そうだった、とウラルの考えに納得する。自分自身も10代前半で暗殺者だったので、見た目で人を判断するべきで無いとは思っているが…甘い喋り方と特殊な匂い以外は見た目相応に思えるウラルから大人びた言動が出る度に実年齢がさっぱり分からず、冗談めかした口調で疑問を口にしてみる。)

そっか、なら良かったよ。僕は1人が多いから誰かと乗るのは新鮮だよ。ウラルちゃんは仲間も多そうだから1人の方が珍しそうだよね。

(ウラルが乗車すれば壁を2回叩いて振動で騎手に出発を伝える。他人と乗る事が全く無い訳ではないが、裏関係の気の抜けない相手が多いので気軽な空気の相手は珍しいので浮かれる訳ではないが新鮮な気分だった。)



828: レド [×]
2025-06-04 06:30:42

>825

巣窟て。ひどい言い草ですな。あの安宿や私の方がよほどタチが悪く見えますが……会食の時から薄々感じておりましたが、アリシア様にとって騎士団という男社会は生き辛い場所のようだ。

(騎士団の詰所を「女に飢えた男達の巣窟」などと表現するアリシアにげんなりした顔を浮かべて。最後の抵抗をへし折られたからというのもあるが、方便にしてはあまりにも実感がありすぎた。そういえば会食にいた騎士連中もハゲ(ダンテ)みたいな下品な連中だったな。悪人とはいえあんな連中に日々揉まれる苦労には流石に同情せざるを得ない。)

……いいでしょう、アリシア様。今日くらい騎士団のことは忘れてゆっくりお休みください。このレドが夜通しお守りしますから。

(もういい、覚悟は決めた。これは要人警護と割り切る。というかアリシアの鼓動が速い。さんざん人をイジっておいて自分も緊張してるらしい、自分の得意な手で攻められると弱いタイプか?……あれこれ考えつつも、急かされるまま安宿へ向かい入口でアリシアを降ろし、両手を握って徹夜してでも守ると誓って。顔は穏やかな笑みを浮かべつつ、アリシアの碧眼を見下ろしている。ここに至ってようやく、今までまともに視線を合わせられなかった彼女の瞳を見つめられるようになった。)

829: クレア [×]
2025-06-04 17:54:41

>826

そうですねぇ…ふふんっ、誰にも負けない自慢の妹がいます!今は疎遠ですがいつか仲直りを…全部私が酒に溺れてしまったせいで…あ…

(致命的な何かを忘れている感覚を残しながらも、一旦それを頭の片隅に置いて思考をシフトする。胸に手を置き、可愛らしく鼻を鳴らしてドヤ顔を見せると「勇者」なんて大層な称号を持つ妹を自慢した。肩書きと腕っぷしならば確かに並大抵の相手には負けないことであろう。そんな妹とは現状は疎遠である。その原因が酒であることを語ろうとしたその時、クレアは間抜けな声を出して固まる。思い出してしまったのだ。酒への渇望を…)

830: アリシア [×]
2025-06-04 17:56:58

>828

ええと…お願いします…

(先程までの一歩引いた姿勢から打って代わり穏やかな表情で目を合わせられた上に手まで握られたことで、動揺を隠せないアリシアは目を泳がせてぎこちない返事で返した。短いながらも濃密な時間を共にしたことでアリシア本来の人格が引き出されつつあるようだ。自らの顔が徐々に熱を帯びて紅潮していくことに気が付くと慌てた様子で握られた手を解き、改めてレドの腕に抱きついて隠すように二の腕部分に顔を埋めた。
傍から見ればカップルがイチャついているようにしか見えないその光景に「はぁ…泊まるなら早くしてくれ」と見かねた宿の店主が呆れたような溜息混じりに声を掛ける。)

その…外観のわりには意外と内装はしっかりしているようですね。

(近衛隊宛てに請求書を送るように告げて早速と精算を済ませると、意を決して案内された部屋へ踏み入る。中を見渡せば、古いながらも清掃の行き届いた部屋は案外悪くない。ベッドは案の定一つだが、シャワールームとトイレまであり安宿としては十分であった。生憎部屋にはベッド以外の家具はなく、やむを得ずレドの腕を抱いたままベッドに腰掛ける。改めて異性とこれから一晩を共にすることを意識すると、心臓の鼓動が早くなる。気を紛れさせようと宿の内装を褒めるものの、声は震え頬は未だ赤みがかっていた。)

831: ウラル [×]
2025-06-05 01:49:04

>827

そう言いながら笑ってるじゃない!それに爆笑してたのに笑ってないって言うのはぁ、無理があるでしょ!…う~ん……冷静に考えてみたらそうかも。今までパーティで活動してたから何とかなってたっていう状況、そこそこあったし……

(再び笑うアヤトにむぅっとした表情で怒り、先程爆笑したのにその主張は無理があると律儀にツッコミを入れて。少し真剣な声色に変わって警告を受けると、冷静になって考え始め…よく考えれば今まで危ない状況が幾度があったことを思い出して。運よく今までどうにかできていたが、一歩間違えれば命を落としていただろう…)

…あれぇ、言ってなかったっけ~?私は半獣人だからぁ、アヤトくんよりもかなり年上だよぉ~?ちなみに、蛇の半獣人だよ~…♪

(自分の自己紹介の時に種族を言ってなかったことを思い出し、半獣人であることとアヤト…人間よりもかなり年上であることを明かして。他の半獣人のように獣耳や尻尾がなく、瞳が人間と違うものの初見では絶対気づけないだろう。おまけに蛇という珍しい種族だ…それにしても、アヤトの発言に気になる箇所があり「ところでぇ、さっきアヤトくんが言ってた人達なんだけどね~…実際に見たって感じの言い方だったけど、助けられなかった人…じゃないよねぇ?」と尋ねて。人命救助の仕事をしていると、助けられず目の前で人が亡くなるなんてことは無くはないだろう……だが、その時点で善人や悪人なんてことがわかるだろうか?そう疑問に持ち、大ハズレな予想をした割には鋭い質問をして)

高難度の依頼を1人でよく受けてるって、言ってたもんねぇ…うん、仲良しな人がいっぱいいるよ~?1人でもいけることはいけるんだけど~…私はサポートに徹した方がいいしぃ…何より、誰かと一緒に依頼をこなすのは楽しいよぉ♪

(先程アヤトが話していたことを思い出し、高難度の依頼を受けるルールを知らなかったことから本当に1人での活動が多いのだろう。ウラルは元から仲がいい人や商売をキッカケに仲良くなった冒険者等、仲間は結構居る方だ。1人で依頼を受けることはほとんど無く、自分の固有魔力を活かせることと純粋に誰かと受けるのは楽しいから一緒に依頼を受けることを笑顔で明かして)

832: ミミ [×]
2025-06-05 01:49:23

>829

確かに、勇者なんて凄い称号を持ってるくらいだし、本当に自慢できる可愛い妹だよね?…きっと仲直りできるよ、今日みたいに頑張ってる姿を見たら……あ…。

(自分の予想通り、この話題に食いついてくれたことに安心しており。確かに勇者という称号を持っており、聖教国、さではあるがあんなに立派な像が複数建てられていたりと本当に自慢できる妹だろう。おまけにS級冒険者、戦っているところを見たことはないがきっと強いのだろう…そんなレイラと疎遠状態であるが、今日みたいに前を進んでいる姿を見ればきっと仲直りできる…と言いかけたところ、予想もしてなかったことが起こってしまい……。)

……け、けどさぁ!ウチの妹の方が凄いんじゃないかな~!私の妹達は本当に誰にも負けないくらい凄い妹達だし~!

(てっきり疎遠になった理由は不死鳥の翼のメンバーであり、クレアの恋人でも合ったカルロスが亡くなったのが原因だと思っていたが……まさか、こんなところにも酒が潜んでいたとは。このままではクレアがまた苦しい思いをしてしまう、それを阻止するためにクレアを焚き付けるような発言をして大袈裟にして。これが正しい判断とは言えなかっただろう…だがこれが焦ったミミの限界であった…)

833: レド [×]
2025-06-05 06:42:23

>830

……ッッッ!カルロス様の手前、考えもしなかったことが……

(覚悟を決めて入った安宿の部屋、レドにとっては最悪である。ベッド1つしか無い小部屋のくせに、小奇麗でシャワーまである。まるで事に及べと言わんばかりだ。アリシアもすっかり舞い上がって自分の腕に縋りついている……密室に漂う女性特有の芳香に鼻を刺激されると、なにかブツブツ呟き、歯を食いしばりながらプルプルと身体を震わせて。
剣士としてばかりか異性としてもクレアに惹かれたレドだが、カルロスの存在を知ってからは恋愛感情を抱いていない。あの人が愛するに足ると信じた人との仲を引き裂いてクレアを尊厳を傷つけるなど出来ない。たとえその人がとうの昔に死んでいたとしても、だ。だが憧れのクレアの生き写しがこうして側にいると、捨てたはずの夢を思い起こしてしまう……それも良くない。「お、お互い落ち着きませんな。少々お待ちを。」と声をかけるとゆっくり腕をほどき、部屋から出て行って。)

お待たせを。今日は色々とありすぎて疲れましたな……リラックスするにはこれが一番。これで一息入れましょう。
目の前で用意させたから大丈夫とは思いますが……失礼。

(しばらくすると盆を片手に戻ってきて。家具というには頼りない、板に棒を付けただけの簡素なナイトテーブルをアリシアの手元へ手繰り寄せると、その上に盆を置いて。木の盆に乗っているのは素焼きのマグカップに注がれたホットミルクが2つと、無地の皿に積まれたビスケットだ。豊穣亭とは比較にもならない地味すぎる盆だが、ミルクと砂糖の香りを甘く漂わせるホットミルクは今日の疲れを癒すのに最適だからと、宿で作らせたらしい。アリシアの隣に座り直すと、早速アリシアのマグカップに口をつけようとして。それは一服盛られてないかというアリシアの不安を拭い去る行為……毒見である。)

834: クレア [×]
2025-06-05 20:01:08

>832

…うぅ…

(クレアは脱力してその場にへたり込んだ。ミミの妹自慢に若干の対抗心を抱いてはいるものの、言葉を紡ぐ余裕がない程に憔悴している。幸いにも、クレアが死んだ魚のような瞳で動かなくなったタイミングで馬車は停止した。外へ目を向けると、そこには慣れ親しんだデュランダルの街並みが広がっており、ついにギルドに帰還を果たしたようだ。従者が馬車の扉を開けて退出を促すものの、クレアはボーッとして上の空であった。泣き出すよりは幾分マシなものの、また何かきっかけがあるまではしばらく要介護状態であろう。)

835: アリシア [×]
2025-06-05 20:05:56

>833

…っ…!?で、ではご厚意に甘えるとしましょう…

(夜通し守るという誓いの有言実行なのだろう、流石に毒味までするとは思ってもみなかったアリシアは驚きと羞恥から顔を真っ赤に染めるが、首をぶんぶんと横に振り平常を装って毒味を見守る。レドが毒味を終えて異常がないことを確認すると、関節キスを前に高鳴る鼓動を抑えながら、マグカップを受け取って自らも口を付けた。)

レド殿…私の思い上がりでなければ、貴方は私に異性として関心があるとお見受けします。私も…その…正直に言えば貴方に好意を抱いています。間接的にとは言え、貴方の口付けを受け入れたのもその為です…ですので、レド殿になら私は…何をされても構いません。

(まだ中身の残ったマグカップを盆に戻し、上目遣いでレドの顔を覗き込むと、アリシアは真っ赤に頬を染めたまま潤んだ瞳を向けて思いを打ち明ける。アリシアは決して察しの悪いタイプではない。レドが自分にクレアの姿を重ねていることはまだ知る由もないものの、声色や表情などから少なくとも自分が異性として意識されていることははっきりと分かっており、アリシアもまた、レドとの共闘やその後のスキンシップを経て好意…と言うよりは初めての恋心を抱いていた。レドの右手を両手で包み込み自身の胸に抱き寄せると、意を決して何をされても構わないと宣言する。)

しかし…私も由緒正しきライデン家の人間です。婚姻を結ぶ前に純血を捧げることは叶いません…。ですので…レド殿にその意思があるのなら、せめて私めの唇を奪ってください。

(アリシアは言葉を続ける。名家の跡継ぎである以上は婚姻関係にない相手と身を重ねることは出来ない。俯き、悔しそうに手に力を入れてそう告げた。暫しの間を置いて、再び顔を上げると今度は真っ直ぐにレドの瞳を見据え、自らの唇に手を添えて、この唇を奪ってほしいと縋るように瞳を揺らして訴えた。これは最後の意思確認を兼ねた告白である。レドが自分に向ける関心はどの類いかはまだ分からない。もし単なる肉欲や好奇心であれば、いずれライデン家に婿入りする覚悟で健全な交際を始めることなど叶わないであろう。レドの持つ関心が純然たる好意であることを信じて、アリシアは今の自分が捧げられる最大限のものでレドの真意や覚悟を量っていた。答えを待つアリシアは今にも泣きそうで、今この瞬間にレドの目の前にいるのは「魔を統べし者」などという悪魔ではなく、ただ一人の恋焦がれる少女であった。)

836: ミミ [×]
2025-06-05 23:46:29

>834

…あ…えーっと…ほ、ほら!ギルドに着いたよ、早く報告しに行こう!

(あの程度じゃ対抗心が芽生えなかったか、それとも喋る気力もなくなったか……状況から見て、恐らく後者だろう。涙を流す気力もない辺り、とっくに限界を迎えている…どうするかと考え始めたところで、運良くギルドに到着して。内心助かったと思いつつ自力で立てなさそうなクレアを立たせて、従者にここまで乗せてきてくれたことにお礼を言いクレアを支えながらギルドに入り)

837: アヤト・カタギリ [×]
2025-06-06 13:49:14

>831

ごめんごめん、つい面白くて。機嫌直してよ、金平糖あげるから。1人が基本の僕にフォローはあんまり期待しないでね、危ない時はウラルちゃんは自分の安全を優先してよ。

(正直もう少し笑っていたかったが表情から怒ったのが見て取れたので笑いを止めて、謝罪する。パーカーの内ポケットから金平糖入りの巾着袋を取り出して袋の口を開いて中身を見せて「好きに食べてよ」と差し出す。甘味で機嫌を取る作戦だった。大抵の状況は自分一人なら乗り越える自身はあるが…人をフォロー出来るかは分からない。パーティーを組んだ以上、助け合えるのが理想だがパーティー活動自体の経験が少ないので、今までのパーティーのようなフォローには期待しないように釘を刺す。代わりにウラルの身が危ない時は自分を優先するよう伝える。)

ああ、成る程。そりゃ見た目と中身の年齢のイメージが合わないよ。それにても蛇の半獣人は珍しいね、僕も嗅いだ事がない…よ………

(蛇の半獣人の寿命は知らないが、かなり年上と言うあたり相応に長いのだろう。過去に会った半獣人の事も考えれば…100か200か或いは1000歳であっても不思議ではない…と緩い推測で逆サバ読みしていた。獣人にも半獣人にも何人か会った事はあるが蛇の獣人は覚えがない、出会い頭に感じた匂いが分からないも当然だったと納得して。種族や年齢を知っても驚く様子は余り無くむしろ冷静で匂いや年齢の謎が解決してスッキリした事に満足げな笑顔だった…がいきなりの鋭い質問には思考を巡らせる。藪蛇な事を言ったか…或いは鎌をかけられたか…と考えて内心では警戒しつつ、悟られないよう表情には出さずに人名救助での話では無いと否定。下手な嘘でこれ以上、墓穴を掘るのを避けたいので質問の答えになるであろう本当の過去を簡潔に明かす。)

ん………仕事の話では無いよ。僕は生まれ育ちが悪くてね、子供の頃は戦場とか治安の悪い地区で過ごす事も多かったから、人が死ぬのを見る機会には事欠かなくてね

(物心ついた頃から父親に裏の世界で生きるのに必要な技術を叩き込まれ、それを完璧に身に付けるまで武器だけを手に戦場や無法地帯に1人放り込まれた。そして身に付けば、別の技術を叩き込まれ別の戦場か無法地帯に。そんな拷問のような日々の繰り返しで、人の死を見るのは暗殺者となる以前から日常茶飯事だった。流石に正直に全て明かすと別の問題が発生しそうなので…父親の事は省く、無法地帯も治安の悪い地区に危険度を下げる、どう生きてきたかも説明しない。あくまで人が簡単に死ぬような厳しい環境をどうにか生き延びてきた…くらいに取られるように言葉選ぶ。戦場にも治安の悪い地区にも善人と悪人はそれぞれ存在する、そして両方が理不尽に死ぬ。そんな世界が有る事を冒険者で長生きなウラルなら知っている筈…そして知っているなら納得させられるだけの質問の答えになっている筈と考えて。本人は所詮は過ぎた過去と気にしていない、ので暗い表情も嫌な顔も見せず今までと同じ様子で話す。)

楽しい…ね。それなら固定パーティー組まないの?サポートに徹するなら信用出来る前線系の冒険者と組んだ方が安定するでしょ。

(一緒に依頼をこなすのが楽しい。協力関係であっても背中を刺されかねない環境で育ったアヤトには共感しにくい言葉だったが笑顔を保つ。人と依頼をこなすのが楽しく、自分もサポートに徹する方が良い、となれば特定の誰か…特に前に出て戦うタイプの冒険者と固定のパーティーを組まないのが不思議だった。人と連携するなら手の内や考え方を知ってる方が良いのは自明の理である…そんな戦闘効率を考えての疑問でもあった。)


838: クレア [×]
2025-06-06 16:20:06

>836

はひ…分かりました…

(力無い返事で返すと、ミミに連れられるまま報酬を受け取るべくそのまま受付へ進んだ。そして手続きの最中、受付嬢はハッと思い出したようにクレアに伝言を伝える。「明日の正午にギルドで待つ。」と、まるで決闘の申し込みかのような言付けを残したのは先程まで話題に上がってた本人、勇者レイラ・ハートである。いったいなぜ…と予期せぬ出来事に困惑を隠せないクレアだが、次第に緊張が込み上げてきてアワアワと瞳を泳がせて焦り始める。活力が戻ったのは良いが、まだ本人と会う心の準備は済んでいないようだ。)

839: ウラル [×]
2025-06-07 17:08:00

>837

コンペイトウ??聞いたことない食べ物だぁ…変わったカタチしてるねぇ~。フフ、大丈夫だよぉ。こう見えて私も結構やる方だし、フォローする側としてそういうところはちゃんとわかってるからねぇ。

(アヤトが出した巾着袋の中に入った、見たことのない色鮮やかな菓子を見ては「カラフルで可愛い~」と言いながら一粒手に取り、特徴的な形状の金平糖を不思議そうな表情で見ており。グラニュー糖に似た香りがすることから、恐らく甘味だと察しており。基本ソロで活動している冒険者がフォローや協力が苦手なことが多く、そんな冒険者と幾度がパーティを組んだことがあるウラルは慣れておりどう立ち回ればいいかも理解している。こちらは気にせず戦ってというように笑みを浮かべて大丈夫だと告げて。)

でしょぉ?私は半獣人だってはっきりわかるものが何もないから、みんなから人間と思われるちゃうんだよねぇ~…。そう、私って結構珍しい種族らしくってねぇ、同族と会ったことが………?

(自分の店に来た客や同じギルドの冒険者のほとんどからは、人間と思われていることをふにゃりと笑いながら明かして。アヤトのように見た目と年齢と発言の内容から年齢に違和感を持つ者はかなり少ない方だ。少なくとも蛇の半獣人であるウラルも同族と会ったことがない程珍しい種族で、そのことを話そうとしたところアヤトの様子に小首を傾げて。もしかすると、先ほど質問はアヤトにとってあまり良くないものか、それとも良くないことを思い出すきっかけになってしまったのだろうかと思っており)

…そっかぁ…そんな危ないところに住んでたんだねぇ……ごめんね、辛いこと思い出させちゃって……。

(ウラルが予想していた以上に残酷な過去が語られ、少しの間言葉を失い。もちろん平和そうに見えるこの世界の陰に、そのような過酷な世界があることはよく知っている…実際に見たことのあるその世界の光景が脳裏を過ぎり、俯き暗い表情になりなり。アヤトは気にしていなさそうだが、申し訳さそうにそんな過去を思い出させてしまったことに対して謝罪して。もしかすると、アヤトの強さもそんな過酷な環境で手に入れたものなのだろうかと考えたが…アヤトは確かに「子供の頃」と言った。具体的な年齢はわからないが、大人に勝てるような年齢ではないことはわかる…そんな事ができるのは、幼い頃から訓練を受けた子供だけだろう。アヤトの言い方からしてそれはあり得ないという考えに落ち着く…そのあり得ない事が真実なのだが…)

うん、今日でアヤトくんも一緒に依頼をこなす良さがわかると思うよ~?
固定かぁ…私もねぇ、固定パーティーは組みたいんだけど~…全然予定が合わないんだぁ。ミミっていう私のお姉ちゃんみたいな人も商人やってて、予定が合わないし…前衛のエル智組みたいんだけど、あの子はいつもS級冒険者が受けるような複数人推奨の依頼を1人で受けに行っちゃうし~…。

(今までソロで活動してきたため、もしかするとパーティーの良さを知らない可能性がある。今日ウラルと一緒にこなすことで、その良さが分かるかもと笑みを浮かべて話し…そうするとアヤトから尤もな意見が。ウラルも固定パーティーを組みたいらしいのだが、よく知っている2人とは予定が全然合わないため組めない。本当はもう1人いるのだが、冒険者ではないため敢えて言わず「でもねぇ、悪いことばかりじゃないんだよ~?お店の宣伝もできるしぃ、みんなと仲良くなれるからねぇ~」と、通常パーティーの良さも語り)

840: ミミ [×]
2025-06-07 17:08:21

>838

…なんだろうね…?正直想像できないけど…今日は程々にして切り上げた方がよさそうだね…?

(受付嬢から、先程少しだけ話に出てきたレイラの名前とレイラからの伝言が伝えられ、ミミはレイラと話したことはほとんどない…いや、寧ろ話したことがないかもしれない。伝言だけ聞けば決闘の申し出にも聞こえてくる…その伝言の意味を推測するためにレイラの性格から考えようとしたが、クレアとティアとユリウスからほぼ真逆の情報が語られたため想像ができない。悪い想像しかないため、焦ってる様子のクレアには予想できないとだけ話して。再開した時酒の匂いがしたら余計良くない方向に進んでしまいかねないため、明日に備えて飲酒を程々にして早めにお開きにしようと告げて。)

841: レド [×]
2025-06-08 01:12:04

>835

え……

(手を握られるまま、口をぽかんと空けて呆然として。突然の告白。打算は無い、本気だ。これがシエルの言うアリシアの本当の姿……こんな気分が満たされる経験、初めてだ。それも憧れのクレアさん似の人に……もうこのまま押し倒しても……そう逸る気持ちを抑え、言葉を紡ぎ。)

お、おっしゃる通り、俺もアリシア様が好きです。憧れの人に似てるから......いやいや。怖い人だと聞いてたのに、実際こう触れ合っていると優しくていたずらっぽくて……生まれた時から騎士として一生懸命頑張ってる貴女とずっと一緒にいたいなって、そんな気持ちになるんです。
……アリシア様、貴女を惑わせてごめんなさい。そのお気持ちだけで俺は幸せです。だけど、アリシア様の苦しみが少しでも和らいで、幸せになれるなら、その……俺の唇、差し上げます。

(潤んだ瞳を見つめ返しながら、顔を真っ赤にして、たどたどしくアリシアへの想いを語って。途中クレアと似てるからと言いかけブンブンと首を振って否定して。違う、アリシア自身に惚れたのだと……背を丸め、一人称が「俺」になっている砕けた敬語で語るレドに今までの騎士然とした風格は無い。ただの青年として彼女への愛を伝えている内に、だんだんと涙が零れ落ちて。騎士たるを強いられ、頼れる者は無く、恋愛さえ自由にできない。あんまりだ。こんな人生あっていいのか!この時代に生まれたこと自体が彼女の不幸……でも今だけは幸せになってほしい。そう決意すると口付けを交わすべく、アリシアの両肩に手を添え、涙に濡れた真剣な瞳で彼女を見つめて。)

アリシア様……っ!

(目を閉じ、アリシアの身体──騎士として生きるには柔らかすぎる身体をそっと抱きしめ、濡れた唇を重ね合わせて。アリシアも朝になれば今日の出来事を捨て、元の悪人として野望へと突き進むだろう。そうでなくとも彼女とは身分が違い過ぎる。こんな関係も今宵限り、それでも構わない……そんな想いで重ねた初めてのキスは、ミルクの甘い味がした。)

842: クレア [×]
2025-06-08 17:06:39

>840

…うぅ…そうですね…

(ミミの提案に、浴びる程酒を飲むつもりであったクレアは泣きそうになるものの、どんな理由であってもレイラとの喜ばしい再開を前に情けなく泣く訳にはいかないと考え何とか涙を堪えた。話している内に手続きを終えて、ご丁寧に二つの袋に分けられた報酬の片方を受け取る。中身を確認すると金貨二十枚、一日の報酬としては破格であった。さすが聖教国と言ったところだろう、声には出さないものの予想外の金額にクレアは目を丸くした。)

843: アリシア [×]
2025-06-08 17:08:32

>841

…んっ……ぅ……

(唇を重ねられると、アリシアも瞳を閉じて出来うる限りの力を込めて抱き返した。高揚感から甘い吐息を漏らしながら、全身でレドの感触を確かめる。何より気持ちを受け入れられたことで言い知れない多幸感に酔いしれ、次第に呼吸すらも忘れてひたすらに口付けを堪能した。いよいよ本能が呼吸を思い出してやっと顔を離すと、蕩けきった瞳をレドに向けて荒い息遣いで呼吸を整える。)

ハァ…ハァ…私…今が凄く…幸せです…この時間がずっと…続けばいいのに…

(行きも絶えだえにアリシアは言葉を紡ぐ。未だ全身が火照ったまま、その温かな手をレドの頬に添えながら自分が抱いている感情を偽りなく伝えた。きっと、内なる何かに再び人格を支配される頃にはこのレドへの気持ちはある種の呪いへ変貌することであろう。また平然と酷い仕打ちをしてしまうかもしれない…気持ちを悪用してレドを裏切るかもしれない…そんな漠然とした不安から、言葉を言い終える頃には苦しそうに瞳を伏せた。)

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