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イミテーションパレヱド【童話/バトロワ/3L/人数制限有】/19


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自分のトピックを作る
■: 無名の物書き [×]
2023-10-02 20:08:58 

もし、いきなり余命が僅かだと突きつけられたら。

もし、その未来を無かったことにできるとしたら。

もし、そのために命を賭けろと言われたら。

もし、有名な童話に登場する人物たちの末裔だと知ったら。

もし、その力を自由に使えるとしたら。

貴方はどんな物語を描く?


>1 ルール
>2 設定
>3 補足/募集


1: 無名の物書き [×]
2023-10-02 20:11:22

//規則//
・セイチャット規約及びマナー厳守。
・背後同士の会話は本文と区別化を。
 例) (背後から失礼致します)
   (/背後から失礼致します)
・恋愛描写は規約の範囲内で。
・豆ロル禁止。短ロル以上推奨。
・マグロ、自己完結型ロル禁止。
・過度な空白、無言、記号禁止。
・ドッペル可

* … * … * … * …* … * …

//要項//
・3L対応トピにあたって、同性愛もしくは異性愛の表現が苦手な方は自衛及び回避すること。pfを作成してからNL嫌、BL(GL)無理など駄々を捏ねて他参加者様を困らせないように。
・背後同士しっかり意思疎通を図り、キャラクターを動かすこと推奨。お互いの世界観を尊重し、故意的に不快感を煽らないこと。少しでも不安や疑問があるときは、お相手様に確認を取ること。
・心情ロル非推奨。心情や情景描写に加えて、行動面も記載すること。
・確定ロル一部制限あり。確定を回避しすぎて場面が間延びすることを考慮し、話を進ませるための確定ロルは可。
・漢文ロル一部制限あり。表現の幅を広げるための漢字使用は可。文字数を短縮した漢文的な表現は禁止。
 例)彼の言葉に幾許かの挫折感を味わって。OK
   彼言葉対し幾許挫折味わい。NG
・専門用語を使用する際は、他参加者様にも理解できるように注釈を混ぜ込むこと。または背後同士の会話で伝えること。
・お互いが気持ちよく楽しめるように、戦闘時は見せ場を譲り合うこと。一方的な表現(連続回避やタコ殴り)は禁止?。
・他参加者様がやり取りをしているロルにいきなり乱入しないこと。ロルに関わっている参加者様全員より了承を得てからの乱入は可。

* … * … * … * …* … * … *

//必読!!//
このスレは、複数のキャラクターを次々と生み出して物語を進めたい方向けです。1人のキャラクターをずっと動かしたいという方は、他の素晴らしいスレ様へご移動お願い致します。

2: 無名の物書き [×]
2023-10-02 20:14:08

//設定//

【アカシックレコードとの邂逅】
いつも通り日常を送る貴方の前に現れた1冊の本。
それは、墨のように深く黒い装丁をしており、分厚い束に見合うほどずっしりと重い。
1枚、また1枚と文字でびっしりと埋め尽くされた薄葉紙を捲れば、貴方が誕生してから身罷るまでの総てが読み取れるでしょう。
貴方以外の誰にも知覚することができないそれは、捨てることも、書き換えることも、ページを破ることも許さない。
奇怪なことに、あなたが行動を取るたびに内容が変わり、必ず1ヶ月後ぴったりに儚くなるように記されている。
受け入れ難い事実に目を留めれば、1枚の古びた契約書の存在に気がつくでしょう。
それには、貴方がある童話の世界の血胤であることと『天運に諍いたくばアネモネを』という珍妙な文言のみが綴られている。
理不尽な天命を変えたいと願うならば、漆黒の本に貴方を貴方たらしめる証明を。


【契約完了後】
アカシックレコードに貴方のアネモネを捧げると、眩い光があたりを包み、永遠に落ちていくような、もしくは登っているような…そんな現実離れした浮遊感に襲われる。
暫くして炫耀と浮遊感から反射的に閉じていた目を開けると、貴方の面前にはいずれかの不思議な景色が広がっていることでしょう。
背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉。静かに波が打ち寄せる滑らかな砂浜と翡翠色の海。色とりどりの花に囲まれた夕暮れのように鮮やかな煉瓦造りの一軒家。なだらかな緑一色の丘とその上を這うように流れる小川。
美しい景色を背に歩みを進めると、程なくしてモノクロに染まったひび割れた大地が現れる。
非現実的な配色の杳々たる先には、貴方が最初に見たものとは異なるいずれかの場所が存在するが、それに気づくか否かはアカシックレコードのみぞ知る。


【荒廃したモノクロの大地】
異様な光景を前に、踵を返す貴方の視界に血のような暗赤色の本が映る。
その本には、この世界に関することが記してあり、貴方の助けになるでしょう。
以下、臙脂色の本より抜粋。

*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
汝、ーーーの血胤にあたる者なり。
選ばれし者、創造する力を保有する者なり。
その力を持って無彩色の土地を彩るべし。
全ての土地が汝の力で染まりし時、新たな逸話が生まれるであろう。
その芽吹きは命の誕生に等しく、創造主へ暖かな恩恵を施さん。

創造の戦いに敗れた者、苦界に戻り天寿を全うされよ。
未練を絶てない者、大切なものと引き換えに再び戦場に立つことを許可する。
しかして、その好機は三度まで。
全ての好機を逃した者、速やかに苦界へ転送され早世するであろう。
敗者を産んだ土地、即夜に同系の末裔を得る。
創造主決まる時まで、血胤たちに安らかな夜はないと思われたし。
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

3: 無名の物書き [×]
2023-10-02 20:15:41

//補足//

4つの童話(グリム童話、アンデルセン童話、イソップ童話、ペロー童話)に組した末裔が戦うバトロワものです。それぞれの童話の中からお好きな物語を選んでいただき、その物語に応じた能力を使って戦っていただきます。物語の保有数が少ない童話に関しては、他の童話よりも能力を強くしていただいて構いません。ただし、無敵や最強等の設定は世界観を壊してしまうので禁じます。能力は1人につき1~2個まで作成可能です。また、1人のキャラクターもしくは、同系のみのキャラクターがモノクロの大地を染め切った時点でスレを一旦終了とさせていただきます。能力を使用して進むたび、自分の物語の景色が広がっていく(例えば、人魚姫の末裔であれば海が広がっていく)と考えていただけると幸いです。同じキャラクターの復活は3度まで可能とし、それぞれ記憶や身体の一部など大切なものを捧げることが条件です。復活の権限を全て失った時点でキャラロストとし、新しいキャラクターを作成していただきます。さらに、リスキルを避けるため、それぞれのスタート地点は不可侵の領域と致しますので、お互いに侵入することのないようお願い致します。
スタート地点は以下の通りで、東西南北の端にそれぞれ位置しております。pf作成時に被ることのないようお気をつけください。
①背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉
②静かに波が打ち寄せる滑らかな砂浜と翡翠色の海
③色とりどりの花に囲まれた夕暮れのように鮮やかな煉瓦造りの一軒家
④なだらかな緑一色の丘とその上を這うように流れる小川
戦闘エリアは、中央に位置するモノクロの荒廃した大地となります。土地の広さは際限なく広いと定義させていただきます。自分1人だけで土地を彩るにしても、骨が折れるほど長い時間を要するとイメージしていただけると幸いです。


* … * … * … * …* … * … *


//募集//

【はじまりの末裔】
物語を始めるにあたり、最初の3人を募集致します。また、pf作成の申告から3日以内に提出をお願い致します。期限内に提出されなかった場合、リセットさせていただきます。
必読にも記載した通り、新しいキャラクターを次々と生み出して話を進めていくスレとなります。
この世界観を十分に満喫した、これ以上は進められない…という状態になりましたら、『卒業します』と一言お伝えください。
卒業者が出た時点から、その時点で稼働しているキャラクター以外の全てのキャラクター(ロスト済みも含む)がリセットされます。
ただし、進行状況は引き継がれるので、それぞれが広げた陣地は変わりません。
また、ドッペル(記憶が消去された状態でロストしたキャラクターの復活)も可能と致します。
リアル優先にて置きレス対応可能ですが、無言10日間にてリセットさせていただきます。


【pfテンプレ】
名前:洋名推奨
性別:男性or女性
年齢:20以上
性格:戦闘へ過度に消極的なものは不可
容姿:
拠点:①~④より1つ/被りなし
童話:グリム/アンデルセン/イソップ/ペローから1つ(※ペロー童話は主がいただきます)
物語:上記で選んだ童話に組してる物語のみ
能力:1~2つ/上記で選んだ物語に関するもの
   物語の収録数が少ない童話については、他童話のキャラクターより強めに設定可
備考:
ロル:アカシックレコードを発見してから、この地に降り立つまで

4: 無名の物書き [×]
2023-10-02 20:17:30

*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

ただいまより、スレ解禁&募集開始致します。

*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

5: 名無しさん [×]
2023-10-02 20:51:24

(/初めまして世界観に惹かれて参りました。質問なのですが、能力は魔法のようなものでも良いのでしょうか?それとも物理的な感じのものを顕現させる感じでしょうか?)


6: 無名の物書き [×]
2023-10-02 21:05:49

>5
(/お声がけありがとうございます。能力は魔法でも物理でも構いません。名無し様の仰るような物を顕現させる能力も大歓迎です。)

7: さすらいの旅人さん [×]
ID:c417b5210 2023-10-02 21:31:01

(/初めまして。こういった所でのなりきりは初めてなのですが参加したいです。アンデルセン童話から予約をしたいのですが大丈夫でしょうか?)

8: 名無しさん [×]
2023-10-02 21:42:51

(/>5の者です。回答ありがとうございます。ではグリム童話keepをよろしくお願いします。少し作成しようとしている能力が主様の許可が得られるのか心配な部分はありますが、PFを確認していただいてから判断してもらおうかと思います。)

9: 無名の物書き [×]
2023-10-02 22:01:05

>7
(初めてのオリチャに当スレを選んでいただき、ありがとうございます。主の拘りが強く反映されたスレですので、あまり初心者向けではありませんが、さすらいの旅人様が対応可能ということであれば参加大歓迎でございます。また、当スレでのルールや望ましいロルテなどを挙げておりますので、今一度そちらのご熟読をお願い致します。つきましては、アンデルセン童話の予約を一旦保留する旨、ご了承いただけると幸いです。さすらいの旅人様から改めて参加の意思表示をいただいた折に、予約を受理いたします。)

10: 無名の物書き [×]
2023-10-02 22:04:48

>8
(/グリム童話のkeep承りました。つきましては、3日以内にpfの作成をお願い致します。また、能力に関してスレ主の私でも頭を大いに悩ませている項目ですので、皆様と一緒に作り上げていければと考えております。素敵なpfお待ちしております。)

11: さすらいの旅人さん [×]
ID:c417b5210 2023-10-02 22:29:57

>9
(/恐らくとはなりますが、対応は可能です。ただもしかしたら心情ロルが多めとなるかも知れません。ルールを読み込んだ感じでは、心情ロルと合わせて行動ロルをするなら大丈夫ですと言う解釈をしたのですが、それで大丈夫でしょうか?)
(/例ですかこんな感じで:危険だと判断した。判断したからこそ、慌てて僕は後ろに飛んでその攻撃を避けた。:と言った感じです。こういったロルでもやめて欲しいと無名の物書き様が判断するのであれば、私は辞退させていただきます)

12: 無名の物書き [×]
2023-10-02 22:44:52

>11
(/ご返答ありがとうございます。挙げていただいた例を拝見致しましたが、不安要素はございませんでした。また、心情ロル+行動ロルの解釈に関しても、こちらの解釈も一致しておりますので問題ありません。改めて、さすらいの旅人様のアンデルセン童話のkeepを承りました。つきましては、3日以内にpfの提出をお願い致します。素敵なpfをお待ちしております。)

13: 無名の物書き [×]
2023-10-02 22:47:21

【情報まとめ】
>1 ルール
>2 設定
>3 補足/募集


//募集状況//
グリム童話
  >8様予約済(10/5 21:43まで)
アンデルセン童話
 >7様予約済(10/5 22:30まで)
イソップ童話
 空席
ペロー童話
 主持ち

14: 無名の物書き [×]
2023-10-03 18:15:44

名前:Issac(アイザック)
性別:男性
年齢:32
性格:華の少女たちも裸足で逃げ出すほどの夢見がちな性格。いい大人になった今でも白馬の王子様が迎えに来てくれると信じているし、愛の口付けで目が醒めると思っている。ただし、憂いを帯びた表情で待ち続けたり、酷いいびりにさめざめと泣いたりするような悲劇のヒロインではない。鼻息荒く王子様に迫るし、いびりには全力で抵抗もしくは過剰防衛する。また、嫌なことがあると落ち込むという意外な繊細さを持っているが、寝ると大抵のことは忘れる。結局のところ、そこまで繊細じゃない。懐も体躯も大きいゴリラヒロイン。
容姿:ミルクティーブラウンの短髪をアップバングにしており、無造作にかき上げている。やや日焼けした白い肌。両腕に小さなホクロが点在している。やや垂れ気味のグレーの瞳。横に2つ並んだ小さな黒子が左目尻にある。筋肉質で綺麗な逆三角形の身体つき。身長は190cm以上と高め。?拠点:④なだらかな緑一色の丘とその上を這うように流れる小川
童話:ペロー童話
物語:眠れる森の美女
能力:
『Caritas』
触れた対象を眠らせる。ーーが生きている限り、対象は幸せな夢もしくは楽しい夢を見続ける。他人(術者もしくはその他の人物)に触れられたり、本人が夢を強く知覚したりすることで、夢から醒めることが可能。
『Eques Rosa』
Issacの意思に反応して動く茨。人一人の身体をすっぽりと覆えるほどの物量。攻防一体のため、攻撃の際には防御ができず、防御している間は攻撃ができない。?備考:幼い頃は身体も心も小さく、気弱で引っ込み思案だった。また、夢見る乙女のような妄想癖もあり、同年代の男友達からは揶揄われ、今思えば情けないことだが女子たちに護ってもらっていた。待てど暮らせど一向に現れない王子様に痺れを切らし、何を拗らせたのか「よし、迎えに行こう。何なら捕獲しよう」と決心。強い精神に健康な身体が、健康な心に強靭な肉体が宿ると知った時から、こつそつと毎日鍛錬に励むように。そして、現在のような肉体と精神を得る。しかし、悲しいことに鍛えるほど周囲には男友達が溢れ、乙女な話で散々盛り上がった女性たちは離れていってしまう結果に。それでも、意外なことに現在の男友達は、乙女チックな思考を揶揄いつつも受け入れてくれる者が多く、これはこれでいいかと思っている。最近は、挨拶代わりに「王子は捕まったか?」と聞かれるのが恒例に。また、幼い頃は全てにおいて本気だったが、現在は追いかけたり、妄想したりする過程を楽しむ方向へシフトしてしまっているため、手が届いた瞬間に冷めてしまうと理解している。童話には詳しくないが、お姫様と王子様が登場する物語に関しては異様に造詣が深い。現在は、その知識とは全く無縁のスイミングスクールの先生をしている。パートナーも子どももいないが、時折遊びに来る甥っ子や姪っ子の相手で満足してしまっている。おそらく、天命を変えたところで結婚も新しい家族形成もしないだろう。
ロル:相も変わらず味気のない日常に溜息を一つ。放任主義の両親は、こちらの現状をしっかり把握しているものの『好きなようにやりなさい。自分の面倒は自分で見るように』とお決まりの言葉を返してくれるし、自分自身が今の在り方に不満を抱いているわけでもない。ただ、どうしてもご都合展開のシンデレラストーリーを夢想してしまって。王子様でもそれ以外でも、この退屈な毎日を鮮やかなものに変えてくれる奇跡的な出会いを欲してしまう。仲のいい同僚が遠くへ引っ越すと聞いてからか、普段よりセンチメンタルな気持ちに陥っている気がする。こんなときは、好きな物語を読んで夢を見るのが一番と大股に本棚へ向かう。どの物語を読もうか、と色取り取りの背表紙を眺めていると見覚えのない本が目に留まる。さして考えもなく手に取ったそれは、墨のような深い漆黒を宿しており、外装だけでも異様さを感じざるを得ないもので。思わず手を滑らせて取り落とせば、無造作にページが開かれる。禁書の類かと警戒しながら読んだページは、自身が6年前に体験した内容を示していた。その内容は、自分自身ですら忘れてしまっている出来事もしっかりと詳細に書き綴っており、得も言われない奇怪さに背筋が凍りつく。寸刻、息を吐くのも忘れて本を見つめていたが、ふと『未来のことは書かれているのだろうか』と思いつく。逸る気持ちを抑えてページを捲ると、明日などの直近以降もびっしりと文字で埋め尽くされていた。今を生きながら未来のことを知る得難い気持ち悪さに身慄いをしつつ、ページを捲り続けると今日から1ヶ月後が最後のページにあたることに気づく。そのページには非常に簡潔な文章で自分の終わりが綴られており、内容が頭に染み込む頃には全身からどっと汗が噴き出て。形容詞難い気持ちに飲み込まれ、暗くなっていく視界に不思議と古びた紙が一枚映
り込む。震える手で抜き取り内容に目を通すと、自身がペルー童話に収録されている『眠れる森の美女』に登場する王女様の末裔であると記されていた。また、『天運に諍いたくばアネモネを』という不可思議な文章も添えられており、許容量を超えた頭が悲鳴を上げる。冷静になろうと努めても一向に冴えない思考の中、曖昧模糊とした状態で、身体が勝手に古びた紙へ血判を押していて。刹那、炫耀と強烈な浮遊感に襲われ、反射的に強く瞼を閉じる。その時間は、1時間以上の長い時間にも、3分程度の短い間にも感じて。頬を撫でる風に異変を感じ取り開眼すると、辺り一面の草原と滑らかに流れる小川が視界に飛び込む。あまりの非現実的な出来事の連続に、糸の切れた操り人形のように身体から力が抜けて。これから起こるであろう更なる珍妙な出来事を想像し、誰もいない草原で一人、力無く笑う他なかった。


(/稚拙ながら主pfを挙げさせていただきます。)

15: 名無しさん [×]
2023-10-04 21:12:56


名前:Emil(エミル)
性別:男性
年齢:29
性格:寡黙で必要以上に言の葉を紡ぐことは少ない。自分の意見を述べることも少ないが、やる気がない訳ではなく単に感情を言葉や態度に示すのが極端に苦手なだけであり、基本的に言われるがままに行動を起こすことが多い。そのため周りからいい様に使われるような立場になっていても気にしていないし、別のところでロボットと揶揄されていることも。そんな彼も能力を使した際のギャップは激しく(後述)、能力使用後はただひたすらに疲労困憊となる。

容姿:プラチナブロンドの髪とグレーの瞳。前髪は真ん中で分けていて後ろは襟足あたりで揃えてある。瞳はなんとなく眠そうに瞼が少し下がっていてまつ毛は眺め。北欧を感じさせるような白い肌で細身。身長は176cm。
能力使用時、瞳の色が変わる。
ギネ→赤
ジェダ→黄
ファルコ→青
エディ→緑
ミューラ→紫
レーシィ→橙
デュマ→藍

拠点:①背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉
童話:グリム童話
物語:白雪姫

能力:《Seven dwarfs》
7人の小人を顕現させたり憑依させることにより7種の異能を扱うことができる。ただし、一度に顕現(憑依)できるのは最大2人までであり、解除後のリキャストタイムは12時間。
ギネ:楽天家で挑発的。肉体強化による拳や蹴りが主軸。(憑依)

ジェダ:臆病者。痛いのが嫌なので直径2メートルの長さの盾を構築する守備担当。盾がダメを受けると砕けるので毎回構築しなくてはならない。(顕現)
ファルコ:いつも怒ってるし口悪い。電撃系。普段はあまり姿を見せない。(憑依)
エディ:温和の平和主義。ファルコのストッパー役。風を操り身体を浮かせることも可能。(憑依)
ミューラ:泣き虫で激情的。対象物を瞬間移動させる(主に戦線離脱用)(顕現)
レーシィ:生真面目で融通効かない。自らが剣へと変化する。(顕現)
デュマ:司令塔。攻撃力や防御力などは一切ないが、他の6人を支配下にして強制的に使うことができるが殆ど出てくることはない(憑依)

備考:比較的に裕福な家庭に育っているが、そこに家族愛というものはなく、ただ親が敷いたレールを歩いているだけの人生だった。自分の意見は全て却下されてしまい、やがて感情や言葉を表に出すことを抑えるようになった。言われたことをきっちりとこなせば褒めてもらえるし喜んでくれる。そう学習して「拒否」「嫌」「断る」ということを一切しなくなる。友人と呼べる者はおらず、使いっ走りの学生時代でも親の示す成績だけは常に維持していた。社会に出てもコミュニケーションが取れないことが災いして、上司同僚先輩後輩からも遠巻きにされている。長年培われてしまったものはなかなかに変えることは難しいが、それでも気にせずに話しかけ続けてくれていた存在も確かにいた。その人物だけが唯一の「友人」で、現在の少しでも言葉と感情を表に出そうと努力しているキッカケにもなっている。

ロル:手に小さな花束を持ちやってきたのは、街中の交差点の隅。そこには警察の看板が立てかけられており、道行く人達に情報を求めるような内容が記されていた。何度も何度も見た内容。もう1字1句間違えることがない。その場にしゃがみこみ花束をそっと看板の傍に添えると両手を合わせて目を閉じる。瞼の裏には今も尚色褪せぬ「友人」の笑顔が浮かんだ。ゆっくりと目を開けると当時の光景が幻のように視界に重なっていく。後悔をしていないと言えば嘘になる。しかし過ぎてしまったものはもう戻ることは無い。「友人」への追悼を済ませると立ち上がり、行き交う人混みを縫うように歩いた先の道端で本が落ちていることに気づく。周りを見るかぎり本の存在に気づいている様子は無い。不思議に思いながらも本まで近づいて拾おうとした指がピクリと止まる。漆黒の装丁に不気味さを感じた。やけに存在を主張する分厚い本。しかし誰かに踏まれる前に交番にでも届けようと伸ばしかけていた手を伸ばして本を拾う。見た目の通りにズシリと重みが腕に伸し掛る。背表紙や表紙にタイトルのようはものはない。中を確認しようにも道のど真ん中で突っ立っているのは迷惑でしかないので、比較的に人の少ない路地へと移動する。そうしてようやく誰のものかも分からない本の持ち主の名前が書かれていないかと軽く本を開いてみたページに書かれた文字の羅列の意味に普段眠そうにしているグレーの瞳が見開いた。そこに記されていたものは、昔の自分が経験したことの詳細。自分しか知らないようなことまでもまるで見てきたように気持ち悪いぐらいに事細かに記されていた。気味の悪さに本を持つ手が震える。そんな時に風が吹いてページが数枚捲れた。そしてまた凍りつく。それは「友人」の事故の時の話だったからだ。頬に一筋の雫が零れる。これはなんの嫌がらせなのだろうか。グッと歯を食いしばり本を閉じてしまおうとするのに、手は勝手に次のページへと進めていく。そして気づいた。自分自身の人生を書き綴られた本。誰のものでもなく、今ページを開いている自分自身の本。今日の出来事だけでなく、この先未来の事まで記されている。しかし未来の描写は突如として途絶えた。どんなに先を捲っても空白のみで何も記されていない。綴られた内容は1ヶ月先で止まっているのだ。ドクンと鼓動が強くなった気がした。目の前が暗くなる。今まで親の言いなりで生きてきた人生は、こんなにも呆気なく終わりを告げてしまうというのか。絶望に打ちのめられそうになる視界の端に、本のページとは違う材質の紙が映った。まるで縋るかのように丁寧に折られた紙を広げると、自身が白雪姫という童話の世界の血胤だと記されていた。にわかに信じ難い文字。しかし続く文言に息を飲む。『天運に諍いたくばアネモネを』無意識だったかもしれない。気がついた時には身体は浮遊感に包まれていた。思わず目を閉じ、何が起きているのか分からないままようやく足が地に着いた感覚がして閉じていた目を開ける。視界いっぱいに広がるそこは今まで見たこともない場所だった。背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉。非現実的な景色に思考がまとまらない。いったいこれから何をしたらいいのか分からずにいると、身体のうち側から暖かなものが幾つもあることに気づいた。思わず胸元に手を当てる。今まで感じたことのない感覚で、でも「独りではない」と何故か思えた。それだけで固まっていた思考が動き出す。冷静に落ち着いて現状を整理しようと、ひとまず視界に入っていた小さい家へと足を向けるのだった。


(/>8でグリム童話を希望していた者です。pf提出させていただきます。ご査収くださいませ。能力の内容がダメだった場合は違うものを考えさせていただきますので、遠慮なく言ってください)

16: 無名の物書き [×]
2023-10-05 19:36:11

>15
(素敵なpf提出ありがとうございます。不備等ございませんでしたので、本編開始まで今しばらくお待ちくださいませ)

17: Emil [×]
2023-10-05 20:16:29

>16主様
(/心配だった能力に問題がなくてホッとしました。許可ありがとうございます。承知しました。開始までゆっくりとお待ちします。)

18: さすらいの旅人さん [×]
ID:c417b5210 2023-10-05 21:22:39

名前:Emily(エミリー)
性別:女性
年齢:23
性格:リアリストではあるものの、心配性であり、嘘だと思っていても、それが本当だった時のリスクを深く考えるタイプ。一瞬のはったりには引っかかりづらいが、ごり押しの言いくるめには弱い。人に強く出る事はあまりないが、どこか芯があり、自分の信じていることは意地でも曲げない。ただし、メンタル的にはあまり強くなく、言われた事やられた事に2、3日は凹む。
容姿:癖のない、ストレートの長髪。長さは腰位まであり、横髪も首の真ん中位まである。色合いとしては、くすんだ金?の様な色をしている。若干吊り目でエメラルドグリーンっぽい色。体格的には普通より少し華奢。身長は166cm
拠点:③色とりどりの花に囲まれた夕暮れのように鮮やかな煉瓦造りの一軒家
童話:アンデルセン童話
物語:野の白鳥
能力:
『brandenalde』
イラクサの葉を操ることができる。しかし、操っている間は喋る事が出来ず、操れるのも精々11枚の葉と11本の茎位。自分も相手も操られたイラクサの葉に触れると火傷を負う。茎はそういう事は無いが葉に比べると速度は速い。長くても1時間程度しか操る事が出来ない。
触れた後の火傷は葉に触って居なくても火傷が深くなっていく。しかし、それも操っている間のみなので10分程度ならさほど深くもなりはしない。また、自分もとある通り、触れた後の火傷はEmilyも蝕む。
一度能力が切れた後は再度能力を発動しても、前の能力の時についた火傷が深くなることは無い。
備考:兄と父の3人家族。兄が重い病気にかかっており、その治療費を必死に稼いでいる。家族が大好きで、いつか必ず皆で幸せに暮らすんだと思いながら兄の看病をしたり、稼いだりしている。それは父親もそうである。母は、自分の記憶にないので居ない物だと思っているし、それでいいと思っているので兄にも父にも聞いたことは無い。幼いころから本が好きで、知識豊富。それも相まって、図書館司書として働いている。少々の貧困と兄の病気以外の障害も特になく、苦労もあまりしてこなかった。強いて言えばの障害は、片親で本が好きで静かで影が薄い変な奴と思われいじめられた事位だが、拒否し続けた結果、それもされなくなった。図書館司書を天職だとは思っているが、本当は作家になりたいと思っている。
ロル:図書館のカウンター。いつもの定位置で私物の小説を読みながら、貸出客を待つ。暫くして、持ってきていた本を読み終え、別の職員に交代をし、誤返架防止に置かれているブックトラックを確認しに行く。この時間であればあっても4、5冊位でさほど時間もかからないだろうと、ブックトラックを確認する。そこには、1冊の本があった。光すら吸い込みそうなほどの真っ黒で、やけに分厚い本。図書館で貸しているにしては異質すぎるその本を手に取り、題名を、貸し出しの為のその他を確認する。その本には何も無かった。題名も、貸し出しバーコードすらも。内部を確認すればある程度は分かるだろうかと、その本を開く。その文字をいつも通り冷静に、ただ頭に入れる。その内容は、自分のこれまでの人生と全く変わりなく、また詳細に描かれていた。覚えていない母親との話、覚えている兄との話、父との話。そして、誰にも言っていない虐められた事まで、ありとあらゆる人生の詳細が書かれていた。あり得る筈はないと思わず本を閉じる。呆然と立ち尽くしながらも頭を回す。確かに、そこに書かれていたのは己の人生で、でもありえる筈は無く、必死に頭を動かす。もし、未来が分かれば・・・と、自身の好奇心を抑えたいが、体は再び本を開け、続きを読む。しかし、1か月後のページが最後のようで、そこからはもうめくる為のページが無かった。最後のページの頭から滑りそうになる文字をどうにかして、読む。乾いた笑いが出そうになるのをぐっと噤む。冗談にしては、冗談にならない程詳細なそれを投げ捨てたくなる手を堪え、裏表紙の裏を確認する為に、最後のページをめくった。そこには、文字は無く、代わりに、本と年代の合っていない、古びた紙があった。そこには、自身が野の白鳥の血胤だと書かれていた。普段なら信じないような話。あれは創作で、私が今ここに立っているのは現実である、そうじゃなければ、今の本を握る感覚すら偽りという事になるから。ただ、その後の文字だった、受け入れなければいけないと直感したのは。『天運に諍いたくばアネモネを』確信を持って、それに血を滲ませる。すぐさま吐きそうになる浮遊感を感じながらも、どうにかそれを堪え、しっかりと目を閉じる。嫌な事があったら、目を閉じて、終わりを願って口にする。兄から言われたそれを、何度も実行する。何度も何度も繰り返して、ついに浮遊感が無くなり、私は目を開けた。そこは、煉瓦造りの一軒家の前だった。非現実的で、夢の中だと思いたいが、先につけた傷が、これは夢では無いと頭に響かせて伝える。ふらついた脚に従って、私はそこにしゃがみ込んだ。

(/>7です・・・遅くなってしまい申し訳ありません。pf提出させていただきます。)

19: 無名の物書き [×]
2023-10-05 22:27:13

>18
(素敵なpf提出ありがとうございます。不備等ございませんので、本編開始まで今暫くお待ちくださいませ)


>参加者様へ
(イソップ童話の候補者様がいらっしゃらないため、一先ずの本編はグリム童話、アンデルセン童話、ペロー童話の3名で進めさせていただきます。つきましては、主からAll文を提出致しますので、絡んでいただけると幸いです。)

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