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イミテーションパレヱド【童話/バトロワ/3L/人数制限有】/19


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15: 名無しさん [×]
2023-10-04 21:12:56


名前:Emil(エミル)
性別:男性
年齢:29
性格:寡黙で必要以上に言の葉を紡ぐことは少ない。自分の意見を述べることも少ないが、やる気がない訳ではなく単に感情を言葉や態度に示すのが極端に苦手なだけであり、基本的に言われるがままに行動を起こすことが多い。そのため周りからいい様に使われるような立場になっていても気にしていないし、別のところでロボットと揶揄されていることも。そんな彼も能力を使した際のギャップは激しく(後述)、能力使用後はただひたすらに疲労困憊となる。

容姿:プラチナブロンドの髪とグレーの瞳。前髪は真ん中で分けていて後ろは襟足あたりで揃えてある。瞳はなんとなく眠そうに瞼が少し下がっていてまつ毛は眺め。北欧を感じさせるような白い肌で細身。身長は176cm。
能力使用時、瞳の色が変わる。
ギネ→赤
ジェダ→黄
ファルコ→青
エディ→緑
ミューラ→紫
レーシィ→橙
デュマ→藍

拠点:①背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉
童話:グリム童話
物語:白雪姫

能力:《Seven dwarfs》
7人の小人を顕現させたり憑依させることにより7種の異能を扱うことができる。ただし、一度に顕現(憑依)できるのは最大2人までであり、解除後のリキャストタイムは12時間。
ギネ:楽天家で挑発的。肉体強化による拳や蹴りが主軸。(憑依)

ジェダ:臆病者。痛いのが嫌なので直径2メートルの長さの盾を構築する守備担当。盾がダメを受けると砕けるので毎回構築しなくてはならない。(顕現)
ファルコ:いつも怒ってるし口悪い。電撃系。普段はあまり姿を見せない。(憑依)
エディ:温和の平和主義。ファルコのストッパー役。風を操り身体を浮かせることも可能。(憑依)
ミューラ:泣き虫で激情的。対象物を瞬間移動させる(主に戦線離脱用)(顕現)
レーシィ:生真面目で融通効かない。自らが剣へと変化する。(顕現)
デュマ:司令塔。攻撃力や防御力などは一切ないが、他の6人を支配下にして強制的に使うことができるが殆ど出てくることはない(憑依)

備考:比較的に裕福な家庭に育っているが、そこに家族愛というものはなく、ただ親が敷いたレールを歩いているだけの人生だった。自分の意見は全て却下されてしまい、やがて感情や言葉を表に出すことを抑えるようになった。言われたことをきっちりとこなせば褒めてもらえるし喜んでくれる。そう学習して「拒否」「嫌」「断る」ということを一切しなくなる。友人と呼べる者はおらず、使いっ走りの学生時代でも親の示す成績だけは常に維持していた。社会に出てもコミュニケーションが取れないことが災いして、上司同僚先輩後輩からも遠巻きにされている。長年培われてしまったものはなかなかに変えることは難しいが、それでも気にせずに話しかけ続けてくれていた存在も確かにいた。その人物だけが唯一の「友人」で、現在の少しでも言葉と感情を表に出そうと努力しているキッカケにもなっている。

ロル:手に小さな花束を持ちやってきたのは、街中の交差点の隅。そこには警察の看板が立てかけられており、道行く人達に情報を求めるような内容が記されていた。何度も何度も見た内容。もう1字1句間違えることがない。その場にしゃがみこみ花束をそっと看板の傍に添えると両手を合わせて目を閉じる。瞼の裏には今も尚色褪せぬ「友人」の笑顔が浮かんだ。ゆっくりと目を開けると当時の光景が幻のように視界に重なっていく。後悔をしていないと言えば嘘になる。しかし過ぎてしまったものはもう戻ることは無い。「友人」への追悼を済ませると立ち上がり、行き交う人混みを縫うように歩いた先の道端で本が落ちていることに気づく。周りを見るかぎり本の存在に気づいている様子は無い。不思議に思いながらも本まで近づいて拾おうとした指がピクリと止まる。漆黒の装丁に不気味さを感じた。やけに存在を主張する分厚い本。しかし誰かに踏まれる前に交番にでも届けようと伸ばしかけていた手を伸ばして本を拾う。見た目の通りにズシリと重みが腕に伸し掛る。背表紙や表紙にタイトルのようはものはない。中を確認しようにも道のど真ん中で突っ立っているのは迷惑でしかないので、比較的に人の少ない路地へと移動する。そうしてようやく誰のものかも分からない本の持ち主の名前が書かれていないかと軽く本を開いてみたページに書かれた文字の羅列の意味に普段眠そうにしているグレーの瞳が見開いた。そこに記されていたものは、昔の自分が経験したことの詳細。自分しか知らないようなことまでもまるで見てきたように気持ち悪いぐらいに事細かに記されていた。気味の悪さに本を持つ手が震える。そんな時に風が吹いてページが数枚捲れた。そしてまた凍りつく。それは「友人」の事故の時の話だったからだ。頬に一筋の雫が零れる。これはなんの嫌がらせなのだろうか。グッと歯を食いしばり本を閉じてしまおうとするのに、手は勝手に次のページへと進めていく。そして気づいた。自分自身の人生を書き綴られた本。誰のものでもなく、今ページを開いている自分自身の本。今日の出来事だけでなく、この先未来の事まで記されている。しかし未来の描写は突如として途絶えた。どんなに先を捲っても空白のみで何も記されていない。綴られた内容は1ヶ月先で止まっているのだ。ドクンと鼓動が強くなった気がした。目の前が暗くなる。今まで親の言いなりで生きてきた人生は、こんなにも呆気なく終わりを告げてしまうというのか。絶望に打ちのめられそうになる視界の端に、本のページとは違う材質の紙が映った。まるで縋るかのように丁寧に折られた紙を広げると、自身が白雪姫という童話の世界の血胤だと記されていた。にわかに信じ難い文字。しかし続く文言に息を飲む。『天運に諍いたくばアネモネを』無意識だったかもしれない。気がついた時には身体は浮遊感に包まれていた。思わず目を閉じ、何が起きているのか分からないままようやく足が地に着いた感覚がして閉じていた目を開ける。視界いっぱいに広がるそこは今まで見たこともない場所だった。背丈の高い木に囲まれた木造りの小さな家と瑠璃色の泉。非現実的な景色に思考がまとまらない。いったいこれから何をしたらいいのか分からずにいると、身体のうち側から暖かなものが幾つもあることに気づいた。思わず胸元に手を当てる。今まで感じたことのない感覚で、でも「独りではない」と何故か思えた。それだけで固まっていた思考が動き出す。冷静に落ち着いて現状を整理しようと、ひとまず視界に入っていた小さい家へと足を向けるのだった。


(/>8でグリム童話を希望していた者です。pf提出させていただきます。ご査収くださいませ。能力の内容がダメだった場合は違うものを考えさせていただきますので、遠慮なく言ってください)

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