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花一匁(〆)/276


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自分のトピックを作る
261: 大祝直政 [×]
2023-10-19 19:46:05




( 己の発言で椿がパニックに陥っていることなど気付かず、店に並んでいる中で一番値の張るおしろいや、艶めかしささえ漂わせる色彩の口紅など、店員の手によって最上級品の化粧道具が次々と選ばれていき。購入するものをあらかた選び終えたらしく、あらためて会計へと案内されようとしたそのとき、傍らの相手から引き留められると、いったいなんなのだろうかとふりかえればそこには顔を真っ赤にしてなにやら不安そうな表情でこちらに問いかける相手にそのおかしな様子に首をかしげて。この男、初日の勇気を出した時以外、今まで純粋な椿しか見ていなかったためか、相手と『そういう』ことをするということが頭からすっぽ抜けているらしく、だからこそ相手の言う『遊ぶ』とは三味線や舞踊を見る芸子遊びのことを言っているのだろうかと勘違いしていて。今まで、三味線や扇に目を輝かせていた相手を見ていたため、できることなら相手の好きなようにさせたいと思い、これまで遠慮ばかりしていた相手を心配させないように、真っすぐ見つめながら「 あぁ、俺は椿と『思いっきり遊ぶ』ぞ。 」と真剣な眼差しで言い放っては会計へと歩を進めて。 )




262: 椿 [×]
2023-10-19 23:16:05



思い、きり……。

( こちらを射抜いてしまうような彼の黒瑪瑙と、それから世の中の乙女だったらメロメロと腰が砕けてしまうのではないかというような文句に椿はただただ蘇芳を丸くして言葉を繰り返すことしか出来ず。思いっきり遊ぶって何されちゃうのかしら、私はじめてなのに、何から準備したら、嗚呼でも優しくしてくださるかしら、なんて生娘の疑問と不安とどきどきは留まることを知らずに、会計へと先に歩いていってしまった彼を追えることなくたたただ乙女の柔肌を赤らめることしか出来ず。初めて彼の屋敷に来た日にありったけの勇気を振り絞って着た…もとい身につけたあの下着たち。もう出番が来ないだなんて思わなかったけれどまさかこんなに早く来るだなんて。……それとも直政様はあの衣装だけが良いのかしら。悶々と少女の頭を占める桃色たちはどんどんと話が進んでいき、椿はハッと我に帰ればまた彼の方へとぱたぱた追いついて「 直政様、私一生懸命つとめさせていただきますね、! 」と上手に会話の噛み合ってしまう勘違いを加速させていき。 )




263: 大祝直政 [×]
2023-10-20 16:56:28




( 二人の間に盛大なすれ違いが発生しており、頭の中がピンクに染まっていく相手をよそに己はというと会計の場へと来れば、ピアノと三味線を買った時と同じように、小切手の支払いにサインをして。扇も花魁衣装も、厳かな箱にしまわれているのを眺めている間に、椿がぱたぱたと寄ってきて意気込みを込めた言葉を聞けば、それほどまでに三味線と舞踊を見せたいのだなとまたも勘違いをして。そうまでしてくれる相手の気持ちを汲み取ろうと、こちらも相手の気の済むまで付き合おうと決意すれば「 うん、期待してる。今日は寝かせないからな。 」と、嫌になるまで相手の芸子遊びに付き合おうと、またも変に噛み合う会話で二人のすれ違いが加速していき。そうして店での買い物が済めば時刻はすっかり昼食時。相手の手を引いて店を出た瞬間、いつぞやの時の様に空腹を告げる椿の腹の虫がこちらに聞こえるまで鳴ると一拍置いたのちに「 ぷっ、…くくっ…。 」と顔を相手から逸らしながら必死に笑いをこらえれば「 そろそろ昼食にしようか。 」と、いまだ笑いの余韻をこらえながら相手の腹の虫の機嫌をとろうとして。 )





264: 椿 [×]
2023-10-22 10:39:49



もお!!!直政さま!!!

( いつかのように椿の腹の虫が空腹をきゅる、と知らせれば此方から顔を背けて笑いを噛み殺せていない彼の様子にぱっと顔を赤くしてぷんすこ怒り。否、そもそもの発端は自分なのだけれど。だがやはり食欲には勝つことが出来ないのか昼食にしようという彼のご機嫌取りにぴく、と反応しては「 …食べます、 」 と少女然とした鈴の転がる声で頷いて。所詮食欲というのは人間の三大欲求。どんなに人形のような顔をしてもそれらには抗えないので。 )




265: 大祝直政 [×]
2023-10-22 20:23:06




ごめんごめん。

( いくら無意識のことといえど、己の腹の虫の音を聞かれれば恥ずかしいらしく、その真白の頬を林檎のように真っ赤に染めながら怒って見せられると先ほどより多少は収まったものの未だ笑いの余韻が残った表情で気さくに謝り。相手からの了承も貰えたことで、椿の手を引いて着いたのは百貨店の上層階にあるレストラン街のフロア。中華、洋食、和食と様々な種類の店が並んだこのフロアもやはり高級志向の店ばかりで、その豪奢なフロアを前にして「 椿は食べたいものはあるか? 」と問いかけて。 )

( / 突然の相談なのですが、椿様の方からなにかこうしたいといった流れなどはありますか? )





266: 椿 [×]
2023-10-29 22:04:45



食べたいもの……。

( 空腹を告げてくるお腹とは裏腹に、自分の喉が何を欲しているかと言われたら特に浮かぶものもなく椿は首を捻る。今までの生活でここ数日のように色んなものを食べたりということが滅多に無かったせいかそもそも知っている料理のバリエーションが少ないのだ。椿はしばらく悩ましげに眉をきゅ、と下げた後に彼の方をそろりと見上げては「 直政様が好きなものが食べたいです。 」とふにゃりと幼い花の笑顔を浮かべて。……それにそもそも、高級なお料理は名前を見てもいまいちわからないので。舌の肥えた人が選ぶのなら間違えていないだろうと。 )


( / そうですね…!以前お話していた風邪のシチュエーションができたらかわいいなあとひっそり思っておりました…! )



267: 大祝直政 [×]
2023-10-31 21:48:06




俺の好きなもの…か…。

( 今日の己の舌からはこれといった希望は特にない。だからこそ、今日は椿の素直な直感に身を任せてみようとしたのだが、結局は選択権が己に回ってきてしまえばほんの少し眉根を下げて困ったような表情を浮かべて上記の様に悩み始めて。洋食はこの間、星ノ喫茶に連れて行ったためそれ以外の和食か中華か、と絞っていくと不意に香辛料の香りが鼻腔をくすぐり、その香りがするほうを見やった先には豪奢な店構えの中華料理店が。そういえば、椿はまだ中華料理は経験がないだろうと、新しい経験をさせるいい機会だと考えれば「 よし、中華にしよう。 」と、椿の手をきゅ、と力を込めて握り善は急げと言わんばかりに早速中華料理店に向かい。 )

( / そういえばそんな話をしていましたね!その流れでいきましょうか!昼食の場面が終わり次第、椿様の様子がおかしいーという流れにしますか? )




268: 椿 [×]
2023-11-05 16:50:17



ちゅう…か…。

( 彼の口から告げられた聞き馴染みのない料理にぱち!と蘇芳の瞳を丸くしてはたどたどしく彼の言葉をオウム返しし、そのまま彼の大きな手に小さな手を引かれてその目当ての店へと向かい。姐さんのお客様が確か食べたことがあるんだったかしら、私たちの国のお隣?近く?の国の料理だった気がする。だなんて不思議そうに首を傾げつつも、だがしかしその心はまだ出会ったことの無い料理と彼の勧めるものならば美味しいのだろうという期待と好奇心から踊っており、椿の頬は自然と緩んでしまい。─── 少しだけ、一瞬だけくらりとした頭は気の所為ということにして。 )



( /かしこまりました…!!
ではちょっとずつ異変を自覚させて表に出させて行きますね…!よろしくお願いします…!)



269: 大祝直政 [×]
2023-11-23 20:51:26




( 椿の手を引いてやってきたのはレストラン街の中でも規模の大きな中華料理店。艶やかなチャイナドレスに身を包んだ美しい女性が二人を案内し、店の中に入ればそこはまるで別世界と見まごうほどの豪奢な内装で。金色に煌く龍の彫像や、繊細な刺繍が施された壁面と、やりすぎではないかと言っていいほどの豪華絢爛な店の中を臆することなく進んでいけば、今回の二人の席に着き。チャイナドレスの美しい女性が、メニュー表を渡してからしずしずと下がっていけば、その艶やかな姿に一瞬目を奪われながらも一つ咳払いをして気を取り直してから。 )

どれにしようか、椿。



( / 大変遅れてしまい申し訳ありません…!本体がバタバタしていたり、流行り病にかかってしまったりしてなかなか返信することができませんでした。もし、まだいらっしゃるならぜひお相手をお願いします…! )




270: 椿 [×]
2023-11-25 20:53:51



─── … 。

( 連れてこられたのは豪奢な内装や煌びやかな女たちの揃う、なにだか花街のような料理店。スリットの深く入ったセクシーなチャイナ服(という単語は勿論椿は知らないので彼女にとっては不思議な形のお洋服)から垣間見れる瑞々しい生足がやけに扇情的な真っ赤な唇の美しい女の店員に目の前の主人が瞳を奪われたのをちゃっかりと目撃してしまった椿はむ、と唇を尖らせれば〝私もこの服を着ればいいのかしら〟なんて自分でも無意識に小さな嫉妬心の花を探しては彼の問い掛けをうっかり聞きこぼしてしまったのか「 はえ、……あ、……ええと。ごめんなさい直政さま。もう一度、 」と店内にいるチャイナ服の女たちとはまた違う男の庇護欲を掻き立てるような幼い顏をきゅと不安そうに変えて。 )


( /わ!今本当にみんな罹患されてますものね…!体調は如何でしょうか、どうか無理なさらずご自身の体調第一になさってください…! )



271: 大祝直政 [×]
2023-11-27 22:44:55




料理はどれにしようか。

( こういった店には慣れていないのか、委縮するかのように幼い顔を不安そうに浮かべる相手が問い返してくると、その小動物のようなか弱さに庇護欲を掻き立てられながらも、その不安を落ち着かせようと優しく上記を口にして。そうして相手がメニュー表とにらめっこをしている間も、料理の皿を持って店内を優雅に歩くチャイナ服の美しい女性たちの、その深いスリットから覗く眩しいおみ足が扇情的でちらちらと目を奪われて。ふと、思い出したのはあの時爆弾を身につけてきた椿の体。紐のガーターとニーハイソックスに飾られた、椿の健康的な太ももを思い出しながら、「 あの服、椿に似合いそうだな。 」なんて下心丸出しの言葉を思わず口にして。 )


( / 隊長の方はもう大丈夫です!ご心配をおかけしました。これから早く返信できますので! )




272: 椿 [×]
2023-12-11 17:25:22



お、お料理……えっと、……
、へ、ッ?

( 彼が料理を聞いていたのだと改めて教えてもらえればあわあわとメニューに目を落とすも、それらは難しそうな文字ばかりでいくら姐さんに字の読み書きを教えて貰っていたとはいえ椿が読むには少々難しいものたちばかりで。焼き……売る……?とメニューと睨めっこをしていればふと耳に届いた彼の言葉に素っ頓狂な声を上げながらぱっと顔を上げて。そうして彼の視線に釣られるように美しいチャイナ服に身を包んだ豊満な女性を見れば、〝やっぱりああいう服の女性がいいのね……!〟とまた椿の胸の奥に小さく美しい嫉妬の花が開いて。「 ……直政さまは、ああいう服の女性がお好きですか? 」はたしてくらくらと先程から回らない頭のせいか、それとも嫉妬の花のせいか。ふだんならば聞かないような言葉を思わずぷっくりとした唇から零してしまえばむ、と拗ねたような表情を隠すことなく小さな仔猫が親猫を取られた時のようにつん、と唇をとがらせて。 )


( /今度はこちらが大幅に遅れてしまいました…申し訳ありません…!!!
仕事が一段落いたしましたので、ほぼ毎日これからはお顔を出せるかと思います……! )



273: 大祝直政 [×]
2024-01-05 21:29:20




ん?あ、あぁ…確かにあそこにいる女性は雅で素敵だ。

( 店内のチャイナドレスを身にまとった女性を眺めるのもほどほどに、これから注文する料理を決めるためにもう一度メニュー表に視線を戻すと、目の前の相手のぷるりとした唇から小さな嫉妬の言葉が紡がれればその言葉に含まれている嫉妬にこの朴念仁は気付くことなく、チャイナドレスの女性をさりげなく褒めるような上記の言葉を発して。「 だけど、容姿や服で女性としての美しさが決まるわけじゃない。そしてその美しさは見る人によって変わるものだよ。 」と、どこか哲学的な言葉で諭しては、頼む料理があらかた決まったらしく。)

―――それで、頼む料理は決まったかい?


( / 返信が大変遅れてしまい、ほんっとうに誠に申し訳ありません。年末年始で少しバタバタしてしまっていました。これからは顔を出せますのでまだお相手してもらえたら幸いです…。 )




274: 椿 [×]
2024-01-11 17:12:03



……????

( 容姿や服で女性としての美しさが決まる訳では無い。その彼の言葉に椿はこてり、と首を傾げてはまんまるの蘇芳を何度か瞬きさせる。今まで自分が生きてきた世界の常識とは真逆の言葉に理解が追いつかなかったのであろう、遊郭では美醜が殆どだったのだ。美しい女はそれに伴っているように器量が良かったし、醜女は其れらを見ながら妬むような狭量の女が多かった。そう云えば、美とは余裕なのだと姐さんから聞いた気がする。椿はそれらをふと思い出しながらスッカリ思考の海に浸かっていたものの彼の言葉にぱっと意識を浮上させてはまたメニューに瞳を滑らせたあと「 あの、……ええと、直政さまの、オススメがいい、です。 」と矢張り異国の言葉も混じった見たこともないメニュー名たちではどんな料理か全く分からなかったのか恥ずかしそうにメニューで薄紅色に染った顔を隠すようにしてもじもじと答えて。 )


( /とんでもないです私も遅れてしまいましたし…!お互い気にしない方向で…!!!

こちらこそぜひまたよろしくお願いします! )




275: 大祝直政 [×]
2024-01-18 23:18:50




ふむ、俺のおすすめか…。

( 中華料理という初めてのジャンルに混乱してしまったらしく、決めあぐねたのかこちらに主導権を回してくると今度はこちらが悩み始めて。相手にとっては初めて食べる中華料理、どうせならいろいろなものを食べさせてあげたいとちょっとした親心のようなものが芽生え、メニュー表を見ながら吟味して。「 …よし、! 」とあらかた決まったらしく、一つ声を上げて店員を呼べば様々な料理を次々に頼んでいき。注文を終え、チャイナドレスの女性を見送れば何故か頬を薄紅色に染めらせる相手に気付き )

椿?顔が赤いぞ…?

( / お優しいお言葉ありがとうございます…!こちらこそよろしくお願いします! )



276: 大祝直政 [×]
2024-03-10 20:22:26


( / 久しぶりに上げてみますね。 )



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