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晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】/212


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189: 預言者/千草 [×]
2022-11-30 16:28:08



>>186 / 朽葉

まあ、そんなに期待はしてないさ。
(彼女がポツリと零した言葉には、苦笑を滲ませた返答を。幼い頃ならいざ知らず、幾年も経た身が無邪気に期待することなど出来ようはずもない。故に気にせずとも良いのだと、言外に含ませては繋いだ手のひらに軽く力を込める。外観から想像はしていたが、踏み入れた途端に映る景色は正しく崩壊を意図しているようで、雪駄の端に残骸が引っかかっては跳ねて飛び。さり気なく、しかし行儀悪く障害物を足の先で退けていれば、不意に届いたのは寂しげな幼子の声。思わず視線を向けた先、彼女の緑の瞳はカウンターの札を捉えていた。掛けようとした声はしかし次いだ案内に先回りされ、開きかけた唇からは辛うじて同意の音が漏れ。幼い力で先導される中、網膜を流れていくのは褪せた写真の数々で、ぽっかりと浮いた球に吸い込まれそうな錯覚が少し。踏み締める足の感覚を頼りにして歩を進めていれば、その流れがふつりと途切れたのはある部屋の前だった。傍らにつられて見上げたのは、かつては誇らしく掲げられていたのだろうプレート。その名が記すあまりに壮大なスケールに、ぽかんと口を開けて。この先に待ち構えているものは空を移す神業──。ふらりと傾いだ身体、それを支えるように扉に片手をついて。中からは当然何の振動も伝わって来てはくれず、その静けさが逆に不安を煽り。誤魔化すような響きを含んだ声が、独り言じみて零れ出る。若干の意味の欠けを孕みながら、先程の隣人の言葉を引っ張って)
天球の図書館。……そっか、本物の星で、我慢になるほど。

(/承知いたしました、お答えいただきありがとうございます。それではこの方向で進めさせていただきます!/蹴り可)


>>187 / 瑠璃様
>>188 / 梔子様

(/まとめてしまって申し訳ございません。返信について承知いたしました!お忙しい中ご報告いただきありがとうございます。瑠璃様と梔子様の復帰をお待ちしております!)




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