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Top Secret!(〆)/203


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41: ティア・マーク [×]
2022-08-06 12:55:28

ありがとうございます。では、僕はこれで。
(シスターに腕や頬に包帯を巻かれ、暴力を振るわれた理由に心当たりがあるかと問われたが、心当たりはないと首を振った。手当てのお礼を述べて、部屋から出るときゃあきゃあと女子が甲高い声をあげて走り去り、部屋に入っていく。ドアの隙間から視線を向けてみればあの彼の部屋で、本を読んでいる様だった。自分以外の者に無関心でいる彼の様子を一瞥するとふいっ、と顔を背け裏庭へ足を向けて)

42: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-06 13:13:07

……少し静かにしてくれないか。本が読めない。
(少年は伏せ気味の瞳を取り巻きたちに向け、静かになる様子が無いことを察すると読みかけの洋書を手に部屋を出て螺旋階段を降り、裏庭へと向かうと木の下にある人気のないベンチを選び、腰を下ろすと読みかけの洋書を開いて頁を捲り始める。宝石のような瞳から放たれる視線を洋書に落とし、微かに吹くそよ風が柔らかな金髪を揺らす風景はまるで風景画のワンシーンのような姿に見えて)

43: ティア・マーク [×]
2022-08-06 13:36:32

……君は、信者のお世話は大丈夫なんですか?
(裏庭の片隅にある花壇の草むしりをし、丁度よく咲いている薔薇を鋏で切り取り腕に抱える。部屋に戻って棘を取ろうと歩いていれば絵画のような風景を見つけ一瞬立ち止まった。だがよく見れば快く思っていない彼が1人で本を読んでいるようで、周りには取り巻きの信者達はいないようで。いつもなら群がっているはずの彼らは、と疑問に思えばふと口に出して問いかけてしまい)

44: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-06 14:00:38

…信者……なんのこと?
(声を掛けられると読んでいた洋書から顔を上げ、目の前の包帯を巻いた痛々しい少年に視線を移すと睫毛に覆われた瞳を伏せたまま首を微かに傾げる。一旦洋書に視線を落とし、また彼の方に持ち上げて「僕はただ、静かに本を読みたいからみんなのところから移動してきただけだよ。」と静かな声で答えて)

45: ティア・マーク [×]
2022-08-06 15:55:50

無自覚なんですね。…では、彼らがここに来たら君が追い払っておいて下さい。僕はやることがあるので。
(彼の周りで心酔している少年少女達を信者と言わずなんと言うのか。周りの惨状に無関心な彼に呆れたようにため息を零す。確かに彼の容姿は人間離れしているし、雰囲気も孤児院にいる者達とは違うようだが…何故こんなにも崇拝されているのかが謎だった。所詮彼も、彼の周りの少年少女も、自分と同じ人の筈なのに。理解できない線引きに眉を寄せると嫌悪感を滲ませながら釘をさして)


46: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-06 16:19:21

……そう。分かったよ。
(洋書から少し目線を上げ、素っ気なく彼の言葉に頷くとまた視線を戻して無言で洋書を読み耽る。暫くの間意識を洋書に向けていたようだが、やがて少年を発見した少年少女たちが少年に群がると洋書に栞を挟んでぱたりと閉じ、彼らに向かって冷えた眼差しで吐き捨てる。「……僕は静かに本を読みたいんだ。帰ってくれないか」少年少女たちはたじろいだようだったが、すぐに少年の言葉に従ってそれぞれの自室へと戻っていき)

47: ティア・マーク [×]
2022-08-06 16:52:42

……なんだ、案外君も役に立つんですね。
(棘を取り終えた薔薇をシスターに渡し、違う花壇の整備に戻ってくれば信者たちが立ち去っていくところで。意外と彼の言葉は聞くのだなと感心し、ただ自分を見つめている彼も役に立つのだなと呟いて。ジョウロと草取り用のバケツを手に木の近くにある花壇に座ると黙々と草取りをし、取った草はバケツに入れて)

48: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-06 18:55:58

……僕はただ、静かに本が読みたいだけだよ。それで、きみは邪魔をされたくない。利害の一致ってやつさ。…じゃあ、僕はそろそろ部屋に戻るよ。
(少年はそう言いつつベンチから立ち上がると中程に栞を挟んで閉じた洋書を小脇に抱え、彼の方を振り返ることなく自室へと戻っていく。螺旋階段の下には僅かではあるが彼の血が残っており、少年は一瞬そちらに目線を向けるがすぐに関係ないと言いたげに螺旋階段をゆっくりと登り、自室へと戻ると椅子に腰を下ろし、栞を挟んだ洋書の続きを読み始め)

49: ティア・マーク [×]
2022-08-06 21:00:22

…シスター、僕にご用ですか?
(彼は部屋へ戻るらしい。帰る言葉を聞いたが返すことはなく、ただ無心に草むしりを続けて。一通り草むしりを行い、水やりをしているとシスターが声を掛けてくる。どうやら養子にする子どもを探しにお客さんが来るらしくその準備の手伝いをして欲しいらしい。「怪我をしているのに…」と申し訳なさそうにするシスターに大丈夫だと伝えるとシスターの後をついていき)

50: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-06 21:55:50

…僕に?ええ、分かりました。
(しばらくは部屋で落ち着いて洋書を読んでいたが、シスターが部屋に入ってくると養子探しのお客さんが来た、と少年を呼ぶ。少年は洋書を本棚に戻し、溜息をひとつ洩らすとシスターに呼ばれるまま部屋を出て行き)

51: ティア・マーク [×]
2022-08-06 22:23:17

あぁ、君も呼ばれたんですね。
(シスターにお茶と菓子を持ってくるように頼まれ給湯室で準備をする。お盆に準備したものを乗せて部屋まで歩いてけば部屋の前に呼ばれたらしい彼がおり、普段の彼の生活態度や優秀さに納得したようにあぁ、と声を零して。自分はただの準備係であるし、こんな怪我だらけでは養子候補として呼ばれることも無い。良かったですね、と一声かけると部屋のドアをノックしてから中へ入ると神父とシスターがお客さんと話をしているようで足音を立てずに静かに近寄って)

52: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-07 07:18:54

……失礼致します。
(彼に続いて部屋のドアをノックし、部屋の中に入ってシスターたちの間の席に背筋を伸ばし、腰を下ろす。シスターが少年の頭に手を置き、「この子なのですけれど…」と眼の前の客に呼びかけると眼の前にいた、いかにも高く品の良さそうな服を着、雰囲気も穏やかそうな老人の夫婦は表情を明るくして大きく頷くとどうやら夫婦のお眼鏡に適ったらしく、少年を引き取ることを決めたらしい。夫婦が神父たちと手続きをしている間、少年はただぼんやりと一点を見つめていて)

53: ティア・マーク [×]
2022-08-07 08:06:45

……痛。
(椅子と椅子の間にある机にお茶と菓子を置けば軽く会釈をして部屋から出る。頭上から聞こえてきた会話から彼は引き取られるらしい。やっとこれで平穏な生活が戻るのだと頭のどこかで安堵しながら、人間味なく呆然としても輝くサファイアのような彼の目が焼き付いていた。片付けを終え、庭園に戻り木の下のベンチに座ると腕の包帯が解けかかっており自分で巻き直す。強く巻いたせいか傷口が痛み、そこを押えて耐えていると芝生を踏む足音がして顔を上げる。そこには紳士服に身を包む男がいて、理由を聞けば養子を探しに来たが迷ってしまったらしい。こんな奥まったところに迷い込むなんて、と疑問に思うが口には出さず神父とシスターがいる部屋へと案内して)

54: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-07 09:42:19

…はい。
(シスター達から送り出され、老人夫婦の乗ってきた大きな馬車に乗せられた少年は惜しむように集まってきた取り巻きたちから身体に気をつけて、や貴方がいなくなるなんて耐えられない、と口々に少年に言葉を投げかける。少年はその全てに静かな声で答えつつ、最後にふと気になったのかあの彼のいる部屋に目線を向けて)

55: ティア・マーク [×]
2022-08-07 10:12:01

え、僕を…ですか?
(シスターと神父のいる部屋へと案内すれば、紳士服の男は養子を探していること、ここまで案内した自分を養子に迎えたいことを伝えた。肩に添えられた手の冷たさと優しく微笑む男の表情に温度差を感じながらも、こんな傷だらけの子どもを容姿に迎えようとする考えに驚いてしまって。神父とシスターはとても喜んでいるようで、自分に受けるか否かを確認してくれた。少し考えたあと、戸惑いつつも男の方を向き養子の話を受けることを伝えて。男と神父が手続きの為の書類を書いていてばふと、窓の外が気になり視線を向ける。外では信者達に囲まれた彼がこちらに視線を向けていて視線が交わった。嫌いな相手ではあったが最後くらいは…と緩く手を振って別れを告げて)

56: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-07 10:23:53

……随分、昔の夢を見たな。
(少年が彼に向かって軽く頭を下げ、ひらりと手を振ったところで馬車が走り出し、少年は別れを惜しむ取り巻きたちに見送られて老人夫婦の家まで運ばれていった。ーそこで、少年の目は覚める。すっかり成長し、大人びた少年は変わらず美しいが着ている服装は白い軍服に変わり、眠っていた場所も軍警察の本部へと変わっていて)

57: ティア・マーク [×]
2022-08-07 10:52:22

…安らかな眠りを、Amen。
(ある屋敷の一室、華やかなシャンデリアが揺れる下には胸から血を流し倒れ伏す男の姿。その傍には全身に黒い服を身にまとった青年の姿があった。赤毛は変わらず、少年の頃より冷たさを含んだ緑の目をした元少年は、物思いにふけた思考から意識を戻して胸に手を当てて遺体に祈りを捧げる。引き取られた少年は殺し屋を職業としていた男から、技術の全てを受け継いだ。それこそ死ぬような経験を何度もし、命を奪ったことは数しれず。いつしか命を奪うことに戸惑いを覚えなくなった時、養父の最期を看取ってフリーの殺し屋として自立した。自分が殺した遺体に冷たい視線を向ければ音を立てず部屋を出て、路地へと姿を消して)

58: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-07 11:04:38

…また、連続殺人ですか?
(彼は円卓に座り、瞳を伏せた物憂げな表情のまま部下の一人の報告に耳を傾ける。彼の信仰は相変わらずらしく、彼の部下は彼のためならば死を恐れず、命を捨てるにも躊躇のない姿から上層部で「狂信者」と密かに囁かれているらしい。彼はごく静かな声でそう問い返し、「…僕が現場に向かいますよ。」と椅子を立ち上がり、数人の部下を引き連れて街の路地へと足を向け)

59: ティア・マーク [×]
2022-08-07 11:24:31

良いですよ、請け負いましょう。場所は?
(馴染みの酒屋でアルコールを嗜みながら煙草を吸っていると隣に男が座る。男はある人物の写真と厚みのある封筒を自分の前に滑らせた。手段は問わず、本日中に殺って欲しいと依頼をされ、考える間もなく写真と封筒を手元に引き寄せて。ターゲットがよく居る場所を聞くとマスターに酒代を払い店を後にする。ターゲットのいる場所まで足を向ければ、丁度よく1人で歩く姿が確認される。ポケットの中で手袋を嵌め、すれ違い様ナイフでターゲットの首を掻き切れば時間を置いて倒れ伏す男に振り向いて。芝居掛かった仕草で胸に手を当て頭を下げれば「Amen」と呟いて)

60: フォギイ・マクスウェル [×]
2022-08-07 13:15:31

……また、殺人か。
(悲痛そうにも、無表情にも見える冷えた瞳を死体に向けるとそう呟く。彼の部下たちは死体にはなんの感情も抱いていないらしく、彼の方に縋るような視線を向けたまま次はどこに向かいます、と口々に問う。彼が歩を進めた路地裏、黒ずくめの男を目に留めては「ねえ」と穏やかな声で呼びかけ)

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