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FLAT LINE(競技戦闘/恋愛/指定枠有)/65


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自分のトピックを作る
■: 協会 [×]
2022-08-04 14:19:24 

世界の玄関口と呼ばれた貿易都市『扉の都』。
扉と呼ばれる別世界との行き来が可能な出入り口が各所にあるこの都市では、日々の様々な種族の往来の中での犯罪も多く、経済発展都市としての税から多額の報酬を出して沈静化を図るべく、ある競技が提案された。

ルール無制限の自由型異種戦闘競技”FLAT LINE”。

近年多国が大金を注ぎ込むようになり、同時にそのパワーバランスを持続するため、競技を管理する協会は「YELLOW」「RED」「WHITE」の三段階、そして管理外水準の「BLACK」に分けた。それぞれ水準の違う国や競技者の衝突のバランスが取られ、今日もその火蓋が切って落とされる。

・ロル40以上から。
・マナー厳守、過度なエログロや過激描写は遠慮下さい。
・参加希望者はPFを提出し、参加許可後に参加を願います。
・ドッペル可、指定枠以外の複数キャラ可。
・無言一週間でキャラリセ(長期離席時は各自連絡お願いします)
・国、種族など自由です。
・確定ロルなどは基本なしの方向で。
・ランキング変動は双方の同意の上で可能とします。

(解除までレス禁止です。)


1: 協会 [×]
2022-08-04 15:29:48

>舞台設定「扉の都」
扉と呼ばれる無数の転送用出入り口によって人口と交易、そして犯罪が爆発的に増加し、対策として”FLAT LINE”の競技施設および協会が設立され、一時は多くの地域から批判の声があがったが、問題が発生毎に常軌を逸脱した競技者たちによって鎮圧されたため、現在は寧ろ国力や財政などのバランス装置として機能している。

>競技と水準について
国力などのパワーバランスの側面も持つ当競技では衝突の均衡をとるため、同戦線競技者間での競技でのみ競技上での互いのベットが成立する。また、ベットは成立しないが、下の戦線の競技者が上の競技者に宣戦布告して戦闘を行い、相手を戦闘不能にすることで上位の競技者と交代で上位戦線に参加することが出来る。

相手を戦闘不能にすれば戦闘終了、以降の継続や再起不能にした場合は競技者失格になる。
施設などの破壊も修復可能範囲であれば教会側が請け負ってくれる。

“YELLOW LINE”戦闘受容水準 (順位登録なし)
参加したばかりの競技者や、戦闘水準が一定の値に満たない競技者が理不尽な衝突を避けるために登録する戦線。上位競技者からの宣戦布告を禁止する規約によって守られている階位の競技者の水準。

“RED LINE”戦闘許容水準
競技者同士の中でも積極的な交戦を許容した競技者が登録している水準。最も多くの競技者のいる戦線であるため、都市内の潜在的な犯罪者の半分はこの戦線の競技者の中から出てくるとも言われている。

“WHITE LINE”戦闘管理水準(第4位~第10位)
一定水準を超えた競技者が登録している戦線で、常軌を逸脱した身体能力を有し、協会の提唱する自治組織としての治安を維持する契約が求められることから、境界の保有戦力として「第7の鉾”セブンスウェポン”」とも呼ばれる。

“BLACK LINE”管理外戦闘水準(第1位~第3位)
指定危険水準とも言われる、協会と契約を組むことで協会側と中立の立場を維持する管理管轄外に指定されたかなり限定的な競技者の総称で、この戦線内での問題は特定危険水準に指定されることが多い。

2: 協会 [×]
2022-08-04 16:48:34

>テンプレ

名前/ 和洋中可
年齢/ 自由
性別/ 指定枠以外自由
種族/ 自由
水準/ - LINE - 位(RED以上)

武器/なしも可
容姿/
経歴/
備考/

>主PF

名前/ 雲弾 卸(ユンタン キュー)
年齢/ 28歳
性別/ 男性
種族/ 秘境部族ルゼルカ族
水準/BLACK LINE 1位

武器/“考高(カオガオ)”
流動性の高い細やかな砂鉄の集合体のような手甲に分類されるもので、自分で選んだものを必要分量を体に薄く張り巡らせている。磁場を利用する武器として用いる。制御が難しいため、あまり使用する場面を好んでいない。

能力/“静曲(ジンチュー)”
元来の大気や水の圧力を変化させて幻覚を見せる能力を長い間鍛え続けることで、振動圧を体表面に纏った状態で行動する技術と、元の幻覚症状を広範囲で併用することで編み出された秘術。質量や摩擦の影響を低減する効果が大きい。

容姿/ 海藻のようにしなる黒くて長い癖毛、半開きの黒い瞳、中世的な容姿というところまでは統一されているが、年齢は少年から青年、壮年にわたってその時次第で年齢が変化するため、本人の特性上正しい年齢も性別も不詳。基本的に鍛えられた男性的な体型で少年から青年の見た目であることが多い。白いTシャツと黒いハーフパンツを思わせるシルエットの一張羅で過ごすことが多い。

経歴/ 体毛に空いた穴を制御することが可能な進化を辿り、流体を震わせて幻覚や幻聴を体験させる幻術を継承するルゼルカ族という辺境の戦闘民族出身で、一族の虐殺、奴隷として監禁されていた過去を持ち、社会復帰してからは賞金で活動しながら、都市部での生活を持続している。

また、扉の都の中や他の都市でも問題行動が多く、無意識のうちに周囲に意識障害を及ぼす可能性があることから、自由時間の行動もある程度制限されている上、自分でも極力制御した秘術を敢えて使うことで周囲への影響を抑えている。



3: 協会 [×]
2022-08-04 19:33:47

>指定枠(各1名)
(継続して参加するつもりの方でPFを提出次第主が判断させて頂きます。)

>BLACK LINE

第1位 男性枠(管理者の意味も含めて主が担当します。)
第2位 女性枠
第3位 女性枠

>WHITE LINE

第4位 男性枠
第5位 男性枠
第6位 女性枠
第7位 男性枠
第8位 女性枠
第9位 女性枠
第10位 男性枠

>特殊枠

主キャラの弟子や交友のあるキャラ、設定関係は主キャラが扉の都に到着して以降に知り合ったという設定で募集したいと思います。指定枠と兼任でも大丈夫です。

(その他の枠の募集は無制限です、それではレス禁解除と募集を開始します。)

4: 通りすがりさん [×]
2022-08-04 20:02:16

(/失礼します、素敵な世界観に惹かれました。第四位で参加希望したいのですが、keepなどは受け付けておりますでしょうか?)

5: 協会 [×]
2022-08-04 20:24:35

>4

(了解いたしました、希望から24時間はkeepさせて頂きます!)

6: 名無しさん [×]
2022-08-04 20:35:01

(失礼します。素敵なトピックに引かれ、今回参加したいなと思います。希望は第七位、もしよろしければkeepお願いします。)

7: 匿名さん [×]
ID:b1a4bde81 2022-08-04 21:09:58

(参加希望します、第3位のkeepをお願いしたいです)

8: 協会 [×]
2022-08-05 05:14:24

>6,7

(参加希望あありがとうございます!keepは24時間です。)

9: ホムンクルス [×]
ID:b1a4bde81 2022-08-05 10:11:35

(/>7の者です、査定をお願いしたいです、割と好き放題設定しちゃった感あります)
(/一応、直接的な戦闘能力は基本格闘オンリーという形で調整はしたつもりです)

「私"達"は、ヒトが好きなのさ」
「所謂に、恋では無く愛情や興味の意味合いで、だがね」

名前 / パラ
年齢 / 不明
性別 / 女
種族 / ホムンクルス
水準 / BLACK LINE 3位

能力 / 『製命のホムンクルス』
パラは自分の皮膚や髪の僅か一片からでも、記憶を引き継ぎ意識を共有する新たな『自分自身』を作り出すことが出来る。
パラは自分自身の肉体に限りその構造を変化させる。
筋密度を強化し、内臓の位置をずらし、骨を増やし関節を増やし通常の人間では到底不可能な身体稼働を実現する。

容姿 / 身長175㎝(可変) 体重55kg(可変) スリーサイズ 84/57/87 露出の多い動きやすい衣服を好む
イメージ画像(立ち絵作成サイト使用):https://i.imgur.com/VA26PKN.png
経歴 /
小さな器、意味も分からず見つめた硝子越しの世界、吹けば消えるような矮小な命が一つ、それがパラの原初の記憶である。

或る錬金術師がいた、彼は抜きんでた好奇心と、知識を希求する欲、そして知恵を持ち合わせていた。
学びと交流の日々、一つの学びが終われば次の学びが必要である、人との関わりもより増やさなければいけない。
故に彼は学びの結果を保管出来る器、人工の命であるホムンクルスを創造することにした、倍の器があれば倍の成果が得られるという単純な道理だ。
学ぶ度に器を創る、交わる度に器を創る、元の器が壊れたならそれを収める器を創る。
永劫に続くかと思われた繰り返し、しかし、人の身である以上避けられぬ終わりがある、彼にとっては老いによって得た病がそれであった。

彼は人生の最後に、自らの研究の集大成として完成された生命の創造を願うことにした、今まで造り続けてきた小さなホムンクルスとは比べ物にならないものを。
例えばそれは、これから先世界がどんな変化を遂げても適応出来るように、常に自らを作り変え続けることが出来ると良い。
例えばそれは、壊れた器の代わりを器自らが創造し、本当の意味で永劫の生命を繰り返すことが出来ると良い。
フラスコの中の小さな命に、年老いた術師は命尽きるまで、まるで我が子を慈しむかのように愛を注いだ、自らの名前の一端を分け与えて。

パラは或る世界、或る錬金術師が最期に作り出した『自分自身を創造し続けるホムンクルス』である。
理論上、彼女は世界そのものが消えてなくならない限り、根本から滅ぶことは無い。
異端が過ぎる存在故に、協会からは個体毎に監視がつけられている、意識を共有する手前あまり増えすぎると精神に混乱をきたすため、一度に同時に存在させるのは両手の指の数までと決めているらしい。
しかしそれでも、その行動目的は人への興味と知的好奇心、それに由来する深い愛情によるものだ。

自らを増やす際には皮膚など露出した部位から行う、露出が多めの衣服を好むのは利便性と趣味を兼ねる。
なお、衣服の錬成は出来ないので当然と言えば当然だが『増えた個体』は全裸状態。
そんなケースがよくあるので、基本的には裸体を晒すことにも抵抗が無い。
愛すべきヒトが創った芸術品だから、興味本位でちゃんと服は着るけれど。

10: 匿名さん [×]
2022-08-05 10:30:51

(/失礼致します。よろしければ第2位のkeepをお願い致します)

11: 協会 [×]
2022-08-05 10:56:01

>9

(お気遣い感謝いたします、面白そうでいいと思います!参加許可させて頂きます。)

>10

(承知いたしました、24時間有効です!)

12: 名無しさん [×]
2022-08-05 19:01:20

「えっ………普段、仙人が何してるって?そりゃ………う……ん……なにもしてないかも。」

「いや、俺は仙人の中でも弱い方だから。あまり期待するなよ?」


「春蕾、参る!」


名前/春蕾(チュンレイ)


年齢/見た目二十代前半、実年齢1000歳超え。


性別/ 男

種族/幻瀧科仙人族

水準/white LINE 7 位


武器/『清水』(しみず)
普段は耳飾りのような形だが、使いたい武器をイメージすると、水のようにしなり具現化する優れもの。仙人族に伝わる武器で常に仙人族が放つ特殊な『気』がなければ制御はできない。好んで使うのは竹笛、槍など。


能力/『未来寵散』(みらいち
ょうさん)

一寸先の未来を見ることが可能。これを応用して、人の気分などを読み取れる。攻撃系ではないが、情報収集に向いている。




容姿/セミロングの黒曜石のような色の髪をハーフアップにし、緑の組紐に、六角形にカットされている翡翠がモニュメントととしてあり、それて結んでいる。前髪は半々に分けていて、長さは目の下ぐらいまで延びている。目の色は暗い茶色。アジア系の見た目をしている。服はいかにも「仙人」を体現しているような若葉色のチャイナ服。腰回りにたくさんポシェットがついていて、薬草などが入っている。
身長175cm
体重58㎏


経歴/
彼は生まれつきの仙人である。武術に秀でていない彼は、まわりの友人はメキメキと武術の技術を昇華させていくなか、自分はどうして武術が上手にならないかなどと思いつつ、才能が特にあった仙術や薬学を伸ばした。彼はその才は誰よりも秀でていて、師匠という師匠をすべて超えていったのだ。

でも、それはいけなかったのかも知れない。彼は、仙人では禁句とされる「蘇生の薬」と「蓬莱の薬」を手に入れてしまったのだ。無論、その薬は使われること無く他の仙人たちに割られ、まだ幼かったのもあるし、追放はされなかった。
春蕾は、その事を可笑しく思った。なぜそんな決まりなんてあるのだろうか。その薬たちはなんも罪も無いのに、割られてしまったのだろうか。春蕾は自分の族の神に問うた。「なぜいけないのだ」と。
神は、『それは人間の手に渡ったら危険だから』と。


神は私に問うた。
『俗世、学び知識を得るか』
と。
春蕾は迷い無くその手を取った。


其れがすべての始まりだ。




(/ >6 の者です。わりと、性癖に寄せちゃいました。確認お願いします。)




13: 協会 [×]
2022-08-05 19:07:07

>12

(問題ありません、参加許可させて頂きます!)

14: 通りすがりさん [×]
2022-08-05 19:11:27

「ったく、軟弱もん共が。身の程を知れっての」
「仕事ぉ?……それぐらいならほかの連中で大丈夫なんじゃねぇの……?」
「ちょっとは面白い戦いをしようじゃねぇの。なぁ、挑戦者さんよぉ!」

名前/ ギルシャ=ハリスタン
年齢/ 21歳
性別/ 男性
種族/ 虚空を視る悲眼の民
水準/ - WHITE LINE - 第四位

武器/非常に硬度の高い特殊合金製ワイヤーを仕込んだ八本の短刀をあらゆる場所に仕込んでいる。投擲からの回収、ワイヤーでの拘束などを巧みに使い分ける。

能力/『悲眼の呼吸』
民族の秘伝たる呼吸法。普段からこの呼吸を行っているギルシャは身体能力、肺活量が尋常ではなく鍛えられており、素の状態でも凄まじいほどの戦闘力を見せるが、この呼吸の神髄は体感時間の意図的な延長にあり、呼吸に意識を向け呼吸にのみ没頭することで、その神髄が発揮される。極まった呼吸による酸素供給の最効率化、それによる脳の活性化と思考能力の向上により、本来、人間には認識できない"刹那"の領域すら認識できるほど体感時間を遅延させる。この状態に入った時は外部からは眼のハイライトが消え、瞳に何も映らないように見える。これが"悲眼"の由来となっている。ただ悲眼と名付けられてはいるが実際には五感全てにおいて認識が延長されているように感じる。体全体への負担の問題でこの状態は1分程度しか保たない。一旦この状態に入ると一切の疲労感を感じなくなるが解除した途端に今までの疲労が全て襲ってくるため、しばらくはまともに動けなくなるリスクがある。

容姿/身長181cm。長く伸ばした黒髪をゴムで縛った尻尾髪に、鼻まで達しようかという前髪の隙間から濁ったような赤い瞳を覗かせている。黒のトレンチコートに革のブーツをかっちりと着こなし、首元には透き通った水晶のペンダントを下げている。細身だが筋肉質な体をしており、トレンチコートの上からでも雰囲気の上ではわかるかもしれない。

経歴/遥か北方の山奥にてひっそりと暮らす民族の末裔で、若くして民族の秘伝である呼吸法を極めた天才。呼吸によって自然と鍛え上げられた身体能力と潜在的な戦闘勘はBLACK LINEにも引けを取らない。戦闘狂のような一面があり戦いに明け暮れる毎日に憧れて扉の都にやってきた。戦っては勝つ、当初はそんな生活に満足していたが、順当に順位を上げていきBLACK LINEに手をかける寸前まで来て、自身への挑戦者が激減したことに気づき、これ以上順位を上げると思うように戦うことが出来なくなることを危惧し、この順位に甘んじることを決めた。しかし手遅れであったようで今ではあまり戦えず退屈な日々を送っている。今では娯楽を求めて都を練り歩いたり、他の競技者の試合を観戦してまだ見ぬ強者を探していたりする。
順位上はセブンスウェポンの中で一番強いことになっているが本人のやる気の問題であまり目立った活躍をしていない。仕事としての戦闘は勝つことを義務付けられていると感じており、楽しめる戦いと捉えられないので苦手意識があるのが影響している。

備考/根本的な性格は傲慢で快活。BLACK LINEにあえてならなかった関係で、上の順位の人たちに対しても実力差があるとは思っておらず、やろうと思えばもっと順位を上げられると思っている。戦闘が絡まなければ気さくな性格をしており、話しかけやすい雰囲気をしている。ノリもいいが、結局戦闘以外はいまいちノリ切れないといった感じで下手すると消化不良といった状態になる。だが一度スイッチが入ると頼りがいのある(敵からしたら恐ろしく思えるような)一面を垣間見せる。

(/ >4の者です。完成しましたので、PFの確認をお願いします)

15: 協会 [×]
2022-08-05 19:49:16

>14

(問題ありません、参加許可させて頂きます!)

16: 雲弾 卸(ユンタン キュー)  [×]
2022-08-05 20:20:03

(一応主キャラの絡み文投下しておきます)

>ALL

…そろそろ時間のはずなんだけどな、多分。
(不自然に舞い上がったチリが端から体を形成していくような幻で競技場の待機室内に現れると、自分から見上げた少し上の位置に不定形なグニャグニャの時計の幻を出現させて苦い顔で呟き、呑気にあくびをしながら軽く伸びをすると、腕らしきものが天井まで膨らんでから伸びた部分がプリズムのかかった煙のように消えて元に戻り

17: ギルシャ=ハリスタン [×]
2022-08-05 22:57:46

(/参加許可ありがとうございます)

>ALL

(昼下がりの喫茶店の片隅で。黒の衣装を身にまとった男が窓から外を見やりながらコーヒーを啜っている。視線の先にはビルに取り付けられた特大のモニタースクリーンがあり、"FLAT LINE"の試合中継をしているところだった。競技者は両者とも大振りの両刃剣を振り回し大迫力の剣劇を繰り広げている。喫茶店の外でその中継を見ている大半の者はその迫力に大興奮しているようだったが、コーヒーを飲んでいる男からしたら退屈そのものの試合であったようで、頬杖をつき露骨にため息をついていた)

「あいつら、もっとマシな戦い出来んのかねぇ……」

(遂には自分には関係ない試合だというのに文句まで出てくる始末だ。心を蝕むような退屈はそう簡単に紛れるものではない。近くで何かしら面白いことでも起きてくれればいいが―――そんなことを考えながら、男はまたコーヒーを口に運んだ)


(/絡み文、投下させていただきました。参加した皆様、ぜひよろしくお願いいたします)

18: パラ/製命のホムンクルス [×]
ID:b1a4bde81 2022-08-06 00:03:10

>17

「昼間からため息かい?」

がたん、ギルシャの対面の椅子が大きく揺れた。
相席の許可も取らず無遠慮に腰かける薄水色髪の女の姿を、きっと彼はよく知っている。
最も、この街に住む者であるならば、誰であろうと一度は顔を見たことがあるのだろうが。

「そういうのは幸せが逃げると言うよ」
「何処かの世界の迷信だが、しかし成程、君のような有名人が憂鬱そうにしていれば幸せの方だって逃げたくもなる」
「ああ、そこのウェイター君、コーヒーを淹れてきてくれるか」
「彼と同じブレンドで」

語りには軽口を交えながら、ウェイターを片手で使いにこやかに手を振った。
『パラ』という名で知られるホムンクルスの特徴、性格でもある、相手が誰であろうと距離感が近い。
ギルシャの仕草を真似るようにテーブル上に片肘を突いて、表情を覗き込もうとする。

「退屈半分、不満半分」
「……と言ったところかな」

19: ギルシャ=ハリスタン [×]
2022-08-06 01:41:21

>18

「誰かと思えば……第三位様じゃんよ。コーヒーブレイクかい?それともただ暇か?」

退屈だと批判した試合映像から不意に相席してきた相手へと視線を移して顔を確認すれば、そこにはこの都で誰もが知るホムンクルスの女性の姿があった。立場ある相手に対してかなり不似合いな軽い物言いで話す姿は、相手に負けず劣らず無遠慮に映るかもしれない。

「アンタみたいな超有名人に言われると、どうにも説得力があるもんだな」

実際に思っているかどうか分からないような返し方をしながら、コーヒーを頼んだ相手にそっと角砂糖の入った器を押してよこす。
表情を覗き込まれ、自分の中の単純な心境を言い当てられれば再度ため息をついて少し顔をしかめた。

「昔は毎日、何度も何度も試合してたのに、今じゃやることなくて、こんな店で呑気にコーヒー飲めるまでになっちまったからな」
「あん時より満たされてねぇってのは確かだよ」

言いながら、皺が深くなる表情を抑えるようにカップの中のコーヒーを一気に呷った。チラチラと視線をスクリーンに何度も向けても。一向に試合が終わる気配はない。ギルシャの表情はまるで『いつまでこの試合を垂れ流しているつもりだ』と言わんばかりだった。

20: 匿名さん [×]
2022-08-06 01:59:18

(/>10の者です。PFが完成致しましたので提出させていただきます。不備等ございましたらご指摘をお願い致します)
名前/ ミカエリス
年齢/ 見た目年齢20前半 実年齢800歳以上
性別/ 女
種族/ 天界種大天使族
水準/BLACK LINE 2位

武器/天器ミスティルテイン
地上にはない金属、「天金」で作られた銀色の剣。重量は10トン以上と常人では持つことさえできない。普段は天界に置いてあるがミカエリスが念じると空から降ってくる。

能力/『天威のコントロール』
「天威」とは天界種の力。つまり噛み砕いた言い方をすれば力のコントロール。ミカエリスのような大天使族ともなると、その天威は絶大なものであり、常人の数千倍から数万倍もの身体能力を有する。しかし常時この状態でいると地上での生活に支障をきたすため、戦闘時以外は一般人と何ら変わらないレベルにまで天威を抑えている。

容姿/腰の辺りにまで伸びた金色のストレートヘアを黒いヘアピンで止めている。瞳は鮮やかなサファイヤ色。黒いスーツに赤の蝶ネクタイを好んで着用する。身長は168cm、体重は48kgでやや細身。戦闘時には背中に白く巨大な6枚の翼が展開され、頭上には光輪が現れる。

経歴/元々は天界の最高権力者である「四大天使」の1人。天使の中でもとりわけ親人間の立場にあり、反人間派の天使と幾度となく対立してきた。しかし200年前、天界での権力争いに敗れ、天界から追放。下界への亡命を余儀なくされる。その後は自身の敬愛する人間として生活することを決意。かつて天界を運営してきた経験を生かそうと起業。現在では「扉の都」でも最大の貿易会社である「ミカエリス・コーポレーション」を設立する。そして20年前に社長の職を辞し、現在は会長として影から会社を支えている。"FLAT LINE"に参加しているのも、協会との契約を盾に自社への国家の介入を防ぐため。"FLAT LINE"では「天界一の剣豪」とも言われたその圧倒的な実力で順当に勝ち抜き、一時期は「絶勝の女神」とも呼ばれ長らく1位の座に君臨。しかし現1位に敗れ、現在は2位となっている。

備考/大天使でありながら、人を見下すようなことはせず、誰に対しても丁寧な口調で話す。人間を心の底から愛しており、困っている者を放っておけない性格。その上思慮深く、どんな状況においても冷静な判断力を失わない。しかしながら負けず嫌いなところがあり、勝負のことになると周りが見えなくなることも。背中の翼は勿論飾りなどではなく飛行用。その最高速度は音速をも超えるという。また四大天使時代には「天界一の剣豪」とも言われるほどの実力者であり、翼による高速飛行で相手を翻弄しつつ、愛剣ミスティルテインで攻撃する戦術を得意とする。

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