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相乗りで何処までも 【 〆 】/5360


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自分のトピックを作る
1901: 探偵 [×]
2023-03-20 19:00:09


あーそうだ鳴海来人な、なるみらいと……あんだけ学校サボってた俺が先生ってのも違和感しかねぇな……よし、俺は先に出るから後からお前も向かってくれ
(学校に馴染む名前を、と考え始めてやけにすんなりと決まったその名前を頭に刻むように口に出して繰り返す。相手がすぐに名前を来人にすると聞いた時はあまりにも早くその案が出て多少驚いたものだが、その理由を聞けば何処か恥ずかしくて頬をかいたものだ。二人で一人の右側に相応しい名前、こちらが冠する苗字にも対応した名前だ。そこにこの事務所の苗字が加わればこれ以上ないくらいにピッタリな名前だろう。今一度偽名を脳内に刻んでいれば今度はこちらが呼ばれ慣れない呼称が飛んでくる。高校生当時は教師なんてただ鬱陶しい存在でしかなかったが、まさかその教師に化ける日が来ようとは。ふと時計を見あげればそろそろ事務所を出る時間。相手に時間差で学校に来るよう伝えれば、愛用のハットの代わりにそれらしいビジネスバッグを持って学校へと向かった。
学校につけば表向きは自分の指導教員となっている先生が出迎えてくれた。古風な熱血指導員といった様子の男性の体育教師で、『事情があろうとしっかり指導するからな!』と熱く言われてしまえば顔を引き攣らせてでも「はい」と返事をするしかない。体育教師は相手のクラス担任でもあって、つまりはこちらが教育実習生として担当するクラスと相手が交換編入するクラスは同じということになる。理事長曰くこの学校で一番『元気がある』男子生徒がいるらしく、理事長はこの男子生徒を怪しんでいるのだろう。ひとまず朝のホームルームの時間は編入生を紹介するからと言われ、一時間目の授業の準備をするよう言い渡される。ひとまずは相手が編入生としてクラスメイトと馴染むのを遠くで待つこととして)


1902: 検索 [×]
2023-03-21 00:45:47

確かにそうだね。ああ、じゃあまた。____ 昴.星.高.校から来ました鳴海来人です。分からない事ばかりなので色々教えてくれると嬉しいです、宜しくお願いします。
(どうやら相手にとっては馴染みのないようで名前を繰り返している。色々と引っ掛かるはあるがこの名前なら他の人に呼ばれても反応出来そうだ。相手を先生と呼ぶのも違和感が強いが調査のうちに慣れてくるだろう、最後の打ち合わせが終わればまた調査結果を持ち寄ろうとだけ声を掛け、2人の繋がりを察されぬ為にバラバラに事務所を後にして学校に向かう。道中他の生徒に混じって歩いていると本当に高校生になったような気分だ。いざ高校の中に入り職員室で名札の受取や書類のやり取りを済ませると相手と話していた自らの潜入するクラスの担任が話しかけてきた。どうやら教室には入らずホームルームで紹介してくれるそうだ。『元気よく挨拶しろよ』と肩を叩く担任に連れられ教室の前で待機する。予鈴の後少し担任が生徒話をしたかと思えば名前を呼ばれ、軽く深呼吸をしてから中に入る。一斉に集まる視線に若干狼狽えるも教卓の横に立ち考えた設定の元で自己紹介をしていく。初対面では完璧な姿を見せるのではなく少し抜けてる所があるような親近感のある人の方が好感度は高くなるらしい。早く依頼解決の糸口を掴むためにも第一印象は良くして多くの人と関わりは持ちたい。抱いた緊張のままに意識的に柔らかな笑みを浮かべながら初々しく挨拶をして頭を下げれば歓迎の拍手が湧く。担任に言われ後ろの方の一席空いた席に移れば近くの席の生徒から「宜しく鳴海くん」などと挨拶されまずまずのスタートを切り)

1903: 探偵 [×]
2023-03-21 09:54:40


教師側は碌に情報がねぇな……
(言い渡された授業の準備を終え一旦職員室に戻れば、待機している教師と軽く会話を挟む。偏差値の高い学校とは聞いていたが、それに伴い金持ちの子も多いらしい。肌質に合わない学校でさらに教師とは一苦労しそうだ。そこから生徒の話題をあげてみるが生徒の異変の多さには気づいているものの原因はさっぱりらしい。となるとやはり教師にも介入できない閉鎖的なコミュニティがあるはずだ。相棒がクラスに潜入してくれている間、こちらは教育実習生として生徒と距離を近づけなければ。時計を見上げつつ一時間目の授業が始まるのを待っていた。
相手のクラス内はというと、編入生がきて落ち着きのない雰囲気で、体育教師がクラスを去ればさらにその空気は増す。相手に話しかけてきた生徒は自分の自己紹介をすませたあとに「右隣の奴には挨拶しなくていいから」とさも当然の事を言うように語りかけてきた。その様子に周囲はクスクスと笑って、話しかけてきた生徒も同調するように軽い笑いを浮かべる。クラスの輪に引き込もうとはしてくれているようだがそれは一人の生徒を排除するのと同義らしい。右隣の生徒本人は居心地悪そうに俯いていて)


1904: 検索 [×]
2023-03-21 11:08:10


ああ、でも同じクラスメイトだろう? …鳴海来人だ、宜しく。
(席に着き簡単な伝達事項を述べると担任は去っていく。それと同時に新しい編入生という話題に食いつくように席の周りに人が幾らか集まってくる。話しかけてくれた生徒と軽く自己紹介を交わした後、言われた言葉と周りの反応に僅かに目を瞬かせる。何となく悪意のこもったニュアンスを感じとれば曖昧に頷きながらも右隣の生徒を見る。こういう事は初めてでは無いのか暗い顔で俯いていてこの時間をやり過ごそうとしている様子だ。少し迷った後、その生徒に改めて此方から自己紹介と挨拶を交わせば俯いていた顔が上がり目が合う。話しかけられるとは思ってなかったのか『あ、その…』と戸惑いながらも言葉を返そうとしてくれたのだが「鳴海君は優しいねぇ」と少し派手な格好の女子生徒の揶揄うような声が上がると再びクスクスとした笑いが周りからあがる。それから右隣の生徒との間に他の生徒が立つとひっきりなしにどんな高校だったのか部活動はなどの質問を投げかけられ、それに答えている内に1限目の予鈴が鳴りバタバタと周りは席に戻っていき)

1905: 探偵 [×]
2023-03-21 12:33:30


あれは……
(まもなく一限目の時間になって体育館へと移動する。先程今日の時間割を見せてもらったが二限目には相手のクラスを担当することになりそうだ。一時間目はまずは要領を得るためにと後方で待機して授業の様子を見守る。久々にみる授業に懐かしさを覚えながら授業を見ていれば、やがて男女に別れてのバスケの模擬試合が始まった。試合を見ていればやたら大声をあげ相手チームを煽る男子生徒がいてそちらをみる。たしか理事長が言っていた性格が変わってしまった子の一人だ。目につくほど傍若無人な振る舞いはこの世に怖いものがないとでも言いたげに自信と横暴に溢れている。周囲の生徒も戸惑い気味でだれも手を出せずにゴールを決めていた。確かに見た目だけで言えばちょっと困った生徒といったところだろうが、これがつい先日まで引っ込み思案な性格だったと言われれば話は別だろう。暫く男子生徒を観察していたが、やがて女子生徒に話しかけられドリブルの仕方を教えて欲しいと言われた。あの男子生徒はひとまず保留にしておき教育実習生として一限目を過ごしていた。
相手のクラスはといえば、予鈴がなり周囲から人ははけていくものの、好奇の目とは別に『あいつに話しかけた』とヒソヒソ声が聞こえてきて相変わらず嘲笑を含んだクスクス笑いは止まらない。教師がやってきてようやくそれらが静かになると一限目が始まる。やがて授業が終わればお節介焼きのクラスメイトが相手に近づいて「二限目は体育だから着替えて体育館だよ」と伝えて)


1906: 検索 [×]
2023-03-21 13:32:33


ありがとう。 場所が分からないから一緒に行っても良いかい?
(予鈴が鳴って人は散っていくがなんとも言えない空気が流れる。自然を装って周りを観察していると何となくであるがスクールカーストのような物があるのが感じられる。真っ先に話しかけてくれたのは上位であり、その取り巻きと傍観者、そして下にいるのが右隣の生徒だろう。予備知識として学校で起こりがちな問題は一通り頭に入れていたが実物を目の前にするとなんとも言えない気分となる。人の悪意をまじまじと感じる環境にいるのはやはり苦手だ。教師が入ってくれば先程のことが無かったように空気は切り替わり一般的な数学の授業が始まった。何事もなく授業が終わるとクラスメイトの一人が話しかけてくれて共に行く約束を取り付ける。確か相手は体育の担当と言っていたから教えてもらう所を見る事が出来そうだ。体操服に着替えて話しかけてくれたクラスメイトとその友人数人と体育館へと移動する。その道中軽くだがクラスのことを教えてくれた。やはり派手な彼らは親が権力持ち故にクラスを仕切っていて、右隣の子は数ヶ月前から目をつけられ虐げられているらしい。「鳴海君も普通に生活したかったら関わらない方が良いよ」と穏便層に見えたクラスメイトがアドバイスしてくれる辺り相当根深そうだ。愛想良くそれに返事しつつも体育館にたどり着き、体育教師の号令で整列をする。体育館を観察していれば相手の姿があり一瞬目を合わせて)



1907: 探偵 [×]
2023-03-21 15:13:56


___左.翔.太.郎.だ。よろしくな。
(一限目があっという間に終わり、それよりもあっという間に二限目の時刻が近づけば相手のクラスの生徒がバラバラと体育館に入ってくる。その中に相棒の姿を見つければ一瞬目をあわせた。どうやら複数の生徒と一緒に体育館に来たらしく、クラスに溶け込むという課題はクリアできているようだ。こちらも負けてはいられない。やがて二限目開始のチャイムがなって、今度は授業に参加させるためか体育教師がこちらを生徒の前へと呼び出した。簡単な自己紹介をすませば時期外れの転校生に続いて時期外れの教育実習生が現れさらに生徒達は浮き足立っている。やがて準備体操が始まり、先程の時間と同じくバスケの模擬試合が始まる。チーム分けは体育教師が決めており『若い先生も特別参加だ』と声をかけられると生徒に混じってバスケをすることになってしまった。しかも振り分けられたのは相手がいるチームで咄嗟にボロが出ないよう気をつけなければならない。早速試合を割り当てられ自陣のコートでチームで共に集まり敵側チームの方をちらりと見やる。同じくチームで集まる中には最初に相手に話しかけていた杉浦という生徒とカースト下位生徒である鬼島の姿があった。杉浦が何やら鬼島に囁けば鬼島は体を固めていて、妙な光景に眉をひそめていて)


1908: 検索 [×]
2023-03-21 17:17:26

運動は苦手だからお手柔らかにお願いするよ。…っ、あからさま過ぎないかい。
(相棒も問題なく溶け込んでいるようで皆の前に立って自己紹介をする。普段を知っているからこそ先生らしい仕草に変な反応をしてしまいそうになったが何とか耐えた。若い先生の登場に主に女子生徒の中から好意的なリアクションがありながらも準備体操に移り直ぐにバスケの模擬試合へと移行する。チームの振り分けを聞き最後に相手の参加を聞くと少し驚いてしまうが咄嗟に名前の呼び間違いでもしなければ繋がりはパレたりしないだろう。あまり視線を相手に向けすぎないようにしながら同じチームメイトに運動が得意でないことを告げ、試合の為のビブスを体操服の上から着用する。ちらりと敵チームを見れば話題に上がっていた鬼島に杉浦が何やら話しかけている。先程の光景を見た中で嫌な予感を覚えながらも試合が開始された。ジャンケンで敵チームにボールが渡ると程よくバラけて迎え撃つ。杉浦がボールを持つと数メートルドリブルして進んだかと思えばニヤリと笑って鬼島にボールを投げる。だが明らかにパスにしては狙う位置が低く腹部に当たっては痛そうな声があがる。「悪い悪い」と謝罪とは思えない軽い声で駆け寄る様を見ては思わず眉を寄せて呟きを零す。こんな事があったにも関わらず「杉浦気をつけなって」と茶化す声と共に試合は続くようで今度はこちらのチームにボールが渡る。鬼島と杉浦に気を向けながらも待機していると仲間からパスが回ってきた。すると切羽詰まった顔で突進するような勢いで迫ってボールを奪おうとしてくる。その様子を愉快そうに笑う杉浦達が視界に入ればその鼻を明かしたくなり「しょ、左先生っ!」と名前を間違い掛けながらも相棒にパス飛ばして)

1909: 探偵 [×]
2023-03-21 18:29:02


っ、任せろ!___ッしゃあ!バスケはチームワークがなきゃ勝てねぇからな
(編入して最初の試合で早々運動が苦手だと言う相手に思わず突っ込んでしまいそうになるのを押さえながら自陣にバラけると試合が始まった。そして始まって数秒もたたないうちに先程のやり取りの意味を理解する。あの杉浦というのが理事長のいう元気な生徒で、今標的になっているのが鬼島というわけだ。体育教師はというと女子の試合に夢中でこちらを見もしていない。おそらくそれも計算しての今の『パス』なのだろう。胸糞悪い光景だが事を大きくする訳にもいかなかった。だが相手がボールを持った所に鬼島がガムシャラに突っ込んで、それを笑い者にするのを見ればさすがに声をあげそうになった。だがその時に相手から呼ばれ慣れない呼称で呼ばれて我に返る、同時にパスが飛んでくればその意図を理解して不敵に笑った。そのままドリブルで敵陣へ突っ込めば杉浦と相対する事になる、ボールを奪おうとする動きをフェイントで交わしてやればそのままゴール下に駆け込んでレイアップシュートを決めてやった。男女共から歓声があがればすました顔を浮かべる。そしてボールを杉浦に渡すのと同時に釘を刺す一言を言ってやった。杉浦は「先生手加減してくださいよ」とこちらには曖昧な笑いを向けるが、続いて相手に対しては鋭い視線を向けていた。再び敵側からのボールで試合が再開する。だが今ので火がついたのか杉浦は試合が始まりまたすぐにボールを要求して、鬼島へと狙いを定める。ボールを投げようとする構えはパスのそれではなく明らかにボールを投げつけるためのものだ。だがここまであからさまならば逆にボールの軌道は読みやすい、鬼島にボールが当たるのを止められるはずだ。鬼島の傍に相手がいるのを見れば杉浦がボールを投げる瞬間に「っ、鳴海!」と多少もたつきながら相手の名前を呼んで)


1910: 検索 [×]
2023-03-21 19:49:59

流石だね。 …ああ! っ、佐々木君頼んだ。
(殆ど無意識の判断で相棒にパスを回したのだが上手く意図を組んでくれたようでドリブルでゴールへと向かっていく。途中杉浦と対峙するがフェイントで躱し見事シュートを決める姿はカッコよく他の生徒と交じって軽く拍手を送る。案の定目的を果たせなかったからか杉浦からは鋭い視線が向けられる、どうやら嫌われたか目をつけられたのかもしれない。だが今は鼻を明かした喜びの方が強い。敵側のボールから試合が再開するが杉浦がパスを要求し再び投げつけるような構えに入る。呼び名は違えども相棒の声で呼ばれるとそれに応えるように声を上げ、素早く鬼島の前に腕を伸ばすと顔狙いと思われる高いの位置に飛んできたボールを弾いて軌道を反らす。弾いたボールの先にいるチームメイトの名前を呼んで攻撃を託し、衝撃を受け止めた腕を擦りながらも鬼島に「大丈夫かい?」と問う。『あ、ありがとう…鳴海君…』とおどおどしながらも礼を言う鬼島に安心させるように微笑向け、杉浦の目的を阻止するように間に入るような位置取りしながら試合を進めていき)



1911: 探偵 [×]
2023-03-21 22:50:54


よし…___ッしゃあ!俺達の勝ち!
(こちらが名前を呼んだ意図はきちんと相手に伝わったようで投げつけられたボールは相手の手によって弾かれてボールが逸れればこちらの攻撃へと転じた。杉浦はますます気に入らないといった様子で相手を睨みつけているのを横目でみつつ、残り時間は相棒が鬼島をガードしているのを見守りながら本腰を入れないよう試合に参加した。しかし勝負となれば結局は力が入ってしまって気づけばしっかり試合に参加し、しっかり勝ってガッツポーズを決めてしまっていた。その後は休憩となったがそれなりに活躍したおかげか周囲には生徒が絶えなくて、こちらもしっかりと場に馴染む事が出来ているようだ。その後の試合では杉浦は大人しくそれとなく試合をこなして体育の時間が終了となった。授業の最後相手に目配せをして互いの順調さを確かめた後に、また慌ただしく3限目の準備を始めたのだった。
その後授業が進む間も杉浦は大人しく、取り巻きの声が聞こえるでもなく、所謂傍観の立ち位置にいるクラスメイトが時折相手に話しかけて時間が過ぎていく。異変が起こったのは昼食の時間だった。各々昼ご飯を取りに行こうと生徒が動きはじめるタイミングで、杉浦が相手の机の目の前に立ち大きな音を立てて机を蹴った。途端にクラスはシンと静まり返り杉浦の後ろでクスクス笑う数名の男女だけの声が聞こえる。体育の時に睨んでいた顔そのまま、相手を見下すようにして「体育の時の態度、あれなんだよ」と低い声で話しかけていて)


1912: 検索 [×]
2023-03-22 00:11:31


何って勝つために最適な手段を取ったまでだ。 ボールを取ってゴールに入れるのがバスケットボールのルールだろう?
(その後も相棒を中心に上手くパスが回ってはゴールが決まり試合には無事に勝つ事が出来た。睨むような視線が相変わらず刺さるが相手もバスケが上手いことが周知出来たからか生徒達に囲まれ体育教師からも好意的な反応を貰っている。悪くない流れだ。その後も他のチームとも対戦し和やかに体育の時間が過ぎていく。授業の終わりが宣言されると相棒と目配せして進捗を確かめた後教室へと戻る。多少は杉浦から何か言われるのも想定していたのだが予想に反して何も言って来ない。鬼島も朝よりも視線が合う事は増えたものの相変わらず息を潜めるように席に座っている。クラスメイトに時折話しかけられながらも時間は進んでいきお昼休憩となった。昼ご飯は持参しておらず売店で何か買ってこれまでの事を整理でもしようと考えていると大きな音と共に机が蹴られる。静まり返った教室の中顔をあげれば体育の時と同じ不機嫌なのを隠さない顔で睨みつけられ話しかけられた。ここまで顰蹙を買っているなら下手に出る必要もないと判断すればいつもの淡々と人によっては偉そうに聞こえる喋り方で問いかけに応える。そんな態度も気が障ったのかより眉間に皺が寄り「ちょっと人が居ない所でお話しようぜ、編入生君にこのクラスのルールを教えてやるよ」と低い声で告げたかと思えば腕を掴まれ強引に立たされる。振り解こうにも力が強く取り巻きらしき男女数人に囲まれるとそのまま人気のない部室棟裏に連れられていき)


1913: 探偵 [×]
2023-03-22 09:02:35


___プロフェッサー?
(その後お昼までの授業も立て続けにバスケの試合に出続け、昼休憩にはさすがに体力を消耗していて疲れた体を引きずり売店へと向かった。懐かしい雰囲気を覚えつつ相手と合流するか考えあぐねていた所で一限目に授業を担当した女子生徒二人から声をかけられ一緒にお昼をとることになった。中庭の席について即刻「翔ちゃん」呼びされてしまい女子高生にはこの呼ばれ方をされるのが運命なのかと内心ため息をつきつつ他愛ない世間話をかわす。その中でこの学校ではプロフェッサーが願いを叶えてくれる、なんて生徒がポツリと言うものだから思わずその名前を聞き返していた。どこか話すのを渋っていた彼女らだったが、一限目にいた横暴な生徒の名前をだぜば「あいつはプロフェッサーのマークを持ってるから…」と一人が呟いた所でもう一人がそれ以上はと止めに入る。教師に知られてはマズイ内容らしい。どうにかこれ以上のことを聞き出せないかと話を進めようとした所で一人の男子生徒が駆け寄ってきた。体育の時同じチームだった佐々木で血相を変えた様子に嫌な予感を感じれば「鳴海くんが杉浦に連れていかれた」と聞いて一気に血の気が引く。直ぐに案内を頼めば佐々木と共に部室棟裏へと急いだ。
相手を連行してきた杉浦一行は相変わらずの不機嫌な顔とクスクス笑いを浮かべていて、相手を乱暴に壁の方へ投げつけると「今すぐ土下座するか痛い目にあうか選べ」と選択を迫り)


1914: 検索 [×]
2023-03-22 12:59:30


……どちらも嫌だね。君に従う理由は僕には無い。
(連れて行かれる道中、何人かの生徒とすれ違ったが見事に見て見ぬふりだ。単に友人同士がじゃれあってるのだと勘違いされた可能性もあるが、クラスの異様な雰囲気を見る限り杉浦は有名人で誰も反抗出来ないといった方が近い気がする。そうして人が寄り付かなそうな部室棟裏に辿り着くとようやく壁に投げ捨てるような形で腕が解放される。相変わらず不快な笑い声の取り巻きから一歩前に出て睨まれながら選択を迫られるがキッパリとその両方を切り捨てる。依頼としても個人としても折れる選択肢は無く毅然とした態度で返答すると不機嫌だった顔は赤く染まり服を掴まれたと思えば腹部に蹴りを入れられた。溝内は外れたもののまともに攻撃をあげれば苦しげな声とともに床に倒れ込む。。その様子に多少気分が晴れたのか笑い声をあげながら「調子に乗ってんじゃねぇぞ編入生」と言ったかと思えばもう一発蹴りを食らう。痛みに耐えていると取り巻きが「杉浦容赦ねぇな」「鳴海君がプロフェッサーに泣き着いたらどうすんの」「編入生は裏辻に辿り着けねぇだろ」とゲラゲラ笑いながら何やら会話をしている。反抗的な態度を見せなくなったのに気が済んだのか「イエローカードってことで今回は見逃してやるよ。他の奴にチクっても無駄だから仲良くしような鳴海君」とだけ言って杉浦一行は去っていき)


1915: 探偵 [×]
2023-03-22 14:59:58


___ッ、!フィリップ!!おい、大丈夫か?!
(佐々木に案内されるまま部室棟裏へ辿り着くとそこには床に倒れる相手の姿があって、一瞬世界が止まったように思えた。気がつけば潜入を忘れて本当の名前を叫んで相手へと駆け寄っていた。この場に佐々木しか居なかったのは不幸中の幸いだろう。頭と肩を腕で支えて上体を起こすとその顔を覗き込む。一見怪我はないように見えるが腹部には靴跡がついていて、外見では痛めつけられたのが分からないようにされている。大切な相棒を傷つけられた事と誰かを傷つける事に手馴れている醜悪さに腸が煮えくり返る、杉浦一行がここに居れば立場を忘れて手を出してしまっていたに違いない。怪我の具合を見ている間に逆らってはいけない人物に逆らった者の末路を目にして佐々木は暫く息を詰まらせていたが、やがて二人の元へとゆっくりと近づいてくる。そして「鳴海くん、俺あいつらに仕返しする方法を…」と言いかけた所でこちらが佐々木の方をみれば、大人がいた事を思い出したのか慌てて「なんでもない!」と一言言い残して去っていってしまった。周囲に人はいなくなって二人きりとなれば相手の頬に手を添えて心配と怒りとを顔に浮かべ「間に合わなくて悪い…」と謝罪の言葉を口にし)


1916: 検索 [×]
2023-03-22 21:13:49

っ…翔太郎? …ああ、佐々木君が呼んできてくれたのか、有難う。 数回蹴られただけでそれほど深くも無かったから問題ない。 ……? __こうして来てくれただけでも十分さ。それに実力行使に出る可能性を考えなかったのは僕の落ち度だ。
(少しの間蹲っているとこちらへと近付いてくる足音が聞こえてきた。戻ってきたかもしれないと思わず身構えるが呼ばれる名前と声は聞き馴染んだ相棒の物で促されるまま上体を起こすといつも通りの名前を呼んでしまう。何故ここに居るのかと問おうとするが後に続いて来た佐々木の姿を見れば合点がいった。まだ痛む腹を軽く押さえつつも呼んできてくれたことに感謝を伝えた。幸い致命的な部分が狙われた訳ではなく怪我の程度も深くは無い。時間が経てばどうにかなる部類の負傷にちょっぴり強がり混じりに大丈夫と二人には伝えておいた。だが佐々木は息を詰まらせていて暗い顔でこちらに近付いたかと思えば気になるフレーズを口にする。その意図を確認しようと思った瞬間相棒の存在に気付き、慌てたように逃げ出してしまった。何だったか気になるものの相棒の手が頬に触れると馴染みのある体温に無意識に張っていた緊張が解け思い出した恐怖に少し身体を震わせつつも相手の発した謝罪の言葉には首を左右に振る。流石に彼の機嫌を逆撫でするのは軽率な行動だったと反省しつつも「おかげでという訳じゃないけど何となくあのクラスの状況は掴めたよ」と状況を共有して)

1917: 探偵 [×]
2023-03-22 21:52:30


まさか編入初日に手出ししてくるとはな……あいつ、人に手を出す事に慣れてやがる。あの杉浦ってやつがクラスを牛耳ってるって感じか?
(数回蹴られただけなんて言うが急所に入っていなくとも筋肉が薄いそこへのダメージは相手にとって相当のものだろう。大勢に囲まれ理不尽な暴力に晒されたであろう相手を安心させるように繰り返し頬を撫でていた。体育の授業の時点で杉浦が相手に目をつけているのに気づいてはいたがあまりにも手を出すのが早すぎる。きっとこれまでにこうやって人気のない場所に気に入らない人間を呼び出して暴力で支配する事を繰り返して来たのだろう。相手の潜入するクラスは、そして二人で潜入しているこの学校は、想像以上に深刻な状況なのかもしれない。一筋縄でいかない依頼になってきたと思っていれば、相手からクラスについての話題が出て頬を撫でていた手を止める。ここはほとんど人の来ない部室棟裏、二人の関係を知られず情報共有をするにはうってつけだ。こちらも気になる話題をいくつか入手したところ、相手が言いかけた事を聞き返すようにして続きを促して)


1918: 検索 [×]
2023-03-23 01:49:40

親が権力持ちとか言っていたし多少の事なら目が瞑られる環境のようだ。ああ、半日過ごしただけでもカースト制度の様なものを感じたよ。彼を中心にした派手な上位層と傍観している中間層、その下に気分でからかわれる下位層が居て、恐らく今一番下にいるのはボールを投げつけられていた鬼島君だ。
(頬を撫でられると少しずつ安心してきて時折相手の手に擦り寄る。周りの反応と聞いた話を総合するに親の権力を自分の事のように振りかざし、周りも厄介事に巻き込まれぬよう見て見ぬふりをする内にエスカレートしていったのだろう。異常とも呼べる状況に思わずため息が溢れた。その流れでクラスのことに触れると相棒の手が止まり続きを促される。相手ほど人の感情に敏感でなくとも感じた独特のクラスの空気。その状況に当てはまるカースト制度というワードを使いながらも肌身に感じたクラスの状況を説明していく。同じ学校に通い同じクラスであってもあの教室の中では閉塞的な権力差があり、それに逆らう物は今のように制裁が下ると言った所だろうか。中でも一番派手に虐げられているであろう鬼島の名前を相手もわかるようにバスケの時の状況を踏まえて出す。あの光景を見ても他の人は普段通りに試合を進めようとしていたのが良い例だろう。考えこむように顎に手を添えると「この異常な環境が依頼内容として聞いた事に繋がる背景だったのは間違いないだろうね」と意見を述べて)

1919: 探偵 [×]
2023-03-23 10:21:31


親か……それで理事長も簡単に杉浦を止められなかったのか。今は鬼島がメインターゲットでカースト制度に逆らうお前にも暴力、ますます胸糞悪ぃ話だぜ。あぁ、杉浦が敷くこの体制と学校の異常事態と、きっと何かの繋がりがあるはずだ。そうだ、こっちも気になる話を聞いてな。詳しい事はまだ分からねぇがこの学校ではプロフェッサーとか言うやつが願いを叶えてくれるって噂があるらしい。あとはマークがどうとか……プロフェッサーの事はなんとなく教師には知られないようにしてるみたいだ
(暴力にものを言わせる背景に親の権力まで絡めばさらに胸の怒りは湧き上がる。結局は虎の威を借る狐で、そのせいで誰も手出しできずに杉浦を受け入れざるを得ないのだ。この閉鎖空間に蔓延るカーストが軋轢を生み出して、その歪みが少しずつ表立って来ているのだろう。となれば杉浦をどうにかすればこの依頼は達成されるのだろうか。相手の身を守るのも含めて杉浦の動きには注意を払わなければならない。そのカースト制度の中で囁かれる奇妙な話を今度はこちらから共有する。よくあるオマジナイだとか都市伝説だとかとは少し毛色の違う、実態のあるものとして語られていたプロフェッサーという存在。教育実習生といえど教師とみなされ詳しい話を聞くことはできなかったが、この学校に蔓延るのはカーストだけではなさそうだ。それに先程佐々木が言いかけた事も気になる「このプロフェッサーってのも調べねぇとな」と方針を口にし)


1920: 検索 [×]
2023-03-23 12:51:28

プロフェッサーって単語はさっき僕も聞いたよ。冗談混じりではあったけど警戒する対象のような反応だった。その辺は僕が探りを入れてみるよ。佐々木君は何か知ってそうな雰囲気だ。 君はプロフェッサー周りと依頼人の言う性格が大きく変わった生徒の共通点について調べて欲しい。…もしかしたら願いの叶った結果が性格の変化に繋がっているかもしれない。
(怒りを素直に露わにする相棒の様子はクラスで感じていた違和感や心境を共有・共感してくれているようで幾らか気分も晴れる。今の学校の異常な状態を話すと今度は相手が得た情報を教えてくれる。願いを叶えてくれるなどオカルトや都市伝説にも近い胡散臭さがあるが同じ単語を先程聞いたばかりだ。有り得ないと切り捨てるには引っかかる物が多い。そして相手の言う通りカースト制度にしろプロフェッサーにしろ生徒同士が共通認識を持ち大人に隠してる何かがあるのは間違いないだろう。ともなれば教育実習生である相棒よりも自分の方が探るには適任だ。先程気になることを言いかけた佐々木のことも合わせて自分が情報を集めると名乗り出た。その代わり相手には多くのクラスに関わるからこその広い範囲の対象者の調査をお願いした。現段階の自分の推理が正しければプロフェッサーの願いの話と性格の変化や引きこもりには何かしらの関わりがあるはずだ。情報を共有し自分なりの仮説を提示するなどしていたが二人しか居ない空間に腹の虫が鳴く。そういえば昼休みが始まって直ぐにここに連れられてから何も食べていない。今から売店に行くのも微妙そうな時間であれば「何か持っていないかい?」と相手に問い掛けて)

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