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白む空に燻る紫煙 ---〆/4231


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自分のトピックを作る
3303: ベル・ミラー [×]
2023-03-20 00:48:22





( ミネラルウォーターのペットボトルを再び冷蔵庫の中に戻し、立ち上がったタイミングでふいにベッドに置き去りにしたスマートフォンが着信を知らせた。画面が明るくなり、暗い部屋に響いた着信音に反射的にビクッと双肩が持ち上がるのだが果たしたこんな時間に一体誰が何の目的で、と__画面には隣の部屋で眠って居る筈の相手の名前が。慌てて電話に出れば発作が起きている訳では無いものの苦しげな呼吸音と共に部屋に来て欲しいと所望され。__何の躊躇いも考える間も無かった。部屋着のズボンのポケットにスマートフォンを突っ込み、今度は夜の時のようにノックをする事無く相手の部屋へと入れば、暗い部屋の中、乱れたベッドの上で苦しみに耐える相手の姿があり。「…エバンズさん、遅くなってゴメンね。」ベッドの脇まで寄ればそう声を掛けつつ背中に掌を宛てがい。部屋は隣同士。実際此処に来るまで数十秒という短い時間ではあったのだが、暗闇で1人恐怖や苦しみに耐える人間には例え数十秒でも、数秒でも、それはとてつもなく長い時間に思える事を知っている。汗で張り付くシャツが不快だろうと思うも脱がせる事は出来ず、ベッドの端に腰掛けてから背中に添えた手を上下に動かしながら「薬飲めた?」と、残りの薬の数を知らない問い掛けを )





3304: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-20 18:49:15

 








( 相手に電話を掛けて程なくして部屋の扉が開き、背中に手を添えられると僅かに身を固めて。しかし相手から静かに声を掛けられその手が優しく背を摩ると身体に籠っていた力は直ぐに抜けて呼吸を落ち着かせる事に意識を向ける事が出来るようになり。薬は飲めたかと言う問いには小さく頷きつつも、実際には飲んでいない為この苦しさがいつ落ち着くのかは自分でも分からない。酷いパニックでも過呼吸の発作が起きている訳でも無いのだが、気を緩めれば呼吸が上擦りそうな苦しさに耐えいつ楽になるのかもわからない状況というのは辛いもので、何を語るでもなく枕に顔を埋めて。 )








 

3305: ベル・ミラー [×]
2023-03-20 20:15:04





( 己の問い掛けに対して言葉こそ発する事無かったものの頷いた姿を見れば、ならば直に薬が確りと役目を果たし、身体も心も蝕む苦しさから相手は解放されるだろうと信じて疑わずに背を摩り続け。それから数分後、はた、とまだ酷い過呼吸の発作が起きている訳では無い現段階ならば、何とか水を少しでも飲み状況を変える事が出来るかもしれないと、一抹の希望に賭けるように背中から手を離し「直ぐ戻って来るからちょっと待っててね、」と一度離れる事を告げてベッドを下りて。__冷蔵庫を開けそこに鎮座しているミネラルウォーターのペットボトル一本を手に取り、キャップを外そうと指先に力を込めたその時……「__え、」こんな時だからこそか、敏感に研ぎ澄まされた感覚と勘が思わず手を止めさせた。冷蔵庫にある水は二本。どちらも中身の減ってる様子は無くキャップもきっちりと閉まっている。冷蔵庫に水がある事は夜に伝えた。だからまさか洗面所の水を飲んだとは思えない。__ならば…薬は?相手は先程確かに頷いたのだ。水で流す事すらせず錠剤だけを無理矢理飲み込んだ可能性も勿論無い訳ではないが、それは違うと妙に自信のある勘が告げる。途端に周囲の空気が冷たくなったような気がして、細く息を吐き出してはたった1つの可能性を引っ提げ相手の鞄を開けて。中から出て来たのは処方薬の入った__否、入っている筈だった袋。逆さまにしても出て来たのはカラのシートだけで物の見事に勘は当たっただろう。「……」一度だけキツく双眸を閉じてから立ち上がると、ペットボトルだけを持ち再びベッドまで戻り端に腰掛けて。「……エバンズさん、来て。」そのペットボトルを脇の台に置いてから相手の肩に両手を添えて上半身を持ち上げ、自身の身体に凭れ掛からせ。薬を飲んでいないだろう今、苦しみが何時終わりを迎えるのかわからない。ただ、この状態の相手にあれこれと言った所でそれは苦しみに拍車をかけるだけだとも思えば、今は兎に角一秒でも早く楽になるようにと抱き締める腕に僅かに力を込め、大きく背中を摩って )





3306: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-21 18:33:41

 








( 冷蔵庫を開けて徐にペットボトルを手にした相手は、その水が一切減っていなかった事で自身の説明との相違に気付いたようだった。そうして直ぐに状況を察したのか鞄を開け、処方箋の袋を確認する。薬を切らしてしまい飲めていない事は一瞬にして明るみに出て、その様子を見ていたものの目を閉じてしまい。相手に促され目を開けるとゆっくり身体を起こして相手に凭れ掛かる体勢になり、その肩口に顔を埋める。背中を摩られれば相手に身体を預けて目を伏せるものの、苦しくて僅かに眉を顰めて。相手と身体が触れ合っていると、その温もりを感じて心が緩むのか弱さが露見しやすいように思う。「……苦しい、…」と、呟きを落として意識的に深い呼吸を繰り返して。 )








 

3307: ベル・ミラー [×]
2023-03-21 19:12:14





( 苦しさに耐える為か身体には力が入り、相変わらず背中や項には不快だろうにじっとりと汗をかいている。背中に回した手でシャツを緩く掴みパタパタと動かす事で、少しでも物理的に来る不快感が拭われたら良いと思うものの、これで苦しさが身を潜める訳では無いものだから薬や体調の悪さを隠した相手とは思えぬ素直な“苦しい”の言葉を肯定するように頷き。「…苦しいのが治まるまで此処に居る。何処にも行かないから、大丈夫だよ。」再び落ち着かせるように背中を摩り、時折後頭部の髪を梳くように撫でつつ__ふ、と頭を過ぎったのは別の薬の在り処。鞄の中の処方箋袋の中には確かに無かったが、財布、或いはジャケットのポケットの中など見落としがまだあった事に遅れて気が付くと「…エバンズさん、薬何処にも無い?…嘘は駄目。」と、穏やかな、けれど二度目の嘘は許されないとばかりの真剣な声色で問い掛け、どんな小さな声も聞き逃さぬよう耳を澄ませて )





3308: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-21 20:48:13

 







( 急な出張でバタついた上に移動距離も長かった為、本当は相手も早く身体を休めたいだろう。それでも落ち着くまで側に居ると言ってくれる相手の言葉に少しばかり救われる気がして、背中にも少し風が入り不快さが軽減するのを感じつつ相手の肩口に顔を埋めたまま目を伏せて。薬は未だポケットの中にあるのだが_____「……今手持ちがなくなると、日中が不安だ、」と小さく答える。いざと言う時に飲める予備が無い状態で体調を崩し、日中仕事にならなくなる方が問題でこの薬を消費してしまうことには不安があった。 )








 

3309: ベル・ミラー [×]
2023-03-21 22:19:54





( 薬の場所を問う問い掛けに対して返って来たのは、明確な答えではなく日中に対する不安。その言葉だけで鞄の中には無かったが、別の所には“一回分”あるのだとわかれば思わず考える間と共に相手の背中を摩っていた手が止まる。現状相手は今すぐ薬を飲まなければならない程の酷いパニックや、過呼吸による発作を起こしている訳では無く時間は掛かるかもしれないが、直に落ち着く事は出来る筈。それを思えば日中に薬を残しておきタイミングを見て病院で追加の薬を貰う──相手を説得するのは厳しいだろうが──というのが最もベストなのか。何せ明日は朝一から夫のロンの大切な聞き取りも控えているのだから。「……わかった。薬は明日に回して今日はこのまま一緒に寝よう。」結局この続く苦しみを早急に取り除く方を選ぶのでは無く、相手の意向に沿った方を選べば再び背中を摩り、時折ポン、ポン、と軽く叩く動作で落ち着かせようと試みて )





3310: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-21 22:53:44

 







( 相手から今すぐに薬を飲むよう強要される事は無く、寄り添う様に告げられた言葉に小さく頷いて。幾らか苦しさが落ち着いてきた頃、小さく息を吐くと少し身体を起こし再び横になる体勢を選び。「……お前も疲れてるだろう、…こんな時間に呼び出したりして悪かった、」相手と視線を重ねると、休みたいだろうにこの遅い時間に起きて側に居てくれる事に対する謝罪を述べて。完全に楽になったとは言えないものの、先ほどまでの具合の悪さは幾らか和らいでいた。こういう時、相手は自室に戻って休むとは言わないだろうと思うからこそ、何も言わぬままに少しベッドの端に身体を寄せて相手が休めるスペースを作っておき。 )








 

3311: ベル・ミラー [×]
2023-03-21 23:36:02





私の疲れは、エバンズさんと一緒に寝る事で綺麗さっぱり無くなるよ。
( 暫くの間身を寄せ合い背中を摩って居たも、ややして先程よりも落ち着きを取り戻した相手が謝罪と共にベッドに横になれば、軽く首を左右に振り迷惑だとも、ましてや呼び出されたせいで疲労が溜まる事も無いのだと至極穏やかに伝えつつ、その後無言のままに作られた己が休めるスペースに静かに身を横たえて。__粛々とした暗闇と空気の中、同じ布団で相手の温もりを感じながら眠る事が出来るのは此方とて酷く安心する。このまま穏やかに眠りに就くのが最もなのだが。「…エバンズさん、」と徐に相手の名前を呼んでは、今確りと伝えなきゃいけない事があるのだとばかりに口を開き。「この一回だけで、もうしつこく言わないし、なるべく短く済ませるからちゃんと聞いてね。……調子が悪いのを隠すのは勿論駄目だけど、私が頑張って察するから今は置いておく。でも…薬を飲めてないのに飲んだっていう嘘はやめて。もし万が一何かあった時、…例えば病院に運ばれて医者に薬の服用の有無を聞かれても、私はエバンズさんの言葉を信じて“飲んだ”って答えちゃう。そのせいで時間を開けなきゃ飲ませられない薬とか、出来ない処置とかがあって…本当はもっと早く楽になれた筈なのに、苦しい時間が長引いたりする事に繋がるかもしれない。…それは、エバンズさんも苦しいし私も苦しい。」ゆっくり、頭ごなしに責めるでは無い言い聞かせるような落ち着いた口調を心掛けながら、後半は徐に伸ばした手で優しく相手の頬を撫で「だから約束して。」と、疲労感の乗る褪せた碧眼を真っ直ぐに見つめ )





3312: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-23 11:33:21

 







( 相手が“飲めていない薬を飲んだという嘘だけは辞めて欲しい”と伝えて来たのは、その理由までもが自分を思っての事だった。余計に苦しむ必要が無いように、少しでも早く楽になれるように、と。そんな心配を部下である相手にさせていること自体が情け無く感じられるのだが、真剣な眼差しで告げられた言葉に反発することはせず、視線を重ねると「…分かった、」とだけ静かに頷き約束して。---その後眠りに落ちたものの薬を飲めていない所為か、再び目を覚ましたのは明け方頃のこと。悪夢に酷く魘される事もなく眠れていたのだが、息が苦しく喉に息が引っ掛かる感覚を感じると苦しげに呼吸を詰まらせて、其れは徐々に浅いものに変わっていき。 )







 

3313: ベル・ミラー [×]
2023-03-23 13:37:19





( 反論の言葉無く素直に頷いた相手を見て緑の虹彩を柔らかく細め笑えば、それ以上薬についてあれこれと言う事無くただ一言「おやすみなさい。」とだけ告げて瞳を閉じて。__ふ、と意識が浮上したのは隣で眠る相手の呼吸音が不安定に変わったから。どれだけ深い眠りの底に落ちていても敏感に感じ取る事が出来る程には繰り返された時間。重い瞼を持ち上げると部屋の中は薄らと明るくなっていて、隣に居る相手の姿も確りと確認出来る。「……エバンズさん、」と名前を呼び上半身を起こしては、此処に居る、大丈夫、と示す為に浅く上下する相手の背中に掌を当て軽く摩りつつ様子を伺って )





3314: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-23 23:26:54

 







( 目を覚ましてしまったのであろう相手に背中を摩られるも、乱れた呼吸は直ぐに落ち着く事は無かった。不安感ばかりが胸の内に膨らむ中、思い出したくないと必死に腕を掴み早くなる呼吸を押さえつけていたのだが_____その抵抗も虚しく、糸が切れるようにして過去がフラッシュバックしていて。「…っ、あ…!」その瞬間に思わず呻くような声が漏れたものの、あっという間に呼吸は意味を成さないものとなる。呼吸のペースが可笑しなものに変わる中で、苦しいのか起きあがろうと試みて。 )








 

3315: ベル・ミラー [×]
2023-03-23 23:54:06





( 背中を摩りこの感覚に意識を集中する事で呼吸の乱れがこれ以上酷くならない事を願ったのだが、その願いも虚しく浅く不安定だった相手の呼吸はあっという間にそのペースを可笑しなものへと変えた。喉の奥で引き攣るような乾いた呼吸音に始まり短く途切れる完全な過呼吸状態となれば、身動ぎ身体を起こそうとする動作を見せる相手の両肩を支えるようにして上半身を起き上がらせ、一先ず自身に凭れ掛からせてから抱き竦めるような形で再び背中を摩り。「…大丈夫だよエバンズさん、大丈夫……何も怖い事は起きてない。」耳元で静かに、ゆっくり、“大丈夫”を繰り返すがここまで呼吸が乱れ発作的症状が出てしまえば“何も無し”に簡単に治まるとは思えず、必然的に視線は“今必要な物”が入っている可能性のある椅子の背凭れに置かれた相手のジャケットのポケットに向き )





3316: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-25 23:57:08

 







( 明確な悪夢を見ていた訳では無い。其れでも過去の記憶と言うのは突然にフラッシュバックして、その時の恐怖と苦痛を再び与えるもので自分では其れをコントロールする事が出来ないのだ。相手に縋り付くようにして乾いた呼吸を繰り返しながら、過去に意識を引っ張られるほど酷い発作ではなく相手の宥める声も耳に入っていて。大丈夫だと自分にも言い聞かせながらも呼吸はなかなか整わず、疲労ばかりが身体に蓄積していき。明日は朝から聴取があり当然休む事など出来ない。少しでも早く落ち着かせて明日に備えるべきとは思っても思うように身体は言うことを聞かず浅い呼吸が繰り返されて。 )








 

3317: ベル・ミラー [×]
2023-03-26 12:56:27





( 明日、朝一でやる聴取が重要参考人とも呼べる被害者の旦那で無ければまた違う道があったかもしれない。ただ、この聴取が事件解決にはかなり大切になる事だと思うからこそ腕時計を一瞥した後に一度静かに相手の身体を離し。「……」何も言わずベッドから降りて向かう先は勿論、ソファに掛かる相手のジャケットの元。徐にポケットに手を入れれば指先を掠めたのは無機質なそれ。空のシートでは無く確りと安定剤二錠がそこにはあり安堵と同時に、矢張りこれが最後なのだと再確認する事となったのだが、聴取後の薬の有無についてはその時考え直すべきだと、今は少しでも早く相手の苦しみを緩和させ朝の聴取に備えるべきだと、そう決めて再び相手の元に戻り。ベッドの端に腰掛けシートから薬二錠を出し、脇に置いたペットボトルの蓋を開けてからそこで漸く相手に視線を向けると「…薬飲もう。今はロンの聴取に万全の状態で向かうのが一番大切。」それらを差し出しつつ、相手の意には沿わない結果となるが、今はこれがベストだと )





3318: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-27 08:57:11

 







( 一向に呼吸が整わない事が辛く、相手に枝垂れかかったまま浅い呼吸を繰り返すばかりの状態がどれほど続いただろう。一度離れて戻って来た相手が手にしていたのは最後の薬、一先ずは今体調を落ち着かせて明日の捜査に備えるべきという提案なのだと理解すれば、苦しさに耐え兼ねていた事もあり然程抵抗する様子も見せずに其れを受け取ると水で流し込んで。苦しかった呼吸が落ち着きを見せ始めたのは薬が効き始めたのであろう頃。倦怠感を引き摺りながらも酷かったフラッシュバックと過呼吸が落ち着くと相手から身体を離し「……悪い、」とひと言告げてベッドへと身体を横たえて。 )








 

3319: ベル・ミラー [×]
2023-03-27 11:34:47





( 相手の胃に落ちた安定剤はややしてその効果を発揮したようで、苦しげな呼吸や発作も落ち着きを見せ始めた。後に残る強い倦怠感と共に再びぐっすり眠るだけの時間は残されていないかもしれないが、それでも本来目を覚ます時間まではまだ少しあると思えば溢すように落とされた謝罪の言葉に緩く首を振り「大丈夫。…もう少しだけ眠ろう。」と、相手の隣に再び横になり軽く肩を摩り。__次に目が覚めたのはスマートフォンのアラームでだった。1時間と少しは眠る事が出来ただろうか、アラームをOFFにしてからゆっくりとベッドから起き上がり朝の支度を整える。夜中に目を覚ます結果となった訳だが睡眠不足を感じている事も無く比較的目覚めが良い。そんな中でコーヒーを淹れながら考えるのは勿論事件の事と、それから手元に薬の無い相手の事で。ロンの聴取の後、どうにか時間を作って病院に行き薬を貰っておくのが本来ベストだが、果たしてその時間を作れるか…相手が良しとするか。ふぅ、と小さく息を吐き出してはベッドに居る相手を一瞥して )






3320: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-29 14:16:39

 








( アラームの音に意識を引き上げられるようにして目を覚ましたのは眠りに落ちてから1時間ほど後の事。薬が効いているため息苦しさは感じないものの、身体には未だ重たい倦怠感が残っていて一度ベッドの上で寝返りを打って。しかし今日は朝から、被害者の夫であるロンの聴取がある。其の話の内容次第では一気に事件解決へと向かう可能性もゼロではないと思えば捜査に集中するより他はなく、5分ほどしてから身体を起こし「…おはよう、」と相手に声を掛けると新しいワイシャツを手に取って。 )








 

3321: ベル・ミラー [×]
2023-03-29 19:12:29





( 本来ならば引き摺る倦怠感や未だ消耗しているだろう心を何も考えず休める時間を確保して欲しい。けれどこの朝だけは絶対に抜ける事の出来ない聴取がありそれが酷く恨めしい気持ちにもなるのだ。静かに落とされた挨拶に「おはようございます。」と柔らかく返事をしてからもう一つのマグカップにコーヒーを注ぎ相手に手渡して。普段はミルクも砂糖も入ってない苦いコーヒーなど好んで飲まないのだが、今朝は別。何故かまろやかな甘さを望む気にならなければ黒々とした苦味を舌と喉で嫌でも堪能した後に深い息を一つ吐き出し。「__…ロンから有益な情報が出るといいね。」敢えて薬の話題に触れなかったのは、今は彼の聴取に集中すべきと思ったからと、薬の話になれば必然的に病院の話も一緒にする事となる。今此処で相手の気分を更に落とすような話をするよりも、聴取が終わってから薬の事は考えるべきだという気持ちの表れで )





3322: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-30 00:21:27

 







( 相手からコーヒーを受け取ると、この後のロンへの聴取で有益な手掛かりに辿り着く事を願い同意を示すように頷いて。---其れから準備を済ませ、出張から戻ったばかりのロンがいるホテルのラウンジへと相手と共に向かったのが朝8時半ごろのこと。キールズ家では引き続き現場検証が行われていて入る事が出来ないため、暫くロンはホテル暮らしになるらしく、程なくしてラウンジに姿を現すと意気消沈した様子で頭を下げて。『…妻に会えませんか、』というのが彼のひと言目の言葉だった。妻が亡くなった事は聞かされているものの、まだ一目会うことも叶って居ないと告げる彼に「…正式な診断が出たら、直ぐにお連れします。」と答えて。 )







 

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