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白む空に燻る紫煙 ---〆/4129


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自分のトピックを作る
4110: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-18 17:56:23

 






( 反射的に取った電話だったが、聞こえて来たのは相手の声。この時間に仕事の電話が掛かって来るはずも無いと思いつつ、背凭れに身体を預ける。出張先で担当する事件は然程複雑なものではないらしく、暗にすぐ戻ると伝えてくれているのだろうと思えば「…そうか、」と頷いて。続いた問い掛けには「ある。此方の事は気にするな。」と告げるに留めて。相手との会話の最中、不意にまた視界が揺らぐ感覚に襲われて思わず顔を顰める。それは先程のように直ぐに治まるものではなく、平衡感覚がわからなくなるような気分の悪さを伴うもので一瞬吐き出す息が震える。「_____明日も早いんだろう、…もう休め。」と告げれば早々に電話を切ろうと。 )







 

4111: ベル・ミラー [×]
2024-02-18 18:12:20





( 薬がまだ残っている事自体は喜ばしい事だ。例え手元に無かったとしても病院嫌いの相手は度々行く事を拒むのだから。しかしながら表情や一瞬の動きを見る事が出来ない今、それが果たして本当の事なのかはわからずアダムス医師に連絡をしたい気持ちすらも湧くものだから困ったもの。「エバンズさんの事を常に考えてないと仕事が捗らないの。」明らかにそんな事は無いとわかる軽口でこの会話を終わらせ次へ__と思ったタイミングで一瞬相手の息が詰まり続いて吐き出した息が僅かに震えた。それは本当に一瞬だったのだが長く相手の近くに居れば例え機械を通しても気が付くものだったようで、正しくその不調を悟られまいと早急に電話を終わらせようとする様子に「待って、」と、通話終了を拒む。「苦しかったら何も話さなくていい。だからこのまま少しだけ繋げてて。」それが相手にとって良いか悪いかは正直な所わからなかった。けれど電話を切ってしまえばその僅かの繋がりも無くなり相手は1人きりで苦しみを耐える事になる。傍に居て背を擦る事も出来ない事実は重たく伸し掛るのだがどうしても今を終わらせる事が出来ず )






4112: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-18 20:29:59

 






( ほんの僅かな息の乱れからも、相手は此方の状況を瞬時に把握する事が出来たようで電話を切る事を拒む声に、通話終了ボタンを押そうとしていた手が止まる。何も話さないままに電話を繋いでおけば、それこそ相手の時間を奪う事になると思うのだが相手は今電話を切ることを良しとしないようだった。自分もまた、相手の訴えを無視して通話を終わらせる事も出来たのに、どこかに心細さがあったのだろう。視界が揺らぐような眩暈と共に感じた息が詰まるような感覚は、やがて呼吸を狂わせた。気分が悪くてソファの手すりに額を押し付けたものの、浅くしか酸素が取り込めなくなり明らかに可笑しなペースへと変わって行く。クラークの言葉や記者の声が頭に渦巻いて居るのだが、此れに取り込まれてしまえはフラッシュバックを起こす事にも繋がりかねない。「っ、はぁ…ッ、」懸命に今に意識を繋ぎ止めようとしながらスマホを持つ手に力が入り。 )







 

4113: ベル・ミラー [×]
2024-02-18 23:11:22





( 繋がった電話の向こうから聞こえた声は言葉にはならず、やがて時折喘ぐ様な悲痛な音が漏れる様になった。噛み締める事で軋んだ奥歯、木枯らしが吹く様な掠れた息。鼓膜を揺らすそれらが、相手がどれだけの苦痛をその身に受けているのかを知らしめている様で双眸にはあっという間に涙の膜が張る。「大丈夫…ッ、続かないから、苦しいのも、痛いのも、…ちゃんと終わるっ、!」無責任な“大丈夫”を傍で抱き締める事も出来ないのに言うべきでは無いかもしれない、ましてや明確な“何時”も言えない終わりなんて尚更。けれどたった1人孤独に耐え、痛みに耐え、涙を流しているかもしれない相手に何も言わない事も出来ないのだ。どうか少しでも早くこの苦しみが終わり眠りにつける様に、その時に決して孤独の中眠るのでは無いと思えるように、声だけは僅かでもいい届いて欲しいと )






4114: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-18 23:56:22

 






( あの報道が成されてから今まで、ずっと自分の中で耐え続けていたものが崩れてしまいそうだった。上手く酸素を取り込めない所為で浅く掠れた呼吸を何度も繰り返す。蓋をし続けていた筈の、周囲から向けられる白い目も、自分を蔑むコメンテーターや記者の言葉も、貴方は犯罪者と同じだと言ったクラークの言葉も、全てが痛みとなり心を抉る。酷い酸欠の所為で一瞬意識が遠退き相手の言葉に反応せずにいたものの、時間にしてどれ程だったかは定かではないが少しばかり波が収まり呼吸が深くなる。視界がはっきりして来ると冷たく痺れた指先に力を込め、汗に濡れたワイシャツのボタンを震える手で外すとそのままソファに身体を横たえて。スマートフォンを手から離し耳元に置いたまま、自分に呼び掛ける相手の声が聞こえて視界が滲んだ。目元を手で覆い、小さな嗚咽だけが漏れて。 )








 

4115: ベル・ミラー [×]
2024-02-19 00:22:29





( 喘ぐ様だった呼吸が僅かに落ち着き、肺の奥深くまで酸素が届けばそこからは呼吸が乱れる事は無いと思うものの、次に襲い来るは大きな疲労の波か。電話越しに聞こえる音が小さな嗚咽だとわかり相手は涙を流しているのだと言う事が確信に変わる。傷付いた心を抱えたまま眠り、それも悪夢が朝までの安眠を保証しない。外に出れば眩しい程の光が記者を連れて来て、署では相変わらず相手を責める様な空気が漂う。全部嘘なのに、相手は何も悪くないのに、許されていい筈なのに、何処までもまるで呪縛の様に付き纏う“12年目”が相手を逃がす事をしない。「__身体、しんどいでしょう。お水を飲んでから一緒に眠ろう。…この携帯を繋げたまま、私が何時も眠る所に置いて。」何時しか相手の心に同調する様にして溢れ出した涙は頬を滑り止まらないのだが、拭う事もせずに優しく話し掛ける。きっと汗もかいたし喉もからからの筈だ。少しでも水分を補給した方が良いし、少しでも多く眠れる時間を確保した方が良い。時折小さく鼻を啜りながら、お泊まりをする時、自分が相手の隣で眠る時の様に携帯を傍に置いて欲しいと再び要求して )






4116: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-19 03:38:18

 






( 呼吸が落ち着いた先に重たい倦怠感が襲うのはいつもの事。起き上がる事すら億劫な程の身体の重さを感じつつ、普段であればそのまま眠りに落ちてしまう事もあるのだが水を飲むようにという相手の言葉に、ややして身体を起こしゆっくりと床に足を付ける。ひんやりとした床の感触を感じつつ未だ微かに震えの残る身体に力を入れて立ち上がると、キッチンのシンクでグラスに水を汲み其れを飲み干して。汗の染み込んだワイシャツを脱ぎ楽な部屋着に着替えるとソファへと戻りスマートフォンを手に「……水は飲んだ、____こんな時間まで悪かった。」とようやく声を発する。ベッドに向かい身体を横たえると「…携帯は此処に置いておく。必要があったら電話を掛けるから、お前ももう休んでくれ。」と、電話を切って眠ることを促して。息も付けぬ程の苦痛は治まっていたが、夜中に魘された時に出張に出向いている相手にまで迷惑を掛けるのは心苦しい。自分の事ばかり気にさせては仕事にも影響が出てしまう事も考え、必要な時は電話を掛けると伝えて。 )








 

4117: ベル・ミラー [×]
2024-02-19 08:40:04





( 水が流れシンクを打つ音や、衣服の擦れる僅かな音の後に再び相手の声が聞こえる。その声は苦痛に耐え涙を流した事で掠れていて酷く疲労し、話すのもやっと、と言う状態だ。「まだ寝る時間じゃ無いからね。エバンズさんが謝る事は何も無いよ。」謝罪を聞きながら軽く首を左右に振り問題無い事を伝えながら、頬を湿らせていた涙の痕を拭い己もベッドへと身を横たえる。人の温もりが無い布団の中はひんやりとしていて、相手も同じ寒さを感じているだろうかと思えばそれにもどうしようもなく胸が締め付けられるのだ。枕を少し立ててそこに背を預けた後に眠る事を促されては、少しばかり考える間が空き。「__約束だよ。迷惑だなんて思わないから、」折れたのは、電話を繋げたままではもしかしたら此方を気遣い自由に身動ぎをし眠る事も出来ないかもしれない、目覚めた相手が物音一つ立てず耐えるかもしれないとも考えたからで。それならば本当に電話をしたいと思った時、相手はその心にまだちゃんと従える事を信じようと )






4118: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-19 23:39:56

 






( 電話越しでは相手に伝わらないと分かって居ながらも、紡がれた相手の言葉に小さく頷く。「_____お前も其方で頑張れ、」とだけ告げると「…おやすみ。」と呟くように言葉を紡ぎ、電話を切って。引き摺り込まれるようにして眠りに落ちた後、夜中に悪夢に魘されはしたものの現実との区別が付かなくなる程に酷いものではなく、その夜は結局相手に電話を掛ける事はしなかった。---翌朝、倦怠感は重たく身体に纏わりついていたものの当然出勤しなければならない訳で、身体を起こすとキッチンで薬を流し込む。少しでも記者が少ない時間にという思いから普段より1時間近く早く署へと向かい。 )







 

4119: ベル・ミラー [×]
2024-02-20 00:09:32





( __翌日。相手は記者との接触を出来る限り避ける為に時間をずらし出社した訳だが、その考えが読めない程経験の浅い人は今日は居なかった。相手が来るよりもずっと早くから署の見える物陰で張り込んでいた記者は、相手の姿を確認するや否や相変わらずの録音機を片手に足早に近付き隣への位置取りを明確なものにして。『…今日はまた随分と早い出勤ですね。』朝の挨拶もろくにする事無く、相手が自分達を避けている事に確信を持っていながらそんな戯言を掛けると、続けて『遺族への弁解の言葉はもう決まったんですか?それとも、自分は悪く無いと開き直るつもりで?』一番最初に記事に出た、相手からすれば全く身に覚えの無い遺族の証言を持ち出し尚もあの話の続きはどうなったとばかりに詰め寄って )






4120: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-20 01:36:56

 






( 普段と時間をずらした甲斐も無く、車を降りるや否や記者たちに囲まれる。ただでさえ体調も思わしく無いと言うのに、飽きる事もなく朝から責め立てられストレスで可笑しくなりそうだった。弁明の言葉も何も、例の証言は間違いで自分は遺族に対してそんな風に暴言を吐いた事は一度たりとも無いのだと何度も主張しているのに、結局自分達に都合の良い内容しか受け止めるつもりはないのだろう。何を言っても本筋を歪められ悪役に仕立て上げられるのなら、何も言わない方が良い。署内にさえ入ってしまえば記者たちは中に入ることは出来ないため、ひと言も口を開く事なく、記者たちと視線を合わせる事もなく署の正面玄関へと歩みを進めて。 )







 

4121: ベル・ミラー [×]
2024-02-20 08:10:38





( 『何も言わないと言う事は、開き直りは肯定と取りますよ!』__結局はこうなのだ。何かを言っても言わなくても結局の所事実を捻じ曲げた可笑しな自論も含め、相手を責める為だけの記事は世に出る。相手が署内へと入ってしまえば記者達はそれ以上追い掛けて来る事は無くその分のストレスからは解放されるかもしれないが、決して平穏が訪れる訳では無い。アナンデール事件に関するニュースや遺族による偽りの証言は今や署内に居る人達の殆どが知る事となっていて、フロア内では勿論の事、廊下で擦れ違う他の部署の人達も相手に白い目を向ける日々が続き。__その間も定期的にミラーは相手と連絡を取り合って居たのだが、当初の見立てより事件解決は遅れを見せていた。証拠や証言も取れ解決も間近だと思われていたのに、何故だか事件当日容疑者の完璧なアリバイだけが崩せないのだ。レイクウッドから離れていてもアナンデールのニュースは嫌でも目に留まるものだからその度に相手の事を思い、気持ちを乱す。__署に再びクラークが訪れたのは、尚も相手が記者達から逃れる為に誰も居ないフロアの中、デスクの小さな明かりだけを頼りに報告書に目を通している時だった。此処に来る事が、来れる事がさも当たり前だとばかりの態度で扉を開けるや否や『…こんばんは警部補。相変わらず“隠れんぼ”は継続されてるんですね。』と、目だけは全く笑っていない微笑みを向けて )






4122: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-21 00:27:00

 






( 何日経っても記者たちが諦めたり別の事件や話題に関心を持って減って行く事もなく、毎日待ち構えられ心無い言葉を投げ掛けられる日が続いた。一連の週刊誌の記事は勿論、それに関する問い合わせやクレーム、記者たちが署の近くに張り込んでいる事などで署員の負担も少なからずあり署内で向けられる視線も冷めたもの。事件の日が近付くにつれて特集などの形で報道が為される事も多く、日に日に追い詰められて行き。---夜のフロアで、暗がりの中報告書に目を通していると不意に硬い靴音が響き、ハッとして顔を上げると其処にはまたクラークの姿。また犯罪者だと罵りに来たのかと警戒の色を浮かべつつもその顔にはかなりの疲労が見て取れ、目の下の隈も色濃い。「_____もう来るなと言った筈だ、」と嫌悪の表情で告げて。 )







 

4123: ベル・ミラー [×]
2024-02-21 11:15:44





アーロン・クラーク



大丈夫ですよ。此処に来てる証拠は全て消してあるし、貴方が俺と会ってる事がバレる事はありません。
( 嫌悪に塗れた言葉にも何処吹く風。証拠云々の話を心配している訳では無いとわかっていながら、何も問題無いとばかりに躊躇いなく犯罪を口にする神経は最早ご存知の通りだろう。『…後3日で“あの日”ですね、』ふ、とクラークの紫暗の瞳から光が消えた。疲弊し、窶れて見える相手の瞳を真っ直ぐに見据えながら自分達にとって大切な2人の話を持ち出し、数日前と同じ様にソファへと深く腰掛ける。『……ミラーも出張で居ないようですし、そんな大切な日に貴方1人だなんて…可哀想に。』ミラーの出張の話を何処で聞いたのか、そうして僅かも“可哀想”だなんて思っていない癖に何処か普段よりも刺々しい吐き捨ての様な音で溜め息混じりの言葉を落として )






4124: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-21 15:05:35

 






( バレなければ良いという話では無いのだが、其れを相手に説いた所で無駄だろう。相手の口から“あと3日”という言葉が出れば心が軋むような感覚を覚えて視線を落とす。あと3日で事件から12年を迎える。あの日からそれ程の年月が経ったのかと思うも、いつだってあの日の記憶は直前に見た出来事かのように鮮明で、幾ら時が経っても決して色褪せる事は無い______むしろ生前に見ていた筈の妹の笑顔だけが、少しずつ霞んでいく。あの“赤”が目の奥に散らついた気がして、目元を覆って。何故ミラーが出張に出ている事を知っているのかという問いは今はしない、あの事件の日を1人で、この喧騒に包まれた状況の中で迎えるのは確かなのだ。果たして事件の当日、自分が署に出勤した時にはどれほどの記者が詰め掛けるのか。其れを思うだけでも胃を掴まれるような嫌な感覚になり「……もう、何も言わないでくれ_____」と、懇願するような色を含んだ声色で相手に告げて。 )







 

4125: ベル・ミラー [×]
2024-02-21 17:39:02





アーロン・クラーク



もしかして、ミラーがそれ迄には事件を解決して戻って来てくれるって__少しは期待してたりします?、だとしたらそれは無駄ですよ。何か思いの外手こずってるみたいですし、俺の見立てでは後一週間掛かるかどうかって所ですかねぇ。
( 相手の目線が落ち、掌が目元を覆った事で視線が交わらなくなって尚真っ直ぐに見据え続けた瞳は薄暗い。3日後に控える“その日”を考え、当日押し掛ける記者やアナンデール事件一色に染まるニュース、その時の自分の立場、ミラーの居ない署、妹の姿、銃声、赤__様々な事が一瞬で頭を過ぎったであろう相手の唇を震わせ、まるで懇願するかの様な言葉が落ちれば、聞かれてもいない事を態々悪意たっぷりに伝える。果たしてそれが嘘か本当か今の相手は確認すら出来ないかもしれないがそれで良いのだ。『沢山の人が死んだのに、貴方だけは傷付きたくないと?』何を言っているのだとばかりに緩く首を擡げて見せて )






4126: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-21 21:32:43

 






( 本来相手が知る筈もない捜査の_____其れもレイクウッドから離れて捜査に当たっているミラーの状況が相手の口から語られる。ミラーが戻って来るかどうかなんて自分は聞いて居ないし、相手の語る事が真実かどうかも分からない、もしかしたらと縋るような思いを一方的に叩き潰さないで欲しい。もう全てを投げ出して、外部との接触を断ちたいと思う程に心身共に痛め付けられているのだが、相手は其れに構う事もなく尚も心を抉ろうと言葉を紡ぐ。まるで人権が無いかのような言い草だった。あの日過ちを犯した自分は、一生周囲から傷付けられて良い存在で其れを甘んじて受け入れるべきだとでも言うような。喉の奥で掠れた息が震え、其れをきっかけに呼吸が上擦り始める。相手のペースに流されてはいけないと思うのだが、制御が効かない程に既に心は弱り始めていた。 )







 

4127: ベル・ミラー [×]
2024-02-21 22:18:29





アーロン・クラーク



セシリアさんは__ルーカスは貴方なんかよりもずっと痛かった筈でしょ。
( 此方の紡ぐ悪意ある言葉の数々に、まるで引き摺り込まれる様にして呼吸を乱した相手を冷め切った瞳で見据える。相手にとって大切な妹の名前を出し、自らにとって大切な弟の名前を出し、“相手の感じる痛みなど微々たるものだ”と言わんばかりに責め立てる言葉を吐く唇は閉じる事を知らないかのよう。__薄暗く静かで冷たい部屋、相手の乱れた呼吸音がやけに大きく響く中、ややしてゆっくりとした動作で以てソファから立ち上がったクラークは、そのまま相手に近付き僅かに腰を折ると、散々な言葉を吐き捨て心を切り刻んだにも関わらず、それは幻か何かであったかの様な優しい手付きで何も言わずに頭を撫でて )





4128: アルバート・エバンズ [×]
2024-02-22 02:01:53

 






( あの事件の被害者たちに比べれば、今感じている痛みなど微々たるものだと言わんばかりの冷静な言葉。その言葉は心が傷付けられ続けた今の状況では残酷ながら腑に落ちてしまうもので、自分がこうして苦しむのも仕方がない事なのだという思考が湧き上がる。_____相手の言葉はいつも“楽になる事は許されない”という強迫的な思考を植え付け、その度に絶望に突き落とされるのだがその瞬間は、その可笑しさに気付けないのだ。上擦った呼吸は徐々にそのペースを狂わせ、肺の奥まで届くものが少なくなって行く。「…っは、ぁ…ッは、」額に汗が浮かび、記憶の波に飲まれてはいけないと必死で落ち着かせようとするのだがコントロールのしようもない。偽善的に頭を撫でる相手の手を振り払う事もできないまま身体は痛みから逃れるように前のめりになり。 )







 

4129: ベル・ミラー [×]
2024-02-22 08:42:52





アーロン・クラーク



( 嫌悪する相手に頭を撫でられると言う本来屈辱的なその行為にすらも抵抗しない──出来ない相手は、苦しさから身体を僅かに折る体勢で懸命に襲い来る痛みから逃れようとする。柔らかな焦げ茶の髪はワックスで整えられている訳では無い為にサラサラとクラークの指の隙間を擽り、それが無性に楽しいと、この場には全く似つかわしくない事を思いながら何度も何度も髪を梳く様に撫で続け。やがてその一方的な行為に満足すれば、次は強引に顔を持ち上げ汗で額に張り付く相手の前髪を掬う様に払ってやり__その指を下げ懸命に息を吐き出す唇に宛てがう。小さく震えている赤みを失ったそこはひんやりと冷たく、此処から許しを乞う言葉が漏れ、己の名前を呼ぶのだと思えば、何とも言えない愛おしさがふつふつと湧き上がると言うもので。『苦しいですね、警部補。』唇に押し当てた指を軽く左右に滑らせながら、瞳を覗き込む様に顔を近付け、今一度『ね?』と微笑んで )






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