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白む空に燻る紫煙 ---〆/4231


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自分のトピックを作る
3263: ベル・ミラー [×]
2023-03-09 21:08:00





元々こういう顔ですー。
( 態々“ミラー”と普段の呼び名で丁寧に前置きをされてからのジト目には思わず笑ってしまいそうになる。自らの発言が過ちであった事に気が付いたらしいのだが、己からすればそれは過ちでも何でも無いのだ。態と間延びした口調で片眉をピンと持ち上げおどけて見せた後は。「私も“アルバートさん”って呼んでみようかな。」どう思う?何て再び芽吹いた意地悪な感情のままに相手のファーストネームを口にしつつ緩く首を擡げ )





3264: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-09 21:33:21

 







( 元々がそんな顔で堪るか、と言い返したものの完全に自分を揶揄う事にしたらしい相手の提案に不機嫌そうな表情のまま布団を引き上げる。そもそも自分をファーストネームで呼ぶ人自体限られているというのに、部下である相手にそんな風に呼ばれたのでは全く落ち着かないし上司らしい威厳も感じられなくなってそまう。「やめてくれ、落ち着かなくて背中がぞわぞわする。」と、失礼な言葉を告げつつ親しみを込めてファーストネームで呼び合う事には意味を感じないとばかりに。 )







 

3265: ベル・ミラー [×]
2023-03-09 22:46:15





( 結局の所、最終的に上司である相手を揶揄う事に楽しみを見出してしまった結果。相手はまた逃げるように布団の中へとその身を隠してしまえば続けられた“らしい”返答に「エバンズさんが酷い事ばっかり言ったら名前で呼ぶ事にしよう。」と意地悪が尾を引く不穏な言葉を告げて。結果的に相手の機嫌は急降下し、それこそ地にめり込む結果となってしまったかもしれないが__空になったマグカップを片手に一度キッチンへと戻ると、それをシンクに置いてから再び寝室へと戻って来て。相変わらず布団の中に身を潜めて居る相手を一瞥して「エバンズさん、」と声を掛ける。その声色は先程までの意地悪なものではなく至極穏やかなそれ。「私、エバンズさんに“ミラー”って呼ばれるの好きだよ。」盛り上がった布団…肩の部分を軽く摩るように撫でながら何とも不思議な角度から機嫌の回復をはかり )





3266: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-12 01:12:37

 







( 自分からの呼ばれ方に相手が満足していないと思って機嫌を損ねている訳では無いのに、相手の言い方ではそれこそ其処が引っ掛かって一人で拗ねているかのようだ。「…好きも何も、其れ以外の呼び方も無いだろう。」と、未だ何処か子どもっぽい口調ながら言い返すと「…昨日の事、口外するなよ。」と釘を刺して。そうは言いながらも、これ以上情けない姿を見られないよう自分の家に帰る____という選択をするでもなく、相手に対する警戒心が無い事の現れか、このまま相手のベッドでもうひと眠りするつもりのようで。 )








 

3267: ベル・ミラー [×]
2023-03-12 10:52:24





__そうだね。じゃあ…エバンズさんに呼ばれる事が好き。
( 普段とは違う何処か子供っぽい口調ながら正論を返されると、確かにその通りだと頷きつつ結局“好き”である事は変わりない返事をし僅かに頬を弛緩させて。昨晩の事は此処だけで留めておくようにと相手は告げるが、薬を飲んだ今も尚帰る素振りも起き上がる素振りも見せる事は無く、シーツの海に身を沈めたままで居る。それが無性に嬉しくて愛おしくて__「言う訳無いでしょ。…私はリビングに居るね。もうすぐ薬も効いてくる筈だから、ゆっくり休んで。」相手が安心して求める事の出来る空間を邪魔しないようにと、眠りの体勢に入る相手に声のトーンを落とした言葉を掛けながら今一度盛り上がる布団の上から肩の付近を緩く撫でて )





3268: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-12 17:32:52

 







( _____そんな休日から1ヶ月ほどが経ったある日の事。エバンズは資料を探す為に資料部屋に行っており席を外していたものの、警視正がフロアに降りて来ると自席に居た相手を見つけて声を掛け。『ミラー。実はウェザーリーという町の警察署から応援要請が入った。此処からだと3時間近く掛かる場所なんだが…小さな田舎町で、地元警察も全く事件の捜査に慣れていない。エバンズと2人で捜査を頼めないか。』そう告げた警視正は、手にしていた資料を相手に見せて。『若い女性が、自宅の浴槽に沈んで亡くなった。事故という事で処理される所だったんだが、死因を特定する為に薬物検査などを行った際に致死量を超える毒物が検出されたらしい。』簡単に事件のあらましを話すと、『複雑な事件では無いだろうが、何せ捜査の手が向こうも足りていない。レイクウッドから出せるのは2人が限度だ。…となるとお前たちが適任だと思っているんだが、エバンズが戻ったら私の部屋まで来るよう伝えてくれ。』と告げて、一度戻って行き。 )








 

3269: ベル・ミラー [×]
2023-03-12 18:27:46





( 自席にて書類の纏めをしていた昼過ぎ。ふいに警視正がフロアへと顔を出せば皆と同じように挨拶をするも、彼はそのまま真っ直ぐに此方に歩み寄ると“地方の応援要請”の話を持ち出した。一度は事故死と判断された事件が他殺であると判断される事は多々ある事で、例えどれ程距離が離れていても己を適任だと思ってくれているのならば断る理由などある筈も無く。「わかりました。準備はしておきます。」二つ返事で了承するものの、相手が何と答えるかは分からない。フロアを出て行く警視正の背中を見送ってからパソコンに向き直り“ウェザーリー”の街の情報を軽く調べる事数分。資料室に行っていた相手が戻って来れば「エバンズさん、」と呼び止めて。「警視正から“ウェザーリー”という街に応援に行って欲しいと頼まれました。自室に来て欲しいとの事です。」と、要点だけを簡単に伝えて )





3270: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-12 22:03:12

 







( 資料を手にフロアに戻って来れば相手に呼び止められ、警視正から応援の要請があった事を知る。ウェザーリーと言えば此処からだと3時間ほどだろうか、緑豊かな小さな町という印象のみではあるのだが相手の言葉に頷くと「…分かった。警視正の所に行って来る、準備だけしておいてくれ。」と、暗に要請を受けるつもりであることを告げて。此の所あまり眠れず、少し疲れが溜まっている感覚はあるものの当然其れは依頼を断る理由にはならない。警視正の元へと向かい今回の事件の概要と2人で捜査に行って欲しい旨を伝えられると了承し、資料を受け取ってフロアに戻って来て。「ミラー、今回の資料だ。ウェザーリーの地元警察を拠点に捜査の指揮を取る。」と告げれば、急遽の出張が決まり。 )






 

3271: ベル・ミラー [×]
2023-03-12 23:30:00





( 相手の言葉に頷きノートパソコンの電源を落としてそれと共に必要な諸々を鞄に入れ準備は完了。ものの数分で警視正から今回の出張の内容を聞いた相手が戻って来れば差し出された資料を受け取りザッと目を通し。「__現段階では自殺と他殺の両方から捜査が必要みたいですね。」と、薬物検査の欄にある“毒物検出”の文字を一瞥し書類を鞄へとしまい。__急遽要請された出張の為大した準備が出来る間も無く出発となり、されどホテルだけはウェザーリーの署側がきっちりと確保しておいてくれている、というそれだけを引っ提げて凡そ3時間の道のりを車を走らせ目的地へ。田舎町という事もあり高く聳える建物は無く緑が多い自然豊かな街という印象だった。加えて柔らかな太陽の光が降り注ぎ、気候も穏やかでこんなに小さな街で起こったのが仮に殺人事件だとすれば、確かに事件の捜査に慣れていない警察官が多くて当たり前なのかもしれないと警視正の言葉を思い出しつつ、現場となった一軒の家の前で車を停止させ。「…此処だね。」現場には既に規制線のテープが貼られ、数人の警察官や鑑識、それから騒ぎを聞きつけて狼狽える周辺の住人達が集まっており、小さな街特有か、隣人達の結束や関心が強い事が何処となく見て取れて )





3272: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-13 01:38:43

 







( およそ3時間掛けて目的地であるウェザーリーに到着すると、相手と共に車を降り事件現場の一軒家へ。見慣れない顔の自分達が部外者である事は、この小さな町の人間ならおそらく直ぐに理解するだろう。町が狭く殆どの住人が顔見知りである事が捜査上優位に働けば良いと思いつつ、規制線を潜り家へと入り。既に遺体は運ばれた後で、浴室は散乱した状態。気弱そうな少し年上の警官が敬礼をすると『遠くから御苦労様です。大変な事になりましたね…ご覧の通り、状況としては自殺の可能性が高いと思うのですが…』と、決して刑事らしくは無い、外の住人たちと然程変わらない感想を告げて。 )








 

3273: ベル・ミラー [×]
2023-03-13 07:31:36





( カミソリやドライヤーと言った“自殺”が出来そうな物は揃っているものの、事前の情報ではそれらが使われた痕跡は無い。資料には“毒物検出”と書かれていたのだから。__視線が重なった地元警察の男性に敬礼をされ頭を下げてそれに応える。が、彼は今回の女性の死因を自殺だと考えているようで一度隣に立つ相手に軽く視線を向けた後、再び頭を前に戻すと鞄から手帳を取り出して。「事前の情報では体内から毒物が検出されたとありましたが…特定された薬物の名前を教えてもらえますか?それから、第一発見者にも話を聞きたいのですが。」“自殺”の部分には今の所触れる事無く、参考人となる人々が居る筈なのにいっこうに現れない事に軽い息を吐き出して )





3274: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-15 23:04:22

 







( 相手の問いに『体内から検出されたのはシアン化カリウム____所謂、青酸カリです。』と答えた警官は、カミソリやヘアアイロンなどを浴室に持ち込み自殺を図ろうとしたものの最終的に毒物を摂取する方法を選んだのではないかと首を傾げて。『彼女の夫はおとといから出張中で、今飛行機で此方に向かっています。第一発見者のフィッシャーさんは自宅に居ますよ。』と、被疑者に関しては何とも緩い返答が返ってきて。地元警察はあまりに事件というものに慣れておらず、捜査の手助けにはなりそうも無いと判断すると其れに言及する事もしないままに「…ミラー、行くぞ。」とだけ声を掛け、隣の家へと向かい。出て来たのは中年の男性。家の中に招き入れられるとリビングで彼と対峙して。 )







 

3275: ベル・ミラー [×]
2023-03-16 11:14:22





( 警官の言葉に頷きメモに書き記すが__そんな毒薬を果たして何処でどうやって入手したと言うのか。その入手先を知る事が出来れば事件の捜査も大きく進展する事になるであろうと、随分と呑気な空気を纏う警官にお礼の挨拶をし相手と共に第一発見者である【トミー・フィッシャー】に話を聞こう。__リビングに通されソファに腰を掛けると彼は何処か窶れた様子でまずは『…何でこんな事に……。』と呟いた。それはそうだろう、遺体の第一発見者なんて生涯あるかどうかの体験だし出来る事なら…絶対に体験したくない。少しの間を開けてから彼と視線を重ねては「…思い出すのも苦しいとは思いますが…ダイアナさん発見時の様子を出来るだけ詳しく教えてもらえますか?」と問うて )





3276: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-16 16:37:24

 






トミー・フィッシャー



…ダイアナは、私の勤める会社の社長夫人なんです。家族ぐるみで付き合いがありました。
( キールズ家との関係を告げた上で、彼はダイアナの車が長時間外に停めっぱなしだったことが気になり自宅を訪れたと話した。しかし応答はなく、ドアの鍵は開いていたため自宅内に入りダイアナが浴槽に沈んでいるのを発見したのだとゆっくりと話して。『…浴室にはカミソリやヘアアイロンが落ちていて…彼女は浴槽の中に沈んで居ました。此れが現実だとは到底思えなかった。出張に出ている社長に連絡しなければとも思いましたが、先に警察に通報を。』---エバンズはその説明を聞きながら、腕を組んだままじっとトミーの様子を見詰めていた。第一発見者が犯人である事は往々にしてある事、説明が不明瞭な所や怪しい箇所はないか、挙動不審な様子はないかとじっと見つめられ、トミーは少し緊張した面持ちで相手に視線を向けて。 )








 

3277: ベル・ミラー [×]
2023-03-16 20:36:56





( トミーが静かに紡ぐダイアナ発見時の状況を、相槌を打ちながら聞く。そうして彼女の夫であり社長に伝えるよりも警察に連絡する事を優先した判断に軽い相槌から一つ大きな頷きを。__彼の言葉を信じるのならば“鍵は最初から開いていた”かもしれないが“訪問者”を出迎える為に“鍵を開けた”可能性だって無い訳じゃない。「ダイアナさんの車が長時間外に停めっぱなしだったのが気になった、と仰いましたが…家の中をわざわざ確認しに行く程の事でしょうか?そこまで珍しい事では無いと思うのですが__彼女は車の停める位置を必ず決めていた?」彼が己の隣に座り威圧感たっぷりの表情をしている相手に少なからず緊張し、萎縮している様子はありありと見て取れる。こういう時、あれこれと質問してくる刑事より何も言わず…だが視線を絶対に外さない刑事の方が何倍も恐怖心を増大させる事は被疑者の立場に立たなくてもわかる事。そして相手は“嘘を見抜く力”に長けている。「…それと、ダイアナさんを発見した時の貴方の行動についても聞かせてもらえますか?彼女を浴槽から引っ張りあげた?それとも彼女に触れる事無く救急車……ではなく警察を呼びましたか?」これだけ矢継ぎ早に質問を、それも疑いの含んだ言葉を並べ立てれば多少の動揺も見れる筈。相手とは違い作ったような穏やかな微笑みすらも口元に携えて緩く首を傾けて )





3278: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-17 11:53:13

 




トミー・フィッシャー



平日の日中に彼女の車がある事は滅多にないんです。仕事や買い物、ジムなど、いつも車を使っていました。彼女は銀行に勤めているので、午後から仕事でもあるのだろうと思っていたんですが、ずっと停まっていたので気になって…。
( トミーはそう答えたが、車が外に置いてあるだけで隣人が異変を感じ取るというのは些か不自然な気もするもので「…彼女の生活をよく把握されているんですね。」と、揺さぶりとも取れる言葉を掛けて。『誤解しないでください、キールズ家とは家族ぐるみの付き合いなんです。』トミーは失礼な刑事だとばかりに少しムッとした表情を浮かべるとそう答えて。『ダイアナには触れていません。発見した瞬間にもう助からないと思ったんです、浴室を一度出て警察に電話をしました。』---引っ掛かる点はいくつかある。隣人とは言えダイアナの生活をかなり詳細に把握している事、鍵が開いていたからといってわざわざ家に上がり込む程の事だったのか、彼女を発見した時引き上げる事もせずあくまで冷静に死亡を判断し警察を呼んでいる事。説明に不審な点はないものの、疑問は残るもので今すぐにトミーを被疑者から外す事は出来ないと考えて。 )








 

3279: ベル・ミラー [×]
2023-03-17 13:37:15





( 相手の揺さぶりの言葉を案の定失礼だと捉えたトミーは、被疑者に良くある険しさを表情に携えた。“誤解しないで”とは言え現段階では被疑者として外れるだけの明確なアリバイがある訳でも無く些か怪しさも募る所な訳で、家族ぐるみで仲の良い女性の遺体を目の当たりにした一般人が取り乱す事も無く冷静極まりない判断をした事も、“911”が何方にも繋がるとはいえ“救急車”ではなく死亡を断定するように“警察”を呼んだ事も矢張り引っ掛かる。例え助からないと直感的に思ったとしても、助かって欲しいという強い気持ちが彼女を浴槽から引き摺りあげる事は無かったのだろうか。「…わかりました。他に何か気付いた事はありませんか?些細な事でも構いません。」一先ず頷き彼の供述をメモに書き記してから更なる問いを重ね。続いて隣に座る相手に視線を向けては「…青酸カリの出処の特定も急ぎたい、」と声を潜めて )





3280: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-18 02:47:17

 







( トミーは相手からの問いに暫し考える素振りを見せた後に『…私から言うのもあれですが、ダイアナは数ヶ月前に流産をしていて…少し前はかなり気落ちした様子でした。いつも通り仕事には行っていましたが…本当はずっと辛かったのかもしれません。』と告げて。その言葉は自殺を示唆する情報で相手の言う毒物の出所、其れが今はかなり重要になるが_____「彼女は何か…薬を服用していませんでしたか。」と、ひとつの可能性を考えて問い掛ける。定期的に服用している薬があれば、其処に毒物を混入させることも犯人には出来たかもしれない。『はい、流産の一件以降、精神的に落ちてしまったようで、精神安定剤のようなものを服用していました。そのお陰でだいぶ明るさを取り戻していたんですが、』との返答。彼女の持つ処方薬の成分検査は必要だと判断し頷くと、その後幾つか質問をした後に一先ず今日の聴取は此処までかと頷きつつ立ち上がり。 )









 

3281: ベル・ミラー [×]
2023-03-18 08:43:25





( 心に残る傷の大きさ・深さはそれを経験した者にしかわからない。感じ方も捉え方も十人十色と言える訳だから、ダイアナにとって流産した経験はとてつもなく大きく、心に深い深い傷を残し精神安定剤を服用する事を選んだ__選ばざるを得なかったのかもしれない。そしてそれは……消える事の無い過去の事件の痛みを抱え苦しみ続ける相手も同じだ。ふ、と意識の角度が別に飛んだ事に気が付きハッとして目前の彼に集中する。生きる事を限界だと感じた彼女が“それ”を安定剤では無く毒薬だとわかっていて自ら口にしたか、はたまた彼女が精神安定剤を飲んで居た事を知っている人物がそれに混入させ死に追いやったか、もっと別のやり方があったのか。何にせよ薬の成分検査は絶対的に必要で、いち早く彼女の夫に話を聞きたい所。「貴重なお話をありがとうございました。また何かあれば都度聞かせてもらう事になるかとは思いますが、その時はよろしくお願いします。」と、丁寧に挨拶をし相手と共にトミーの家を出て。__隣に立つ相手を一瞥する。ふいに血液を見た時、気持ちが安定していない時に聞く誇張された音、あの事件の記憶を引き摺り出すような話、今回そのどれもに強く当てはまりはしなかったものの、少なくとも“精神安定剤服用”の話は出ていた訳で。こういう盗み見るような視線の向け方を相手は好まないかもしれないが…様子だけは確認しておこうと )





3282: アルバート・エバンズ [×]
2023-03-18 11:26:29

 







( 彼女にとって其の経験は堪え難い喪失感と深い心の痛みを植え付けた。車への道すがら、薬に縋っても苦しさが和らぐ事がなく衝動的に自らの命を断つ事も有り得なくは無いと考えて____事実だけを見ろと自分に言い聞かせる。其の痛みには共感出来るものがあるが、遺体からは毒物が検出されている。自殺の可能性も排除出来ないが、他殺の可能性も高い今回の事件、変に肩入れして真実が見えなくなる事だけは避けなければならないと。精神安定剤の話が出た事が大きなきっかけになった訳ではないものの、多少なり引っ張られた所はあるだろうか。此の所夢見が悪く疲労が溜まっていた所に入った急な出張、長い移動と休む暇もなく入った聴取によって少しばかりの体調の悪さを自覚していて。捜査の拠点となる署まであと数十分の所で「…悪い、近くのコンビニに止まって貰えるか。少し車に酔った、」と声を掛けて。普段は長時間の移動でも酔う事は滅多に無く、元々少しばかり体調が良くない事が響いているのかもしれない。断りを入れて少し窓を開けると窓の外に視線を向けて。 )








 

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