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不死の少女(戦闘アリ/異能/途中参加・初心者歓迎)/456


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340: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-08-23 19:59:38

>337

(やはり異能者……それにしても"触らないで"とはね)

少女を気絶させる狙いで繰り出した一撃は、突如として空間に生み出された球体によって防御された。
更に同様の球体が複数召喚され、槍を連想させる兵装へと変化し彼女を取り巻く。
年端もいかない少女を相手取るという時点で気が引けるが、その言動に自分との共通点を見出してしまったゼクシアの心は、僅かながら乱れようとしていた。

(迷ってはダメ。過去を捨てるんでしょう?あの人の期待に応えるんでしょう?やりなさい。やるのよ、ゼクシア)

帰りを待つ人の顔を思い浮かべ、両足に力を込める。次の瞬間、ゼクシアの顔から躊躇や慈悲といった迷いの色が消え失せた。

「如何にも。我は帝国の尖兵にして、"六天"を自在に操る天魔――ゼクシア・ファルベ」

情けを一切感じさせない厳しい表情と口調に切り替わり、瞬時に氷柱をそのまま切り出したかのような氷の槍を十数本展開する。
少女の極めて攻撃的な布陣を目の当たりにして、本来なら守りを整えるべき局面なのだろうが――現状、ゼクシアのその様子はない。むしろ槍に槍を突き合わせる勢いだ。
少女が兵装の召喚のみで動かなかったのを良いことに、先制攻撃と言わんばかりに氷柱の群れを差し向ける。空気を切り裂き命ある者を凍てつかせる鋭槍が、唸りを上げて少女に迫る。

341: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-08-23 20:10:42

>340

(「…嫌っ!」ラヴィはそう言わんばかりに何度も首を横に振り、何本も産み出された漆黒の槍で貴女の槍を防ぐが数本はぽきりと折れてしまい、折れた槍は黒の球体に戻って消滅し。凍てつく槍の一本が彼女の頬を掠め、黒い傷口を作るがそこから鮮血は一滴たりとも流れ落ちない。ラヴィはその傷口をちらりとだけ見やると、「私は、マチルダちゃんを守らないと…いけないの!」そう告げるがごとく鋭い瞳で貴女を睨み、残った球体の一部を鎖のような形状、大半を盾のような形状に変化させて小柄な身体に似合わぬ怪力でぶんぶんと振り回す。)

342: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-08-23 20:56:21

>>341

(血が……流れない?)

氷柱の内一本が少女の頬を掠め肉を抉るも、そこから流れ出て然るべき鮮血は一滴も顔を見せない。そもそも傷口の色からして人間のそれとはかけ離れている。
先程から展開している黒い兵装と何らかの関係があるのだろうか。そもそも血が流れていないのだとしたら、彼女は人間以前に生物と呼べるのだろうか。
流石に動揺を禁じ得ないゼクシアを、更なる予想外の一撃が襲う。

「――――ッ!」

マチルダを守る。限りなく強いであろう意志を再度口にし、今度は球体を鎖と盾に変形させて反撃に出る少女。
小さな身体でかなりの重量があるだろう武器を振り回す姿には驚愕を禁じ得ない。複数の槍を展開しながらも受けに回った先程の印象に釣られる形となり、ゼクシアは完全に意表を突かれた。
咄嗟に分厚い氷を生み出し受け止めるも、完全に防ぎきることは能わず、障壁を貫通した一撃がゼクシアの頭部に命中する。
かなり殺傷力を削いだおかげで軽い切り傷程度で済んだが、頭部ということもあってそれなりの出血が伴う。

「……何故そうまでして尽くす。お前にとってマチルダ・ヴァレンタインとは何だ」

目にかかる血を拭いながら、呟くように問いかける。やはり王国戦士の心はマチルダと共にあるらしい。
ゼクシアにとってのマチルダとは、王女であり不死の少女。ただそれだけ。本来下々の者達とは縁遠い存在であるはずの王族が、どうしてこうまで人々の心を掴むことが出来たのか。
我らが皇帝――アルバート・ヴァレンタインは、人を人と思わない悪魔のような男だ。彼と血を分けた間柄であるマチルダは、一体どうやって人々に慕われるようになったのか。

勝負とは対話だ。この一戦、少女を一蹴し先に進むことだけが全てではない。その素性と秘めたる本心、そしてマチルダという人間の輪郭を掴むことも目的の一つ。
勢いを取り戻したゼクシアは複数の火の玉を生み出し、更に視界を奪う狙いも込めて雷光を宙に走らせる。火炎と電流、二つの脅威が少女に迫った。

343: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-08-23 21:08:29

>342

(「…マチルダちゃんはマチルダちゃん。私の友達だから、守るだけ。」ラヴィは貴女には理解できない身体言語でたった一言そう言い放ち、黒い球体を巨大な盾に変化させると何とか貴女の攻撃を凌いだものの、球体の過半数がその衝撃に耐えきれず消滅し。彼女を守るように取り巻く僅かな球体はその巨大な口を開き、火の玉を喰らう。)

ノーマン
「あれ、ラヴィ殿。何して…って、勿論交戦だよねぇ?…支援だけはしとくよ。」
(そこにいかにも凡庸な、目を逸らせば次の瞬間には容貌を一切合切忘れていそうなほど印象の薄い男が妙に緊張感のない口調で語りかけながら貴女とラヴィを交互に見やり。すぐに状況を理解したのかどうかは定かではないが、何かしら悟ったらしい彼が指を一度鳴らすと貴女の視界が急激に黒く染まり、全ての物体が視界から消えて)

344: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-08-23 22:26:59

>343

少女の返答となった身体言語は、ゼクシアの理解の及ばないものだった。
敢えて言葉を使わないのか、それとも本当に使えないのか。望む答えとは違う反応に戸惑う彼女の眼前に、新たな脅威が割り込んだ。

(視界を奪われた……!?けれど、聴覚や触覚まで死んだわけではなさそうね)

男が指を鳴らすとゼクシアの視界は黒く染まり、目を瞑ったのと何ら変わりない状態に変化した。
衝撃の異能ではあるが、たったそれだけの工程で完全に失明させられるとは思えない。これはあくまで一時的な術に過ぎず、同時に他の感覚に働きかけられることは、今のところだが無いと見ていい。
ここでも昔の経験が活きてくる。暗闇で自身の感覚や勘を頼りに動いたことなど幾らでもある。
窮地こそ努めて冷静に――残る感覚を研ぎ澄ませ、最後に見た光景を基にして、足音や息遣いから敵の位置を探る。

「小癪な真似を。この六天に仇なす者は、皆等しく息絶えよ!」

視界を奪われ精密な狙いを付けられない以上、優先されるのは広範囲を一挙に叩ける攻撃だ。
二人がいると思われる方向に濁流さながらの水を流し込み、更に一面に高圧電流を流すことで感電を狙う。
続けざまに刺々しい岩石を複数生み出し、濁流に混ぜ込むことで更に破壊力を高めて差し向ける。

345: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-08-23 23:04:28

>344

(「…ノーマン、危ない!」ラヴィは声無き声…その身体言語でノーマンに危機を告げるが、彼女の周りに漂い、既に何体かは再生し始めている黒い球体が水や岩石を勢いよく喰らい始めていることにラヴィ自身も驚いているようで目を見開いていて。(ラヴィの異能)暴食
何でもかんでも喰らってしまう不思議な球体を声無き声で操る異能。形状を変化させて武器や盾に出来るが、球体自体には耐久力がさほど無い。)
ノーマン
「おっと…危ない危ない。ここで死ぬのはごめんだよ。」
(ノーマンに身体言語は解せないが、普段自分を毛嫌いしているラヴィがこちらを見たということで全てを察し、軽い足取りで一応水だけはかわすと多少岩石を喰らうのは承知の上だろうか。岩石を足元に喰らいながら副隊長を呼びつける。と、濁流や岩石がぴたりと動きを止めた…まるで神様のビデオデッキの停止ボタンを押されたかのように。彼の背後にはだぼついた軍服を着た、そばかす跡の残る若々しい青年…副隊長がいた。)

346: 名無しの大福 [×]
ID:a6a796058 2020-08-23 23:11:25

(/大丈夫ですかー……!あらかじめ決めておいた展開に持っていけそうですかー……!ゼクシアさん一人だと苦しいという場合は要塞外でジェレマイア辺りに陽動役で何かさせましょうかー……!)

347: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-08-24 00:17:54

>346

中(非常にありがたいです!目が見えないゼクシア1人で1vs3をやって要塞にもダメージを入れるとなると、非常に難儀しそうだったので……)

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