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不死の少女(戦闘アリ/異能/途中参加・初心者歓迎)/456


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437: 名無しの大福 [×]
ID:a6a796058 2020-09-19 16:26:20

>436

【己の前に跪く少女の姿は、少女とは思えぬ覚悟を抱いている様に思えた】
【それが自分の小説家気取りの勝手な感性によるものなのか、或いは本当にそうなのかまでは、ステラが完全に読み取ることは叶わなかったが】

……ゼクシア、跪かなくて良いよ。
君がそれで良いと言うのなら、ボクに断るつもりも無いから。

【己もまた、膝をついてゼクシアに手を伸ばす】
【早急に報告書に手を付けなければいけない、それに、報告しなければいけないことが更に一つ追加された】
【「かの「天魔」を私兵にしたい」と、上官に言ったらきっと仰天されるだろう】

あー……。

【ふと周囲を見回して】
【ばつが悪そうに苦笑いを浮かべる】

早速で悪いんだけど……ちょっと、片付け手伝ってくれる?

【……どうやら、床に散乱した無数の資料を整理するのが、二人が主従として行う最初の仕事になりそうだった】

438: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-09-19 21:28:36

>>437

ゼクシアの願いは見事聞き届けられた。
自分を受け入れてくれたステラの言葉に目を輝かせ、差し出された手にそっと自分の両手を添え立ち上がる。

「……ありがとうございます」

ここ数年で一番の幸福に身体を浸しながら、やっと一言だけ絞り出す。
両親に疎まれて育った故か。自分を受け入れてもらえるということの有難さが身に染みて感じられた。
そんな夢見心地の中にいたゼクシアだが、続くステラの言葉によって現実へと引き戻される。

「お任せください。これでも雑用には慣れているんです」

しゃがみ込み床に散らばる資料へ手を伸ばしたところでふと気づいた。厚い皮手袋をしたままでは紙を上手く扱えない。必然、外した上で作業しなければならないのだが……理由もなくこんな厚着をしているわけではない。
他人に肌を見られたくないゼクシアにとって、衣類は心身を包み隠す鎧も同然なのだ。しかし――

(この人になら。いつか自分をさらけ出せる気がする)

これはその一歩だ。意を決して手袋を外すと、擦り傷や小さな痣にまみれた白い手が露になった。どれも先の任務でついたものばかりで、大した怪我ではないにせよ痛々しい印象を与える。
主にそんなものを見せつけることを申し訳なく思いながら、ゼクシアは非常に手際よく資料を拾い集めていった。ただ片付けるだけでなく、わかる範囲で順番や種別毎に並べたり分けたりして、綺麗に纏めた上で机の上に置く。
幼い頃から召使として働いていた彼女には造作もないことだ。また一つ、過去の経験が活きてきた。大切な人の役に立てることを幸せに思いながら、全く鈍らない速度と手際で作業を続ける。

439: 名無しの大福 [×]
ID:a6a796058 2020-09-20 18:56:43

>438

【同じ手が、こうまで対照的になるものなのかと】
【共に資料を拾い集める少女の手と己の手を比べて思う】
【自分よりも年下の筈なのに、自分よりも何倍も傷付いた手、自分よりも年下の筈なのに、自分よりも何倍も大きな覚悟を抱いている様な手】

……その傷って、痛みは無いの?

【自分でも驚いた】
【それを見て沸いた感情が、戦場にも出ず後方でデスクワークばかりをしている自分と比べた「劣等感」では無かったことに】
【何よりも強く思ったのは、自分こそが、彼女を守らなくてはいけないということだった】
【兵士として彼女を使い捨てる等以ての外だ、己の為に彼女を使い捨てる等なおのこと】

たまには……階級権限でも使ってみるかな。
新しい薬を取り寄せるよ、ボクから君への個人的な「報酬」として。

【自分は参謀官だ、考えることが仕事だ】
【故に考えよう、彼女を「活かす」術を、彼女を「生かす」術を】
【初めて、自分の地位に意味を感じた様な気がした】


(/返事遅く申し訳ないです……!
流れとしてはこの辺りがキリが良いと思うので、締める形でどうでしょうかー)

440: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-09-20 21:21:04

>>439

「痛いことは痛いですが……大したことはないと言いますか、慣れっこといいますか」

擦り傷を触れば鋭い痛みが、痣を触れば鈍い痛みが走る。とはいえ傭兵をやっていればこんな傷は日常茶飯事だ。消毒して薬を塗れば、あとは治るのを待つのみ。その程度でしかない。
ふとステラの手を見る。同じ白でもゼクシアとはまるで違う、不健康なまでの肌色。だがこれは苦労や穢れを知らない手ではない。苦難や試練に立ち向かわず、閉じこもってきたわけでは決してない。
任務を与えられた時、彼女は溜め息混じりに語ってくれた。配下の兵を死地に向かわせておいて、当の自分は安全圏にいることへの自責の念。人を"数字"として"運用"しなければならないことへの無力感。そしてそんな現状に甘んじてしまう自分への苛立ち。
彼女もまた、戦っているのだ。

「ありがとうございます。こんな傷はさっさと治して、また最高の働きをしなければいけませんね」

いつぶりだろうか。施しを受けるという行為が、これほど心地よく感じられたのは。今までゼクシアが受けてきた施しには、ほとんどの場合裏があった。与えさえすれば望む通りに動く。与えられなければ生きていけないから否が応にも動く。まるで家畜でも飼いならすかのように。
単純な厚意で薬を、それも階級権限を用いて初めて手に入るような新薬を取り寄せてくれるという言葉に、犬なら尻尾を激しく振っているであろう深い喜びを覚える。

(……この人だけは裏切れない。裏切りたくない。もっと強くならなきゃ)

何よりも強く思う。自分こそが、この優しい女性を守らなくてはいけないと。
時に全てを突き崩す矛に。時に全てを堰き止める盾に。もう傭兵などではない。命に代えても、心から慕う人の心身を守り抜く、誇り高き騎士となるのだ。
初めて、自分の生まれ持った力に意味を感じた様な気がした。



(/全然遅いなんてことはないですよ~。確かにキリがいいのでここで終わりとしましょう!とても楽しかったです、ありがとうございました!)

441: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-09-21 07:31:54

>皆様
(ステラ様とゼクシア様の会話が終わったところで、城内およびノーマン部隊と交戦中のジェレマイア様の所に参戦した東達の様子に移らせていただいてもよろしいでしょうか。)

(帝国side)
>all
「うわ~…敵さん、厄介な異能持ってるなコレ。アレックスくん、俺が参加してあげた方が良いと思う?」交戦の様子を防護膜の中から見ている、黒い着流しと白い羽織を着た男がそう呟いて隣に居たもう一人の…拳銃を構えた銀髪の男にそう問いかける。問われた方の男は「…ええ、その方が良いでしょうね…東少将。」さも答えるのが億劫そうにそう返し、問いかけた方の男…東少将は満足げに頷くと「いや~…やっぱその方が良いよな、アレックス大佐。そんじゃ行こっか。」一人は億劫そうに、一人は楽しそうに笑いながら二人は交戦中の前線へと飛び込んだのであった。

(王国side)
>all
マチルダは疲弊しているラヴィをその非力で華奢な腕でしっかりと抱き抱え、城内を走り回る。「ラヴィ、大丈夫だからね…。」「…マチルダ、ちゃん。私、痛くないから…。」抱き抱えられているラヴィはそう言うように首を回転させるが、マチルダは「…直さなきゃダメ。ラヴィは私の友達だから。」そしてジラルドの部屋の扉をノックする。「…ジラルドさん、起きています?マチルダです。ラヴィの修復を頼んでも?」

442: シザーgirl [×]
2020-09-21 23:08:42

中(我輩は大丈夫ですよ!それじゃ我輩も絡み文置いておきますね。←)

>ALL
ヴァーシーリー(よしと!到着!!(戦場に程近い森の中でアントワヌを下ろして))
アントワヌ(サンキュー、ヴァシュリーシュカ。アルミラージ。(アルミラージの頭を撫でながらヴァーシーリーにお礼を言い))
ヴァーシーリー(うん!それじゃあ気を付けてね!行ってらっしゃい!(それだけ言うと笑顔でアルミラージに乗って走り出しアントワヌの姿が見えなくなるまで手を振り))
アントワヌ(…さーてと、そろそろ怒られちゃうから前線に向かわないとね…!(それだけ言うと再びエリシアを呼び出し今度は大鷲に変身させると森を抜け前線へと突っ込んで行き)さあてと…!やったりましょ!!)

443: AYA♪(V・3・1) [×]
2020-09-22 00:39:16

【生存報告です!来れなくて申し訳ございません……。】

444: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-09-25 12:52:44

(/ダウファール要塞の次はどのようなイベントにしましょうか?)

>all

445: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-09-25 15:39:45

>444

(そちらはまだ未定です。皆様はどのようなイベントがよろしいなど御座いますか?)

446: AYA♪(V・3・1) [×]
2020-09-25 22:31:47

>445

ウルフの件をまだ回収していないので……。どうすればいいでしょうか?

447: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-09-27 10:51:08

>>446

(/ウルフさんでどのような展開に持っていきたいか、絡みたいキャラは誰か等の希望があれば提案するのがよろしいかと思います)

448: AYA♪(V・3・1) [×]
2020-09-27 14:05:00

【まだ要塞内で、今回の目的は「マチルダに会う」ことだったのですが、アーサーなどがいる状態では厳しいと前に言われたので……。】

449: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-09-27 20:30:56

>>448

(/でしたらマチルダさんとの接見は別の機会にして、別の目的を用意して絡めそうな方がいれば絡むか、どうしても無理なら〆のロールを投下する等して畳むのがいいと思います)

450: シザーgirl [×]
2020-09-30 17:28:28

中(あげです、>444我輩は何でも大丈夫ですよ!皆さんにお任せしますっす!)

451: 着ぐるみパンダさん [×]
2020-10-02 09:01:57

(/生存報告です。
名無しの大福様がいらっしゃいましたら
>441に反応してくださると嬉しいです。)

452: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-10-04 23:28:43

(/ageます)

453: tenma [×]
ID:6aed18bc1 2020-10-10 01:21:58

(/あげます)

454: AYA♪(V・3・1) [×]
2020-10-11 12:02:33

【遅れて申し訳ありません……。ウルフを戻しますね!】

「…………騒ぎが大きくなってきたか…………。『兎』の元へ戻るか、居城へ帰るか……。」

一度戻るべきか、話の続きをするべきか迷っていたが、どちらにしもここを離れるのには変わりない。

「…………その目に時代を見れたか、『風の片割れ(カデルア)』?」

455: シザーgirl [×]
2020-10-14 15:58:07

中(あげておきます…!そして投下文を置かせていただきますね…)
>all
ヴァーシーリー(…そう言えばウルフ君がいってたあの事、何なんだろう…?(森の中、アルミラージにもたれ掛かりながらドムラを弾いていたがふと思いつきそう呟くと上を向き)…兎に角ウルフ君が何処にいるのか分かんないけど…探してみないとね!(そう言い立ち上がり歩きだそうとし))

アントワヌ(……さあ帰ろうか、僕たちの家へ。(そう言いアベラルドを白馬に変えて股がり戦場から自分達の城へ帰ろうとし))

456: ビギナーさん [×]
2021-01-12 00:19:22

( / 上げ。ここ良スレだったなー )

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