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自分のトピックを作る
2014:
マレウス・ドラコニア [×]
2025-12-03 13:04:49
>1984 キングスカラー
……?
(日頃の相手といえば、顰めっ面に語れば必ず棘を含ませる応対が常であり、今日のように毒気の無い反応を返してくるのは非常に珍しい。相手もまったく同じ感慨を抱いているとは露ほど思わず、相変わらず不思議とヒト数の疎らな道をその背を追ってついて行き。支払いを済ませ、紙袋を抱え直すと前にいたはずの獅子の姿が消えていて。偶々鉢合わせただけとはいえその行方がどうにも気になり自然と視線が周囲を彷徨う。思いもよらぬ方向から呼び掛けられると身を捻じり、靴先を揃えて対面する。彼が先ほどクリスマスカードを眺めていた事は記憶に新しい。身に付けた装飾品の嗜好を鑑みれば、あの愛らしいカードを手に取った姿には物珍しさを覚えた。だが、彼には年端の離れた甥がいると風聞に聞いた事がある。あのカードはきっとその幼子の為の物だろう、と自然に思い込んでいて。だからこそ今こうして自分が呼び止められた理由は皆目見当がつかず瞳はぱちぱちと瞬きを重ね。状況を呑み込めぬまま表情はごく僅かに曇る。歩みはいつもより重く、躊躇いを帯びながらも呼ばれた以上は応じないわけにもいかず己を呼んだ者の元へ。)
文をしたためるのはよいが僕までは同席する必要は無いだろう?お前の親族の事は、顔どころか人となりすら知らないぞ。
>1986 シュラウド
では付いて来い。
(この手の局面に於いてはこちらへの畏れなのか。相手から一歩引かれる事が殆どだ。故にぎくしゃくとした挙措を見せながらも最終的には己の欲望に正直であろうとする姿は好ましく映る。顔を前へと戻す直前目許をうっすらと細めては声を掛け。軽やかな足取りに合わせてグラデーションの掛かった長い襟足が微かに揺れ、そのまま寮へと歩み始める。もし彼が後を追ってきたのならば、こう切りだすだろう「 そういえば以前、小さいシュラウドから誕生祝いに異世界を旅できるゴーグルをもらったのだが、何も見えなかったぞ。 」と。血の繋がりこそ無いものの、好きな事を語るときのあの弾むような面差しは、あの明るい弟とよく似ていた気がする。その一瞬が、とある日のやりとりを呼び覚まし。寮を訪ねてきたのは弟の方のみだったが兄さんとふたりで選んだ、と聞かされた以上あの日自身の中に生じた落胆を伝えてみる。)
>1993 ノア
もしそうならこの学園に籍を置いていない。
(教職者視点で印象を言い渡されると己の普段の振る舞いを棚に上げ、不可解に思い。傍目には無愛想とも取れるほどに表情から熱が引く。視線を目の前に置かれた茶菓子へ落とし。それは対座する者の好みを反映した物なのだろうと一瞥をくれるのみで、手を伸ばす事はしない。主宰が席に着き、対座の配置が整ったのを確認するとテーブルの下で手袋を指先からひとつひとつ抜いてゆく。革が擦れる音を最大限抑え外したそれを膝の上に重ね。しかし尚も眼前にある物には触れない。主宰がカップに口をつけるまで、マレウスは卓上の物─ひいてはテーブルにすら触れる事は決して無い。その静謐な待ち時間の間、枝葉の隙間から差し込む木漏れ日を仰ぎ見ながら口を開く。)
お前たちの文化をくだらない、と思った事は無い。マジカルシフト大会や、今回の音楽祭にしても……それから。こうして陽の下で他種族の者と茶を共にする事も国に居ては出来ない事だ。得難い経験だと思っている。
>1998 ユウ
この僕にこうべを垂れろ、と命じるか……ふふ。よい、許す。
(こちらへ向けられた顔色こそ未だ青さを残しているものの先刻よりは幾分か表情が柔らかだ。自らの言葉が必ず受け入れられると信じて憚らぬかの様に揺れる彼女の手を生意気だと感じる一方で風評─力量差─身分といった世俗のしがらみに囚われない率直な物言いは、嫌悪を催すどころかむしろ新鮮にして愉快。むふん、と瞳を半月に細めいつもの如く傲慢上位種仕草で応じ。マジカメモンスターの様にべたべたと纏わりつかれ、好奇の見世物として扱われる事はあるまいと信頼のもと腰を落とし。動作に伴い頭部に生えた急所と彼女との間にあった距離も自然と縮まってゆく。遠方で発生している寮生たちの動揺の気配を感じながらも構う事は無く、彼女の顔が最もよく拝見できる高さで動きをとめ。指示されたわけでも無いのに、期待に目を閉じたのなら戯れを受け止める準備は万端だ。)
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