TOP > 版権(元ネタあり)なりきりチャット

【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】/1747


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
1585: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-15 16:49:16

>>1574 ノア

寂しがらせて悪かったな。

(凹んだ身代わりクッション──自分が居なかったことで眠気のままに手探りでこちらを探した痕跡がある。そんな顔を向けられては、刺々しい返しをする気も失せるというもの。ほんの少し、口の端を持ち上げると、軽く肩をすくめてからかい半分の軽口だけ返しておく。おかえりと言われるケースはこの学園生活でほぼ無いこと。一瞬ああそういやそうだったと思い出すように一呼吸置いたあと「ただいま」と返す。のそのそとベッドから這い出てきた相手の血色の良さは回復している。どうやら休養は十分の様子。それが分かればいいと手にしたタオルを肩から外しつつ部屋の奥へ向かう。いそいそと帰り支度を始めた相手を一瞥して、そのままバスルームへと姿を消す。閉まりかけた扉の向こうで、シャワーの音が静かに響き始めた。―― シャワーの音が止み、しばらくして扉がわずかに軋んだ音を立てて開いた。湯気の中から、濡れた髪をぐしゃりと手櫛で掻き上げ外に顔を覗かせる。床に落ちる雫を気にする様子もなく、片肘を扉に預けたまま。おい、とドスの効いた一声が出たのはご愛嬌。濡れた上半身は昨夜同様褐色の肌を惜しげもなく晒したまま。さすがにそのまま出るのはまずいと判断したが、反省している様子はまるでなく、むしろ面倒くさそうな顔すら浮かんでいた)

……おい、シャツ取ってこい!クローゼットの中の適当なのでいい。

1586: ノア [×]
2025-04-15 17:21:35




>>1585 レオナ

( 別に寂しがってはいませんが、と言ったところで「はいはい」と流されるだろうと分かっているので・・・素直に返された「ただいま」の一言にだけ目を細めて満足気にしておくことにした。背後の扉が閉まる音がして、己も鞄から新しいシャツと昨日着てきた制服と、といつもの服装に着替えていく。顔は拭くだけの洗顔シート的なものを持ってきているし、寝癖も簡単に寝癖直しのスプレーを振れば直る・・・便利な世の中になったものだ。さくさくと進む帰り支度の合間で、借りた寝具を整えて置こうと簡単に掛け布団やら毛布を畳んで──ある程度綺麗になった部屋に満足していれば聞こえた物音は己以外のもの。随分と粗雑な声に一瞬驚いたように目を丸くしたものの、ぱっと視線を向ければ・・・本来なら気にせず外にまで出てきたに違いない相手だ、これでも譲歩して考えてくれた結果なのだろう。相手は生徒・・・まあ、端的に言えば子供なのだが、この無防備さはどうしてくれようか。遠い目をして額を押さえてから、言われた通りにクローゼットへと向かいシワひとつないないシャツを1着手に取った。それから、小走りに生徒の元へと向かうと、一応己は司書なので、生徒を視界に収めないように顔を伏せて・・・小さな水溜まりができつつあるそこに、新しい水滴が落ちていく様を見れば床まで濡らして!と言う文句を飲み込みつつシャツを差し出し )

──着替えを持ってから!入りなさい!キミって子は!あと湯冷めするから!ちゃんと拭きなさい!




1587: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-15 18:01:44

>>1586 ノア

テメェに合わせてやったってのに、うるせぇな。

(シャツを手に、小走りで小言を飛ばしてくる相手。そのひとつひとつが、水を浴びるよりもよっぽど勢いよく飛びかかってくる。タオルを頭にかぶせながら、けだるげに憎まれ口を叩くものの、相手のわざわざ顔を伏せて視界から外そうとする仕草も、文句を飲み込んだ気配にも目敏く気付いて、自分の今の姿がよっぽど堪えているらしいと察すれば、段々と笑えてきて。シャツを差し出されるなり、わざと手を伸ばす寸前で止めて、にやりと口元を吊り上げる。服を受け取るのものの、そのまま着ずにその辺に放り投げるように引っ掛ける。わざと目の前で肩周りを拭きタオルを肩に適当に掛けると、俯く相手の顎に手を伸ばして挑発的な事を宣い)

そんなに言うならテメェが拭く手伝いをしてくれてもいいんだぜ。

1588: ノア [×]
2025-04-15 18:55:45




>>1587 レオナ

この、生意気な──ああもう!キミが寝ている間に尻尾にリボンでも結んでやれば良かった!

( うるさいとは何だ、大体部屋とはいえ寮は寮だし・・・とはいえ、お邪魔している身としては何も言えない。さっさと着替えてくれればそれでいい、と手から服が離れればようやく安心したようにその場を離れようと・・・思った、が、服は軽い音を立てて放られてしまうし、随分と悠長な態度で伸ばされた手に顔を上げれば嫌味ったらしいエメラルドが光っている。この生意気な子獅子を檻に放り込んで二度と出て来れないような呪文で封をして海に流してやりたいくらいだ。あるいは今すぐシャワーのコックを捻って冷水を浴びせてやったっていい。毛を逆立てた猫のように目を丸くして、それから鋭く睨みながらこちらを掴む手を離せと爪を立て、ゆるく首を振れば熱を持った耳ごと髪が隠してくれるだろう。ぎゅっと一度口を噤めば、あとは努めていつも通りに毒を吐く )

司書はてっきり、キミは大人扱いしてほしいのだと思っていたのだけど──毛繕いが必要な子供なら、それ相応に振舞ったらどうですか



1589: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-15 19:23:16

>>1588 ノア

ま、実際は俺に世話焼かれてお前は寝こけていたけどな。

(桜色の小さな爪がこちらの手の甲に立てられたところで、赤く痕を残るだけ。珍しくグローブも付けていない素手ではあるが、相手の整えられたお綺麗な手では痛みなんてあるはずもなく。つらつらと反撃の言葉を並べて余裕を崩さぬまま、むしろそれを愉しむように片眉を上げると、視線を絡めたまま彼女の顎を自分の方へと向ける。赤くなった耳はイヤイヤと首を振られて髪へと沈んだものの、気取った無表情の下でじわじわと火照りが広がっているのが首の皮膚越しにわかる。緩やかに肩越しへと顎を動かす。親指を向けた先……湿った空気と石鹸の匂いがまだ微かに漂うその奥では、ポタポタと水滴が滴る音がする。元々上裸で刺激が強いと言った相手に配慮してやった結果なのだ。子ども扱いがどうこうというのならば……と、わざとらしく視線をシャワールームへと動かしてから、再び司書の顔を覗き込むようにからかいと観察の入り混じった緑の目を向けて)

一緒に水浴びをする誘いの方が良かったか?それならそうと、言ってくれれば良かったのに──恥ずかしがり屋のレディの心を知るのは難しいな。

1590: カリム [×]
2025-04-15 19:29:28


≫ノア

 また明日な ー !
(相手が帰ったあと絨毯を宝物庫にもどして遅刻しないで教室にもどった、そのまま午後の授業をさいごまで受けて夕方になる。チャイムがなりトレイン先生がでていくとクラスメイトに明るく挨拶して、相手の所に行こうと教室をでた)

≫レオナ

 思ったんだけどレオナが戦いたい相手つれてくればよくね… ?!
 (ニンマリと牙を剥き出しにしてわらうレオナ を見たまま少し頭をかしげて考える、自分がメンバーを選ぶより戦いたい相手を連れてくれば相手もきてくれるんじゃないかと考えると)
 レオナにはぜってー負けたくないやつって、 いないのか?
.

1591: ノア [×]
2025-04-15 20:03:40




>>1589 レオナ

それはだって昨日の疲れが・・・──生憎ともう寝癖も直したし顔も拭いた、図書館に帰ってからキミの匂いは落とすから有難く遠慮するとも

( 愉しそうに歪められた緑色にぞわぞわと悪寒が走る。今すぐ逃げようと本能が騒ぎ立てるわけだが、意味ありげに動く視線を髪の隙間から見てぎょっと目を見張って。冗談だとわかっている、わかっているがあまりにも・・・なんと言うか、売り言葉に買い言葉だとしても、意地が悪すぎてはなかろうか!嗅覚が鋭いわけでもないけれど、じわじわと湿度を伴って広がっていく石鹸の香りは目の前の生徒と同じものだし、ぽたぽたと時折手に落ちる水はもう冷えている。獅子は大きな猫程度に思っていたが、水浴びは別に嫌いではないらしい・・・などと揶揄う気力すら奪われた気分だ。思考が纏まらなくて心なしか呼吸すらしにくい。再びふるふると力無く首を振って、爪を立てていた手を離すと──普段なら問答無用で肩でも何でも突っぱねていたところなのだが、触れられる場所がなくて宙を彷徨う両手、最終的に嵌めたままだった指輪ごとぎゅっと握り締めては小さな声で限界だと告げるように声を絞り出し )

・・・キミが、風邪を引くのは、困るから。冷えてしまうし、床も濡れてしまうし──目のやり場に困ってしまうし、キミに触れないのも困る、だから



>>1590 カリム

( さて、時は過ぎて放課後。図書館の片付けも粗方終わり、貸し出した本も今日は滞りなく返却されている。明日までに何冊か新作を並べて整えておけばそれで事足りるだろう──とカウンターの中で一人伸びをして。今日の残りの仕事といえば、一先ず明日のために返却された本を戻すことと・・・そうだ、買い物に行くのだった。ぱちり、と瞬きを一つして、生徒が来る前に出る支度をしておこうと図書館のカウンターの上を片付けはじめ )




1592: カリム [×]
2025-04-15 20:46:23


≫ノア

 よ … っ!きたぜ先生 … !
(図書館の入り口からぴょこっと、 元気よく顔だしてみるとカウンターを片付けてる相手がみえてキョトンとした、早く来ちまったかもなと思いつつ相手の仕事の、邪魔をしないように読書する場所の椅子に座るとまって)

1593: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-15 21:51:07

>>1590 カリム

(あ?と口の悪さが露呈する相槌もどきが出るが、目を伏せ、渋々考える素振りを見せた。脳内では既に幾人もの顔を思い浮かべている。王族の高等教育を受けた自分と対等に渡りあえて且つ、物怖じしない人物など限られる。──否、“絶対に負けたくない”とまで言える相手といば……一人、まだ名前が挙がっていない人物がいる。が、浮かんだ一人の顔に、わずかに眉間が寄る。強さでは誰もが認める存在。だが、そこに奴が現れれば──場の空気がピリつくのは目に見えていた。そもそも彼奴がこういった催しに参加する事自体がイレギュラーなのだ。寮長会議すらいないアイツが、寮長が集うらしい今回の遊びに参加出来る可能性は著しく低い
。静かに息を吐いて、視線をカリムへ戻す。少年は自分の答えを待っているようだったが、一方こちらは面倒くさそうな顔。候補を口には出して見るが、やはり無理だと言った傍から首を横に振り)

まぁ、ひとりいるっちゃいるが……いや、やめとく。絶対に面倒なことになる。



>>1591 ノア

……洗面所も、ここにある設備は全部使って構わねぇよ。気が利かなくて悪かったな。

(囁くように紡がれた言葉は、かすれて、それでも耳に残る。言葉の端々に困惑した彼女の感情が滲み出ていて、彷徨って握りしめた先は結局自分が渡した指輪という終着点に誰が追い詰めたか分かっているのか?と呆れるものの少しだけやりすぎたなと、彼女からそっと手を離す。そういや、まともにこの部屋の設備に手をつけた様子がなかったことに、彼女の発言で今さら気づいた。ここの寮生であれば好き放題に使っているであろうし、自身の傲慢さもあって忘れていた。目の前の人間が異様なほど謙虚であるということに。少しだけ声の調子を落として、本当に珍しく謝罪をすれば、自分の髪をガシガシと引っ掻いて無言のまま、そっとその手を包み込んだ。彼女が驚いて視線を上げるよりも先に、指輪に魔力を流し込む。指輪の表面がほんのりと輝いたかと思えば──ひとひら、可愛らしい花が咲きこぼれた。赤、黄、緑、青、紫とゆっくりと色が変わる花。子供騙しの指輪だったが、更に子供騙しになったなと思いつつも、これ以上の芸当が出来るほど万能な魔法具ではない。だが、キャパオーバーの彼女の視線を誘導させるには丁度いいだろうとそのまま彼女の手を軽く押して返してやる。濡れた足元にできた水溜まりを遠慮なく踏んづけてそのままシャワールームへと踵を返して)


1594: ノア [×]
2025-04-15 22:47:24



>>1592 カリム

──お疲れ様です。少しだけ待っていて、出かける支度をしてしまうから

( 手元に置かれたいくつかのメモを整理して、それから明日の分の書類を──と、聞こえた声に顔を上げれば赤い瞳の生徒がいた。おそらく真っ直ぐにこちらへと来てくれたのだろう、外にはまだ複数人の生徒の姿が見えて、放課後が始まったばかりである事を物語っている。少しだけ待たせてしまうけれど、と眉尻を下げたあと、どうやら席に腰掛けて待機してくれるらしい様子にカウンターから出れば窓の施錠だけしてしまおうと早足で図書館の端へと向かい )


>>1593 レオナ

──キミ・・・さては司書に甘いのだね。いや、司書にというより、種族的に女性にが正解か

( 離れた手にいくらか呼吸がしやすくなって、息を吸ったら喉がひゅっと鳴った。それでも、降ってきた声は思っていたよりもしおらしく、再び伸びてきた手は案の定少し冷えているようだけれど今回はこちらを強制するものではなくて──ふわり、と夜には光る花が咲いていたそこに、彩り豊かな花が踊る。ぱちり、と瞬きをしたのはこれが器用で酷く不器用な彼なりの謝罪と気遣いなのだと分かったからで、軽く押された身体に数歩後ろへ下がると・・・言いたいことは山ほどあるし、文句も感想も全部全部を飲み込むようにきゅっと唇を引き結び、今度はこちらが水溜まりを踏んだ。たった数歩の距離を詰めて、精一杯背伸びをして、肩に掛けられていたタオルで雑に髪の毛の水分をわしわしと拭うように手を動かす。タオルの隙間と、髪の隙間から緑色を見上げたなら、生意気な猫に喧嘩でも吹っ掛けるように一言放ち、そのまま直ぐに踵を返して。許容範囲を超えれば絶対に踏み込んで来ないこの生徒は、意外と本当に大きい猫ちゃんなのでは?と失礼なことをおもったりする。それくらいには、司書が弱ると同じように弱るこの生徒は存外可愛らしいのかもしれない──いや、生意気なのかもしれない。 )

仕方がない、司書は大人だから可愛らしい獅子の子の願いくらい叶えてあげようじゃないか・・・ほら、乾いた!満足だろう?




1595: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-16 00:14:42

>>1594 ノア

世間ではそれを紳士って言うらしいぜ。

(水溜まりを踏む軽い足音、近付く気配。すぐに察知したが、そのまま背中を向けたまま。相手がタオルを肩から外しちょっと待ってと言わんばかりに己の髪をワシャワシャと撫でつけた。仕方なしに振り返れば、くしゃくしゃと髪を拭かれ続け飛び出された元気な言葉に全く……と口の中で毒を転がしながらも飲み込んで一切抵抗する素振りは見せなかった。ただ、静かに目を伏せていれば、ようやく終わったらしい。わざとらしく鼻を鳴らしながら、満足したのは表情からして子猫の方だろうとゆるく目を伏せて、吐息まじりに肩を揺らす。頭にかけられていたタオルを無造作に剥ぎ取り、カゴに放り投げた。乱れた髪は風魔法によりウェーブしながら一瞬にして乾きを覚え、顎先まで垂れた最後の雫を手の甲で拭った。言いたいだけ言って去って行った子猫の背中をチラリと見たあと、脱衣場の扉をガチャンと閉めると適当に引っ掛けた服を羽織り、苦しくない位置までボタンを留め、魔法で器用にいつもの髪型を作る。そしてその辺の洗面所に適当にバラ撒いてあるアクセサリを腕にはめた。これで大体いつもの姿だ。床に脱ぎ捨てた練習着はラギーがかき集めるだろうが、司書が洗面所を利用する可能性も加味して足で行儀悪くカゴになんとかまぁ入っているような形にすると、扉を開けて)

ふ……大人のレディが満足したようで何よりだ。

1596: ノア [×]
2025-04-16 00:51:51



>>1595 レオナ

司書の知っている紳士は服を着ずにシャワールームから出てきたりしませんよ・・・──ああでも、余裕ぶって「役得」だとでも言えばよかったのか

( どうせ魔法がある、どうせ呆れたような顔をして、どうでもいいように溜め息をつく、分かっていて手を伸ばしたのは何だかんだ年相応な生徒をほんの一瞬甘やかすつもりだったからだ。嫌がる素振りはないまま、大人しく拭かせてくれたことに満足しつつ、水が跳ねて濡れた服の裾を乾かさなくては・・・と己が本来借りていたベッドに足先だけ外に出したまま、寝転がって天井をぼんやりと眺める。ちらちらと可愛らしい指輪の花を天井との間で翳して見て、それからぱたりと腕を顔の横に下ろして目を閉じる。帰らなくてはならないし、眠たい訳でも無いが、気持ちのいい風と気温に無意識に微睡みたくもなるもので。扉の開く音と聞こえた声に尻尾の代わりに足を揺らし、ふわりと香った石鹸の匂いに僅かに瞼を持ち上げた。いい匂いだなぁと思う、別に図書館と己に染み付いた古い紙とインクの匂いも嫌いではないけれど・・・それはそれ )

キミ、折角シャワーを浴びたのだから司書の近くには寄らないで──ズボンの裾が乾いたら図書館に帰るから、少しだけ待っていて




1597: マレウス・ドラコニア [×]
2025-04-16 01:37:16


>1523 シュラウド

( /イデアさんとマレウスの組みあわせ好きなのでお声掛け、とても嬉しいです。ドラコーンくん繋がりで仲良くしていただけると、幸いです!)

おやおや……僕からしてみればお前の方がよほど珍しいが
(雑踏の只中。かすかに耳に届いた呟きは、発言者こそ異なれど、先ほども掛けられた言葉とまったく同じであった。嗜好から外れたジャンルの本を手にとった、ただそれだけの事でこうも立て続けに驚かれるのは不可解であり、心外でもある。且つ己よりも目を惹きつけられる存在が、いま、ここに、居るではないか。軽く顎を引き、視線を足元より這いあがらせていく。やがて、同胞(夜の眷属)か?と思わせるほど血色を欠いた肌と、仄かな翳を纏った顔貌が視界に収まると冷静さを損なう事なく、しかし微細な驚きが滲みでた言葉を伝え。そこから間髪入れず「 人前に姿をさらす事を厭うお前が、公の場に出てくるのは珍しい。報せはうけていないがなにか、特別な行事でもあったのか。 」視線は彼が腕に抱える本へと向かうものの、外出を決意させた理由だと思わず。返答を待たずして、架空の行事へ想いを馳せ無意識のうちに口を結ぶ。)

>1526 キングスカラー

頁によってコマの構図は異なるが基本の読み方さえ覚えれば、問題なく物語を追えるのか。それに画面を複数に区切る事で、資源の節約と……ああ!時間の流れを表現しているんだな。
(言葉の裏を詮索されるのは心地良い気分では無い。とはいえこれしきの些事で、脆く年若い生命相手に感情を波立たせたところで、得るものなどひとつも無い。疑問が解消するのであれば、今回は屈折した物言いに対して、眉をわずかにひそめるだけに収めて。やむなくと言った調子で語られる説明にあわせて、目線を下に落としたのならば頁を滑る指の動きを真摯に追う。なまじ世情に疎く、知識欲が強いために、誰に教えられようとも、未知の知識は糧として素直に吸収し。読み方を確かめるべく、繰った頁の角に添えていた指を離すと「 故郷にはこういった娯楽書は無かったから、興味深い。ジャンルも豊富なようだが人の子らの間では、どんなものが流行っているんだ。 」その真意は胸のうちに秘め。あくまで欲しい情報だけを、自然な形で引き寄せようと、問いかけは淡々と行い。)



1598: カリム [×]
2025-04-16 07:38:12


≫レオナ

(どすのある声に驚きつつ、 なにかを考えちゅうのレオナの邪魔をしないように静かに見守ってて、
長く考えやめとく、 と言葉をしまった相手に目を開く。途中まで言ったらさいごまで言ってほしいと困った顔うかべつつ)
 面倒ってなんだ??そこまで言ったんだ、 教えてくれよ ~ !

≫ノア

 急いでないからゆっくりでいいぜ … !
 (カウンターの片付けがおわったら図書館の端へ向かう、ぱたゞと動く相手は忙しそうで、そんな相手から少しだけ待っていて、 と言われるとのんびりした優しい笑顔でゆっくりでいいと手をひらつかせた)

1599: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-16 12:42:04

>>1596 ノア

テメェの“可愛らしい反応”はそのままでいいと思うがな。

(視線を流すと、ベッドに寝転がる司書の姿が目に入る。ベッドから放り出している足に張り付いた裾は確かにそこだけ色が濃くなっている。だから早く出ろと部屋から出そうとしたというのに。と、文句を飲み込む。ぐだぐだと風に当たっているその姿は──まるでひなたぼっこでもしている猫のようで、先程まで呼吸すらまともに出来ていなかった奴が、腑抜けた姿を晒していることに呆れたようにわずかに目を伏せ、ふ、と喉の奥で笑い、彼女の言葉を皮肉混じりに拾ってやる。自分が言われるのは不服でも、言い返す分には気楽なものだ。近寄ろうとするのを察したのか、彼女から飛び出した制止の言葉に髪を手ぐしで梳きながら片眉を上げる。そういや昨日も自分のシャツを借りた際にそんなような事を言っていたような……確かに自分鼻は司書より余程良いが、この寮にも人間も多く在籍しているのだからわざわざ気にするようなことでもない。人間臭いという発言もした覚えはない。意図が分からず顰めっ面をしたままズカズカと司書の方へと近付いてその顔を覗き込むように腰を曲げた)

今更テメェのニオイがつこうが誰も文句は言わねぇよ。


>>1597 マレウス

テメェの国はどうだかしらねぇが、識字率は国ごとに違う。だが貧困層でも、絵を見れば大体のストーリーが見える。購買層が広いことも、この形式の強みだな。

(マレウスの指が頁の角から離れると、視線はすっと彼に向く。こちらから提供された知識を自分なりに咀嚼し、理解したことに対する確認のようでもあったが、その目はいつもよりも心なしか楽しそうな気もする。さも未知の文明でも発見した歴史研究家のような反応に、少し顎を引いて笑い声をこらえ聞き流す程度に留めておく。マレウスがいたこの辺りのコーナーには多くのコミックスが並んでいる。自分の国でも、街中の本屋の一角はこのようになっており、一際若者が多かった記憶。恐らくラギーのような貧困層にも人気があったはずだ。特にマレウスのようなタイプには、人気の根拠なども説いた方が刺さるだろう。後々説明させられるのも面倒なのだし。と、その情報を付け足しつつ、遠い故郷の風景に目を細めた。やがて、マレウスが手にしている本へと視線を移す。たまたま落ちてきた本だのなんだのと言い訳を並べた割には、仲の悪い自分によく話しかけてくるものだ。その知識欲の高さを内心面白がりながらも、改めて装丁とタイトルを確認した上で、肩を竦めるようにして呟いてからそういえばと顔を上げた。確かマレウスには丁度そういう話が好きそうな年齢の人物がすぐ傍にいるではないか。若様若様とカモの親子のように日頃引っ付いているのだから、そういう話くらいするだろう。というかもうそっちから聞けばいいだろ。と思考の手間を惜しむように、眉間に寄った皺はそのまま)

たまたま見つけた本に対して興味津々だな。……はぁ。俺は漫画なんざ日頃読まねぇが、その本は耳にしたことがある。テメェの側近あたりはそういうの読んでねぇのか?



>>1598 カリム

……わからねぇのか、トカゲ野郎だ。

(えっ!?と驚いた顔の相手に、小さく鼻を鳴らした。問いかけられることすら予期していたが、まるで答えるのが億劫だというように、片手で頭をかく。肩がわずかに落ち、吐き出す息には明らかに億劫だという感情がありありと滲んでおり隠す気がない。そもそも自分のためにカリムが苦心してくれているというのだが、そこは第二王子らしく悪気もない。むしろ参加してやるだけ有難く思えよくらいの傲慢さで。彼奴の名を口にした瞬間、自分がマレウスをゲームに招待させようとしているという事実にゾワッと全身の毛が逆立つ。その感覚を振り払うように腕を組み直し、どっかり座り直す。今の言葉を聞かれでもしたら、面倒どころの騒ぎじゃない。招けば前代未聞のことでも起きそうな予感すらするし、だからといって蚊帳の外にすればそれはそれで雷をバカバカ落としそうだ──思考の行き着く先がどれも厄介すぎて、思わず舌打ちしそうになるのを飲み込んだ)

ああ、やっぱ言うんじゃなかったぜ……面倒臭ぇ。

1600: ノア [×]
2025-04-16 16:25:01



>>1598 カリム

──・・・お待たせしました、行きましょうか

( ゆっくりでいい、という言葉に甘えて湿気に弱い本の棚側から一つずつ窓を閉めていく。全てを閉めて、カーテンも閉じて、あとは出ていく時に扉に鍵をして・・・閉館の看板を下げれば問題は無い。よし、と生徒の元へ戻ればゆるく首を傾け )

買うものは・・・ええと、お野菜とかですよね主に



>>1599 レオナ

( 小馬鹿にして・・・と分かっているので鼻を一度鳴らすだけで返事をする。こちらに近付くなと言ったのに、まあ生徒の部屋なので我儘を言っているのは重々承知なのだが問答無用とでも言いたげに歩み寄ってきてはこちらを見下ろす緑色を睨むように見据えた。生徒の幾らか長い髪が、カーテンのように風に僅かに揺れる様子を視界に収めたまま・・・少し逡巡する。出自不明、生徒たちよりも長くこの場にいるくせに歳を取らず、魔力も持たない不気味な人間、それだけで疎む存在もいるだろうに、そこにこの学園に居座れるだけの理由があるとしたら──根も葉もない噂にも慣れたものだが最近は比較的静かに暮らせていたのだ。ひっそりと日陰に身を隠して。昨日のことといい、噂話の独り歩きを気にしないこの生徒の豪快さときたら司書とは真逆も真逆。一蹴して、そんなもん気にするなと言われるのが関の山。一度瞬きをしたあと、のそりと上体を起こす。キミが怪しい人間と一緒にいた、そんな噂でキミのこれからに迷惑がかからないというのなら別にいい。丁度目の前にあった生徒の腹部に頭突きをして、不平不満は飲み込んでおく )

──そう。それなら遠慮なく。キミもどうぞご自由に。生意気なキミはレディに近寄ったり、触れたりするのが随分とお得意のようだからね




1601: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-16 17:29:06

>>1600 ノア

テメェがそんなに保守的なのは……過去に誰かに傷つけられたからか?

(小さく響いた鈍い振動に、反射的に息を呑んだ。だがそれだけ。頭突き……にしてはぬるい攻撃に、腹の近くにあるつむじをジトリと見て軽く息を吐いた。俯いたままのノアの頭に、自身の長い髪がカーテンのように掛かってストンと直角に落ちる。顔を上げた彼女の顔は生憎と見えない。人と話す時は目を見て~と小うるさく言われた幼少期を思い返しながら、ベッドの端に座ると、足を組み姿勢を崩す。彼女の視線が、ふとこちらに向けられる。彼女の言動の端々に滲むのは、警戒や遠慮。それは凡そ過去の出来事によるものなのだろう。勿論かの鴉に指示されることもあるだろうが、思ったよりも行動派なタイプの彼女であればその気になればどこへでも行けるはずだし、好きな格好をして、好きなように振る舞えるはずだ。ほんのわずかだけ間を置いて、静かな目でノアを見下ろすと、深く息を吐き出すように低い声で尋ねる。いつものニヒルな笑みもなく、ただ真っ直ぐに傲慢な王らしく、ズカズカと──それからようやく彼女の苦情にも近い言葉に口元を緩ませて、「女性の扱いはある程度、教育されているが」と前置きしてから、彼女があの時、自分に触れられずに縋った指輪へと目を落とす。少ししか魔力をチャージしていないため、花は既に薄らとシーツの海を映している。薄手の白いシャツを羽織った今ならば触れるだろうと、「ほら」と犬猫においでと言うような感じで両手を広げて見せた)

──テメェが触れたいって話じゃなかったか?

1602: ノア [×]
2025-04-16 18:31:49



>>1601 レオナ

・・・まあ長く生きていれば、色々あるのですよ

( 軽くぶつかったくらいではビクともしない、腹立たしい体幹だ。生徒が離れたところで寄りかかっていた訳では無いからこちらも体勢を崩す訳では無い、隣りに腰を下ろす動きを目で追って──静かな問いに、言葉が詰まった。詳しいことは言わない。ただ、魔力を持たないだけで苦労をすること、それは今の監督生と変わらないし。どうしてか時の止まったこの身体では、大人には敵わないし、生徒にも勝てないし、魔法使い相手にそもそも太刀打ちできなかった。事実はどうしようも無い。それでも何も無かったのなら、外出だって自由にして、お守りすらも持たされなかっただろう。司書だけの問題なら何も怖くない、だから匂いでも、気配でも、何かを理由に誰かを巻き込まないように。広げられた腕と変わらない意地悪な言葉に眉を寄せ、何も言わずに手を伸ばしてぺたりと生徒の心臓の辺りに触れる。この生徒や、この寮の今の生徒たちはきっと、司書を傷付けることはないのだろう。分かっていて警戒してしまう己を許して欲しいし、許さないのであれば近付かないままでいてくれたほうがお互いのためだ。でもまあ、流石に頭が痛くなるような長い年月を本と共に過ごしていくのは些か肌寒いものだったもので・・・じわりと指先が他人の体温で熱を持つのは、思いの外悪くなかったりする──が、生意気な子獅子には言ってやらないのだ。少し強めについていた手で生徒の身体を後ろへ押して )

司書はもう満足したのでね──あと!キミを押し退ける時に、キミが服を着ていないことが些か迷惑だっただけであって、別に、キミを猫可愛がりするだけなら、髪だろうが耳だろうがいつでも全力で撫で回してやらんこともないのですから!されないだけ有難いと思っていたまえ!




1603: カリム [×]
2025-04-16 18:52:13


≫レオナ

 あはははッ …! そんな顔すんなよ ~
 (ふてくされたように言ったことを後悔する相手をみて兄弟たちを思いだした、レオナにも可愛い所があるな ~ とほわゞしながら楽しそうにわらう、
2人はマジフトとかでも競い合ってるし名前をだすのはわかる、と思い、ムスッとしてる相手をあまり気にせず)
 俺もあいつがゲームするの気になるし、誘ってみっか … !

≫ノア

 きょう使ったものな … !ま、 ほかにも欲しいものできたら買うかもしれない
(暗い図書館がめずらしくてグルゞみてると、相手がもどってきた、
買う物の確認をされれば忘れないようにメモってきた紙を相手にみせて。ついでにという風に)
 先生も必要なもんあったら買ってやるよ … !

1604: レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-04-16 19:11:49

>>1602 ノア

魔力は完全にねぇのか?補助があれば扱えるだとか、そういう可能性は?

(濁した言い方に、目を細める。明言を避けるのは、大人特有の言い回し。王宮で何千回と聞いたことのある言わなくても察しろという姿勢。長生きなのは間違いなさそうだ──ふぅん、と喉奥で息を零す。長く生きることで得るものもあるが、擦り減らすものも多いことくらい、耳にタコが出来るほど聞く誰にでもあること。けれどそれに対して、同情も慰めも向ける気はない。相手も求めていないだろう。過去にそういう事実が起きた。それだけ。それ以上でも以下でもない。そうやって自分は生きてきて、心の奥底に放り込んできた。だから「へぇ」と聞いたくせに淡白な返事をする。そんな相手と圧倒的に違うのは立場以前に魔力だ。淡々と問いを重ねる形式はなんだか尋問のようではあるが、強く問い詰めるものではなく、あくまで言いたければ聞いてやるよという何様俺様スタイル。そんなやり取りの最中、不意に触れられた心臓のあたり。指先が胸元にそっと置かれると、身体が反射的に強張り咄嗟に彼女の手首を掴んだ。腐っても第二王子、彼女同様過去の産物による防御反応。けれど掴んだ手首が、一周しても自分の指が余るほどに細く、すぐに緊張は解ける。そのまま、押し返されるようにして緩く後ろに体を預け、ベッドの上へと身を倒す。あえて抵抗もしないまま、視線だけはノアを見上げる形で固定していた。そして、次の瞬間。矢継ぎ早に投げかけられる弁明──最後に感謝しろとまできた。傲慢な口ぶりに、くつくつと喉を鳴らし、握った手首を自分の方に引く)

……ククク、急所に触れる方が、よっぽどお熱いアピールに思えるけどな。

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]版権(元ネタあり)なりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle