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版権(元ネタあり)なりきりチャット
自分のトピックを作る
1183:
イデア・シュラウド [×]
2024-12-16 12:25:28
(/顔出しのみですみません!体調の方は大丈夫です、インフルエンザ対策等気をつけます…)
1184:
ノア [×]
2024-12-23 23:22:59
>ラギー
──いいね。普段純粋な生き物に触れ合うのはルチウスくらいなものだからね
( どうやら生徒の時間を買うのに今回は別ルートが必要らしい、店への義理というわけでもあるまいに足元でそわそわしている獣たちを見ていれば必然的にカフェとやらが気になって来るわけで。お使いに司書を送り出した当の本人も別に寄り道を一切するなとは言っていないし、生徒が一緒だったと言えば文句もないだろう。快諾するように頷いたなら、メニューでも聞きながら店への案内を所望することに )
ミルクティー、あるいはホットミルクとかがあれば嬉しいのだけれどね
>イデア
( / 寒いですしお身体には本当に!くれぐれもお気をつけて!バースデー来ちゃいましたね! )
1185:
イデア・シュラウド [×]
2024-12-30 17:05:58
>ノア
さっきも言ったけど少しだけなら触ってもいいです
(触りやすいように大人しくしていて躊躇している様子の司書に視線を合わせずに返して。嫌だったら隣に行かないし寮に泊めたりもしないと目を伏せ寝る時間もあるから触るなら早くしてと告げて)
>ラギー
新作駄菓子買いに来たけどやっぱり人多い…ひぃ!?
(麓の街に買い物に足を運んで人通りの多さに物陰に隠れて。買い物を終えたらすぐ帰る予定の為ルームウェアのまま外に出たが目立ってしまうかと目を伏せていて不意に犬の鳴き声が聞こえ目を見開いた後声の方に視線を移し見えた知り合いの姿に休みの日までエンカウントしてしまったと肩を竦めつつ別に気にしないでと告げて)
(/お久しぶりです。絡ませていただきました。またよろしくお願いします!)
(/体調不良から回復したので返信しました。そしてイデアのバースデー無事にゲットしました。今年も1年お疲れ様でした…!来年もよろしくお願いします)
1186:
ノア [×]
2024-12-31 05:31:51
>イデア
・・・キミがいれば、暗闇でも道に迷わずに元の場所へ帰れるのだろうね
( 急かすような言葉にわたわたと再び少しだけ視線を巡らせてから、そっと生徒の背中に流れる髪に指先を一度触れさせ──そっと掬い上げるようにして、手の中で透けるように燃える髪を眺めてから今度は少し多めに掬い上げて掌でぽふぽふと弄んでみたり。他の生徒よりも強く魔法の気配のする髪は想像より柔らかくて、不摂生な生活をしているだろうに随分と質がいい・・・少しばかり不満なので可愛くしておこうと髪半ばから三つ編みにしながら )
キミの目の色は月の色、髪の色は海と空の色。うん、とても綺麗だ
( / 体調は大丈夫でございますか!?年末年始、ご多用の中体調不良とは・・・この世は無常・・・お大事になさってくださいませ。バースデー、おめでとうございます!!!今年も一年お世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします!よいお年を!! )
1187:
ラギー・ブッチ [×]
2025-01-08 18:09:53
(/明けましておめでとうございます…!旧年中は出戻りの私を温かく迎えて下さり、ありがとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します*)
>1184 ノア
やった…!ホットミルクは無いけど紅茶はあったかな、あとはコーヒーにココアに抹茶ラテ…とか。
( 時給に影響することは無いが、閑古鳥が鳴くよりかは繁盛している方がいい。はじめての客引きが成功し、ルンルン気分でお店のメニューの一部を紹介しながら歩くこと約10分。自分の働くドッグカフェに帰ってきて。階段を登ると「ここッス…!入り口で消毒したらお好きな席にどーぞ。まあ、わんちゃんがやって来てくれるかは、運次第ですけど。」扉を開けば中に入るよう目配せを。 )
>1185 イデア
良かった~、あんたを怪我させちまったら笑えそうにないッスから。それにしてもこんなところで会うなんて珍しッスねぇ、もしかしてお一人様ッスか?
( 鉢合わせた相手はなんと学校の先輩であり、大企業の御曹司サマ。万が一負傷させようものなら、己の人生が瞬く間に詰むこと待ったなし。故にヒヤヒヤがおさまらない中、小さな声で紡がれた返答に、ぎこちなく笑い返せば犬がじゃれつかないように強めにリードを握り。にぎやかな街中で相手と会っただけでも軽く驚きだが、ざっと辺りを見渡した感じ彼とそっくりな髪をした小さな人影が見当たらない。もしや、と思い訊ねて。 )
(/お久しぶりです!またイデア先輩とお話しできて嬉しいです、此方こそよろしくお願いいたします!)
1188:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-20 01:58:07
(/ 前回から半年以上顔を出せずに大変申し訳ございませんでした!
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
また、半年以上前の返信のため、蹴っていただいてもかまいません。)
>>1123 ノア
フン。この俺が、女性一人の望みも叶えられず、カラスに怯えていると思っているのか?
(謙虚な子猫にワザと不服そうに眉を釣り上げる。こちらの様子を伺う彼女が口を窄ませて出した言葉を鼻で笑った。王族でなに不自由なく過ごし、ほしいものがあればどんな手段を使ってでも手に入れる――そういう生き方の自分にとって、彼女のなんといじらしいことか。自己主張どころか欲自体がなさ過ぎると、お綺麗な態度に鳥肌を立てていたこともあったが、どうやらこの短い時間で彼女は欲望を手に入れたらしい。鳥かごの中でぼんやりしているだけの彼女より、今の彼女のほうがよほど人間らしい。貴重な少女の願いを人間よりも高い位置に生えた耳が聞き届ければ、自然と口角が上がる。彼女の手を掴み、悪役さながらのとびきりの笑顔で低く囁いた)
随分と欲が出てきたじゃねぇか。魔法のランプの精にでもなった気分だぜ。
>>1143 イデア
人を呪わばってやつか。お前自体が殴り込んでも、それはそれで楽しいが(俺が)。
(お互いよく噂が耐えないのはそれぞれわかっていることで。学園長にそっくりな騒がしいカラスたちを見ながら、ハッキリと言う相手にコイツそういやこういう物言いをするところあったな。と耳をピクリと動かした。あからさまにテンションの下がっている相手に冗談めかしながら「察しが良いな。断られたらどう調理してやろうかと思っていたところだ」とまたニタリと笑った)
1189:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-20 03:06:50
>>1124 ミシェル
あの気取った教師の言葉を素直に受け取ってるとは、可愛げがあるな。
(噛むこと自体は否定しない彼女の考えはよく知っている。なにせ狩りは得意分野だからだ。赤子のように腑抜けた生徒が多い中、なかなか面白い人材ではあると興味深そうに下瞼を引き上げる。彼女の口から自分の嫌いな教師の名前が飛び出してきたことは些か不満であはるが。自分には険しい顔でガミガミと言っている反面、彼女にはご機嫌で尻尾を揺らしているのであろうと鳥肌の代わりに薄ら笑いを浮かべた。久方ぶりに見た綺麗な作法に少し目を瞬かせ、尻尾をしならせる。女性が礼を尽くてくれるならば、こちらも相応に返さねば失礼にあたるというもの。普段の粗暴な振る舞いは鳴りを潜め、背中に腕を回してゆったりと頭を下げ指先まで優雅に手を差し出した。おかしそうに肩をすくめながら)
そう畏まられると、ジャージ姿じゃ様にならなくなるんだがお姫様。
>>1125 ルイン
お前がこの辺りを読んでいたくらいだな。
(彼がテーブルに置いた本の3分の2部分を指で示す。彼をここで最初に見かけた時間はほんの一瞬ではあったが寮長になり得る程度には観察眼を備えているということだ。古代の呪文やら歴史やらの表紙に、片眉を上げる。相手が転寮する前があのいけ好かないトカゲ野郎の寮だったおかげで彼は有名人だろう。古い呪文、呪術を調べていて胡散臭いだのどうだのと騒いでいた寮生達の噂は本当だったようだ。相手の体調といい、調べているものといい、どうも面倒だとグルルと喉を鳴らしながらポケットから財布を取り出すと「ジュースでも買ってこい」と投げ渡そうとして)
>>1177 ラギー
ガルル……随分と子分が増えたみたいだな、ラギー。
(自分の買い物も終え、袋を片手に歩いていればこちらに向かってくる複数の軽やかな足音に気づいて目を向ける。遊ぼう!という顔を全面に押し出し舌をはみ出させながら向かってきた動物に大人気なく唸り声をひとつ。途端に尻尾を振っていた犬たちはクゥンと縮こまり可哀想なくらいである。彼らのリードを引いている――否、引きずられている見知った顔に瞬時にこれが彼のバイトであると理解して、からかい混じりの声をかけたあと片手を腰に当ててダラリとした態度にゆるめて)
(/ お久しぶりです!またお話できて光栄です。よろしくお願いいたします)
1190:
ノア [×]
2025-01-20 20:07:28
( / あけましておめでとうございます
一月も下旬の浮上となり恐れ入ります、旧年中は大変お世話になりました。
ゲームデータが飛んでからというもの、非常に凹んだ日々を過ごしておりましたが皆様のお陰でツイステを改めて楽しむことが出来ている日々に感謝しかございません!
本年も引き続き浮上はまちまち、皆様のお手隙のタイミングでご自由にご返信をいただくスタイルのままのんびりと進めていくことができましたら幸いでございます。
纏めてのお返事となり恐縮ではございますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
まだまだ寒い日々が続きますので、くれぐれもご自愛くださいませ! / 蹴)
>ラギー
どれも素敵だこと──綺麗なお店ですね。普通のカフェだと言われても気が付かないくらいに
( 犬を引き連れて歩くハイエナの少年に並ぶ見た目は少女のままの己・・・些かおかしな空間に違いないがその違和感に気が付くのは我々くらいなもの。連ねられた飲み物はどれも美味しそうで、うんうんとゆるく頷きながら辿り着いた店は清潔感のある、若者の流行りもちゃんとおさえているのであろう店構え。開かれた扉に従って店内へ、ちゃんと備え付けられた消毒道具を横に置かれた説明書きを見ながら手に取り・・・空いている席を探すように視線を巡らせながら僅かに眉尻を下げ )
どうですかねぇ、司書は如何せん動物に嫌われがちなので・・・インクの匂いが染み付いているのだろうと思っているのだけど
>レオナ
──願い事を叶える善意ある魔人だなんてとんでもない、司書に欲を出すことはイイコトだと教えたキミはどう足掻いても立派な悪ですよ
( また外に出て来てやろう、なんて傍から見れば小さな望みだろうが司書からすればとんでもない。今でこそ禁書目録のような人間だが、人並みに欲しいものだってあったし、やりたいことだってあった・・・この世界では無い別の場所で。この世界で叶えてしまったら、元の世界に戻ることを諦めてしまいそうで──だというのに、この目の前の王子様は遠慮なく鋭い爪でもって引き摺り込むのだからタチが悪い。己よりも大きい手の甲に、数時間前にも似た所作で爪をやわく立てて悪戯っぽく目の前の生徒を睨めば・・・王子様に何を返せるだろうか、だなんて罪悪感を抱くのは一旦辞めて、思考を切り替えたならあとは単純。悪役の隣に並ぶなら、己も悪役になるくらいで構わない。何をするにも共犯者がいるのは素敵だし、誰にも見付からなければお咎めはなしなのだから )
キミが気紛れで手を貸した相手は存外厄介で強欲だったといつか思い知るといい・・・王子様を待ち望むだけのお姫様には生憎なれないのでね、次は自力で甘味でも食べに出てきてやろうじゃありませんか──バスとメニューの注文に慣れるのは、今日の残り時間では難しいかもしれないけれど
1191:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-21 00:58:37
>>1190 ノア
今日を過ごしてお前が欲望に目覚めたってんなら、元々お前の中にそういう芽があったってだけだ。
(司書の目をジッと見下ろしながら、ワザとらしく首を横に振る。その顔はちっとも優しさなどなく、獰猛な捕食者の顔で。ゆっくりと、1つ1つ言葉をねじ込むように、彼女の耳に唇を寄せた。最後にフーッと吐息を吹きかければ、ニンマリと牙を剥き出しにしたあと、彼女の手首に巻かれたブレスレットから、己の手に爪を立てる節もない手に視線を移す。彼女の可愛らしい抵抗にわずかに目を細め、その爪ごと握り込んだ。ただ朽ちるのを待つだけの獲物を狩ることのなんたるつまらないことか!そうでなくては、ここまで来てやった甲斐がない。彼女の瞳に、ブレスレットのダイヤが反射した光がチラリと煌めき、彼女らしくない豪胆なセリフにハッ!と白い歯を見せた。彼女の目が、光の色がコロコロと変わる。そんな不安げな彼女の白い手を引いて、緩い速度で歩き出す。彼女には元々欲望があった。自分はそれに水を掛けただけなのだ。今みたいに)
自分の発言には責任が伴う。俺はお前のエスコートをすると決めた。お前は一人でアイスクリームでもチョコレートでも食いに行くと言ったのなら、今日覚えて実行しろ。古代語が話せて、注文が言えないなんてお笑い種だぜ。
1192:
ノア [×]
2025-01-21 02:47:17
>レオナ
( エメラルド色の瞳が意地悪く歪んで光っていて、弧を描いた口元は絵本で見た意地悪な獣にそっくり。視界からゆっくりと消えたそれらの代わりに低く鼓膜を揺らした声に、枯れかけたその芽に気紛れに水をやったのはキミだろう!という台詞を飲み込む・・・正しくは揶揄うように吹き掛けられた息に首を竦めたせいで声にならなかっただけだけれど。時折大人びたことをするこの生徒の行動が育ち故だというのなら、司書は大人の一人としてこの王子様を可愛らしい生徒扱いしよう。手を引かれて、ぞわぞわと擽ったさが残る片耳を雑にもう一方の手で撫でながら随分高い位置にある横顔を見上げて。手首で光る宝石も、脚を撫でる丈の合った服も、歩きやすい靴も、この生徒の言うエスコートだというのなら・・・司書の役目は最後まで外を満喫して、この生徒を振り回して、獅子の子も鴉も存分に困らせてやること、だろうか)
さっきのあれは急に注文を聞かれたから!──次、司書に意地悪を言ったり、揶揄うようなことをしたなら、キミの部屋にミントを植えた鉢を山程置いてやりますから。嫌なら美味しい紅茶を・・・あとクッキーを買って帰りたいです、明日の読書のお供にしたいから
1193:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-21 03:07:28
>>1192 ノア
楽しみはとっておかないといけないんじゃなかったか?
(司書の揺れる焦げ茶色の瞳に視線を落とし、片方の眉を上げて薄く笑う。引かれる手の感触に僅かな力を込め、彼女を意地悪く見下ろしながら相手の一挙手一投足に愉快そうに喉を鳴らした。肩に引っ掛けているカバンとショッパーの紐に指を滑らせると、体を反転させ相手に向き直り、そのまま相手の耳から顔のラインを撫でた。化粧を施した彼女は血色良く見える。夏の日差しのせいもあるだろうが、幾分か健康的に見える。このまま帰ったとしても、きっと彼女の保護者も困るどころか喜びそうだ。自分としてはその結果には不満だが。キャンキャンとやかましい草食動物の威嚇に、わざとらしく溜息を吐いた。ミントを山程買いに行けるのなら、そんなことしている暇もなく今の彼女なら外へと飛び出して行きそうだ。やれるものならやってみろと顎を上げると、挑発的に視線を交わらせて)
部屋に来たいなら素直にそう言えば良い。男の部屋に女性が一人来るだなんてとびきり歓迎しねぇとな?
1194:
ノア [×]
2025-01-21 05:09:12
>レオナ
クッキーは明日のご褒美だから良いんです──生憎と、キミの部屋には1ミリも興味はないよ。キミの部屋に行きたいのではなくて、キミに会いに行きたいだけだから
( 思うに、この生徒は元々存外楽しげに笑うのかもしれないとこの数時間を経て思う・・・いや、愉しげの間違いかもしれない。幾分高い肩に掛けられたままの己の荷物に申し訳なさを覚えるより先に、正面で揺れた影に脚を止めて顔を上げれば降ってきたのはもう一方の手・・・耳元に触れて、輪郭を撫でるような手つきは驚くほどに自然で一瞬反応が遅れた。別に攻撃的でないのなら触れられるのは嫌いじゃない。されるがまま、溜め息を吐きながらも子猫の悪戯を呆れたように見遣るような視線にふいっと目を逸らし・・・司書は目の前の獅子の子を、生徒は司書を、性別的に見てなどいないだろうに、と思っているからこその本心を。そりゃあ意地悪を言った報復の為に会いに行きたいのは勿論のこと、何より無事に街に一人で出掛けられたなら報告も兼ねて古書でも差し入れたいものだし。となれば、古書店の位置も把握しておかないと・・・と思考をめぐらせたまま、思い出したように言葉を続けて )
ああでも、キミの寮には少し滞在してみたい・・・図書館やこの街とは違う、星が綺麗に見えそうな素敵な寮ですから
1195:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-21 12:03:55
情熱的なお言葉、光栄だぜお嬢さん。今のお前なら、俺の元に着く頃には骨だけになっていそうだな。
相手の純粋な反応にパチリと瞬きをした。そのあと、すぐに彼女が欲望1年生であったことを再認識して、痛みを耐えるように顔が歪む。先程までの豪胆な彼女はどこへやら。逸らされた視線を追うことはせず、細い顎の骨を辿り、人差し指で顎を支えたなら中指で顎の下を撫で上げる。猫ならば喉を鳴らしそうなその仕草は、傲慢な王にしてはガラス細工でも扱うにように繊細で。平和**したこの子猫をどうしたものかと呆れたように、手に力を込めて彼女のマシュマロよりも柔い頬をモニュッ!と掴んだ。自分の大きな手は相手の頬を人差し指と親指だけで挟むことができる。獅子がじゃれあいで歯を立てるように、彼女の薄い肌に指が這わされた頃には先程の獰猛さは消え。無防備なカモネギ状態の司書に呆れていますと言わんばかりにジト目で見下げた。もはや彼女の化粧崩れなどは二の次で、この夢見がちな少女をどう理解させるのが手っ取り早いのかと、王族の男としてこうも信用されているのは良いのか男として情けないかに考えを巡らせることが先決であった。あれやこれとなにやら野望があるらしい彼女は、悪役というよりも恋に恋する乙女のように夢に胸を膨らませているようでいたたまれなさすら些か感じるくらいだ。星なんてどこでだって見える。何も無い砂漠の地ならばきっと地平線までよく見えるだろうし、バラまみれの庭園で紅茶でも片手に鑑賞だってできるだろう。この街に来たばかりのように足元も覚束ずに周りばかり見てフラフラしていれば、あっという間に寮生たちに狩られるだろう。彼女の生態に興味を持っていない生徒がいないといえば嘘になるからだ。むさ苦しい男共が集まる中に羊を放り込めばどうなるかは考えなくともスラムの子どもだってわかる。わざわざ厳しいサバンナの地を選ばなくったていい。しかし、彼女が言うところの自分がいるという比重が自分が考えるより重たいのだろう。随分と懐かれたようだと平和**した司書様の顎を掴んだまま顔を覗き込んで)
もしお前が挑戦に失敗したとしても、報告に来い。その時は護衛を忘れずにな、オヒメサマ。
1196:
ノア [×]
2025-01-21 15:29:19
>レオナ
( 視界の端で苦いものでも食べたかのように端正な顔が歪むのをぼんやりと眺め、きっとまた何かしら呆れるようなことを己が言ったのだろうなと客観視する。普段なら急所に近い首元など他人に触らせるわけもないが生憎とここは外も外、仮にも王子様が突然牙をむくことはないだろうと好きにさせていれば無遠慮に掴まれた頬・・・不敬だぞ、というように眉を寄せ。仮にも司書だって一人前のレディ・・・人のことをまるで本当の餌のように思うのはいかがなものか。大体、キミも寮生達も司書にとっては生意気で可愛らしい生徒たちの一員なのだから・・・と思ったところでまた呆れたように笑われるのがオチだろう。いや、この認識を改めろと獅子の子は言いたいのかもしれないが。こちらを覗き込む意地悪なエメラルドに、猫避けよろしくミントをベッド周りにたくさん並べてやろうと心に誓い──まるでか弱い羊が何も知らないまま狼の群れに紛れることを止めるように話す王子様に、そういう育ちだから、教育だからであるとはいえ・・・そんなに司書はか弱い羊に見えるだろうかと不服に思いつつも頷く。喋りにくい口をもごもごと動かし、空いている手で頬を掴む手を叩きながら一応の抗議はしておくが )
──キミが思っているより、司書は強いし、キミの寮生たちも、好んで近付きやしないから、要らない心配ですよ。そりゃあ、可愛らしい非力な女の子であったなら、話は別かもしれないけれど、司書は、生徒のキミたちより大人だもの
1197:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-21 16:18:01
>>1196 ノア
(喉元を晒しても尚ぼんやりとしている相手に、もはや頭が痛くなってくるような気すらしてきた……。どれだけあの学園長に可愛がられてきたのか。一応不快である範囲までくると抗議するようではあるが、振りほどこうとすらしない子猫にやれやれと肩を竦めてから手を離して、不満です!と隠すことない子どもっぽい相手の顔を見下ろす。魔法を使うところ1つ見たことない世間知らずのお嬢さんが強いとは、彼女が草食動物以前にむしろ我が寮を舐められているのでは?と、頭の中でギャンギャン抗議していそうな寮生たちを振り払うように首を緩く横に振った。繋いだ手を持ち上げる。すっかり太陽に晒された腕は細く、日頃日に当たらなさすぎて青白い。大人で強いという彼女の自己評価に賛同しかねるが、そこまで言うのなら試してみても良いのではないか?彼女が自分を爪から逃れることが出来れば、騎士様をつけて来ずとも、サバンナをふらつこうとも、好きにしたら良い。そうピンッと耳を立てて目を細める。どう見ても獲物を狙う猛獣の目だ。彼女との距離を更に詰めると、背中に腕を回し、膝裏にも手を当てようとして)
そこまで言うなら大人の強い女性だって証明してもらおうか?
1198:
ノア [×]
2025-01-21 18:02:17
>レオナ
──心臓が止まってしまったらキミのせいだよ
( ふいに視界が暗くなって、それが目の前の生徒との距離が縮んだせいだと理解するまでコンマ数秒で・・・膝裏に手が触れても逃げることもせず、されるがままになる司書はきっと獅子の子からしてみれば納得がいかないに違いないけれど。綺麗な宝石のような目を見据えて、必死にこの生徒がここまでして伝えようとしている危険の意味を理解しようと考えを巡らせ・・・学内であれば露見した時点でお咎めがあるだろうし、学外であれば、司書を狙う奴なんて、禁書のことを知りたいロクデナシか、理性のない下等生物か、あるいは人間を捕まえる趣味のある悪い奴くらいなわけで、てっきり──そういう奴等に痛めつけられて、獅子の子や学園の不利益になるようなことを吐かれたら困るだなんて理由だと思っていたから、そんなヘマはしないと反論をしてやろうかと思ったのだけれど。今、この生徒の元から逃れてみろと言われて初めて、その場でやり返す、逃げ出すことも出来るのだと思い至る。逃げれば追われる、魔法には勝てない、黙ったまま無抵抗なら相手は飽きる、もう忘れてしまうくらい長い間図書館にいたのだから我慢強さには定評がある──だから己がサバナクローでどんな目にあったとしても、平気な顔をして獅子の子に会いに行けたに違いない。だというのに、この生徒はそんな全部が終わった後の心配ではなくて、そもそも強者に食べられないようにと気にかけてくれているらしい。気紛れだとしても、こんなにも毒がない心配に触れたのはあまりにも久しぶりで・・・目元の傷痕に触れるように指を這わせながら、歳下の少年を可愛がるように顔の輪郭をなぞって笑い )
キミはその場で司書が傷付くこと自体を心配してくれたんですね・・・そっか、そっか、たしかに司書はキミにしてみたらとても弱いですね──困ってしまうな。キミが言うのなら、護衛をつけて、それから人目がある明るい時間帯にキミに会いに行きましょう
1199:
レオナ・キングスカラー [×]
ID:9e7788d15 2025-01-21 20:22:35
>>1198 ノア
お姫様抱っこが死因とは、大人のレディとして格好がつかないな。
(体の傷はいつか治る。自分の目元の傷のように。だが心の傷は――いつか自分の心に黒いシミが現れたあの日の苦い記憶が過る。口に広がる苦みを無理矢理押し込めるように、膝裏に添えた手に力を込めた。想像通り、軽い彼女の体は、簡単に自分の腕の中に収まった。抵抗するどころか、逆にこちらに手を伸ばしてくる相手。その細い指が自分の目元に触れると、反射的に片目を閉じた。少し冷たい温度がじんわりとこちらの熱を奪ってゆく。彼女の軽口に鼻で笑いながら応じていると、古傷がなぞるように指先が頬から顎へと滑り、そっと寄せられる手のひらにスルリと一度だけ顔を寄せるとすぐに首を逆方向へと傾けた。どこか慈しむような相手の穏やかな表情に、怪訝そうにグルルと低く唸る。相手からは本当の王子様のようにでも見えているのだろうか。どこかくすぐったい居心地の悪さを覚えながら、ため息をひとつ。この街に行くくらいでガミガミとうるさかったカラス――学園長の小言も面倒だったが、顔を真っ赤にしてブチギレて首をはねようと躍起になるであろうガキと、弱みを嗅ぎ回っている胡散臭い眼鏡など……彼女を大事にしてそうな奴らのことを考えたらキリがない。更に頭が痛くなりそうだと考えるのをやめ、彼女を抱えたまま服屋のオーナーに教えてもらったカフェへと歩を進めることにして)
相変わらずおめでたい頭だな。……そうしろ。俺の縄張りで争い事を起こされちゃ、お前の保護者たちにまたガミガミ言われる。
1200:
ノア [×]
2025-01-21 21:09:55
>レオナ
そもそもレディをそう軽々と抱えるのもどうかと思いますがね──服が服だから暴れやしないけれど、些か好奇の目で見られそうなので下ろしてください
( 暴れられたからと言って落とすような生徒ではないと理解しているが、一応大人しくしたのは珍しい服の隙間から覗いた己の脚元が随分心もとないからだった。撫でた手に擦り寄る様は随分横柄な猫といったところだが、それを口にするのは辞めておこう・・・美味しい紅茶が飲みたいので、へそを曲げられるのは困ってしまうので。生徒の腕の中で必要最低限の抗議をしつつ、観察するように苦虫を噛み潰したような顔をしたり、生意気に笑ったりと想像よりも表情豊かな顔を眺め──あの麗しきポムフィオーレの寮長が認めるだけの事はあるのだろう、生憎と己はこの生徒の古代言語で話しても返せるだけの博学さや魔法の腕の良さにしか関心が持てないが。肩に掛けられたままの鞄と、着てきた服の詰まった袋、抱えられたままの司書というのはいくらなんでも仮にも血統書付きの王子様を酷使しすぎではなかろうか?・・・返せるものは何も無い、というのは分かりきっているが、ふと己が今太陽の下にいることを思い出し )
キミ、昼寝をするなら陽の当たる場所か、薄暗い場所か好みはありますか?──ああ、別にキミの昼寝の邪魔をしようと思っているわけではないから、クルーウェルに言いつける訳でもない
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