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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
「主」 [×]
2019-11-24 22:36:01
超絶ゆる募スレ。詳細>>01
主はよく寝る。
1:
「主」 [×]
2019-11-24 22:51:43
◆趣旨:「お相手様待ちの間の手慰みにでも」
◆適当なロルを気まぐれに投げます。好きなものにレス番号と続きのロルを。こちら同様すべてゆるっとふわっと適当にするもよし、想像力を膨らませていろいろ作り込むもよし
◆気まぐれに一度だけでも、相性良ければ何度でも
◆複数のお相手可能
◆恋愛はNLのみ、ただしキャラクターそのものは老若男女や動物、無機物であるはずのものも含め幅広く受け付けます
◆やりとりのペースはお互いに好きなように
◆長く続く見込みの方とはキャラクターや世界観、ストーリーの作り込みあり
◆相性が合わなかったらそのときはごめん、合図として「青い小瓶」もしくは「青い石」をせめてものお土産としてロルの中で渡します。逆にそちらも、思ってたのとちがうなと思ったら特に挨拶や合図などなく切っておkです
◆主は気まぐれ。多分ゆるいようでいてとても面倒くさい性格です。そしてよく寝る。そんなのでもよければ暇つぶしに是非お立ち寄りを。
2:
主/「男」 [×]
2019-11-24 22:52:29
――ン……んん……
(眠い。ふと目が覚めたようだが、とにもかくにもいまだに眠い。からだは異様に気だるく重く、かけている毛布にこもった熱は麻薬のように心地よい。
と、目は閉じたまま、ふと自分の腕のなかに何か温いものを感じ取る。我知らず抱きしめていたらしいが、はてさて独り身であるはずの己が抱く相手などいないはずだ。酒でもやってどこぞの女でもひっかけたか、あるいは人肌恋しさにその手の嬢でも呼んだのだったか――だが、あまりにも眠たくて事の些末など気にならない。
うなり声を漏らしながらすり、と相手の後頭部に己の額を擦りつけ、わずかに相手に回した腕を狭め。きゅ、と体を密着させ、相手のからだのぬくもりをもっと奪おうと貪欲になる。心地よい――人肌とはこんなに安心するものだったか。意識がはっきりした後の面倒のことは忘れたふりをし、ただただ夢うつつのままに暖かな惰眠を貪って。)
3:
主/「猫」 [×]
2019-11-24 23:05:43
(寒さに全身が総毛立つ。わずかなひさしを見つけてその下に潜り込んだが、薄い癖にぼさぼさにもつれた毛皮は、土砂降りの雨がはらんでいる冷気からちっともこの身を守りやしない。
寒い、寒い、ひたすら寒い。そして痛いほどに腹が減る。にゃおう、とだれにでもなく文句を言うために大きく牙を剥いて鳴く。
最後に食べたのはいつだったろう、何だったろう、記憶もすでにおぼろげだ。温かい何かを食べたい。熱で胃を満たしたい。だが現状は、すきっ腹を抱えたまま、あまりの雨脚の強さに餌探しをあきらめて惨めに縮こまっているだけだ。こんなはずじゃなかったのに。
どこから来たか覚えてないし、どこへ行くのかもわからない。ただ寒さと空腹をしのぐことだけを考えて生きてきた。そしてその日々は、そう遠くないうちにどん詰まりになりそうだ。どうにかしなくてはいけない。いけないのに、考えなくてはいけないのに、とにかく寒い、寒い寒い、寒さばかりが侵食してくる。
ぶるっ、っと大きく身を震わせて――今度はか細く、力ない声をこぼした。考える前に出た声だ――もう一度――だれでもいいから、誰か助けて、とあまりに頼りなく呟いて。)
4:
主/「女」 [×]
2019-11-24 23:21:12
(ただ一転の曇りもなく磨き上げられた鏡の前。さらりと流れ落ちている絹のような己の髪に、二度、三度と、椿の櫛をゆっくりと梳きこんでいく。
自分の美しさが好きだ。わざわざだれに誇ってみせるまでもない、ただ私に属しているというだけで存分に自尊心を満たしてくれる、己の美貌が好きだった。世界中のどんな美女も、名残雪の中に咲く小さな花や魔窟の中に輝く珍しい宝石さえも、自分の美しさには絶対に叶いやしないと、自信をもって断言できる。この美しさを保つため、損なわぬためなら、どんなことでもした――本当に、どんなことでも。
他人の美醜には頓着しない。それが自分に課したルールだ。だからその分、己を誇る。それが私をますます美しくしてくれる。だから、ほかには、何もいらない。
――とはいえ、人間として生まれた以上、多少なりとも他人と関わり合って生きていかねばならぬもの。玄関先から聞こえてきたノックの音に、髪を梳く手がぴたと止まる。振り返る。戸に窓はない、来訪者の顔は見えない。だが鏡台の横にある小窓を薄く開けているから、ここからなら声が届くだろう。そう思い、半ばその戸を開けてもいいと言外に伝えながら、鈴の音のような声で問うて。)
……あら、どちら様かしら?
5:
とある同僚の女 [×]
2019-11-25 03:46:09
( 耳元で誰かの規則的な寝息と、そして肌が合わさったところから温かい人肌の温もりを感じる。そして、次に感じるは安心する匂い──どこかで嗅いだことのある落ち着くものだと微睡みの中でこれはなんだろうと首を傾げつつ、ゆっくりと瞼を押し上げていく。自分を腕の中へとすっぽりと納めて眠る男性を近くでぼんやりと見つめて睡魔がやってきたか再び瞼が下がっていくが、それは見覚えのありすぎる顔であることに気付いた。段々と朧げではっきりとしなかった記憶が蘇り微睡みに落ちていこうとしていた頭が段々と覚醒する。状況を把握しようと思考と視線を巡らせていたが、どうやら事態はかなり深刻のようだと何やら告げるものがあり、慌てた様子で惰眠を貪る彼に思わず何故こんなことになったのかを説明しろと言わんばかりに尋ねようとするが、昨夜は酒をたくさん煽ったことを証明するかのように頭が痛みこめかみを手のひらで抑えて。 )
───ちょ、ちょっと!これはどういうことな…っ!
(/ 素敵なトピに惹かれました。文章の練習させていただけるようでしたら、相性良ろしければよろしくお願いいたします。ロルがまだまだ未熟でして、主様のように長くは打てないためムラがございます。申し訳ございません。
同僚設定で女性は姉御肌タイプの女性イメージです。 )
6:
とある同僚の女 [×]
2019-11-25 03:51:06
(/>2へのレスです。記入漏れ失礼いたしました )
7:
主/「男」 [×]
2019-11-25 09:49:50
>05
(うつらうつらしていたところ、不意に腕の中のだれかがぎこちなく身じろいだ。釣られるようにぼんやりと寝ぼけ眼を開けば、そこには何やら切迫した表情の女。だが側頭部を痛そうに抑えている──具合でも悪いのだろうか。
なんだか見覚えがある女のようだが……そうか、職場の同僚だ。どういうこと、と聞かれた気がしたので記憶を辿ってみようとするが、思い出せるのは酒に弱い己を彼女が送ってくれたことまで。確か今日は休日のはず……なら、もう少し彼女の熱を堪能しても大丈夫だろう。まだ酒が残っているのかそんなのんきな思考のまま、再び低くくぐもった声で唸りながら華奢な彼女を抱きしめ、あろうことか彼女の額に唇を軽く触れ当てて。)
ん……俺、あんたと寝たっけ、どうだっけ。あんまわかんねぇや……なあ、気持ちいいからもう少しこのままじゃダメか。
(/ 御来訪、そして素敵な続きロルをありがとうございます。是非ごゆるりとしていってくださいませ。
ロルの長さですが、ゆるくやりとりしていこうという性格のスレ故お気になさらず。こちらも適当に落としてみますので、背後様の楽な文量でお返しください。
同僚設定、姉御肌な性格の女性、おそらく一緒に酒を飲んだ帰りにそのまま、など把握です。便宜上名前が必要であれば、和洋どちらの世界観がお好みかそれとなく伝えていただければ適当に決めますね。)
8:
とある同僚の女/各務 凛香 [×]
2019-11-25 13:25:52
>7
( 勢いあまって声を出したものの自分の声が響くのかズキズキと痛む頭に僅かに顔を歪め、起き上がろうとする──が、自分の身体に回された腕にそれは叶わない。この状況は一体何事かと問い質したいところだが抱き締められている状況と耳心地の良い同僚の彼の声、額に柔らかく暖かな感触が降ってくれば胸の鼓動は高鳴り、頬は赤く染め上がっていく。最近は仕事ばかりの日々を送り、恋愛は元彼の浮気により破局し一年ほどご無沙汰なこともあってか久しぶりに感じる人肌に相手と同じく安堵し、このまま身を委ねて甘えてしまいそうになるが、少なからずも冷静な判断力は残っていたのか軽く相手の胸を押しのけようとし、意思を灯した真っ直ぐな瞳で見つめて答え。 )
──駄目よ。私と貴方はそういう関係じゃないわ。腕を解いて。
(/ お褒めの言葉、ありがとうございます。こちらこそ主様の素敵なロルにどの設定にも参加したくなりました。また機会があれば、猫さんや女性にも絡ませて頂ければ幸いです。
かしこまりました。お気遣いありがとうございます。長文は未だになかなか回せませんが、いつか回せたらと思っております。
設定に関してですが、把握ありがとうございます。舞台は現代日本でもよろしいでしょうか?また、こちらの女性の名前は各務 凛香にしようかなと思います。
また、姉御肌と書きましたが、凛とした女性ですが可愛らしい一面を見せるというイメージでいただければと思います。絡みにくいようでしたら性格変えますので、お申し付けください。 )
9:
主/「男」/佐田龍之介 [×]
2019-11-25 16:07:28
>08
(薄く小さな掌で軽く胸板を押し返され、自然とわずかに腕を緩めて覗きこめば、そこにあるのは断固とした意思を感じさせる力強い瞳。このなし崩し的に陥ったぬるま湯の中にあってなお、同僚の彼女──各務は、どこまでも彼女らしく、こちらをはっきりと拒絶していた。
ものわかりのいい人間であれば──本来、少なくとも仕事上の自分はその部類のはずだ──トラブルを起こさぬためにそのまま頷いて解放してやるのだろう。だがここは、仮にも妙齢の男女が一夜を共にしたベッドの上。みすみす帰す前に、職場でいつも凛としている彼女の素の表情のようなものを見てやりたい、そんな意地の悪い気持ちが芽生えた。
ゆえに、彼女がその気になれば抜け出せるよう腕だけは確かにほどいたものの、その瞳から視線を外さず。口元を僅かに緩め、きっと彼女も記憶がないのをいいことに、“一線を超えた以上関係がないわけではないだろう”などとはったりを吹っかけて。)
昨日までは、の話な。
今の俺、あんたとこんなふうになってても落ちついてるんだぜ。人並み程度に欲はあるのに……とまで言えば、意味、わかるだろ?
(/ 現代日本、把握です。こちらの名前は佐田龍之介といたしましたが、希望があればまた変えますのでぜひお気兼ねなく。
イメージについても問題ないので、そのまま彼女らしくあってくれれば。こちらは今のところ上記のような、基本穏やかであるものの、一見屑のようでそうではないようで、しかしやはりろくでなしの性根が伺える、少々ややこしいタイプの男です。背後様の好みに合わせて微調整していきますので、こんな展開がしたい、などあれば何なりと。)
10:
_allergy [×]
2019-11-25 16:33:44
>03
――……ねこ
(通学路、篠突く雨がアスファルトに打ち付ける音に紛れて、確かに声を聞いた。店主がまた腰を傷めたとかでシャッターの下りた駄菓子屋の入口でそれは蹲っていた。
嫌だ、と思う。どうして他に誰も通らない道で見つけてしまったんだろう。なんで自分なんだ。厭う理性とは裏腹に同情心に従った身体は気付けば近付いてしゃがみこんでいて。雨のお陰だろうか、この距離ならばまだ大丈夫なようだ。
さてこうしたはいいが何をしてやれるだろう。食べ物なんか持っていない。そういえば雨で自習に化けた体育があったっけな、多分どっかに突っ込んだ筈。首と肩で傘の柄を支えて学生鞄を開き)
……っ、ちくしょう、
(目の前の小動物がふるえて、か細く鳴いた。助けを求めていた、言葉が分からなくても分かった。――そうだよなあ、寒いよなあ。誰も助けてくれなくて、辛くて、苦しいよなあ。…俺が、ちょっとしんどいくらい、何だってんだ。――
勝手に痛いくらいの共感を得た馬鹿な頭は、自分の中の制止の声を遂に無視して文字通り命知らずな行動に出た。傘を畳み、鞄からタオルを引きずり出してぼさぼさの毛むくじゃらをくるんで傘ごと胸に抱いては、全速力で走り出す。
直接の接触はもう誤魔化しようがないようで、すぐに身体が警戒態勢に入ったのが分かった。水を吸った学ランが重いくらいずぶ濡れなのに、熱いのか寒いのか分からない。涙腺がぶっ壊れたみたいに涙は止まらないし、腕は炎の中に突っ込んで焼き付けたいほど痒くて仕方なかった。呼吸の度に気管支がひゅうひゅう鳴る。何度も転びそうになりながら、バシャバシャと水溜まりを派手に踏んづけて家路を急ぎ)
11:
とある同僚の女/各務 凛香 [×]
2019-11-25 21:46:22
>9
( 解かれた腕に解放する気はあるのだとホッと小さく息をついて身体を起こそうとしたが、彼の視線は自分を捉えたまま、おまけに爆弾発言を投下していった。頬を僅かに赤くし瞳を左右に揺らがせて動揺をしながらも、恐る恐る自分の身体へと視線を落としていく。大丈夫、服はしっかり身に纏っていて特に乱れた様子はない。近くに置いてあったバッグから鏡を取り出し唇を確認すれば口紅も落ちていない。……ただし、昨夜の記憶は相手の家まで送り届けたその後についてはあまり覚えていないため、何も無かったという証拠としては弱い。が、答えなくては。段々と冷静になっていくが、一瞬でも意地悪な言葉に対して動揺してしまったことに悔しさを覚えながらも、彼へと視線を戻し呆れたように見つめれば、すぐに背中まである黒い髪を手ぐしで整えベッドから出て。 )
──…嘘つきね。からかうなら私みたいな女より可愛い女の子にした方がいいわよ。
(/ 名前、また佐田さんの性格もかしこまりました。緩い雰囲気のある佐田さんと真面目なところのある凛香、面白いやり取りが出来そうだなあと思いました。
展開として凛香と佐田さんは刑事かそれに近い仕事についていて組むことに、もしくはある会社の企画を任されて組むことになり、最初は信頼関係もない二人がお互いを知る度に信用するようになり次第に惹かれていくというのを考えましたが、いかがでしょうか?社内恋愛のような感じになりますが…。
刑事については仕事も特殊で難しいかもしれないので、もし出来たらで構いません。 )
12:
主/「猫」 [×]
2019-11-26 14:17:03
>10
(寒さと空腹で注意力が落ちていたがゆえに、致命的な不覚をとった。たかだか生後9か月やそこらのまだ若い野良猫には、自分が恐れる天敵のひとつが突然とった行動の動機が善意と害意どちらによるものかなど、到底わかるはずもなく。)
……ッ!?
(何かされる、されている! と瞬時に恐慌に陥り、奴の両腕の奇妙な黒い毛皮に爪を鋭く突き立てる。が、人間は己を抱えたまま危なっかしく走り出したその足を一瞬も止めようとせず、己もまた、逃げだしたい恐怖心と動きだせない躊躇とでがちりと硬直する有様で。
ずぶ濡れになりながら、ぬかるみに何度か滑りかけながら、苦しそうに喘ぎながら──やがて人間が駆け込んだのは、彼の巣とおぼしき、ヒトの臭いに満ちた場所。猫の耳には雷のように聞こえる音を立てて戸が閉まり、そこに背を預けた人間は、苦しそうにずるずると崩れ落ちた。
緩んだその腕からもがくようにして飛び出すや否や、玄関の行き止まりまで駆けていって距離を保ち、めいっぱい目を見開いて誘拐犯を振り返り。蕁麻疹が浮いてまだらに赤くなったその顔を、金色の瞳でこわごわと見つめ。)
“──おかしい、痛めつけられない?
────むしろ、向こうが弱っている?”
(未だ心臓は身体はこわばっているものの、害する雰囲気がないらしいことを薄々感じとることができた。そのまま未だびくびくしながら、なんのつもりで連れてきたのだろうと、板張りのしんと冷えた廊下に身を伏せてことに構え。)
(/確定ロルを孕んでしまったことの謝罪をさせてくださいませ。くわえて、ごく勝手な邪推なのですが……ダッシュの使い方から、もしかして背後様は相当本がお好きな方なのではないかなどとお見受けいたしました。あなた様の紡ぐ文章がとてもとても好きですと、ファンとしてお伝えさせてくださいませ。)
13:
主/佐田龍之介 [×]
2019-11-26 14:22:11
>11
…………、
(自分のはったりは狙い通り──それでも、芯の強い彼女はほんの少ししか見せてくれなかったが──彼女の可愛らしい心の揺らぎを引き出すことができたようだ。次いで得たのは、身だしなみを確認することで鎌掛けを見抜いた彼女の呆れ声。それにすらどこか此方の嗜虐心をくすぐられ、満足感ですっかり意識は覚醒し。
私よりも可愛い子を、という言葉には引っかかるものがあったが、わざわざつつくのも野暮だと断じて沈黙で流し、己も上半身を起こす。時計を確認すれば日曜の朝10時、随分長い間彼女に癒されていたようだ。
女らしく朝の繕いをしている相手をよそに、家具の少ない1DKの古錆びたキッチンに立ち、フライパンに油を引く。料理が得意というわけではないが、贅沢なものを出せずとも腹を満たせたらいいだろう。温まった鉄板にソーセージ2本と卵ふたつを割り入れながら、ふと思い出した上司の話を振ってみて。)
朝食くらいは食ってけ、帰りに貧血にでもなられると困るから。……そういや、昨日の鍋島さんの話は聞いてるか? 今月、うちから異動がふたり出るって話。
(/社内恋愛であること、ともに仕事をこなしていくうちに信頼関係が芽生えて惹かれあっていくこと、此方の大好物なのでぜひその方向でお願いしたいです。ご提案ありがとうございます。進展後のギャップを際立たせるための仕込みとして、序盤の佐田は特に仕事中、一見緩いくせに彼女相手にもいろいろと屑であるのを目立たせてみようかな、などと画策しているご連絡を。
職種の件ですが、刑事という設定について、こちらも大賛成です。せっかくのなりきりですし、非日常的な職種をお互いに楽しめれば! 裏打ち程度に軽く調べはしますが、あまり考証にとらわれず、あくまでふたりのドラマを最優先として、適当にふわふわ捏造をしたりしてみても楽しそうだなあなどと考えています。)
14:
主/「ろくでなし」 [×]
2019-11-26 15:27:30
ああぁ、ああ、ああああ……!
(手首を切った若い女の死体の前で、胸を焼くような後悔に耐えきれず絶叫した──違う、こんなはずじゃなかった、間違いだった、俺が悪かった。そうだ、俺が全部いけないんだ、俺が救いようのない馬鹿だったせいなんだ、だから時間を巻き戻してくれ。
彼女の寂しそうな視線にはずっと前から気づいていた。幼なじみの延長で付き合いだして約7年、何かと理由をつけて結婚を先延ばしにしながら派手な夜遊びを続ける自分を、彼女はいつも悲しむような、耐えるような、それらを微笑みに無理やり押し込めたような表情でただ見ていた。いや、何度か限界を迎えて泣きつかれたことはある──だが自分が聞く耳を持たなかったし、2日も経てば忘れてしまった。
その結果がこれだ。夜遊びの果てにとんでもない地雷女を踏んで、奴に情事の写真をばらまかれ、あることないこと吹聴され、挙句俺を奪い取ろうとしたそいつに彼女が酷い中傷を受けた。あまりのことに凍りつく間に彼女はどんどん追い詰められ、地雷女はどんどんのさばり、ぴたり音沙汰の絶えた彼女の家をおそるおそる訪ねたら──そこに地獄が待っていた。
出るはずの涙が流れない。目に毒なほど真っ赤に広がる血の海の上で、染めた髪をかきあげながらただ叫ぶことしかできなかった。それを聞いて隣家の人間が通報したことも、警察がやってきたことも、手錠をかけられたことも、今さらもうどうでもよかった。
生きていたくなかった。生きているだけで体の芯までめちゃくちゃに鞭打たれている気分だった。死んでしまいたかった──それが、だれかに届いたのかもしれない。
がしゃあん、と、派手な音と同時に横殴りの衝撃が来て、視界が眩いガラスの破片でいっぱいになった。パトカーごと世界が二転三転して──どん、と落ちて。ぐったりと動かなくなった運転席の警察官を見て、また彼女の最期がフラッシュバックした。
頭の中の思考は明瞭なそれにはならず、ただ絶望と後悔にどす黒く曇っており。遠く、奇妙に高い靴音を聞いたのを最後に、意識がずるりと闇に沈んで。)
15:
主/「手鏡」 [×]
2019-11-26 15:38:46
『やだ、ニキビできてる』
(ご主人様の愛らしい声を聞いて、ふわりと意識が覚醒した。鞄の中に綺麗なネイルをあしらった長い指が忍び込み、私の体を優しく手に取る。途端、眩しい世界に引き出されたので、思わず同じだけの眩しさの光を返してしまい。ご主人様が目を細めるのを見て、ごめんね、と笑いながら彼女の手の中で角度を変えた──ほら、これなら眩しくないでしょ。
見る限り、ニキビは確かにご主人様の小さな顎にできていた。しゅんとあからさまに落ちこんだご主人様の可愛さったらもう、たまらなくて。でも、でもそれ、思われニキビって言うんですよ、知ってますか、そんなに悪いことじゃないんですよ。そう伝えたくて、チカ、チカ、と、彼女の手の中で小刻みに角度を変えて柔らかな光を投げかけ。)
16:
とある同僚の女/各務 凛香 [×]
2019-11-27 12:20:01
>13
( 洗面所へ向かい、鏡に映る自分の姿へ視線を向け頬に触れて小さなため息を零す。化粧は崩れていないが、落とさず眠ってしまったためか少しだけ肌荒れしてないか不安にはなる。巷にはもっと女性らしく可愛い女の私でさえ見惚れる女はたくさんいる。今の自分に恋愛する余裕は持ち合わせてはおらず、仕事に集中することが最優先事項。そもそも、仕事の仲間である人間に“女性”という一面を見せるのも癪である──と思考に耽っていたが、再び現実へと引き戻し身嗜みを整えて油の弾ける音やソーセージを焼く香ばしい匂いに釣られるように相手がいるキッチンを覗く。どうやら彼は朝食を準備しているとわかれば確かに空腹であることを自覚し、ゆっくりと頷いた。そして、上司の名前に昨日の朝に聞かされた話を思い出し少しだけ緊張をしているのか唇をきゅっと引き結び、表情を崩さずに返答し。自分にできることを探そうと殺風景な部屋を見回せばコーヒーメーカーを視界に捉え、コーヒーメーカーの前へと向かい隣に置いてあった豆をセットしてスイッチを押し。 )
ありがとう。──……ええ。聞いたわ。名前はまだ聞かされてないのだけど噂通りであれば、私と佐田ね。
(/ ありがとうございます。お好きな設定だったようで安心いたしました。佐田さんの性格に関しましても、その方が背後としてもかなり興味が湧きますのでよろしくお願いいたします。若干まだ凛香もぎこちないですが、よろしくお願いします。
ご快諾ありがとうございます。刑事ドラマは好きなのですが、主様のおっしゃる通り二人のドラマに焦点を当てられれば幸いです。 )
17:
主/佐田龍之介 [×]
2019-11-27 22:35:17
>16
そ、全く人事は何考えてんだか。物騒な一課はごめんだし、二課もいろいろとダルそうだし。今の部署以上に居心地のいい場所は──……ないってのに、な。
(パチパチと小気味良い音を立ててソーセージに焼き目がつき、卵もほどよく半熟になった。その間に沸かした湯はインスタントの袋の中身を溶かしこんでしじみ汁に、電子レンジで温めた湯気の立つ白米は茶碗に。いずれも少量だが、飲みの翌朝の女には足りないということはないだろう。
それらをベッド脇の安物の卓袱台に置いたあと、メニューにはやや合わないがもうひとつ二日酔いを和らげるものを、と思い立ってコーヒーを煎れようと振り返り──彼女がすでに手際よく用意している姿に、一瞬、言葉に間が空いた。初めて招き入れたはずなのに、まるで普段から自分の家でそうしてきたかのように自然に振る舞う彼女の姿は、職場で見慣れていたはずが──何故か、初めてきちんと見たような気がして。
らしくない動揺は、しかし自分のスタンスとして表面上すぐに引っ込め。飲み物は彼女に任せようと自分はどかりと腰を下ろし、目玉焼きに醤油を一回りかけながら、またいつもの軽口を叩いて。)
鑑識は美人が多いって聞くから、どうせならそっちのがいいんだけどな。あんただったらどこがいい?
(/こちらこそ、改めてよろしくお願いいたします。様々な感覚が背後様と似通ってるかな、と今のところ思っておりますので、ある程度は遠慮なく確定ロルなど回していただいて大丈夫です。いったん背後は引っ込みますが、相談したいことがあればいつでも喜んでお伺いしますので、お気軽にお声がけください。)
18:
とある同僚の女/各務 凛香 [×]
2019-11-28 18:39:35
>17
──私なら一課ね。ずっと希望を出していたし。まあ…私たちくらいなら二課か三課辺りが妥当な気もするけれど。
( 相手の視線には気付かない様子でコーヒーの香りに包まれながら、用意したマグカップにコーヒーを注いでいく。スティックシュガーにミルクも用意し、 マグカップをテーブルへと置く。どの部署に行きたいかとの問いが投げかけられ、まるで前から決めていたかのように迷うことなくすぐさま答え、ゆったりと椅子に座って箸を手に取った。目の前に広がる朝食は有り触れたものではあるが、普段は一人で食べるが目の前に人がいるというのはどこか新鮮なものを感じ、なんとなくこそばゆい。
いただきます、と手を合わせて醤油をかけた目玉焼きを一口大に切り分け、口に入れて咀嚼する。彼は一人暮らしであることは聞いていたが、栄養はしっかり摂っているのだろうか──と朝食を食べている相手に一瞬視線を送って首を傾げるが、すぐに視線を逸らす。空腹も満たされこれなら二日酔いにもならなさそうだと安堵し、コーヒーに砂糖とミルクを入れかき混ぜて )
──まあ、どこの部署でも仕事はしっかり熟すつもりよ。
(/ かしこまりました。ありがとうございます。お言葉に甘えまして、またご相談ありましたらお声がけいたしますね。
こちらも一旦、引っ込みます。 )
19:
主/佐田龍之介 [×]
2019-11-29 11:48:23
>18
真面目だねぇ……そんじゃ、同じ部署で働くのはあと数日になりそうだな。
(彼女も自分も、ともに警察学校でも交番勤務でも優秀な成果をあけ、だからこそ比較的若い年齢で刑事部に配属された。とはいえ、自分には彼女のような向上心はない。それなりの仕事でそれなりの給料を貰えたらいい、きつい部署に飛ばされるのはごめんだ。だからせいぜい、彼女とは別の道を往くことを祈ろう──そう思って発した言葉が、まさかある種のフラグになるなど思いもせず、呑気に朝餉を口に運び。
少食といえどやはり食べるペースは早く、先に皿を空にすると、品よく食事を続ける彼女を数秒ほど静かに見つめる。人と朝食を食べるなどしばらくなかったことだと言うのに、何故か不思議なほど違和感がなかった──むしろ、穏やかな心地良さすらあった。何故かその事実から目を逸らしたくなり、リモコンを手に取って24インチテレビを点け、ここ数日世間を騒がせているニュースの数々を流し見する。
風俗業界での違法薬物の蔓延、若者の不良グループの衝突、必ず動物の死体が残されている連続放火、幼い少女が失踪して6日が経つこと、芸能人に繰り返し送られる殺人予告。そしてこれらの中にはないが、最近、刑事部の人間が事件の犯人に襲われて負傷するケースも多々あった──だからこそ異動が生じたのだろう。人の業に顔をしかめながら、やがて腰を上げ、自分の皿を流し台へと持っていき。)
──ま、どこに行くにしろ、あんまり頑張りすぎるなよ。ただでさえ危険な仕事だってのに、クソみたいな上司の下で無理した結果心身を壊す奴だって多い。人間のクソな部分を毎日目の当たりにする職業なんだから、程々に適当にやろうぜ。
20:
とある同僚の女/各務 凛香 [×]
2019-11-30 04:25:24
>19
( 程よい甘さになった珈琲を冷ましながら一口啜り、次第に頭が冴えていくのを感じながら一息つく。相手がテレビをつける様を静かに見つめる。耳に入るは毎日のように犯罪や事件が起きていることを痛感させるようなニュースの数々。ニュースキャスターの冷静で聞き取りやすい声は変わることはないものの、悲嘆し啜り泣く被害者の遺族が映り込んでいた。それに胸を痛め目を逸らしたくなるほど心は揺れ動くが、事実をしっかり見据えなければいけないものだと揺らいだ瞳を落ち着かせるため一度瞼を閉じ、再び瞼を上げる。警察ならば己の正義や感情より瞬時の冷静な判断と行動が事件解決に導くものだとも学び、感情にはどちらかと言えば揺らぎやすい性格である己に喝を入れるようにテーブルへ置いた拳を握って、"真面目"と指摘されたことに対してそれは確かに間違いではないと苦笑を零す。そして、相手の後を追うように空になった皿を流しへと持っていき、腕を捲り皿洗いを申し出て皿を洗い始め、彼の話に警察内部の縦社会や浮き彫りになる社会の闇などが思い浮かび、眉間に皺を刻みながらも視線を相手に向けてこちらも同様に、まさか彼と仕事を組むことになるとは予想していない様子で冗談半分に笑って話し。 )
朝食の御礼に皿洗いくらいはさせて。──そうね。ただ、その辺は佐田ほど適当にはできそうにないわ。だから相棒になる相手には苦労かけるんじやないかしら。
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