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【 指名制 / 3L 】 耽溺のグランギニョル 【 恋愛 / 捕食 / 隷属 / 共依存 】/1037


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自分のトピックを作る
929: レベッカ・アンダーソン [×]
2019-09-22 22:16:16


>テオ

そっかそっか……え?煙吐いたの?!何で……って、そういう悪戯?騙してはいないんだろうけど、酷い。狡いんだね悪魔って。テオはそれ怒ってもいいと思うよ(うんうんと相づちを打ち耳を傾けていたが、最後の部分に対しては思わず聞き返してしまった。相手の言葉通りなら、確かに甘い果実と薬だったのだろう。だがわざと明かさず隠していた部分があった。僅かながらに怒りを覚えてしまえば、自然と眉間にシワが寄り。当の本人は気にしていないからいいとは思えず、右肩に上がっていた悪魔への印象は急落し。「そ、そうだよね。金庫だもんね」冷蔵庫としての運用を否定されれば、棚か押し入れ代わりにしているのかと解釈し。他には何が、とついそちらも気にはなってしまうが、根掘り葉掘り聞きすぎるのも良くないと自重。隠しておきたいもの、見られたく無いものは、誰にでもあるだろうから。「あー、ごめん。全然怒ってないよ!」素直に喜ぶ前に、相手が自分以外と仲良くしている姿を想像してしまえば、面白くないと出てしまった言葉。相手の怪訝そうな瞳に慌て、首をブンブンとやや大袈裟に左右に振ってそんなつもりは無かったのだと示し。乾杯の挨拶に自分の送った品が出され、未だ切れずに存在する三色の糸。気に入ってくれているのだと、ふふっと声に出して笑い。意図して予想していたわけでは無かったが、無事乾杯が果たされ、一口。鼻を通り抜ける新鮮な果実の香りと、甘さ。ぱちぱちと炭酸が舌の上で跳び跳ねるように弾ける感覚。窓から降り注ぐ月光と、傍らに感じる暖かな存在。此処に来て一番心安らぐ時を過ごせている気がする。「すっっ……っごく美味しい!一言で例えるなら、最高。後、お酒じゃ無かったみたい。部屋で一人で飲むより、ずっと今の方が美味しいって感じるよ」瓶から口を離せば、す、の口でわざとらしい長い溜めの後、満面の笑みで答えようか。瓶を持たない左手の親指をグッと立て。この至福の一時は、例え自室で同じものを口にしたとしても得られないと確信しながら。そして乾杯後飲んで居ない相手に首を傾げれば「テオはもう飲まないの?あ、中身減っちゃったならお酌してあげよっか?」手が止まっている理由は何か。先程から合間に飲んでいた様に、デキャンタの中で揺れる残りのマゼンタを瞳に写し、そんな申し出をしてみせ)



930: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 22:18:13



>ヴィンセント

そちを選んだのは、吾ではない(心地良い重さ、暖かい体温が重厚な和装の向こうからでも仄かに伝わってくるのを感じながら、表情をいつもの厳めしいそれへと戻し、そっと目を伏せる。「そちが物分かりの良い利巧な子である事は相分かった。__が、この屋敷では無理をして行儀良く振舞わずとも良いぞ」泣く事を許可しても取り乱さない、それは元来持つ性格か、それとも幼子にしては強すぎる心を持って生まれた所為か。強く凛々しく明敏に育つことを強要される生い立ちなのだとすれば、この屋敷にて貴方をその抑制から解き放ってやれるかもしれない。だが、貴方にとって此処へ拉致されたことが苦痛に違いないのも事実。ふう、と短く深い息を吐き「吾は行儀の良いわっぱが好きだがの」此方を見上げるスチールグレーの双眸を見つめ返しながら、努めて緩やかに微笑んだ__心算だったが、その表情筋の動きはひどく小さく、分かりにくいだろう。「暮らすのだ、吾や他の住人と共にな。退屈だろうが部屋から出てはならぬぞ、廊下は暗く危険だ。どうしても出たいと言うのであれば、心強い御伴を付けるのだぞ」手放された尻尾をゆっくりと背後へ引き戻しながら、質問の答えを紡ぐ。幼子特有の溢れんばかりの好奇心を制御するのは難しいかもしれないが、一度忠告すればきっと貴方は言いつけを守るだろう。教師が生徒を諭すように、けれどこの屋敷の核心に触れることは上手く避けて)




931: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 22:50:18



>レベッカ

悪魔がズルイの、当タリ前。……オレよりレベッカが怒ルノ、不思議(貴女の表情や語調が僅かに猛々しくなったのを見れば、思わずきょとんと瞠目して。貴女が自身の為に怒ってくれる事には驚いたが、それと同時に何故だか嬉しくもあり。緩んだ目許に喜色をありありと滲ませながら「オレなら大丈夫」と付け足すことで、貴女の怒りは鎮まるだろうか。「レベッカ怒ると、スグ分カル。喜ンデくれるノモ、笑顔で分カル」共感能力に乏しいこの怪物は、相手が何を感じどう考えているかを慮るのが不得手である。けれどコロコロと変わる四季のような貴女の表情を見ていれば、機械的な自身の胸にも暖かな何かが宿るかの様で。怒っていない、という言葉と、プレゼントした飲み物を気に入ってくれた事に心から安堵し「良カッタ。__?一人ヨリ美味シイ、何デ?」どこで口にしても美味い物は美味いではないか、とでも言いたげにギギギと首を傾げる。生態柄、誰かと食卓を囲むことなど無い怪物にとっては未知の感覚。けれど食に執着するこの怪物は、美味しいという単語には滅法敏感に反応するようで、興味深そうに貴女の方へ身を乗り出して。「オシャク、ナニ?美味シイ?」ギ、ギィと首を左右に傾ける度、柔らかな毛先がふわふわと夜風になびく。またしても知らない文化、貴女にそれを教えて欲しいと示すように、ずっと握っていたデキャンタをそっと床に置いて。胡坐をかいて貴女の方へ向き直りつつ、何をどうするのかとじっと観察して)




932: ニコル・フロベール [×]
2019-09-22 23:07:32


>クォーヴ

ふふ、それ程でも、…なんて。貴方がどんなに恐ろしいか、知らないだけよ( 寛容、凡そ聞き慣れない賛辞に表情に複雑な色が混じって。そのまま聞き流してしまえばよかったものを、余計な訂正を加えてしまったのは寝不足のせいか。死神という衝撃的な自己紹介にも関わらず、悪魔も死神も大差あるまいとただの来客と変わらない応対ができたのは、寛容というよりもいっそ投げやりだったのだろう。相手のことをよく知りもしないまま拒絶するのは、自分の流儀に反したというのもまた事実ではあるが。「 怪物の支配する屋敷…、フィクションでも中々お目にかかれないシチュエーションね 」全く歓迎したくない類の、という言葉を喉元で食い止めながら、口元に手を宛てがいくつくつ笑ってみせ。「 共同で一つの屋敷に住まうのは、何かメリットがあるの? それとも単に仲が良いというだけかしら 」悪魔といい死神といい、そういう輩は群れる印象がなかった。そうせずとも十分に力を持っているとされているからだろうが、実際にはこうして共に暮らしているらしく。好奇心が何を殺すのかをしばしば忘れて痛い目を見る知りたがりは、雑談の種にと疑問の解消を試みて。月明かりに照らされながら此方を振り返る貴方は正に夜の使者、臆病さ故に行動できなかっただけのことを賢明と評価されては、曖昧に笑ってその絵になる光景を収めることくらいしかできずに。ただ今の会話によりこの部屋の安全性はある程度保証されて、憂いが一つ解けたとこっそり息を吐き。「 なら魔法ということにしておくわね、その方が素敵。けれど、困ったわ、勿体なくって食べられそうにない。…いいの? 嬉しい 」手妻師のタネの秘匿に不服を唱えるでもなく、好きに解釈しては頬を緩めて。暫くはインテリアの一部になりそうなそれに視線を落とし、願ってもない提案には再度顔を上げて )



933: ギンハ/クォーヴ/テオ [×]
2019-09-22 23:39:22



>ニコル


おや、ヒトは未知のものほど恐れるのだと思っていたよ(意外な答えには僅かに瞠目し、けれど直ぐに柔らかく目淵を緩めて。よく分からないからこそ相手を恐れ攻撃する、それも人間の特性だと思っていたが、貴女はそれに当て嵌まらないのだろう。結果狭量とは対極な貴女の対応に微笑を絶やすことなく「ふふ、寂しがり屋なんだよ。ヒトも怪物も、みんな同じだ」怪物どもが雁首揃えて一つ屋根の下に住まう理由、それに触れられれば死神はゆるりと首を傾げる。紡いだのはお茶を濁す軽口、これ以上屋敷の黒い秘密に触れるなと微笑みの隙間から忠告を覗かせて。「それは困ったね、また君に会いに来る為の口実が無くなってしまうよ」眉をハの字に曲げて見せながら、窓辺から貴女の方へ一歩だけ距離を詰める。のど飴の味の感想を訊く事、それ以外にも口実が出来た事に「新しい魔法を練習しておかないとね」虹彩が見えなくなってしまうに目を細めて緩やかに微笑み、もう一歩歩み寄る。白と黒が反転した双眸で貴女を見つめて「そろそろ行かなくちゃ。お話出来て良かったよニコル、寂しくなったらいつでも呼んでね」さらり、貴女の髪を指先で一度だけ撫ぜれば、紳士の礼を一つ。そのまま黒煙のコートが渦を巻く様に死神を取り囲み、またしても手品を披露するかの如くその姿は掻き消えて)


(/キリが良さそうなので一旦回収とさせて頂きました、本日もお相手有難うございました…!そろそろ睡魔にて文章がまとまらなくなってきましたのでお暇致します、素敵なお時間を有難うございました!またタイミングが合えばいつでもお越し下さいませ、どうか素敵な夜を…!)




>ヴィンセントPL様、レベッカPL様

(/交流中にお二方まとめての御挨拶、大変失礼致します…!まだまだ話していたい気持ちはやまやまなのですが、今宵はこの辺りでお暇させて頂きます。お二人とも楽しいお時間を有難うございました、また是非いつでもお越し下さいませ!それでは失礼致します、どうか素敵な夢を…!)




934: ニコル・フロベール [×]
2019-09-23 00:02:35


>執事長様

(/こちらこそ、お相手ありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております、お休みなさいませ…!)



935: レベッカ・アンダーソン [×]
2019-09-23 00:26:02



>テオ

当たり前……んー、一人が狡くても、他が違うって事もあるかもじゃん?話してみたら案外良い人、とか。テオの知り合いは紛れもなく狡い悪魔だけど。怒るよそりゃ、テオの人を疑わない……いや、気にしない?まぁ、おおらかな良い所に付け入って、ばかにした感じが嫌だもの(悪魔は狡い。あの人は何々だ。偏見で物事を捉えてしまう事は自分もあるが、全面的に良しとはしていなければ口をへの字に曲げ。赤の他人事でも良い顔はしなかっただろうが、それが大事な友達、のような存在が悪意に晒されるのは頂けない。大丈夫、と再び言われ寄せていた眉間の力は解き「何で笑ってるの。煙を吐くのは大丈夫じゃない気がするけど……心配になるから、何でも受け取って食べないようにね?私が直接言えたら良いんだけど、それは難しいからさ」なぜか緩んだ彼の目元を、不満げに見詰め。彼が覚えていないだけで、他にどんな悪戯をされていたのやら。ぷすぷすと消火しきれず未だ燃える残り火を、直接悪魔へと向けられればいいのだが。人間同士ならまだしも、相手は人知を越えた存在。文句一つで呆気なく狩られてしまうと分かっていれば、この場でぶーぶー口を尖らせるだけしか自分には出来ず。「うっ……そんなに分かりやすいかな……」自分や誰かの感情にも、どちらかと言えば鈍いと思っていた彼でさえ、分かってしまう程自分は単純なのか。または彼の心や目が成長してきているのか。むにゅ、と自分の頬を摘まんでは離し、独り言ちり。「え?んーとそれは……二人ならこうして話したり、笑ったり怒ったりしながら、飲んだり出来るでしょ?そんな一緒の時間がより美味しく感じる隠し味、みたいな?一人だけじゃ、よっぽど良いことでも無い限り笑顔になれないし、嬉しいとか幸せとか、私は感じにくいんだよね」二人なら寂しくないから。だが寂しいの説明を理解してもらうのに苦戦してしまえば、二人だからこそ過ごせる時間があるからと表現を変え。一人静かに、が好きな人も確かに居るが自分は誰かと触れ合い話していたい。そんな感覚もあるのだと、一例として話。「お酌もかぁ……食べ物じゃないのよ。ただ、テオの持ってたそれとかグラスに、私がお酒を注ぎ足すだけ。ちょっと気分的に変わるかもしれないけど、そんなに変わらないかもしれない。お酒入ってたボトルとかがまだあるなら、やってみる?」わざわざ向かい合って、改まって教える程大それた事では無いと困ったように眉を下げ。左手を握りコップを象り、右手に握る瓶を傾けるジェスチャーを交え、至極簡単なお酌の説明を。期待している所申し訳無いが、気持ちが加算されるだけだからと、ハードルを下げるよう促しつつ、実際やってみた方が早いのではとの結論に一人至り。そして、酒瓶はどこかに置いてないかと、また探すように辺りを見回そうか)

(/主様、遅くまでお相手下さりありがとうございました…!キリの良い所で回収するつもりが、お話する時間が楽しく、ついつい長くなってしまいました。またお時間が合いました時は続きからお願い出来ましたら、嬉しいです。では主様もよい夢を…!)


936: 執事長 [×]
2019-09-23 16:05:14




>募集開始[ ご新規様・仮登録の方人数無制限 / 常連様・お久し振りの方1~2名様 ]

 ※無登録でのお試し、質問・ご相談のみのご来館も歓迎いたします!
 ※ご新規様やお久し振りの方大歓迎です…!


>本日の提供:全員【https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


 ※多忙により浮上率が落ちても当トピを放棄する事はありませんので、ご心配なく!


▼ グランギニョル専用HP ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/world


▼ 提供一覧 ▼

https://grand-guignol.hatenablog.com/entry/monsters


▼ 大切な" お食事 "のメニュー ▼

◇レベッカ・アンダーソン(>>7
◆ルシアン(>>83
◇ジゼル・キャンベラ(>>47
◆ヴァレリオ(>>272
◇シェリー(>>285
◇リアンナ(>>568
◆ジャック・ランドルフ(>>775
◇ニコル・フロベール(>>820
◇ダリア・ヘイデン(>>840


▼ 嗜好 ▼

・優遇… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある / 愛情に飢えた / 盲目的 / 脆いが強がり / 時に大胆 / 隙のある / 単純 / 崇拝 / 刷り込み的依存 / 感情表現豊か / 押しに弱い / 美と歪の同居 / 喰い合い / 男気のある / おしゃまなろりしょた / 直情的 / コンプレックス / 愛したがりの愛されたがり / 欲張りさん / 体を張る職業

・冷遇… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる / 寡黙 / 正統派なか弱い女性 / 敵対的 / 消極的 / 過度なネガティブ・卑屈 / 女性Cにおける僕っ子 / 中性的 / 人間界への強い未練 / 拒絶反応




▼ 宝箱(https://www.saychat.jp/bbs/thread/646097/) ▼





937: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 18:15:35




(/こんばんは。昨日は急用離席でご挨拶も出来ないままお暇させて頂く形となってしまい、大変失礼致しました…連日になってしまいますのでもしよろしければ、のお願いにはなりますが、昨日の続きから交流をお願い出来ませんでしょうか?ご検討頂けますと幸いです。)




938: 執事長 [×]
2019-09-23 18:28:27



>ヴィンセントPL様

(/今晩わ、お越し下さり有難うございます!ご挨拶の件はどうぞお気になさらず、またお会い出来て嬉しいです。昨日の続きからをご所望とのこと承知致しました、最終レスは>930となっております。また、2度目のご来館ですので、本日の交流終了時にお気持ちに変わりがなければ、次回からメニューへヴィンセントくんのお名前を記載させて頂きます…!)




939: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 18:51:59




>ギンハ

………ありがとう。(無理をしなくても良い、そんな言葉を投げかけられた事は大きな誤算だった。これまで、兄以外の大人にそんな言葉を掛けられた事は無かった。そうかと言って無理をして良い子の仮面を被り続けていると言う自覚がある訳ではなかったが、それでいて何処か、許された様な気がしたのだ。怖くて、心細くて、不安で堪らない。今彼と居るこの空間は何もかも分からない事だらけだったが、この瞬間ばかりはふっと顔が綻んだ。きゅうっと双眸を細め、年相応のあどけない笑みを浮かべて頷く。今こそ、彼の掌に頭を撫でて欲しい。ほろほろと解け出す様に、呆気なく芽吹き始める甘えに身を任せて微笑みと呼ぶにはあまりに微細な表情の変化はさて置き、心の何処かで咎められないことを確信しつつこつんと彼の胸元へ額を押し当てた。幼さ故の打算、ぐりぐりと額を擦り付けて彼の匂いと温もりを堪能した所でゆっくりと顔を上げる。忠告めいた言葉を前に、今は聞くべき時だと悟るまでは早かった。離れた尻尾を無理に追うことはせず、ぴんと背筋を伸ばして彼の言いつけを守る意思を示す。「心強いおともは、ギンハ様がなってくれるの?僕、言い付けは守るけど、部屋の外には出てみたいんだ。だって僕、今日からここで暮らさなきゃならないんだから。」と、そう言って胸を張る。自分はもう怖くないとばかりに)


(/ご丁寧にレス番号まで教えて下さりありがとうございます…!それでは、昨日の続きでお返事を書かせて頂きました。メニューに名前も記載して頂けるとのことで、嬉しい限りです。今後ともよろしくお願い申し上げます。)




940: ギンハ [×]
2019-09-23 19:12:33



>ヴィンセント

__うむ。(あどけない無垢な笑顔は、冷たく居丈高な怪物の心に容易く暖かな色を灯す。幼さゆえの素直さか、この穢れのない存在を愛おしいと感じずにはおれず。嗚呼これからあと何度、この子にこんな顔をさせてやれるだろうか。今はただ満足そうに両の目尻を緩め、貴方の笑顔をしっかりと目に焼き付けよう。「…聡いと思えば赤子の様な一面もある。恐れ入ったわ」こちらに甘やかす意図がない瞬間に擦り寄われ、僅かに眉を寄せるもその行為に目角を立てることはなく。それが打算的な甘えと見抜いているのかいないのか、ハンと鼻で笑った後、顔を上げた貴方と視線をかち合わせて「この重い装束を引き摺り歩き回るなど言語道断、吾は御免蒙る。__が、極々稀にであれば付き合うてやってもよい」状況を理解する早さに内心驚きつつ、貴方の逸る好奇心を抑えるように、微かな雀斑に彩られた鼻先をちょこんと突いて。元々己は出不精なのだ、それでも貴方が望んでくれるのならば、屋敷の案内に加担する事を目線を逸らしながら告げて。その後、貴方の好奇心を相手取るのに適した怪物は誰かと想いを巡らせること数秒、一つずつ指折り数えながら「吸血鬼、人狼、ドラゴン、堕天使__この中で、そちが最も会うてみたいと思うのはどれだ」この幼い獲物に選ばれた怪物の幸運に、お門違いな焼餅を覚えながらもそれは表には出さず、貴方の答えを待とう)






941: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 19:45:15




>ギンハ

じゃあ、僕が半分持って歩いてあげる。それなら良いよね、ごくごくまれに。(泣いて喚いても何も変わらない、そう理解した以上その他大勢の幼子がそうする様に、途方も無い不安と心細さに涙を流すと言う選択肢は己の手から離れていた。少なくとも、今目の前にいる彼はこうして優しくしてくれる。性質は違うが、優しく世話を焼いてくれる存在。住んでいた家を離れ、親元を離れ__今や、彼に頼る他無い己の目にはどうしたって大好きだった兄の姿に彼を重ねずには居られなかった。鼻先を突く指先にきゅっと視線を集めて寄り目になりつつころころと小さく笑って見せると、あくまでこの部屋の外を出歩く意思を失ってはいないという事を示す一方で、彼の言葉を拾う事できちんと話を聞いていると言う事実をアピールしてみせて。意図的な、というよりは寧ろ本能的に心細さから気を逸らそうと膨らんでゆく好奇心が、この屋敷に住まう"他の誰か"に出会うチャンスを見逃さなかった。指折り数えて候補を挙げるその声に耳を傾け、うんうんと悩む様な仕草と共に小さく唸る。どれも、これまで目にしたことない、けれども本を読んでその存在に思いを馳せた事のあるものばかり。己の記憶を掘り起こしつつ、漸く答えを待つ彼の目へ己の視線を合わせると「吸血鬼__僕、吸血鬼に会ってみたい。パパとママと観たお芝居に出てきたんだ、吸血鬼。本当に居るとは思ってなかったけど…もし本当に居るなら、僕会ってみたいんだ」と答えを示して)



942: ギンハ [×]
2019-09-23 20:23:12



>ヴィンセント

__フン、生意気な小僧め。重いだの疲れただの、文句を垂れるでないぞ(着物の件は屋敷の案内役を免れる為の言い訳だったが、賢い貴方に一枚上手に回り込まれてはひらひらと何かを払う様に片手を振って。けれど拒否の意は紡がず、寧ろその提案を受け入れた旨を、高慢な憎まれ口を叩く事で伝えよう。鈴の様な笑い声を聞きながら、やけによく懐いたものだ、とぼんやりと思う。人間界に居た頃世話になった者に面影を重ねられている可能性も脳裏に去来するが、同時に吸血鬼の名が上がれば意識はそちらに切り替わり「ほう、ならば伝えておいてやろう。利巧な小僧が会いたがっている、とな」背後でゆうらゆうら、優雅に尻尾を複数揺らす。パパとママ、その単語にちくりと胸のどこかが痛むのに気付かない振りをし、澄ました顔で「男の吸血鬼は傲慢で、そちの様な幼気な獲物にも容赦なく不遜に振舞うだろう。女の吸血鬼は多情でな、気に入られれば多少厄介。どちらがよいかな」懇切丁寧に注意事項を挙げるのは、貴方が後悔のない選択を出来る賢さと強さを持った子だと信じているが故。吸血鬼に貴方が喰われてしまわない保証などない、これは危険なやり取りだ。けれど自身がいつでも貴方の傍に居てやれるとは限らない。多少のリスクはあれど、貴方を孤独に放っておくよりはマシだろう)




943: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 20:51:03




>ギンハ

__ありがとう、ギンハ様(少し回り道をして伝わって来る彼の答え、憎まれ口に悪意が無い事を察してかこくりと頷きながら返したのは感謝の言葉だった。情報を拾い集める事に夢中になっている内にすっかり意識の外へ追いやられていたものの、優雅に揺れる尻尾がちらりと視界の端を掠めればつい目で追い掛けてしまう。少し前まで掌の中にあった極上の手触りをほうっと思い返していたが、また新たな情報を与えようとする彼の意図に気付くとはっとして注意をその声へ戻した。吸血鬼はこの屋敷に2人居る__存在そのものが未だ信じ難いものであった筈の吸血鬼。会ってみたいと言う好奇心と手放しに安全だと喜べる存在では無いのだろうと言う不安とが、不思議な高揚感を齎していた。こんな気分になったのは初めてかも知れない。そう思えば思うほど駆け出してしまいそうな好奇心の手綱を今一度握り直し、「レディの扱いは心得ておけって、いつも言われてたんだ。僕にも出来るかな…頑張ってみるよ。女の吸血鬼さんに、僕がこう言ってるって伝えておいて__"お手をどうぞ"って」と、片手を差し出しながら微笑んでみせ)




944: ギンハ [×]
2019-09-23 21:19:52



>ヴィンセント

__フハハ!末恐ろしい小僧よの(弱冠十歳かそこらの少年にしては、随分様になっているエスコートに一瞬瞠目。次いで弾ける様に笑ったのは、その姿の中にまだ愛らしさといじらしさが存分に残っていたから。淑女に対する作法も弁えているらしい貴方の頭、サラサラとした金糸を弄ぶ様に尻尾の先端で擽って「あまり愛想を振り撒くでないぞ、何を隠そう吾等は怪物なのだからな」幻想ばかりを持たせるわけにはいかぬと、すかさず顔の前に食指を建てて釘を打つ。その割には、貴方が此処へ連れ去られた真の理由には触れようとしないまま、何かを閃いたと手槌を打って「淑女を部屋へ招くのだ、持て成しの品がひとつも無いのは無礼であろう。__ほれ」手のひらを上に、指先を貴方へ向け、手首を自身の顎先に添えてふわりと息を吹きかける。すると淡い黄金色の光の粒子が瞬く間に何かの形を生し、貴方の手元へとひとりでに収まって「例の吸血鬼が好む花だ。そちからのお近付きの印とするがよい」花の名はラナンキュラス。それは吸血鬼の女が、人間界に咲くものの中で贔屓にしている花で)




945: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 21:38:56




>ギンハ

うん、うん__分かってるよ、ちゃんと(そっと擽る様に髪へ触れる尻尾の先端に片目を瞑り、忠告とも言える彼の言葉に今一度確りと頷く。"吾等は"と、噛み締める様にその一言を頭の中で復唱した。どんなに親切にしてくれようとも、彼らが己を家族の元から攫った身である事に間違いはないのだ。撫でる手の心地良さにも似た尻尾の感触に気が緩んでしまわぬ様にと一度ゆっくり瞬いた。無論、彼が伏せたままの事実については何も知らず、知ろうとすらしていない。言いつけを守り良い子に過ごしてさえいたら__そんな期待が無いと言えば嘘になる。ともあれ、新たな出会いを前に期待と緊張とでじわじわと体が温まり始める頃、不意に彼の指先が向けられると自然に其方へ注目した。円い目でただじっと見詰めた先、小さな光の粒が美しい花の形を成す様に「うわあ…!」と、抑えようもなかった感嘆の声を漏らすと「すごい、これ本物の花なんだ…すごいよ、ギンハ様!ありがとう、僕上手くやってみせるよ」、そう言って掌の中で確かに咲いているラナンキュラスの花弁を指でそっと撫でてやり)




946: ギンハ [×]
2019-09-23 22:11:56



>ヴィンセント

__本当に、解っておるのだろうな(聡明な貴方はきっと理解しているはず、それでも再三釘を刺さずにいられない理由は2つ。まず、珍しくも自身の嗜好に相応しい獲物が、好奇心が過ぎて呆気なく他の怪物に喰われてしまうのではないかという、自分勝手な懸念。次いで、今しがた出会ったばかりの人外から、怪しげな術で生成された花を、嬉嬉として受け取ってしまう毒気のなさ。「怪しき者からは菓子や玩具を受け取らぬ。“良い子”の基本であろう」貴方が目を輝かせて花を受け取ってくれた事は、自身にとって紛れもなく喜ばしい事。けれど同時に、その無鉄砲さが怖くもあり。「吾はそちのような幼子には対価を要求せぬ。だが中には業突く張りの怪物もおるのだ。そちの慧眼でしかと見極めるのだぞ」ギンハは“大丈夫な”怪物、きっと貴方はそう判断したのだろう。しかしまだ見ぬ黒薔薇の住人の中には、“大丈夫じゃない”者もいる。貴方を可愛く思うが故の老婆心から口酸っぱく忠告を紡ぎながら、ふさふさの尻尾の先で鼻先を擽って)




947: ヴィンセント・エイヴリング [×]
2019-09-23 22:17:48




>ギンハ

(/交流の最中ですが、背後より失礼致します。最後にきちんとお返事をした上で締めさせて頂きたかったのですが、本日はそろそろお暇させて頂きます。御無礼をお許し下さい。また次回、続きから交流を再開させて頂けますと幸いです。夜分遅くまでお相手して下さいましてありがとうございました!トピ主様と屋敷の皆様に素敵な夢が訪れますように。おやすみなさいませ。)




948: ギンハ [×]
2019-09-23 22:45:15



>ヴィンセントPL様

(/態々ご挨拶有難うございます!無礼などとんでもございません、此方こそ楽しいお時間を有難うございました…!背後様とヴィンセントくんにも、素敵な夜が訪れますように…!)




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