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60:
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2018-11-17 01:10:03
銀弧 ▷ >56:ふみ
(貴方が此方へ戻ってくることにほっと胸を撫で下ろす。あのまま貴方が階段を登り続け、あまつさえ鳥居をくぐってしまうような事があれば、妖狐にはもうどうすることもできない。貴方を嫌っているわけではない──寧ろ好奇心から貴方に好意的な妖狐にとって、貴方を引き止めることに成功したのは喜ばしいことで。貴方の諌めるような言葉と視線にはびく、と一瞬体を固くするものの、先程までの焦った様子はもう見られない。「ごめん。君を誤魔化すにはそうした方がいいと思って……。」と謝罪を述べながら視線は石階段の下。橙に染まる古い街並みの中には貴方が人間であるということを知られては都合の悪い者がいるのだ、と言外に告げる。名前を呼ばれればふ、と視線を貴方の下へ。呼ばれた事が嬉しいのか耳はぴんと立ち、貴方の一言一句を逃さぬようにしているかのよう。しかしながら貴方の様子が少しおかしいらしいと気付けば、じぃっと貴方の煌めく黒曜石を覗き込んだ。風に吹かれれば貴方がこの場から消えてしまいそうな、そんな予感から思わず貴方の手を再び握って。「何か、持ってたりしない?」どうにも荷物を持っているようには見えないが、もしかしたら衣服の中に何か持っているかもしれない、その中に名前が書いてあったりしないだろうかと貴方に確認を促して。)
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黒縄 ▷ >57:苑
(貴方の厚意に「嗚呼。」と相変わらずの短い返事を。困る事があってもきっと貴方に言うことはないだろうが、貴方の思いを態々否定するのは非合理だと思ったらしい。戸を開いた外側も変わらぬ色の光で満たされているが、進んで行くうちにどうも昨夜貴方を平屋へ連れてくるまでとは様子が違うということが解るだろう。人影はすこし多いように感じられ、しかしながら貴方を見つめる視線はギラギラとした敵意はあまり見受けられず多少の困惑を示すのみ。貴方からの質問にどういう意図で問われたのかわからないといった風な沈黙の後「そうだが。」と返答を。最もこの烏天狗が特に他者との関わりを絶っているのみで、常世全ての妖がそうというわけではない。貴方と烏天狗のように共に連れ立って歩く妖達の姿も見つけることができるだろう。何故突然そんなことを、と気になるのか貴方の方をちらと見やり。)
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銀弧 ▷ >58:鮮
(貴方の見つけたその何かを一緒に覗き込む。そこには妖狐にも問題なく読める文字で貴方の数少ない情報が記されている。名前、性別、年齢、……診察券というもののがどういったものなのか、それから並んでいる多数の番号の意味も妖狐には理解し難いものだったが、貴方の様子が随分と落ち着いた様に見えて安心して肩の力を抜き。「ふぅん……良い名前じゃん、鮮。」貴方の名前を口にしながらにっと口角を上げる。鮮やかと書く名前を持つ貴方ならば、この常世の中でもきっと埋もれてしまうことはない、そんな予感。「ん?」と首を傾げながら尻尾をゆらり「何処って、僕のお世話になってるとこ。其処なら人間が相手でも大丈夫だと思うんだよね。何処にも行く宛てないならおいでよ。」と至極当然であるかの様。はっと何か思いついた様な表情を浮かべると「もしかして、上に行きたかった?」と声を潜めて問いかけて。貴方はあの先に何がいるのかも知らない、もし上に行きたいというのなら、妖狐はそれを止める心算で緊張気味に貴方を見つめていて。)
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