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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
361:
ジゼル・キャンベラ [×]
2018-10-15 01:36:49
>ラザロ
(問いには無言を。こちらを覆い隠すように広げられた翼はあらゆる猛威を以て捕食する鷹を彷彿とさせた。息を飲んだ瞬間には眼前に迫っている。恐怖を覚える暇もなく鮮やかに彼は己を獲物として捉えているのだ。舌なめずりはいかにもといった具合で、食事。それはどうやら私のことだったらしい。餌、と明確に位置づられているのだ、私は。そのことをやっと理解する。__しかし、嫌悪感を覚えないままにやっと的を射た、といった風に強張っていた相好を崩せば、わずかに微笑んだ。「お腹が空いているのか。__それは辛いな、もっと早くに私を起こせばよかったのに。」まるで己が食われることに一切の抵抗がないとでも言うかのように触れ合った鼻先を擽る様に緩く動かし、ふふ、と笑い声を零す。脅し文句も何のその。目を細め慈愛に満ちた目で相手を見つめ返せば、言われたとおりに大人しく座り込んで。ただ震えは止まらない。それは明らかに体が拒絶していることを表しており、それでも変わらず穏やかな口ぶりで広げられた翼を見つめては綺麗だな、かっこいい。と高揚した声色で呟いて、)
362:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 01:45:34
>ドロシー
……ふふ、早くなった。(貴女に嘘偽りを吐いたことなんて、出会ってこの方一度もない。だからこそ、真摯に伝えた言葉を、貴女が謙遜することなく受け止めてくれたことが嬉しくて。貴女と瞳を合わせて、指先から伝わる鼓動をつい揶揄ってしまう。ブレスレットを眺めては堪えきれない笑みを浮かべてくれる貴女、そんなに喜んでもらえるなら本当に良かった、と心の中で喜びを反芻。暢気に幸福感に浸っていると、そこへ一石を投じたのは貴女の小さな溜息で。獲物と捕食者、貴女と私はその関係――でも、だからこそ、「一人になんてさせないわ」ぽつり、呟くように、けれどはっきりとした口調で。ある種の恐怖すら与えてしまうほど、迫力の籠った一言になってしまったことに後から気付いて「…私は、貴女を、一人にさせたくないの」まるで懺悔するような声音で、眉尻をしゅんと落としては視線を逸らし、虚空を見詰める。それがバケモノの我儘だと分かっていても、ただのエゴだと罵られても、決して変わらない本心であることだけは貴女にきちんと伝えたくて。無意識のうちに、貴女の左胸に添えた手は拳を握り、小さく震えていて)
363:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 01:54:10
>ジゼル
――……あァ?(震えて泣き喚くか、声も出せず失禁するか。若い女を捕食する時のお決まりのパターンを今回もなぞるだろうと、高を括っていた内心は貴女の微笑み一つで一蹴されて。口から漏れ出たのは、不敵な捕食者には似合わぬ素っ頓狂な声。それに合わせて片方の眉をアーチ状に歪めては「……お前、本当に人間かよ」心底信じられない、そんな心境をそのまま声に出して怪訝そうな瞳でまじまじと貴女を見詰めつつ、一旦顔の距離を離す。依然として少し手を伸ばせばすぐに触れられる距離だが、何故か貴女にはその数十倍の距離を感じて「…震えてンじゃねえかよ。」ちらりと視線を落とせば、貴女の華奢な肩が震えていることに気付く。恐怖は感じているということか、と内心でどこかほっとしつつ、貴女の肩へ手を添えるように掴んで「いいか、もっかい言うぞ。俺は、今から、お前を喰う」まるで言語が通じない者を相手にしているかのように、ゆっくり区切りながら現実を告げる。どうだ怖がれ、怖がってくれ、と、無意識の内に祈りつつ)
364:
エヴァン [×]
2018-10-15 01:58:05
(/背後のみから失礼します。大変申し訳ないのですが、そろそろ瞼が開かなくなってしまいそうでして…!よく見たら先程の書き込みも、間違えて下げてしまっていてすみません。散歩もまだまだ始まったばかりですので、次回に是非続きからさせていただければと思っております。本日もお相手ありがとうございました、お先に失礼いたします…!)
365:
ドロシー [×]
2018-10-15 02:13:42
>マリーシュカ
っ、だ、だって…嬉しかったから…。
(鼓動の早さなど自分の意思ではどうにもならないもの。嬉しさによる興奮と緊張の混ぜ合わせで早まった心臓の動きはやはり彼女には分かってしまったようで、だって、なんて言い訳してみるも誤魔化しきれておらず。元より彼女は、こんな自分を直ぐに食べてしまったりはしなかった。食事、と言われたのも最初だけ。交流を重ねていくうちに二人の間にあった裏の関係性というものが着々と薄れていた。今、こうして滲み出てきてしまったその裏側が、自然と自分の眉間に皺を作っていて。そんな折、聞こえた呟くような声。その言葉の発生源である彼女の顔へと視線移し。小さい声量ながらも、何処か強い思いを感じ取れるその言い方が耳に残るようで。一人にさせたくない…─そんな台詞と、彼女の憂いを帯びたような表情。自分の左胸に置かれた手が小さく震えていることに気が付くと、咄嗟にその手の甲の上に両手を優しく覆うように触れさせて「貴女のその思いは、ちゃんと分かってる。私は…貴女の事を、信じてるから」以前に自分が母子家庭であったことを話した時もそう。彼女は自分のことをちゃんと想ってくれていた。そんな優しさを充分、分かっていると伝えれば、彼女の拳を覆っていた両手に力を込めて)
(/主様、絡みの途中ですが…背後の眠気の方が限界を迎えてきております…!まだまだ物語を紡ぎたい気持ちは山々なのですが、このままだと寝落ちをしてしまいそうなので、その前にご挨拶をと思いまして…。次回タイミングが合った際にまた続きからお願いしたいと考えております。それでは、本日もお相手ありがとうございました。良い夢を…!)
366:
ジゼル・キャンベラ [×]
2018-10-15 02:21:41
>ラザロ
…?__それが?
(離された距離は少しだけ。それでも思案気に寄る眉はもちろん自分へのものではない。相手に向けられたものである。人間かと疑われた。それがいけなかったのだろうか。もう少し怖がればよかったのだろうか。怪訝そうに眺める相手の意図が読めないまま肩に手が置かれた後に告げられた言葉に緩く首を傾げるばかり。上記を不思議そうに問い、すると一つの結果にたどり着いたと言わんばかりに表情を変え、「…もしかして食欲が失せてしまったか…?私では君を満足させることはできない?」心底申し訳なさそうに相手を見、目尻を下げる。己が人間らしくしなかったから。彼は狙いを定めた獲物を放り出したのだと、そう勘違いすれば突然立ち上がり、ベットの上、彼のいる場所から逃亡を図ろうと企て。彼のために”人間らしく”しようとしているのに彼自身にけがをさせては本末転倒だろうとタックルは取りやめにし、隙間から不意を突いて逃げ出そうとして、)
367:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 02:33:18
>エヴァン
(/いえいえ、本日も遅くまでお相手頂いて有難うございました…!遅い時間ですし、眠気と戦いつつお返事して下さったそのお気持ちが嬉しいので、どうかお気になさらず!勿論次回お会いできた時は、じっくり散歩の続きを楽しんでいければと思っております。わざわざ御挨拶有難うございました、どうか素敵な夢を…!)
>ドロシー
…あら、本当に嬉しいだけ?(くすくす、と楽しげに肩を揺らして悪戯っぽく笑いながら、貴女の瞳を覗き込むように再び距離を詰める。貴女の言い訳染みた言葉はとても可愛らしくて、ついついもっと揶揄いたくなってしまって。バケモノである自分と貴女、2人がこうして他愛もない時間を過ごせることは奇跡なのだろうか。歩み出す場所を間違えれば、足元の薄氷が割れて冷たい水底へ沈んでしまうような、悪い予感が胸をよぎって思わず眉を顰める。けれど、貴女の暖かな体温が震える拳を包み込んでくれれば、悪い夢から覚めた様な心地で視線を貴女の顔へと戻して「……そうよ。私は、貴女を――、」食べたくない、と言いかけて言葉に詰まり、結局は声になり損ねた吐息が絞られるように排出されたのみで。本当に自分は、貴女を食べたくないのだろうか。貴女のことを、最早ただの獲物と割り切れないほどには、深い所まで降りてきてしまっている気がして――そういえば、貴女と過ごしている時間、飢えや渇きを感じたことはなかったのだと、此処に至って初めて気づく。けれどそれは、人間の血を啜るヴァンパイアのアイデンティティを否定しかねない大問題で。それに気付いてしまったら、冷たい自分の手を包み込む貴女の体温が、途端にひどく現実離れしたもののように感じてしまって「……私、どうしちゃったのかしら…。」遠慮がちに貴女の手から拳を引っ込めつつ、足を組んで前傾姿勢になり、思い詰めた声音で呟きながら片手で額を抑えて)
(/あああ、遅い時間までお付き合いさせてしまって申し訳ございません…!本日も楽しいお時間を有難うございます、眠たい中わざわざご挨拶まで痛み入ります…!次回お話させて頂ける時を楽しみにしております、どうぞいつでもお越し下さいませ。暖かくしてお休みください。良い夢を…!)
368:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 02:42:31
>ラザロ
……は?、え、……あ?(もう頭の中はパニックだった。貴女の表情や言動、一挙手一投足が予想外の連続で、訝しげに眉を寄せたまま口から零れ落ちるのは明確な意味を成さない音だけで。バケモノの食欲が失せた、と思うなら、貴女が浮かべるべきは安堵の表情の筈。なのに事もあろうか謝意を表すように表情を歪める貴女に、捕食を前にして湧いていた血が勢いを失くしていくのが実感できる。ふと、脇から貴女が逃げ出そうとするのを感じ取れば「、ちょ、オイオイオイ。逃がさねえよ?―何だよお前?!」がし、と強い力で貴女の腕を掴めばずるずると己の眼前に引きずり戻す。しかし貴女の行動は全てが己の虚を突くもので、正直こんなに扱いに窮する獲物は今まで食べてきた数多の中でも初遭遇の逸材で。「心神喪失、ってヤツか?なら楽なんだがよ、ええ?」片手は貴女の腕を逃がさないようにがっしり掴みつつ、もう片方の手で貴女の顎を、ぶに、と掴んで軽く上下に揺すりながら詰問を。感情や正常な精神が欠落しているが故の行動なのか、それとも正気の上での行動なのか…前者であれと願う気持ちを言葉に出しつつ、貴女の正体を探ろうと詰め寄って)
369:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 02:43:30
>ジゼル
(/済みません、うっかり宛名ミスです…!>>368はラザロ、ではなく勿論ジゼルさん宛てで御座います…!)
370:
ジゼル・キャンベラ [×]
2018-10-15 03:15:24
>ラザロ
んぐっ、…ふふ、こら、やめなさい。
(がしり、と掴んだ手はあっけなく先程の場所へと逆戻りさせた。もはや逃げたということにもならない距離であるが、これでどうかと顔を上げた先には己の期待していた表情は無く、あからさまに気分が下がってゆくのが分かる。どうしたら彼は食欲を取り戻してくれるのか。それだけが頭の中をぐるぐると回っている。やや俯き加減に考え込んでいると突然に顎を掴まれ揺すられる。最初こそは目を白黒させていたものの相も変わらず食欲に飢えた目はしていないが、触れたことから食欲につながるかもしれないと思えば笑みが戻り。揺すられながらまるで子供を宥めるように注意をするその表情は楽し気で。「ウーン、別に心神喪失しているわけではないな。…ただ、私は君を喜ばせたいだけだが。」今更そんなことかと言わんばかりに苦笑を漏らし、それがまるで至極当然かのように述べると、口を開け勢いよく唇を噛んだ。血が一滴二滴と浮かび、紅いつぼみができる。)
__…これでもだめか?
(/ いえいえ、お気になさらず!態々ご訂正ありがとうございます。 )
371:
ラクシュエリ/ラザロ/マリーシュカ [×]
2018-10-15 03:24:32
>ジゼル
……俺を、喜ばせる…?(鋭い鉤爪つきの手で顎を掴まれるなんて、刃物を喉元に突き付けられているのと同義なのに、貴女は楽し気な様相さえ見せる。これはいよいよ手に負えないかもしれない、と言わんばかりに、あんぐりと口を開けて顎を掴んでいた手を放して。貴女が何をどのようにしてその発想に至ったのか想像もつかず、ただただぐるぐると混乱する脳に頭痛すら覚える。「―っオイ、馬鹿…!」不意に貴女の自傷行為、口元の怪我は案外血が出るもので。普段は旨そうだと食欲をそそられる筈の赤い花も、混乱している今では心配の方が先に顔を出して。しかし、唇を噛んだ後の貴女の言葉を聞いて漸く少しだけ合点がいったような気がして、それを確信に変えるべくもう一度貴女にずい、と顔を寄せて「…それも、俺を喜ばすためにやったってことか…?お前は、俺に喰って欲しい…のか?」問い掛けながらも、唇の傷口との距離が縮まればその分新鮮な鉄の香りが匂い立つ。萎えた食欲が再び顔を覗かせるような空腹感を少しずつ取り戻しながら、貴女の返答を待って)
372:
ジゼル・キャンベラ [×]
2018-10-15 03:53:06
>ラザロ
__ああ。だって、私を食べたら君はお腹が膨れて幸せになるだろう?
(ああ、やっとその気になってくれたのだと滴る鮮血を拭うこともなくただただ穏やかに微笑めば、頷きを一つ。寄せられた顔に抗うことなく見つめ返せば、目を細めまるで言うことの利かない子供に言い聞かせるように「君が望むことならなんでも。私は君が喜んでくれれば嬉しいんだ。」と。その表情は優しく穏やかな母親の笑みのようでもあったが、同時に神に身を捧げる盲目的な信者のようでもあり酷く痛々しくも見えただろう。己があの時、唇を噛もうとしたときに彼が制止をかけた意味もわからないまま、これで彼は幸せになるのだと信じて疑わずにいる。「…うん、これで君も見納めかと思うと少し残念だな。その翼、とても綺麗だから。」もしかしたら食べられてしまうのでは、との雰囲気であるのに甘い言葉はいまだ健在であるようで幸せそうな笑顔のまま彼の行動を待って、)
373:
執事長 [×]
2018-10-15 16:47:32
>ジゼルPL様
(/昨夜は遅い時間まで有難うございました、寝落ちを大変失礼致しました…!次回タイミングが合いました時に、捕食を楽しんで頂ければと思います。ジゼルさんに翻弄されっぱなしでしたが、とても楽しいお時間でした!是非またいつでもお越し下さいませ…!)
374:
執事長 [×]
2018-10-15 22:20:03
>只今より3名様を募集させて頂きます!基本的には交流の少ない方を優先させて頂きますので、一見さんもお気軽に…!
>参加にあたっての質問や相談等も、お気軽にどうぞ…!尚、二度目のご来館の方はPF提出の際にロルテストは必要ございません。誰を指名するかを当方にお伝えくださいませ!
▼ 世界観・規則(>>1) ▼
▼ 提供(>>2) ▼
▼ 捕食専用提供(>>193) ▼
▼ PFシート(>>3) ▼
▼ 嗜好(こちらはあくまで当方の好みなので、ご参考程度に。) ▼
・萌え… 人懐っこい / 依存気質 / 好奇心旺盛 / 甘えた / 寂しがり / 独占欲 / 情緒不安定 / 大人びた / 色気のある
・萎え… 常に受け身 / ぶりっこ / 敬語 / 無関心 / 過度な電波・天然 / 下品 / 弱気すぎる
▼ 大切な“お食事”のメニュー ▼
◇ノア(>>144)
◇シオン(>>15)
◇ドロシー(>>147)
◆エヴァン(>>196)
◆ギルバート=オークウッド(>>235)
◇レベッカ・アンダーソン(>>237)
◆ルシアン(>>318)
375:
ノア [×]
2018-10-15 22:42:01
(/主様、こんばんは。____________、お相手してもらって良いですか?即会話の回収されても良いので良かったら、お願いしたいです。一か八かです。ダメですか?)
376:
ルシアン [×]
2018-10-15 23:00:32
(/今晩は、先日はお相手のほど有難う御座いました!お相手に余裕がありそうでしたら、是非とも当方もお相手の立候補をさせて頂きたくお声掛けをさせてもらいました。もし可能ならば前回の続きから投稿させていただくつもりです。ただ長文になってしまいましたので時間的なゆとりも考え困難でしたらまた後日伺わせて貰えればと思います…!ご検討宜しくお願いします。礼)
377:
執事長 [×]
2018-10-15 23:12:19
>ノア
(/今晩わ、ご来館ありがとうございます。勿論大歓迎ですよ、是非お相手させて下さいませ!前回の続きからをご所望の場合は、最後のレス№をお伝え頂いてもよろしいでしょうか。新たな場面からの交流をご希望の場合は此方から絡み文を出しますので、お返事よろしくお願い致します…!)
>ルシアン
(/今晩わ!お越し下さり有難うございます。是非とも、今宵もお相手をお願い致します…!当方は明日がお休みなので、PL様のお時間が許す限り深夜までの交流が可能です、どうか時間の点はお気になさらず…!お返事、お待ちしております!)
378:
ノア [×]
2018-10-15 23:22:38
(/はぁ、変に緊張しちゃいました。もう少し待った方が良いのかなと。改めましてよろしくお願いします。前回の続きをと思っているのですが……一応、>305です。でも、新しい場面の方が良いのか、悩んでしまいます。気持ち、前回からです。)
379:
ルシアン [×]
2018-10-15 23:23:16
>ジェイド
…あ!(与えられた解に盲点だったと言わんばかりに、大きな瞳を真ん丸に見開き己の服装を見下ろす。確かにあちこちに極彩色が飛び散り、堂々とヒントをぶら下げている。まさに今その事実に気付いた、と肩を竦め照れ笑いを零し。「それでも凄いや!だって興味がないとそこまで見てくれないでしょう?少なくともジェイドさんにとって僕は興味ある対象って事だね」自分のお間抜け加減をフォローするつもりはないが、興味のない意識外の人間に対しては案外皆外見など見ていないものだ。自論を述べ得意げにふふん、と胸を張り、「それでいくとジェイドさんの尻尾とか耳に気付いた僕も、とーってもジェイドさんの事を意識して見てるって事だ!」大っぴらに恥ずかしげもなく告げられるのは、子供故の無知からくる強み。絵を褒められたこともそうだが、何の含みもなくモデルの件を承諾されたことに嬉しさは募るばかり。頬を薔薇色に紅潮させ、"わーい"と両手を挙げて歓喜を示す。「うーん、僕もモデルしたことないし、ジェイドさんがモデル第一号だからよく分かんないや。でも大丈夫だって!そこに居てくれるだけでバッチリだよ!」両手を後頭部で組み、能天気なまでの笑みで、何とかなるでしょうのニュアンスを含んだ返答をする。実際自分はデッサンも勿論の事だが、ジェイドと共に過ごす約束が出来たことが嬉しいのだから。撫でられる感触にくしゃくしゃに目を細め、へへ、と笑み一つ。彼の反応は思ったものではなかった。何かを隠しているもの特有の後ろめたさを孕んだ表情。自分が此処にいる理由と何か関係するのだろう。藪を突っつき早死にする趣味はない。物を分かっていないフリをするのはお手の物。あれ?と首を傾げ「あ!ひょっとしてジェイドさん耳弱いの秘密だった?みんなに知られたら、触られちゃうもんねえ。うん!これは僕とジェイドさんだけの秘密にしよう?勿論僕が耳弱い事も内緒だからねっ」明後日の方向に勘違いしてみせては、人差し指を口元に添え約束だよと輝くような無邪気な笑みで伝える。一心不乱に食事をしてしまった自覚はある。礼儀など習ってこなかった、食べ方が汚い事も知っている。きっと初見で見たものは汚らわしいモノを見るような目で見るだろう。過去にそんな経験があった。だから彼から叱責が飛んでくるのではないか、と危惧しぎゅっと両目を瞑りやり過ごすつもりであったが、予想に反して掛けられた声は温かな気遣いに溢れたものだった。最初は信じられず、パチパチと瞬きを行い、彼の顔を凝視してしまう。じんわり心に染みる優しさは痛いほど。ソースを拭かれた事にさえ気付かぬほど己の中に齎された影響は大きかった。「だ、食べる゛…っ!うう、ジェイドさん良い人すぎるよ゛〜〜っ!」涙で聞き取りにくく掠れた声を張り上げながら、この機会を逃すものかとパクパクと料理を目一杯口に放り込んで。もぐもぐ食べながらも瞳からじわりじわり滲み出る液体は止められず、暫く咀嚼音に交じって鼻をすする音が続き。軈て涙も落ち着き、食欲も落ち着いた頃には目元は若干赤いものの、その表情はスッキリしたもので。はぁ〜と幸せな溜息を零し、膨れたお腹を片手で撫でさすり。「お腹いっぱいだぁ!もう入らないや。とっても美味しかったよ!ジェイドさんもコウモリさんも有難うね、ご馳走様でしたー」両手をパンと顔の前で合わせ終了の合図を送る)
(/お返事有難う御座います。早速ですが前回の続きを投下させて頂きましたのでお時間の許す限り宜しくお願いします!また前回お話させて頂いた件に関しては次回までには、と思っておりますのでまた纏まり次第投稿させていただきます礼。蹴り推奨)
380:
ジェイド [×]
2018-10-15 23:47:25
>ルシアン
……、そうだな。お前の言う通りだ、ルシアン。(貴方の一挙手一投足は、悉くバケモノの心の琴線を揺さぶる――良い意味でも、悪い意味でも。貴方に興味が無い筈がない、その理由は言わずもがな、自分が貴方を喰らう怪物だから。そして心のどこかで無意識の内に恐れるのは、貴方が真実を知った時、その無邪気な笑みを向けてくれなくなることだ。そんな心の陰りを振り払うように、貴方の頭をぽん、と一度だけ撫でれば肯定の返事を。「それはどうかな、これに気付かない方がよっぽど難しいと思うが」したり顔の貴方、子供特有の厭味のないそれに思わずくすりと含み笑いを。尻尾を大きくゆらりゆらり、耳をぴこぴこと動かして見せながら、こんな異物が頭に付いていれば誰でも気づくのではないか、なんて貴方を揶揄うように鼻先へちょこん、と触れて。「…そうか?絵描きさんが言うなら大丈夫なんだろうな、楽しみにしてるよ」惜しげもなく、表情や所作の全てで喜びを伝えてくれる貴方に、ふと目元は緩んで。座っているだけでいいのだろうか、モデルをきちんと務められる自信は無いが、貴方が応と言うならこれ以上追及はしない。約束、と言わんばかりに貴方の眼前へ小指を差し出して。貴方が首を傾げたのを見てから、しまった、と反射的に思う。複雑そうな表情を貴方に見せて困らせる気は無かったのだが、元来嘘を吐けない性格は、開けっ広げな貴方の前では表情すらも素直にさせすぎてしまうようで「誰にも内緒、だな。もし喋ったら――、こうしてやる!」慌てたように取り繕った笑みは、少し歪になってやしないだろうか。それを誤魔化すように、がばりと貴方に密着するように接近し、大きな両手で貴方の脇を擽って。いきなりポロポロと涙を零した貴方に「、どうした?!よしよし、泣くな泣くな…!」わたわたと狼狽し、貴方の涙や鼻水を紙ナプキンで何度も拭うその様は、まるで赤子の世話に慣れない新米パパを彷彿とさせて。涙声の貴方の言葉を聞けば、感激と同時にまたしても罪悪感がドロドロと胸中を汚す。自分は決して“良い人”などではない――、いつかは真実を打ち明けなければならない。でも今は、貴方の食事を邪魔してしまう、と全ての言葉を飲み込んでは新しい言葉を用意して「…おう、腹一杯食べれて良かったな。これからはお前の部屋に食事を用意させるよう、コウモリ達に頼んどくよ」きちんとご馳走様の挨拶をした貴方へ、此方も満足げな視線を送る。この食堂は一人でも利用できるが、この屋敷の中を幼気な貴方単身でうろつかせるのはどうにも危険が大きすぎる。他のバケモノにあっさり喰われてしまわないように配慮をしつつ「―じゃあ、部屋に戻るか。風呂も入らないとな、」がたり、椅子から立ち上がれば、タイミングを見計らったように使い魔たちが食器を下げてゆく。貴方の部屋へと戻る道案内の為、手を差し伸べて)
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(C) Mikle