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オリジナルキャラなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
67：
久我 樹 ( 4 / 7 ) [×]
2018-02-22 12:08:51
※全体的に長くなってしまいすみません、少しずつ短くしてまいりますので最初の内はご容赦を。
＞63 白浜
正直、喰っててもまるでわかんねぇ。見た目だけは趣あっても全っ然味しないからな……おまえ、白浜、だったっけ？
（不意にかけられた静かな声に、咀嚼したミートボールを花びらごと呑み込みながら其方へと顔を向け、不躾にも一瞬だけ彼女を眺めまわしてしまった。
毛先のみがふんわりとうねるココア色の豊かな髪、此方……ではなくその弁当へと注がれる、妙にまっすぐな蜂蜜色の瞳。特に着崩すこともなくきっちりと纏った制服の下には、ごく健康的にほっそりとした、桃の果肉にも似た白さの身体。抱いた第一印象は「あ、なんか色合い的に美味そうな女子だ」というあまりに酷いそれであったが、しかし今朝のＨＲ時の自己紹介で居眠りしなかった功労からか、その名をかろうじて記憶している。彼女の不思議そうな質問に薄く笑って答えながら相手の苗字を呼んだその時、その片手にゆるりとかかった赤いミサンガにふと己の目が吸い寄せられて。
──ミサンガ。「願いごと」を込めた紐。無論年頃の女子ならば、単なるアクセサリーとして付けることも多いだろうし、必ずしもその人格の核心に触れるような願いを込めているとは限らない。それでも、少なくとも己の場合は「望み」を懸けてこのゲームに参加しているという事実から、彼女の正体を知る糸口をつかんだ、そんな風に考えてしまった。
人との出会いは最初が肝心、出会って５分以内の会話がその後に影響するという。今を逃せば、互いは単なる同級生、それ以上の関係にはなかなか踏み込めなくなるはずだ。情報戦を制するためにも、交流しておく方がいい──そんな冷徹を過ぎる程の打算から、彼女の手にあるアンパンに目を走らせて驚いたように呟くと、己の弁当にある桜の舞い込んだ主菜・副菜を行儀悪くも箸で示し。）
つーか、それだけで昼飯足りんの？ 何ならちょっと喰うか、これ。俺弁当はいつも余分に持ってきてるし、ちょっとつまんでほしいくらいなんだが。
（/白浜宝背後様、ご丁寧にありがとうございます！絡んでくださり感謝です。こちらは少々冗長にしてしまいがちなのですが、これから少しずつ合わせて参りますのでお見逃しいただければ幸いです。展開は特に希望なしとのことで、お互いの好きなようにゆるゆると絡んでいければ。何かありましたらいつでもお声がけくださいませ！）
＞64 鈴鳴
……おう、こんにちは。今朝のＨＲで顔と名前を知った気はするが今秒で忘れたわ、とりあえずテメーの「秘密」を挨拶代わりに教えろや。
（クラスメイトとの交流を是非とも図りたいところだが、まずは手に入れた情報を独りでゆっくり整理したい。何より、こんなにも天気の良い日に室内で食事を摂るのはあまりに勿体ないだろう。
そんな思いから弁当箱と資料を片手にひとり屋上への階段を昇り、誰もいない開けたそこで静かな昼時をのんびり優雅に楽しんでいたのだが。突如晴天を割るように響いた明るく元気で賑やかな声、続いて視界に飛び込んできたのはテンションも高く踊り狂う謎の少年。思わずぽかん、と大口を開け箸先からミートボールを取り落としていると、華麗なステップを踏んでいた少年が此方の投げ出していた脚に蹴躓き、漫画のようにすっ転んだ。……かと思えば、半身を起き上がらせつつ底抜けに明るい笑みを向けてきた、その彼の顔が、やたらと、本当にやたらと凛々しく整っているのが、その対極である己にはいきなり無性に腹立たしくなり。
壁に背を預けて座ったまま、こちらも一見実に爽やかな笑顔で応対しつつ。ひとりの昼休みの邪魔と脚にぶつかられた仕返しとばかりに、明らかに黒いものを滲ませた声で同級生に揺さぶりをかけ。）
（/鈴鳴蛍背後様、初めまして！絡みありがとうございます。当方All文では教室での昼食だったのですが、わかりづらい描写をしてしまい申し訳ございません……！屋上での昼食も気持ち良いので、せっかくですから合わさせていただきました。また今回、傲慢な久我が非常に無礼な態度をとってしまいすみません（もちろん久我は蛍君の名前を本当は覚えています）。ギャグ的な意味合いであり、今回の口の悪さはある種の親しみの表れというつもりなのですが、危ういラインなので御不快でしたらお申し付けを。せっかくのご縁ですので、（おそらく）マイペースな蛍君にこれから思う存分振り回していただけたら幸いです！）
＞65 四ツ目
お、いた。暇かね手品師さん、おまえに野暮用あんだけど……つっても、事務員の奴らがだけどな。
（初日の昼休みは、「秘密」を抱えるクラスメイトらと交流できるいちばん最初のまとまった自由時間だ。それを見越して、マイペースにも３時限目と４時限目の間に既に昼食を済ませておき、おまえさっき喰ってたろ、初日からあれはねぇよなどと苦笑もそこそこに声を掛けられ雑談をしていたのだが、何故だか担任に目をつけられて使い走りをするハメになった。
その内容が、「同級生の四ツ目を探して寮の入居書類を渡してきてくれないか」などというもの。何やら学校側の方で手続きに不備があったらしく、訂正した書類を彼女に渡してその内容を確認させ、放課後に事務室の方へ再度来させたいとの事らしい。それならあんたが直接本人に、というか女子探しなら女子にやらせれば、などという反論は「協調性が絶望的なまでに皆無のおまえがそれを培う貴重なチャンスだ」などというよくわからない理屈で無残に薙ぎ払われてしまった。何が協調性だ、生徒をパシるための単なるこじつけじゃねぇか、とぶつぶつ呟きながらも己が結局図書室へと足を向けたのは──しかし、よくよく思えばミステリアスな彼女と接点を持てる機会だと考え直したからかもしれない。
果たして、人気のない図書室の書架の間を縫うまでもなく、窓際に彼女はいた。女子にしては背が高いのにどこかカゲロウのように儚げな彼女は、しかし少々目立つ服装で、遠目に見てもそれとわかる。ジャケットを羽織って肩の華奢な線を隠し、細い脚を黒タイツで防御し、そして何故か両手にはマジシャンのような白手袋……かと思えば、よく見るとワイシャツのボタンの一番下が掛けられておらず、僅かに腹部の素肌が見え隠れしているという、男心を妙に擽る隙を忍ばせたスタイルだ。他クラスの男子たちが既に彼女の噂をしていたが、無理もない。そんな彼女に初日から（そうする名目を与えられて）声を掛けられるのは、幸運と言えるのだろう。しかしＨＲの自己紹介の印象からして警戒心は強そうだ、ならば最初は最低限の言葉を交わす程度にとどめておいた方がいい。そんな腹の内を素知らぬ顔で押し隠しながら軽い調子で声をかけると、同じく窓辺までやって来てから、手に持ってきた封筒を彼女の方に差し出して。）
（/四ツ目悠乃背後様、初めまして。久我背後です。ALL文を出されていたので、貴重な３枠の内のひとつを自分が埋めてしまっても大丈夫だろうか……と思いつつ絡ませていただきました。ロル内にて久我（及び勝手ながら他クラス男子）が少々年頃故の邪な視線を向けているところがありますが、不快でしたらお申し付けください……！ロルなどについても、長すぎて少々息苦しい、返事のロルを書きづらい、等ございましたら、遠慮なくご指摘いただければ幸いです。）
＞66 柏木
ん？ おお……これか、はいよ。
（春風というものは、気まぐれなうえに悪戯好きだ。また一陣、突然ふわりと教室内まで入り込ん高と思えばぐるぐると渦巻いて、立ち話をしていた女子生徒たちが煽られたスカートを抑えきゃあきゃあと声を上げた。男子たちは正直にもちょっとだけ雰囲気がざわつき、目を輝かせる者と慌てて逸らす紳士な者に二分される。こんな様子を見る限り、このクラスは本当にただの高校生と何ら変わりないんだがな……などと思いながら、前者寄りの己は涼しい顔をして弁当を平らげつつ、色めく女子たちの貴重な光景をのんびり眺めていたのだが。
不意に横からかけられたのは、まだ聞き慣れぬ静かな声。振り向くと、艶やかな黒髪を胸元まで流している、制服を正しく着込んだ清楚そうな色白の少女が、何だか申し訳なさそうな柔和な表情を己へと向けていた。その腰の低い物言いがあまりに穏やかなので驚きつつ、彼女の言葉を聞いて自分の足元に目を落とせば、確かにいつの間にやら一枚の紙が舞い込んでいる。勝手に取れとは流石に言えない。不安定にしていた椅子を正しい形に落ち着け直すと、身を屈めて此方の方で拾い上げ、彼女へと差し出して──しかし、それが例の「秘密」の資料であることに気づき、はっとして。
大人しそうな顔をしているが、彼女もまた、一年という長い期限を持つ生き残りレースの「敵」なのだ。……本当は他を蹴落とさずとも己の「秘密」を守り抜きさえすればいいのだが、もちろんそんなやり方は己の眼中などにない。ここはひとつ、どうせなら最初から切り込んでおいてみようか。完食した弁当箱を片付けつつ冗談めかした雑談を仕掛けると、最後の踏み込んだ一言と共に、彼女の深い青の瞳を流し目気味に見上げてみて。）
──面白いよな、このクラス。魑魅魍魎が高校生に化けてひしめきあってる魔窟、ってのが個人的な感想だわ。……柏木の「秘密」も、そこにあるうちのどれかなんだろ？
（/柏木知世背後様、初めまして。こちらこそ、知世ちゃんのPFの台詞からうかがえる並々ならぬ芯の強さや素敵な擬人法を用いた流麗なロルに心ときめいておりました……！展開のご希望は特になしとのことで、互いに流れのまま好きなように絡んでいけたらと思います。ご不満な点やご提案などございましたら、いつでもお声がけくださいませ！）
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