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ある日、森の中(〆)/1130


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1061: 占い師 [×]
2020-09-16 10:53:34


(/此方こそお付き合い下さりありがとうございます!友好的だけど、それだけじゃない人外感が出せていましたら嬉しいです!

では、妖精と洞窟で植物を育てる場面はどうでしょうか?魔法使いが来た痕跡も描写したいなと思いまして…!

次点は、ユニコーンイベントの進展
(情報収集、罠、方法の具体化)

その次は、魔女の対価関連(瘴気や使い魔関連が話題にあがらなかったので、背後様からその他でお考えがあるようでしたら、アイテム入手のお手伝いとか出来たらいいなと…!))

1062: 皐月 夜 [×]
2020-09-16 11:21:28



(/ めちゃくちゃ出てました!あ、ラナさんってこんな一面もあるんだ!と思ってちょっとワクワクしました!

あ、いいですねいいですね!何日に育てようって約束してて普通の野菜の種でも、魔法植物の種でも、いろーんなの育てたいですね!そして魔法使いさんが来た痕跡を見付けてハラハラする夜を描くのが今から楽しみです…!

ユニコーンイベントの進展も、ラナさんの対価のお話も、( 使い魔のお話を出すのを忘れていましたー!! )手助けが必要になるのでお手伝いをしてもらいつつ進められたらと思いますー!一先ずは作物の育成に励みましょう! )




1063: 妖精 [×]
2020-09-17 18:13:38



もうそろそろかしら
(時刻は昼頃、太く立体的な木の根が地を這うその下には、人間が一人、入れるか否か程度の穴と呼ぶべきか、入り口と表現するべきか。そんな洞窟前の根に妖精はちょこんと腰掛け、足を前後にぷらぷらと揺らす。緩く波打つ紫髪は、頭の天辺で一つのお団子にスッキリと纏め。服装は汚れても構わないよう、背中の開いた青と白のボーダーシャツに、紺のオーバーオールに、革製のショートブーツ。傍らには木の皮で編んだバスケットを携え。前方に目を向け、のんびりと友の到着を待っていて)

(/そう言って頂けて良かったです!占い師のキャラは普段やらないようなキャラで試行錯誤しているのですが、二人の物語を盛り上げるスパイスにも、協力者としてうまく活用もして頂けたらなと思います!

では先に妖精を待機させておきますね。妖精側にも種や鉢植えを持参させましたが、森にある木の実の種とか、色々試して、物語の進行に合わせ、今後の成長を楽しく見守っていきたいですね!
魔法使いは、早く結界用意しなきゃと夜さんの不安感を煽れるよう暗躍させていくつもりですので、頑張って下さいね!

使い魔の呪文を入手したら、瘴気イベントは事前準備ありorアクシデントととして発生、とかも有りだなと考えています!
ユニコーンイベントは流れ的に夜ちゃん主導になるかと思いますが、手伝いや手助けは妖精あたりをサポートにつけますので、遠慮なさらず、いつでも相談は受け付けておりますので。お互い案を出し合ってゴールを目指していきましょうね!

では改めて宜しくお願い致しますー!)

1064: 皐月 夜 [×]
2020-09-18 18:43:24



( 占い師である所の彼女と約束を交わした数日後。前々から話には出ていた洞窟内での栽培の日。髪の毛が落ちてこないよう確りと後ろで一つに括り、クローゼットの奥で眠っていた古いジャージに茶色いブーツ姿の畑仕事ピッタリといった格好で待ち合わせ場へと向かい。歩みを進める事数十分、黒い闇の入口の前で己を待つ相手の姿を確認すれば「ジュリー!お待たせよー!」パタパタと駆け寄りつつ「ここ、ちゃーんと入れてきたからね。早速行こうではないか!」肩に下がっている鞄をポン、と片手で軽く叩き中に今日必要なものが入ってる事を示して )


(/ そうだったのですね!確かにあんまり動かさないタイプのキャラだと迷います!でもラナさん大好きなので出会えて良かったですー!

そしてジュリーの先レスありがとうございます!!こんなものも!?みたいなのとかもいろいろ育てて育ったり時には枯れたり…いろいろな変化の成長を楽しみたいです!早く結界をはれるのも楽しみです!

そうですね!一先ずは使い魔の呪文!某映画のような守護霊的使い魔を…!ジュリーにはたくさんたくさん迷惑をかけて助けて貰ってます!ありがとうございます!( 魔法使いさんにも )ジュリーにはラナさんの対価の事でももしかしたらお世話になるかもです!改めましていろいろとよろしくお願いしますー! )




1065: 妖精 [×]
2020-09-19 13:20:32



あら、ヨル。こんにちは、早かったわね
(整備されていない自然そのものな地面を蹴り上げ、一直線に向かってくる彼女の姿に顔が自然と綻ぶ。編み籠の握りに腕を通し、腰掛けていた根から降り。背中に生えた羽を震わせ宙に浮く。彼女の持ち物に視線を落とし、次に後ろで結ばれた髪に目尻を緩め「えぇ、行きましょうか。……髪、伸びてきて良かったわね。ヨルは長い方が似合うわ」感想を零せば、体の向きを洞窟の入り口へと転換させ、先へと進もうか。辺りが暗くなれば、それに呼応し淡く発光する羽が彼女の足元になる道を照らす。前を見たまま口を開き「植物はどの辺りで育てるつもりなの?」と、鉢植えの設置場所へと問いかける。奥に開けた空間のある一本道に近い洞窟内だが、よくよく見れば横に通じる脇道もあるのも見えてくるだろうか)

1066: 皐月 夜 [×]
2020-09-21 11:05:25



本当に?だったらこれから伸ばそうかな。髪の毛が腰くらいまである魔女って何か良さそう。
( 暗闇の中で柔らかな光を放ち良く映える相手の羽は道に迷わぬよう、そうして何にも障害なく進めるよう、確かに足元を照らしてくれる。その安心に身を置きながら歩みを進めつつ随分と伸びた髪の先に指を這わし口角持ち上げて。目の前にはあの宝の倉庫のような空間に辿り着く一本道が。端々には入った者を迷わせるような脇道が。一度ピタリと歩みを止めて腕を組めば「考えてたのはあの広い空間なんだけど、その場所によって魔素の強さとか種類?とか違うよねきっと。だからいろんな所で育てるのはどうかな?」ゆうるりと首を傾け意見を求め。その後思い出したように地面を見遣れば「もちゃ達に食べられなさそうな場所にしなきゃか!」と何でも食べてしまう友達の事を危険視して )




1067: 妖精 [×]
2020-09-22 15:38:55



いいんじゃない?私は賛成よ!髪には魔力が宿るものでもあるし、何よりオシャレの幅がひろがるもの
(髪を伸ばすことへの前向きな姿勢には、明るい声で後押しする。もう少し長くなれば、ポニーテールやツインテール、最初の頃に遊んだような三つ編みもまた出来るだろうか。そう思えば愉快な思いが妖精の胸に沸き立ち、声をより弾ませ。彼女の足が止まれば、ん?と首を傾げ振り返り。「いろんな場所に?確かにそれは一理あるけど、バラけさせたらその分、枯らさないよう水遣りとか様子観察するの大変そうじゃない?ま、ヨルがそうしたいなら、私は付き合ってあげるけどね」何分、普段あまり試みない場での植物の育成に、何が切っ掛けでどんな反応が起こるか。妖精の頭では想像がつかないが、試行錯誤し意欲に燃えるのは良いことだと肯定的に受け止め。彼女が来れない時は世話を手伝うつもりな姿勢は崩さず、口元は笑みを描き。「あー……そうねぇ。すっかり忘れてたわ。じゃあ高い場所に設置でもするの?」育てるばかりに思いが向いていれば、先住民とも呼べるスライムが壁際にて石に擬態し、もぞりと揺れ。厄介な邪魔者だと内心思いながら顔を顰め。洞窟の壁を見るが、鉢植が置けそうな窪みはあるだろうか。何か他に案はあるのかと妖精は彼女を見遣り)


1068: 皐月 夜 [×]
2020-09-22 16:33:25



髪に魔力……だからラナさんは髪の毛でもOKしたのかな。ねぇジュリー、髪の毛や血以外で、対価として相応しいものって何だと思う?
( 髪が伸びれば相手の様なお団子頭だって、三つ編みだって自由自在。それを二人であーでもないこーでもないと楽しむのもまた喜びの一つだ。だがそれよりも前者に紡がれた言葉に思い当たる節があれば独り言を呟くような声色で落とし、続けて控え目な問い掛けをして。疎らに散って育つ作物を暗い洞窟の中で育てるの様子を思い浮かべる。魔素の濃度の強弱や流れに違いが生まれ最終的に育つ作物にどんな変化が見られるのか気にはなるが、大きな手間もまた事実で更には先住民である友の素晴らしい食欲も危惧しなければならない。ならば、「まだ作物を育てる初心者だって事ともちゃ一族の事も考えたらさ、今回は広い空間だけにしよっか。それで、何かいい感じになってきたら脇道にも畑を広げよ!」全てを考慮するのならば先ずは一箇所にと考えを変え「あの広さなら何か鉢植え置けそうな岩とかあるかもだし、最悪組み立てれる台かなんか持ってくるよ」スライムの脅威からは使える物は何でも使おうと。それで話が纏まるのならば横に逸れる脇道は通り過ぎあの美しく広々とした空間へと向かおう )




1069: 妖精 [×]
2020-09-24 19:27:28



ラナ?それに髪って……それが、もしかして例の魔女の名前?……さぁ。何が対価に相応しいかなんて、私は知らないわ。
(見知らぬ名前に関連する単語に髪と続けば、その存在について確認するように言葉を繰り返した妖精の声のトーンは一段落ち。人柄云々以前に、悪魔と契約した存在と言うだけで好意的な見方は出来ず。対価、と聞いてはさらにすぅと眼を細める。彼女には危険な存在になるべく関わって欲しくない親心にも似た心配を抱いてもいれば、言葉少なく、素っ気ない返答を紡ぎ。話題が行き先に移れば「畑って、耕せる程の柔らかい土は此処には無いんだけど……今日は奥だけね、了解。異論は無いわ。でも台は止めたら?それこそ、掃除屋達のご飯になっちゃうわよ」硬い石の地面に鍬を打ち付ける彼女をを想像し、呆れたように肩を竦め。最初から手を広げすぎない選択に賛同する姿勢をみせ。しかし人工物は、石や苔しか知らぬであろうスライム達にとっては未知の味になりかねない。そんな予感を口に出し、真っ直ぐ通路を進む。やがて暗くじめじめした空気から、魔素の粒子が煌めく宝石箱のような拓けた空間に到着する。「いつ見ても綺麗ねぇ……」淡く発光する六角水晶や、燃えるような柘榴石、海の青さを閉じ込めたかのような藍玉。見渡せば何処もかしこも異彩な輝きを放っている光景にうっとりし妖精は気付いていないが。良く目を凝らせば、均一に伸びていた一部が不自然に欠けていたり、壁ごと削り採られていたり。小手調べにサンプル採取でもしたかのような微かな跡が見受けられることだろう)

1070: 皐月 夜 [×]
2020-09-29 07:41:48



あー…──ジュリーもしかしなくても怒ってる?危ない事はしないって約束するからさ。…ね?
( 明らかに声のトーンも表情も変わったのがわかった。やばいと思った時にはもうすでに話し終えた後で、何とかご機嫌を取ろうと小首傾けつつにっこりと笑い。続く呆れ顔には苦笑いだけで。「やっぱり小さめの植木鉢を壁に埋め込むしかないかなぁ。土いらないで水だけで育てられたりしたら楽なんだけどねぇ。…ほら、此処とかでさ」進んだ先にある広々とした空間の入口で望みを一つ。真ん中でたくさんの石柱を携える澄んだ泉を指差し水栽培のモヤシか何かの記憶を手繰り寄せ。ふ、と何となしに視線向けた先の壁。天井に向かって美しくも力強く伸びていた水晶柱の丁度真ん中の辺りが何やら抉り取られているではないか。ギョッとしたように急いで駆け寄って見てもそれは確かに何者かの手が加えられた痕跡。よくよく見ればその他にも前とは違う崩れが所々に見受けられる。「っ、やられたー!!ジュリー見てよこれ!!」証拠もなしに疑うのはよくないが、誰がやったか頭に浮かんだのはたったの一人だけで、確認してもらう様に大きく手招きジュリーを呼んで )




1071: 妖精 [×]
2020-10-03 07:24:02



別に怒ってないわ。でもその約束はしなくて良いわ。だってヨル、守れそうに無いもの
(彼女が対価に体の一部を払うのは、彼女の自由だ。自分がその行為を咎めるのは、お門違いかもしないが。ぷいっ、と剥れた子供じみた仕草で顔を背け。破られる未来しか見えない申し出だと、遠慮なく不満を口から零し。「やるならそれが良いでしょうね。水だけって……あぁ、睡蓮みたいな花がこの泉で咲いたら綺麗な気がするわね」天井からは氷柱のような六角水晶が、泉の底にも透き通った水越しに煌めく宝石が秘められている。自然発生しているのを見掛けた事があるくらいだが、水生植物の名を上げ。水面にぷかりと美しい花が浮かぶ様を夢想しては微笑み。視線を洞窟内に戻せば辺りの景色を目で楽しんでいたが、突如彼女が一点に向かって駆け。叫ぶ声が反響すればうっ、と耳を抑え顔を顰め。手招きに応じるように彼女の元まで羽を震わせ距離を縮め。「っ……そんなに慌てて突然どうしたの……って、あら。私達と同じように誰かが採っていった跡のようね。まぁ……、仕方ないんじゃない?」彼女の傍らから視線の先を見れば、すっぱりと綺麗な断面図で一部削られた鉱石があり。魔力の気配がしなければ、それが誰の仕業かまでは妖精は思い当たらず。森に咲く草花とて、見目が良ければ摘まれ花冠やら自宅に持ち帰られることもある。それと似たような感覚で軽く考えていれば、同意を求めるように彼女へと顔を向け)


1072: 皐月 夜 [×]
2020-10-03 10:23:20



ジュリーさん今日は厳しいよぅ…。──これね、確信がある訳じゃ無いんだけどおそらく魔法使いさんだって思うんだ。前に採る盗らないで言い合ったから…。……この洞窟に結界を張る為にラナさんに力借りようと思ってね、その対価として何か、って。
( 不満タラタラな相手の表情も、言葉も、声色も、その全てから普段の朗らかとした様子を感じ取る事が出来なければ困ったように人差し指で右頬を掻き。一呼吸置いた後、削り取られた鉱石の断面を見詰めながらぽつり、ぽつり、言葉を落とす。この場所の物が全て自分のものでも、相手のものでもない。だからこそ魔法使いにとられても仕方の無い事だけれど──それでも目の前の小さな彼女には伝わるだろうか。一通り対価の事について説明した後は徐に鞄を地面に置き。「私が持って来たのは流石に水だけじゃあ育たないねぇ。これ、ミニトマトなら比較的簡単に育てられるし、たくさん実もなるからいいかなーって」中から取り出したのはまだ小さなミニトマトの苗。それから白くて丸い小さな植木鉢と土。それらを広げ「土はさ、これだけじゃなくて森の土使うのもいいよね。ねね、ジュリーはどんなの持って来たの?」しゃがみこむと同時に相手のものも尋ねて )




1073: 妖精 [×]
2020-10-05 06:48:59



私は正直に言ったまでよ。……ふぅん。エルフが、ね。アイツの手にこの綺麗な景色が奪われるのはムカつくわね。悪魔じみた奴に対抗出来るのは魔女くらいなのは、分からなくも無いけど……。
(厳しいと言われたって仕方ない。背けた顔の位置を正し、彼女の話を静聴。全く同じ気持の共有とは行かないまでも、この宝石の輝きが魔法使いによって失われようものならば。翡翠の瞳の奥でメラリと怒りの火種が燃えるが、やはり魔女の手を借りるのは気が進まない。自分の魔法が対抗策にならない事へも、歯がゆそうに複雑そうな感情を表情に浮かべ。話題が移れば、彼女が手に持った小さな苗や鉢植えに眼を向け「トマトって前に言ってた奴よね。土は……そうね、森の土なら肥料も要らなそうね」こくん、と頷いた後。肩から下げていたカゴから、巾着袋を取り出し。口を締めていた紐を解いては、左手で支え。その中に収めた種を幾つかを右手で掴んでは引き抜き。「私はコレ。灯草みたいに日陰で育ちやすいツェルの花と、日光よりも魔素を取り込んで成長して実るガラポの種に、幸せを呼び込むって言われてるトレーボルルとか……色々持ってきたわ」彼女に見えるように伸ばした片手を開く。妖精なりにこの洞窟内で育ちやすそうな植物を幾つか調べ、後は適当に突っ込んできたようで。掌には黒色の星屑や真紅のハート、白い金平糖のような粒も並んでいるのが見えることだろう)

1074: 皐月 夜 [×]
2020-10-07 10:46:22



そもそもラナさんの結界が魔法使いさんに効くのかもわからないけどさ、やるだけはやってみたいんだよね。大見栄きっちゃった訳だし…。──ジュリーのお力を借りたい気持ちでいっぱいです。
( 何故相手がそこまで魔女を嫌うのかの本当の所はわからないが、何もかもが無力な今、目の前に出された贈り物に飛びつかないなんて事にはならないのだ。今一度パチンと両の手を打ち鳴らし頼み込めば続いて巾着袋から次々と出てくる宝石のような種達とそれについての心躍る説明にうんうん、と何度も相槌を繰り返し。「私にはどれもこれも見た事のない新鮮なものだよぅ。これさ、育ったらどんな花が咲くの?」うっとりと表情綻ばせつつ掌に散らばる種のうちの一つ、赤いハートの種を指差し問い掛けを。次いで白い植木鉢だけを引っ掴み立ち上がれば、魔法使いがつけたであろう壁に出来た凹みに視線を向け「ねぇジュリー、あそこだったらこの植木鉢丁度良く置けるかも。どうかな?」悪い面ばかりではないその破損を使えないかと )




1075: 妖精 [×]
2020-10-08 08:38:10



その魔女がどれだけの力を持っているか知らないけど、奴等が対価と交換に契約を結ぶ事柄に嘘は付かない筈よ。紛い物や、条件から外れた品を差し出せば、違反とみなされ奴等が傷付くだけだもの。……でも、やっぱり私は賛成出来ないわ。奴等の力を借りたいなら、ヨルだけの力で見つけて頂戴。
(自称を除く魔女は、すべからく悪魔と結びついている。力に対する傲慢さ、要求する品への強欲さ。言葉を操り欲を暴食する者。魔法使いへの怒りから魔女への嫌悪に感情が移れば、眉を中央に寄せ顔を顰め。小気味よく合わされた音が洞窟内に響くが、妖精は答えは曲げず、茨を纏うように頑なな態度を保ち。披露した種を見て緩む彼女の表情を見ては、少しばかり声を和らげ「それはハート型の花弁を咲かせるわ。色は環境によって左右されるのだけど、観賞用にしても、花弁を乾燥させて、お茶やお風呂の入浴剤に私達は使ってるわね。」示された赤から花の姿を思い出す。人ではお茶や入浴時に使用するには一輪からでは足りないかもしれないが。小さな体には十分な実りも美も与えてくれるのだと、答えてみせ。あそこ、と視線の誘導を促された方角に顔を向けては、確かに丁度良いスペースがあり。「あら、本当ね。良いんじゃないかしら。私の分は……うん、置き場所には困らないかしらね。水は泉から汲んで使わせて貰いましょうか」良いのではと首肯を返し、辺りをキョロりと見渡す。妖精が持参した物は彼女が持つ器よりも当然小さいミニチュアサイズであり、高所への設置も羽があるが故に雑作もない。片手に広げていた種を袋に一度戻しては、地面に着陸し。カゴの中から茶色い植木鉢を数個並べれば透明な袋に詰め込んできた土を空の器に、シャベルを用いて注ぎ。お喋りな口を動かしつつ、準備を進めてゆこうか)

1076: 皐月 夜 [×]
2020-10-16 21:14:09



──わかった!…私、ジュリーの事大好きだよ。毎日一緒に寝たって全く苦にならないくらいに大好きだよ。
( 友の手を借りれば、なんて甘い考えはそんなにもかと思う位に嫌悪感を示す友の断固たる拒否によって無かった事に。それ程までに嫌ならば無理矢理押し切る事は出来ない。一つ頷きこの話は自らの力で解決する事を決めた後は、たくさんの思いを込めた“大好き”を口にして。ハート型の種は見た目通り可愛らしいハートの花を咲かせるようだ。付け足された用途は花の小ささから妖精にこそ相応しいのだろうけれど、「もしかしたら押し花にして栞の飾りとかに出来るかもしれないよね」大好きなファンタジー図鑑、魔法使いから貰った魔法の教科書、それらに添えるものとしての人間的用途を上げつつ窪みへと埋め込む鉢植えの準備を。ジップロックを開けて水捌けの良さそうなフワフワとした土を鉢植えに敷き詰め、そこの丁度真ん中にミニトマトの苗を置きまた盛り土ををする。そうして土からひょっこりと顔を覗かせる小さな苗に満足そうに頷けば「此処の新鮮な空気とか魔素とかたっくさーん取り込んで、金色のトマトとかに育つんだよー」御伽噺全開の要望を苗相手に話し掛け。ちらりと相手の様子を見ては「ジュリーの植木鉢も近くに置こうね」と微笑んで )




1078: 妖精 [×]
2020-10-19 13:32:02



え?きゅ、急に何よ。私もヨルの事は大好きよ?一緒に寝るのは……押し潰されて苦しくなっちゃいそうだけどね。
(彼女の示した分かったは、危ないから止める意味ではなく、自力で探す道への答えに思え妖精の表情は曇っていたのだが、不意に告げられた好意にそんな気持ちは霧散させ。パチパチと二度瞬き、面食らった表情を晒し。戸惑いながらも自分もといつものように答えるが、最後の一言には小さく笑いながら冗談と本気交じりに言葉を返して。「押し花? あぁ、ソレは良いアイディアね。良い匂いもするし、きっと素敵な栞になるんじゃないかしら」日用品としての使い道が自分達にとって当たり前であれば、栞との発想はまさに目から鱗。思わずその単語を復唱するも、咲いた花の欠片を用いて、彼女のセンスで作り上げられた手作りの栞は、世界で唯一の品となろう。その為にも花には綺麗に咲いて貰わねばと、植木鉢を見下し。目線をスライドさせ彼女の様子を見れば、丁度苗に話しかけている所で。「ふふ、金色がお望みなの? ヨルってばほんと変わってるわね」と、楽しげに笑みを溢した後「えぇ、そうしましょうか。場所はあそこで良かったわよね?」置き場所について頷けば、彼女が発見した壁の凹みに目線を投げ。そこで問題無いようなら両手で植木鉢を三つ抱え、妖精は広げた羽を震わせ飛んで行くつもりで)


1079: 皐月 夜 [×]
2020-10-20 12:59:57



大丈夫、私寝相はいい…って──これ前にも言ったね。
( 互いに友愛を確認し合い最後に紡がれた冗談だと取れる言葉に返事をするも、半ばで以前同じやり取りをした事を思い出せば流れる時間を懐かしむよう、微笑ましい気持ちと共に笑い掛け。自身のセンスを考えた時にとても素晴らしいとは言えないが想像している栞は悪いものじゃないはず。鉢植えを抱え飛んでいく相手の後ろを、同じくミニトマト植えた鉢植え抱え追いつつ「もしいい感じの出来たらジュリーにプレゼントするよ。その為にも毎日毎日話しかけなくちゃ。癒しのオルゴールでも聴かせた方がいいかなぁ」自身の為ではなく大好きな相手の為にと。まだ見た事の無い花弁を想像して。黄金に輝くミニトマトは見るからに突然変異。持ち上げた植木鉢を窪みにグリグリと押し込み、手を離し落ちない事を確認してから相手に向き治れば「うん、この辺。ジュリーは飛べちゃうから高い所でも──私もやろうと思えば出来るんじゃん。金色のミニトマトになった植木鉢だってなんだって魔法があれば!」まずは相手を羨む言葉を口にするも、半ばで自分にも浮遊魔法がある事を思い出せば途端に表情輝かせ。されども水をあげ、収穫する時、いちいち植木鉢を地面に持ってこなければならないのだが )




1080: 妖精 [×]
2020-10-23 07:38:03



あら……ふふ、ほんとね。
(己からすれば短い月日の中。相手の髪の長さや心の成長はあれど、変わらない部分もあることに頬を綻ばせ。前を向き宙を飛びながら、後ろから投げられた言葉に、口許に浮かべていた笑みをさらに広げて。「私にもくれるの?それは嬉しいけど、ヨルからすればかなり小さいサイズじゃなきゃ私使えないわよ? 毎日来るのはヨルの自由だけど、お母さんに怒られない程度にね。オルゴールは……私も聞いてみたいけどね」栞のプレゼントと聞けば彼女の優しさは喜びに繋がるも、人間用の本は自分の背と同じくらいか、大きい物もある。対して妖精用の物を用意するとなれば、花弁一枚でも大きすぎて、半分か細く千切る必要があるかもしれない。日夜通う姿勢には、姉を気取るように、他が心配すると述べ。彼女の持参した鉢植えが窪みに嵌め込まれたのを見届けた後は、その右隣端に三つ仲良く自分の分も配置させ、同じく体の位置は対面する形に戻し。「あら、今気付いたの?そうよ、水遣りも収穫も風の魔法があれば出来ちゃうんだから。」今更な発言には抜けてるわねぇと妖精は笑う。ジョウロは浮かして水を苗に与えるのも、実った収穫物を、遠くの物を引き寄せるように風を操れれば、彼女の考えているような手間暇が省ける部分もあるだろう。まだ小さな苗と、芽の出ていない鉢を見上げ「この子達はどれくらいで花が咲いて実になるのかしらね。私達は自然に任せることもあるけど、成長を早める肥料とかも使っちゃうから、待っている間が少しもどかしいわ」長命故に普段はあまり気にしないが、それが相手との楽しみであれば、そわそわと逸る思いを募らせ)


1081: 皐月 夜 [×]
2020-10-25 20:32:30



勿論だよ!ジュリーにあげないで誰にあげるって言うのさ。この夜さんにお任せをーってね。
( 花弁の色は相手に似合う可愛らしいピンクだろうか。それとも透き通るような水色…もしかしたら風の魔法の素質が出た時のように豊かな緑か。まだ見ぬ花への期待とそれで作り上げる相手の為の栞の大きさに何の根拠も無いままトン、と自身の胸に拳を当て全てに自信満々に答えてみせ。あれだけ魔法魔法と言う割には肝心な時にその存在を思い出せない。それはまだ心身共に身に付いていないからか。一度目を閉じて再び開き、洞窟内に浮遊する魔素の動きや光を感じ取り大丈夫だと言うように一つ頷きを。「水をあげる時は必ず魔法使おうかな。そうしたら練習にもなるもんね」そうやって再び自身を奮い立たせた後に相手に向き治れば「ミニトマトはきっとあっという間だと思うけど…ジュリーのやつさ、もしかして何十年とかじゃないよね?妖精には短い時間だけどーみたくなったらもうあっという間におばあちゃんだからね私」やや怪しむように表情顰めその有難い肥料とやらにも疑問符を )




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