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ただいま食事中につき/1166


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自分のトピックを作る
941: シロ [×]
2020-08-09 14:57:40

>ルイン様
(牙が離れて、血を止めるように舌が這う、と、こんなたかだか執事の戯言に首を振って拒絶の意を示す主人に少しだけ驚いたように目を見張って。首筋を撫でた赤い線を食欲と、束縛欲とを履き違えているのではないか…美味しいものは傍に、それは執事としては光栄で、狼としてはなんて屈辱的な言葉なのだろう。ゆっくりと体勢を起こし、いつかのようにその額に唇を寄せて意地悪く問う。そうしたいと言うのならば、執事はそれに応えよう、いつまでも執事として、一匹の首輪付きの犬として。甘いお菓子として可愛がって欲しいとは言わない、永遠とも言える長い長い化け物の時間を共に生きてくれるのなら)
おや、これは、これは…ルイン様は、この狼を飼い犬になさるおつもりですか?

942: ルイン [×]
2020-08-09 16:37:12

>シロ

(自分は忠実な一人の執事を上手に扱う主人として、はたまた獰猛な狼を飼い慣らす吸血鬼として彼女を傍におきたいのか。ーー答えはNoだ。己が抱えているこの感情は、生物同士の戯れや喜劇では済まない、もっと真髄の話。彼女は利口だから、主人が傍に居ろと、お前を飼い慣らすのだと言えば丁寧に腰を折り頭を下げてしまうだろう。この館の中ではその一線を超え難い、ある種の呪いのようなものがある。ならば、せめて執事として、狼としての彼女を傍に置くことくらい許されないだろうか。額に感じた柔らかな感触に我に返り、ぱち、と大きく瞬きをして。ああ、心臓に悪い。ここでその唇にカトラリーを添えられるならばどんなにいいだろう。だが、すっかり彼女の毒で濡れた舌は、今は器用に動かすことは叶わない。いつかきっと極上の果実にありつけると言い聞かせ、ぽつぽつと紡ぐ言葉を彼女に。普段よりぎこち無い笑みもおまけにつけて)
ーーそうだよ、シロ。だからこれからも、俺の傍にいて、世話をして、ベッドから出てこない時は起こしに来て、時々こうして二人で食事をしよう…ね、シロ。


943: シロ [×]
2020-08-09 18:04:12

>ルイン様
(驚いたような表情を見るのは何度目だろう、ワインのような瞳を揺らして、薄く開いた唇が必死に言葉を探している。分かっていて、問うたのだ_主人だけの執事であるには、狼でいるには、まず閉じ込めて隠さなくてはならないことも、世話が大変だということも…何より、この屋敷を屋敷として在らせる為にはそれが難しいということも。いつか、主人が何もかもを投げ打ってこの身を求めてくれると言うのなら、その時はそれに応えようではないか。血に汚れたままの自身の唇は棚に上げ、主人の唇を拭うように指を伸ばしては)
それが、ルイン様の御命令であるならば…これ以上は癖になってしまいそうなのに、ルイン様はまだ堕ちろと仰る。まったく、酷い御主人様ですこと

944: ルイン [×]
2020-08-09 20:52:04

>シロ

(嗚呼、もしもこの館が幾十年、幾百年と年月を重ね我々よりも先に老いさらばえてしまったなら、その時は彼女を宵闇の中に連れ出して、誰も知らない所へ行ってしまえたらいい。そんな幻想を宙に描いた。それが叶うまでにどれほどの時間がかかるかは検討も付かないが、我々は永遠を手にしていると言っても過言ではない。焦らずともいいのだ。それまではここの住人たちと暮らして、偶にはこの狼をデザートにして…と。ソースが乾いてきた唇に狼の白い指が触れるなら、目を閉じ、せめてと指の腹に唇を押し当て。唇から音を鳴らせば今度こそ満足気に微笑んでみせた)
…どこまでだって堕としてやりたい。悪い吸血鬼の腹の、うんと深い暗がりにまで堕として、シロを俺だけにしか解らないようにしてやりたいよ。


945: シロ [×]
2020-08-09 23:02:58

>ルイン様
(これはあくまで予感でしかないことだが、きっとこの狼の息の根を止めるのはこの主人の牙なのだろう。有限とはとても思えないこの時間の中で、きっと終焉はこの主人が飾ってくれる。この大きな檻から逃がしてくれる…そんな淡い期待を抱いて、伸ばした指先には冷たい唇が触れ、それが今はまだ叶わない口付けなのだと理解するのに時間はかからなかった。食事にも、こちらの返事にも満足はしていただけたようだ。堕としてもらおう、真っ暗闇まで…手を引いてもらおう、生憎とお互いに夜目はきくのだから。血を拭い去った指先を、引き寄せると自身の唇へ。こんな子供騙しの口付けを笑って、この食事を終わらせましょうか、)
それでは、最後はどうかルイン様の中で…それまでは、いつまでも傍にありましょう。今は、そうですね_少し休息をいただけると有難いのですけれど

946: ルイン [×]
2020-08-10 00:37:53

>シロ

(闇夜に姿を眩ませることが叶う『いつか』が何時訪れるのかはまだ分からない。だが、それまでこの館に囚われながらも流れ行く時間を楽しめるのなら悪くは無いだろう。漸く戻ってきた理性が、これこそ耽美だの尊き愛だのと独りでに喝采する。それから、理性が戻って来たお陰でこの執事に今必要なものが主人からの口付けでも主人からの食事でもなく、単純に休息なのだと理解した。こちらも充分過ぎるほど甘くとろけるような毒を…否、デザートを頂いたのだ。例え身体が痺れていようが鉛が入ったように重かろうが、これは一人の紳士としての最低限のマナーだとして彼女を労り、可能であれば姫君を扱うように抱きかかえて食堂を後にしよう。)
ふふ、最期をお前と過ごせるならこの上ないよ。ーーああ、ご馳走様、シロ。とても美味しかったよ。気が回らず済まないね。また俺のベッドを貸すからゆっくり休んでくれ。


947: シロ [×]
2020-08-10 09:08:02

>ルイン様
(この主人は執事を置いていかないのだろう、深い闇の中、あるいは主人が横たわる鉄杭に塗れた最期の場所まで…最後の力を振り絞り、首輪を外すかもしれないが、その時はこの牙で終わらせるだけだから。確実にこの主人を自身の血が蝕んだのだと愉悦に浸るほど、主人の動きは鈍く、けれどそっと持ち上げられた身体がまるで人形のように思い通りに動かずに…歩けますご主人様、大丈夫ですご主人様、ご主人様のベッドなんて恐れ多い、言いたいことは山積みでグルグルと思考を犯す。それよりも、なによりも、染み付いた血の香りと主人の香りをこれ以上上書きされることは避けたくて)
…これ以上鼻が麻痺しては、仕事に支障が。適当な場所に放り置いてください、散らかしたままの地下室の掃除もあるので

948: ルイン [×]
2020-08-10 19:06:33

>シロ

(存外腹の中に溜まった毒はこの身を蝕んでいるらしい。いまいち覚醒しない時のような、浮遊感に似た感覚。指先に力が入らないのは横抱きにしている今なら誤魔化せるだろうか。嗅覚が侵されるのを危惧して放り置いてくれだのという狼には構わず、食堂から自室へと伸びる廊下を歩み。前にもこんなことを言っていた気がする。いっそ主人の香りしか判別出来なくなるくらい麻痺してしまえばいいのに、そうすれば何処にいようとも彼女は己の元へ戻ってくるだろうから。あまり口にすべきことではないかと考えれば、悪戯心を含めた令を出して)
今日のお前の仕事は俺と一緒に休む事だよ、シロ。ふふ…こう言えば大人しく聞いてくれるかな。


949: シロ [×]
2020-08-10 20:35:56

>ルイン様
(貧血からか、はたまた身体を回った快楽物質からか、フワフワとした心地で主人の腕に抱かれたまま聞こえた声に主人の顔を見上げる。この位置から見上げることは…あまりない、否、本来であればあってはならないことだが。じっとそのワインを溶かしたような瞳を見上げた後、鼻先を目の前の首筋に寄せてスンスンと無遠慮に息を吸い。狡い命令、聞かざるを得ないそれならば、今この時から狂ってしまいたい。そうすれば、あのベッドに落とされた時に恥を感じなくて済むだろう…近い距離で、そのまま息を吸い込んでは薄く口を開いて、その首筋に吸い付くように唇を寄せる。この狼に意地悪な命令をするのなら、それ相応の報いを受けてもらうのも一興だと)
…ええ、ルイン様。御命令であるならば、本日は一日お傍に


950: ルイン [×]
2020-08-10 22:39:48

>シロ

(見えてきた自室の部屋の前、ここに来る際にしっかり閉めていなかったのか、今の状況としては都合良く空いたドアの隙間に爪先をねじ込もうとした瞬間、首元に感じた違和感にぴく、と肩を揺らして。…匂いを嗅がれたらしい。それなら、と安堵したのも束の間、柔らかな感触とそれが招く対称的なほど大きな衝撃に思わず立ち止まって硬直し。何が起こったか頭が理解できれば何か言いたげに、『やめなさい』と、嬉しそうとも恨めしそうとれる視線を投げてやり。彼女は恐らく分かってやっているのだろう…勘弁してくれ、心臓が持たない。)
……もう、そうやって主人を弄んで。お前は良い子だったり悪い子だったり忙しいね。


951: シロ [×]
2020-08-10 23:05:42

>ルイン様
(僅かに揺れた身体、中途半端に開かれた扉、こちらに注がれる疎ましそうにも忠告にも取れる視線、鼓膜を揺らすは普段から変わらない愛しい主人の声。この狼を弄んでいるのは、ご主人様ではありませんか…口にはせずに、再び同じ箇所に唇を寄せ口付けを一つ、二つ。噛みつきはしない、この主人の血はあまりにも毒だ。フワフワとして未だ定まらない思考を放棄した狼は、主人の香りを覚えるように鼻先を触れさせて、幾度となく口付けて、舐めて、)
良い子でも悪い子でも、お傍に置いてくださるのでしょう?…ルイン様は、どこも甘くていらっしゃる

952: ルイン [×]
2020-08-11 00:10:04

>シロ

(今度こそ部屋のドアを開けて中に入れば、部屋の持ち主と使用人との間に起きた喜劇など知らずに在る部屋。寝台は自らが起きた時のままで、部屋に入る光を遮るカーテンは隙間なく閉められている。ここまで大人しく運ばれてきた狼はというと、主人の首に鼻を寄せ、唇を寄せてと今日は随分と素直で良い。…それにしても先程から似たような場所に口付けしているようだ。所有印でも付けたいのだろうかと口元が緩むのを抑え、極力丁寧に彼女を寝台に寝かせられたなら極上の布団で包んでやろう。そうすればきっと身体も休まるはずと、ありったけの善意を込めて)
よく解っているじゃないか。…さあ、着いたよ。心地好すぎて、もうここから起き上がれなくなったとしても、その時は俺が傍に居てあげるから心配要らないよ。


953: シロ [×]
2020-08-11 08:43:12

>ルイン様
(そこかしこから主人の気配が零れ落ちる部屋は、最後に踏み入ったその時から何も変わってなどいなかった。暗く、まるで棺の中のようなその部屋に鎮座する主人が意図せず気に入ることとなった場所へ下ろされ、噛み千切れば羽が舞いそうな布団に包まれて…柔らかい牢獄に鍵をしたのは主人の言葉だ。贅沢な事だと思う、けれど、それを甘受できるほど狼は飼い犬にはなりきれずに。善意にまみれた真っ黒な欲、主人の首筋に残った薄らとした赤と同じ意味をその言葉が持っていたならば…嬉しいのだが。ゆっくりとした動作で目を閉じて、)
そうなれば、それはそれは、素敵な事なのですが…屋敷の世話が終わりませんね

954: ルイン [×]
2020-08-11 19:51:10

>シロ

(軽やかな身体が重厚な寝台に沈み込むのを見て、このまま上から鉛の蓋でもしてしまえば彼女を隠してしまえるのだろうかと。だが、隠しても彼女の顔が見えないのは惜しいし、何より自分を世話してくれる人が眠ったままというのも困る。こんな時でも屋敷の心配をする執事に、相変わらずだなと肩を竦めたくなる一方で、その揺らがない姿勢に称賛を送りたくなる。しかし、どんな称賛より呆れよりも強いのはやはり支配欲や独占欲で。いいんだ、主人に囚われたままで。令を受けるのも飼い慣らされるのも、この吸血鬼だけでいい。執事を包み込む布団の上、その細い体躯の横に並ぶように身を横たえれば、叶わぬ欲望をしまい込むように瞼を閉じ。ああ、夢の中でさえ彼女を支配できたらどんなにいいだろう)
…いいんだよ。シロ。ーーおやすみ、良い夢を。


955: シロ [×]
2020-08-12 08:48:16

>ルイン様
(主人の奥深くに眠る黒くて甘くて、きっと永遠に手に入ることは無い欲に気が付いていて知らぬふりをする。多くの主人に仕え、多くの使用人の上に立つ狼にとってみれば、この屋敷は大きな箱庭でしかないが…この主人はそれを知った上でこの狼の隣で眠るのだろう。軋んだ寝具の音と隣に並ぶ捕食者の体温に、そう言えばこの吸血鬼は餌を食い散らかすタチではないのだったと思い至り小さく息を吐く。もはや使い物にならない鼻も、痺れて鈍った身体の感覚も、目が覚めた時には元に戻るだろう)
…おやすみなさい、ルイン様

956: ルイン [×]
2020-08-12 22:08:38

>シロ

(満腹感からか、毒が回ったせいかは定かではないが、微睡んでから眠りにつくまでそう時間はかからなかった。穏やかな心地の中、寝返りを打った先からはあの狼の香りがふわりと舞い上がり。安心して意識を深い海に沈めれば規則正しい寝息を立てて。もしもこの吸血鬼が毒のせいで微睡んでいたとすれば、起き上がるまでに時間がかかるか、後遺症なんて残ってしまうかもしれない。それこそ、定期的に狼の血を欲してしまうような…まあ、そうでなくてなも起き上がるまでに大抵時間を要しているのだが)


957: シロ [×]
2020-08-15 11:34:39

>ルイン様
(ゆっくりと、ゆっくりと、深淵を覗く感覚に近いような眠りは怖いくらいだ。眠りに落ちてからどのくらい経ったのだろう、目を覚ました時、窓の外はどうやら夜だった…この夜が、引き続いた闇なのか、新たにやってきたものなのかは判別がつかなかったが、少なくとも隣りでまだ主人は眠っているようだ。そっと、ベッドを降りると靴を履き直し、立ち上がる。…嘘をついたつもりはない、主人が望むのなら差し出すつもりだ…血も肉も心も、すべて。けれど、手を伸ばされる前に逃げないとは言っていない。そっと窓を開け、主人の部屋の窓から下へと飛び降り裏庭へ)

958: ルイン [×]
2020-08-17 19:08:32

>シロ

(どれほどの時間が経ったのか、揺蕩う意識の中ではそれを判別する術もなく。ゆらりゆられているうちに岸へと漂着したかと思えば、ふっと視界が変わる。いつもの天井、布団の感触…そして、いつもとは違うカーテンと窓。開け放たれた窓から外の風が吹き込んでいるのか、大きく波打つカーテンは新鮮で。だって普段は全て閉め切っているのだ。誰が開けたんだと寝返りを打てば、何者かがそこに居たことを示すシーツのシワと口を開けた布団。そこまで認知すれば、これが異常であると理解するのに時間はかからなかった。寝起きの身体の重さなど忘れて飛び起きる。シロは?自分の横に寝ていた彼女は? 慌てた足取りで窓へ向かい、身を乗り出して下を覗き見る。…誰もいない。彼女は一体どこに行ってしまったのだろう?)
……シロ?


959: シロ [×]
2020-08-17 22:14:52

>ルイン様
(庭に降りて、特に行き場がある訳でもなく、夜もまだまだ明けそうにない…主人の為の時間は未だ続くのだ、と、そう嘲笑われている気すらする。庭の奥、今は使われていない小さな物置小屋にふらりと向かった執事は、小屋の中、ごろりと放置された麻袋の上に横になり。月も見えないが、朝が来たことくらいは分かるだろう、そうして目を閉じようとした矢先のこと…聞こえた主人の声に返事をしかけて、息を殺した。単純な話、見つからなければ、手が掛からなければ…餌になることも、痴態を晒すことも無く済む。これは、主人との狩りだ…そう言い聞かせて。乞われれば与える執事としての在り方と、餌になどなるまいと足掻く狼のそれが腹の奥底をグルグルするが仕方ない、血の足りない身体はまだまだ重く、そのまま引き摺られるように再び意識は眠りの底へ向かって)

960: ルイン [×]
2020-08-18 19:06:45

>シロ

(窓の外を見渡して何者の姿も見えないことを確認する。もしかしたらあの執事が換気に窓を開けたのかもしれない、しかし主人に無断でするだろうか? 焦る思考を落ち着かせながらできる限り冷静に部屋を出て、屋敷の中にあの白い影がないか探しに出る。着崩れた服も乱れた髪も気に留める余裕はなく、食堂や浴室、リネン室、客間、控室を回ったが、執事はおろか他の住人たちの気配さえ感じられない。まさかこれは夢なのだろうか?皆が皆、己の前から姿を消していく悪夢なのか?それならば早く醒めてほしいものだが、足裏に感じる床の感覚は確かなもので。普段活動的でない身体は長く歩いたせいで疲労を重ねていき、力なく長く伸びた廊下の中央でしゃがみこむ。ぽろり、靴の先に水が一滴落ちたのを見つめて呟いたが、寝起きにしてはあんまりな音が出た)
……シロ、シロ、どこにいるんだい…帰ってきてよ…。


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