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乱心者。/49


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自分のトピックを作る
41: 白雪 [×]
2016-02-28 01:12:59






>39



( 翌日、先日同様に見世物の仕事を終え足早に帰路を行くも胸の中に眠る淡い期待が騒いではまたもや遠回りをしあの立派な屋敷の前に訪れて。
前回はあんな物しか渡せなかった、彼女は私からだと気付いてくれただろうか、否、あの距離故に気付いて等いないだろう。
此の際気付いて等くれてなくていい、其の手に行き届いてくれれば其れだけで満足だ、と再び椿の花を手に思いを込める。
上階の窓枠、何処か期待をしながらよく目を凝らした処、儚げに月を見上げる彼女の姿が伺えては遠くからでも伺える其の美しい様に息を呑む。
今宵はよく晴れてる所為か、雲の影に邪魔される事もなく昨夜同様ただ彼女から目が離せずに居て。
例えるならばまさに御伽話にでも登場するかの様に幻想的とまで感じさせられる、いつか幼い時に聞かされた美しい姫君が月に帰らねばならなくなる切ない昔話があったなと不意に思い出せば何処と無く彼女に重ね合わせたりしていて。
玄関口の物音に気付き、昨夜の使用人と思しき人物が出て来るのに気付いてはいそいそと駆け寄り椿の花を手渡し供え物だと話して。
『白い、少女。』
( ぼそりと使用人が呟くのに首を傾げた処、城内から出て来た世話役の女性に手を取られる。
『お鴇様が、貴女を通せと。』
「お鴇様、?…巫女様が、ですか?ひ、人違いでは………姫君が化け物を通すだなんて、」
( 自分の中の世界、自分の中の御伽話の御姫様であり憧れの彼女の前に姿を晒すなんて、と一瞬拒んで見せるもやや強引に手を引かれ城内へと足を踏み入れる。
最初こそ抵抗したものの歩を進める度に其れは期待へと変わっていて。
屋内で被り物は失礼に当たると判断しては何処と無く遠慮がちに頭巾を下ろし其の手には椿をしっかりと持っていて。



(/ ふおおお素敵な展開にニヤケが((
たたた対面に興奮が収まらない背後のテンションで案内されるとこまで進めてしまいました←
牢と言う事で最初の内は此方からしつこく会いに行かせて頂けたらなと思っております!
展開はもう遠慮しないでばんばん進んで頂いても大丈夫です!
寧ろ此方がぶっ飛び過ぎそうで((殴
何度も何度もおしゃべりな本体失礼しました。





>40 影狼



( 月を見に来たと言う彼女に単純に納得しては自分も月を見上げる。
満月ではないもののここ最近晴れの日が続く空は夜でも美しい。
久し振りに誰かと会話したと言う事と彼女が自分を恐れずに接してくれてる事に此方の緊張も解けたところで思い出した様に羽織の袖をまさぐっては小さな巾着に入れられた桜の模様に彩られた和菓子を取り出し彼女に手渡す。
基本的に花々にしか食欲をあらわに出来ないということもあり、美しく彩られたその和菓子でさえも自分には美味しそうとは思えずにいて。


42: 影狼 [×]
2016-02-28 18:18:30

>白雪

お菓子・・・私が食べていいのか?
(桜の和菓子を貰うと少し嬉しそうな顔をしたが尻尾が出そうになったので直ぐに元の顔に戻して、始めてめて会った者なのにいいのかなと思ってそう念のためと聞いてきて

43:  [×]
ID:68306568e 2016-02-28 20:15:02


>影狼様
(低く低く鳴った音は腹の底まで揺るがすようであったが其れでもなお表情に懼れは愚か恐怖以外の感情すら面に滲ませる事無く、一枚の絵を見ているような心境で相手の挙動を見守り。されど書物に記されていたのは姿かたち、食性等の基本的な情報ばかりで獣の所作だけで内実を汲み取る感性も持ち合わせてはおらず、単純に人間である自身に近付いてきた――即ち、空腹状態に有るのあるのだろうか。そう推測付け自身の腕を持ち上げて袖口から覗く手首に一瞥を寄越しては見るものの肉付きの宜しくない其処は余り食欲を煽るとは言い難く、何より自分の血液に含まれる毒素で若しかすると目の前の相手をあやめてしまうやも知れぬと腕を下せば机の上にお供え物として頂いた金平糖がある事に気が付き両手で包みを取り首を傾け乍ら相手に差出し)


>白雪様
("――――ひいさま、椿の御方をお連れしました”。聞き慣れた世話役の女性の声が鼓膜を鳴らせば珍しくとくとくと一定を乱して鼓動を刻む心臓を布地の上からそっと触れて呼吸を一つ。やっぱり、来てくれた。其の実感が浸透すると同時に入室の許可を示して使用人等には一旦下がる事を命ずれば自然と此の場に宿るは静寂で、伏していた睫毛をすいと上げ深海の如き色合いを宿す双眸を覗かせ。
自身が幽閉される此の一室は祀ると謂うよりも強大な何かを封じているとの印象を受ける外観となっているだろうか、漆にも似た光沢を帯びる上質な素材で出来ていると一目で把握出来よう格子と其れを囲む赤い注連縄。牢と呼ぶには広すぎる内部には沢山の書物、赤い鞠、その他暇潰しに成りえる物が多数置かれているものの生活感は余り無く。しかし異質さを際立たせる最たる要因はその中心、赤を基調とした十二単を身に纏い長い黒髪を床に垂らした生気とは切り離されたような不気味な少女。黒一色の髪を彩るは赤い椿に黄色の布飾りを足して作られた髪飾りで、無論其れは先日目の前の相手に貰った物である。ゆっくり這わせた視線の先、やはり泡沫の儚さと美しさを揃えた姿にほんの僅か表情一つ浮かんでいなかった瞳の色を和ませては格子を挟んでの状態になり無礼は承知の上で床に手を付けば頭を下げて此処まで脚を運んでくれた事への感謝を述べ)

……あなたさまの都合も聞かず急にお呼び立てしてしまい、お詫び申し上げます。そして――――こうして近くでまみえたこと、とても嬉しく思います

(:この二人の関係、まだ絡んで間もないのですがとても尊いというかなんというか、好きです(唐突な告白)
ストーリー重視でロマンチックに進めていけたらと思っているのでまた御相談させて頂くやもしれませんので、その際は宜しくお願いいたします*それでは本体は一旦これにて!(*´▽`*)ノシノシ)

44: 影狼 [×]
2016-02-28 22:16:57

>鴇

グフゥ・・・
(なにか包まれた物を受けとり開けると金平糖で「喋れないことはとても面倒なものだ」と自分が空腹で来たと勘違いされたなとため息し、丁度満月が雲に隠れ元の人間に戻ると「こんばんわ」と挨拶して

45: 白雪 [×]
2016-02-29 03:47:40






>42 影狼



( 受け取った後、ほんの一瞬ばかり彼女が見せてくれた表情は未だあどけなさが感じられる笑顔。
しかし直ぐ様戻った表情と共に問われた問いに「うん。貴女にあげる。」と頬を緩めて。
物に感情なんて考えるのは可笑しいがきっと此の菓子だって美味しく食べてくれる者に食べられたい事には違いないだろうなんて考えていて。
まさか彼女が人狼だなんて想像も付いてない此の時点、夜更けとあろうとも自分を気味悪がらず接してくれる彼女ともう少し話をしたいなんて思っては僅かな距離を開け自分も縁側に腰を下ろす。

明日は満月なんだって、此処からだったら空も綺麗に見えるしきっと何処よりも綺麗に見えるね。
( 空を見上げたまま上記を述べ、月をぼんやりと見詰めては緩く微笑む。
人伝に聞いた満月を何処と無く楽しみにし、どうせなら自分も明日此の場所に月を見に来ようかと考えていて。





>43



( 一際大きな部屋に通され、出て行く使用人達に軽く頭を下げては改めて二人きりになり、格子越しにも綺麗に佇み深々と頭を下げる彼女は自分の目を離してくれず暫し見詰めてしまう。
さらりと舞う漆黒の艶めく髪に飾られた花飾りは紛れも無く今自分の此の手に有る“供え物”で、しっかり彼女の手に届きこうして身に着けてくれたのだと思えば胸が熱くなって。
昨夜、彼女に目を奪われただけ、こうしてしっかり向き合うのも翌日の今日、何とも浅く単調な出逢いだが自分の中の彼女は御伽話の御姫様で、まるでずっと前から会いたかったかの様にも感じさせてくれ感動さえ感じて。
憂いを帯びて月を見詰めてた彼女は囚われの姫君だったのか、と未だ自分の世界から抜け出せないまま彼女の視線に合わせるように自分も佇む。
吸い込まれる様な美しい瞳、流れる漆黒の髪と触れてしまえば壊れてしまいそうな儚げな印象と華奢な身体、表情こそ読み取れないとも思わせるが何とも美しく優美なその顔立ちと様子。
嗚呼、やはり彼女は御姫様だ、なんて考えながら真っ赤な椿を差し出す。

一度だけ、一度だけでも構わないから、貴女様とこうして間近で御話し出来たらと、昨夜人生で初めて強く願いました。
( 暗闇の人生を歩んで来た中、十七年の中で初めて願った“嗚呼、どうかあの美しい姫君の御顔を間近で見られたなら、言葉を交わせられたなら。”と言う願い。
自分の様な人間とも言い切れぬ存在が願って良い事では無いとは思ってたがこんな直ぐに叶うなんてと少しばかり潤んでは「神様とやらは、本当にいらっしゃるのね。」と続けて。



(/ おおお了解です!!!何でもばんばん仰って下さいませ!!!
素晴らしい展開と絡みに興奮です。((鼻血
ではでは此方も本体は失礼させて頂きます!!!


46:  [×]
ID:68306568e 2016-02-29 10:43:42

>影狼様
…――――ひとを化かすのは、狐と狸だけだとばかり思っていました…
(夜空に浮かぶ星を摘んで詰めたような色とりどりの砂糖菓子は見目も非常に美しいが一つ食べてしまえば満足。狼であれば運動量に併せた量の食事を摂取せなばならないのではなかろうか、仮にそうだとしたら自身の小さな手におさまる程の少ない量では足りないのではと差し出してから思い至るも受け取らない辺りお気に召さなかったらしい。ではやはり自らが食材になるしかないかと何処か片隅で思い、次は腕を差し出そうと思っていたところ座敷牢内を照らす月が雲間に掻き消えると代わりに人の影が浮かんで呟きを零し、相手の姿をしかと視界におさめて改めて挨拶の言葉を紡ぎ)…こんばんは

>白雪様
昨夜、……此れまでの人生ではじめて"嬉しい”と思える贈り物を頂きました。はじめて、"私”に宛てた贈り物を頂きました。――けれど、私自らの手では受け取れず…それを悔いておりました。
(暗闇に浮かぶ白くうつくしい其の姿はあの日私の心を釘づけて離さず、心の一部を持っていかれてしまったよう日中は勝手に椿の君と彼女を呼んで再会の刻を待ち望んでいた。万病、怪我を癒す巫女でも、お金儲けの種でも畏怖の対象としてではなく私個人に宛てられた椿の花は息を呑むほどに美しく、ほんの幽かでもいいから昨日の逢瀬の痕跡を傍に置こうと此の黒髪に赤を乗せたには記憶に新しい。私の我儘で叶った再会の場に佇む彼女もまた花のように、はたまた今にも溶けだしてしまいそうな白雪の如く儚さを残し。今と謂う時間を噛みしめて一度閉ざした唇を再度開いて、ゆっくりとした語調で語り花飾りにふと片手を寄せて冷たさを帯びた花弁を指先で撫で遣り睫毛を伏せ、頭から胸まで手を下したなら両手のひらを見詰めて握りしめ。
けれど、後悔を取り戻す機会は思いのほか早くに与えられた。格子まで座ったまま足を引きずる形で這ってゆくと差し出された真っ赤な椿を受け取ろうと格子の向こうに向け両手を差し出し。やっと、受け取れる。漸く触れられる)

私も。…私も、あなたさまと同じく"一度でいいから再び見(まみ)えたい”と強く願いました、…そして、叶った(それがただただ嬉しくて。宝石を産み血肉を薬としてしか求められぬ身、初めて会った存在へ焦がれる気持ちは大きく昨夜互いを知ったばかりにも関わらず視界が歪んでゆき双眸からはらりと涙がこぼれ出し、その水滴は私の皮膚を離れた瞬間に妖しい煌めきを宿した宝石に変貌を遂げて)
――私は、鴇と申します。…あなたさまのお名前を、お聞きしても宜しいでしょうか

47: 影狼 [×]
2016-02-29 19:16:14

>白雪

もし明日が満月ならここに来ない方がいい・・・
(せっかく貰った和菓子を食べようとしたが明日に満月になると聞いて「ここは月が良く見えるところだから明日来るだろう」と考え、人狼になった自分を見せたくないなので注意して


>鴇

まぁね、狼も変化出来るんよ
(本当は人が狼になるのだがそれは気にせずちょっと得意気にそう言い、「ここに来たのは狼の私を恐れないアンタが気になってね、何故、恐れないんだ?」近寄ってきた理由を述べるついでに何故、恐れないのか聞いてきて)

48: 白雪 [×]
2016-03-02 01:55:04






>46



( 彼女の涙から流れ落ちた涙は頬を離れると共に何とも美しい宝石となりカツン、と音を立て地面へと落ち行き、驚きと幻想的な其の様子に此れは現実なのかと此の時を疑う。
名前を問われた事に暫しの時間が経った後漸く気付き自分の本名を名乗ってしまおうとしたところであの名前は捨てたでは無いかと自分に釘を差す。
しなやかでありつつ細い其の手に触れたまま「白雪と、申します。」と未だ潤んだ瞳のまま告げては最早既に耳にした彼女の名を呼ぼうとした処で口を噤み。

失礼なのは理解してます、神の子、生まれ変わり等と貴女様が呼ばれてるのは何度も町で耳にしましたし私なんかが容易く触れて良い御方では無いのも分かってます。
それでも、今日だけで構いません。“巫女様”の貴女では無く、………“鴇様”と言う貴女自身の名前を呼ばせて頂けたら………、
( 言い掛けた処で何とも厚かましく図々しい願いだと気付いてははっと下を向く。
お慕いしてた御姫様に触れられた、こうして近くで話す事が出来た、願いが叶ったにも関わらず自分はこんなにも欲深かったのかと唇を噛み締める。
触れてた手を一度離し、格子の中に手を伸ばしては震える手で彼女の頬にそっと触れる。
何時か彼女の涙の話も町で耳にした事があった、高値の価値がつくその宝石を欲しがる者はどうやら沢山いる様で嫌な話を聞いた事もあった。
其の時こそその様な話は信じ切れて無かったが先程目にしたのは紛れも無い現実。
落ちた宝石を拾い上げては切なげに其れを見詰め「普通の人となんら変わらない、美しい涙に変わりはありません。」と小さく告げて。

貴女に御会い出来た今宵の事はきっと一生忘れられません、此の時まで生きて来て一番幸せで濃厚な時を過ごしました………。
( まだ潤む瞳のままに上記を告げては時間を知らせる為に訪れた使用人が扉を叩き低い姿勢のまま顔を伏せ彼女に『ひいさま、そろそろ御時間で御座います。』と。
次の約束なんて此の自分が持ち出して良いものではないと知りながらも離れるのがどうしても名残惜しく、改めて彼女を見詰めては「椿の花、とても御似合いです。身に着けて下さってるのを目にした時、嬉しくて嬉しくて胸が熱くなりました。」と柔らかく微笑んで。





>47 影狼



( 彼女の注意の真意も分からないままに時間が遅い事を改めて思い出しては一晩だが話せて嬉しかったと礼を告げ彼女とは別れて。
“ここに来ない方がいい”と彼女は言った、それは一体どういう事だろうかと考えながらも自宅に戻り翌日の準備を済ませて。

( そして翌日の夜、どうやら町民の話は正しく今宵は満月。
見世物屋の二階にて真白な髪を梳かしながら雲一つない空をぼんやりと見詰めていては儲け話とあれば直ぐに耳を向ける見世物一座の座長が何やら女将に話をしているのが耳に入り。
『いやな、聞いたんだよ、狼少女の話。狼少女なんて珍しいものはそういないぞ、とっ捕まえてしまえば暫くは食いもんに困らんさ。』
( 下卑た笑い声をあげながら話す座長に顔を顰めつつ“狼少女”が誰かなんて想像も付かないまま再び空を見上げてはやはり昨日の彼女の言葉が気に掛かり今宵の見世物が終わったならあの神社に向かおうと考えていて。


49: 影狼 [×]
2016-03-02 19:50:00

>白雪


クゥン・・・
(白雪に教えられた通りに満月になったので人狼になり、満月を見つめながら「あの子は来ないよね・・・」と少し悲しそうに鳴き)

ガウガウ!
(しばらく月を眺めると腹の音がなり、この日のために保存していた大量の肉を取り出すと一心不乱に食べて始め)

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