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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
操觚者 [×]
2015-12-27 16:46:42
「見返落書」
射干玉の夜にひらめく玉の緒へ、浅きゆめ見しあやしの身さへ
婚ひ星散りかふ小夜すがら、君が星こそかなしけれ
淡き十六夜まなこに抱き、いざやまみえむ、昏きとばりに——
「夜が更けるまで今少し、口を噤んで待たれよ。」
目次
>1 其の壱「講釈」
>2 其の弐「決まりごと」
>3 其の参「あやかし紹介」
その他諸々
1:
操觚者 [×]
2015-12-27 21:57:06
「講釈」
噺の舞台は江戸か平安かはたまたお伽草子の国か。ともあれまだ空は広く、彼方此方に人ならざるもののかおり漂う古き日本の世で御座います。
此処に綴るはその人ならざりし異形ども。
百鬼夜行に魑魅魍魎…世にも恐ろしき妖どもの、類稀なる恋物語に他なりませぬ。
否否、血も凍るような怪異譚やも知れません。
全ては貴方様次第。
物語を円満に紡ぐも紅蓮の花咲く地獄へ繋ぐも、あわれな化け物どもが惚れ込んだ、貴方様がたの御心次第に御座います故。
細かな噺は後の頁にて明かしましょう。
無論、貴方様がたの望まれるように書き変えたとて構いません。どうぞ花街にでも赴くように、ふらりと気兼ねなくお申しつけくださいませ。
…しかしまあ、恋だ何だと申しましても所詮化け物の致すこと。
何とは無しに仄暗く、ともすれば血の潮さえ匂い立つ病んだ御噺になりかねません。
お嫌いな方は夜道にお気をつけてお戻りを。
それもまた良し、と仰るならばもう少し、星月も眠る夜半の頃までお待ちください。
2:
操觚者 [×]
2015-12-28 00:11:27
「決まりごと」
些か冗長な文となりましたがお許しくださいませ。
●約束事
・此処のみならず、サイトの決まり事は必ずお守りください。また礼儀や人としての道理を忘れず、他の方のご迷惑になるような振る舞いは慎んでくださるようお願い致します。
・御噺の外での喧嘩、ひやかしや野次の類はお控えください。
・募集は殿方のみ。乙女子、御婦人はご遠慮願います。
●文章
・あくまで物語ですので、一度のやりとりで少なくとも五十文字以上は綴っていただきたく存じます。形式はお好きなように。
・無意味な空白、記号は野暮というものです。
・和"風"ですので、カタカナ、外来語、現代用語等を使っていただいて構いません。あまり思い悩まれず、雰囲気を楽しんでいただければ幸いに御座います。
・ゆっくりとお付き合いください。此方も筆が遅いものでして…何卒ご容赦願います。
●その他
・猥褻なやりとり、血も涙もない惨たらしい行いは読み手の方へ考慮し禁じさせていただきます。口吸いならばいくらでも。
・貴方様が言葉を交わせるのは選んだ妖ひとりのみ。他の御仁や妖とはやりとりが出来ません、御了承くださいませ。
・参加名簿は一日以内にお渡しください。なお、同じ妖を複数の方が選ばれた場合、僭越ながら私めが選定させていただきます。
・十四日お返事を下さらなかった場合、関係を白紙に返させていただきます。妖におののき逃げおおせたか、愛するあまりに喰われたか…かように扱わせていただきますので、長らくお顔を出せぬ場合は一言下さると誠に有り難い次第です。
・私の未熟さ故にお見苦しい点も多々あるかと思われます。ご意見、ご指摘、ご質問など御座いましたらお申しつけくださるようお願い致します。
お目通しありがとうございました。
では妖どもをお連れします故、好きな草花にでも思いを馳せつつゆるりとお寛ぎくださいませ。
何故花の話など?…言わば人間でいう"合言葉"の真似事、私の文を読んでくださったという証を頂戴したく…どうぞ名簿の末尾にでも花の名を飾ってやってくださいませ。
試しに申せば私が愛でるは彼岸花。またの名は狐花、まさしく私めの……ええ、ええ、与太話なんぞより妖連中を御所望でしょう、重々承知しております。
再び、魔のもの蔓延る丑三つの頃までお待ちください。
3:
操觚者 [×]
2015-12-29 02:05:09
「あやかし」
…おっと、ひとつ書き漏らしが。
これから紹介致します妖どもにはある共通点が御座います。
それは"夜の間のみ人の姿に化けられる"というもの。
お天道様がのぼっている間は、此奴らは本来のおぞましき姿でいる訳です。
みな昼間は何やかんやと言い訳をして貴方様の前には現れぬことでしょう。好いた相手に醜い姿を見せたくないのは人も妖も同じこと。
つまり、御噺の舞台は大抵夜となりますことをご理解いただければ幸いです。故に表題も"終夜語"というわけでして…。
では改めまして、妖どもと彼奴等にまつわる御噺を順繰りにご覧に入れましょう。
●壱、『夜蜘蛛』
~あらすじ~
とある冬の日の宵の口。家路についた貴方様は、家の前にひとりの男が倒れているのを見つけ慌てて介抱してやります。寒さにやられていたのでしょう、暖かな食事と囲炉裏の火をくれてやると男は生気を取り戻し、優しい貴方様に礼を述べてからこう言いました。
「あんたのお陰で助かった。だが生憎しがない旅芸人の身、礼になる物も何もない…どうかしばらくここに置き、恩を返させてくれないか」。
かくして一つ屋根の下、人と妖の世にも奇妙な暮らしが幕開くことと相なりました――。
(注釈)
要は鶴の恩返し。此度の、そしてかつての恩を返すべく蜘蛛が貴方様にせっせと尽くす日常の御噺となります。此奴は掃除に洗濯夕餉の支度、時には金さえ稼いで貴方様のお役に立つでしょう。
ですが少々焼きもちやきで、愛しい人を縛りつけたがる欲張りな節が御座います。貴方様に色目を使った女に手をかける…ともすればそんな馬鹿げた真似を働くやもしれません。苦手な方はご注意を。
「今夜の月は良い月だ。酒の肴に一曲弾こうか、生憎恋歌の類しか唄えねぇがな。」
『路傍の虫けらに優しくしてくれんのは、後にも先にもあんただけさね。まぁ、悪い虫につかれちまったと…そう思って観念してくれ。』
名前/八雲(ヤクモ)
年頃/二十代半ば
容姿/黒絹の髪をうなじの上でゆるりとまとめ、銀のかんざしを刺し、長く伸びた前髪は左に流すも額に一束かかっている。形の良い切れ長の瞳に熟れた葡萄のような紫を浮かべ、薄く笑む口元を小さな黒子で飾った顔は女のそれとはまた異なる妖気を漂わせる。
黒地に紅や黄の花を咲かす着流しは華やかであり、纏う手足はすらりと長く、三味線つま弾く指も細いが体つきはしっかりとした男のもの。背丈は177cmほど。夜毎に髪や帯の結び目を変え、後れ毛の垂らしかたひとつにも気を配る伊達男。その装いはみな他ならぬ貴方様のためだけに整えたもの。
性格/詩や歌のような言い回しを好み、本心を暴こうとしても軽口でのらりくらりと躱してしまう雲のように掴めぬ男。朝もやに姿を消し、宵闇と共にふと現れる一見気ままな性分はまさしく浮き雲だが、涼やかな笑みに隠したその心は貴方様への恋慕にはじまり憧憬、執着、そして嫉妬とあらゆる想いにがんじがらめになっている。貴方様と言葉を交わせるだけで幸せ。そうは思っていても、他の人間と親しげにやっているのを目にすると…つい、相手を縊り殺したくなることもあるのだとか。
備考/一人称は「俺」、貴方様のことは「あんた」と呼ぶ。声は低く艶のある響き。
いつも三味線を傍らに持ち、これを商売道具に彼方此方をまわってきた旅芸人だと騙っている。毎日夜も明け切らぬうちから夕刻まで家を留守にしているのも町へ出て三味線を弾き、貴方様のために金を稼いでいるからだという。
正体/八本の脚に毒々しく輝く目を無数に持った大蜘蛛。吐き出す銀糸は一度かかれば二度と外すことはできない強かなもの。
元をたどれば、かつて鬼蜘蛛の巣にかかっていたところを貴方様に助けていただいた小さき女郎蜘蛛。生まれて初めて受けたその優しさに惚れ込んでしまい、恋焦がれるあまり妖に身を落としてまで人に化け、愛しい貴方様に会いにきた。恩を返すだけのつもりがいつしか欲が顔を出し、貴方様を手に入れたい、自分だけのものにしたいと願うようになる。
募集/
・年齢、性格、容姿などはお好きにどうぞ。
・一人で暮らしている方。また家事を苦手としているか、忙しい身で家事にまで気を配れない方だと蜘蛛も世話のしがいがあるそうです。
・蜘蛛を助けたことは覚えていなくても問題ありません。忘れていたとて怒って縊り殺したりは致しませんのでご安心を。
4:
操觚者 [×]
2015-12-29 02:11:04
●弐、『手負蛇』
~あらすじ~
良家の一人息子たる貴方様は奇妙な病に侵されておりました。
それは心臓が締め付けられるように痛み、息をすることさえ苦しいという惨いもの。病はどんな医者にも治せず床に伏し、ただただ苦痛に悶える日々を送る貴方様…そんな貴方様の枕元へある晩ひとりの男が訪れます。その男が貴方様に触れると、なんと心臓の痛みがたちどころに消えたのです。
その後も夜な夜な貴方様の元に現れ、地獄の苦しみから救ってくれる不思議な男。貴方様は名も知らぬその男にいつしか縋り、依存し、惹かれていってしまうのでした――。
(注釈)
蛇に呪われた貴方様と、呪いをかけた蛇の御噺。
貴方様を苦しめているのは病ではなく、男――蛇がかけた呪いに他なりません。
この意地悪い蛇は貴方様をよりいたぶるために人に化け、一夜の間だけ呪いを解きにやって来るのです。長々といじめ続けるより、一度救ってから再び痛みの中へ突き落としたほうが人は苦しむと知っているのでしょう。此奴はこのまま貴方様の命を奪ってしまうのか、それとも情にほだされるのか、否否、とうの昔に歪な恋に落ちているのか…全ては貴方様次第にございます。
「良いかい坊ちゃん、私の事は誰にも話してはいけないよ。この事は君と私、二人だけの秘め事にしよう。」
『因果応報、という言葉を知っているか。お前は私の命を奪った…故に私がお前を喰らおうが、この世の終わりまで嬲ってやろうが何の文句も言えるまい。』
名前/朽縄(くちなわ)
年頃/二十代の終わりから三十代頃
容姿/鈍色の髪は顎につかぬよう整えられ、前髪もまた目にかからぬよう真ん中から無造作に分けたような形。癖はなくストンと伸びている。
曇りのない片眼鏡が蛇さながらの鋭い赤目を聡そうな眼差しに見せ、まるで博識な医者めいた顔立ちを繕ってはいるものの、ひとたび笑えば目の端も唇の端もつうっとつり上がり底意地悪そうな面へと様変わりする。背丈は180cmほどと高く、骨ばった体に虫襖色の着物を纏う。仄白い肌は見た目に違わずひんやりと冷たく血の温もりというものが感じられず、首元には何かに断ち切られたかのような深い傷痕がくっきりと刻まれている。
性格/成熟した落ち着きと穏やかさを纏い、疲れ切った貴方様へ優しく寄りそう姿は父か兄のよう。しかし本性はずる賢く冷酷であり、自身について尋ねられれば「教えたら二度と此処へは来られなくなるが、それでも良いか」と、半ば脅しのようにはぐらかす。貴方様がやつれ傷つきもがき苦しむ姿を何よりも好んでおり、いっそ愛していると言っても過言ではない。口が上手く、貴方様から思慕の念を向けられれば言葉巧みに応え好い人の真似事さえしてみせる。いずれ本気になるやも知れぬなどとは露とも案じていない様子。
備考/一人称はおおよそ「私」。貴方様のことは甘く優しく「君」「坊ちゃん」と呼ぶが、本性を現せばひやりと冷えきった声で「お前」と呼んでみせる。
夜が更けた頃に音もなく現れ、貴方様ととりとめのない話をしては夜明け前に姿を消すのが常だが時折散歩へ連れ出してやったりもする。全ては貴方様を自分にとことん入れ込ませて、そしていつか思い切り突き放していたぶってやりたいが為。
正体/人一人容易く飲み込めるような大蛇、元をたどれば貴方様がかつて庭で殺した蛇。命を奪われた恨みから貴方様の心臓を絞め殺そうと呪いをかけていた。呪いは自身の意思で自在に解くことができる。
鬼灯の如く燃える赤目は睨まれるだけで身が強張り、大人の顔ほどあろうかという鱗は身じろぐ度にぞろりぞろりと刃の擦れるような音を立て、死臭にも似た忌まわしい香を撒き散らす。呪いなど使わずとも人間など一息に殺めてしまえそうな恐ろしい風貌。
募集/
・お屋敷に住まわれている十八歳以上の方。
・疲弊している設定ではありますが、あまりに気弱、泣き虫、会話が成り立たぬほど内気な性格はご遠慮ください。元は蛇を殺す度胸を持った方、ということを考慮していただければ幸いです。
・蛇への好意はご自由にお考えください。痛みを消してくれる者として縋っていても、ひとりの男として好いているのでも構いません。
5:
操觚者 [×]
2015-12-29 15:45:58
●参、『化ケ猫』
~あらすじ~
貴方様には幼き頃より家族のように可愛がり大切にしている白猫がありました。白猫もまた貴方様によく懐き、飯を食うのも床へ入るのも一緒という始末。
そんな白猫が、ある日を境にふっつりと姿を消してしまいます。家出か、よもやどこかで死んでしまったのでは…悲しみに暮れる貴方様の前にこれまたある晩、奇妙な成りをしたひとりの男が訪れ、白猫と同じ金目銀目の瞳を細めて事もなげに言ったのです。「ただいま」と――。
(注釈)
飼い猫をなくした貴方様と、飼い猫によく似た奇妙な男の摩訶不思議な日常譚。
怪談の類を嫌う貴方様は、男がいくら"己は貴方様の飼い猫である"そう訴えても信じようとは致しません。風変わりな男、気の触れた青年と軽くあしらうばかり。「ならば猫の姿を見せてみろ」と言っても男は口ごもるばかりですから、まあ信じられなくとも致し方ありません。それでも夜ごと現れる男を無下にできないのは、やはり寂しいからでしょうか。男の瞳が愛猫のそれと瓜二つだからでしょうか。
信ずるか否かは貴方様次第。化け飼い猫との堂々巡りの日々、どうぞご堪能くださいませ。
「俺はずうっとずーっと、こうしてアンタと話がしたかったんだ。」
『俺だってアンタとひなたぼっこがしたいし、アンタと一緒に昼寝もしたい。アンタの膝にも乗っかりたいけど…でも駄目だ。俺のほんとうの姿を見たら、きっと驚いて死んじゃうからな。』
名前/シロ
年頃/十八、九頃
容姿/手触りの良い白髪はひとつに束ねて尾のように背中へ垂らし、貴方様がくださった鈴つきの赤い紐を飾っている。前髪は所謂M字、猫の如きつり目を縁取る睫毛もまた白く、瞳は金目銀目といわれるように右が金色で左が水色。
人懐こそうな顔立ちの青年ながら歯や爪は随分と鋭く、ツンと取り澄ました表情などにはどことなく猫の面影を宿す。そして何より、貴方様がふと振り向くと獣の耳と二股に裂けた尾を揺らしていることも…。裾を絡げた灰色の着物はそれでも着慣れていないためよくはだけており、帯には白い毛皮を、手足首には白い布を巻き素足。背丈は175cmほどでしなやかな体。
性格/人の姿をしていても気性は猫そのもの。呑気で気楽、心の赴くままに昼寝をしたり散歩に出たり、貴方様に擦り寄ったり。他の猫に比べれば幾分か甘えたではあるが獣らしい野生味もあり、不満は言葉ではなく爪や牙で訴えてしまう。人間の常識というものを知らぬため、奇怪な行いをすることもしばしば。貴方様と言葉を交わせるのが嬉しくてつい喋りすぎることもあるそうな。
備考/一人称は「俺」、貴方様の呼び方は「名前/アンタ/ご主人」とコロコロ変わる。
夜が来る度に人に化けて貴方様のもとへ現れ、手土産――夕餉になりそうな鳥や魚、時には猫らしく虫の類――を得意顔で渡してくる。たとえ信じてもらえなくとも冷たくあしらわれようとも、また貴方様と一緒に過ごせるだけで満足な様子。
正体/長い時を生き妖怪へと変化した化け猫。尻尾はばっさり二股に裂け、薄ぼんやりと光る毛並みに死人を操り火の玉を起こし人をたぶらかす妖力を纏い、目にしたものは呪われるという厄介な獣。元をたどれば貴方様が可愛がってくださっていた猫の「シロ」。
本当の姿を見られて嫌われてしまったら、何より万が一にも貴方様を呪ってしまったら…そんな不安からたとえどれだけ疑われようと、化け猫の姿を晒そうとはしない。
募集/
・できれば二十歳以上の飼い主様。
・少々頑固と言いますか、疑り深いと言いますか…妖など信じない、そんな方を募集致します。
・あれこれ言いつつも奇妙な男を受け入れてくださる優しさも持ち合わせていただければ幸いです。
6:
操觚者 [×]
2015-12-29 16:05:04
長らくお待ちくださり有り難うございます。
丑三つどころかすっかり誰そ彼時となりましたが、これより募集を始めさせていただきたく存じます。
が、所謂受け受けしい方、女々しい方はご遠慮願います。左右は決めておりませんが気持ちの上では双方左ということで…。
では以下にご記入願います。
●貴方様の名簿
名前/
年齢/
御噺/(希望の噺の数字か題名をお書きください。)
容姿/(詳しくお願い致します)
性格/(〃)
備考/
希望・要望/(展開、関係性、細部の変更など何なりと)
なお、参加を希望される際は私のように劇中人物の口調でも、勿論背後様のお言葉でも構いません。
また先に申しました通り質問指摘はいつでもお待ちしております。何せこの場をお借りするのは初めてのこと、アラや矛盾も多々あるかと…
さてさて無駄話はこれにてお終い。
良き縁を願い、開幕とさせていただきましょう。
7:
匿名さん [×]
2015-12-29 17:02:53
keepありですか?
8:
操觚者 [×]
2015-12-29 17:10:30
>匿名様
はい、勿論受け付けおります。わかりづらくて申し訳ありません…。
9:
迷い人 [×]
2015-12-29 17:20:38
少し、お邪魔するよ。
どうもこの素敵な雰囲気を壊してしまうのは気が引けてね…生憎丁寧な言葉遣いは苦手なんだけど、俺からの声掛けで許して欲しい。無礼は謝罪するよ。
さて、どれもこれも俺好みな異形サンがお揃いで非常に困ってるんだけど…そうだな、蜘蛛の糸に絡め取られてみたい気分だね。
名簿…とやらは、旦那の所望する時までには間に合わせよう。何せ自己紹介の類いは苦手なんだ。俺は自分の事が分かった事なんか一度も無いからね。
…おっと、お喋りが過ぎたか。ここらで一旦失礼するよ。では、また夜に。
10:
匿名さん [×]
2015-12-29 17:36:34
名前/葦原 嘉瑞(ヨシワラ カズイ)
年齢/24歳
御噺/壱、『夜蜘蛛』
容姿/何処と無く地味な印象。艶のある黒髪を襟足に整え、人の良さそうな垂れ目の瞳は色素が薄く赤茶色をしていて八重歯がある、よく見れば整った顔立ち。身長178cmで細身だが筋肉質で健康的な肌の色。青地に黒の龍が描かれた着物と白の羽織をよく着てる。
性格/真面目で誠実を絵に書いたような善人。爽やかな優男。どうにも断ることが苦手で、面倒な事を押し付けられてはそれをしっかりこなすということを繰り返している。どこか自分を卑下しているため自信がない。好きな人が出来たことがないため恋をわかっておらず、甘い言葉の一つも言えない不器用者。相手の好意に気づかない鈍感。
備考/ 語尾を残してのんびりとした口調で喋る。酒豪で酔うと甘言を垂れたり口吸いを求めたり抱擁をしたりとめんどくさいところが出る。蜘蛛を助けたことはぼんやりと覚えている程度でまさか恩返しに来たとはつゆともおもっていない。
彼岸花
(/遅くなりましたが参加希望です。不備等ありましたらご指摘ください)
11:
葦原 嘉瑞 [×]
2015-12-29 17:42:06
あゝ!すまない…先のお方と被ってしまったようだ。
僕も夜蜘蛛の糸にかかってしまったらしいねぇ…
どうしたものか…もしよかったら僕が変えてもいいのだけれど…
12:
迷い人 [×]
2015-12-29 17:54:49
>11 様
嫌だな、譲るなんて野暮な真似は止してくれよ。お前様も相当に素敵なお人だ。折角の自己紹介、無下にしては詰まらない。今回、俺は参加を見送らせてもらうよ。
なァに、俺だって野暮な事をする人間じゃないさ。元より欲に負けて声を掛けちまったが、参加するにはそれだけの時間が足りないんだ。丁度良かったよ。
だから今回の事は気にしないでおくれ、青年。
また喋りすぎてしまったな…申し訳無い。俺は此処で退散としよう。
それでは、良い夜を。
13:
葦原 嘉瑞 [×]
2015-12-29 18:00:13
>12様
本当にすまない…でも、ありがとう。
貴方もとても素敵なお方だ。
貴方が良い御噺に出会えるよう祈っているよ。
あゝ、良い夜を。
14:
匿名さん [×]
2015-12-29 18:07:19
(/解禁お待ちしておりました。折角のすばらしい雰囲気のところを壊してしまうようで申し訳ない気持ちはあるのですが、今現在語り口調で文章を書ける時間が無いもので……背後で失礼します。勿論keep期間には間に合わせますので、大蛇様のkeepをお願いしてもよろしいでしょうか?)
15:
顔隠し [×]
2015-12-29 21:02:44
名前/ 淡島 藤吉
年齢/ 21
御噺/ 弐『手負蛇』
容姿/ 艶を失った黒髪は胸辺りまで伸び一纏めにゆるく前で結わえられている。身丈は174程。嘗ては均整のとれた体つきであったものの、日に日に痩せ衰え日を浴びずにいた肌は蒼白く変化している様。凛とした見目は苦痛に苛まれ見る陰もなく、地に這いつくばろうとも残された元来の我の強さだけがギラギラと目を光らせており人を寄せ付けにくくする。金通縞の着流しに白藤の羽織。
性格/ 算術に優れ頭がよく商才もあったが 故に驕り、他人の話を疎かにしがちであった。そのため怖いもの知らずで古い言い伝えや妖の類はものともしてこなかった。また何れは家をお江戸一の店にと大きく野望を持っていたものの病により打ち砕かれ、更に病が治らぬと知れば掌返しする人々により人間不信と卑屈さを産むこととなった。しかし根は真面目で勉強家、願望を成就させる為ならば努力は惜しまず自他共に妥協を許さぬ厳しさが故のこと。
赤の他人であるにも関わらず自身の苦痛を何の代償も下心もなく和らげてくれるであるとか、端々から感じられる知性であったりに尊敬や敬愛の念をこめ相手を「先生」と呼び慕っている。相手が自分以外に唯一信用信頼できる相手。
備考/ お江戸で名高い呉服屋、大店 高砂屋の一人息子。次期当主の筈であったが病により床に伏せてからは養子を別にとることが検討されている。最初のうちは方々の医者を呼び寄せては治療を試みていたものの現在は諦められたのかたまに明らかなヤブが訪ねる程度でめっきり。それにあわせこちらも名高い乾物屋の娘と結ばれていた婚約関係も破棄された。本人は忘れかけつつあるが、屋敷内で妖しくも美しい見目の蛇を見つけ、さてこれで煙管入れなどを作るのも一興と自ら殺めたもののふと目を離した隙に消えていたという奇妙な体験をした。
希望・要望/ 此方からはどっぷりになるや否やはわかりませんが唯一信頼できるものとして愛情に酷似した依存をさせていただきたいです。御覧になってお気付きかと思いますが何かと難有りな息子で御座いますから、灸据えで更に懲らしめてやるもよし、殺してしまうもよし、はたまた転がり転がって愛してやってくださっても構いません。朽縄様の御心のままにどうぞお願い致します。
楽しみに待ってた解禁の文字を見てはつい馬鹿みてえに喜んじまってさ、こんなもんを作っちまったようだよ。…どうも遅筆でね、数時間前に囲い込みの申し出があったことにも気付けねえ始末だ。
ただ俺はどうも諦めの悪い性分だから 「はい、これで終いだよ。」 とはいけねえ性分でね。もうお一方には悪りいとは思うが主様の仰ってた選定にさせちゃあくれねえかい?
定家葛
16:
操觚者 [×]
2015-12-29 22:57:10
>迷い人様
かように奇怪な御噺へ迷い込んでくださったこと、そしてお優しい御心遣いに心より御礼申し上げます。
貴方様のような素敵な御仁に手ぶらでお帰りいただくのは誠に心苦しいのですが、宵闇にはまだ紹介しきれぬ異形どもがひしめき己の出る幕を今か今かと待ち侘びております。
いずれ貴方様のお気に召す御噺が現れるやも知れません。時折ふらりと足を運び、ひやかしに覗いてやってくださいませ。己を知ろうが知るまいが、貴方様は私どもにとっては大切なご客人ですので…。
それでは、どうか良き夜半の冬を過ごされますよう。
>葦原様
此度は御噺に目を留めていただき有り難う御座います。名簿の方、確と頂戴致しました。
いやはや、化け蜘蛛にやるには勿体ないほどお優しい御仁…彼岸花を愛でられるとはまたお目が高い、蜘蛛なんぞより私と戯れていただきたいほどで…おっと、これはとんだ戯れ言を。
日付が変わる頃までに蜘蛛をご所望の方が現れぬ限り、是非ともお相手をお願い致します。どうか今しばらくお待ちくださいませ。
>匿名様
否否、とんでも御座いません。お声を掛けていただいただけで御の字というものです…大蛇の御予約、確と承りました。
しかし他の方の名簿も預かっております故、決まりごとの通り選定となりますことをご了承ください。
どうか焦ることなく、ごゆるりとご記入くださいませ。
>淡島様
甘美なお言葉を有り難う御座います。是非ともそのお顔を拝見し、まなこを見ながら御礼を申し上げたいものです…嗚呼、名簿は確と頂戴致しましたのでご安心くださいませ。
ではお言葉に甘え、蛇のお相手は僭越ながら私めが選ばせていただきます。十四の匿名様が名簿をお持ちになるまで今しばらくお待ちください。
それにつけても定家葛…かの妄執の花を愛でるとは、いや、御見逸れ致しました。
17:
匿名さん [×]
2015-12-29 23:14:15
(/>>14の者です。 他の希望者様がいらっしゃったようなので、安定して顔を出すことが難しいこともあり失礼ながら辞退させていただこうと思います。背後の都合により参加することはできませんでしたが、素敵なトピに巡り合うことができて幸運でした。またどこかでお目にかかれる機会があれば幸いです)
18:
葦原 嘉瑞 [×]
2015-12-30 00:42:11
日付が変わったようだねぇ。
いやはや、僕は随分とのんびりしているようだ。今日になってすでに半刻もたっているのに気づかないだなんて…自分が嫌になるよぉ。
迷い人さんに譲っていただいた…いや、また僕は野暮な事を言ってしまったらしいね。忘れておくれよぅ。
とにかく、日付が変わったからお相手して頂きたいのだけれど…如何かな。
長くなったけど後一つ、僕は優柔不断のようでね。彼岸花も好きだけどさ、毒人参や紫陽花の時もあるから…よろしくね。
19:
操觚者 [×]
2015-12-30 01:34:30
>匿名様
畏まりました。
至極残念では御座いますが、迷い人様にも申しました通り、御噺というのは目を離した隙にふと新しく生まれているもの。いつ匿名様のお気に召す御噺が書き加えられているやも知れません。
いつか再び相見え、良き縁で結ばれる日を心よりお待ちしております…というのは些か情が重いでしょうか。
ともあれ、貴方様が良き冬の夜長を楽しめますよう夜のとばりから祈らせていただきます。
お声掛け誠に有り難うございました。
20:
操觚者 [×]
2015-12-30 01:47:19
>葦原様
いやはや、半刻もお待たせして申し訳御座いません。年の瀬が慌ただしいのは妖とてまた然り…そう思ってどうか許してやってくださいませ。
それでは改めまして。中々厄介な毒虫ではありますが、愛想が尽きるまで何卒お相手をお願い致します。
迷い人様の御厚意もまた何かの巡り会わせで御座いましょう。ええ、お優しい計らいへあれこれ言うのは粋とは呼べぬ…私も口を噤むと致しましょう。
彼岸の花に人参紫陽花。可憐な毒花が彩る日々がうつくしい夢物語となりますよう願わずには居られません。
さて書き出しで御座いますが、我が儘を聞いていただけるのならば葦原様から御噺を始めてはいただけないでしょうか。
行き倒れの男を拾う場からでも、共に暮らしはじめて幾日か立った頃合いからでもお好きな所から手をつけていただいて構いません。
無論、少々難儀ということでしたら私めのほうから書き出させていただきますが…何卒よろしくお願い致します。
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