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ポエム/173


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自分のトピックを作る
154: fuzz [×]
2017-06-10 23:40:46

しょうがないんだろうけど

私も闘ってた方が
自分のこと好きだ

155: fuzz [×]
2017-06-10 23:44:38

雨が降って
土のくぼみに溜まった
苺味のゼリー
お砂糖まぶした
皆、皆
おばあちゃんに貰った
ペンダント
胸に下げて
青空が晴れる時
もう一度大きな声で歌う
この物語の
最初みたいに

156: fuzz [×]
2017-06-10 23:52:26

古びた金時計
何度取り出して見た時に

小雨の降るロンドンの
時計台 大きく鳴った

僕の妖精が迎えに来る
いたずらっ子の妖精

街灯の灯りに見える小雨
僕の呟きハーモニー

窓の外、
寒い夜のシンフォニー

157: fuzz [×]
2017-06-11 00:08:37

森の鏡の池の淵
魔法の鏡に映る景色
勇気を持ってまっすぐに
見つめた時に目に入る
僕らは神じゃないんだと
鏡に触れなきゃ見えなかった
だから僕らは剣を持ち
何かの為に闘って
行き着く先は誰も知らない
ただ、今、それぞれ、
立ち上がるだけ
それぞれの宝物の為

158: fuzz [×]
2017-06-11 00:19:06

透明な風が
僕の喉から出る時に
僕は佇んだ
僕は、伺った
空気の流れを
目を閉じて感じて
両腕上げて
身体中で感じた

誤魔化した
水色の風
濁して済ました

159: fuzz [×]
2017-06-11 00:29:26

葉っぱを摘みに出掛けた
カゴを持って

風がひゅうひゅう強く吹く
グレー色の暗い日だった

葉っぱはミントの葉っぱで
摘む毎に、景色が
ハッキリして見えた

不安な色の空の下
僕は見つめようとしてる

160: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 01:29:42

空高く飛んでいく
水色の鳥
黄金色のオアシス求めて
砂漠の空を横切る
砂漠を越えて
海を越えて
どこまでも どこまでも
口にくわえたスミレの花
いつか会える君に
持っていく

161: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 05:52:32

枝にとまって
赤い実をついばむ
僕の水色の小鳥
頬に入った黒いライン

失うことを恐れて
震える時
ヘッドフォンはめて
一人で電車で出掛けよう

海を越えて飛んでいく
南の国
オレンジの里
指先で、リズム取りながら

だんだん、近づいてゆく
窓の外
通りすぎる山

電車が起こす
次の季節の風
前髪をなぶる
BGMに乗って
目を閉じて微笑んで
感じよう

162: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 06:40:21

古い書棚の書物
埃かぶって眠る
埃はたいて開く
広がる めくるめく物語

青い傘さして
レインコートと長靴
君の橙の日常

小栗鼠の元にお戻り
レインコートと長靴
おろしたての黄色い箱

皆が呼んでる
君を呼んでる
君を愛してる皆が

レインコートと長靴
小栗鼠の元にお戻り
水たまりに映る
空は、君の未来

163: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 08:16:31

ラジオつけて
踊り出す音楽
オレンジや黄色の
フワフワ踊るスカート

青い空がとても深いから
泣き出す時にくもり雲

TVの中ゆらり妖精
オレンジや黄色の
フワフワドレス
白い百合の髪飾り
青い空にとても映えてる

君と行ったあの喫茶店
あそこの近くのよく行った店
確かな記憶
紡いでいった
コーヒー飲んで
思い出にひたろう

クークー クークー
鳥が鳴いている
不思議な声の
鳥が鳴いている
クークー クークー…

164: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 08:53:23

little by little
小鳥が巣を少しずつ
作っていってる
little by little
小栗鼠が木の実に
少しずつ近付いてる

君と僕のペースで
それぞれ、の空の下
ダンスを踊るように
人差し指触れ合った
君と僕のダンス

樫の木の下で
ギターを弾いて歌うから
君は、ゆっくり待っていて
青空、雲が晴れるのを

165: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 10:19:10

殻が破れた時に
バラバラと
破片はがれ落ちた

新しいその姿
見慣れない
雄々しき勇姿

ペリカンの姿で
僕は走る
君に愛を届ける為
鍵を捨てる

お山のてっぺんまで
駆け登っても
君はいない

ただ大きな月が
夜毎に小さな僕を
照らすだけ

ラララ ルルル
鍵の歌 歌う
吟遊詩人
遠い昔 井戸に捨てた

166: 雨霰 [×]
ID:53261c109 2017-06-13 19:44:20

僕の空には槍が降り
雹が降り
雪が降る

心震える
ガム噛んで
ちょっとずつ
歩いていこう

雹や 雪は
僕の地面から染み出して
きっと温かい思い
コーヒーカップに湯気をたてる

今はそこから
動かずに
窓の外
くもりの日
眺めていよう
何も考えず
コーヒーカップの湯気だけが
ふわふわ昇って消えてゆく
その後、僕は夢の中

水におぼれて もがく人
休みたいから
ゆっくりと

167: fuzz [×]
ID:53261c109 2017-06-21 01:24:50

地平の彼方から
向かってくる夕日
鳥達の飛んでゆく先、シルエット
「愛してる、愛してる」
いつも、宇宙の後ろでは、呟いてる
生まれる前から、きっと、呟いてた
指揮者が、魔法をかけるから
僕らは、香水をまとったように
どこまでも どこまでも
向かってゆく幌馬車
青い空の向こうに、きっと、
どこまでも、道が続いてる

168: 匿名 [×]
2017-06-22 05:45:31

君の眠っている白い壁
教会の塔の大きな鐘
天使達よ包んで
あの人の夢を
瞼の裏で芳しいお花畑

169: 匿名 [×]
2017-06-22 06:26:26

青空の下
どこまでも続くオレンジ畑
柵沿いに走るカウボーイ

170: 匿名 [×]
2017-06-22 11:58:45

紅い海を渡るサーフィン
りんご、花びら、サクランボ
リアルに青い波しぶき
顔にかかるのしょっぱい海水

オレンジの太陽 照らされて
黄土色の砂浜でひなたぼっこ
手を伸ばせば、君に当たる
空は、深く深くどこまでも青く

ずっと、きっと続けてくサーフィン
美しく甘い紅色の海水
オレンジの太陽とレモン色の光
水しぶき 顔に当たれば しょっぱい

171: 匿名 [×]
2017-06-23 00:02:40

炭酸水のソーダを眺めてた
泡が上に昇っていくのを、眺めてた
ただ、眺めてただけだった
飲み干す時が来るなんて
飲む時、全て、飲み干さなきゃいけないの

炭酸の泡が、喉にパチパチはねて
正直、炭酸は、苦手なの
でも、そんなこと 言ってられないのか

君が、僕のガラスのコップ
炭酸のソーダを注いだ時
美味しそうだなと嬉しくて
好きなように飲もうと思った

炭酸ソーダは非嗜好品
真剣勝負の弱肉強食
甘い夢など見る隙は無い
解ったら、飲み干せ
今すぐが無理でも
いつか必ず できるだけ早く
飲み干す道を、探していけ

172: 匿名 [×]
2017-06-29 12:18:28

青い空に
落ちてゆく
ありがとうと
何回も呟いた
今日はとても静かな
曇りの日

173: 匿名 [×]
2017-06-29 14:35:54

旅立つ道に
花びらが舞って
僕を応援する
僕を激励する
「負けるなよ」
「振り向くな」
僕は頷いて
まっすぐに前を向いて

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